平成26年度 第1回日本獣医寄生虫学会評議員会・総会 議事録 日時:平成 26 年 9 月 11 日(木)11:00〜12:00 場所:北海道大学 高等教育推進機構 N2 講義室 報告事項: 1.庶務関係について(庶務担当理事 河津) 1)平成25年第 2 回理事会議事録 メール理事会議事録、平成25年第 2 回総会議事録につ いて報告があった。総会議事録についてはホームページに掲載予定である。 2)平成25−26年度(2013 年 7 月 1 日~2014 年 7 月 31 日)会計報告、収支決算についての 報告と説明があり、会計幹事松本安喜先生(東京大学)による監査報告があった。 3)平成25年9月1日~平成26年8月20日までの会員動向について説明があった。ここ 数年間の会員数は 180 名前後である。 2. 日本獣医学会関連事項 1)日本獣医学会理事会報告(日本獣医学会理事 猪熊) 日本獣医学会理事会議事内容について、猪熊理事に代わり河津理事より以下のとおり報告が あった。 ①杉 達紀氏、林田 京子氏が獣医学奨励賞受賞者に決定した。 ②加藤 健太郎氏が森永奉仕会賞を受賞した。 ③日本農学賞の被推薦人が決定した。 2)日本獣医学会分科会長報告(理事長 板垣) 9 日(火)に開催された分科会長会議の議事内容について、以下のとおり報告があった。 ①各所属研究団体の経理状況について平成 27 年 5 月頃までに日本獣医学会に報告する必要が ある。また、各所属研究団体の銀行口座名を変更する必要がある。 ②各所属研究団体に対する日本獣医学会からの補助について説明があった。日本獣医寄生虫 学会ではこれまで約 8 万円の補助の他、企画支援費を頂いていたが、今後はこれらを一本 化する予定である。なお、各所属研究団体においては、繰越金が無いようにしていただき たい。獣医寄生虫学会誌の発行については日本獣医学会より一部を補助していただける 予定である。 3)日本獣医学会集会企画委員報告(渉外・広報担当理事 磯部・辻) 委員会開催前につき報告事項は無かった。報告事項については後日 メーリングリスト、ホー ムページでお知らせする予定である。 4)日本獣医学雑誌編集委員報告(日本獣医学雑誌編集委員 辻・河津) 8 日(月)に開催された日本獣医学会会誌編集委員会の議事内容について、以下のとおり報 告があった。 ① 76 巻の刊行状況(寄生虫学分野)について説明があった。採択率は日本人に関しては約 75%であった。 ②投稿論文の本文には行番号およびページ数を入れる旨、投稿規程 Instructions for Authors に 明記することが決定された。 ③論文タイトルについて、これまでは各単語の先頭文字を大文字にしていたが、今後は、文 の先頭文字を大文字表記とする旨、投稿規程 Instructions for Authors に明記することが決定 された。 ④投稿の際の Reviewer suggestion は必須項目にしない旨、決定された。 また、会員より、インパクトファクターを上げるためにも、投稿の際には日本獣医学雑誌の 1 論文をなるべく引用していただきたい、との意見があった。 3.編集関係について(編集担当理事 佐藤) 1)12 巻 2 号、13 巻 1 号および 13 巻 2 号の刊行状況について報告があった。 2)会誌の論文情報および著者抄録が医学中央雑誌のデータベース上で検索可能となった。 3)会誌掲載論文情報が学会ホームページで公開された。 4)会員からの積極的な寄稿をお願いしたい。 5)会誌バックナンバーの在庫が十分数あるので、希望者は佐藤理事まで問い合わせいただき たい。この件について、ホームページ上で告示する予定である。 4.渉外・広報関係について(渉外・広報担当理事 磯部・辻) 1)第 5 回獣医寄生虫奨励賞の選考結果について報告があった。受賞者 2 名(正谷 達謄氏、 Remil Linggatong Galay 氏)が ICOPA XIII(メキシコ)において研究成果発表を行った旨、 報告があった。 2)工藤先生(北里大学)より、第 158 回日本獣医学会学術集会・日本獣医寄生虫学会は平成 27 年 9 月 6 日~9 日に北里大学(十和田キャンパス)にて開催予定である旨、説明があっ た。9 月 6 日は関連集会・会議を予定しており、発表は 9 月 7 日~9 日の予定である。三沢 および八戸市内での宿泊プランを旅行代理店(JTB)に委託予定であり、各宿泊施設-学会 場間の移動についてはシャトルバスの運行が検討されている。 3)日本獣医寄生虫学会員のメーリングリスト登録状況について説明があった。現在、 117 名 の会員がメーリングリストに登録済みである(登録率 65%)が、未登録の会員には登録を お願いしたい。登録率を上げる対策として、入会申込書に学会メーリングリスト登録希望 欄を新設した。また、今後の会誌送付、会費請求の際にメーリングリスト登録のご案内を 折り込む予定である。メーリングリスト登録済・未登録の確認については、巌城先生(渉 外・広報委員)に各自問い合わせていただきたい。 5.教育問題について(教育委員会担当理事 堀井・野中) 1)寄生虫病学共通テキストが刊行された旨、報告があった。現行のテキスト内には訂正事項 があり、折り込み、ホームページ掲載、メーリングリストにより、その旨お知らせする予 定である。次の改訂版が刊行される際に修正される予定である。 2)寄生虫病学共通テキストに掲載された画像の学会員共有について 説明があった。テキスト 掲載の画像ファイルはほぼすべて使用可能であるが、その際は画像ファイル使用同意書を 野中理事までご提出いただきたい。この件について、メーリングリストにてお知らせする 予定である。 3)巌城先生より、目黒寄生虫館で現在販売している寄生虫標本の在庫状況の説明があった。 標本の在庫が減少傾向であるため、会員の皆様には各種寄生虫標本(糞便、血液塗抹、組 織切片)のご提供をお願いしたい。また、取り扱う標本について要望があれば随時お聞か せいただきたい。 審議事項: 1. 平成25−26年度決算、事業報告及び27年度予算案、事業計画の承認(担当:板垣、河 津) 平成27年度予算案、事業計画について説明があり、審議・承認された。 2. 日本獣医寄生虫学会常任理事(平成 26〜29 年度)選挙結果と新理事候補者の選出(担当: 板垣) 2 選挙結果について以下のとおり報告があった。 1)平成 26 年 8 月 18 日開票(立会人・帯広畜産大学 田中 健氏)、投票用紙発送件数 178 通、 投票数 76 通であった(投票率 43%、前回比 3%上昇。理事候補者・常任理事は、五十嵐 郁 男、磯部 尚、板垣 匡、猪熊 壽、奧 祐三郎、佐藤 宏、辻 尚利、野中 成晃、堀井 洋一郎、 松本 芳嗣(あいうえお順)の 10 名である。 2)指名理事:河津 信一郎 3)理事長:板垣 匡、副理事長:辻 尚利、庶務担当理事:松本 芳嗣、編集担当理事:佐藤 宏、 渉外・広報担当理事:磯部 尚・河津 信一郎、教育委員会担当理事:堀井 洋一郎・野中 成 晃 4)各委員については、新理事体制の下、決定される予定である。 以上について、審議・承認された。 3. 第 158 回日本獣医学会学術集会(北里大学)企画について(担当:磯部、辻) 企画案について会員から積極的にご提案いただきたく、今後意見徴収を行う旨、承認された。 4. 第 6 回獣医寄生虫奨励賞について(担当:磯部、辻) 応募要項について説明があり、承認された。今後ホームページおよびメーリングリストにて告 示する予定である。なお、WAAVP がイギリス・リバプールにて平成 27 年に開催される予定で あり、若手会員には奮ってご応募いただきたい。 5. 名誉会員の推薦 (担当:河津) 推薦が無かったため、本議題は取り下げられた。 6. 新評議員の推薦(担当:河津) 加藤 健太郎氏(帯広畜産大学)、福本 晋也氏(帯広畜産大学)を評議員に推薦したい旨、説 明があり、審議・承認された。 その他: 1.板垣理事長より平成 24~26 年度事業総括があり、各理事、各会員に対するお礼が述べられ た。 3
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