高感度光センサモジュール かんたんガイド 「光信号波形を測るための機器構成はどうなってるのか?」、「高感度光センサモジュールに接続できる装置 は?」など高感度光センサモジュール(以下、M-100)の簡単な使い方をご紹介します。 1.光信号波形を観察する(直接入射型の場合) 必要な機器構成:M-100 シリーズ(直接入射型)+デジタルオシロスコープ デジタルオシロスコープ M-100 の出力信号波形を観察するにはオシロスコープを使用して下さい。 オシロスコープは、信号波形をデジタル的に記録できるデジタルオシロスコープが便利です。 測定対象の発光速度などに応じて周波数帯域の合う機種を選択して下さい。 信号波形は、USB メモリに保存できます。保存したデータを文書ファイルに貼り付けて、レポート作成に活用す ることも可能です。また、機種によっては LAN に接続できるタイプもあります。 主な製造メーカー:テクトロニクス社 、岩崎通信機㈱など 2.光信号波形を観察する(光ファイバ入射型の場合) 必要な機器構成:M-100 シリーズ(光ファイバ入射型)+デジタルオシロスコープ デジタルオシロスコープ 光ファイバ(コア径φ1) コア径φ1 の光ファイバが付属していますのでファイバを測定したい対象物の近くに設置し、光を観察して下さ い。 光ファイバ使用はは狭い場所や、電磁障害の強い場所などセンサを近くに置くのが難しい場合に便利です。 また、光を導く経路がフレキシブルで取扱いが簡単です。 3.光パワーを観察する(M-100 シリーズ 超高感度版を使用) 検出感度が 1pW 対応の M-100 を使用して微弱発光を測定します。 必要な機器構成:M-100 シリーズ(超高感度版)+デジタルマルチメータ デジタルマルチメータ 信号波形ではなく、微弱な光パワーを観察するにはデジタルマルチメータを使用して下さい。 M-100 には光パワーと出力電圧の校正表が付属しています。 マルチメータで出力電圧を読むことで、光パワーを読むことが出来ます。 M-100 シリーズの超高感度版は検出感度 1pW の微弱光を検出することが可能です。 デジタルマルチメータは国内各社で販売されています。 主な製造メーカー:三和電気計器㈱、日置㈱、㈱アドバンテストなど 2013 年 12 月 20 日発行
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