第784回平和祈念式 平成28年11月9日(水) カラスザンショウと双子グス 被爆したカラスザンショウと双子グスについてお話があり ました。 「カラスザンショウと双子グス」の歌を歌いました。 今日の祈念式では,カラスザンショウ と双子グスについてお話がありました。 原爆により,ほとんどの木々や植物が倒 れ,焼け落ちてしまった中でカラスザン ショウと双子グスは何とか生き残りまし た。しかし,カラスザンショウは残念な がら寿命ももちろんありますが,今年の 大雪が原因となり亡くなってしまったこ とが7月にわかりました。ですが,どん な姿になっても71年間必死に生きてき た姿は私たちに命の強さや大切さを教え てくれているような気がします。カラス ザンショウのこれまでの生き様はこれか らもずっと城山小の子どもたちの心に強 く残っていくことでしょう。 城山小学校には「カラスザンショウと 双子グス」という歌があります。今から 14年前,3年生の子どもたちが歌詞を 作った歌です。原爆で焼け焦げたクスノ キやカラスザンショウに直接話を聞いた かのように,2つの木の気持ちが込めら れた歌詞となっています。この歌も大切 に歌い継がれている曲の1つです。 「カラスザンショウと双子グス」の歌詞は11年前の城山小 学校の3年生の子どもたちによって考えられました。 カラスザンショウの側では3年生が平和学習を行ってい ます。
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