ダイアトニックスケールとダイアトニックコード

ダイアトニックスケールとダイアトニックコード
調性音楽を自由自在に作曲・編曲するには、ダイアトニックという基本的な秩序に精通している必要が
あります。
どのようなキーにおいても、目的の音やコードが容易に見つけられるという、最も基礎的で最も重要な
スキルを、出来るだけ短時間で身に付けてもらうために、このエクセル・ブックを制作しました。
これらの表の答えを丸暗記する必要は全くありません。同時に、これらの表を完成させた後、表をカンニ
ングしながら音楽を制作してはなりません。大切なのは、力をつけるということなのです。
ひとつの表をコンプリートしたら答えを全て削除して、何度でもチャレンジして下さい。ゲーム感覚でも
構いません。大した時間をかけずに答えが導き出せるようになるまで、繰り返し行って下さい。
それぞれの生徒が、現在の勉強の度合いに応じて効率的にトレーニングできるよう、課題を細分化しま
した。このエクセル・ブックを十分に活用して、素晴らしいパフォーマンスを行うための”力”を身に付
け、自由自在に作曲・編曲するための準備を整えて頂けたら、作り手として最高に幸せです。
東京音楽教室講師 船橋識圭
目次
[ M-S ] : メジャー - スケール
各メジャーキーのスケール上の音名
[ M-C ] : メジャー - コード
各メジャーキーのスケール上のコード名(トライアド / セブンス)
[ min-S ] : マイナー - スケール
各マイナーキーの3種のスケール上の音名
[ min-C (T) ] : マイナー - コード (トライアド)
各マイナーキーの3種のスケール上のコード名(トライアド)
[ min-C (7) ] : マイナー - コード (セブンス)
各マイナーキーの3種のスケール上のコード名(セブンス)
(※以上が基本となるダイアトニカルなスケールとコード。以下は応用的なスケール)
[ MODE-1 ] : モード・スケール 1
メジャースケールから得られるモード・スケール
[ MODE-2 ] : モードスケール 2
メロディック・マイナー・スケールから得られるモード・スケール
[ Other ] : その他
その他のよく用いられるスケール
使い方
各表の空白欄に音名(英語名)、またはコードネームを入れていきます。答えが正解の場合はセルがブ
ルーに、答えが不正解の場合はセルが赤く塗りつぶされます。
[ 記入する文字 ]
・全て半角の英 / 数 / 記号で記入すること
・フラットはアルファベット"B"の小文字"b"を使う
・シャープは[shift]+[3]の"#"を使う
・ダブルシャープはアルファベット"X"の小文字"x"を使う