様式第1号(第10条関係) 業務実績報告書 提出日2016年1月20日 1.職名・氏名 講師・杉本 亮 2.学位 学位 2008 年 5 月 博士(農学)、専門分野 海洋生物地球化学、授与機関 京都大学、授与年月 3.教育活動 (1)講義・演習・実験・実習 ①担当科目名(単位数) 主たる配当年次等 生物学実験(1単位 毎年開講) 2年生 ②内容・ねらい(自由記述) ウニの発生の観察を行い、多細胞生物の発生の仕組みを理解する。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫(自由記述) ウニの発生観察により、動物の姿が生活史において多様であること、また合成洗剤を利用し、 人間活動が生物の発生に大きな影響を及ぼしうることを実感してもらうように心掛けた。 ①担当科目名(単位数) 主たる配当年次等 山川里海連関学(2 単位 毎年開講) 2年生 ②内容・ねらい 山川里海はすべて繋がっており、海の生態系や生産構造は陸域、河川、海洋の諸環境の影響を 受けている。本講義では山川里海のつながりやその重要性について、海洋物理学的、生物地球化 学的、生物学的、および人間生活の影響の側面から考えるスキルを養う。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 山川里海を巡る生元素の動態の基礎についての詳細な解説を行った上で、それらが今日の地球 環境問題とどのように関係しているのかを多くの実例を交えながら詳細に解説した.また、各授 業での重要項目については、レポート課題に取り上げ、復習を促した。 ①担当科目名(単位数) 主たる配当年次等 科学英語Ⅰ(2 単位 毎年開講) 3 年生 ②内容・ねらい 海洋生物資源に関連した英語の文章を読み、理解する能力を身につけることを目的とする。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 環境科学に関わる様々なテーマの英文を輪読することで、科学英語の特性を理解するだけでな く、今後の卒論テーマ選択にも生かせるような題材提供を試みた. ①担当科目名(単位数)主たる配当年次等 保全生態学実習(1 単位 毎年開講)3 年生 ②内容・ねらい 若狭地域における水環境、水生生物の分布および外来生物の侵入状況を調査し、人間活動が生 態系に及ぼす影響を考察する。水環境の評価方法を分担で担当した。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 現場での水質計測・サンプリングから実験室での化学分析までの一連の流れを体感してもらう とともに、得られた科学データの論理的解釈・表現方法を習得できるように心掛けた。 ①担当科目名(単位数) 主たる配当年次等 科学英語Ⅱ(2 単位 毎年開講) 3 年生 ②内容・ねらい 研究室に仮分属した 3 年生を対象とし、専門分野に関連した英語の文章を読み、理解する能力 を身につけることを目的とする。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 卒業論文に身近なテーマを題材に、基本的な英文構造を理解させた上で、英語を英語として理 解できるように心がけた。講義後には、本文の要約を提出させることで、理解を深めさせている。 ①担当科目名(単位数) 主たる配当年次等 専攻演習(2 単位 毎年開講) 4 年生 ②内容・ねらい 卒業論文に関連する英文で書かれた科学論文の読解法を習得すること、および口頭発表技術を 習得することを目的としている。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 各自の卒論研究で行っている研究と関連する論文を選び、パワーポイントにより発表させる。 プレゼン能力と論文理解能力を身につけさせるように心がけている。 ①担当科目名(単位数) 主たる配当年次等 卒業論文(8 単位 毎年開講) 4 年生 ②内容・ねらい 各自の研究テーマに沿って、指導教官の下に実験や調査を進める。その結果得られたデータを 集積し、論文を作成して発表する。目的の理解、それに沿った実践、論議、発表などを通じて研 究成果を総合的にまとめて人に伝える主体的能力の向上を目指す。 ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 学生が主体的に結果を導き出せるように、現地調査・化学分析で得られた科学データを解析す るためのスキルを丁寧に指導している。その上で、科学データの論理的解釈・表現方法を習得で きるように心がけている。 (2)非常勤講師担当科目 ①担当科目名(単位数) 開講学校名 ②内容・ねらい (自由記述) ③講義・演習・実験・実習運営上の工夫 (自由記述) ④本学における業務との関連性 (自由記述) (3)その他の教育活動 内容 4.研究業績 (1)研究業績の公表 ① 論文 (タイトル、共著者の有無(共著の場合は主たる担当箇所について) 、掲載雑誌名 (号数)、掲 載(受理)年月日) --査読付き原著論文-1. 佐藤専寿, 杉本亮, 富永修 (2013) 安定同位体比および C/N 比から評価した小浜湾におけ る堆積有機物の起源. 水産海洋研究 77, 1-9.[データ解析の補助、執筆指導] 2. 杉本亮, 笠井亮秀, 佐藤専寿, 富永修 (2013) 安定同位体比を利用した河口・沿岸域にお ける懸濁態有機物の挙動と物質循環解析. 沿岸海洋研究 51, 19-28. [責任著者] 3. Sugimoto R, Sato T, Yoshida T, Tominaga O (2014) Using stable nitrogen isotopes to evaluate the relative importance of external and internal nitrogen loadings on phytoplankton production in a shallow eutrophic lake (Lake Mikata, Japan). Limnology and Oceanography 59, 37-47. [責任著者] 4. 杉本亮, 本田尚美, 鈴木智代, 落合伸也, 谷口真人, 長尾誠也 (2014) 夏季の七尾湾西湾 における栄養塩環境に地下水流出が及ぼす影響. 水産海洋研究 78, 114-119. [責任著者] 5. Sugimoto R, Honda H, Kobayashi S, Takao Y, Tahara D, Tominaga O, Taniguchi M (2016) Seasonal changes in submarine groundwater discharge and associated nutrient transport into tideless semi-enclosed embayment (Obama Bay, Japan). Estuaries and Coasts 39, 13-26. [責任著者] 6. Utsunomiya T, Hata M, Sugimoto R, Honda H, Kobayashi S, Miyata Y, Yamada M, Tominaga O, Shoji J, Taniguchi M (2016) Higher species richness and abundance of fish and benthic invertebrates around submarine groundwater seepage in Obama Bay, Japan. Journal of Hydrology: Regional Studies, doi:10.1016/j.ejrh.2015.11.012. [研究の共 同立案、化学分析を担当] 7. Sugimoto R, Tsuboi T (2016) Seasonal and annual fluxes of atmospheric nitrogen deposition and riverine nitrogen export in two adjacent contrasting rivers in central Japan facing the Sea of Japan. Journal of Hydrology: Regional Studies, doi:10.1016/j.ejrh.2015.11.019. [責任著者] 8. Hata M, Sugimoto R, Hori M, Tomiyama T, Shoji J (2016) Occurrence, distribution and feeding habits of juvenile marbled sole Pleuronectes yokohamae around an area with submarine groundwater seepage on a tidal mud flat in southwestern Japan. Journal of Sea Research, doi:10.1016/j.seares.2016.01.009 [地下水湧出環境の調査・解析を担当] 9. Sugimoto R, Kasai A (2016) Key biogeochemical processes evaluated by the stable nitrogen isotopes of dissolved inorganic nitrogen in the Yodo River estuary, Japan: Significance of estuarine nutrient recycling as a possible source for coastal production. Biogeochemistry, doi:10.1007/s10533-016-0190-z. [責任著者] 10. 山田誠,小路淳,寺本瞬,大沢信二,三島壮智,杉本亮,本田尚美,谷口真人 (2016) 夏 季の大分県日出町沿岸部におけるドローンを用いた海底湧水の探索.水文科学会誌. (採録 決定済み) [湧水環境調査] --査読付きプロシーディングス-1. Sugimoto R, Kasai A (2013) Nitrogen dynamics in the Yodo River estuary, Japan. Proceedings of the Global Congress on ICM: Lessons Learned to Address New Challenges, EMECS 10 -MEDCOAST 2013 Joint Conference, 777-784. [責任著者] 2. Honda H, Sugimoto R, Kobayashi S, Takao Y, Tahara D, Tominaga O, Taniguchi M (2013) Submarine groundwater discharge in Obama Bay, Japan. Proceedings of the Global Congress on ICM: Lessons Learned to Address New Challenges, EMECS 10 -MEDCOAST 2013 Joint Conference, 1169-1176. [研究立案、執筆指導] ② 著書 (タイトル、共著者の有無(共著の場合は主たる担当箇所または担当ページ)、出版年、出版社 名) 1. 杉本亮 (2014) 福井県立大学ようこそ県大研究室 Vol.3. 海を豊かにする地下水について, 95-101. ③ 学会報告等 (タイトル、報告学会(大会)名(開催年月日) 、共同報告者の有無(共同報告の場合は主たる 担当箇所) ) --2013 年度-1. Sugimoto R, Kasai A: Nitrogen dynamics in the Yodo River estuary, Japan. EMECS 10. 2013/10/30-11/3. Turkey. [研究計画の立案・データ解析] 2. Honda H, Sugimoto R, Kobayashi S, Takao Y, Tahara D, Tominaga O, Taniguchi M: Submarine groundwater discharge in Obama Bay, Japan. EMECS 10. 2013 年 10 月. Turkey. [研究 立案] 3. 本田尚美, 杉本亮, 小林志保, 田原大輔, 富永修, 谷口真人: 地下水流出が小浜湾の基礎 生産に及ぼす影響. 水産海洋学会地域研究集会 第 3 回日本海研究集会「日本海の水産資源 と環境・地域社会を考えるシンポジウム~見える水・見えない水を通した陸域と海域のつ ながり~」. 2013 年 11 月. 小浜市. [研究計画の立案] 4. 小林志保, 富永修, 田原大輔, 杉本亮, 本田尚美, 宮田洋実, 谷口真人. 浅海域の生物生 産への海底湧水の寄与. 水産海洋学会地域研究集会 第 3 回日本海研究集会「日本海の水産 資源と環境・地域社会を考えるシンポジウム~見える水・見えない水を通した陸域と海域 のつながり~」. 2013 年 11 月. 小浜市. [フィールド調査の実施・化学分析] 5. 杉本亮, 本田尚美, 小野昌彦, 宮田洋実, 小林志保, 谷口真人: 222Rn を用いた大槌湾の海 底湧水環境評価. 2013 年度水産海洋学会. 2013 年 11 月. 京都市. [研究計画の立案・デー タ解析] 6. 宮田洋実, 小林志保, 杉本亮, 本田尚美, 富永修, 田原大輔, 谷口真人: 小浜湾浅海域に おける海底地下水の湧出と生物化学環境の季節変化. 2013 年度水産海洋学会. 2013 年 11 月. 京都市. [フィールド調査の実施・化学分析] 7. Onishi T, Sugimoto R, Somura H, Yoshino J, Hiramatsu K, Yoshiyama K: How climate change and land-use change would influence on nutrient loading to Ise Bay from its catchments. Integrated ecosystem management from Hill to Ocean. 2013 年 11 月. Kyoto. [化学分析・伊勢湾モデルの作成] 8. Yang Y, Onishi T, Hiramatsu K, Sugimoto R: Relationship of topographic index and ecological index to river dissolved organic carbon flux. Integrated ecosystem management from Hill to Ocean. 2013 年 11 月. Kyoto. [フィールド調査・化学分析] 9. Tsuboi T, Sugimoto R: Temporal and spatial changes of nitrate sources in two contrasting rivers in Japan. Integrated ecosystem management from Hill to Ocean. 2013 年 11 月. Kyoto. [研究計画の立案] 10. Taniguchi M, Shoji J, Sugimoto R, Yamada M, Ono M. Submarine groundwater discharge as security in the coastal zone. 2014 Ocean Science Meeting. 2014 年 2 月. Hawai. [フ ィールド調査・化学分析] 11. Shoji J, Sugimoto R, Tominaga O, Kobayashi S. Possible effects of submarine groundwater on biodiversity and fishery production in estuarine and coastal habitats. Nexus 2014: Water, Climate, Food and Energy Conference, North Carolina. 2014 年 2 月. [フィールド調査・化学分析] 12. 富永修, 杉本亮, 草野充, 吉田丈人. 安定同位体比分析で水産資源の栄養起源を探る. 2014 年度日本水産学会春季大会ミニシンポジウム「微量元素・同位体を指標とした沿岸域の物 質動態研究の現状と展望」. 2014 年 3 月. [化学分析・データ解析] --2014 年度-13. 杉本亮, 笠井亮秀: 安定同位体比を利用した淀川河口域の窒素の動態解析. 日本地球惑星 科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [研究計画の立案・データ解析] 14. 杉本亮, 大河内允基, 本田尚美, 小路淳, 大沢信二, 谷口真人: 沿岸域における海底湧水 と一次生産過程の同時モニタリング手法の開発. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [研究計画の立案] 15. 本田尚美, 杉本亮, 小野昌彦, 小林志保, 富永修, 大沢信二, 谷口真人: 222Rn を用いた沿 岸海底湧水調査: 別府湾・大槌湾・小浜湾をモデルフィールドに. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [研究計画の立案] 16. 本田尚美, 杉本亮, 小林志保, 田原大輔, 富永修, 谷口真人: 222Rn を用いた小浜湾におけ る海底地下水流出量の定量評価. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜 市. [研究計画の立案] 17. 小路淳, 杉本亮, 富永修, 小林志保, 山田誠, 谷口真人: 海底湧水が沿岸生態系の生物多 様性,水産資源に与える影響. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [フィールド調査・化学分析] 18. 山田誠, 杉本亮, 大河内允基, 本田尚美, 小林志保, 阿部豊, 谷口真人: 沿岸域海底下の 地下水の水と溶存炭酸の安定同位体比. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [研究計画の立案・フィールド調査・化学分析] 19. 小林志保, 杉本亮, 本田尚美, 宮田洋実, 富永修, 田原大輔, 谷口真人: 海底湧水が沿岸 海域の生物化学的環境に及ぼす影響. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横 浜市. [フィールド調査・化学分析] 20. 大西健夫, 杉本亮, 青木一弘, 宗村広昭, 吉野純, 平松研: 伊勢湾流域圏の水系総合モデ ルの構築.日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [伊勢湾モデルの作 成・化学分析] 21. 佐藤専寿, 杉本亮, 横山芳博, 富永修: 河口域生態系における海洋底生多毛類による陸起 源有機物の利用. 日本地球惑星科学連合 2014 年大会. 2014 年 4 月. 横浜市. [データ解析 の補助] 22. Sugimoto R, Honda H, Kobayashi S, Tahara D, Tominaga O, Taniguchi M: Temporal variation in submarine groundwater discharge and associated nutrient transport into Obama Bay, Japan. The 15th International Symposium on the Efficient Application and Preservation of Marine Biological Resources. 2014 年 5 月. Yeosu, Korea. [研究の立 案] 23. Endo A, Ishii A, Sugimoto R, Honda H, Taniguchi M: An Integrated Map to Coordinate Coastal, Water & Fisheries Policies in Japan: Visualizing a Water & Food Nexus International Conference “Sustainability in the Water-Energy-Food Nexus. 2014 年 5 月. Bonn, Germany. [フィールド調査] 24. 杉本亮: 若狭流域の水循環と地下水保全の重要性. 雨水ネットワーク会議全国大会 2014. 福井市. 2014 年 8 月. 25. 宇都宮達也, 本田尚美, 杉本亮, 富永修, 谷口真人, 塩山恭平, 小路淳: 海底湧水の噴出 域周辺における魚類相調査: 水中カメラによる評価方法の検討. 2014 年日本水産学会秋季 大会. 2014 年 9 月. 福岡市. [フィールド調査・化学分析] 26. 本田尚美, 杉本亮, 小林志保, 田原大輔, 富永修, 谷口真人: 222Rn 収支解析から評価した 小浜湾の海底地下水流出量. 2014 年日本海洋学会秋季大会. 2014 年 9 月. 長崎市. [研究 の立案] 27. Hata M, Tomiyama T, Sugimoto R, Hori M, Shoji J: Dependence of juvenile flatfish on organic matter of terrestrial origin: possible contribution through submarine groundwater. The 9th International Flatfish Symposium. 2014 年 11 月. Washington, USA. [フィールド調査・化学分析] 28. 杉本亮, 西沙織, 谷口真人, 富永修: 小浜湾浅海域における一次生産速度に地下水流出が 及ぼす影響. 2014 年度水産海洋学会. 2014 年 11 月. [研究の共同立案・フィールド調査] 29. Honda H, Sugimoto R, Shoji J, Tominaga O, Kobayashi S, Taniguchi M: Relationship between a Distribution of Submarine Groundwater Discharge and a Local-scale Coastal Geology and Topography in Northern Japan. 2014 American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting. 2014 年 12 月. California, USA. [研究の共同立案・フィールド調査] 30. Sugimoto R, Nishi S, Taniguchi M, Tominaga O: Influence of groundwater discharge on primary productivity in the semi-enclosed bay in Japan. 2014 American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting. 2014 年 12 月. California, USA. [研究の共同立案・フィー ルド調査] 31. Shoji J, Sugimoto R, Honda H, Tominaga O, Kobayashi S, Taniguchi M: Contribution of submarine groundwater on the water-food nexus in coastal ecosystems: effects on biodiversity and fishery production. 2014 American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting. 2014 年 12 月. California, USA. [研究の共同立案・フィールド調査] --2015 年度-32. Taniguchi M, Honda H, Ono M, Hosono T, Umezawa Y, Sugimoto R, Yamada M: Multivariable analyses of driving factors of submarine groundwater discharge based on Radon-222 concentrations of the coastal water in Japan. The International Conference on Methods and Applications of Radioanalytical Chemistry (MARC). 2015 年 4 月. Hawai.[フィー ルド調査・解析補助] 33. Honda H, Taniguchi M, Ono M, Hosono T, Umezawa Y, Sugimoto R, Yamada M: Relationship between radon-222 concentrations in coastal water and environmental conditions in Japan. The International Conference on Methods and Applications of Radioanalytical Chemistry (MARC). 2015 年 4 月. Hawai. [フィールド調査・解析補助] 34. 富永修, 堀部七海, 西沙織, 杉本亮, 山田誠, 小路淳, 本田尚美, 小林志保, 谷口真人: 海 底湧水環境の代替指標としての貝殻中δ13C 値の有効性評価. 日本地球惑星科学連合 2015 年 大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [フィールド調査・化学分析] 35. 谷口真人, 本田尚美, 小野昌彦, 細野高啓, 梅澤有, 杉本亮, 山田誠: ラドンを用いた日 本の沿岸海底地下水湧出の解析. 日本地球惑星科学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉 市. [フィールド調査・解析補助] 36. 小林志保, 宮田洋実, 杉本亮, 本田尚美, 山田誠, 富永修, 田原大輔, 小路淳, 谷口真人: 小集水域からの地下水流出が海岸部の基礎生産に及ぼす影響: 小浜湾東岸域の事例. 日本 地球惑星科学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [フィールド調査・解析補助] 37. 山田誠, 杉本亮, 小路淳, 本田尚美, 小林志保, 富永修, 谷口真人: 水の安定同位体から 見た福井県小浜市若狭地域における陸域と海域の地下水のつながり. 日本地球惑星科学連 合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [研究の共同立案・フィールド調査] 38. 本田尚美, 谷口真人, 小野昌彦, 細野高啓, 梅澤有, 杉本亮, 山田誠: 日本沿岸域におけ るラドン濃度の地域的差異に関わる環境要因の検討. 日本地球惑星科学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [フィールド調査・解析補助] 39. 本田尚美, 大沢信二, 杉本亮, 辺笛, 三島壮智, 山田誠, 小路淳, 谷口真人: 大分県日出 町の海底湧水と周辺海水の栄養塩環境. 日本地球惑星科学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [フィールド調査・解析補助] 40. 杉本亮, 根岸晃芸, 浅井和由, 宮下雄次, 田原大輔: 日本海側の流域圏で進行する越境汚 染ストレス: 硝酸の三酸素同位体組成を用いた大気沈着窒素の影響評価. 日本地球惑星科 学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [研究の立案] 41. 杉本亮, 大宮健司, 山田誠, 谷口真人: 小浜湾浅海域における塩水性地下水の湧出量およ び栄養塩輸送量の季節変化. 日本地球惑星科学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [研 究の立案] 42. 小路淳, 杉本亮, 富永修, 小林志保, 山田誠, 谷口真人: 海底湧水が動物群集に与える影 響:魚類群集構造に注目して. 日本地球惑星科学連合 2015 年大会. 2015 年 5 月. 千葉市. [研 究の共同立案・フィールド調査] 43. Shoji J, Hata M, Sugimoto R: Contribution of submarine groundwater to food web in coastal ecosystems: feeding habits of flatfish juveniles in the Seto Inland Sea, Japan. ECSA 55 Unbounded boundaries and shifting baselines: Estuaries and coastal seas in a rapidly changing world, 2015 年 9 月, London, UK.[フィールド調査・化学分 析] 44. 杉本亮: 小浜湾における地下水と沿岸水産資源の連環過程: 地下水の量と質が及ぼす潜在 的影響. 環境科学会シンポジウム「水・エネルギー・食料連環問題の解決に向けたトラン スディシプリナリ―的アプローチ: 福井県小浜市におけるケーススタディ」. 2015 年 9 月. 大阪市. (※招待講演) 45. 秦正樹, 宇都宮達也, 堀正和, 杉本亮, 冨山毅, 小路淳: 海底湧水が魚類群集, 生産に与 える影響: 地球温暖化のもとでオアシスとなりえるか? 2015 年度水産海洋学会研究発表 大会 2015 年 10 月. 釧路市. [フィールド調査・化学分析] 46. 宇都宮達也, 本田尚美, 山田誠, 杉本亮, 富永修, 小林志保, 谷口真人, 小路淳: 海底湧 水が魚類群集に与える影響: 2015 年の山形県遊佐町における調査結果から. 2015 年度日本 水産学会秋季大会. 2015 年 9 月. [フィールド調査・化学分析] 47. 秦正樹, 田中拓希, 宇都宮達也, 杉本亮, 冨山毅, 小路淳: 広島県竹原市賀茂川河口周辺 域における異体類稚魚の食性の違い. 2015 年度日本水産学会秋季大会. 2015 年 9 月. [フ ィールド調査・化学分析] 48. 富永修, 西沙織, 杉本亮, 小林志保, 小路淳, 本田尚美, 山田誠, 谷口真人: 福井県小浜 湾におけるアサリの成長速度に及ぼす地下水湧出の効果. 2015 年度日本水産学会秋季大 会. 2015 年 9 月. [フィールド調査・化学分析] 49. 大沢信二, 杉本亮, 本田尚美, 三島壮智, 谷口真人: ラドン曳航観測による別府地熱地帯 沿岸域の海底温泉湧出の検出. 日本地熱学会平成 27 年学術講演会. 2015 年 10 月. 別府市. [研究の共同立案・フィールド調査] 50. 杉本亮: 小浜湾の海底湧水. 日本地下水学会 2015 年秋季講演会シンポジウム「人といきも のを育む地下水」. 2015 年 10 月. 大野市. (※招待講演) 51. Shoji J, Hata M, Hori M, Sugimoto R, Tomiyama T: Fish community structure and productivity around submarine groundwater seepage in coastal area: possible effects of global warming. The 16th Japanese-French Oceanography Symposium. 2015 年 11 月. Shiogama. [フィールド調査・化学分析] 52. 生田健吾, 小林志保, 山田誠, 本田尚美, 杉本亮, 富永修, 小路淳, 谷口真人: 山形県鳥 海山沿岸における海底湧水の定量化および物理化学環境への影響評価. 海洋理工学会平成 27 年度秋季大会. 2015 年 10 月. 京都市. [フィールド調査・化学分析] 53. 秦正樹, 宇都宮達也, 堀正和, 杉本亮, 冨山毅, 小路淳: 海底湧水が魚類の食性,成長に 与える影響~水温と栄養の複合効果の検討. 第 63 回日本生態学会. 2016 年 3 月. 仙台市. [フィールド調査・化学分析] 54. 宇都宮達也,本田尚美,杉本亮,富永修,小林志保,谷口真人,小路淳:海底湧水が噴出 する海域周辺における魚類―ヨコエビ類を中心とした食物網.2016 年度日本水産学会春季 大会. 2016 年 3 月. 東京. [フィールド調査・化学分析] 55. 秦正樹,宇都宮達也,小路淳,杉本亮,富永修,小林志保,本田尚美,山田誠,谷口真人: 海底湧水が魚類の種多様性,生産に与える影響:地球温暖化にともなう環境変化からの検 討.2016 年度日本水産学会春季大会. 2016 年 3 月. 東京. [フィールド調査・化学分析] 56. 杉本亮:ラドン,トロンによる海底湧水環境評価.2016 年度日本水産学会春季大会シンポ ジウム「地下水・湧水を介した陸―海のつながり:沿岸域における水産資源の持続的利用 と地域社会」 .2016 年 3 月. 東京. (※招待講演) ④ その他の公表実績 --報告書など-・ 富永修, 草野充, 佐藤専寿, 杉本亮 (2013) 三方湖の食物網を調べる FUKUI NATURE GUIDE ナチュラリスト 67, 6. ・ 杉本亮 (2013) 三方湖の富栄養化の現状を探る FUKUI NATURE GUIDE ナチュラリスト 67, 7. ・ Sugimoto R, Honda H, Kobayashi S, Takao Y, Tahara D, Tominaga O, Taniguchi M (2014) Temporal variation in submarine groundwater discharge and associated nutrient transport into Obama Bay, Japan. Proceedings of the 15th International Symposium on the Efficient Application and Preservation of Marine Biological Resources, 97-101 ・ 富永修, 杉本亮, 草野充, 吉田丈人 (2014) 安定同位体比分析で水産資源の栄養起源を探 る. 日本水産学会誌 80, 840. ・ 山田誠, 杉本亮, 小野昌彦, 小路淳 (2015) JpGU 2015 における 「陸海相互作用---沿岸 生態系に果たす水・物質循環の役割---」 セッション報告. 日本水文科学会誌 45,95. ・ 杉本亮 (2015) 小浜湾における地下水と沿岸水産資源の連環過程: 地下水の量と質が及ぼ す潜在的影響. 環境科学会誌 28, 31. --プレス対応-・ 平成 25 年度県立大学地域貢献研究推進事業に関するプレス向け成果発表 (2014 年 4 月)、 2014 年 5 月 13 日付けで福井新聞 3 面に掲載 (2)学会活動等 学会でのコメンテーター、司会活動 (担当報告名、担当学会(大会)名(開催年月日)) シンポジウム等のコンビーナー&座長 ・ 水産海洋学会地域研究集会: 第 3 回日本海研究集会 日本海の水産資源と環境・地域社会を 考えるシンポジウム. 2013 年 11 月. ・ 日本惑星地球科学連合 2014 年大会: 陸海相互作用− 沿岸生態系に果たす水・物質循環の 役割− . 2014 年 4 月. ・ 日本惑星地球科学連合 2015 年大会: 陸海相互作用− 沿岸生態系に果たす水・物質循環の 役割− . 2015 年 5 月. ・ 平成 28 年度日本水産学会春季大会シンポジウム: 「地下水・湧水を介した陸―海のつなが り:沿岸域における水産資源の持続的利用と地域社会」. 2016 年 3 月. 学会での役職など (学会名) 学会・分科会の開催運営 (担当学会(大会)名(開催年月日)、開催場所) ・ 2015 年度日本地下水学会秋季講演会 実行委員. 2015 年 10 月.大野市. 査読 2013 年度:沿岸海洋研究 1件,水産海洋研究 1件 2014 年度:Fisheries Sciences 1件,水産技術 2件 (3)研究会活動等 ①その他の研究活動参加 (参加研究会名、調査活動名(期間)) ・ Ryo Sugimoto : Primary Research Site: Obama/Fukui, JAPAN, Water-Food Nexus. International Workshop on RIHN Project: Human-Environmental Security in Asia-Pacific Ring of Fire: Water-Energy-Food Nexus (R-08-Init), Kickoff Meeting. 2013 年 7 月. ・ 杉本亮: 水-食料連環:小浜における海底湧水調査.総合地球環境学研究所 基幹研究(FR) プロジェクト「アジア環太平洋地域の人間環境安全保障―水・エネルギー・食料連環 (R-08-Init) 」第 1 回全体会議. 2013 年 11 月. 京都市. ・ 杉本亮: 水-食料連環:小浜における海底湧水調査. 総合地球環境学研究所 基幹研究(FR) プロジェクト「アジア環太平洋地域の人間環境安全保障―水・エネルギー・食料連環 (R-08-Init) 」第 2 回全体会議. 2014 年 11 月. 別府市. ・ Ryo Sugimoto: Study for groundwater discharge and its effect on marine biological production in Obama Bay, Japan. International Workshop on RIHN Project: Human-Environmental Security in Asia-Pacific Ring of Fire: Water-Energy-Food Nexus (R-08-Init), Research Meeting. 2014 年 12 月. 米国サンフランシスコ. ・ 杉本亮: 濁水流入時期の水質検査結果と課題.平成 26 年度「環境に優しい農法部会」お よび研修会.2014 年 11 月.若狭町. ・ 杉本亮: 水-食料連環:小浜における海底湧水調査. 総合地球環境学研究所 基幹研究(FR) プロジェクト「アジア環太平洋地域の人間環境安全保障―水・エネルギー・食料連環 (R-08-Init) 」第 3 回全体会議. 2015 年 11 月.大槌市. ②その活動による成果 (4)外部資金・競争的資金獲得実績 2013 年度 ・ 科学研究費補助金 挑戦的萌芽(継続), 110.0 万円, 研究分担者 ・ 科学研究費補助金 基盤研究 C(新規), 25.4 万円, 研究分担者 ・ 福井県立大学地域貢献研究推進事業(継続), 157.2 万円, 研究代表者 ・ 福井県立大学地域貢献研究推進事業(新規), 134.4 万円, 研究代表者 ・ 大学連携リーグ補助金(継続), 270.0 万円, 研究分担者 2014 年度 ・ 科学研究費補助金 基盤研究 C(継続), 25.4 万円, 研究分担者 ・ 科学研究費補助金 基盤研究 B(新規), 60.0 万円, 研究分担者 ・ 福井県立大学地域貢献研究推進事業(継続), 136.0 万円, 研究代表者 ・ 大学連携リーグ補助金(継続), 300.0 万円, 研究分担者 ・ 学長裁量枠研究費 B, 62.4 万円, 研究代表者 2015 年度 ・ 科学研究費補助金 基盤研究 C(継続), 25.4 万円, 研究分担者 ・ 科学研究費補助金 基盤研究 B(継続), 30.0 万円, 研究分担者 ・ 金沢大学環日本海域環境研究センター全国共同利用研究(新規), 30.0 万円, 研究代表者 ・ 平成 27 年度ニッセイ財団 環境問題研究助成(新規), 130.0 万円, 研究代表者 ・ 福井県立大学地域貢献研究推進事業(新規), 190.0 万円, 研究代表者 ・ 教員研究費枠 D(新規), 73.6 万円, 研究代表者 (5)特許出願 5.地域・社会貢献 (1)学外団体 ①国・地方公共団体等の委員会・審議会 (それぞれの名称、業務内容、担当期間) ・ 三方五湖自然再生協議会 委員 (同農法部会 副部会長).協議会への出席、農法部会への出 席、代掻き濁水調査.2011 年度~現在. ・ 小浜市 海のまちづくり未来会議 委員.市民参加型調査の実施、サイエンス民宿の実施. 2015 年度. ②国・地方公共団体等の調査受託等 (それぞれの名称、業務内容、活動期間) ・ 文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向研究センター 専門調査員.科学技術の動向に 対するインターネットアンケートの対応.2015 年度. ③(公益性の強い)NPO・NGO 法人への参加 (それぞれの名称と活動内容、活動期間) ④(兼業規程で業務と見なされる範囲内での)企業等での活動 (企業名、活動内容、活動期間) ⑤大学間あるいは大学と他の公共性の強い団体との共催事業等 (事業名称及び主催・共催者名、活動内容、活動期間) 金沢大学環日本海研究センター共同研究員.越境汚染に関する共同研究の実施.2015 年度. ⑥その他 (名称、活動場所、活動期間) ・ 大学連携リーグ講座 里地里山里海の生きもの学 II 第3回:生き物を育む元素の動きと水 環境~若狭の山・川・里・海を例に~. 2014 年 7 月. 福井市. ・ 福井県県農業系高校教員研修 講師.2014 年 8 月. ・ 産学官連携事業.パンフレットのイラスト制作.2015 年 2 月. ⑦高大連携(開放講義等に関する連絡協議会が主催する講義、および高校が主催する活動) ・ 小浜水産高校インターンシップ 講師 (2013 年 5 月, 2014 年 5 月) ・ 岐阜県立恵那高校スーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)事業「ウニの発生観察」講師 (2013 年 7 月, 2014 年 7 月) ・ 若狭高校インターンシップ 講師 (2014 年 10 月) (2)大学が主体となっている地域貢献活動等 ①公開講座・オープンカレッジの開講 (タイトル名、開催場所、開催日時) ・ 第 2 回地下水市民講座 小浜の地下水~水循環・水資源・水環境を考える~ (2013 年前期) ・ 森と川と海のつながり 2013~県大生が調査した若狭の森、南川、小浜湾のつながり~ (2013 年前期) ・ 森と川と海のつながり 2014 県大生が調査した若狭の森、南川、小浜湾のつながり (2014 年前期) ・ 第 3 回地下水市民講座 小浜市自噴高一斉調査~掘り抜き井戸から地下水の現状を明らかに 使用!~ (2014 年後期) ②社会人・高校生向けの講座 ・ 高校訪問 入試説明会,福井市(2015 年 7 月) ③その他 ・ 県内高等学校を対象とした教育・研究活動紹介の巡回展示用ポスターの制作 (2013 年度, 2014 年度) ・ 県民福井の取材対応:日本海の温暖化に関するコメント提供(2014 年 7 月 25 日掲載) ・ NHK 福井の取材対応: 「若狭湾~神秘の海の秘密」への海底湧水に関するコメント・資料の 提供(2014 年 10 月 11 日放送) ・ 子供向け教材 DVD「海がつなぐフクイ・人がつなぐミライ」(福井テレビ開発)の制作協力 (2015 年 8 月) (3)その他(個人の資格で参加している社会活動等) (活動内容、主たる活動場所、活動期間) 6.大学の管理・運営 (1)役職(副学長、部局長、学科長) (職名、期間) (2)委員会・チーム活動 (名称、期間) 全学委員 ・ 海洋生物資源臨海研究センター運営会議(2013 年度-現在) ・ 保健管理センター運営会議(2015 年度-現在) 学科内委員 ・ アドバイザー(2009 年度-現在) ・ 学部情報関連委員会 FPU・学部 HP 担当(2009 年度-現在) ・ 臨海センター運営連絡会議(2009 年度-現在) ・ 教務委員会 教育 GP 対応担当(2011 年度-現在) ・ 教務委員会 実験実習卒論担当(2013 年度-現在) ・ COC、高大連携、地域連携対応 WG(2013 年度-2014 年度) ・ 入試委員会 入試企画担当(2015 年度-現在) ・ JABEE 委員会(2015 年度-現在) ・ 教育環境改善委員会(2015 年度-現在) (3)学内行事への参加 (行事名、参加日時) ・ オープンキャンパス 臨海センター対応 (2015 年 8 月) (4)その他、自発的活動など (活動名、活動内容、活動期間)
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