U-11 活動報告 センアーノ神戸 神鍋サッカーフェスティバル U11(2015年7月19日・20日/兵庫県豊岡市神鍋高原) U-11チームにとって今年2度目の遠征は、兵庫県豊岡市・神鍋高原で開催された『センアーノ神戸 神鍋サッカーフェスティバルU11』。 兵庫県を中心に大阪、京都、岡山から、18チームが集う2日間の大会です。 今回の遠征の狙いは、前回の遠征からの2カ 月間でどれだけ成長できたかの確認と、翌週の リーグ戦をどう戦うかのテストです。他府県のチー ムのレベルがどれぐらいか、そのなかで自分たち がどれだけ通用するのかを見るのも楽しみな大会 です。 1日目 いつものように試合前の記念撮影。まだ試合モードのスイッチが入っていない笑顔です。 時間がないのを分かっているのかマイペースで着替えています。 到着後の捕食のバナナは1試合目のあとで食べることに。 試合終了後は、大急ぎで着がえと片付けをす まし、マスつかみ会場へ移動。こういうレクリエー ションも、遠征ならではのもの。冷たい川の水で 身体も気持ちもクールダウンできました。こういう ときの切り替えはすごく速いんですが……。 焼いてもらったマスに黙々とかじりついています。 何匹捕まえてもいいのと張り切っていたが…… 初日の予選リーグは5チーム総当たりの12分 ハーフが4試合です。 移動の手違いにより選手の到着が大幅に遅 れ、試合開始20分前にようやく到着。車酔いで 調子の悪い選手が何人もいるなか、アップもほと んどなしで試合に入るが、動きは鈍く、ボールも 足につかずバタバタするだけの最悪の内容。気を 取り直しての2試合目以降も、試合ごとに少しず つ内容はよくなってはきたが、結局1得点10失点 の3連敗。 試合後のミーティングでの感想も「相手のプ レッシャーに焦ってしまった」 「リラックスできてい なかった」 「首が触れていなかった」といつも通り の答えが返ってくるだけ。 ほんとうに勝ちたいと思っているのか、負けて ばかりで悔しくないのか、わざわざ遠くまで来てこ の程度のプレーしかできなくて平気なのか、闘志 のないチームは試合する値打ちがないとの檄に、 選手たちは次はやってみせると気持ちを引き締め て4試合目にのぞみます。 まるで別のチームになったかのように人もボー ルも動くようになり、みんながボールに関わり、 積極的にチャレンジしてくれました。気持ちが入っ たなかでリラックスしていて、見ていてワクワクで きる楽しい試合でした。 最初からこれが出せていれば、けっこういい順 位でいけたかもと悔やまれます。しかし、試合を 重ねながら自分たちで修正していき、いい内容で 初日を締めくくることができて、ほっとひと安心と いったところでした。 今日は水温が低いので魚が元気でなかなか捕まえられない。 4試合目。ようやくいい形で得点。雰囲気も盛り上がってきました。 U-11 活動報告 神鍋サッカーフェスティバル U11(2015年7月19日・20日/兵庫県豊岡市神鍋高原) 試合前に前日のミーティングで話し合ったことを再確認。 起床の6時になってもこの状態。前回は4時ごろから起き出してい たようですが。 初日のようなことのないように、ブラ体から声を出していきます。 2試合目。いい入りができるかがカギ。 2日目 お世話になった宿のご主人にごあいさつ。 試合結果 ●予選リーグ Group A 4位 常磐野 0−5 センアーノ神戸 (神戸市) 常磐野 1−2 末広FC (宝塚市) 常磐野 0−3 ルシール (岡山県) 常磐野 3−1 佐用JFC (佐用郡) ●3位トーナメント 常磐野 0−4 福知山SSS (福知山市) 常磐野 2−1 南輝SSS (岡山県) ●TRM 常磐野 2−3 和田山ウイングス (朝来市) 失点しても最後まであきらめずに勝利を目指し て全力で闘うこと。前日の4試合目のいいイメー ジを思い出して、自分たちのやりたいサッカーを すること。今日1日の4チームのトーナメントの1番 を取りに行こうと話して大会2日目の試合にのぞ みます。 3位トーナメントとはいえ、初日のチームより強 いと思えるような相手ばかり。結果は初戦を落と して、敗者同士の試合で勝利。しかし、2試合と も闘志を感じるプレーや人とボールが連動したプ レーが随所に見られ、前日よりもずっとよくなりま した。 またしても結果は出ませんでしたが、サイドか らの仕掛け、二人、三人とボールに関わりシュー トまでいくこと、トレーニングでやってきたことが 徐々に形となって出始めたことは、今後に期待を 膨らませてくれました。2日間かけての大会を効 果的に使えたように思います。 今回も遠いところを多くの保護者の皆さんに 応援に来ていただきました。選手たちにとっては いちばんのパワーの源です。2日間にわたりサポー トしてくださった保護者の方々、大きな事故や怪 我もなく、無事に遠征を終えることができました。 心よりお礼申し上げます。 (写真・文:堀内) 梅雨明けして一気に夏本番。みんな、たっぷり水をかぶって冷や していたので、試合後は下着までお着替え。
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