函館短期大学の発展のために ― その現状と課題 - (平成 25 年度-平成 27 年度) 平成 28 年 9 月 函館短期大学 自己点検評価委員会 はじめに ここに平成 27 年度の自己点検・評価報告書の作成をみましたので、関係各位にご 高覧を賜りたくお届けいたします。 本学は2周期目となる第三者評価を平成 24 年度に受審しまして、短期大学として 「適格」である旨の認定書を先に頂いておりますが、その審査の際に、ご教示いただ きました事項等につきましては、既に解決しております。また、現在、高等教育機関 として問われております「教育の質の保証」への取り組みについては、教務部および学 生部をはじめとする関係部局とFD・SD実施委員会等が協力して実施を継続してい ます。さらに、IR委員会を設置し、各種資料の収集によりデータに基づく分析を行 い、短期大学の運営にも反映できるよう努めています。 このような取り組みに教職員は一丸となって努力することで、学生への確かな教育 支援と学習環境の整備が行われております。毎年度成果がステージアップしていると いうことは、着実にPDCAサイクルが機能していることを意味しています。さらに、 研究はもとより社会的貢献に対しても協力要請を受け、関係者から助言をいただきな がら、全学あげて地域貢献の成果を上げるべく、これまで以上に真摯に取り組みを継 続しています。 本学の建学の精神は、学園訓3か条「報恩感謝・常識涵養・実践躬行」を具体的な 信条として、知・情・意の円満にして高度に発展した人材を育成することにあります が、この報告書に目を通されて、本学が地域にある高等教育機関としての使命を果た しているか否か、皆様から忌憚のないご意見を頂戴したく存じます。 最近は、文部科学省主導の教育改革と改善のための支援事業は、特別補助という形 での予算とも連動しております。地方に存在する小規模大学・短期大学にあっては、 少子高齢化の時代を乗り切ることが最優先課題であり、さらなる取り組みを行うべく、 気持ちを引き締めております。 今後とも、よろしくご指導くださるようお願い申し上げます。 平成 28 年 9 月 函館短期大学 学長 猪 上 徳 雄 目 次 はじめに 序 函館短期大学の概要 1. 学校法人ならびに本学の沿革の概要 …………………………… 2. 函館短期大学の所在地など ……………………………………… 3.法人理事長・学長の略歴など …………………………………… 4. 設置学科・入学者数・定員充足率など…………………………… 1 3 4 7 5. 学生の出身地別人数および割合 ………………………………… 6.法人が設置する他の教育機関 …………………………………… 7. 学園内での連携 …………………………………………………… 7 9 10 Ⅰ. 建学の精神、教育目標 1. 学園の「建学の精神」……………………………………………… 2. 函館短期大学の教育目標 ………………………………………… 3.定期的な点検など ………………………………………………… 13 14 16 Ⅱ. 教育内容について 1.教育課程 …………………………………………………………… 2. 授業内容・教育方法 ……………………………………………… 3. 教育改善への努力 ………………………………………………… 4.特記事項 …………………………………………………………… 17 28 28 31 Ⅲ. 教育の実施体制 1.教員組織について ………………………………………………… 2. 教育環境について ………………………………………………… 3.図書館・学習資源・センター等について ……………………… 4. 特記事項 …………………………………………………………… 34 37 39 44 Ⅳ. 教育目標の達成度と教育効果 1. 単位認定 …………………………………………………………… 2.授業に対する学生の満足度 ……………………………………… 3.退学・休学・留年等の状況 ……………………………………… 4. 資格取得の取り組み ……………………………………………… 5. 学生による卒業後の評価・卒業生に対する評価 ……………… 6.特記事項 …………………………………………………………… 45 51 52 54 54 56 Ⅴ. 学 生 支 援 1.入学に関する支援 ………………………………………………… 2. 学習支援 ………………………………………………… 3. 学生生活支援体制 ………………………………………………… 4.進路支援 ………………………………………………… 5. 多様な学生に対する支援 ………………………………………… 6. 特記事項 …………………………………………………………… 58 61 63 66 71 72 Ⅵ. 研 究 活 動 1.教員の研究活動全般 ……………………………………………… 73 2.個人別研究業績一覧 ……………………………………………… 75 3. 研究のための条件 ………………………………………………… 75 4.特記事項 …………………………………………………………… 77 Ⅶ. 社 会 的 活 動 1.社会的活動の取り組み …………………………………………… 2. 学生の社会活動 …………………………………………………… 3.国際交流・協力への取り組み …………………………………… 4. 特記事項 …………………………………………………………… 79 85 86 86 Ⅷ. 管理運営について 1.法人組織の管理運営 ……………………………………………… 88 2. 教授会等の運営体制 ……………………………………………… 92 3. 事務組織について ………………………………………………… 95 4. 人事管理について ………………………………………………… 98 5. 教授会の開催状況 ………………………………………………… 100 Ⅸ. 財務について 1.財務運営について ………………………………………………… 104 2. 財務体質の健全性と教育研究費 ………………………………… 106 3. 施設設備の管理 …………………………………………………… 107 Ⅹ. 改革・改善 1. 自己点検・評価について ………………………………………… 2. 自己点検・評価の教職員の関与と活用 ………………………… 3. 相互評価や外部評価について …………………………………… 4. 第三者評価について ……………………………………………… 5.規程・規則などの変更 …………………………………………… 109 109 111 111 111 資 料 資料1.野又学園 法人役員評議員名簿 資料2.学校法人 野又学園事務組織図 資料3.主な事業の概要 資料4.財務の概要 資料5.法人の教職員数 資料6.関連規程 付表 函館短期大学の教育改善の動き 序 函館短期大学の概要 【1. 学校法人及び函館短期大学の沿革と概要】 学校法人の沿革 函館短期大学の所属する学校法人野又学園は、野又貞夫先生(正五位勲三 等)により昭和 13 年に創立され、今年は創立 76 年目にあたる。以下にその概要を記す。 昭和 13 年(1938)9 月 19 日に、北海道庁長官により函館計理学校の設置(各種学校1年 制)が認可された。以降、この日を学園創立記念日と定める。昭和 15 年には文部大臣より 函館高等計理学校が認可され、同 16 年に財団法人道南学院の設置が認められる。同年 10 月、甲種実業学校に昇格(甲種3年制)。昭和 21 年に財団法人函館計理商業学校に名称を変 更し、函館計理商業学校が設置される。同 22 年に函館有斗商業学校と改称する。昭和 23 年財団法人野又学園と名称を変更、同年の学制改革により函館有斗高等学校に名称を変更す る。昭和 26 年に学校法人野又学園と組織変更、認可されて今日に至る。 昭和 28 年に函館商科短期大学の設立認可がなされ、昭和 30 年には函館保母専門学院と函 館栄養専門学校が設立される。昭和 33 年に函館有斗高等学校女子商業部は函館女子商業高 等学校として、独立開校する。昭和 37 年に函館商科短期大学を函館短期大学と改称し、昭 和 40 年に函館大学(商学部)が認可される。昭和 41 年函館短期大学付属幼稚園の認可があ り、昭和 43 年に調理学校は函館短期大学付設の調理師養成施設として認可され、平成 25 年に付設調理製菓専門学校と改称した。昭和 63 年 7 月に、学校法人野又学園創立 50 周年記 念式典が挙行された。平成2年に函館ソフトウエア専門学校が認可され、同9年に日本ビジ ネス綜合専門学校が本学園の傘下に入る。平成 14 年 8 月には、財団法人函館自動車学園の 解散にともない、収益事業部門として本学園への移管が認可される。平成 20 年に日本ビジ ネス綜合専門学校が、同 21 年には函館ビジネスアカデミー専門学校(旧函館ソフトウエア専 門学校)がそれぞれ廃校とされる。保育科・看護科・歯科衛生士科の3科からなる函館医療保 育専門学校(母体は函館保母専門学院)は、平成 21 年度をもって発展的に解消し、保育科は函 館短期大学の保育学科に、歯科衛生士科は3年制の函館歯科衛生士専門学校へ、看護科は函 館看護専門学校へとそれぞれ改称、発展して今日に至る。 平成 26 年 5 月 1 日現在、学校法人野又学園は大学から幼稚園までの8校から構成される 南北海道最大の学園で、その卒業生総数は約8万6千名である。「建学の精神」に共感を抱 く教職員約 225 名の一致協力のもと、教育分野で地域社会への貢献をなし、卒業生は広く日 本各地で活躍をしている。 函館短期大学の沿革 「建学の精神」を具現化するため、南北海道における私学の短期高等 教育機関として函館短期大学はある。その前身である函館商科短期大学は、昭和 28 年に学 園発祥の地である函館市内の柏木町で誕生した。昭和 36 年に法人が設置する函館栄養専門 学校内に短大昇格期成会がつくられた。函館商科短期大学は昭和 37 年に函館短期大学へと 改称され、商科に加えて食物栄養科を新たに開設した。後に、商科は発展的に解消して昭和 40 年に4年制の函館大学商学部が誕生した。その結果、函館短期大学は食物栄養科(昭和 -1- 49 年に食物栄養学科に変更)のみの短大となった。北海道では歴史と伝統のある栄養士養 成施設として知られているが、現在は、東北地方北部の各県においても、その存在は広く知 られるところとなって進学者がある。平成 20 年 10 月に保育学科の設置が認可され、保育士 養成施設の指定を受けて平成 21 年 4 月に開設、第1期生を迎えた。 函館短期大学は、教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、深く専門の学芸を教 授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することを主な目的として、学園訓3ヵ条 「報恩感謝」 「常識涵養」 「実践躬行」を具体的信条とし、知・情・意の円満にして高度に発 達した人格を有し、人類社会の福祉に貢献し得る職業人を育成することを使命としている (学則、第1条) 。 開設学科は食物栄養学科と保育学科で、それぞれの入学定員は 120 名と 100 名で、収容定 員は 440 名である。食物栄養学科では、食物栄養に関する専門を深く教授研究し、関連する 職業人を養成している。また、保育学科では、幼児教育および乳幼児保育に関する専門の学 芸を深く教授研究し、関連する職業人を養成している(学則、第1条の 2) 。 食物栄養学科では、新しい栄養士像を明確なビジョンとして学生に示すためにコース制を 導入し、栄養学を土台に多様な職業選択に直結するカリキュラムを構築している。調理栄 養・福祉栄養・スポ-ツ栄養・教職栄養の4コースがそれである。それぞれ特色ある授業を 体系的に受講できるようガイダンスをしている。ただし厳密な専攻とは異なり、これらのコ ースはあくまでも就学上の目安としたもので、学生が複数にまたがり履修することが可能と なっている。いずれもが「クオリティ・オブ・ライフ」に貢献する、すなわち、長寿国とな った日本での課題である「長生きするだけでなく、いかに質の高い生活を生涯にわたり実現 するか」ということを考える人材育成を目標に、意欲的で先進的な教育を行っている。 保育学科では、保育・幼児教育に欠かせない豊かな人間性と確かな専門性を身につけ、子 育て支援環境を地域とともに考えることのできる人材を養成することを目指している。 主な進学年齢である 18 歳人口が急減して、しかも全国的には短大への進学者の減少が顕 著となっている中で、本学は豊かな人間性の涵養と開設学科に関連する各種資格取得を積極 的に奨励しており、その実績は高く評価されるところとなって、食物栄養学科においては青 森県をはじめとして東北各県より志願者はある。また、保育学科においても函館市とその近 郊はもとより、青森県からも進学者はある。 函館短期大学の沿革年譜 昭和 28 年 01 月 31 日 函館商科短期大学 設立認可 (商科 100 人) 昭和 28 年 04 月 29 日 函館商科短期大学開学 昭和 30 年 09 月 08 日 函館栄養専門学校設立認可(2 年課程、1年次 40 人) 昭和 36 年 02 月 16 日 函館栄養専門学校に短大昇格期成会発足 昭和 37 年 03 月 22 日 函館商科短期大学に第二部増設認可 昭和 37 年 10 月 01 日 函館商科短期大学を函館短期大学と改称 (商科一部 100 人、二部 100 人) 昭和 37 年 12 月 18 日 函館短期大学栄養科設置認可、函館栄養専門学校は発展的に 廃止 -2- 昭和 38 年 03 月 30 日 函館短期大学栄養科は栄養士養成施設として厚生大臣認可 昭和 40 年 04 月 01 日 函館大学設立(商学部 200 人) 昭和 41 年 03 月 31 日 函館短期大学の商科一部、商科二部は発展的に廃科 昭和 41 年 04 月 01 日 函館短期大学は食物栄養科の単科大学として新発足 (定員 100 人) 昭和 48 年 10 月 10 日 函館短期大学創立 20 周年記念式典挙行 昭和 49 年 04 月 01 日 函館短期大学食物栄養科を食物栄養学科に変更 昭和 53 年 08 月 20 日 学園創立 40 周年(本学創立 25 周年)記念式典挙行 昭和 56 年 12 月 05 日 新校舎(高丘町) ・女子学生会館の落成記念式典挙行 昭和 62 年 04 月 01 日 食物栄養学科に2コース(栄養士・生活教養)を設置 平成 08 年 02 月 06 日 フィットネスセンター等増築校舎完成 平成 12 年 04 月 01 日 食物栄養学科に4コース(調理栄養・福祉栄養・スポーツ栄養・教 職栄養)の設置、レクリエーション・インストラクタ ー資格 取得課程認定校に、また、ADI 養成認定校に指定 平成 13 年 12 月 21 日 健康運動実践指導者養成課程認定校に指定 平成 14 年 07 月 01 日 食品科学研究所を健康生活科学研究所に改組 平成 15 年 02 月 22 日 函館短期大学創立 50 周年記念式典挙行 平成 16 年 06 月 30 日 函館短期大学自己点検・評価報告書の公開 平成 18 年 03 月 13 日 栄養教諭二種の養成課程開設認可 平成 18 年 03 月 23 日 短期大学基準協会による第三者評価で「適格」認定 平成 18 年 09 月 22 日 食物栄養学科入学定員増の認可(入学定員 120 人、収容定員 240 人) 平成 20 年 10 月 31 日 函館短期大学保育学科の設置認可 (入学定員 100 人、 収容定員 200 人) 平成 20 年 12 月 24 日 幼稚園教諭二種の養成課程開設認定 平成 21 年 02 月 18 日 保育学科は指定保育士養成施設として厚生労働省より指定 平成 21 年 04 月 02 日 2学科体制(食物栄養学科、保育学科)での初の入学式挙行 保育学科に「子育て研究所」を併設、活動開始 平成 21 年 07 月 04 日 保育学科の開設記念式典・祝賀会挙行 平成 23 年 03 月 14 日 保育学科第一回生が卒業(通算 57 回目の卒業式挙行) 平成 25 年 03 月 14 日 短期大学基準協会による2周期目の第三者評価で 「適格」認定 平成 26 年 03 月 31 日 函館短期大学実習庭園竣工 平成 26 年 08 月 29 日 函館市と相互協力協定締結 平成 27 年 09 月 18 日 北海道中小企業家同友会函館支部と包括連携 平成 28 年 03 月 07 日 函館深堀保育園と包括連携 平成 28 年 04 月 01 日 食物栄養学科入学定員減の認可(入学定員 100 人、収容定員 200 人) 【2. 函館短期大学の所在地、位置、周囲の状況】 本学は、北海道と本州の交通の結節点となる北海道の南西部に位置し、その南玄関口にあ -3- たる函館市にあって、キャンパスは温泉で知られる湯川町の北東部、函館市高丘町 52 番 1 号の小高い丘(標高 40m)にある。JR函館駅から距離にして約 9 km、車で 20 分、また、 函館空港からは北西の方向へ4km、車で 9 分のところにある。第1種低層住宅地と定められ た緑豊かで閑静な地区に立地し、近くには 2001 年に指定された文化財庭園、名勝旧岩船氏 別邸「香雪園」があり、そこは学生の散策の場としても利用されている(徒歩3分)。この ように学習環境としては函館市内で最も優れた地区に本学はある。 函館市は水産加工・商工業の盛んな南北海道の拠点都市であり、昭和 59 年には「テクノ ポリス函館」の地域指定をうけて、北方圏型の先端技術集積をめざし地域企業の技術高度化 と企業立地などを進めてきた。また、平成 15 年には「函館国際水産・海洋都市構想」が策 定されて、同年6月には文部科学省の「都市エリア産学官連携促進事業」として函館地区が 選定され、大規模な共同研究が3か年計画で取り組まれた。さらに新たな都市形成を目的と した「マリン・フロンティア科学技術研究特区」の認定を受けている。平成 16 年 12 月 1 日 に、周辺4町村との合併を終えて人口は約 30 万人となった。中核市として認定されており、 また、平成 28 年 3 月 26 日には、北海道新幹線が開通し、今、新たな躍進を目指している。 北海道では比較的寒暖差の少ない温和な気候にあって、函館近郊は新鮮な海産物と野菜・ 果物などの食料を供給しうる生産地域であり、陸繋砂州の特異な地形に発達してきた函館の 街は、自然(近隣の国定公園や道立公園地や温泉など)や史跡と歴史的建造物群などの文化 遺産にも恵まれて、一大観光地となっており、平成 27 年度の旅行者は約 495 万人と推定さ れている。平成 21 年には「訪ねてみたい町」の第1位に、平成 22 年には「夜景の美しい街」 の第1位に選出されている。 落ち着いた異国情緒を醸しだす街の雰囲気は、若い人たちに人気のある憧れの土地でもあ るが、北海道としては比較的古くから発展してきた街であるため地価は高く、人々は比較的 地価の安いところを求めて近隣市町(北斗市・七飯町)へと人口流出があり、いまだその歯 止めはかかっていない。また、南北海道における 18 歳人口は激減しており、景気が低迷す る中で各家庭の経済力は低下し、短大・大学への進学率は道内でも低く 40%程度に留まっ ている。したがって、本学は地元の出身者だけでは入学定員を充足することは難しく、他地 域での学生募集にも積極的に力を注がなければならない厳しい状況にある。 【3. 法人理事長・学長等の氏名、連絡先及びその略歴等】 学校法人野又学園 法人本部事務局 函館市高丘町 51 番 1 号 TEL. 0138-57-1385 創立年月日 理事長 〒042-0955 Fax. 0138-57-1330 昭和 13 年 09 月 19 日 組織変更 昭和 16 年 10 月 30 日 財団法人 組織変更 昭和 26 年 01 月 17 日 学校法人 野又 淳司 連絡先 (のまた じゅんじ) 函館市高丘町 51 番 1 号 -4- 〒042-0955 TEL. 0138-57-1385 FAX. 0138-57-1330 略 歴 生年月日 学 歴 職 歴 昭和 49 年 08 月 13 日 平成 05 年 03 月 函館ラ・サール高等学校卒業 平成 09 年 03 月 一橋大学商学部卒業 平成 09 年 04 月 株式会社CSK 平成 11 年 03 月 株式会社デュオシステムズ 平成 16 年 11 月 株式会社ピコラボ取締役へ出向 平成 17 年 04 月 学校法人野又学園法人本部事務局企画部 企画室長 平成 18 年 06 月 学校法人野又学園法人経営企画局企画室長 平成 21 年 04 月 学校法人野又学園教育推進本部長 平成 22 年 04 月 学校法人野又学園法人本部事務局長 平成 23 年 04 月 函館大学事務局長 平成 25 年 04 月 函館短期大学付設調理製菓専門学校 校長 平成 26 年 04 月 函館大学副学長 平成 27 年 04 月 函館大学学長 平成 28 年 04 月 函館看護専門学校 校長(校長職務代理者) 公職 その他 評議員* 平成 21 年 10 月 社会福祉法人貞信福祉会 平成 22 年 05 月 函館私学振興協議会 事務局長 平成 24 年 05 月 社会福祉法人貞信福祉会 理事* 平成 25 年 04 月 公益社団法人北海道私学専修学校各種学校 連合会 函館支部長* 平成 25 年 05 月 函館私学振興協議会 理事 平成 25 年 06 月 函館市共同募金委員会 平成 27 年 05 月 函館私学振興協議会 会長* 平成 27 年 05 月 一般財団法人函館国際観光コンベンション 理事* 協会 理事* 一般財団法人北海道国際交流センター 理事* 平成 27 年 05 月 * ( 現在も就任中) 学 長 猪上 連絡先 徳雄 (いのうえ のりお) 函館市高丘町 52 番 1 号 〒042-0955 TEL. FAX. 0138-59-5549 0138-57-1800 略 歴 生年月日 昭和 19 年 01 月 24 日 学 歴 昭和 37 年 03 月 北海道立旭川西高等学校卒業 昭和 41 年 03 月 北海道大学水産学部水産製造学科卒業 -5- 昭和 43 年 03 月 北海道大学大学院水産科学研究科 修士課程修了 昭和 46 年 03 月 北海道大学大学院水産科学研究科 博士課程修了 職 歴 昭和 46 年 03 月 水産学博士(北海道大学) 昭和 47 年 04 月 北海道大学 助手 昭和 62 年 02 月 北海道大学 助教授 平成 06 年 04 月 北海道大学 教授 平成 12 年 04 月 北海道大学大学院 教授 平成 19 年 04 月 函館短期大学 教授 平成 27 年 04 月 函館短期大学 学長 公職 その他 平成 11 年 04 月 北海道大学 評議員(~平成 18 年 03 月) 平成 16 年 04 月 北海道大学水産科学研究院 副研究院長 (~平成 19 年 03 月) 平成 23 年 07 月 江差町食クラスター推進委員会 委員長 平成 24 年 04 月 財団法人短期大学基準協会 ALO 平成 24 年 06 月 全国栄養士養成施設協会 理事 平成 26 年 06 月 全国栄養士養成施設協会 常任理事 平成 27 年 04 月 学校法人野又学園 理事・評議員* 平成 27 年 04 月 キャンパス・コンソ-シアム函館 平成 27 年 05 月 函館私学振興協議会 理事* 平成 27 年 08 月 「第2次はこだてげんきな子 食育プラン 理事* (函館市食育推進計画) 」策定委員会 委員長 平成 28 年 04 月 日本私立短期大学協会 本部理事* * ( 現在も就任中) ALO 補佐 連絡先 加納 洋人 (かのう ひろと) 函館市高丘町 52 番 1 号 〒042-0955 TEL. FAX. 0138-59-5549 0138-57-1800 略 歴 生年月日 学 歴 昭和 35 年 12 月 30 日 昭和 54 年 03 月 東京都立杉並高等学校卒業 昭和 61 年 03 月 慶応義塾大学文学部(人間科学専攻)卒業 平成元年 04 月 慶応義塾大学文学部(国文学専攻)学士入学 平成 12 年 12 月 米国コロンビア大学国際公共政策大学院 東アジア研究所 客員研究員(新聞社派遣) 職 歴 昭和 61 年 04 月 日本アイ・ビー・エム株式会社入社 平成元年 02 月 日本アイ・ビー・エム株式会社退社 -6- 平成元年 12 月 株式会社 産業経済新聞社(記者職)入社 平成 14 年 03 月 産業経済新聞社東京本社編集局社会部に戻る 平成 15 年 07 月 産業経済新聞社東京本社外信部 平成 16 年 07 月 産業経済新聞社中東支局長 (至平成 18 年 07 月) 平成 20 年 05 月 産業経済新聞社編集局札幌支局、 同年 8 月支局長 平成 22 年 09 月 産業経済新聞社 一身上の理由により退社 平成 22 年 09 月 札幌国際大学短期大学部 非常勤講師 平成 23 年 04 月 学校法人野又学園 函館短期大学職員として 採用され、事務局長を任ぜられて現在に至る 公職 その他 平成 23 年 04 月 日本私立短期大学協会北海道支部 事務局長 (至平成 27 年 03 月) 平成 26 年 04 月 NPO 法人地域介護医療支援機構 「NAO みちくさ」 副理事長 【4. 函館短期大学の設置学科と過去の改廃状況】 本学は食物栄養学科と保育学科の2学科よりなる。過去 10 年間の改廃事項としては、平 成 18 年に入学定員を従来の 100 名(50 人×2クラス)から 120 名(40 名×3 クラス)に、 収容定員を 200 名より 240 名として申請し、平成 19 年度に認可された。また、平成 20 年に 保育学科開設の申請を行い、同年 10 月に認可された(入学定員 100 名) 。これによる収容定 員は 440 名である。 平成 24 年度以降の食物栄養学科の定員充足率の低迷から、平成 28 年度から食物栄養学 科の入学定員を減じ、従前の 100 名(3 クラス編成)とした。 過去3か年の入学者と定員充足率を表 4-1 に示した。景気低迷および家庭経済の状況悪 化等の影響も加わり、平成 27 年度の収容定員の充足率は 73.9%で、2学科体制となってか ら最低を記録した。今後の 18 歳人口の減少から、充足率改善は困難を伴う。 【5. 過去 3 か年の入学生の出身地別人数と割合】 過去3か年で出身地域別でみると、食物栄養学科では北海道が平均 66.1%(59 名)、保 育学科では平均 68.5%(56 名)で多数を占める(入学者に対する割合)。東北地方の出身 者ではそれぞれ平均 30.6%(27 名)および平均 10.3%(8 名)であた(表 5-1 と表 5-2)。 北海道内では本学が立地する函館市内の出身者が多く、食物栄養学科では 39.2% (27 名)、 保育学科では 39.7%(32 名)を占めていた(入学者に対する割合)。また、本州からの出 身者は、隣接する青森県からの志願者が多く、物栄養学科で 21.6%(19 名)、保育学科で は 9.0%(7 名)である。 以上のように本学の入学者は函館市とその近郊および青森県の出身者が中心となってい るものの、これまでの定員確保の実態は、東北地方と北海道地方の極めて広範囲な地域で -7- の緻密な入試広報活動によるもので、高校側の進路担当者との長年の信頼関係の構築によ るものである。 表 4-1. 過去3か年における入学者数と定員充足率 平成 27 年 5 月 1 日現在 学科 等 全 学 食 物 栄 養 保 育 年 度 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 全学科の入学者 (人) 充足率 (%) 187 85.0 158 71.8 167 75.9 収容定員(人) 収容定員充足率 (%) 食物栄養学科の入学者(人) 充足率 (%) 440 81.1 95 79.2 440 78.4 87 72.5 440 73.9 86 71.7 収容定員(人) 収容定員充足率 (%) 保育学科の入学者(人) 充足率 (%) 240 77.5 92 92.0 240 75.8 71 71.0 240 72.1 81 81.0 収容定員(人) 収容定員充足率 (%) 200 85.5 200 81.5 200 76.0 表 5-1.食物栄養学科の過去3か年の入学生の出身地別*人数と割合 平成 25 年度 北 海 道 函館市 渡島 桧山 道央 平成 26 年度 平成 27 年度 61 名(64.2%) 45 (47.4) 7 (7.3) 1 (1.1) 6 (6.3) 2 (2.1) 54 名(62.1%) 28 (32.2) 14 (16.1) 1 (1.1) 6 (6.9) 5 (5.7) 62 名(72.1%) 32 (37.2) 22 (16.1) 青 森 県 青森市 県東部 県西部 秋 田 県 18 1 14 3 1 (14.7) 24 (27.6) 6 (6.9) 8 (9.2) 10 (11.5) 1 (1.1) 岩 手 県 宮 城 県 9 1 (9.5) (1.1) 道東・道北 そ の 他 入学者数 (18.9) (1.1) (3.1) (1.1) 5 (5.2) 95 名(100%) 4 2 (4.6) (2.3) 2 (2.3) 87 名 (100%) *出身地は出願住所に基づく。 -8- 1 (1.1) 4 3 (6.9) (5.7) 16 3 9 4 2 (18.6) 4 0 (4.7) (6.9) (9.2) (11.5) (2.3) 2 (2.3) 86 名 (100%) (H.25-H.27) 3か年の平均数 59.0 名(66.1%) 35.0 (39.2) 14.3 (16.0) 1.0 (1.1) 4.7 (5.3) 3.3 (3.7) 19.3 (21.6) 3.3 (3.7) 10.3 (11.5) 5.7 (6.4) 1.3 (1.5) 5.7 1.0 (6.4) (1.1) 3.0 (3.4) 89.3 名(100%) 食物栄養学科の平均定員充足率は 74.4%、保育学科では 81.3%であった。 なお、保育 学科では北海道よりその要請依頼を受けて、依託学生をそれぞれ引受けている。本学は過去 3 年度にわたり平均 21%(17 名)の学生を短大の本科生として算入している(表 5-2)。こ の保育士資格は厚生労働省が定める教科目を修め、かつ本学の卒業条件を満たした場合にの み付与されることになっている。 表 5-2. 北 海 道 函館市 渡島 桧山 道央 道東・道北 青 森 県 青森市 県東部 県西部 秋 田 県 保育学科の入学生の出身地別*人数と割合 (H.25 年‐H.27 年) 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 56 名(60.9%) 54 名(76.1%) 57 名(70.4%) 55.7 名(68.5%) 30 (32.6) 20 (21.7) 4 (4.3) 1 (1.1) 1 (1.1) 12 (13.0) 1 (1.1) 7 (7.6) 4 (4.3) 0 30 (42.3) 18 (25.4) 3 (4.2) 3 (4.2) 0 5 (7.0) 0 4 (5.6) 1 (1.4) 1 (1.4) 37 (45.7) 19 (23.5) 0 0 1 (1.2) 5 (6.2) 0 5 (6.2) 0 0 32.3 (39.7) 19.0 (23.4) 2.3 (2.8) 1.3 (1.6) 0.7 (0.9) 7.3 (9.0) 0.3 (0.4) 5.3 (6.5) 1.7 (2.1) 0.3 (0.4) 岩 手 県 0 0 2 宮 城 県 0 0 0 0 そ の 他 1 (1.1) 0 0 0.3 小 計 69 ** 依託学生 入学者数 (75.0) 23 (25.0) 92 名(100%) (2.5) 3か年の平均数 0.7 (0.9) (0.4) 60 (84.5) 62 (79.0) 64.3 (79.1) 11 (15.5) 71 名 (100%) 17 (21.0) 81 名 (100%) 17.0 (20.9) 81.3 名 (100%) *出身地は出願住所に基づく。**委託学生は函館市又は近郊に在住している。 【6. 法人の設置する他の教育機関など】 本法人が設置する教育機関は、平成 21 年度に専門学校2校を整理して8校となっている。 平成 22 年度には函館医療保育専門学校を改編して、2年制の歯科衛生士科が法律改正に伴 い3年制となることを契機に、新たに函館歯科衛生士専門学校として独立させた。また、残 った函館医療保育専門学校は看護科のみとなったので、名称を変えて函館看護専門学校とし て新たな出発をした。本法人の教育機関は下表のとおりである。他に収益事業として函館自 動車学校を有している。 -9- 表 6-1.学校法人野又学園の設置する他の教育機関 学 校 名 (所在地) 平成 27 年 5 月 1 日現在 入学定員 収容定員 100 名 490 名 50 名 150 名 40 名 120 名 180 名 180 名 270 名 810 名 220 名 660 名 150 名 150 名 函 館 大 学 函館市高丘町 51 番 1 号 函館看護専門学校 函館市柏木町 1 番 60 号 函館歯科衛生士専門学校 函館市柏木町 1 番 60 号 函館短期大学付設調理製菓専門学校 函館市柏木町7番 25 号 函館大学付属有斗高等学校 函館市湯川町 2 丁目 43 番1号 函館大学付属柏稜高等学校 函館市柏木町 1 番 34 号 函館短期大学付属幼稚園 函館市柏木町7番 26 号 【7. 学園内での連携】 本法人が設置する教育機関は先に挙げた8校であるが、その意志決定と執行は理事会・評 議員会を代表する理事長の指示のもと各所属長が担当している。学校間の連携に関する協議 については、理事長が主催する所属長会議の場があり、また、教育の質の保証と規制緩和に 伴う自己規制として、法的に定められた「自己点検評価」の学園内の審議機関となる教育向 上推進委員会が設立されている。 所属長会議では、 「学生募集活動」 ・ 「地域社会貢献、函館大学ベイエリア・サテライトの 学園各校の活用」 ・ 「成績評価に関する調査報告」 ・ 「経理改善の進捗報告」 ・ 「中期経営計画の 策定」 ・ 「学校教育法の一部改正」等の議題のごとく、監督官庁からの新たな法整備や通知に 伴う法人および設置校全体に共通な諸問題に関する取組み事項が協議され、また執行されて いる。 教育向上推進委員会では、各学校に自己点検・評価委員会を設置し、その点検結果につい て学園の教育向上推進委員会による審議を経て理事会に付し、理事会は必要に応じて改善指 示・命令を下すこととして、その管理規程として「野又学園教育向上推進委員会規程」が制 定され、その定期的点検活動が行われている。 函館短期大学の独自の取り組みとしては、就職希望者を支援する目的から、開設学科と関 連する各種の資格取得を奨励しているが、その一環として、付設調理製菓専門学校とのWス クールの協定を締結(夜間部における調理師資格や製菓衛生師国家試験受験資格)している。 また、平成 25 年度に函館大学付属柏稜高等学校と高大連携協定を締結し、両校の発展を期 すため進学を目指す生徒への学習支援等を開始した(柏稜高等学校キャリア・デザインプロ グラム)。施設開放も行っており、付属幼稚園にフィットネスセンタ-のプ-ルを水泳教室 開催のため提供をしている。また、幼稚園には学生の教職実習の場としての協力依頼をして いる。平成 24 年 12 月に、双方の教育上の互恵のため包括的な連携協定を結んでいる。実施 - 10 - 内容は「付属幼稚園との連携」に示した。函館大学とは、単位互換制度と学生の課外活動に 関しての協定を締結し、また、短大から大学への進学募集に関する説明会の開催協力をして いる。少子化が進行する中で、学園内各校との連携は極めて重要であるとの認識を教職員は 深めており、これまでも高校の進学希望者を対象に見学会や説明会を積極的に実施している。 次に、各専門学校に対しては、本学専任教員の有資格者を活用し、非常勤講師として継続 的に派遣・支援しており、各校との信頼関係は強固なものとなっている。なお、函館自動車 学校は収益事業としての役割を期待されているが、学生等の自動車免許取得では特段の配慮 がなされているので、その活用を学生に奨めており、徐々にその効果は現れつつある。なお、 学生に対する交通安全指導教育を定期的に依頼して、車社会における交通安全意識の涵養に 努めている。 付属幼稚園との連携 概要 本学と函館短期大学付属幼稚園は、平成 24 年度に包括連携協定を締結し、教育•研究両面の相 互協力体制を構築してきたが、平成 27 年度は系列保育園である函館深堀保育園とも協定を締結し た。両園には実習教育の連携に加えて、授業などをとおして学生が子どもと関わる機会を頂いて いる。 1. 授業の連携 (1)教育実習(2 年次前期;担当教員=木村、新沼、中俣) 幼稚園教諭二種免許の取得希望学生のうち、11 名の教育実習を付属幼稚園に依頼した。 教育実習前に幼稚園の実際を理解するため、見学実習を行った。 (2)教職実践演習(2 年次後期;担当教員=志賀、中俣、山崎) 伊勢昭付属幼稚園園長、林優子同園教頭がゲストティーチャーとして各1回講義を行った。 付属幼稚園教諭から、学生がグループごとに作成した指導案の添削指導を受けた。 (3)幼児理解(2 年前期;担当教員=伊勢) 同科目の授業担当者に伊勢昭付属幼稚園長を据え、本学における座学に加え、付属幼稚園 等をフィールドにした観察学習を実施した。また、授業の一環として同園の「体育遊び」 に学生が参加し、子どもとかかわりながら理解を深めた。 (4)保育内容総論(1 年後期;伊勢、山本) 同科目の授業担当者を伊勢園長と山本三洋子函館深堀保育園前園長とし、教授内容の充実 を図った。 (5)乳児保育(1 年通年;四十澤、新沼、奥山、甚野) 同科目の担当者に奥山早苗函館深堀保育園長、甚野真実同園主任保育士を加え、フィール ド学習を交えながら乳児保育の実践的理解を図った。 2. 施設提供 付属幼稚園園児への水泳教室を本学フィットネスセンターで実施した。 3. 研究連携 - 11 - 4 月の付属幼稚園 PTA 総会において、包括連携協定に基づく研究協力について、志賀直信 教授、新沼英明専任講師、中俣友子助教より協力依頼と説明を行い、研究協力承諾書を取 得して、研究環境を整えた。 4. 付属幼稚園における学生ボランティア 幼稚園行事(運動会、夏祭りなど)を学生が幼児に関わり、幼稚園教諭の保育を観察して 幼稚園教育について理解を深める機会と捉え、学生ボランィアを募集した。各行事には 5 ~6 名の学生が参加した。 5. その他の連携 新沼英明専任講師の食育レポートを、本学園食育ホームページ「もぐもぐ道南」に掲載し た。付属幼稚園においてはじめて実施された「ランチバイキング」の様子をレポートした もの。 - 12 - Ⅰ. 建学の精神、教育目標 概要 本学園の創立者である野又貞夫先生が学園訓3か条を掲げ、その所信を明らかにし て以来、その精神は学園の道標として変更されること無く現在まで継承されている。すな わち、建学の精神は学園訓3か条を具体的な信条として、知・情・意の円満にして高度に 発展した人材を育成することにあるが、その具現化のために本学は設立された。現在は、 栄養士と保育士との養成を主たる目的として、体系化された教育を展開している。卒業ま でに行われる人間教育と職業教育において、建学の精神への理解はより深化され、その教 育効果は、社会で有為な人材としての活躍が期待されるものとなっている。 行動計画 本学園理事会は、自己点検・評価制度のもたらす効果をいち早く理解し、法人の 設置する全ての教育機関に対して、定期的に報告を行うよう関係規程の制定を指示した。 また、規程に基づく定期点検を実施して、その結果明らかにされた課題の改善を求め、次 回までに取り組みを監督する機能を担う指導を行っている。本学の行動計画は、法人の規 定する毎年度の自己点検・評価に基づいた定期点検を行い、PDCAサイクルを機能させ て課題を改善することを目標として取り組んでいる。 【1. 建学の精神とその背景】 (1)建学の精神とその意味すること: 本学園は昭和 13 年の創設以来、人間教育と職業教育 を第一目標として、職業教育を通じて真の学問の道を授けようと努力してきた。創立者は学 園訓の3か条たる「報恩感謝・常識涵養・実践躬行」を掲げ、 「建学の精神とは学園訓の3か 条を具体的信条として、知・情・意を高度にして、しかも円満に発達させる真の学問追求を することである」と、その所信を明らかにしている。この建学の精神は本学園の道標として 変更されることなく、現在に至るまで継承されている。 すなわち、男女とも一定の職業教育を受け、確固とした専門知識を持つことそれ自身が、 常識涵養の範疇に包括されるものであり、地域社会に貢献しうるような人材の養成にあり、 また、真の学問とは、学問と徳性とは別々に考えるものではなく、それらは不離一体の関係 にある。徳性の涵養を離れた学問はなく、学問とはあくまでも、知・情・意の総合的体得に ほかならないと説く。 (2)建学の精神の公知方法について: 学園訓への理解を深化させるため、学生や教職員およ び関係者に対して、学長は入学式ならびに卒業式での式辞の中で、創立者の建学の精神、学 園訓についての解説を織り込んだ挨拶を必ず実施している。 また、1年生から2年生への進 級の際に、学科長はオリエンテーションに先駆け学年初めの挨拶と激励を兼ねた講話中で、 学園訓に触れている。さらに卒業時には、学園訓の印刷された記念フレームを卒業生に贈呈 している。 HRの機能を合わせ持つ教養ゼミナールSL(Sincere Life 真摯なる生活の略)の授業で は、本学の建学の精神・学園訓について、学生便覧に掲載されている内容を担当教員が解説 - 13 - し、学生とともに理解を深めている。社会人基礎論においても、社会人として必要な素養の 講義とともに、学園訓についても学生が理解できるよう関連付けた解説を担当教員が行って いる。 さらに常日頃、学園訓を思い浮かべることができるよう、各教室及び廊下・講堂等に学園 訓が記された額を掲げている。また、学生ラウンジには、本学創立 50 周年を記念して同窓生 により寄贈された碑が設置されており、そこには学園訓が刻まれていて、ごく自然に目に入 るように配慮がなされている。 学生団体の学友会は、全学生から構成されて選挙による投票により総務局役員を選出して いる。これらの学生とSL(クラス)代表ならびにクラブ部長の集まりである学友委員会の 席上、会長である学長は、開会にあたり学園訓に触れた挨拶を行い、学園訓の周知に努めて いる。 (3)建学の精神・教育理念を周知させるための特別な取り組みについて: 平成 16 年9月に理 事長は、本学園の建学の精神にもとづく「教育研究水準の向上と社会的使命のための礎」と するためとして、所属長会議において「建学の精神の具現化」について、気持ちも新たに取 組む確認を行った。そして、所属校ごとに学園訓を織り込んだ「教学と経営の方針と目標」 を法人本部へ提出を求め、所属長の意識改革とそれに伴う各校教職員の取り組み姿勢の点検 を図った。 次いで、理事有志からの提唱により、全学園の教職員の任意参加による研修団体「野又学 園、教育を創る会」が設立された。発足後2年間、年6回の例会が開催され、内外の講師に よりテーマとしての「建学の精神とその具現化」について研修を行なった。 平成 25 年度には、法人本部事務局長(常務理事)が中心となり、中期経営計画策定委員会 が設置された。本学園の経営理念・経営ビジョン・経営戦略の確認は、学園が擁する各校に 対してその方針の理解を周知徹底し、函館短期大学の中期経営計画が策定された(平成 26~ 28 年の 3 か年計画) 。他に、平成 27 年度予算編成に伴う函館短期大学平成 27 年度事業計画 (所属長方針および事業計画書)を策定し、次年度の第 1 回理事会で事業報告書として報告 が行われる。 【2. 函館短期大学の教育目標】 (1) 本学の目標: 函館短期大学は、教育基本法および学校教育法の定めるところに従い、 深く専門の学芸を教授研究し、職業または実際生活に必要な能力を育成することを主な目的 とし、学園訓3か条「報恩感謝」 「常識涵養」「実践躬行」を具体的信条とし、知・情・意の 円満にして高度に発達した人格を有し、人類社会の福祉に貢献しうる職業人を養成すること を使命とする(学則、第1条) 。 設置している学科は食物栄養学科と保育学科で、その入学定員はそれぞれ 120 名と 100 名 で、収容定員は 440 名である。 函館短期大学の教育方針(教育目標および3つのポリシー)を表Ⅰ-1 に示す(平成 23 年度に 設定) 。 - 14 - 表Ⅰ-1. 函館短期大学の教育方針 函館短期大学の教育方針 教育目標 1.南北海道では唯一、食物栄 養学科と保育学科を擁する短期 大学として、教養豊かな人間性 の育成を図るため、正課授業の カリキュラムならびに課外活動 支援の充実を図る。 2. 「食と健康、幼児教育と保育」 に関する体系的な専門教育を施 し、関連する諸資格を取得させ るため、きめ細かな授業の展開 と指導を行う。 アドミッション・ポリシー(AP) 入学者受け入れの方針 カリキュラム・ポリシー(CP) 教育課程編成・実施の方針 ディプロマ・ポリシー(DP) 卒業認定・学位授与の方針 1.栄養士・保育士に加えて、とれる資 格はより多く取得しようとする積極的 な姿勢をもつ学生 2.健康と幼児のサポーターとして、 健康的な生活を実践している学生 3.大切な教養と専門知識を身につけ ようとする学生 4.人の長所を大切にして、明るくコ ミュニケーションのできる学生 5.自分の将来に向けて具体的な目標 をもち、そのための学習に対して意欲 的な学生 6.本学の学園訓をよく理解し、自ら の生活の中で実践しようとする学生 1.開設している食物栄養学科と保育学科では、 現場や地域で活躍できる豊かな人間性と確かな 専門性を学修成果として身につけた、栄養士な いし保育士・幼稚園教諭の資格を獲得するため に、基礎教育科目と専門科目を配置したカリキ ュラムをそれぞれ編成し実施する。 2.また、高い目標を持つ学生の志が満足でき るよう、個人の能力を生かして学科に関連する 諸資格も同時に取得を可能とする。 1.それぞれの学科の教育目標を達成で きる栄養士ないし保育士・幼稚園教諭を 目指すために、卒業必修の 14 単位を満 たし、 (1)基礎教育科目のカリキュラムを中心 として豊かな人間性を身につけるとと もに、 (2)専門教育科目のカリキュラムに沿っ て学習し、 (3)学則により卒業に必要とする 62 単位 を修得して卒業を認定された者に短期 大学士(食物栄養学、保育学)を授与す る。 2.自分の可能性を開花させ、さらに学 び続けることで豊かな社会性を涵養し て地域社会の発展に関わることができ る学生に短期大学士を授与する。 食物栄養学科および保育学科の教育方針(教育目標および3つのポリシー)を表Ⅰ-2、Ⅰ-3 に 示す(平成 23 年度に設定)。 表Ⅰ-2. 食物栄養学科の教育方針 食物栄養学科の教育方針 教育目標 アドミッション・ポリシー(AP) 入学者受け入れの方針 カリキュラム・ポリシー(CP) 教育課程編成・実施の方針 ディプロマ・ポリシー(DP) 卒業認定・学位授与の方針 以下の人材を養成することが 食物栄養学科の教育目標であ る。 1.食を通して、人の健康の保 1.栄養士資格だけでなく、関連する 資格はより多く取得しようとする積極 的な姿勢をもつ学生 2.人の健康のサポーターとして、健 1.食物栄養学科は、現場や地域で活躍できる 豊かな人間性と確かな専門性を学習成果として 身につけた栄養士の資格を獲得するために、基 礎教育科目と専門教育科目を配置したカリキュ 1.食物栄養学科では、本学科の教育目 標を達成できる栄養士を目指すために 卒業必修の 14 単位を満たし、 (1)基礎教育科目のカリキュラムを中心 持増進のために活躍できる豊か な人間性を身につけた人材 2.ライフスタイルに応じた質 の高い栄養指導のできる確かな 専門性を身につけた人材 3.生活環境や食文化を通じて、 地域コミュニティへの貢献を考 えることができる人材 康的な生活を実践しようとする学生 3.大切な教養と専門知識を身につけ ようとする学生 4.人の長所を大切にして、明るくコ ミュニケーションできる学生 5.自分の将来に向けて具体的な目標 をもち、そのための学習に対して意欲 的な学生 6.本学の学園訓をよく理解し、自ら の生活の中で実践しようとする学生 ラムを編成・実施する。 2.高い目標を持つ学生の志が満足できるよう 個人の能力を活かして、以下の資格も同時に取 得を可能とする。 ○調理師免許又は製菓衛生師受験資格 ○フードスペシャリスト ○介護職員初任者研修 ○社会福祉主事任用資格 ○栄養教諭 2 種免許 ○中学校教諭 2 種免許(家庭科) ○健康運動実践指導者 ○レクリエーション・インストラクター ○エアロビクス・ダンスエクササイズ・ベーシ ックインストラクター ○マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト として豊かな人間性を身につけるとと もに、 (2)専門教育科目のカリキュラムに沿っ て学習し、 (3)学則により卒業に必要とする 62 単位 を修得して卒業を認定された者に短期 大学士(食物栄養学)を授与する。 2.自分の可能性を開花させ、さらに学 び続けることで豊かな社会性を涵養し て地域社会の発展に関わることができ る学生に短期大学士を授与する。 (2)教育目標の周知方法: 学生募集の広報にあっては、教育目標を十分に案内したうえで 受験に臨ませている。面接試験においてもその点の確認を行っており、理解と学習意欲の強 いことの確認のうえ入学許可をしている。従って、本学に在籍する学生は付与される資格取 得を目的にして入学しており、その上に立って選択的履修を行い、資格取得を目指している。 - 15 - 表Ⅰ-3. 保育学科の教育方針 保育学科の教育方針 アドミッション・ポリシー(AP) カリキュラム・ポリシー(CP) 入学者受け入れの方針 教育課程編成・実施の方針 ディプロマ・ポリシー(DP) 卒業認定・学位授与の方針 1.保育士資格だけでなく、関連する 資格はより多く取得しようとする積極 的な姿勢をもつ学生 2.幼児および幼児教育のサポーター として、健康的な生活を実践しようと する学生 3.大切な教養と専門知識を身につけ ようとする学生 4.人の長所を大切にして、明るくコ ミュニケーションできる学生 5.自分の将来に向けて具体的な目標 をもち、そのための学習に対して意欲 的な学生 6.本学の学園訓をよく理解し、自ら の生活の中で実践しようとする学生 1.保育学科は、現場や地域で活躍できる豊か な人間性と確かな専門性を学習成果として身に つけた保育士・幼稚園教諭の資格を獲得するた めに、基礎教育科目と専門教育科目を配置した カリキュラムを編成・実施する。 2.高い目標を持つ学生の志が満足できるよう 個人の能力を活かして、以下の資格も同時に取 得を可能とする。 ○幼稚園教諭 2 種免許 ○製菓衛生師受験資格 ○介護職員初任者研修 ○社会福祉主事任用資格 ○レクリエーション・インストラクター ○エアロビクス・ダンスエクササイズ・ベーシ ックインストラクター ○マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト 1.保育学科では、本学科の教育目標を 達成できる保育士を目指すために卒業 必修の 14 単位を満たし、 (1)基礎教育科目のカリキュラムを中心 として豊かな人間性を身につけるとと もに、 (2)専門教育科目のカリキュラムに沿っ て学習し、 (3)学則により卒業に必要とする 62 単位 を修得して卒業を認定された者に短期 大学士(保育学)を授与する。 2.自分の可能性を開花させ、さらに学 び続けることで豊かな社会性を涵養し て地域社会の発展に関わることができ る学生に短期大学士を授与する。 教育目標 以下の人材を養成することが 保育学科の教育目標である。 1. 保育・幼児教育に欠かせな い豊かな人間性を身につけた人 材 2.保育・幼児教育に欠かせな い確かな専門性を身につけた人 材 3.子育て支援の環境を地域と ともに考えることのできる人材 【3. 定期的な点検など】 理事長は建学の精神および教育理念・目的を理解し、学園の発展に寄与しており、学校法 人を代表して、その業務を総理している。すなわち、理事会及び評議員会の議を経て、平成 17 年 4 月 1 日から施行した寄附行為において、それまで創立者の記述として継承されてきた 建学の精神を、その第3条(目的)に明定し、法的効力を持たせ、併せて、就業規則の第1 条にも連動させるなどの整備をはかった。また、平成 17 年度を開始年度として、大学、短期 大学のみならず学園の設置する全ての学校に自己点検・評価制度を導入し、建学の精神と教 育理念の具現化について、点検・評価を行い、理事会の承認を得ることとした。 建学の精神をどのように具現化するかは、本法人が設置する各教育機関の大きな使命であ るが、本学としてもを毎年度の予算編成の事業計画に反映させ、理事会の承認を得なければ ならない。 平成 16 年度からは、前述したように本学園の建学の精神にもとづく教育研究水準の向上と 社会的使命の達成のための礎とするため、所属長会議が開催され「建学の精神の具現化」に ついて、気持ちも新たに取り組む確認がなされたところである。また、前記のとおり、学園 各校に自己点検・評価制度を導入し、これを定着させるため、「野又学園教育向上推進委員会 規程」が理事会決定により、平成 16 年 9 月 25 日から施行された。本規程は函館短期大学自 己点検・評価規程の上位規程と位置づけられる。したがって、本報告書も、この規程が定め るところにより、理事会の承認のもとに提出されるものである。 以上のごとく、本学園では「建学の精神」の今日的具現化について、理事長が中心となり 定期的な点検等が行われる体制が整えられるなど、万全を期している。 - 16 - Ⅱ.教育の内容について 概要 教育課程は単位制の卒業認定に基づく、ディプロマ・ポリシーの方針に沿って編成さ れており、開設学科に関連する他の資格取得に必要な単位も取得できるよう編成・実施して いる。具体的には、出席時数の厳格な確保と科目レベルの到達目標の達成によって、 「教育の 質」の保証を確実なものとしている。また、アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポ リシー、ディプロマ・ポリシーの3つのポリシーを達成することで、学生が学修成果を獲得 できるよう全教職員による支援体制が構築されている。 行動計画 教育課程と学生支援は、本学を卒業する学生の「教育の質」を保証するための重 要事項である。したがって、具体的な行動計画の目標を下記のとおり設定している(平成 24 年度第三者評価のための自己点検・評価書)。 1. 科目レベルでの到達目標をより具体的に示し、達成可能なものとする。 2. 科目の評価は学生の知的水準を考慮しながらも、公正で機関レベルでの「教育の質」 の保証ができるものとする。 3. 学生達が学修成果の獲得のために、教職員が組織を挙げて支援策を考える。 4. 上記の項目を確実に実行するために、短期大学FD・SD研修を積極的に活用する。 これらの目標を達成するための対策として、学期毎に実施する「授業に関するアンケ-ト 調査」、定期試験の成績調査の結果等を参考に、見いだされた課題について本学のPDCAサ イクルを機能させることで学修成果の向上・充実を図っている。また、年度毎に自己点検・ 評価委員会で評価と課題を検討し、FD・SD実施委員会の主催する函館短期大学FD・S Dで報告して、全教職員の共通認識としている。 【1. 教育課程】 (1) 本学の教育目的: 教育基本法および学校教育法の定めるところに従い、深く専門の学芸 を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することを主な目的とし、 学園訓3か 条「報恩感謝」「常識涵養」「実践躬行」を具体的信条とし、知・情・意の円満にして高度に発 達した人格を有し、人類社会の福祉に貢献しうる職業人を養成することを使命としている(学 則、第1条) 。すなわち、地域で活躍して地域を支える栄養士・保育士を養成することが目的 である。 (2) 開設学科の教育目的: 建学の精神を受けて、学則第 1 条の目的を達成するため、第1条 の2として、次の2学科を設置し、教育研究上の目的を次のように定めている。すなわち、 食物栄養学科では、食物栄養に関する専門を深く教授研究し、関連する職業人を養成するこ とに目的はあり、保育学科では、幼児教育および乳幼児保育に関する専門を深く教授研究し、 関連する職業人を養成することを目的としている。このように、具体的にかつ明確に両学科 の教育目的は示されている。 - 17 - (3)本学の教育課程: 食物栄養学科では、以下のような体系だった教科目を学習している。 表Ⅱ-1. 食物栄養学科1年次開講科目(平成 27 年度入学生) 科 目 授 業 科 目 名 の 種 別 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 備 考 年度の履 講 演 実 義 習 習 実 必 選 自 専 兼 験 修 択 由 任 担 非 講 修人員 (クラス数) 1 年次開講科目 ○ ○ ○ 教養ゼミナールⅠ 基 情報機器の操作Ⅰ 情報機器の操作Ⅱ 礎 社会人基礎論Ⅰ 基 礎 科 学 教 生 活 数 理 体 育 育 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 81(8) ○ ○ ○ 卒 80(3) 卒 栄教 家庭 91(3) 卒 栄教 家庭 81(1) 卒 62(2) ○ ○ 50(3) ○ 81(4) 卒 栄教 家庭 36(3) 栄教 家庭 2 ョン(英語・仏語・中国語) ○ ボランティア実習Ⅰ 目 1 1 1 ○ 実 技 ○ (フィットネス・球技) 外国語コミュニケーシ 科 1 1 1 1 コンソーシアム基礎教養Ⅰ コンソーシアム基礎教養Ⅱ コンソーシアム基礎教養Ⅲ コンソーシアム基礎教養Ⅳ コンソーシアム基礎教養Ⅴ ○ 社会福祉概論 ○ 健康運動実習 Ⅰ 専 解 剖 生 理 学Ⅰ 解 剖 生 理 学Ⅱ 門 運 動 生 理 学 生 化 学 教 食 品 学 食 品 衛 生 学 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 食品衛生学実験 栄 養 学 各 論 目 健康食生活論 栄 養 指 導 論Ⅰ 栄 養 指 導 論Ⅱ ○ ○ ○ ○ ○ 給 食 管 理 論 調 理 学 給食管理実習Ⅰ 2 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ キャンパスコンソ ーシアム函館単位 互換科目 ○ ○ 2 2 2 2 1 2 ○ ○ - 18 - 82(3) 栄 健 86(3) 栄 健 88(3) 栄 81(3) 卒 栄フ 家庭 80(3) 栄フ 80(3) 栄フ 80(3) 栄フ 80(3) 卒栄フ家庭主 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 主 83(3) 栄 健 ○ 1 80(3) 栄 80(3) 栄 ○ ○ 2 ○ 1(1) ○ 2 ○ 栄養指導実習Ⅰ ○ 2 育 食 品 学 実 験 科 栄 養 学 総 論 1 2 2 2 2 1 2 1 2 2 2 2 80(3) 栄フ 80(3) 栄 80(3) 栄フ健 81(3) 栄 79(3) 栄フ 88(3) 栄 81(3) 卒栄フ 82(3) 栄 (つづき) 科 目 の 種 別 授 業 科 目 名 単 位 教員配置 平成 27 年 備 考 度の履修 調 理 実 習 Ⅰ 専 門 教 育 科 目 授 業 形 態 調 理 実 習 Ⅱ 講 演 実 義 習 習 ○ ○ 実 必 選 自 専 兼 非 験 修 択 由 任 担 講 1 ○ 1 ○ 人員 (クラス数) 80(3) 栄フ 家庭 80(3) 栄フ レ レクリエ-ション 現場実習 ○ 1 ○ 23(1) ○ 1 1 1 ○ 1(1) スポ-ツボラン ティア実習 被 服 学 ○ ○ 被 服 製 作 実 習 ○ ○ 8(1) 家庭 8(1) 家庭 栄養に係る教育に関する科目 教 職 専 門 科 目 学校栄養教育法 ○ 2 ○ 教職の意義と職務 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 2 1 1 1 1 1 1 1 ○ ○ ○ ○ 障害のある生徒の 理解と指導 ○ 2 ○ 教 育 原 理 教 育 心 理 学 教 育 経 営 論 家庭科教育法 道徳教育の研究 生徒指導の研究 進路指導の研究 特別活動の研究 ○ 栄教 28(1) 栄教 家庭 28(1) ○ ○ ○ ○ ○ 25(1) 栄教家庭主 28(1) 栄教 家庭 26(1) 栄教 家庭 8(1) 家庭 26(1) 栄教 家庭 28(1) 栄教 家庭 7(1) 家庭 26(1) 栄教 家庭 9(1) 家庭 教科又は教職に関する科目 備考にある文字において、 「卒」は卒業のために必修科目であることを示す。 「栄」 ・ 「フ」 ・ 「家庭」 ・ 「栄教」・「レ」・ 「健」・「主」は、それぞれ栄養士・フードスペシャリスト・家庭科教諭・栄養教諭・レクリエーション インス トラクター・健康運動実践指導者・社会福祉主事任用資格の資格を修得するための必修科目であることを示す。 ( )はクラス数を示す。 - 19 - 表Ⅱ-2. 食物栄養学科2年次開講科目(平成 26 年度入学生) 科 目 授 業 科 目 名 の 種 別 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 年 備 考 度の履修 講 義 演 実 実 必 習 習 験 修 選 自 専 択 由 任 兼 非 担 講 人員 (クラス数) 2年次開講科目 ○ 教養ゼミナールⅡ 基 社会人基礎論Ⅱ 日本国憲法 ○ ○ 礎 国際交流 保健体育 1 1 ○ ○ 2 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 86 (7) 卒 86(1) 卒 23 (1) 栄教 家庭 0 (1) 19 (1) 栄教 家庭 教 コンピュータ リテラシーⅠ ○ 1 ○ 37 (3) ○ 1 1 2 2 1 1 2 2 1 2 1 1 2 1 1 1 1 ○ 12 (1) 育 コンピュータ リテラシーⅡ 科 ○ ボランティア実習Ⅱ コンソーシアム基礎教養Ⅵ 目 コンソーシアム基礎教養Ⅶ コンソーシアム基礎教養Ⅷ コンソーシアム基礎教養Ⅸ 公 衆 衛 生 学 食 品 加 工 学 ○ ○ ○ 解剖生理学実験 臨床栄養学概論 ○ 専 栄養生化学実験 ○ ○ 臨床栄養学実習 門 公衆栄養学概論 ○ ○ ○ ○ ○ 栄養指導実習 Ⅱ 教 給食管理実習 Ⅱ 給食管理実習 Ⅲ 育 調 理 実 習 Ⅲ ○ 0 (1) キャンパスコンソ ーシアム函館単位 互換科目 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 86 (3) 栄 主 86 (3) 栄フ 85 (3) 栄 86 (3) 栄 85 (3) 栄フ 83 (3) 栄 86 (3) 栄 84 (3) 栄 84 (3) 栄 84 (4) 栄 84 (3) 栄 フード 科 スペシャリスト論 ○ 2 ○ 60 (1) フ ○ ○ ○ ○ 2 3 2 2 1 1 1 1 ○ 55(1) フ 51(2) フ 52(1) フ フード 目 コーデイネイト論 食品官能評価 食 品 流 通 レクリエーション理論 ○ ○ レクリエーション実技 生涯スポーツ演習 健康管理概論 Ⅰ 健康管理概論 Ⅱ ○ ○ - 20 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9(1) レ 9(1) レ 13 (1) レ 20(1) 健 19(1) 健 (つづき) 科 目 の 種 名 授 業 科 目 名 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 年 備 考 度の履修 健康運動概論 有酸素運動の実技 専 水泳・水中運動演習 講 演 実 義 習 習 ○ ○ ○ 実 必 選 自 専 験 修 択 由 任 1 2 1 ○ 1 ○ 1 ○ 1 1 1 1 1 1 2 1 1 1 2 ○ ○ 2 ○ 兼 非 担 講 ○ ○ ○ 人員 (クラス数) 19 (1) 健 18(1) 健 19(1) 健 19(1) 健 18(1) 健 19(1) 健 18(1) 健 トレーニングの 門 理論と演習 ○ 健康・体力 教 測定演習 スポ-ツ心理学(発 育 育・発達と老化を含む) ○ ○ 運動障害と救急処置 科 家庭経営学 住 居 学 目 保 育 学 ○ ○ ○ ○ 公衆栄養実習 ○ 特別研究 進路指導の研究 特別活動の研究 教 職 専 門 科 目 教育方法論 教育相談の研究 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6(1) 家庭 9 (1) 家庭 8 (1) 家庭 主 0 (1) 0 (1) 6(1) 家庭 昨年度開講済 栄教 家庭 18 (1) 栄教 家庭 19 (1) 栄教 家庭 ○ 5 (1) 家庭 2 2 5 ○ ○ ○ 17 (1) 栄教 17 (1) 栄教 ○ 2 ○ ○ 2 ○ 主 教職実践演習 (中学校・家庭) 教職実践演習 (栄養教諭) ○ ○ 栄養教育実習 中学校教育実習 ○ 5 (1) 家庭 6(1) 家庭 教科又は教職に関する 科目 地域福祉と教育 栄養に係る教育に関す る科目 学校栄養教育法 昨年度開講済 栄教 備考にある文字において、 「卒」は卒業のために必修科目であることを示す。 「栄」 ・ 「フ」 ・ 「家庭」 ・ 「栄教」・「レ」・ 「健」は、それぞれ栄養士・フードスペシャリスト・家庭科教諭・栄養教諭・レクリエーション インストラクタ ー・健康運動実践指導者・社会福祉主事任用資格の資格を修得するための必修科目であることを示す。 ( クラス数を示す。 - 21 - )は 保育学科では、以下のような体系だった教科目を学習している。 表Ⅱ-3. 保育学科1年次開講科目(平成 27 年度入学生) 科 目 授 業 科 目 名 の 種 別 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 備 考 年度の履 講 演 実 義 習 習 実 必 選 自 専 兼 験 修 択 由 任 担 非 講 修人員 (クラス数) 1 年次開講科目 ○ 教養ゼミナールⅠ 社会人基礎論Ⅰ 基 基礎栄養学 健康食生活論 礎 生物学 日本国憲法 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ 教 外国語 ○ ○ 80(7) 卒 ○ ○ 80(1) 卒 ○ 2 2 2 2 2 ○ 1 ○ 80(3) 幼保 1 ○ ○ ○ 80(2) 幼保 ○ 0(0) 主 5(1) ○ ○ ○ 79(1) 幼 81(3) 幼保 3(1) (英語・仏語・中国語) 育 体育実技 (フィットネス・球技) 科 保健体育 ○ ○ ○ 情報機器の操作Ⅰ 目 情報機器の操作Ⅱ 1 1 ○ ボランティア実習Ⅰ 1 2 2 2 2 1 コンソーシアム基礎教養Ⅰ コンソーシアム基礎教養Ⅱ コンソーシアム基礎教養Ⅲ コンソーシアム基礎教養Ⅳ コンソーシアム基礎教養Ⅴ 音 楽 ○ ○ Ⅰ 図画工作 Ⅰ 専 社会福祉 社会的養護 門 児童家庭福祉 保育原理 教 子どもの保健 Ⅰ ○ ○ ○ ○ ○ 教育心理学 科 家庭支援論 健 康 目 環 境 表 現 健康指導法 環境指導法 2 4 2 2 ○ ○ ○ 2 ○ ○ ○ ○ ○ 2 1 1 1 1 1 - 22 - 50(1) ーシアム函館単位 互換科目 ○ 2 80(2) 卒 幼 キャンパスコンソ 2 2 ○ 乳児保育 育 教育原理 2 2 ○ 80(2) 卒 幼 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 81(2) 卒 幼 保 レ 80(2) 卒 幼 保 80(2) 保 80(2) 保 80(2) 卒 保 主 81(2) 保 主 80(2) 保 80(2) 保 80(2) 幼 保 主 主 80(2) 卒 幼 保 80(2) 保 81(2) 幼 保 レ 81(2) 幼 保 80(2) 幼 保 レ 51(2) レ 33(1) (つづき) 科 目 授 業 科 目 名 の 種 別 表現指導法 A 表現指導法 B 専 門 教 育 科 目 音楽基礎 造形表現基礎 保育内容総論 保育実習指導Ⅰ 子どもの保健Ⅱ 人間関係 言 葉 人間関係指導法 言葉指導法 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 備 考 年度の履 講 演 実 義 習 習 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 実 必 選 自 専 兼 験 修 択 由 任 担 1 ○ 1 ○ 1 ○ 1 ○ 1 2 ○ 1 1 ○ 1 ○ 1 ○ 1 ○ 非 講 ○ ○ ○ ○ ○ 修人員 (クラス数) 25(2) レ 60(2) レ 69(1) 37(1) 80(2) 保 81(2) 保 80(2) 保 80(2) 幼 保 81(2) 幼 保 14(1) 55(1) 備考にある文字において、「卒」は卒業のための必修科目であることを示す。「幼」・「保」・「レ」・ 「主」は、そ れぞれ幼稚園教諭・保育士・レクリエーション インストラクター・社会福祉主事任用資格取得の必修科目であ ることを示す。 ( )はクラス数を示す。 表Ⅱ-4. 保育学科2年次開講科目(平成 26 年度入学生) 科 目 の 種 別 授 業 科 目 名 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 年 備 考 度の履修 講 演 実 義 習 習 実 必 選 自 専 兼 験 修 択 由 任 担 非 講 人員 ( ク ラ ス 数) 2 年次開講科目 ○ 教養ゼミナールⅡ 社会人基礎論Ⅱ 基 礎 教 育 科 目 基礎生態学 言葉と表現 国際交流 文化交流 ボランティア実習Ⅱ コンソーシアム基礎教養Ⅵ コンソーシアム基礎教養Ⅶ コンソーシアム基礎教養Ⅷ コンソーシアム基礎教養Ⅸ 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 2 1 1 1 2 2 1 1 - 23 - ○ ○ ○ 65(8) 卒 ○ 4(1) ○ ○ ○ ○ 65(1) 卒 9(1) 0(0) 20(1) 49(1) キャンパスコン ソーシアム函館 単位互換科目 (つづき) 科 目 の 種 別 授 業 科 目 名 授 業 形 態 単 位 教員配置 平成 27 年 備 考 度の履修 講 演 実 実 必 選 自 専 義 習 習 験 修 択 由 任 兼 担 非 講 人員 (クラス数) 2 年次開講科目 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 幼 児 体 育 相 談 援 助 子どもの食と栄養 専 臨 床 心 理 学 障 害 児 保 育 社会的養護内容 ○ 保 育 実 習 Ⅰ 門 保育実践演習 ○ ○ ○ ○ 発 達 心 理 学 保育相談支援 総 合 表 現 教 教 職 概 論 教育課程総論 教育の方法と技術 ○ ○ ○ ○ 2 2 1 2 5 ○ ○ 2 1 1 1 1 2 2 ○ 教 育 相 談 育 教育経営論 ○ 教 育 実 習 2 1 2 2 2 1 4 2 1 1 1 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 65(2) 幼 保 レ 65(2) 保 主 65(2) 保 20(1) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 66(2) 保 65(2) 保 66(2) 保 66(2) 保 66(2) 保 65(2) 保 66(2) 保 65(2) 幼 保 65(2) 幼 保 63(2) 幼 63(2) 幼 63(2) 幼 61(1) 幼 63(2) 幼 63(2) 幼 教職実践演習 ○ ○ ○ ○ ○ (幼稚園) 科 幼 児 理 解 音 楽 応 用 保育実習指導 Ⅱ 保育実習指導 Ⅲ 目 保育実習Ⅱ 保育実習Ⅲ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10(1) 46(1) 18(1) 47(1) 18(1) レクリエーション 指導法 ○ 2 ○ 7(1) レ 14(1) レ レクリエーション ○ 現場実習 音 楽 ○ ○ Ⅱ 図 画 工 作 Ⅱ 国 語 ○ 1 2 2 2 ○ ○ ○ ○ 38 (2) ○ 12(1) 31 (2) 【注】 本学を卒業するためには「基礎教育科目」 、 「専門教育科目」の中から卒業必修科目を含み、合計 62 単位 以上を修得しなければならない。 備考にある文字において、 「卒」は卒業のための必修科目であることを示す。 「幼」 ・ 「保」 ・ 「レ」 ・ 「主」は、 それぞれ幼稚園教諭・保育士・レクリエーション インストラクター・社会福祉主事任用資格取得の必修科目 であることを示す。 ( )はクラス数を示す。 - 24 - 卒業時の質の確保(卒業必修科目の設定等): 食物栄養学科ならびに保育学科の卒業生とし て、卒業時での質の保証とその確保のために、14 単位の卒業必修科目を設定している。専門 科目を中心として教養ゼミナールや語学、情報関係の科目が含まれる。なかでも「教養ゼミ ナール(SL) 」 「社会人基礎論Ⅰ、Ⅱ」と「情報機器の操作Ⅰ、Ⅱ」は本学固有の指定科目で (両学科) 、社会人・職業人としての基礎・基本を学ぶための科目として機能していると考え る。専門科目としては「栄養学総論」 「調理学」「食品学」等を食物栄養学科卒業生の必修科 目として設定し、また、保育学科では「児童家庭福祉」 「教育心理学」 「音楽Ⅰ」 「図画工作Ⅰ」 の専門科目を必修科目として設定し、質の確保に努めている。 なお、食物栄養学科においては、栄養士養成施設協会の認定実力試験を受験するよう指導 している。経費は実験的に本学がその大部分を負担しており、平成 27 年度の場合、栄養士を 目指す学生の約 9 割の学生が自己の実力を確かめるため受験した。これは学生の学修成果の 獲得状況を第三者に点検してもらう機会と考え、また、本学学生の理解度の低い科目と平均 点等が客観的に把握できるので有意義な試験と評価している。今後とも積極的に学生に受験 を奨励していく。 保育学科では、平成 26 年度から保育士試験(平成 27 年度全国合格率 22.8%)の一部の問 題を活用して、客観性のある実力の把握に努めている。 国際的通用性の確保等(海外研修の実施や語学の設定等) : 「国際交流」 (1 単位)の時間を 配当し、海外研修(欧州)を中心に、学生の国際性向上に役立てている。食物栄養学科の語 学に関しては、特に、調理や料理に関係した語学として英語・仏語・中国語を設定しており、 保育学科も同様の外国語を設定している。語学教育の内容に関しては充分であるが、国際的 通用性という観点から、今後、留学生の受け入れや、本学学生の海外留学等も検討しなけれ ばならない。 (4)教養教育の取り組み: 本学のカリキュラムは、学園の「建学の精神」に立脚して展開さ れており、職業教育を支える専門教育科目群はもちろんのこと、 「常識涵養」を旨として、基 礎教育科目群に相当の腐心をしている。また、本学教育の目標とする「入学から卒業までと いう一貫した責任ある教育」の実践として、専門職としての実力向上を目的としたカリキュ ラム編成や授業内容の工夫等(給食管理の実習形態、保育と幼児教育の実習形態等)に努力 している。また、就職ガイダンスを「社会人基礎論Ⅰ、Ⅱ」という必修科目として位置付け る等、就職への指導・啓発にも工夫を加えている。 さらに、今日的な課題でもある情報教育の基本的理解に関する科目の新たな開設が検討さ れ、平成 17 年度には「コンピュータリテラシーⅠ」と「コンピュータリテラシーⅡ」、そし て「情報機器の操作Ⅱ」が設けられ今日に至る。環境や福祉に関する問題を理解するための 基礎的教育科目についても検討がなされ、社会福祉概論、環境等の科目で可能な限り学習さ せる努力をしている。 基礎教育科目と専門科目との有機的連携について: 双方の科目との有機的連携には配慮がな されている。食物栄養学科では、 「基礎科学」および「生活数理」という基礎教育科目を、保 育学科では「音楽基礎」および「造形表現基礎」を開設し、それら専門科目を担当する教員 - 25 - が指導している。いずれの科目も、専門科目をスムーズに学習する上で必要な基礎教育科目 として、有機的に連携するよう配慮したものである。 (5)教育課程の履修により取得可能な資格等について: 食物栄養学科では、栄養士資格のほ か中学教諭二種免許(家庭科) ・栄養教諭二種免許の資格が取得可能である。 保育学科では、保育士資格のほか幼稚園教諭二種免許を得ることができる。 また各学科の備考欄に指示されている教科の履修と資格認定機関が実施する試験で、フー ドスペシャリスト資格(食物栄養学科)、健康運動実践指導者資格(食物栄養学科)、レクリ エーション・インストラクター資格、社会福祉主事任用資格を取得できる。さらに希望学生 には、冬季の休暇期間を利用して函館市社会福祉協議会と本学との共催で実施している養成 研修により、介護職員初任者資格を、また、日本フィットネス協会による指定認定校として の養成講座と試験で、エアロビック・ ダンス・ エクササイズ・インストラクタ-(ADI) (食 物栄養学科)資格およびマイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)資格を取得で きる配慮がなされている。 表Ⅱ-5A. 過去 3 年間の資格・免許状取得者数(1) 資 格・免 許 名 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 栄 養 士 78 76 79 保 育 士 66 81 63 3 10 5 栄養教諭(二種) 12 13 17 幼稚園教諭(二種) 58 76 59 フードスペシャリスト 36 29 25 健康運動実践指導者 11 1 10 介護職員初任者研修 7 17 7 8 13 11 中学校教諭(家庭 二種) レクリエーション・ インストラクター (6)選択科目の自由な選択の保障: 平成 27 年度に開講されている食物栄養学科の科目は教 育課程表に示したように 83 教科目(117 単位)で、このうち 10 教科目(14 単位)が卒業の ための必修である(必修科目数の割合は 12.0%) 。その内訳は、基礎教育科目は 26 科目(34 単位)のうち 7 科目(8 単位)が、また専門科目では 57 科目(83 単位)のうち 3 科目(6 単 位)がそれぞれ卒業必修である。 保育学科では開講されている 84 教科目(134 単位)で、卒業のための必修単位は 10 教科 (14 単位)である(必修科目数の割合は 11.9%)。内訳は、基礎教育科目の 28 科目(41 単 位)のうち 6 科目(6 単位)が、また専門科目では 54 科目(98 単位)のうち 4 科目(8 単位) がそれぞれ卒業必修である。 両学科とも十分な科目が用意されているものと考えている。 - 26 - 表Ⅱ-5B. 過去 3 年間の資格・免許状取得者数(2) 資 格・免 許 名 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 3 0 4 MOS (Excel 2010) 15 17 14 MOS (Word 2010) 19 14 12 9 8 12 栄養士実力認定試験 Aランク 19 25 31 Bランク 15 12 32 Cランク 1 0 8 (32) (24) (22) ( 7) ( 9) (12) ADI(エアロビック・ダンス・ エクササイズ・インストラクター) MOS (Power Point 2010) * (調 理 師) * (製菓衛生師国家試験受験資格) * これらの資格は、本学付設の調理師専門学校において、調理師科の夜間部や製菓衛生師科の通信課程 で取得したものである (7)本学における卒業要件と周知方法: 卒業要件としての単位数は、基礎教育科目と専門科目 の合計 62 単位である。ただし、学則に明示してあるように必修科目 14 単位を修得していな ければならない。また、授業料など学生納付金の払込みが完了されていることが卒業の必須 要件である。単位履修の周知については、教務部が実施しているオリエンテーションと、教 務課窓口における履修申告の際のチェックにおいて行われる。また、学生納付金については、 未納者の父母に督促書状をもって最低3回の連絡をとって処理している。特に卒業を目の前 にする学生の場合は、その旨を明記した書状の送付と、期日を過ぎて返事の無い場合には、 直接、事務局長が電話連絡をして確認に誤りのないよう十分な注意を払っている。 (8)教育科目の見直し、改善について: 食物栄養学科では栄養士法改正に伴う新カリキュラム が平成 13 年度より施行されることになり、直ちに専門科目の見直しを行った。平成 14 年度 は基礎教育科目の卒業必修科目単位数の見直しを実施、基礎教育科目必修単位数に関する規 定を削除した。平成 17 年度のカリキュラムでは、基礎教育科目で情報教育の充実を図るよう 改善した。また、教職課程では栄養教諭(平成 18 年度)と幼稚園教諭(平成 21 年度)の養 成において、 「総合演習」に代えて平成 24 年度からは「教職実践演習」を実施している。 セメスター制の実施状況: 実験・実習も含め、本学の特色をなす教養ゼミナール(SL)を除 いて、食物栄養学科では大部分の科目が半期で終了するセメスター制を実施している。保育学 科においては、通年実施科目である演習科目の時間数の見直しによってセメスター制に近い状 況に達している。 社会人学生対応型教育活動「長期履修学生(呼称、社会人ゆっくり修学生) 」 : 平成 13 年度に 社会人を対象として「社会人ゆっくり修学」制度を検討し導入した。平成 14 年度には期間の 拡充に関して検討し、修業年限に縛りをつくらない新しい修学システムを構築した。社会人 入学の啓発に役立ったものと考えているが、入学者はいない(77 頁参照) 。 - 27 - 社会人入学:社会人で入学してくる学生は少なく、毎年 4 人ないし 5 人である(76 頁参照) 。 委託学生の受入れ: 大都市部での子どもの増加にともない、国は保育士養成が喫緊の課題 であるとして積極的な増員を計った。これを受けて北海道より要請があり、本学は平成 21 年 度から保育士資格のみを付与する依託学生を受入れた。平成 27 年度は、1 年生 17 名、2 年生 10 名が在籍している。 これらの学生は正規の学生として届出ることが認められているものの、 その教育支援のあり方には制約があり、一般学生への連絡・指導内容とは多少の違いがある ので、混乱を未然に防ぐため、特定の教員を配置し責任ある明確な情報伝達を行うなど、新 たな工夫をもって対処している。 【2. 授業内容・教育方法について】 (1)シラバスの内容と活用方法に関して: シラバスの web への記載および冊子体の作成は、新 学期の 4 月上旬のオリエンテーションに間に合うよう教務課および教務委員が中心になって 行っている。 平成 17 年度より順次内容の充実を図ってきた。両学科とも科目ナンバリング、授業目標、 到達目標、授業計画、授業外に行うべき学習(予習・復習・準備学習等) 、標準学修時間の目 安、使用教科書、参考書、評価方法の項目で記載するスタイルに統一している。これによっ て、学生が学習するための利便性が高められた。また、シラバスの第三者によるチェックは、 規程の改正により教務委員会が責任をもって実施することを決定した(平成 26 年 7 月)。さ らに、学生便覧には基礎から応用への学びの参考のためにカリキュラムチャートを掲載して いる。このように学修成果の向上・充実のための PDCA サイクルを機能させて改善を行ってい る。 (2) 学生の履修態度などについて: 大部分の学生は、栄養士資格・保育士(及び幼稚園教諭) 資格の取得を目的として入学しているので、履修態度はおおむね良好である。特に、本州北 部の各県よりの出身者は、調理師・製菓衛生師等の資格を取得するため、併設の専門学校を 利用してのダブルスクールに通うなど学習意欲は高い。出身地である東北地方における就職 活動で評価される有利な条件を身につけようとする認識があってのことと考える。 また、奨学資金の支援をもって学業を継続している学生では、より厳しい環境を克服しな がら学習努力している状況にある。 【3. 教育改善への努力について】 (1)学生による授業評価: 現在本学では、学生に対して前期・後期の 2 回の「授業に関する アンケート調査」を実施している。 評価は 5 段階評価とし、全部で 10 問の設問が用意されており、コメント記入欄も設けてい る。回収したアンケートは、FD・SD 実施委員会が集計・分析を行っている。またその結果 は、授業改善のために全体の平均値とともに各教員にフィードバックしている。教員に対し ては、フィードバックした個別評価結果に対する「評価に対する授業改善コメント」の提出 を依頼している。このような方法で、授業の改善を促し、教育の質の向上に役立てている。 毎年度の前期・後期に分析を行った結果は、まとまり次第全学の FD・SD を開催して報告 - 28 - している。総合評価は年度ごとに高くなっており、調査結果は効果を上げている。 教員各自の評価結果、科目ごとの fGPA と評価得点の分布図等は平成 27 年度後期の資料か ら、教務課で保管して学生および教職員の閲覧希望により閲覧を可能とした。 (2)授業改善(FD 活動)への組織的取り組みについて: 本学の学内における授業改善の取組 は、平成 22 年 3 月に函館短期大学 FD・SD 実施委員会を設置(11 月規程整備)したことに より、本学は組織化された FD・SD の取り組みを堅実に実施(2~4 回/年)している。平成 27 年度末までに開催回数は 20 回を数え、活発な活動を行っている。 また、法人本部も学園教育向上推進委員会を平成 16 年 9 月に設立して、設置する各学校の 自己点検・評価とその報告を奨励している。平成 21 年度より同委員会は、セメスター毎に各 学校における授業の参観ならびに学習状況に関して、聞き取り調査をかねた担当教員との面 談を実施し、また、授業の実際を視察するなどして、学生・生徒の学力向上を意図した取り組 みを行っている。 函館地域の高等教育機関と函館市で組織しているキャンパス・コンソ-シアム函館(CCH) 主催による FD 研修等が平成 19 年度から平成 21 年度にかけて実施されてきたが、その後予 算の関係で企画されなくなった。平成 27 年度になり私立大学等経営強化集中支援事業の関連 で、CCH 運営委員会の努力(運営会議規約等の改正)により他大学との合同 SD・合同 IR が 企画され、平成 27 年 8 月に実施された。 (3)単位相当分の教育効果をあげるための教室外の学修について: 教育課程では単位相当分の 学修(1 単位であれば 45 時間の学修)によって単位を認定するが、学生の学修状況が単位の 実質化を伴っているかどうかについて、本学では調査を実施している。 受講している学生の放課後の時間の過し方から教室外での学修状況を調べた。本学で実施 している「授業に関するアンケ-ト調査」の中で(予習・復習したか。何時間行ったかは問 わない)および平成 25 年 9 月から実施している過し方の時間を問う「生活状況調査」(成績 通知時に実施する)からその傾向を解析した。 「授業に関するアンケート調査」からは、自分で自習(予習・復習)を行っていると思っ ている学生の割合は、 平成 25 年度から平成 27 年度までの各年度では、それぞれ 60%、61%、 70%であった。また、同調査で自習したと評価された科目の割合(評価 4 以上の科目数)は、 各年度で 31%、33%、50%であり、平成 27 年度はそれぞれ増加していることがわかった(50 頁参照)。 また、学修ポートフォリオに基づく学修時間を整理すると表Ⅱ-6 のとおりとなった。 両学科とも、学年または学期進行にともない学修時間の延長がみられ、特に、保育学科で顕著 であった。したがって、平均学修時間も伸びていることが明らかとなった。保育学科の 2 年次生 の前期では 11~25(時間/週)の学生の割合が 44.6%に達したことは特筆するべき数字である。 しかし、全体にはまだ学修時間が少ない状況であり、単位の実質化が伴っていないことを 示している。今後とも調査を継続するとともに、自習したと評価される科目割合の増加およ び 1 週間あたりの勉強や宿題に費やす時間の延長に努力する必要がある。そのためには、シ ラバスの一層の充実と各科目担当者による創意工夫が求められる。 - 29 - 表Ⅱ-6. 確保している学修時間範囲別の学生の割および平均学修時間 学修している学生の割合 学 科 入学年度 (平成) 26 食 物 栄 養 学年・学期 6~10 10~25 時間/週 時間/週 時間/週 1 年・後期 56.5 32.9 10.6 6.2 2 年・前期 52.9 30.5 16.6 6.4 ▼ ▼ △ △ 1 年・前期 60.5 22.2 17.2 6.0 1 年・後期 48.8 32.5 18.9 6.6 ▼ △ △ △ 1 年・後期 40.0 33.8 26.2 7.4 2 年・前期 30.8 24.6 44.6 9.6 ▼ ▼ △ △ 1 年・前期 43.2 43.2 13.6 6.9 1 年・後期 41.8 38.0 20.3 7.6 ▼ ▼ △ △ 増 26 増 保 育 27 時間(時間 0~5 増 27 平均学修 (%、学修時間範囲別) 増 減* 減* 減* 減* /週) * △:学期進行に伴い学生の割合が増加している、▼:学期進行に伴い学生の割合が減少している。 (4) 3 か年間のFD・SD研修会活動:平成 25 年度からの活動実績は以下のとおりである。 第9回 「函館短期大学の入試広報活動について」 平成 25 年 05 月 07 日 (火) 第 10 回 「野又学園の中期経営計画策定に係る説明会 ‐学園の経営理念・経営ビジョン・経営戦略-」 平成 25 年 09 月 27 日(金) 第 11 回 「平成 25 年度私立短期大学教務担当者研修会について」 平成 25 年 10 月 30 日(金) 第 12 回 「第三者評価によって見えてきたもの ‐第三者評価後の課題-」 、補遺資料「適正 な成績評価とは -GPA 制度の導入による評価の厳格化-」平成 25 年 11 月 22 日(金) 第 13 回「成績評価の難しさ-どのような学生を育てるのか-」平成 26 年 5 月 30 日(金) 第 14 回「f GPA でみる学生の学修傾向」 平成 26 年 11 月 25 日(火) 第 15 回「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて(中教審答申)の内容の共通 理解の形成」 「公的研究費のコンプライアンス教育の実施」平成 27 年 3 月 24 日(火) 、 第 16 回「函館短期大学の成績評価・学修時間の現状と課題~教育の質的転換における好循環 の確立に向けて~」 平成 27 年 6 月 16 日(火) 第 17 回「教務新システム説明会」 、 「平成 27 年度第 2 回合同キャンパス見学会全体打ち合わ せ」 、 「平成 26 年度授業評価結果の補足」 平成 27 年 8 月 20 日(木) 第 18 回「科研費応募に向けての教職員に対する研究倫理教育」、 「公的研究費のコンプライア ンス教育の実施および理解度の把握」 平成 27 年 9 月 17 日(木) 第 19 回「函館短期大学における教育の質的転換に向けた改善は進んでいるか」 平成 27 年 11 月 27 日(金) - 30 - 第 20 回「平成 28 年度からの教務システム導入について」、「障害のある学生への配慮および 支援について」 、「教育の質の保証にかかわる大学接続改革加速プログラムおよび特 別補助金の概要と注意事項について」、 「私立大学研究ブランディング事業について」 平成 28 年 3 月 24 日(木) (5)授業に対する協力体制等について学長の受け止め:専任教員間の意志疎通については、種々 の会議(学科会議・各種委員会・各種ワーキンググループ等)で活発な意見交換があり、よ く機能していることから協力体制は良いと判断している。各教員の教授内容と指導方法につ いても、 「授業に関するアンケート調査」に関するFD・SDをとおして前向きに取り組んで いる。例えば、毎年度のシラバス(講義要項)の改善・充実が図られている。教職員は各部 長を中心に協力し、各種支援事業の申請書類の作成等を短時間に納得のできる形に仕上げる ことなど、教育に対する協働と相互協力姿勢は良好である。 2学科体制後に設立された学科連携推進委員会および地域連携推進委員会、キャンパス・ コンソーシアム函館の各種のワーキング・グループでの活動など、地域関連事項への積極的 な参加等があり、学科間の教員の相互協力も良好である。 なお、非常勤講師に対しては、年度当初の講師懇談会において学長をはじめ担当部長・課員 より、学生が興味をもつような授業の工夫等についての依頼と短大の現状報告を行っている。 このような本学の教育姿勢に対して、外部講師の理解と協力は円滑になされている。 【4. 特記事項】 (1)他大学・短期大学との単位互換状況:本学では「学則」および「単位互換の実施に関する 細則」に、教授会の決定を経て他大学・短期大学で取得した単位を、最大 15 単位まで認めて いる。その中で、現在、 「キャンパス・コンソーシアム函館」による市内8高等教育機関間で 単位互換に関する包括協定書および関連する覚書が取り交わされて実行されている(平成 20 年 4 月)。 本学においても、平成 21~26 年度に延べ 18 名の学生がこの制度を利用している。 (2)情報教育と情報機器教材の活用状況:情報機器の充実とその活用は早くから実現されてお り、学生は自由に利用可能な情報処理実習室を使い、実習等で課題となったレポート作成に 各種ソフトを利用している。また、必要に応じて土曜日の利用もできるようにしている。イ ンターネットの利用も比較的自由にできるため、学習上の情報検索や就職情報の収集等に役 立てている。今後とも情報処理実習室の開放時間や管理体制の充実をはかる。 情報教育に関しては、その技術的な指導のため民間のパソコン教室で、指導に定評のある 講師陣に演習を依頼している。さらに学生の自発的な要望により、就職に有利な資格を身に つけたいとの希望もあって、MOS検定試験(ワード、エクセル、パワーポイント)対策の 特別講座を開設して学生の満足度を高めようと努力して、継続して高い合格実績をあげてい る(表Ⅳ-10) 。しかし、受験者は徐々に減少傾向にある。情報関連の資格取得に学生は関心 を持っていることが窺われるが、減少している主たる原因は家庭経済力の低下と昨今の学生 の気質(最小限の努力で、楽をして資格をとり卒業したい)にあるのではないかと推察する。 - 31 - (3) 習熟度別授業の展開:入学者の中には、専門教科目を学習するうえでの基礎的学習と、そ の理解度にも大きく差異が認められる。このため本学では、入学時に基礎学力を把握するた めの試験を行い、授業を補う科目を設定している。 食物栄養学科では、「基礎科学」と「生活数理」について受講するよう指導している。実際 には、普通科出身の学生も自分の知識の確認のため多くが受講している(8割の学生が履修)。 保育学科では、楽譜の「読み書き」を修得せずに入学してくる学生に、基礎的な音楽能力 の補習を目的とした「音楽基礎」および「造形表現基礎」を開設し、技術修得以前に挫折し てしまわないように配慮している。 (4) 教養ゼミナール(SL)の開設: 本学では、通年 1 単位(週 1 コマ 45 分)の基礎教育必 修科目として、教養ゼミナール(SL:Sincere Life)という本学独自の授業科目を配してい る。これは建学の精神にもとづきながら各担当教員と学生との人間的接触の機会を多くして、 学生生活や学習、将来の進路等に関するオリエンテーションを行うなど、学生個々の問題に 関してもきめ細かく相談に応じているもので、いわゆるHRやオフィスアワーとしての機能 をも持った時間である。 また、教養図書の輪読や新聞等を利用した読み合わせを行い、各自の意見発表の練習等も 行っている。合同SLという形式での全体指導も各学年で、年数回実施している(表Ⅱ-7)。 表Ⅱ-7. 平成 24 年度から平成 26 年度までの合同SLの内容 年 度 平成 25 年度 対象学生 1 年次 1 年次 1 年次 内 容 献血協力 (赤十字センタ-事業課) 護身術講習会 (北海道警察函館方面本部 警務課) エイズを含む性感染症に関わる講話 (市立函館保健所 保健予防課) 1.2 年次 1 年次 保育学科 平成 26 年度 1 年次 1 年次 1 年次 夏季・冬季交通安全講習会 (函館自動車学校、指導課長) ごみ処理の仕方 (講話 函館市環境部) 違法行為・薬物等に関する講話 (元釧路方面本部長) 献血協力 (学生部長) 護身術講習会 (北海道警察函館方面本部 警務課) エイズを含む性感染症に関わる講話 (市立函館保健所 保健予防課) 1,2 年次 1 年次 保育学科 平成 27 年度 1 年次 1,2 年次 1,2 年次 1 年次 夏季・冬季交通安全講習会 (函館自動車学校、指導課長) ごみ処理の仕方 (講話 函館市環境部) 違法行為・薬物等に関する講話 (元釧路方面本部長) 献血理解・献血協力 (赤十字センタ-事業課) 夏の交通安全講習会 (函館自動車学校 指導課長) ネット使用講話 (本学 藤井教授) エイズを含む性感染症に係る講話 (市立函館保健所保健予防課) 1 年次 1,2 年次 護身術講習 (北海道警察函館方面本部 生活安全課) 冬の交通安全講習会 (函館自動車学校 指導課長) - 32 - なお、合同SLで行われた内容ではないが、社会人基礎論等を含めて授業に外部講師の協 力を得て実施した授業の一覧を表Ⅱ-8 に示した。 表Ⅱ-8. 平成 27 年度の外部講師による授業実施状況 年度 学科 学年 1 年次 食物 栄養 2 年次 平成 27 年度 1 年次 保育 2 年次 主な科目名 教職の意義と職務、障害のある 生徒の理解と指導、栄養指導実 習Ⅰ、調理実習Ⅱ、社会人基礎 論Ⅰ、SLⅠ 調理実習Ⅲ、栄養教育実習、食 品官能評価、教職実践演習、教 育相談の研究、臨床栄養学実習 主な外部講師の所属等 国立病院機構函館病院看護部等他、 個人外部講師 小・中学校長、国立病院機構函館病 院看護部等、味の素(株)外部講師、 北海道渡島振興局保健環境部児童商 談室 家庭支援論、子どもの保健Ⅱ、 就労継続支援作業所長、保育所長、 社会人基礎論Ⅰ、 函館市子ども未来部子どもサービス 課、国立病院機構函館病院看護部等 障害児保育、音楽応用、教職 児童発達支援センター発達支援管理 実践演習、教育の方法と技術 責任者、幼稚園園長、北海道函館児 童相談所、幼稚園園長、函館市教育 委員会、はこだて療育・自立支援セ ンター等 - 33 - Ⅲ. 教育の実施体制 概要 短期大学設置基準ならびに改正された学校教育法等の法律に則り、学科の編成・実施 の方針に基づいて教員組織の整備に努めている。優れた専任教員の確保のため、人事異動が あるたびに高度の有資格者を採用して改善を図っている。また、教育研究活動も学科の教育 課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に基づいて行っている。 教務委員会が主体となり教育の質保証とその向上・充実を目指して、学修成果獲得のため の指針となるシラバスの改善を行い、それに基づいた教育を実施している。さらに開設学科 に関連した諸資格の取得を奨励し、積極的な指導と支援体制を構築している。学修成果の点 検にはFD・SD実施委員化を中心とする「授業に関するアンケート調査」による授業の評 価・点検によってPDCAサイクルを機能させながら、規程に基づいたFD・SD活動を適 切に行って、その実をあげている。 【1. 教員組織について】 (1) 専任教員数: 本学の専任教員数ならびに技術系職員等数は表Ⅲ-1 に示したとおりであ る。短期大学設置基準第 22 条、別表1のイに定める学科に応じて決められた専任教員数は、 食物栄養学科が7人、保育学科では8人で、計 15 名を要する。また、別表1のロに定める全 体の入学定員に応じて定める専任教員数は4人である。したがって合計 19 人を置かなければ ならない。なお、教授は専門領域で6人、入学定員に応じた枠で2人の計8人が必要とされ る。 専任教員数の現況は、食物栄養学科が 11 人、保育学科は 9 人で計 20 人がおり、いずれも 基準を満たしている。 表Ⅲ-1. 函館短期大学の専任教員 平成 27 年 9 月 1 日現在 専任教員数 学科名等 教 授 准 教 授 講 師 助 教 計 設定基 準で定 める教 員数 (イ) 短期大学全 体の入学定 員に定める 専任教員数 (ロ) 設置基 準で定 める教 授数*1 助 手 非 常 勤 教 員 備 考 食物栄養学科 4(3)*2 1 3 3 11(10) 7 3 3*3 24 家政関係 保育学科 4 1 3 1 9 8 3 1 32 教育学・保 育学関係 8(7) 2 6 4 20(19) 15 6 4 小計 短期大学全体 の入学定員に 応じて定める 専任教員数 (ロ) 合計 4 8(7) 2 6 4 20(19) 19 入学定員(平成27年度):食物栄養学科120名、保育学科100名 *1(イ)、(ロ)とも3割以上は教授であること。 *2 ( )内は平成27年4月1日の状況である。 - 34 - 2*4 8 4*3 延べ56人 (49人) *5 平成27年4月1日 教授数1名不足 → 平成27年9月1日に1名の教授採用で解消した。 *3 管理栄養士を2名配置している。 *4 食物栄養学科(平成27年9月1日に1名の教授採用)および保育学科に各1名を配置している。 *5 食両学科を担当している非常勤教員がいるため、実教員数は49名である。 (2)個人調書: 本学の専任教員の資格と資質を明らかにする個人調書については、別途資料 として整理し、閲覧できるよう準備してある。 (3)採用・昇任: 教員の採用・昇任については、 「函館短期大学教員の任用および昇格選考基 準」 (平成 27 年 4 月施行)およびその「選考基準補足」によって行われ、 「函館短期大学教員 の任用および昇格審査に関する内規」 (平成 27 年 7 月 31 日施行)に基づいて行う。採用・昇 任ともに、学長指名による審査員による審査会で必要な資格を満たしているか審査した上で、 学長が適任者を理事長に推薦する。理事長が推薦された者と面接を行い決定する。 任用は公募を原則とする。応募者の人格、学歴、職歴、教歴並びに著書・論文・学会にお ける発表等の業績を中心に審査する。また、著書・論文に加え、実務上の特に優れた知識、 能力および実績も考慮する。教員の昇格についても、任用と同様の手順により、資格を満た した者を審査対象としている。 (4) 年齢構成: 教員の年齢構成は表Ⅲ-2 のとおりである。平成 27 年4月 1 日(食物栄養学科 にあっては、平成 27 年 9 月 1 日)現在、52.3 歳となった。新進気鋭の若手教員の登用を心 がけ、特定の年齢集団に偏ることの無いよう教員配置に腐心してきたが、中堅教員の割愛が あったことにより、結果的に 60-70 歳台のベテラン教員が多い結果となっている。実力のあ る教授の採用は望ましいことなので、一概に問題を抱えているとは考えていない。しかし、 学生の立場からすれば、指導・助言を得る上で多様な年齢層の教員の存在が望まれるので、 中堅ないし若手教員の採用と育成に努め、望ましい年齢構成のあり方を考えつつ改善に努力 している。また、教員の年齢構成がベテラン中心の高齢側に偏りがちにならないよう是正が 求められていることから、短大としてのガイドライン制定により対応することにした(平成 27 年 10 月 30 日施行) 。 表Ⅲ-2. 専任教員の年齢構成 平成 27 年 9 月 6 日現在 学 科 年齢ごとの専任教員数 (助教以上) 助手等の 備 70 歳≧ 60-69 50-59 40-49 30-39 平均年齢 考 食物栄養学科 11 名 1 4 0 3 3 0 50.5 歳 27.7 歳 保 育 学 科 9名 3 1 2 0 3 0 54.1 歳 27.0 歳 教 員 数 20-29 平均年齢 本学は 18 歳人口の減少が顕著な地方都市に立地しているので、常に財政的に健全な運営を 心がけなければならない課題を有している。したがって、教員数は短期大学設置基準を遵守 するものとなり、それを大きく上回る配置はできない状況にある。教員採用では高学歴(修 士以上の学位を有する)で実力のある専任講師ないし准教授を予定し、若くて力量のある教 員の採用に臨んでいる。 - 35 - 採用結果の現状を「Ⅵ.研究活動」 (78 頁)に記載している。 (5)教育研究上の業務等: 授業・研究・学生指導・その他教育研究上の業務等について、専 任教員の取り組みの概況をまとめて表Ⅲ-3 に示した。 本学の基準コマ数は 6 コマ(週あたり 12 時間)である。食物栄養学科では給食管理ならび に体育系の授業等を担当する一部教員では負担増となっているので改善の必要がある。保育 学科は開設 7 年目を迎え、各教員の担当時間数は基準コマ数までに達しつつある。専門課程 の教育は、教授、准教授または専任講師が分担しているが、非常勤講師に依頼している部分 もある。 研究活動は活発であり、特に、若手教員はそれぞれに学生指導や研究に熱心に取り組んで いる。まとまった研究時間の捻出は困難であるが、休日等を返上して行っているのが実情で ある。その成果は「Ⅵ.研究活動」の項に示す。 学生指導については、学生委員会を構成する教員を中心に行われている。事に通じた教員 が学生部長として責務を果たし、学生相談フローチャートに従い分野別(就職・進路、経済 奨学金相談、教務等のグループ)に分かれて相談に応じている。また、若手教員は学友会や クラブ顧問などをも引き受け、熱心な指導と助言を与えている。指導にあたっては、学生の 主体性を尊重するよう伝達されており、管理職にある他の教職員とも十分な連携をとり、学 生支援活動を行っている。 (6)技術系職員の配置: 食物栄養学科では、実験実習の助手として2名の管理栄養士と1名 の栄養士を正規雇用している。さらに補助職員として非常勤の栄養士2名を雇用している。 保育学科では、教育助手として2名いるが、1 名は正規雇用、もう1名はパート雇用である。 これらの職員は、実験・実習における補助的側面で適切に機能している。 表Ⅲ-3A. 食物栄養学科教員の平均担当コマ数、業務、研究業績などの概要一覧 平成 27 年 9 月 1 日現在 学 氏 科 職 名 名 食物栄養学科 猪 上 徳 雄 澤 辺 桃 子 基準コ 平均担当 主たる担当業務 研究業績・ 備 マ数 時間数 (委員会所属など) 社会活動等 考 (12 時間) 教 授 教 授 藤 井 壽 夫 横 井 百合子 教 授 教 授 沼 田 卓 也 准教授 小 岩眞智子 鈴 木 英 悟 木 幡 恵 子 講 師 講 師 講 師 鈴 木 真由美 庭 亜 子 清 水 陽 子 助 教 助 教 助 教 6 6 (Ⅵ.研究参照) 3.6 14.5 学長・学科長・研究所長 意欲的 教務部長・協会実力認定試験 意欲的 委員長 意欲的 意欲的 6 6 6 6 6 6 9.0 2.5 15.0 8.5 15.0 13.0 教職課程検討委員長 6 6 6 17.0 15.0 10.9 就職支援・栄養管理 意欲的 教務委員・就職支援 意欲的 意欲的 FD・SD 実施委員長・IR 委員長 意欲的 家 入試広報・教職課程 意欲的 政 学生 意欲的 系 意欲的 意欲的 - 36 - 伊 東 夢 乃 遠 藤 望 鐘ヶ江あゆ美 助 手 助 手 助 手 6 6 6 19.5 15.0 16.8 栄養管理部・校外実習 意欲的 栄養管理部・校外実習 意欲的 校外実習・協会認定 意欲的 表Ⅲ-3B. 保育学科教員の平均担当コマ数、業務、研究業績などの概要一覧 平成 27 年 4 月 1 日現在 学 氏 科 職 名 名 保 育 学 科 佐々木 茂 志 賀 直 信 藤 友 雄 暉 原 子 はるみ 基準コ 平均担当 主たる担当業務 マ数 時間数 (委員会所属など) 研究業績・ 社会活動等 備 考 (Ⅵ.研究参照) 教 授 教 授 教 授 教 授 6 6 6 6 11.0 12.0 7.0 13.0 学科長・研究所長 意欲的 公開講座委員長 意欲的 個人情報・自己点検評価 意欲的 図書館長 意欲的 13.0 11.0 12.7 14.4 学生部長 意欲的 子育て・就職支援 意欲的 育 教務副部長・図書 意欲的 系 入試広報・就職支援 意欲的 松 田 賢 一 准教授 木 村 美佐子 新 沼 英 明 三 沢 大 樹 講 師 講 師 講 師 6 6 6 6 中 俣 友 子 助 教 6 12.0 入試広報・就職支援 意欲的 三 上 香 澄 松 本 直 美 助 手 10.0 10.0 意欲的 手 6 6 保育実習 助 保育実習 意欲的 教 育 保 【2. 教育環境について】 (1) 校地および校舎等の面積: 本学の校地および校舎等の面積を表Ⅲ-4A と 4B に示した。 (2) 設置基準第 31 条による基準面積: 校舎の基準面積(収容定員 440 名)は、開設学科は食 物栄養学科と保育学科の2学科で、家政関係の分野として 2,600 ㎡が、また、教育・保育関 係の分野として 2,350 ㎡がそれぞれ必要とされて、合計 4,950 ㎡を用意しなければならない。 所有する校舎合計面積は 8,246.53 ㎡あり、基準面積の約 1.67 倍の広さが確保されている。 表Ⅲ-4A. 校地等面積と校舎等面積 平成 27 年 5 月 1 日現在 所 在 地 函館短期大学校地 面 積 函館市高丘町 173-1 函館市高丘町 174-1 函館市高丘町 175-1 函館市鈴蘭ヶ丘 4 他 函館市柏木町 212-2 函館市時任町 112-2,3 4,335 ㎡ 3,729 ㎡ 3,289 ㎡ 30,236 ㎡ 582 ㎡ 796 ㎡ 43,057 ㎡ 校地等合計面積 - 37 - 備 考 校舎敷地 校舎敷地 校舎敷地 その他 その他 その他 表Ⅲ-4B. 校舎等面積 平成 27 年 5 月 1 日現在 校舎等面積 基準面積(収容定員 440 名×10 ㎡)は 4,400 ㎡である 既設校舎 5,437.72 ㎡ 校舎増築棟 2,808.81 ㎡ 8,246.53 ㎡ 校舎合計面積 寄宿舎面積 野又学園 女子学生会館 野又学園 時任会館 野又学園 中道会館 野又学園 中道第二会館 校舎・寄宿舎の合計面積 (3)情報機器の設置・使用状況: 825.69 ㎡ 1,214.19 ㎡ 322.67 ㎡ 288.08 ㎡ 10,939.15 ㎡ 本学では教育研究用の情報機器の端末機を、情報処理実 習室・情報準備室・給食管理演習室・図書館・各教員研究室・事務室・フィットネスセンタ ー事務室・キャリアデザインコーナーに設置している。 設置台数はデスクトップ型が情報処理実習室に 56 台、給食管理演習室に4台、他に研究室 に 25 台、事務室に 11 台のノート型がある。この他、グループ学習室に 6 台、図書館 AV ルー ムに 9 台、コミュニケーションラウンジに 3 台、キャリアデザインコーナーに 3 台設置して おり、合計 137 台の端末機器が配置されている。 情報ネットワークは法人本部と傘下の全ての設置校に構築されており、学内LANは整備 されている。校務の周知徹底は、教授会や各種委員会、毎朝行われる事務連絡などの会議の 場でなされるが、この他の緊急な連絡および会議予定の連絡などについては、電子メールや 学内LANを利用した学内メールによって確認のできる体制にある。 教職員間の連絡には、電話の他に必要に応じて情報端末機による連絡が頻繁になされてい る。また情報端末機は、教員においては論文作成をはじめとし、各種資料作成、整理、統計 処理、授業でのプレゼンテーションなどに利用され、職員においては各種資料作成、整理、 統計処理、事務手続処理など広く利用されている。 一方、学生は給食管理実習、栄養指導とこれに関連する授業が行なわれているため、栄養 計算ソフトを利用している。学生は実習において、献立等の栄養あるいは栄養価計算などに、 端末機を使用しなければならない仕組みになっており、その利用頻度は非常に高い。また、 課題として与えられた資料収集・レポート作成にも利用している。近年では、インターネッ トを利用した奨学金の申し込みや、就職希望企業へのエントリー等への利用も増加している。 なお、平成 21 年度の文部科学省プログラム「大学改革推進事業」で、取組課題「地方短期 大学の資格取得支援計画による教育力の向上と就職支援」が採択され、関連する機器備品の 購入が認められたので、キャリアデザインコーナーに学生専用の端末機器 3 台と総合複写機 を配置している。厳しい就職状況に対応した支援は歓迎されて、就職活動のため学生に有効 に使用されている。 学生の自習については、調べなければならない内容を伴う学習の場合、図書館を利用して 行われているが、ノ-ト整理など簡易な学習は、学生がそれぞれ所属する教養ゼミナ-ル室 (演習室)を利用している。この部屋は収容人数が 15 名と 20 名程度の小規模な教室で、授 - 38 - 業としては教養ゼミナール以外にほとんど利用されることはないため、自習室としての機能 を事実上有しており、N棟の三階に4室(45.4 ㎡×4)、S棟の二階に 4 室(23.8 ㎡×4)が ある。これとは別に、図書館に隣接してS棟の三階にはグループ学習室(39.1 ㎡)が用意さ れている。 (4)授業用の機器・備品の整備状況について: 各教室には視聴覚教材を用いた授業支援のた めに、PC プロジェクター・DVD デッキ等がそれぞれ配置されている。教室では、プロジェ クターを更新した(平成 27 年度、N31 教室)。 実験・実習室などの特別教室の備品について は、管理する教員に把握を依頼し、その上で優先順位をつけた申請を毎年 12 月末までに提出 を求め、事務局長が教員の要望を取りまとめて、予算書として学長承認のもとに 2 月1日ま でに法人本部に提出することになっている。 教室関係では、 特別教室関係での最近の備品更新は(食物栄養学科) 、給食関係の実習室において行われ、 清潔で機能的な最新設備が用意されている。調理実習室のガスオ-ブン(平成 19 年度)、食 器消毒保管(平成 26 年度) 、業務用冷凍冷蔵庫(平成 27 年度)、全自動製氷機(平成 27 年度)、 給食管理実習のための器具殺菌庫用オゾンユニット(平成 25 年度) 、テーブル型冷凍冷蔵庫 (平成 26 年度) 、ゆで麺機(平成 27 年度)、ガスフライヤー(平成 27 年度)等を更新してい る。また、実験系では高圧蒸気滅菌装置、恒温水槽(平成 25 年度)および顕微鏡(平成 26 年度)、実習用顕微鏡(平成 27 年度)等を整備している。 平成 21 年4月開設の保育学科設置にともない、第一音楽室、第二音楽室、ピアノ個人指導 室、造形教室、同準備室、小児保健実習室が各 1 室ずつ、そしてピアノ個人練習室 20 室が用 意された。これらの部屋に必要とされる備品・機材が配置された。 (5)校地・校舎の安全性など: 校地・校舎の安全性などについては、法定上(建築基準法、 消防法等)の基準は満たしており、設備等についても毎年検査を実施し合格している。なお、 法人本部より旧校舎の耐震強度試験を、新校舎増築の際に事前に行い、使用上で問題がない ことを確認した旨の連絡を平成 20 年 10 月に書面をもって連絡を受けている。近年、健康に 害ある建設資材として注目され、除去を指示されたロックウ-ルは本学では使用していない ことを校舎設計・管理している業者より報告があった。保育学科のフィールド学習の場として、 三棟の四阿屋を建てて芝生を張った園庭を整備し、平成 26 年の 5 月より活用開始している。 校舎設備の主な定期検査は次のとおりで、いずれも検査結果は合格している。 ・地下重油タンク漏洩検査 (年1回) ・水質検査業務 (年1回) ・貯水槽清掃及び消毒業務 (年1回) ・汚水槽清掃業務 (年1回) ・空気環境測定業務 (年6回) ・ばい煙測定業務 (年2回) ・特殊建物・建築設備の定期報告 (年1回) ・消防用設備等点検結果報告 ・エレベーター定期点検 (年 12 回) (年2回) 【3. 図書館・学習資源等について】 図書館は、現在地に校舎が移築された昭和 56 年 12 月に建設された。雪国における積雪等 - 39 - による移動の不自由さを避けるために N 棟と一体化された建物の中に設けられたが、現在は 新設の S 棟と渡り廊下で繋がれた中央部の三階を占めている。閲覧室・書庫・管理部門から なる。 平成 21 年度の保育学科の開設にあわせて、図書館の大幅な模様替えと整備を行った。蔵書 庫を広くして機能的な開架式図書館とした。本学は食物栄養学科と保育学科の 2 学科を開設 し、「食と健康」 「保育と幼児教育」を中心とした教育、資格取得にかんする実習指導を行っ ているため、学生には人と関わる仕事に就くための幅広い教養の涵養と、専門領域の知識と 実践力を身に付けることができるよう関連図書の積極的な収集を計っている。 (1)附属図書館の状況 ①蔵書冊数は、平成 28 年 3 月末現在で 28,338 冊である。図書および設備の状況は、表Ⅲ -5 に示したとおりである。学術雑誌・刊行物数については、平成 27 年度に購入した 35 誌 を含めて、これまでの所蔵雑誌数は 165 誌であり、うち外国雑誌は 16 誌である。 表Ⅲ-5. 図書および設備の状況 学 科 食物栄養学科 保 育 学 科 合 計 図 書 [外国書] (冊) 学術雑誌 [外国書] (誌) 電子ジャー 21,715 [135] 5,344 [505] 27,059 [640] 81[16] (平成 28 年 3 月調べ) 視聴覚資 料 (点) 機械機器 (点) 標本 (点) 0 1,134 186 4 33[0] 0 86 732 0 114 [16] 0 1,220 918 4 ナル ②年間受け入れ図書冊数を、表Ⅲ-6 に示した。教職員推薦あるいは学生からのリクエスト 等により一般図書、専門図書は充実してきた。寄贈図書について平成 26 年度は退職教員から 寄贈が多かったが、平成 27 年度は例年の冊数に戻ったと考える。 表Ⅲ-6. 年間受け入れ図書冊数の推移 区 分 購入図書 寄贈図書 合 計 平成 25 年度 405 167 572 平成 26 年度 646 301 947 (単位:冊) 平成 27 年度 584 149 733 ③一般刊行物を含めた本学の年間受け入れ雑誌数は表Ⅲ-7 のとおりで、学術雑誌は 35 誌(食 物栄養 12 誌、保育 23 誌)である。刊行物としては 17 誌であったが、休刊誌が出てきた。平成 27 年度寄贈は 2 誌である。 (パンフレットは除外) - 40 - 区 分 購入図書 寄贈図書 合 計 表Ⅲ-7. 年間受け入れ雑誌数の推移 (単位:種) 平成 25 年度 55 35(パンフレット含) 90 平成 27 年度 52 2 54 平成 26 年度 57 2 59 ④AV 資料数を表Ⅲ-8 に示した。DVD が 344 枚と昨年度より 19 枚増えた。近年はビデオ から DVD 化されている教材も多く、食物栄養に関するもの 8 枚、保育 11 枚であった。所 蔵資料の中には、LP レコード 30 枚、カセットテープ 76 本など見られるが、使用機器が なく利用がない状態である。ビデオテープは内容的には食物栄養関連のものが最も多い。 他に福祉関連・教職関連・就職指導関連なども揃えてある。 表Ⅲ-8. 視聴覚資料の種類と所蔵数 区 分 ビデオテープ カセットテープ レコード 所蔵数(枚) 481 76 30 区 (単位:枚) 分 CD DVD CD-ROM 所蔵数(枚) 107 344 34 ⑤図書館の座席数は現在 64 席用意しており、昭和 48 年厚生省発令(平成 6 年改正)の「栄 養士養成施設指導要領について」 「保育士養成施設指導要領について」に示されている学生 の 1 割以上とするという指針を満たしている。すなわち、収容定員 440 名の場合に 44 席 を必要とされるが、約 1.4 倍の座席が用意されている。尚、図書館に隣接する第 2 図書閲 覧室が新たに用意され、20 席と机が準備されている。グループ学習以外に図書閲覧も可能 であり、これを含めると必要座席数の約 2 倍になる(表Ⅲ-9) 。 表Ⅲ-9. 図書館 第 2 閲覧室 AV ルーム 面積(㎡) 251.9 27.5 27.5 図書および設備の状況 閲覧座席数(席) 64 20 12 (平成 28 年 3 月調べ) 収容可能数) 図書 30,000 冊 ビデオテープ 481 本 カセット 76 本 ⑥図書館の経常費予算は、平成 20 年度に図書費を中心に大幅に引き上げた結果、総額約 230 万円とした。内訳としては図書費が 69%、刊行物費 15%が主なものである。図書費に 関しては、その大部分は本学の教育推進のための専門図書(食物栄養関連・保育幼児教育 関連)の購入に当てるとともに、健康・教職・福祉等にも配慮した執行となっている。平 成 21 年度には保育学科の開設のため、図書費として 1,500 万円を別途用意した(表Ⅲ-10) 。 ⑦購入図書の選定にあたっては、基本的には年度初めに各部署および教員から希望を募り、 図書委員会で協議・調整のうえ、教授会の承認を得て購入している。その後、希望図書が あれば予算の範囲で、図書館長との協議のうえ随時購入できるようにしている。 - 41 - 表Ⅲ-10. 図書館経費の推移(円) 項 目 図書費 刊行物費 消耗品費 平成 25 年度 1,622,524 665,428 51,123 平成 26 年度 1,803,864 799,190 39,853 平成 27 年度 1,646,086 803,176 47,903 印刷製本費 通信運搬費 105,000 934 101,520 5,052 86,400 5,536 諸会費 旅費交通費 総 額 27,000 0 2,472,009 27,000 0 2,776,479 27,000 0 2,616,101 ⑧購入図書の廃棄については、 「学校法人野又学園 固定資産及び物品管理規則」第 19 条 に基づき執行している。平成 23 年度に図書委員会は図書廃棄システムが確立され運用して いる。平成 27 年度の除籍図書は一般図書 779 冊(食物栄養 770 冊、保育 9 冊)であった。ま た、研究紀要などについては、近年 web 化がなされるようになり、送付は減少傾向にある。 保管スペースの関係から食物栄養・保育関連の論文を中心に保管している。一般刊行物(雑 誌等)については 1 年、新聞については 2 か月保管し、その後に廃棄している。 ⑨図書館の運営体制は司書資格を有する職員 1 名と兼任職員 1 名の計 2 名体制である。 ⑩図書館の情報化について、図書館ネットワーク構築を進めるべく、平成 21 年 7 月に蔵書 検索用端末を設置するため、ネットワーク機器ならびにネットワークケーブルの付設を行 った。備品としては、コピー機 1 台、ビデオ複製のための機器一式が設置されている。 平成 27 年度に学園内図書共有システムの方向性が示された。本学にない図書の貸借につい ては、本学園全体の学術的中枢である函館大学図書館(蔵書冊数 13 万 8 千冊)が同じキャン パス内にあり利用できるので薦めている。大学図書館へは本学から距離にして 250m、徒歩 2 分のところに位置している。学術情報センターとも繋がっているため機能的にも充実してい る。 (2)学生用の図書整備などについて 開設学科は食物栄養学科と保育学科の 2 学科であるが、食物栄養学科では、調理栄養・福 祉栄養・スポーツ栄養・教職栄養の 4 コースを設定して、調理師・初任介護員・健康指導員・ 家庭科教諭などの資格取得が出来るよう図書整備についての支援を行っている。学生の多く は課題のレポート、実習計画案などの作成で図書館を利用しており、書庫にあるたくさんの 図書の中から必要とする参考図書を探しやすいように配慮している。 平成 21 年度の開設された保育学科については、保育士資格・幼稚園教諭資格・社会福祉主 事任用資格に関連した図書を約 4,000 冊準備した。その後、発達系や心理系、福祉系を含め た保育、幼児教育に関する専門書はもとより、保育実習・教育実習の実習日誌や指導案等に 関係する図書や保育技能に関するもの、楽譜、絵本、紙芝居等も充実させてきたところであ - 42 - る。学生利用の専門書の配架にも工夫している。 利用者数・貸し出し冊数・年間開館日数を表Ⅲ-11 に示した。図書館利用者数は、年々増加 している。利用者概数は 8,245 名であり、内訳は学生 7,451 名、教員 758 名、一般 36 名で あった。一般は本学卒業生や地域住民であり、利用者カードを発行している。貸し出し総数 も 1,739 冊と増加傾向にある。学生利用の専門書は十分配架されており、一般教養図書も学 生のリクエストや学生が興味関心を持ちそうな図書の選書を行い充実してきている。 平成 27 年度の図書館開館日数は 229 日であった。開館時間は 9 時から 16 時 40 分である。 学生の要望により昼休みも開館している。なお、年末年始の祝祭日は全面的に学校閉鎖して いる。 表Ⅲ-11. 図書館状況の推移 利用者数(名) 貸し出し冊数(冊) 開館日数(日) 平成 25 年度 5,673 1,549 228 平成 26 年度 6,370 1,785 230 平成 27 年度 8,245 1,739 229 (3)図書館からの情報発信など 学内における情報発信については、図書館入り口スペースにコーナーを設け展示に工夫し ている。例えば CCH・LL (キャンパスコンソーシアムはこだてライブラリーリンク) として、 はこだて国際科学祭に合わせて「みんなの環境もんだい」に関連した書籍をピックアップし た展示や文学受賞作家の館内書籍展、また道南地域の七夕に関連した絵本や笹竹カード飾り では来館者が関心を持ち参加していた。また、館内の掲示板や陳列台などを利用して、各種 パンフレットの紹介や新刊紹介に努めると共に、学生向けの「図書館通信」を発行して広報 活動をしている。 しかし、学外への情報発信ではホームページに図書館のバナーが開設された。まだ web 管 理に至っていないため、他の図書館とは十分な連携とは言えない状況である。図書館調査等 への協力、私立短期大学図書館協議会の北海道地区協議会からの情報提供の受理程度に留ま っていたが、平成 27 年度は本学の図書館の様子を図書館機関紙に司書が投稿し存在感をアピ ールできた。 (4)図書館の課題 過去の「自己点検・評価報告」に見られた課題を改善しつつ、本年度の状況から以下の課 題を挙げる。 ①利用者数の増加に見られるように、より活用し易い図書館として、学生の学びに沿った、 専門図書の充実 ②学生のアクティブラーニングに対応できるレファレンス機能の工夫と選書の充実 ③学生のリクエストや将来的に人とかかわる職業人に付くための教養面にも配慮した一般 図書等の選書と整備 - 43 - ④情報共有ができるように web 化の整備(ホームページ、各校の紀要、学術論文等) 以上の課題が考えられる。 今後は専門書・一般図書の充実や学生が関心を持ち、足を運びたくなる、そして気軽に利 用できる雰囲気の図書館づくりをめざし、工夫、整備に取り組みたい。 【4. 特記事項】 他短期大学と比して優れていると思われる教育上の施設としては、フィットネスセンター の設置を挙げることができよう。本学は栄養士と保育士の養成を目標としているが、栄養学 を中心とした教育のみならず、健康科学と結びつけた教育・研究活動を進めて、その具体化 のためにフィットネスセンターを平成8年に設置した。設備内容としては、エアロビクスフ ロア・プ―ル・各種エクササイズマシーンが用意されている。同施設の積極的な地域への開 放をも行っており地域社会への貢献をなしている。 フィットネスセンター所長には教員が就任している。運営のあり方については、フィット ネスセンター運営委員会と連絡を密にして点検を行っている。実際の運営は、特別雇用の職 員が昼夜交代で担当し、それぞれ2名が配置されている。 表Ⅲ-12. フィットネスセンターの概要 フィットネスセンター 面積(㎡) マシーン(台数) 733.6 24 コース プール (短水路) サウナ (室) 3 1 シャワー(室) 1 健康増進法が制定され平成 14 年より施行されたが、わが国では高齢化(長寿)社会を迎え て久しく、急速な高齢化の進展と疾病構造の変化にともない、国民の健康増進は重要な課題 となっている。前述した本学の取組みは、同法律の制定に先駆けたもので、学生のみならず 一般市民の健康つくりにも貢献している。運動系の公開講座の開講の他に、平成 21 年度には 新たに「健康家族マイスター養成講座」を開設した。これは函館市の理解を得るところとなっ て、助成を得ている。 平成 25 年度には7つの公開講座が開設されている(健康エアロビクス、健康スイミングな ど)。 過去3か年の受講者数は、年間延べ人数で 200~250 名であるが、民間のスポ―ツ施 設の普及にともない、受講者は減少傾向にある。しかしながら、地域住民にとっては近くに あって利便性の高い健康運動施設として今も歓迎されている。 マシーン等の老朽化に伴う更新は、フィットネスセンター運営委員会が利用者の意向をも 汲んで検討し決められている。 - 44 - Ⅳ. 概要 教育の目標の達成度と教育効果 本学では、教育方針として3つのポリシーを明確にし、その中でもカリキュラム・ポ リシーは教育目標を達成するために、最も重要なものとして位置づけている。特に、単位の 実質化を伴わなければならず、単位の修得にあたって受講生の出席時間の確保を厳密にして いる。シラバスには、「授業外に行うべき学習(予習・復習・準備学修等)」および「標準学 修時間の目安」を記載し、授業外学修時間の増加を「学修ポートフォリオ」による調査等で 確認を行っている。少しではあるが、授業外学修時間の延長効果が認められてきている。こ れらの結果を本学FD・SD及び学科FD等で報告・検証し、PDCAサイクルを機能させ、 単位の実質化を図ることで教育目標の達成と「教育の質」の向上に努めている。 本学の3つのポリシーを含む教育方針および両学科の3つのポリシーを含む教育方針につ いては、表Ⅰ-1~表Ⅰ-3(14、15 頁)に記載のとおりである。 【1. 単位認定】 (1)本学における単位認定: 単位の認定は、教授会で次のような一連の審議を経てなされる。 講義科目については、出席要件を満たしていることを確認のうえ(授業開講回数の5分の4 以上の出席が必要) 、小テストや担当教員に指示された提出物の完成度(ルーブリックの活用)、 定期試験の成績結果などの総合判定により、100 点満点での成績評価がなされる。 実験・実 習の科目については、出席状況が最重視されており、学習内容の整理とその理解の程度を教 員が知るために、レポート等の提出(ルーブリックの活用)が義務づけられている。同じく 成績の評価は点数で示される。 各教員より教務課に提出された成績は、整理して一覧表とされ進級・卒業判定会議(教授会) で配布され、会議の席上、教務部長より成績不良者の報告がなされる。次いで、該当学生に 対して何らかの配慮すべき理由等があれば意見交換が行われる。異論が無い場合、教務委員 会の原案どおり、成績不良者は不合格者として処理されて単位認定はなされない。不合格者 学生以外は、合格者として単位認定される。平成 26 年度の単位認定状況は、以下に示したと おりである(表Ⅳ-1~4) 。 (2)成績評価の現状に対する教務部長の認識:入学してくる学生の学力は低下傾向にあり、教 務委員会と教務課ではその対応に苦慮している。そのため両学科では、授業を進める上で必 要とする基礎学力・知識の向上を目的とした授業設定などの工夫をしている。 評価に関して も、定期試験のみの学力評価ではなく、小試験やレポートなどの形成的な評価にルーブリッ クの利用も同時に依頼している。ほとんどの科目で、このような総合評価が実施されており、 このことは各教員の共通理解を得ている。丁寧な指導にもかかわらず不合格となった学生に 対しては、再試験を実施しており、この際にも、教科担当の専任教員を中心として、その事 前指導に力を入れるような体制をとっている。 - 45 - 表Ⅳ-1.食物栄養学科 (平成 27 年度1年生) の単位認定状況 表Ⅳ-1.食物栄養学科(平成27年度1年生)の単位認定状況 系列 基 礎 教 育 科 目 専 門 教 育 科 目 授業科目 教養ゼミナール(SL)Ⅰ 情報機器の操作Ⅰ 情報機器の操作Ⅱ 社会人基礎論Ⅰ 基礎科学 生活数理 体育実技 フィットネス・球技 外国語コミュニケーション 英語・仏語・中国語 コンソーシアム基礎教養Ⅰ コンソーシアム基礎教養Ⅱ コンソーシアム基礎教養Ⅲ コンソーシアム基礎教養Ⅳ コンソーシアム基礎教養Ⅴ ボランティア実習Ⅰ 社会福祉概論 健康運動実習Ⅰ 解剖生理学Ⅰ 解剖生理学Ⅱ 運動生理学 生化学 食品学 食品衛生学 食品学実験 食品衛生学実験 栄養学総論 栄養学各論 健康食生活論 栄養指導論Ⅰ 栄養指導論Ⅱ 栄養指導実習Ⅰ 給食管理論 調理学 給食管理実習Ⅰ 調理実習Ⅰ 調理実習Ⅱ レクリエーション現場実習 スポーツボランティア実習 被服学 被服製作実習 授業形態 履修人数 演習 演習 演習 講義 講義 講義 81 84 81 81 67 53 実技 38 講義 他大学単位互換 授業評価 実技試験 実技試験 授業評価・提出物 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価 本試験 追・再試 100.0 0.0 91.6 4.8 94.1 4.9 93.8 2.5 97.0 0.0 79.3 13.2 最終の評価(%) 計 100.0 96.4 99.0 96.3 97.0 92.5 優 93.8 64.3 37.0 72.8 58.2 43.4 良 4.9 19.0 26.0 21.0 20.9 28.3 可 1.2 13.1 17.0 2.5 17.9 20.8 不可 0.0 3.6 1.0 3.7 3.0 7.5 授業評価・実技試験 100.0 0.0 100.0 47.4 52.6 0.0 0.0 81 筆記試験・授業評価 100.0 0.0 100.0 64.2 29.6 6.2 0.0 実験・実習 0 0 0 0 0 2 86 86 85 86 83 82 81 84 84 80 84 84 84 84 81 79 88 81 82 84 80 22 0 8 8 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 90.6 90.7 52.9 68.6 90.4 58.6 98.8 83.4 88.1 96.2 84.5 60.7 70.3 67.8 90.1 98.7 73.9 88.9 83.0 79.7 97.5 90.9 0.0 87.5 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.7 2.3 31.8 18.6 4.8 28.0 0.0 8.3 4.8 0.0 10.7 29.8 22.6 27.4 6.2 0.0 21.6 11.1 8.5 15.5 0.0 9.1 0.0 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 95.3 93.0 84.7 87.2 95.2 86.6 98.8 91.7 92.9 96.2 95.2 90.5 92.9 95.2 96.3 98.7 95.5 100.0 91.5 95.2 97.5 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 45.3 72.1 25.9 25.6 38.6 23.2 92.6 48.8 39.3 20.0 46.4 26.2 14.3 40.5 29.6 44.3 17.0 54.3 20.7 22.6 91.3 95.5 0.0 87.5 75.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 26.7 18.6 23.5 32.6 34.9 28.0 6.2 28.6 36.9 51.3 33.3 22.6 33.3 21.4 49.4 54.4 34.1 24.7 45.1 42.9 6.3 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 23.3 2.3 35.3 29.1 21.7 35.4 0.0 14.3 16.7 25.0 15.5 41.7 45.2 33.3 17.3 0.0 44.3 21.0 25.6 29.8 0.0 4.5 0.0 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.7 7.0 15.3 12.8 4.8 13.4 1.2 8.3 7.1 3.8 4.8 9.5 7.1 4.8 3.7 1.3 4.5 0.0 8.5 4.8 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 100.0 56.0 36.0 8.0 0.0 90.0 0.0 90.0 60.0 30.0 0.0 10.0 90.3 80.7 74.2 100.0 100.0 100.0 87.1 100.0 0.0 3.2 9.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 90.3 83.9 83.9 100.0 100.0 100.0 87.1 100.0 64.5 38.7 6.5 30.8 87.5 80.8 38.7 42.3 22.6 25.8 54.8 53.8 12.5 11.5 38.7 46.2 3.2 19.4 22.6 15.4 0.0 7.7 9.7 11.5 9.7 16.1 16.1 0.0 0.0 0.0 12.9 0.0 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 実験・実習 講義 実験・実習 講義 講義 講義 講義 講義 講義 実験・実習 実験・実習 講義 講義 講義 講義 講義 実習 講義 講義 実験・実習 実験・実習 実験・実習 実験・実習 実験・実習 講義 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 提出物 筆記試験・授業評価・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験 授業評価・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・提出物 筆記試験 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験・授業評価 筆記試験 授業評価・提出物 筆記試験・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 提出物・授業評価 実技試験・提出物・授業評価 提出物 提出物 筆記試験・授業評価 授業評価・提出物 る栄 す 教養 る 育に 科 にか 目 関か 学校栄養教育法 講義 25 筆記試験 提出物 授業評価 職教 に科 科 関又 目 すは る教 障害のある生徒の理解と指導 講義 10 授業評価・提出物 教職の意義と職務 教育原理 教育心理学 教育経営論 家庭科教育法 道徳教育の研究 生徒指導の研究 特別活動の研究 講義 講義 講義 講義 講義 講義 講義 講義 31 31 31 26 8 26 31 26 教 職 に 関 す る 科 目 単位修得状況(%) 主な単位認定の方法 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 授業評価・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 - 46 - 表Ⅳ-2.食物栄養学科 (平成 27 年度2年生) の単位認定状況 表Ⅳ-1.食物栄養学科(平成27年度2年生)の単位認定状況 122 系列 基 礎 教 育 科 目 専 門 教 育 科 目 科 目 職 教 に 科 関 又 授業科目 教養ゼミナール(SL)Ⅱ 社会人基礎論Ⅱ 日本国憲法 国際交流 保健体育 コンピュータリテラシーⅠ コンピュータリテラシーⅡ コンソーシアム基礎教養Ⅵ コンソーシアム基礎教養Ⅶ コンソーシアム基礎教養Ⅷ コンソーシアム基礎教養Ⅸ ボランティア実習Ⅱ 公衆衛生学 解剖生理学実験 食品加工学 臨床栄養学概論 栄養生化学実験 臨床栄養学実習 公衆栄養学概論 栄養指導実習Ⅱ 給食管理実習Ⅱ 給食管理実習Ⅲ 調理実習Ⅲ フードスペシャリスト論 フードコーディネイト論 食品官能評価 食品流通 レクリエーション理論 レクリエーション実技 生涯スポーツ演習 健康管理概論Ⅰ 健康管理概論Ⅱ 健康運動概論 有酸素運動の実技 水泳・水中運動演習 トレーニングの理論と演習 健康・体力測定演習 スポーツ心理学 (発育・発達と老化を含む) 運動障害と救急処置 家庭経営学 住居学 保育学 公衆栄養実習 特別研究 地域福祉と教育 授業形態 演習 講義 講義 演習 講義 演習 演習 履修人数 実験・実習 講義 実験・実習 講義 講義 実験・実習 実験・実習 講義 実験・実習 実験・実習 実験・実習 実験・実習 講義 講義 講義 講義 講義 実技 演習 講義 講義 実技 実技 実技 実技 演習 85 85 23 0 19 36 12 0 0 0 0 0 86 85 86 85 86 83 86 84 84 84 84 59 54 51 51 9 9 13 20 19 19 18 19 19 18 講義 19 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 124 主な単位認定の 方法 授業評価 授業評価・提出物 筆記試験 提出物 授業評価・提出物 実技試験 実技試験 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 他大学単位互換 提出物 筆記試験・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・提出物 筆記試験・授業評価 授業評価・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 実習評価・授業評価・提出物 授業評価・提出物 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価 筆記試験・授業評価 授業評価・提出物 提出物 授業評価・提出物 提出物 提出物 筆記試験・授業評価 筆記・実技試験・授業評価 筆記・実技試験・授業評価 実技試験・授業評価 筆記・実技試験・授業評価 授業評価・提出物 提出物 単位修得状況(%) 本試験 追・再試 計 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 100.0 91.4 4.3 95.7 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 100.0 97.2 0.0 97.2 83.3 0.0 83.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 90.7 8.1 98.8 94.1 5.9 100.0 95.3 3.5 98.8 82.4 3.5 85.9 94.1 4.7 98.8 100.0 0.0 100.0 94.2 3.5 97.7 98.8 0.0 98.8 98.8 0.0 98.8 100.0 0.0 100.0 88.1 11.9 100.0 100.0 0.0 100.0 87.0 11.1 98.1 88.2 11.8 100.0 92.2 7.8 100.0 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 100.0 92.3 0.0 92.3 100.0 0.0 100.0 89.5 0.0 89.5 89.5 0.0 89.5 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 100.0 94.7 0.0 94.7 94.4 0.0 94.4 優 100.0 84.7 82.6 0.0 84.2 86.1 83.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 52.3 21.2 76.7 56.5 38.4 7.2 64.0 26.2 23.8 40.5 38.1 55.9 61.1 52.9 52.9 55.6 44.4 92.3 90.0 84.2 89.5 100.0 94.7 89.5 88.9 125 126 最終の評価(%) 良 可 0.0 0.0 15.3 0.0 8.7 4.3 0.0 0.0 15.8 0.0 8.3 2.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 26.7 19.8 60.0 18.8 16.3 5.8 23.5 5.9 43.0 17.4 85.5 7.2 27.9 5.8 46.4 26.2 61.9 13.1 51.2 8.3 44.0 17.9 25.4 18.6 20.4 16.7 27.5 19.6 35.3 11.8 44.4 0.0 44.4 11.1 0.0 0.0 10.0 0.0 5.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.3 0.0 5.3 0.0 5.6 0.0 127 不可 0.0 0.0 4.3 0.0 0.0 2.8 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2 0.0 1.2 14.1 1.2 0.0 2.3 1.2 1.2 0.0 0.0 0.0 1.9 0.0 0.0 0.0 0.0 7.7 0.0 10.5 10.5 0.0 0.0 5.3 5.6 89.5 0.0 89.5 84.2 5.3 0.0 10.5 演習 講義 講義 講義 実験・実習 演習 18 筆記試験・授業評価・提出物 6 授業評価・提出物 9 授業評価・提出物 7 筆記試験・授業評価・提出物 0 授業評価・提出物 0 授業評価 94.4 100.0 100.0 57.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 28.6 0.0 0.0 94.4 100.0 100.0 85.7 0.0 0.0 88.9 83.3 100.0 14.3 0.0 0.0 5.6 16.7 0.0 28.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 42.9 0.0 0.0 5.6 0.0 0.0 14.3 0.0 0.0 講義 6 授業評価・提出物 83.3 0.0 83.3 66.7 16.7 0.0 16.7 83.3 100.0 94.7 100.0 100.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 83.3 100.0 94.7 100.0 100.0 100.0 100.0 66.7 50.0 73.7 88.2 80.0 100.0 82.4 16.7 44.4 21.1 5.9 20.0 0.0 17.6 0.0 5.6 0.0 5.9 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 5.3 0.0 0.0 0.0 0.0 す は る 教 教 職 専 門 科 目 進路指導の研究 講義 教育方法論 講義 教育相談の研究 講義 栄養教育実習 実験・実習 中学校教育実習 実験・実習 教職実践演習(中学校・家庭) 演習 教職実践演習(栄養教諭) 演習 6 18 19 17 5 5 17 授業評価・提出物 筆記試験・提出物 筆記試験・授業評価・提出物 実習評価 実習評価 授業評価・提出物 授業評価・提出物 - 47 - 表Ⅳ-3.保育学科(平成27年度1年生)の単位認定状況 表Ⅳ-3.保育学科 (平成 27 年度1年生) の単位認定状況 授業科目 系列 基 礎 教 育 科 目 主な単位 授業形態 単位修得状況(%) 最終の評価(%) 履修人数 認定の方法 教養ゼミナール(SL)Ⅰ 演習 81 授業評価 社会人基礎論Ⅰ 講義 81 筆記試験・授業評価・提出物 基礎栄養学 講義 0 健康食生活論 講義 生物学 本試験 追・再試 100.0 計 優 0.0 100.0 100.0 良 可 0.0 0.0 不可 0.0 98.8 0.0 98.8 80.2 18.5 0.0 1.2 筆記試験・授業評価 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5 筆記試験・提出物 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 講義 3 筆記試験・提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 日本国憲法 講義 80 筆記試験・授業評価 98.7 0.0 98.7 62.5 36.3 0.0 1.3 外国語 (英語・仏語・中国語) 演習 82 筆記試験 96.3 3.7 100.0 61.0 23.2 15.9 0.0 体育実技 実技 81 実技試験・授業評価 100.0 0.0 100.0 51.9 48.1 0.0 0.0 保健体育 講義 81 筆記試験・授業評価 98.8 1.2 100.0 58.0 25.9 16.0 0.0 情報機器の操作Ⅰ 演習 81 実技試験・授業評価・提出物 95.1 4.9 100.0 75.3 16.0 8.6 0.0 情報機器の操作Ⅱ 演習 81 実技試験・授業評価・提出物 97.6 1.2 98.8 87.7 8.6 2.5 1.2 ボランティア実習Ⅰ 実習 34 提出物 0.0 100.0 85.3 14.7 0.0 0.0 100.0 コンソーシアム基礎教養Ⅰ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 コンソーシアム基礎教養Ⅱ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 コンソーシアム基礎教養Ⅲ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 コンソーシアム基礎教養Ⅳ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 コンソーシアム基礎教養Ⅴ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 92.6 6.2 音楽Ⅰ 演習 81 実技試験 98.8 29.6 56.8 12.3 1.2 図画工作Ⅰ 演習 80 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 82.5 15.0 2.5 0.0 社会福祉 講義 81 筆記試験・提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 48.1 49.4 2.5 0.0 社会的養護 講義 81 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 95.1 4.9 0.0 0.0 児童家庭福祉 講義 81 筆記試験・提出物・授業評価 90.2 8.6 98.8 67.9 14.8 16.0 1.2 保育原理 講義 82 筆記試験・提出物・授業評価 68.3 30.5 98.8 34.1 34.1 30.5 1.2 子どもの保健Ⅰ 講義 80 筆記試験・授業評価 69.9 28.8 98.7 32.5 32.5 33.8 1.3 乳児保育 演習 80 筆記試験・提出物・授業評価 98.7 1.3 100.0 92.5 6.3 1.3 0.0 教育原理 講義 81 筆記試験・提出物・授業評価 98.8 1.2 100.0 72.8 19.8 7.4 0.0 教育心理学 講義 81 筆記試験・授業評価 81.5 98.8 55.6 21.0 22.2 1.2 家庭支援論 講義 81 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 46.9 39.5 13.6 0.0 健康 演習 82 提出物 97.6 2.4 100.0 79.3 18.3 2.4 0.0 演習 82 筆記試験 98.8 1.2 100.0 85.4 11.0 3.7 0.0 演習 81 提出物・授業評価 98.8 1.2 100.0 37.0 59.3 3.7 0.0 演習 59 提出物 98.3 0.0 98.3 76.3 20.3 1.7 1.7 環境指導法 演習 32 筆記試験 96.9 3.1 100.0 71.9 21.9 6.3 0.0 表現指導法A 演習 26 実技試験・提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 88.5 11.5 0.0 0.0 表現指導法B 演習 60 実技試験・提出物・授業評価 98.3 1.7 100.0 61.7 38.3 0.0 0.0 音楽基礎 演習 70 筆記試験・実技試験・授業評価 87.1 12.9 100.0 30.0 51.4 18.6 0.0 造形表現基礎 演習 38 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 63.2 28.9 7.9 0.0 保育内容総論 演習 81 提出物・筆記試験 100.0 0.0 100.0 65.4 34.6 0.0 0.0 保育実習指導Ⅰ 演習 81 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 86.4 13.6 0.0 0.0 子どもの保健Ⅱ 演習 81 筆記試験・授業評価 87.7 12.3 100.0 27.2 46.9 25.9 0.0 人間関係 演習 81 筆記試験・提出物 96.3 3.7 100.0 51.9 37.0 11.1 0.0 言葉 演習 82 筆記試験 100.0 0.0 100.0 89.0 11.0 0.0 0.0 人間関係指導法 演習 14 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 35.7 64.3 0.0 0.0 言葉指導法 演習 55 筆記試験・授業評価 100.0 0.0 100.0 98.2 1.8 0.0 0.0 専 門 環境 教 表現 育 科 健康指導法 目 - 48 - 17.3 表Ⅳ-4.保育学科(平成27年度2年生)の単位認定状況 表Ⅳ-4.保育学科 (平成 27 年度2年生) の単位認定状況 授業科目 系列 主な単位 授業形態 単位修得状況(%) 最終の評価(%) 履修人数 認定の方法 本試験 追・再試 計 優 良 可 不可 教養ゼミナール(SL)Ⅱ 演習 65 授業評価 100.0 0.0 100.0 96.9 1.5 1.5 0.0 社会人基礎論Ⅱ 講義 65 筆記試験・授業評価・提出物 100.0 0.0 100.0 84.6 15.4 0.0 0.0 基礎生態学 講義 4 筆記試験・授業評価 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 言葉と表現 講義 9 授業評価 100.0 0.0 100.0 88.9 11.1 0.0 0.0 実習 5 提出物 100.0 0.0 100.0 60.0 40.0 0.0 0.0 基 礎 ボランティア実習Ⅱ 教 コンソーシアム基礎教養Ⅵ 育 科 コンソーシアム基礎教養Ⅶ 目 その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 コンソーシアム基礎教養Ⅷ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 コンソーシアム基礎教養Ⅸ その他 0 他大学単位互換 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 専 門 教 育 科 目 文化交流 演習 20 国際交流 演習 0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 幼児体育 演習 65 提出物・授業評価 96.9 3.1 100.0 87.7 7.7 4.6 0.0 相談援助 演習 65 提出物・授業評価 98.5 1.5 100.0 43.1 40.0 16.9 0.0 子どもの食と栄養 演習 65 筆記試験・提出物・授業評価 96.9 0.0 96.9 83.1 12.3 1.5 3.1 臨床心理学 演習 20 筆記試験・授業評価 90.0 5.0 95.0 60.0 25.0 10.0 5.0 障害児保育 演習 66 提出物・授業評価 98.5 0.0 98.5 28.8 54.5 15.2 1.5 社会的養護内容 演習 65 提出物・筆記試験 98.5 0.0 98.5 63.1 29.2 6.2 1.5 保育実習Ⅰ 実習 65 実習評価 96.9 0.0 96.9 23.1 63.1 10.8 3.1 保育実践演習 演習 66 提出物・授業評価 98.5 0.0 98.5 83.3 10.6 4.5 1.5 発達心理学 演習 66 筆記試験・授業評価 98.5 1.5 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 保育相談支援 演習 65 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 69.2 30.8 0.0 0.0 総合表現 演習 66 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 86.4 13.6 0.0 0.0 教職概論 講義 65 提出物・授業評価 98.5 0.0 98.5 55.4 30.8 12.3 1.5 教育課程総論 講義 65 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 78.5 18.5 3.1 0.0 教育の方法と技術 講義 63 提出物・授業評価 95.2 4.8 100.0 46.0 41.3 12.7 0.0 教育相談 演習 63 筆記試験・授業評価 98.4 1.6 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 教育経営論 講義 63 提出物・授業評価 100.0 教育実習 実習 61 実習評価 教職実践演習(幼稚園) 演習 63 提出物・授業評価 幼児理解 演習 63 提出物・筆記試験 音楽応用 演習 10 保育実習指導Ⅱ 演習 保育実習指導Ⅲ 提出物 授業評価・提出物 100.0 0.0 0.0 100.0 15.9 84.1 0.0 0.0 98.4 0.0 98.4 34.4 54.1 9.8 1.6 98.4 0.0 98.4 81.0 12.7 4.8 1.6 100.0 0.0 100.0 96.8 3.2 0.0 0.0 実技試験 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 46 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 93.5 4.3 2.2 0.0 演習 18 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 保育実習Ⅱ 実習 47 実習評価 97.9 保育実習Ⅲ 実習 18 実習評価 レクリエーション指導法 演習 レクリエーション現場実習 実習 音楽Ⅱ 0.0 97.9 31.9 36.2 29.8 2.1 100.0 0.0 100.0 33.3 66.7 0.0 0.0 7 提出物 100.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 14 提出物 100.0 0.0 100.0 92.9 7.1 0.0 0.0 演習 38 実技試験 100.0 0.0 100.0 39.5 60.5 0.0 0.0 図画工作Ⅱ 演習 31 提出物・授業評価 93.5 6.5 100.0 32.3 64.5 3.2 0.0 国語 講義 12 提出物・授業評価 100.0 0.0 100.0 91.7 8.3 0.0 0.0 成績評価は授業の展開方法と係わる問題であり、単に評価方法に関する問題として処理す べきではない。授業の目的に対する達成度を、いくつかの機会を設けて段階的評価をすべき であり、これまでの大学教育のように半期の講義の途上において、一度も評価の機会がない のはむしろ問題であると考える。こうした視点から、上記のような評価を全教員に徹底して いくことが重要であると考える。 なお、本学では、栄養士と保育士養成を目的としているが国家試験はなく、学生は指定さ - 49 - れた専門教育科目の合格と実験・実習要件を満たしていれば、卒業と同時に資格取得は可能 である。全国栄養士養成施設協会は、栄養士としての質の確保のために協会主催栄養士実力 認定試験を平成 16 年度より開始した。本学では、全国的な実力の客観的指標となると考え同 試験に参加している。平成 26 年度までは、一部の希望学生を受験させていたが、平成 27 年 度からは全員の受験を目標とした。ランクの認定状況は表Ⅳ-5 に示した。 表Ⅳ-5.協会主催栄養士実力認定試験の認定状況(人数) ラ ン ク 年度 計 A B C 18 6 9 3 18 19 13 9 1 23 20 18 2 0 20 21 16 13 1 30 22 12 15 2 29 23 11 15 3 29 24 25 17 1 43 25 19 15 1 35 26 25 12 0 37 27 31 32 8 71 保育学科においても全国保育士資格試験の一部を活用するなどして、本学の保育士の実力 を知るための客観的指標としてのデータ蓄積を図る取り組みを継続している。 (3)教員の成績評価の現状に対する学長の見解: 本学は厚生労働省より栄養士と保育士の養成 施設として認可を受けている。このため資格取得には相応しい能力のあることを社会に保証 すべきとの考えから、教員に対しては学生の意識を高めるような教育指導を依頼し、成績評 価については厳しく臨むことを期待している。丁寧な指導にもかかわらず、食物栄養学科で は、1、2 学年でそれぞれ約 5%、7%、保育学科では各学年とも約 2.4%の不合格者があるが (基礎・専門教育科目のみ) 、最終的な評価結果は適切な評価がなされているものと考える。 成績の極端に劣る学生に、本学が付与できる資格を授けること自体が、社会的信頼を裏切 ることになるので、一部の教科目の成績不振により、目指してきた資格を取得できなくなっ た学生に対しては、自己の適性を考える機会となし、当面、本学の卒業を目標とさせて、就 職担当者やクラス担当教員などによる助言と指導を依頼している。 協会主催栄養士実力認定試験の結果或いは保育士試験の一部活用等は、教育指導のあり方 を考える上で有効な客観的資料となっており、学生に自学自習の習慣を身に付けさせること (単位の実質化)の重要性を再認識している。 なお、卒業後に資格取得のため改めて学習したいとの願い出に対しては、科目等履修生と しての配慮(授業料の軽減)をするなどの支援を行って対処している。 今後は、知識・技能のみではなく新たな価値観に基づく学生の資質・能力を育み、それを 評価できるシステム開発を行う必要がある(高大接続システム改革会議「最終報告」で求め られている「学力の3要素」等) 。 - 50 - 【2. 授業に対する学生の満足度】 (1)授業内容の学生の受け止め方について: 教務課は平成 13 年度からアンケート調査を実施 してきたが、平成 22 年度からは、FD・SD実施委員会が中心となり実施方法を変更して「授 業に関するアンケート調査」を継続実施している(表Ⅳ-6) 。 授業内容に関しての質問は、(1)学生自身について、(2)授業の進め方、(3)授業の構成、(4) 総合評価(全体の満足度)からなり、10 の質問項目について「5非常にそう思う~1全く思わ ない」の5段階の評点で評価した。 受講した授業科目(アンケート実施科目)では、満足できる科目(問 10 の総合評価評点 4 以上、両学科の前・後期をあわせた平均)の割合は、平成 25、26、27 年度でそれぞれ 83%、 91%、87%であり、それに伴い授業で得た知識(技術)を身につけたかどうかの問いに対し て、4 以上の評価を得た科目数は 78%、90%、87%であった。このように年度進行に伴い満 足度も内容の理解も深まっていることを示していた。評定の全体の平均値も 4.2‐4.4 の高水 準を維持している。 すなわち、学生達は、新しいことを身につける授業を受けていることに、概ね満足してい るといえる。 表Ⅳ-6. 過去3か年における「授業に関するアンケ-ト調査」で、学生の授業に対する 満足度と4以上の評価を得た科目数のそれぞれの割合 年 度 学 期 アンケ-ト実施科目数 授業に対する満足度 (%)* 知識(技術)が身についた(%)* 予習・復習をした科目 (%)* 全科目の評点平均 平成 25 年度 前期 43 83.7 74.4 18.6 4.2 後期 50 82.0 82.0 44.0 4.3 全体 93 82.9 78.2 31.3 - 平成 26 年度 前期 43 88.4 88.4 20.9 4.3 後期 52 92.3 90.4 42.3 4.3 平成 27 年度 全体 95 90.5 89.5 32.6 - * 前期 50 82.0 84.0 40.3 4.3 後期 47 87.2 87.4 59.6 4.4 全体 97 84.0 86.7 49.8 - 評点 4.0 以上の科目数の割合 (2)調査結果についての教務部長の受け止め: 「授業に関するアンケート調査」の結果から、 学生は本学の提供している授業には概ね満足していることが窺えた。特に、短期大学の授業 スタイルに慣れた後期で予習・復習した科目が増加し、知識も身についている。このような アンケート調査結果を各教員に毎回フィードバックして、FD・SDを開催していることは、 短期大学のこれからの教育改善に一層プラスに働くといえる。満足度および知識を身につけ たことへの評点平均が4以上の科目割合が高かったことは、本学で開講している授業は、全 体として質の高いものと受け止めている。しかし、協会主催栄養士実力認定試験並びに各種 実力試験等の人数からは、学生が思う「身についた感覚と真の実力として身についている」こ との間に、まだ大きな差があるのも事実であり、大きな課題として捉えなければならない。 したがって、学生に対しての「授業に関するアンケート調査」についての結果のとりまと めとそのフィードバックは、カリキュラム改善のための PDCA サイクルを動かすための課題 発見に大いに役立つものである。 - 51 - 【3. 退学・休学・留年の状況】 (1)過去 3 か年の状況: 入学者は減少しているが、退学者(表Ⅳ-7A)に目立った減少傾 向はないが、休学者・除籍者(表Ⅳ-7B)では学生相談フローチャートによる丁寧な指導によ り、減少傾向がみられた。 (2) 退学・休学の理由等: 学習意欲の減退による退学に代わって、長引く不況による家庭 経済の困窮による「家庭の事情」を理由とする者が増加している。なお、短期大学の学費に ついての理解が乏しい家庭の子女が毎年5-10%ほど入学していると推定され、入学当初、学 生と家族はアルバイトで修学可能であると考えていることが、その後の挫折の大きな理由と なっている例がある。続いて、授業内容が理解できないことを退学理由としている者を挙げ られる。これらのケ-スでは、退学願いでの理由として、一般に「一身上の都合」となって いることが多い。平成 27 年度には、退学および休学において進路変更の理由が多くなってい るが、入学後に勉学内容がそれまで考えていたものと大きく異なっていたこと或いは学修の 厳しさによるミスマッチに起因している。 表Ⅳ-7A. 食物栄養学科・保育学科の退学者数 平成25年度 平成26年度 平成27年度 187 5 1 2 2 158 1 4 1 5 167 6 2 0 1 合計人数 10 11 9 4 月 1 日付在籍数 退学者/在籍数 356 2.80% 347 3.17% 324 2.77% 各年度の入学者数 食物栄養学科 1 年次生 保育学科 食物栄養学科 2 年次生 保育学科 表Ⅳ-7B. 食物栄養学科・保育学科の休学者・除籍者数 所 1 年次生 2 年次生 属 等 食物栄養学科 保育学科 食物栄養学科 保育学科 合計人数 平成25 年度 2 1 5 4 休学者 平成26 年度 3 2 6 1 平成27 年度 5 0 3 0 平成25 年度 0 1 1 1 除籍者 平成26 年度 0 0 1 0 平成27 年度 0 0 0 0 12 12 8 3 1 0 (3)学生部長の受け止め: 年間平均 10 名の退学者および 11 名の休学者がある。また、 「家 庭の事情」、「一身上の都合」となっていても学生本人に就学意欲があるにもかかわらず、家 庭経済の都合で退学・休学しなければならない例もあり、経済的事情で学業を継続できない ことは痛ましい。日本学生支援機構等の学外奨学金、および学内奨学金制度の活用を助言し ている。また、日本政策金融公庫の「国の教育ロ-ン」の利用を薦めている。 - 52 - また、休学理由では精神面での不安定さも最近の特徴である。 (4)学長の受け止め: 過去3か年の在籍者数に対する退学者数の割合は平均 2.9%であった。 私立短大教務関係調査(平成 27 年度版)では、短期大学の退学率が 5.1%を超えている会員 校の割合(平成 27 年度は 17.6%)を基準に示しているが、本学の退学率は、この数値(5.1%) を下回っているから、退学率は低いと認識している。 退学・休学の主たる理由は、 「進路変更」 、 「家庭の事情」および「一身上の都合」に区分さ れるものである。進学時における十分な心準備のない中で、漠然とした進路決定に原因を求 めることができる。短大経営の視点からは、退学の抑制を図るため入学試験における面接で は、より慎重に入学の動機等の確認が重要となる。 表Ⅳ-8. 退学した者の理由 平成25年度 平成26年度 平成27年度 1 1 身体的理由 精神的理由 経済的理由 家庭の事情 5 2 進路変更 4 1 7 学業不振・修学意欲なし 1 1 1 一身上の都合 6 退学処分 その他 合計人数 10 9 11 表Ⅳ-9. 休学した者の理由 休学理由 平成25年度 平成26年度 平成27年度 身体的理由 3 3 精神的理由 2 5 経済的理由 4 3 2 一身上の都合 2 1 2 進路変更 1 4 その他 合計人数 12 12 8 本学は栄養士と保育士養成施設としての認可を受けており、入学定員に関しては適切な学 修環境の維持の上からも、関係官庁の指導指針を遵守しなければならない。このため入学志 願者には事前の説明として、開設学科の性格から実験・実習が多く、日常的にアルバイトを - 53 - 多くは望めないこと、また、短大は高等教育機関であり、初等・中等教育とは異なって学校 納付金は高額であることをよく説明している。進学にあたっては用意周到な準備が必要であ り、国の進学ローン等の利用を考慮するよう勧めたい。 なお、毎年継続的に特別奨学生入試を実施しており、優秀な入学志願者に対しては入学定 員の 15%を限度として、成績に応じて特別奨学生として採用し、授業料等の給付を与え進学 支援を行っている。いずれにしても、本学に入学した学生は一人残らず目標を達成して、無 事卒業してほしいと思うのは当然である。入学後は、欠席状況等の異常については早期発見 し、早期の「学生相談フローチャート」により学生支援を行うことに努めている。 【4. 資格取得の取り組み】 各種資格取得については、教員等によるきめ細かい教育指導と忍耐ある訓練、学生の夏季 および冬季休暇を返上して実施努力しているが、特に、平成 25 年度以降で学生の各種資格・ 免許取得者が減少した状態が継続している。別途費用がかかることも要因の一つと考えてい る。正課以外で特別指導した資格取得の成果を表Ⅳ-10 に示した。 制度改正により平成 25 年度から実施している介護員初任者研修は、修了試験が課されるよ うになったこともあり大幅に減少した。これらの資格・免許の取得は、厳しい就職環境にあ っても、後述するように高い就職内定率に結びついており、極めて重要との認識をもって推 奨している。 表Ⅳ-10. 課外の特別指導による各種資格・免許の取得者数 資格・免許 平成 25 年度 卒 業 生 数 平成 26 年度 平成 27 年度 153 名 180 名 150 名 7 (100%) 17 (100%) 7 (100%) MOS (Excel 2010) 15 (100%) 17 (100%) 14 (100%) MOS (Word 2010) 19(100%) 14(100%) 12 (100%) 9 (100%) 8 (100%) 12 (100%) 介護職員初任者研修 MOS (Power Point ADI 2010) (エアロビック・ダンス・ エクササイズ・インストラクター) 調 理 師 * 製菓衛生師国家試験の受験資格** 3(100%) 0 4 (100%) 32 (100%) 24 (100%) 22 (100%) 7 (100%) 9 (100%) 12 (100%) * 付設調理製菓専門学校調理科の夜間部で取得した人数 ** 付設調理製菓専門学校の通信課程で受験資格を取得した人数 ( )の数字は受講者の合格率を表す 【5. 学生による卒業後の評価・卒業生に対する評価】 (1)専門分野における就職状況: 本学学生の過去3年間における就職状況を表Ⅳ-11 に示し た。また、専門分野別の就職実績を表Ⅳ-12A と表Ⅳ-12B に示した。 食物栄養学科では栄養・食品開発・調理・食品製造・健康増進施設などが主たる就職先で あり、これらの分野で求職者の約 7 割が内定を得ている。保育学科では約 9 割が専門とする 職域、保育園・幼稚園等で内定を得ており、本学の教育目的にかなった就職先の紹介ができ - 54 - ている。 表Ⅳ-11. 卒業生の進路状況 平成 25 年度 卒 業 者 平成 27 年度 153 180 150 就職希望者数(a) 136 160 140 就職内定数 132 158 137 97.1% 98.8% 97.9% 内定率 数 平成 26 年度 (b) (a)/(b) (2) 就職先等からの卒業生の評価:平成 27 年度 7 月~8 月に企業・法人を対象(過去 5 年間に 本学の卒業生が就職した企業・法人・事業所)とした本学卒業生に関するアンケート調査を 実施した(n=49、回収率 61.3%、評価卒業生 117 名)。 本学の卒業生にたいして満足している割合は 75.7%(「非常に満足している」 「満足してい るの合計」 )であり、良好な評価を得ている。学科別にみると、食物栄養学科ではその割合は 86.9%(栄養士では 90.0%) 、保育学科では 64.0%となり学生に求める資質・能力に対する 問(記述による)には、 「コミュニケーション力」「コミュニケーション能力」などコミュニ ケーションのケーワードが記述回答中の 40%に含まれていた。今後、本学の教育内容に盛り 込むべき課題といえる。 (3) 卒業後の卒業生からの評価:卒業生に対する調査を平成 27 年 7 月に実施した。1)本学の教 育内容については、回答者全員(n=35)が満足度 80 点以上(100 点満点評価)であり、十分に満 足してもらえる教育内容と考えられる。サンプル数が少ないことは、今後の課題である。2)多 くの卒業生(71%)が在学中に学んだ教育内容に関連した職業に就いている。3)ほとんどの卒 業生は、本学で学んだことが仕事や日常生活に役立っていると回答している。4)在学生に身に 付けて欲しいことに対しては、コミュニケーション能力とチームワークの 2 項目が高い割合を示 していた。 (4)「学生生活についてのアンケート」の実施とその結果: 平成 27 年 8 月に「学生生活の満足 度調査」のアンケート調査を実施し、その検証を行った(2 年次生、n=127) 。 本学の短大生活が楽しいと感じている学生は約 81%(「とても楽しいと思う」 「まあまあ楽 しいと思う」の合計)であった。一方、そうでない学生も 19%(「まったく楽しいと思わな い」「あまり楽しいと思わない」 「どちらでもない」の合計)おり、今後満足度を向上させる ためにその要因分析が重要である。 楽しいと感じるのは「授業以外の友だちと過ごしているとき」であり、楽しくないとかん じるのは、 「授業中」であった。一層の授業内容の充実に工夫が求められる。 本学に入学したことに満足している学生は 74.8%(「とても満足している」 「まあまあ満足 している」の合計)であったが、そうでない学生も 25%に達していることが明らかとなった。 今後は、入学したことに満足できるよう設備の充実、くつろげる場所の確保等に工夫が必要 である。ポットや電子レンジの設置、プリンターの充実など、一部は既に実施した。 - 55 - 表Ⅳ-12A. 食物栄養学科の卒業者の専門分野での就職実績 平成 24 年度 栄養、調理 食品開発・検査、食品製造 平成 25 年度 50 (59.5%) 47(63.5%) 45(59.2%) 4 ( 4.8%) 3( 4.1%) 3( 3.9%) 4 ( 5.4%) 3 ( 3.9%) 14 (16.7%) 5( 6.8%) 9(11.8%) 2 ( 2.4%) 1 ( 1.4%) 0 健康、美容 医療、介護 教員(栄養学科) 専門分野以外での職種 平成 26 年度 14*(16.7%) 14*(18.9%) * 16* (21.1%) 金融事務、一般事務、商業・サ-ビス、その他 表Ⅳ-12B. 保育学科の卒業者の専門分野での就職実績 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 保育園 35(43.7%) 26 (44.8%) 幼稚園 19 (23.7%) 12 (20.7%) 19 (23.2%) 子ども園 2 ( 2.6%) 1 ( 1.7%) 2 ( 2.4%) 学童保育施設 3( 3.8%) 0 3( 3.7%) 院内保育施設 3( 3.8%) 1 ( 1.7%) 5 ( 6.1%) 児童福祉施設 8 (10.0%) 2 ( 3.4%) 4 ( 4.9%) 障害者(児)施設 5( 6.2%) 9(15.5%) 7(11.0%) その他 0 0 2( 2.4%) 専門分野以外での職種 5 ( 6.2%) 7 (12.1%) 9 (11.0%) 29 (35.4%) 【6. 特記事項】 教育の特色と入学志願者の安定確保: 食物栄養学科では、調理栄養コース・福祉栄養コー ス・スポーツ栄養コ-ス・教職栄養コースの 4 コースを設けて、基本となる栄養士養成に加 え、関連する様々な資格を組合せ取得できるところに教育上の大きな特色がある。 調理栄養コースでは、学生が積極的に希望する場合、本学の付設調理製菓専門学校の調理 師科の2年課程(夜間)で調理師、製菓衛生師科の通信課程で、製菓衛生師になるための受 験資格の取得が可能なことを紹介している(ダブルスクール制度) 。他に、フードスペシャリ スト資格取得のできることを案内している。 スポーツ栄養コ-スでは、健康運動実践指導者、レクリエーション・インストラクター、 エ アロビック・ダンスエクササイズ・ベーシック・インストラクター(ADBI)の取得、そして 福祉栄養コースでは、介護職員初任者研修・高齢者メイクインストラクターの資格取得が、 教職栄養コースでは中学校家庭科教諭二種免許と栄養教諭二種免許の取得が可能である。毎 年 10~20 名程度の養成を目標としている。 保育学科では基本となる保育士・幼稚園教諭資格の付与のほかに、レクリエーション・イン ストラクター、食育にも関心を持たせるために本法人が設置する短大付設調理製菓専門学校 - 56 - の夜間部における通信教育課程による製菓衛生師受験資格の取得を奨めている。さらに取得 可能な資格・免許として社会福祉主事任用資格とマイクロソフト・オフィス・スペシャリス ト認定資格が(MOS)ある。なお、資格付与するものではないが、「ピアノの演奏のできる、 音楽に強い卒業生」との評価を得るために、著名な特別講師を迎えて習得度別の授業を開講 している。 また、新年度に向けて保育士・幼稚園教諭に特色が出せるように子供の表現コース・子育 て支援と福祉コース・子供の発達コースの 3 コースを設ける予定である。 以上のような教育的特色をPRして、社会が求める専門性と豊かな人間性の涵養に配慮し た教育により、入学志願者を継続的に確保できるよう努力している。 - 57 - Ⅴ.学 生 支 援 概要 広義の学生支援として、学修成果の獲得とその向上を図るため、先ず、優れた教職員 採用に努めている。また、教育の方法・教育課程・教育プログラム等の見直しを恒常的に行 っている。それらの見直しは教務委員会が中心となっており、研修はFD・SD実施委員会 の主導のもと進められる。図書館には司書を配置して、学習支援のため専門性の高い、種類 豊富な図書資料を整え学生に提供している。さらに情報処理実習室、グループ学習室を始め とする特別教室を用意して学習支援環境の整備にも努めている。 コンピュータの利用については、本学学生の基礎的素養と位置づけて正課授業に組込み、 その活用の指導を徹底している。学内LANの活用も進めている。なお、教務課職員は教授 会の了承のもとに、連続欠席により単位未修となりそうな学生の早期発見のため、授業への 出欠状況のメール配信および定期的でかつ頻繁な出席簿の閲覧を行い、その結果を両学科の 教員へ連絡するなど、連携して学生の学修成果獲得への支援を行っている。 学生生活の全般の相談窓口は学生課が担当している。相談内容に応じて他課職員の協力も 求めて対処している。教職員には、学生サービス全般に対する専門知識の修得とその実践の ために、当該協会の主催する研修会等に参加させて今日的課題にも対処できるよう研鑽を深 めさせている。 【1. 入学に関する支援】 (1)入学志願者に対する函館短期大学の案内 建学の精神、設置学科と教育目標、求める学生像については、入学案内の冊子「函館短期 大学案内」ならびに本学のホームページ(HP)に紹介している。学校案内にはアドミッシ ョン・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーを掲げ、学園訓3か条を 具体的な生活信条とする建学の精神を紹介して学生の募集案内を行っている。また、巻末に は理事長と学長より、学園の教育目標と教育の質の保証に関するメッセージを発信している。 本学が求める学生像は、アドミッション・ポリシーに示されており、キャンパス見学会や 進学相談会、入試説明会などで受験生ならびに高校の進路担当教員等に説明している(14、 15 頁参照)。 (2)入学者選抜の方針、選抜方法の明示:アドミッション・ポリシーを、入学者選抜の方針とし、 これに相応した入学者の受け入れをするために、特別奨学生推薦入学、推薦入学、アドミッショ ン・オフィス入学、試験入学、社会人入学の5つの試験制度を設け、入学試験要項に詳細に記載 している。社会人学生の学習を支援する体制として、短期大学2年間の学業を3年以上6年以内 で修学でき、各期履修単位相当分授業料の納入ができる、長期履修制度「社会人ゆっくり修学」 を実施している。さらに科目等履修生についても様々な場で周知するよう努力し、また告知して いる。 (3) 入試広報活動および入試事務体制 - 58 - 入試啓発資料の作成: 学校案内は、本学の教育の特色を分かり易くするため工夫している。 栄養士免許取得ならびに保育士免許取得の学習を平易に構造的に整理し、その上での各コー スおよび取得資格が理解できるように図している。また、2年間の履修科目の概要や、時間 割例なども掲載した。 入学試験要項、入試広報用ポスター、女子学生会館パンフレットなど、各資料を充実させ た。食物栄養学科においては、今後も4コース制において取得できる資格を中心に、本学の 教育内容をより理解しやすいように工夫するとともに、それらのコース・資格を生かした就 職状況の良さを強調している。また、保育学科においても、将来自分が伸ばせる能力を見い だせるよう3コースを設定した。保育士と幼稚園教諭の双方の資格取得を目標とした親身な 教育指導と、快適な学習環境、授業を担当する高レベルの資格を有する教授陣の紹介を強調 し、広報活動に努めている。 報道機関の活用: 北海道新聞・函館新聞等、地元の新聞社へ本学の明るく優れた活動を適宜 に提供した。またFMいるか(地元ラジオ番組)を活用し、本学学生ならびに教職員の出演 により、本学の教育活動を市民へ解りやすく説明した。 高校生への理解啓発: 資料請求者に対し、キャンパス見学会や進学相談会等について積極的 に案内し、また、入学予定者に対しては、入学前の学習を促すため、適宜な資料の送付を行 っている。今後は、より効果的な案内が必要であり、現在、検討している。 キャンパス見学会等の実施: 毎年度入試に向けてのキャンパス見学会については、基本的に 6月・7月・9月の3回を実施している。他に保育学科単独の見学会も2回実施しており、 延べ人数で約 350 名の参加がある。進学相談会場も5月より9月にかけて、北海道内と東北 6県の会場に出席している。各地での、本学の教育内容についての丁寧・具体的な説明、親 身な相談が入学希望者数の安定に表れている。市内では教職員による頻繁な高校訪問を行い、 青森県、岩手県では期間限定のテレビ広告を流した。 インターネットの活用: 入学案内を基盤に本学の教育の特色をまとめたHP作成し、興味・ 関心のある不特定多数の方からのアクセスが可能になった。併せて、本学に対する意見、質 問をメールで自由に受付できるようにした。特に、学内キャンパス見学会への参加について もメールでの申し込みを可能としている。 (4) 高等学校との連携 高等学校訪問の実施: 市内および近郊の高等学校に対し、頻回訪問を実施している。北海 道および東北地方の北部の県に対しても入試広報課を中心に、春期と秋期に訪問を行って、 高等学校進路担当者との直接の面談・説明を行っている。 函館大学付属柏稜高等学校との間では、平成 25 年度からキャリア・デザインプログラムを 実施し、3 年間継続してプログラムに参加した学生が平成 28 年度に入学を迎えたので、今後 追跡調査を実施する予定にしている。 高校の進路指導者との連携及び校内進路研修会への参加: 入試説明会や高校訪問時に出会 う担当者との信頼関係を一層強めるとともに、本学教育の理解者の増加に努めた。本学を生 徒に紹介、推薦する立場の進路指導者と積極的に連携していくことは重要である。特に私立 高等学校については、進路指導部がある程度固定化されているので、頻回なアプローチが必 - 59 - 要と認識する。さらに、市内及び道南の高等学校の校内進路研修会に出席し、進学に関する 基礎的事項の説明や本学への入学啓発を実施した。参加校は固定されているが、これは各高 校への頻回訪問時での積極的な面談や説明により、本学の教育内容が評価されていることに よるものと考える。今後とも、地元函館と隣接する青森県を中心とする東北各県でのPRを 拡充していく必要がある。 (5) 入学試験の流れについて、選抜ごとの概要および選抜の公正と正確さなど 平成 27 年度入学試験は5種類の選抜方法によって実施し、各選抜方法の流れ及び概要は 表Ⅴ-1 に示したとおりである。 表Ⅴ-1. 平成 27 年度の入学試験体系の概要 入学区分 項目 特別奨学 生推薦 募集定員 (名) 各学科 15 出願期間 10 月 15 日~ 11 月 6 日 書類審査 適正検査 選抜方法 (日本語) 小論文 面接 試験日 推薦 Ⅰ期 食物栄養 85 保育 65 10 月 1 日~ 1 月 15 日 Ⅱ期 AO* 若干名 12 月 15 日 ~3 月 19 日 書類審査 面接 10 月 15 日 ~11 月 6 日 2 回の面 接 試験 Ⅰ期 社会人 Ⅱ期 Ⅰ期 各学科 15 12 月 1 日 ~1 月 15 日 2 月 2 日~ 3月5日 書類審査 小論文 面接 Ⅱ期 5 12 月 1 日~ 1 月 15 日 2 月 2 日~ 3月5日 書類審査 小論文 面接 5 月 7 日か ら、本学の 指定日 1 月 24 日 3 月 10 日 1 月 24 日 3 月 10 日 本学 本学 本学 札幌 青森 仙台 本学 本学 本学 11 月 27 日 1 月 30 日 11 月 20 日 以降 随 時 1 月 30 日 3 月 12 日 1 月 30 日 3 月 12 日 12 月 2 日~ 12 月 18 日 2 月 2 日~2 月 13 日 11 月 25 日 以降、本学 の指定期 間 2 月 2 日~ 2 月 13 日 3 月 16 日 ~3 月 24 日 2 月 2 日~2 月 13 日 3 月 16 日~ 3 月 24 日 11 月 15 日 11 月 22 日 試験地 本学 本学 札幌 青森 仙台 合格発表 11 月 27 日 入学手続 12 月 2 日~ 12 月 18 日 1 月 24 日 *AO:アドミッション・オフィス入学 (6)入学手続者に対する入学までの、授業や学生生活についての情報提供 食物栄養学科への新入学予定者に対して、入学後に栄養士必修科目である栄養学、食品学、 食品衛生学などの授業内容や実験内容を、よりスムーズに理解させるためと勉学意欲の向上 につながるような方策を講じている。 平成 25 年度以降には、食物栄養学科では化学および生物の基礎知識を確かめるために高校 で使った教科書の見直しを奨め、また、栄養計算について必要な数学について、例題を示し 解答することを求めている。保育学科では、豊かな人間性を身につけることのために良書の 薦め、入学後は書く機会が多くなることから、漢字の読み書き、子ども・子育てに関連した - 60 - 最近の新聞記事についてまとめさせるなどの入学前の課題に取り組ませている。 (7)入学者に対して行っているオリエンテ-ションなどの概要 入学式の翌日から3日間の日程で、オリエンテ-ションを実施している。基本的には本学 で何を学んでいくのか、あるいはどのような資格、免許を取得していくのかについて、教務 課が中心となり、それらに付随する教科書や物品の購入の実施、ならびに有意義な学生生活 を送るための支援、希望する企業等への就職支援など、各部門からの責任者が丁寧な説明を 行っている。より具体的な教務と学生関係の実施している説明内容は以下のとおりである。 教務部関係事項 ・学科におけるコ-ス説明 ・各種資格、免許について ・基礎科目履修参考テストの実施 ・情報処理に関するアンケ-トの実施 ・学生便覧、講義要項の利用方法について ・ 授業科目の履修、単位修得について ・ 時間割の見方について ・ 授業の出欠席、定期試験について ・ 教科書・物品購入 ・ 履修申告、選択科目希望の調査 学生部関係事項 ・学内外奨学金について ・ 個人情報保護法について ・ 健康診断についての説明、実施 ・学生災害保険について ・ 学園バス利用方法と車両通学について ・ 学友会及びクラブ紹介 ・身分証明書用写真撮影 ・図書館利用について ・学生会館について ・通学方法について ・就職活動について ・ ゴミの分別について 【2. 学修支援】 (1)入学時と進級時に行っている学習や科目選択のためのオリエンテ-ションの概要 1年次生には、入学式後に数日間のオリエンテーション期間を設けており、2年間期間の 教育課程、取得できる免許・資格などについて時間をかけ詳しく説明し、特に、1年次生に 対してはPCによる履修申告に誤りが無いよう2年次生のサポーターを配置して実施してい る。 履修科目の選択関係資料として学生便覧、シラバス(講義要項)をはじめ、年間行事予定 表、時間割表、教科書一覧表を配布し、外国語(コミュニケーション)選択希望、体育実技 選択希望は、履修申告書時に記入させている。 なお、1 年次生にはきめ細かな支援が必要なため、教養ゼミナールの担当教員に相談でき る時間も設定している。これは2年間と云う極めて短期間に諸資格を取ることになるため、 失敗のないよう配慮したものであり、入学当初の目的を遂げさせ、満足度の高い学生生活を 過ごすことへの第一歩としての支援作業でもある。 2年次生については、4月上旬にオリエンテーションを設けている。1年次において単位 の取得が修了した科目数・単位数を事前に確認させて、その上で2年次のシラバス、年間行 事予定表、時間割表、教科書一覧表を配布する。1年次で記入済みの履修申告書を確認の上、 修正、再提出させている。また、1年次配当科目の中で、2年次において履修したい科目(特 別履修) 、1年次で単位修得できなかった科目(再履修)の扱いについても説明し、資格の取 得に不備がないような体制をとっている。 各学年とも年間行事予定表、時間割表、教科書一覧表、履修申告書が重要な配布資料として - 61 - 準備している。 (2)基礎学力が不足している学生に対する補習授業等の取組みについて 食物栄養学科では、1年次基礎教育科目の「基礎科学(1 単位)」並びに「生活数理(1 単 位)」は、様々な栄養士必修科目の基礎となるものである。したがって理数系の基礎学力が不 足している学生にはぜひとも履修して欲しい科目である。そのために、入学後のオリエンテ ーション時に両科目に関する簡単な学力検査を実施し、その結果を踏まえ該当学生に履修す るように指導している。とくに数学の基礎を学習する「生活数理」は、少人数体制のほうが より効果的であるので3クラスに分けて実施している。また、基礎科学も同様で3クラス編 成にして学習指導を行っている。 また、各科目の単位の修得が不可となった欠席過多や再試験受験者に対しては、複数名或 いは個々に、単位の修得ができるように補講指導を実施している。 保育学科では、楽譜の「読み書き」を修得せずに入学してくる学生に、基礎的な音楽能力 の補習を目的とした「音楽基礎」、「造形表現基礎」を開設し、技術修得以前に挫折してしま わないように配慮している。また、何らかの障害のある学生に対して、本人の意思を尊重し ながら、困難な授業への支援・配慮はもとより、大学・保護者・本人と一緒に将来の方向性 を検討支援する「配慮を要する学生に関する教員サポ-トチーム」を編成し対処している。 (3)学生の学修上の問題、悩み等に対する指導助言のための取組みや体制について 1 年次に「教養ゼミナールⅠ」 、2年次に「教養ゼミナールⅡ」を必修科目として配置して いる。これは、通常それぞれSLⅠ、SLⅡと呼称している。SLとは Sincere Life の略で、 真摯なる人生の意味であり、清潔にして明朗、誠実にして純真なる学生生活の達成を目標と した、本学独自の授業科目である。 建学の精神にもとづきながら、教員と学生との人間的接触(心の触れ合い)の機会を多く して、ディスカッションやカウンセリングを行うことにより、真の人生を追及しながら社会 常識を涵養し、また学生生活及び将来の進路に関してのオリエンテーションを行うなど、学 生個々の問題についてもきめ細かく相談に応じようとするもので、高度にして密接なる人間 関係を深め、さらには人格形成の基礎を強固にしようとするものである。 このSLが学修上の問題や、学生生活の悩み等に対する指導助言体制となっているが、場 合によっては、学生部の学生相談フローチャートに従って指導、助言できる体制を整えてい る。 (4)進度の早い学生や優秀学生に対する学習上の配慮や学習支援について 通常の授業の修得進度が早い学生や、優秀学生には、 1)担当科目に関する、さらに専門的な文献の紹介 2)関係団体の研修会等の紹介(例、栄養士会などが主催する研修会への案内) 3)協会主催栄養士実力認定試験の紹介と受験支援 4)関係資格としての調理技能試験の紹介 5)ピアノ学習で経験のある学生には、現役ピアニストの特別講師によるレッスン - 62 - 6)各教員が主催している研究会や講演会の紹介などを実施して、修学意識をより高め ていくよう工夫している。 また、質問や申し出があった時は、文献や資料の紹介、追加実習、実験の指導などを実施 するなど、個別の対応をする場合もある。 【3. 学生生活支援体制】 (1) 学生生活を支援する組織・体制 学生生活全般に対する本学の支援は、学生部が所管している。学長より委嘱された教員か らなる学生部長と、職員の課長および係員が学生の窓口となって対応している。 なお、学生部長は学生委員会(14 名)の委員長の役割をも果たし、所管事項の原案を策定し 教授会に諮り、承認のもと学生部で執行することになっている。学生の活動を具体的に支援 するため、学内の学生団体である学友会に指導教員を複数名委嘱し、他に職員 4 名を配置し て(兼務)、活動の円滑な運営と組織の活性化について助言を行っている。学生の要望に耳を 貸し、実現可能な方向で対処する努力をしていることは学生にも良く理解されている。 (2)学友会、クラブ活動の現状、学園行事の実施状況と指導体制など 本学の学友会は、学生のより高度な人間性の育成を促し、学生生活の向上と発展を図り、 もって本学における教育の補充的機能を発揮し、本学の発展に資することを目的としている (学友会結成のまえがき) 。会員は、正会員(本学学生) 、特別会員(本学教職員) 、賛助会員 (本学 卒業生及び本会の趣旨に賛同する後援者)の三者から構成される。 本会の会長は学長が務め、副会長には学生部長がこれにあたり、会長を補佐する。また、 本会には最高議決機関として学友委員会がおかれる。本委員会には、会長、副会長、学生部 担当教職員、監査部教職員、総務局役員、SL代表、各部の部長が出席する。定例の学友委 員会は、毎年1回5月に召集されて予算案の審議等を行っている。 会費は、入会金、年会費(ともに 4,000 円)で、正会員は入学と同時にこれらを納入する ことになる。これに加えて、学校補助金、柏苑会(PTA)援助金、柏友会(同窓会)援助金が 本会の収入である。 総務局が設けられて、正会員から選挙によって選出された役員(局長、局次長、会計、書 記 計 8 名程度)により運営される。その役割は、学友会予算書及び決算書の作成、会計処 理、各学友会行事の計画・運営などである。また、いかに学生全体の学友会活動に対する意 識を高め、その活動を活発化させるかということについて、総務局の果たす役割は大きい。 総務局員の選挙は、 毎年1回 12 月に行われ、1年次生の中から次年度の役員が選出される。 選挙は有権者(正会員)の過半数の投票により成立し、有効投票数の最高数を得たものから 順に当選者となる。立候補者が定数を超えない場合は、信任投票となり、有効投票数の過半 数を得た者を当選者とする。毎年、立候補者は定数を越えることはなく、信任投票により、 当選者が決定している。当選者は、2 月に行われる交代式において、会長から正式にその職を 委嘱され、4月から翌年3月までその職を務める。 学友会行事: 行事は学友会総務局が計画を立て、学友委員会で承認されたものについて、 総務局が主体となって運営している。その活動内容は表Ⅴ-2 に示したとおりで、ここ3年間 大きな変化はない。 - 63 - 最大の学友会行事である函館短期大学祭(函短祭)は、学校行事として認められており、地 域住民や高校生が本学の雰囲気を感じることのできる場として有意義な行事となっている。 平成 27 年で 53 回目を数え 500 名ほどの来校者で賑わった。各クラスやクラブ単位で企画を 運営するのが基本となっており、主として「食」と「子ども」をテーマとした内容に、ほぼ 全学生が何らかの形で参加している。学年交流スポーツ大会や学友会企画旅行は毎年恒例の 行事として定着しつつある。特に学年交流スポーツ大会に関しては、各SLの協力を得て学 生の参加を促した結果、ここ数年の参加率はほぼ 100%であり、1・2 年次同士の、さらには 食物栄養学科と保育学科の学生の貴重な交流の場となっている。 学友会企画旅行は、ルスツリゾートへの日帰り旅行が定番となっており、参加者は 30~40 名程度である。卒業祝賀会に関してはその意義やあり方について毎年検討が続けられ、この 三年間、学友会と短大の共催、あるいはそれに柏友会(同窓会)も加えた三者の共催の形を 取るなど試行錯誤が重ねられている。学友会、教職員、柏苑会(PTA)、柏友会(同窓会) 等の関係組織が連携して、卒業生が母校を旅立つにあたって意義深い会となるよう努力が重 ねられている。 表Ⅴ-2. 学友会行事一覧 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 学友委員会 学友委員会 学友委員会 春・秋季献血協力 春・秋季献血協力 春・秋季献血協力 学年交流スポーツ大会 スポーツ大会・学年間交流 スポーツ大会・学年間交流 学友会企画旅行 学友会企画旅行 学友会企画旅行 函館短期大学祭 函館短期大学祭 函館短期大学祭 学友会総務局員選挙 学友会総務局員選挙 学友会総務局員選挙 学友会総務局員交代式 学友会総務局員交代式 学友会総務局員交代式 卒業祝賀会 卒業祝賀会 卒業祝賀会 No Smoking College キャンペーン(平成 13 年~継続) 港まつりイカ踊り参加 港まつりイカ踊り参加 スポーツフェステバル 球技大会 球技大会 学友会は平成 13 年に、全国の高等教育機関に先駆けて No Smoking College を宣言し、学 内全面禁煙を実施して今日に至っている。また、創立 50 周年にあわせた記念イベントとして、 タイムカプセルや記念垂れ幕の設置を行ったが、平成 24 年度はタイムカプセルの開鍵の年と 約束されていたので、当時の関係者(学生と顧問の教員)を函短祭の開催時に招き、開封式 を執り行い、親睦を図った。平成 15 年度以降、学生の学友会活動への参加は積極的となり、 学外活動への要求が高まったことを受けて、学友会総務局は非公式行事として希望学生によ る函館港まつり・イカ踊り・大門まつりへの参加や、球技大会などを企画・運営している。 このように、本学では多忙な学業のなか多彩な学友会行事が企画・実施されており、学生 の参加状況は良好である。学友会行事は学内の雰囲気を活発化させ、学生が他者との関わり の中で多くの経験を積みながら成長する貴重な機会となっている。今後も学生の自主的な活 動のもとで継続されることが大いに期待される。 - 64 - クラブ活動: 本学には約 10~13 団体の学友会公認クラブ(部)があり、学友会予算からの 部活動援助費の支給を受け年間を通して活動している。クラブの種類および在籍学生数は表 Ⅴ-3 のとおりである。 5名以上の部員と顧問がいれば、学生なら誰でもクラブを新設するこ とができるため、毎年2,3の新しいクラブが設立されている。また逆に活動を停止するク ラブもあり、平成 25~27 年の3年間で継続活動していたクラブは 9 団体である。 表Ⅴ-3. 学友会公認クラブおよび在籍学生数 ク ラ ブ 名 料 理 研 究 部 粉・捏 倶 楽 部 茶 道 部 食教育サークル エアロビックダンス部 バスケット部 サ ッ カ ー 部 バトミントン部 バレーボール部 フットサル部 卓 球 部 フラダンス部 ダ ン ス 部 美術イラスト部 人形劇サークル 管楽器アンサンブル ボランティア 在籍学生数(延べ人数) クラブの結成数 平成 25 年度 19 名 - 5 5 5 17 - - 33 5 10 - 6 5 5 6 - 121 名 12 部 平成 26 年度 11 名 - 5 5 10 10 - - 17 14 - - - - 9 9 5 95 名 10 部 (年度当初) 平成 27 年度 15 名 - 6 30 5 10 - - 12 10 - - - - 6 7 6 107 名 10 部 個々のクラブの活動内容に関しては、毎年5月に開かれる学友委員会で報告がなされてい る。学内の活動にとどまらず学外で活躍しているクラブ例としては、エアロビクス部の全日 本学生選手権大会等に繋がるインカレをはじめとした各種大会への出場や、料理研究部・ダ ンス部・茶道部などによる、地域の老人福祉施設・保育園等でのボランティア活動等がある。 又、平成 26 年度にボランティア部が発足していら、NPO 法人の協力のもと「傾聴ボランティ ア」を数多く行っている。さらに、料理・栄養関係のクラブは、キャンパス見学会における 交歓会での料理提供に協力している。 クラブに所属する学生数は多い時には 180 名ほどいたが、平成 27 年度は 107 名にまで急減 した。運動系サ-クルへの入部者減に因るところが多い。全般に、学友会活動はやや低調の 兆しがみえる。 (3) 学生の休息のための施設などの概要 学生ラウンジは1階(50.4 ㎡、38 席)と3階(43.9 ㎡、16 席)に2か所用意されている。 S棟3階のラウンジ隣りには、可動式の簡易壁で仕切られたグループ学習室(39.1 ㎡、14 席) - 65 - があり、ラウンジとしての利用も可能で、実際に学生は自由にテーブルを移動、利用してい る。また、2階と3階の研究室と講義棟を結ぶ幅の広い廊下部分には、それぞれ休息用ソフ ァが配置されており(14 席と 22 席) 、さらにS棟とN棟を結ぶ各階の廊下部分には、それぞ れ4名ほどがコミュニケーションに利用できる小ラウンジが計3か所ある。一階にある食堂 兼学生ホールは、給食で利用する以外の時間帯に、休息や打合せの場として利用されている (144.9 ㎡、116 席) 。さらに2階には和室(53.9 ㎡)があり、クラブ活動で利用している以 外の時間帯は使用可能である。以上、屋内には 200 席ほどが用意されていることになる。この 数字は収容定員の約半数分に相当する。 中庭にはガーデニング用のアルミ製テーブルとイス(14 席)が配置されており、また木製 テーブル・イス(12 席)もある。さらに石製のベンチ(6席)もあって、これらは天気の良 い暖かな時に利用されている。なお、2階のやや幅広い廊下部分には、各種飲料水を中心と した自動販売機(飲料6台、氷菓1台)を設置してあり、食堂兼学生ホールには茶の給湯機 を配置している。 この他に、新設のエントランスホ-ルには、通学バスの待合時間に利用できる簡易応接セ ット4組を配置した。このように学生の休息等のできる施設は、保育学科の新設にあわせて 大幅な改善が行われている。 なお、平成 25 年度秋には旧体育館跡地を整理して、フィールド学習用の実習園庭を整備し、 平成 26 年 5 月より利用が可能とした。東屋を3棟設けて、天気の良い日には学生や訪れた親 子づれがハイキング気分で昼食をとれるようガーデンチェアを用意した(1棟6人掛け 18 人 利用可能) 。 平成 27 年度には、 「学生生活満足度調査」の結果を受けて、S 棟 1 階に「電子レンジ 1 台」 「ポ ット(5ℓ)1 台」を設置、さらに S 棟 3 階グループ学習室にカラープリンター2 台、N 棟 3 階に「カ ップめんの自動販売機」を設置し、学生達の要求に対応している。 【4. 進路支援について】 (1) 卒業後の就職状況: 過去3か年における就職の詳細は次のとおりである(表Ⅴ-4~6) 。本 学では、就職希望者の 97%以上の就職率を維持しており、特に保育学科では、平成 26 およ び 27 年度は就職希望者の全員が就職できている。 表Ⅴ-4A. 全学科の就職状況 (平成 25-27 年度) (a)卒業生 (b)就職希望者 (b)/(a) (c)学校で斡旋した就職者数 (c)/(b) (d)自己開拓の就職者数 (d)/(b) (e)不明・無業者数(e)/(a) 平成 25 年度 153 名 136 (88.9%) 平成 26 年度 180 名 160 (88.9%) 平成 27 年度 150 名 140 (93.3%) 99 (72.8%) 125 (78.1%) 101 (72.1%) 33 (24.3%) 33 (20.6%) 36 (25.7%) 17 (11.1%) 18 (10.0%) 9 (6.0%) - 66 - 表Ⅴ-4B. 食物栄養学科の就職状況 (平成 25-27 年度) (a)卒業生 (b)就職希望者 (b)/(a) (c)学校で斡旋した就職者数 (c)/(b) (d)自己開拓の就職者数 (d)/(b) (e)進学者数 (e)/(a) (f)不明・無業者数(f)/(a) 平成 25 年度 85 名 77 (90.6%) 平成 26 年度 89 名 78 (87.6%) 平成 27 年度 85 名 79 (92.9%) 48 (62.3%) 47 (60.3%) 46 (59.2%) 26 (33.8%) 29 (37.2%) 30 (38.0%) 2 9 (2.4%) (10.6%) 3 10 (3.4%) (11.2%) 2 7 (2.4%) (8.2%) 表Ⅴ-4C. 保育学科の就職状況 (平成 25-27 年度) (a)卒業生 (b)就職希望者 (b)/(a) (c)学校で斡旋した就職者数 (c)/(b) (d)自己開拓の就職者数 (d)/(b) (e)進学者数 (e)/(a) (f)不明・無業者数(f)/(a) 平成 25 年度 68 名 平成 26 年度 91 名 平成 27 年度 65 名 59 (86.8%) 82 (90.1%) 61 (93.8%) 51 (86.4%) 78 (95.1%) 55 (90.2%) 7 (11.9%) 4 (4.9%) 6 (9.8%) 2 8 (2.9%) (11.8%) 1 8 (1.1%) (8.8%) 2 2 (3.1%) (3.1%) (2) 学生の就職・進学を支援するための組織・体制 学長の委嘱により、平成 21 年度からは職員が就職支援部長となり、その部長の指示のもと で就職支援課長が就職や進学に関する相談の窓口となり対応している。教員組織としては就 職支援委員会があり、委員長は職員部長が担当している。委員会のメンバーと職員による全 学的な支援体制を組んで就職支援を行ってきた。ここ数年来、各企業においては採用計画の 絞込みや見直しを続けているが、本学では就職支援部を中心とした全学支援体制と過去から 続いている企業との信頼関係が相まって、就職内定率は高い水準を維持している。 (3) 就職情報等の提供と就職資料室の現状 情報は支援専用の掲示板を利用して、随時、就職支援課より提供している。就職支援コー ナーは資料室を兼ねており、相談に来る学生と面談できる体制となっている。個々の学生に よって、そのニーズや内容が異なり一様ではない。当然のこととして、目的意識がしっかり している学生ほど、相談に訪れるたびに真剣みが増し、積極的に応募するようになっており、 その内定時期は早い。求人情報の入手は、本学の卒業生を受け入れてきた実績ある企業から の直接的な案内、および教職員の企業開拓に加えて、現在はインタ-ネットによる北海道や 東北地方からのハローワークおよび民間求人情報社等などからの求人情報をも積極的に利用 している。平成 22 年度からは、ハローワークの専門スタッフが週 1 日午後からキャリアデザ インコーナーに詰め、学生のために就職相談を実施している。このコーナーには、学生専用 の就職活動用端末機3台と総合複写機を設置している。 - 67 - 表Ⅴ-5. 地域別の就職実績 平成 25 年度 平成 26 年度 (単位 平成 27 年度 函 館 市・近 郊 札 幌 市・近 郊 そ の 他 道 内 63.6 7.6 7.6 66.7 5.2 3.3 56.2 9.5 5.1 東 関 中 11.4 9.8 0 13.7 8.5 2.0 20.4 8.8 0 北 地 方 東 地 方 京 地 方 %) 就職支援課の大まかな指導内容を示すと、「自己分析の進め方」 「就職先の有無」 「企業説明 会や就職試験の日程確認」 「資料請求の手紙の書き方」 「エントリーシートの書き方」 「履歴書 の書き方」 「小論文・作文対策」 「面接の要領や対応の仕方の工夫」 「内定に伴う礼状の書き方」 等、多岐にわたっている。 相談の時刻は学生の都合を優先して弾力的で、随時訪問での相談に対応しているが、大半 は始業時刻前と昼休み、放課後に集中することになる。そのような場合でも、就職支援課で はできる限り「親切」で「丁寧」に対応することを心がけている。 表Ⅴ-6. 業種別就職実績 業 種 栄 養、調 理 食品開発、検 査、製 造 建設技術 医療、福祉(保育士以外) 健康、運動 保育士 学童指導員・児童館職員 一般事務、総合事務 営業、販売、サービス 保安警備 栄養教諭 幼稚園教諭 保育教諭* 団体職員 公務 短大教育助手 平成 25 年度 36.4 2.3 0.8 5.8 2.3 28.8 0 3.8 9.1 0.8 0.8 9.1 0 0 0.8 0 (単位 平成 26 年度 28.8 2.0 0 9.2 1.3 28.1 2.6 0.7 9.8 0.7 0 14.4 11.8 0.7 2.0 0 %) 平成 27 年度 32.8 2.2 0 2.9 5.8 23.4 0 5.8 9.5 0 0.7 8.0 8.0 0 0 0.7 *幼稚園教諭・保育士の両免許・資格を条件とした採用 就職・進学指導の実際: ① 「社会人基礎論」の開講: 1年次後期より2年次前期まで開設し、社会へ旅立つ学生 が学ぶ1年間にわたる必修科目である。資格を有し実務経験のある非常勤講師に依頼して、 毎時間必要な資料を配布し学習を進めている。自己理解の仕方や働くことの意義、厳しい就 職戦線と短期大学生の置かれている位置づけ、資格を持つことの意味、就職システムの理解 と履歴書やエントリーシートの記入、筆記試験及びSPI試験への準備、小論文・作文や面 - 68 - 接試験への対策等について徹底して学習させ、各自の就業意欲を高めるとともに、職業観や 社会に対する見方等を育んでいる。 ② 「就職講座」の開設: 2年次の「社会人基礎論」の時間を一部利用し、社会の第一線 に立っておられる方々を招聘して、 「企業の求める人材と企業の役割」「学生と社会人はどこ が違うか」 「企業の採用目的と学生への期待」等の演題で講話を実施している。身近に迫って いる採用試験への緊張感もあり、極めて有効度の高い企画となっている。 ③ 「就職インターネット学習」の強化: 近年、特にインターネット上にホームページを開 設し、企業サイトおよびE-メールによって会社説明会参加のエントリー、一次試験の案内、 二次試験へ進む学生への連絡等を行う企業が急増している。各企業の事務上の経費削減とい う目的にもかなっており、今後ますます増加するものと思われる。したがって、1年次より 全学生を3グループに分け、情報室において企業ホームページへのアクセスの仕方、エント リーの仕方等を具体的に指導し、それらの操作を、社会に巣立つ学生に必要なスキルとして 身につけさせる指導をしている。 業界研究会・合同企業説明会への参加: 学生の就職活動が活発に行われ、一定の成果を挙げ内定に至る道筋は一様ではない。内定 を得るためには、長期間にわたる学生本人の努力が必要であることは当然としても、本学と 企業が、これまで長い時間をかけて築き上げてきた信頼関係が基盤になっていることも無視 できない。 ① 業界研究会への参加: 本学園系列の函館大学では、主に3年次生を対象として、例年2 月に業界研究会を主催し、ホテルの大会場に 60 数社がブースを設け学生との面談を実施して いる。短期大学生をも対象としており、この機会に本学の1年次生の参加を認めてもらい、 企業の人事担当者との面談の初体験をさせている。1年次生は後期から社会人基礎論の授業 を受けてはいるものの、企業担当者の指導、助言的な面談の姿勢に触発され、就職への意識 の高まりやマナーの重要性に気づくなど、事後の感想文からその効果を読み取ることができ、 就職活動の進め方の指導における得がたい機会と位置づけている。 ② 合同企業説明会への参加: 函館市における商工会議所や地方法人会が中心となり、5月 中旬から6月上旬に合同企業説明会が開催される。2年次生には極力参加させて、20 数社に およぶ各企業の人事担当者との面談が良好な状態でできるように指導している。1年次の2 月には業界研究会への参加体験を持たせ、さらに、説明会のねらい、人と接する際のマナー 等を 2~3 時間かけて事前に指導している。 ③ 就職情報検索資料の整備: 学生が就職活動を積極的に行う上で、就職情報の検索は重要 な役割を担っている。就職支援課には約 500 社の全国、道内、市内の企業ファイルを準備し、 学生の就職相談に応じながら個人の学生が資料を閲覧できるように工夫をしている。また、 インターネットが日常的な時代となり、企業情報がホームページで掲載されるようになった 現状を踏まえ、情報室の担当者と連携し各企業の求人サイトへのアクセスの仕方を具体的に 指導するなど、社会の変化に応じた改善を図っている。 なお、平成 21 年度の急激な就職難に対して、国はその打開策の一助として「大学教育・学 生支援推進事業(大学教育推進プログラム)」を立ち上げたが、本学は取組名称「地方短期大 - 69 - 学の資格取得支援計画による教育力の向上と就職支援」を持って応募し、これが採択されて 2年間にわたり補助金を得ることができた。 (4) 過去3か年の就職状況に対する学長ならびに就職支援部長の受け止め 就職支援部長:栄養士の採用は、団塊の世代が要介護年齢に達しつつあり、老人福祉施設、 病院の新設や増床により、栄養士の需要が急速に高まっている。給食専門の企業による給食 受託が進んでいるため、給食専門企業からの求人は増加しているが、施設・病院から直接雇 用される栄養士は減少傾向にある。栄養士不足の現状では、将来的に栄養士資格を生かした 転職も十分可能であるので、とりあえず求人数の多い給食専門企業に就職し、栄養士として の経験を積み、企業のノウハウを吸収した後に、必要に応じて、施設・病院などの直接雇用 求人に転職応募する道もある旨を教示し、それらを考慮した上で進路選択するよう指導して いる。 保育士の採用は、函館とその近郊で保育園を主に順調な採用傾向が継続しているが、学科 教員のきめ細かな進路指導によるものである。 地域別就職数は、函館とその近郊が主であり、地元志向の傾向は、函館とその近郊出身者 に限らず全国的な傾向とのことである。しかし、本学は北東北地方出身の学生も少なくない ので、北東北地方での就職先の開拓にも力を注いでいる。 現在、本学での就職支援は、 「各SLの指導」や「社会人基礎論での指導」をとおして就職 意識の高揚や、就職のための具体的なスキルの習得を重点的に進めている。加えて、教職員 による企業訪問および各保護者への支援要請で、各学生が行う就職活動を補強している。 平成 27 年 9 月からは、卒業後の卒業生に対しても継続的に就職支援を行うことにし、再就 職・転職等にも対応することをHP上で周知した。 また、就職支援部として平成 27 年度後期から就職状況を正確に把握する支援体制を強化す るために、 「就職カルテ」および「就職情報メモ」を活用する情報収集実施体制を機能させた。 学 長: 本学は短期高等教育機関としての機能を最大限に発揮するとともに、2年間の就学 期間を充実させることによって、開設学科の専門資格と関連資格の取得を激励し、自立して 生活のできる職業人を養成し、社会に送り出す大きな役割を担っている。そのため1年次よ り就業意識の啓発を行い、学生一人ひとりに対してきめ細かな就職支援を行うことが肝要で あると考える。2年次においては、そうした指導を土台に適時適切な就職情報の提供をし、 学生自身の就業意欲の一層の高揚を図ってきた。就職内定に至るまでの各段階においては、 各SLをはじめ就職支援部が就職活動のあらゆる面を通して学生に積極的な支援を行い、企 業や地域社会で役立つ人材育成を心がけている。 平成 27 年度の就職内定率は、本学の就職支援部へ支援を依頼してきた学生に関しては、二 学科平均で 97.8%の高い成績を収めることができた。全教職員ならびにハローワークの専門 スタッフによる支援のお陰と感謝している。 (5) 進学および海外留学の実績とその支援体制 : 表Ⅴ-7 に示したような実績がある。進学希 望者は毎年2~5名ほどおり、そのうち 4 年制大学への編入者は2~3名ほどである。進学 - 70 - 者の割合は約 2.4%である。 進学先は教員養成大学、管理栄養士受験資格取得のできる大学等が主で、本法人の設置す る函館大学へも編入学している。 海外留学は今のところ実績はない。 表Ⅴ-7. 進学者数と進学率 平成 25 年度 153 名 4名 0名 2.6% 卒 業 者 数 進学希望者数 海外留学者数 進 学 率 平成 26 年度 180 名 4名 0名 2.2% 平成 27 年度 167 名 4名 0名 2.4% 酪農学園大学、 函館大学、 藤女子大学、 聖徳大学、 函館短期大学保育学科、 辻野調理専門学校、 函館短期大学付設調理製菓専門学校、北海道教育大学, 釧路校、同函館校、天使大学、札幌国際大学、 北翔大学、大原専門学校、函館市医師会看護専門学校 【5. 多様な学生に対する支援】 (1) 留学生の受け入れ状況等について 過去3か年、本学では留学生の受け入れ実績はない(表V-8)。地方の短期大学では、留学 生の公私にわたる世話をはじめとして語学教育、アルバイト、奨学金等の問題に対する対応 策等の受け入れ体制が整備されていないことが、理由として考えられる。 表Ⅴ-8.留学生・社会人・障害者・長期履修生等の受け入れ状況 入 学 年 度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 全体入学者数 187 名 158 名 167 名 留学生入学数 0名 0名 0名 社会人入学数 2名 4名 6名 23 名 11 名 17 名 障害者入学数 0名 0名 0名 長期履修生数 0名 0名 0名 国(道)よりの委託学生* 履修証明プログラム履修者 平成 28 年度開設に向けて、履修者の募集開始した * 平成 22 年度より受入 (2) 社会人学生の受け入れと、その学習支援の方法、体制について 表Ⅴ-8 に示したように、毎年4名ほどの社会人学生を受け入れている。 社会人学生の学修意識は高いので、修得科目の進捗状況の把握や実習などに対する時間の 配慮、先に履修しておいたほうが効果的な科目等についての指導を行っている。なお、国(北 海道)の方針により緊急要請のあった保育士養成については、本学も依頼を受け積極的に協 力している(表Ⅴ-8、平成 22 年度より受入)。 - 71 - (3) 障害者の受け入れと、その支援の方法、体制について: 障害のある入学志願者については、入試委員会より面接結果や学業成績等についての報告 を受け、本学の支援体制を考慮した上で、教授会はそのつど慎重に入学可否の判断を行うこ とにしている。平成 21 年度に 1 名を受け入れたが、この数年間は受け入れ実績はない(表Ⅴ -8) 。 なお、何らかの疾病等を有する学生、ないし既往歴のある学生については、学生の申告に もとづき事務局より、年度始めに配慮すべき学生として、一括して症状等の内容を各教員に 連絡がなされる。この際、個人情報の管理に十分注意を払うよう指示も怠り無く行われてい る。 (4) 長期履修学生の受け入れと、その学習支援、生活支援について 長期履修生については、当該規則により3年以上6年以内で修学することになっている。 過去3か年長期履修(社会人ゆっくり修学生)の希望者はいない(表Ⅴ-8) 。 (5) 履修証明プログラムによる履修者の受け入れ 大学等において、より積極的な社会貢献を促進する目的で、学位プログラムとは異なる社 会人に対する学習プログラムを開設し、平成 28 年度の履修者募集を開始した。このプログラ ムは、120 時間以上の履修は必要であるが、履修科目の単位が認定されるものではない。 【6. 特記事項】 授業料の四分割納入制度: 生活支援として2年間で卒業する学生の授業料納入方法は、1 年度を4期に分けて納入させているが、長期履修生についての納入方法については、1単位 当たりの授業料を設定し、当該期の履修単位数分を納入する方法をとっている。 成績不良者への支援: 当該科目の担当教員、SL(教養ゼミナール)担当教員ならびに教 務部が中心となって該当者を激励している。また、個別の補習等も実施して、指定期間内に 単位修得ができるような支援体制を組んでいる(学生相談フローチャート)。 長期欠席者への支援: 全学教職員が長期欠席の事由、状況を把握し、SL(教養ゼミナー ル)担当の教員が中心になって該当者と連絡をとり、激励し出席を促している。場合によっ ては、願いにより休学措置をとり、休学中の授業料納入が発生しないようなアドバイスも実 施している。 学生に対する表彰制度: 学業成績及び人物優秀な学生に対しては、学年の前期・後期の学 期毎に審査し、精励賞受賞者を選考している。精励賞受賞者は、学業成績において、学期内 に実施する履修科目(対象とする科目は学科で決定)の試験成績の f GPA(functional GPA、 機能的 GPA)が原則として 3.5 以上を基準とし(平成 26 年度後期から) 、各学年5名程度を選 考している。精励賞受賞者として決定した者については、表彰し記念品として図書券を贈っ ている。 - 72 - Ⅵ. 研 究 活 動 概要 本学では学校教育法等の法律に則り、学科の教育課程編成・実施の方針に基づき教員 組織の整備に努めている。優れた専任教員確保のため、異動があるたびに高度の有資格者を 採用して、その改善を図ってきた。教育研究活動もまた学科の教育課程編成方針に基づいて 行われ、その状況はHP等で公開している。外部からの研究費等の資金調達にも努めており、 研究成果は学会・研究会等で公表されている。また、定期的に刊行される紀要等で報告がさ れるなど、活発な研究活動が展開されている。公的研究費等の管理・監査体制は確立されて いており、法人本部が年に 3 回(内部 1 回、外部 2 回)の厳格な監査を実施している。 【1. 教員の研究活動全般】 (1)専任教員の研究状況: 助教以上の専任教員は 24 名在籍しており(平成 27 年度)、実験 実習助手(本学では教育助手と称する)は4名である。各教員の教育研究状況等を表Ⅵ-1A と表Ⅵ-1B に示した。 表Ⅵ-1A. 平成 25-27 年度 食物栄養学科専任教員の研究実績と主たる担当教科 (平成 28 年 3 月 31 日現在) 学 科 氏 名 職 名 学 位 就 任 H. 教育実績 (主な担当教科) 研 究 著作・論文数 H.25-27 業 績 発表等 H.25-27 その他 役職・資格 等 食物栄養学科 猪上 徳雄 教 授 水産学博士 19 食品官能評価 9(4+4+1) 学長・学科長・ 研究所長 17(3+6+8) 5(2+1+2) 澤辺 桃子 教 授 博士(水産学) 20 食品衛生学 藤井 壽夫 教 授 修士(教育学) 24 教育経営論 横井由利子 教 授 学士 27 家庭科教育法 沼田 卓也 准教授 博士(理学) 15 生化学 3(1+1+1) 小岩眞智子 講 師 修士(教育学) 21 教育相談の研究 5(3+2+0) 5(2+2+1) 鈴木 英悟 講 師 博士(環境共生) 23 公衆衛生学 2(1+0+1) 2(0+1+1) 木幡 恵子 講 師 短期大学士 27 食品学総論 鈴木真由美 助 教 修士(栄養学) 23 給食管理論 4(1+1+2) 4(0+3+1) 栄養管理部長 庭 亜子 助 教 修士(水産学) 24 公衆栄養学概論 9(2+5+2) 5(0+2+3) 管理栄養士 清水 陽子 助 教 修士(人間科学) 13 学校栄養教育法 10(4+3+3) 3(1+1+1) 栄養教諭** 伊東 夢乃 助 手 学士(人間科学) 22 食品衛生学実験 3(0+1+2) 2(0+2+0) 管理栄養士 鐘ヶ江あゆ美 助 手 短期大学士 24 給食管理実習 1(0+1+0) 1(0+1+0) 栄養士 遠藤 望 助 手 短期大学士 27 解剖生理学実験 1(0+0+1) 2(0+1+1) 委員長 委員長・所長* 教職課程 委員長 管理栄養士 ɨ (1+1+2) は 各年度の業績数を示し、明朝体の数字は本学に就任してからの業績数を、斜体の数字は、前任地の 研究機関における業績数を表す。 *フィットネスセンタ-所長、**管理栄養士 - 73 - 表Ⅵ-1B. 平成 25‐27 年度 保育学科専任教員の研究実績と主たる担当教科 (平成 27 年 3 月 31 日現在) 学科名 氏 名 職 名 学 就 任 位 研 教育業績 (主な担当教科) H. 究 業 績 著作・論文数 発表等 (含、作品) H.25-27 その他 役職・資格 等 保育学科 茂 教 授 芸術学士 21 音楽Ⅰ,Ⅱ 5(2+2+1) 14(2+6+6) 学科長 志賀 直信 教 授 水産学博士 21 基礎生態学 1(1+0+0) 公開講座 藤友 雄暉 教 授 教育学修士 21 発達心理学 1(1+0+0) 個人情報保 原子はるみ 教 授 修士(教育学) 21 保育原理 8(2+3+3) 15(4+4+7) 図書館長 松田 賢一 准教授 修士(教育学) 22 幼児体育 8(2+1+5) 7(2+3+2) 学生部長 木村美佐子 講 師 修士(教育学) 21 人間関係 4(1+1+2) 7(1+2+4) 新沼 英明 講 師 修士(臨福学) 21 相談援助 8(2+3+3) 8(2+3+3) 三沢 大樹 講 師 修士(教育学) 21 音楽基礎 5(2+2+1) 8(2+2+4) 中俣 友子 助 教 修士(心理学) 27 教育心理学 1(1+0+0) 7(5+2+0) 三上 香澄 助 手 専門士 26 保育実習 佐々木 2(0+0+2) 表Ⅵ-1C. 過去 3 年間に退職した専任教員の主たる担当教科 (平成 28 年 3 月 31 日現在) 学科名 氏 名 職 名 学 退任 位 教育業績 その他 H. (主な担当教科) 役職・資格等 管理栄養士 食物栄養学科 会田さゆり 准教授 博士(栄養学) 27.3 栄養学各論 保坂 静子 講 師 短期大学士 27.3 学校栄養教育法 輪島 進一 教 授 教育学修士 27.3 図画工作Ⅰ、Ⅱ 植月 美希 准教授 保育学科 博士(心理学) 27.3 教育心理学 教員はいずれも、学生募集活動など校務多忙のなか研究活動を行っているのが実態である。 近年、若手教員の就任にともない学会等での発表活動は特に活発となっており、研究の内容 も、以前よりも量的・質的に優れたものとなっている。科学研究費補助を受けている独創的 な研究も複数ある。本学で刊行されている『函館短期大学紀要』の編集方針も整理され、学 術的な体裁が一段と整えられた。専門分野の論文発表の他に、地域社会で専門に係る啓発的 な講演活動も多い。特に、若手講師陣は専門学会誌への投稿、学会発表を目標とした教育研 究活動を行っている。 (2) 教員の研究活動の公表: 自己点検・評価報告の義務化(平成 11 年度) 、認証制度の導 入(平成 16 年度) 、その後の「学校教育法施行規則の一部を改正する省令」により、研究業 績等の情報公表が責務となった(平成 23 年度) 。本学においても、平成 23 年度からシラバス および研究業績の web 公開を実施している。さらに、大学の管理運営能力および社会貢献が - 74 - あることも重要視されてきた。 本学では、望ましい研究環境の整備を目指して、健康生活科学研究所の開設(平成 14 年度、 食物栄養学科)および子育て研究所の開設(平成 21 年度、保育学科)に伴い成果は徐々に、 しかも継続的に蓄積されつつある。研究活動等の報告は、年度末に発行される『函館短期大 学紀要』の巻末に記録されている。また、平成 28 年度から国立情報学研究所が提供する学術 情報リポジトリーサービス(JAIRO Cloud)を活用した情報発信を行うことを予定している。 (3) 外部からの研究資金等の調達状況: 研究資金の調達状況は表Ⅵ-2 示したとおりである。 平成 25 年度以降に受けた研究助成費は、科研費申請による採択として挑戦的萌芽研究の1件、 他に、民間財団・協議会等からの助成が 3 件である。 研究資金とは異なるが、平成 26 年度および平成 27 年度には、文部科学省の『私立大学等改 革総合支援事業』のタイプ1「建学の精神を生かした大学教育の質向上」とタイプ2「特色を発揮 し、地域の発展を重層的に支える大学つくり」に応募し、この両タイプで選定された。また、 平成 27 年度には、私立大学等経営強化集中支援事業のタイプBにで申請し、支援を受けるこ とができた。 表Ⅵ-2. 外部からの研究等資金の調達状況 1. 幼児用簡易プ-ルを例とした生活環境メタゲノミクスへの挑戦 学術研究助成基金助成金 挑戦的萌芽研究 平成 25-26 年度 研究者代表 函館短期大学 准教授 澤辺 桃子 2. 道内の幼稚園・保育園・認定こども園における「幼児期運動指針」の活用に関する一考察 全国保育士養成協議会 北海道ブロック研究費助成 平成 25 年度 研究者代表 函館短期大学 専任講師 松田賢一 3. 道南郷土料理の食味データベース構築に係る研究事業 公益財団法人 南北海道学術振興財団助成 平成 26 年度 研究者代表 函館短期大学 准教授 澤辺 桃子 4.もぐもぐ調査隊 - 郷土料理「三平汁」の味くらべ - 一般社団法人全国栄養士養成施設協会助成 平成 27 年度 研究者代表 函館短期大学 准教授 澤辺 桃子 【2. 個人別研究業績一覧】 本学のHPに掲載してある。 【3. 研究のための条件】 (1) 研究費の支給規程等: 研究費(含研究旅費)は、法人が設置する「函館大学の支給基準」 に準じた取扱いがなされている。予算措置として、教員の研究費は旅費・図書費・学会費等 を含めて、一人当たり 20~30 万円を限度として使用することが認められている。 必要な研 究用機器・備品については毎年 11 月末までに、次年度支出計画書を提出するよう事務局から 各教員に連絡がなされ、それを整理した計画書を本学の他の事業計画とともに盛込んだ予算 案に学長が目を通し、法人本部に提出、理事会・評議員会の承認を経て、理事長の決済のも と執行されている。過去3か年の支出状況は表Ⅵ-3 に示したとおりである。 - 75 - 表Ⅵ-3. 教育研究経費 (単位 平成 25 年度 教 育 研 究 経 費 教員の研究費 旅 費 消 耗 品 費 機器等整備費 研究用図書費 (2)研究成果の発表機会の確保: 円) 平成 26 年度 平成 27 年度 96,994,774 99,314,737 96,774,408 5,981,094 5,659,878 996,094 1,742,000 54,862 4,369,824 2,282,444 1,036,749 1,274,400 64,004 3,976,317 2,403,002 718,687 1,672,380 100,194 各教員は所属している様々な学会・研究会等で活発な発 表を行っているが、その研究成果については最終的に印刷物として公表されることが望まれ る。国内外の所属する学会誌上での発表を期待しているが、投稿論文の全てが掲載されると は限らない状況にあるので、本学では発表の機会を担保するため、健康生活科学研究所が所 管する研究機関誌『函館短期大学紀要』を定期的に刊行している。年1度の発行で、平均9編 の投稿がある。平成 25 年度に 13 編、平成 26 年度に 13 編、平成 27 年度に 7 編の投稿があっ た。 本紀要は過去に(食品科学研究所の時代、昭和 62 年~平成 13 年)隔年発行されていたが、 健康生活科学研究所に改編してからは、優れた若手教員の採用にともない研究活動は活性化 し、同編集委員会は毎年刊行している。平成 28 年 3 月現在、通巻第 42 巻となっている。 (3)教員の研究にかかる機器・備品の整備:教員の研究活動の奨励のため、年度始めに前年度 の教育研究活動報告書と新年度の研究計画書の提出を求めている。これに基づいて、教員に は個人研究費の支出が認められている。また、科学研究費等の外部からの資金調達をも奨励 されている(表Ⅵ-2)。個人研究に係る機器・備品の整備はそれらの助成費により主に進めら れているのが昨今の実態である。 なお、研究の必需品である情報機器の更新については、適時、予算措置がなされ、理事会 の承認を得て実現されている。 (4)専任教員の研究室等: 専任教員にはそれぞれ専用個室タイプの研究室(21.5~32.4 ㎡、 26 室)が用意されており、さらに実験系教員の研究のためには、調理系(40.5 ㎡)と化学系 (84.6 ㎡)との2つの実験室が配置されている。面積的には研究の発展を考えると十分とは いえないが、研究計画の工夫で合理的にやり繰りし、利用している状況にある。 小規模な短期大学としては珍しく、フィットネスセンターが設置されており、3 コースで はあるが温水プールもある。研究施設としての面での活用も考え、研究員を配置している。 健康系・保健体育系の教員には、研究活動の場として活用のできる施設としてあり、その研 究事例もある。 - 76 - (5)研究ないし研修時間の確保: 研究ないし研修時間の確保は、大学機能を発揮させる上 で極めて重要である。研究は通常、授業と授業の間か放課後或いは土曜日に行われている。 さらに、学生の夏季および冬季の休暇期間も充てているが、並行して学外実習も行われてお り、土曜日も授業が配置されているので、研究時間の確保には各自の工夫が必要となる。 本学は、実験・実習が多い家政系・教育系の小規模短大であり、教員数にも余裕はなく、 教員の授業負担が大きいので、研究時間の確保は困難が伴う状況にある。 【4. 特記事項】 食物栄養学科では単に栄養学を中心にした教育のみならず、スポーツと栄養さらには健康 科学をも結びつけた研究活動を行っている。具体的には「健康生活科学研究所」を学内に設 け、各研究室との連携により活動を行っている。同研究所の活動は、食物栄養学科の教授が 責任者となり、同学科所属の専任教員は研究所員として、それぞれ研究テーマを掲げ研究し ており、その成果は前述した研究所の機関誌である紀要に掲載されている。また、地域社会 は国の啓発活動に刺激されて、 「食育」と「幼児教育」に対する関心が高まり、本学教員を講 師としての講演依頼等が度々あり、各団体の要望に応じて、課題テ-マに相応しい分野の教 員を講師として推薦している。 保育学科では、 「子育て研究所」が併設されており、各研究室との有機的な連携により、活 発な教育研究活動が展開されている。同研究所は付属幼稚園との間に、相互の教育・研究・幼 児教育・保育・地域の子育て支援に関する各分野の協力関係を深め、双方の発展と充実に寄与 することを目的とした包括連携協定を締結した(平成 24 年 12 月 18 日)。また、本年度も地域 社会の保育士・幼稚園教諭を対象として、現職者の支援講座を下記のごとく開設した。 表Ⅳ-4.平成 27 年度 子育て研究所の活動、専門職研修講座 第1回 特別支援教育: 「気になる子の支援-地域で育てる・地域で支える-」 平成 27 年 10 月 24 日 第2回 第3回 講師 金沢京子 心理学「子どものしつけを考える」 講師 中俣友子 (つくしんぼ学級施設長) 平成 28 年1月 24 日 (本学保育学科助教) 環境「子どもと自然(講義)」-子どもが身近に自然に触れることの重要性- 平成 28 年 2 月 28 日 講師 志賀直信 (本学保育学科教授) 講座内容についてはアンケ-ト調査の結果をもとに決定しており、講師は本学教員の他、 医師を始めとする外部の専門家等多岐にわたる。過去3年間の講座開設数と参加者数は以下 のとおりである。 平成 25 年度 専門職研修講座 3講座開講 参加数 延べ 119 名、1講座平均参加数 40 名 平成 26 年度 専門職研修講座 3講座開講 参加数 延べ 104 名、1講座平均参加数 35 名 平成 27 年度 専門職研修講座 3講座開講 参加数 延べ 80 名、1講座平均参加数 27 名 保育園、幼稚園ともに、同系列での研修会等は行われているが、受講者は本学で実施して - 77 - いる内容に強い関心を示し、学習しようとする意識は非常に高いものがある。 子育て講習会(一般市民対象) ・「0歳から聴けるクラッシクコンサ-ト」 子育て研究所ひろば部主催「子育て講習会」と合同開催、 参加親子約 25 組(61 名) - 78 - 平成 27 年 11 月 7 日 Ⅶ. 社 会 的 活 動 概要 開かれた短期大学を目指す本学は、蓄積された研究業績ならびに専門知識を有する人 材をして地域社会に貢献できることは、これまでも様々な分野で協力してきた。特に、本学 が開設している学科の性格から「食と健康に関する栄養指導」と「保育と幼児教育に関する 指導」は、地域社会が必要としている分野である。食物栄養学科では、近年制定された「健 康増進法」、「食育基本法」による地方自治体ならびに民間団体等が実施する各種事業への協 力、啓発活動と人的派遣による支援を積極的に取り組んできた。また、保育学科は国の要請 により、不足している保育士の補充計画に協力して、北海道を通じた依託学生の教育を引受 け毎年保育士養成に尽力している。 特色のある取り組みとしては、従来設置していた食品科学研究所(設立昭和 62 年 4 月)を 健康生活科学研究所として改編し(平成 14 年 6 月) 、食品学科全体として活動をしている。す なわち、同研究所の設立目的は、地域の人びとの食生活をはじめ、福祉、健康、コミュニケ ーションに関する科学的研究を促進することと、研究の成果を総合して学術および産業社会 の発展に貢献するところにある(健康生活科学研究所規程 第2条)。また、平成8年に開設 したフイットネスセンターの市民への開放と、同センターを活用した各種公開講座の開講に より、地域住民の健康増進とコミュニケーションの場の提供を行っている。 さらに、平成 21 年からは保育学科開設に伴う「子育て研究所」の設立により、新たな社会 貢献が可能となった。同研究所は「社会における幼児教育と保育に関する科学的な研究と成 果を持って、学術及び社会の発展に貢献する」目的で立ち上げられた(子育て研究所規程 第 2条)。保育士・幼稚園教諭として活躍している社会人を対象とした専門職研修講座の開講等 である。今日的な課題への情報提供と、研修会の企画により専門性の向上に寄与している。 【1. 社会的活動への取り組み】 (1)社会にむけて、本学が独自に取り組んできた諸活動 ・地方自治体の栄養改善事業や健康増進事業などの事業企画立案にあたり、専門委員(学識 経験者)としての派遣 ・函短祭での、「食と健康」に関する公開講演会や「レクチャーコンサート」の開催 ・併設のフィットネスセンターを利用して、健康増進のための各種健康講座の開講 (たの しいアクアビクス、かんたんウォータービクス、レッツスイミング A・B・C、フィットネ スヨガ&ピラテス、やさしいエアロビックダンス) ・文化教養講座として「たのしい紅茶教室」 ・ 「音楽実技講座・歌唱」 ・ 「音楽実技講座・ピア ノ」 ・地域の大学を始めとする各種の高等教育機関に、非常勤講師として教員の派遣 平成 26 年 08 月 29 日 函館市と相互協力協定締結 平成 27 年 09 月 18 日 北海道中小企業家同友会函館支部と包括連携 - 79 - (2)地域社会との交流・連携などの活動: 以下の実績がある。 函館市との連携 ・函館市との相互協力協定の締結による貢献(平成 26 年度から) 教育機関等との連携活動として ・キャンパス・コンソーシアム函館(CCH)への参加 CCH 主催の「合同公開講座」への講師派遣(第 1 回は平成 17 年) 平成 25 年度 「日銀のある街、はこだて」 本学推薦の日本銀行函館支店長 中川忍氏 平成 26 年度 「はじめの一歩!はこだて発-北海道の幼児教育・障がい児教育-」 准教授 原子はるみ ・高大連携プログラムの一環として、進路支援に関心が高い函館大学柏稜高等学校と連携 (柏陵高校キャリア・デザインプログラムとして展開) 社会福祉団体との連携活動 ・函館市社会福祉協議会と共催して、本学学生・社会人を対象とした介護職員初任者研修 講座の開催 商工業団体との連携活動 ・北海道中小企業家同友会函館支部との包括連携による協力(平成 27 年度から) 函館市主催の各種フェステイバルへの協賛活動 例、港祭りへの参加とボランテア活動、ハーフマラソンへの支援ボランテイア 函館市医師会と市保健所主催の「市民健康祭り」への参加と協力 例、健康・栄養相談員としての参加、協力 函館短期大学主催イベントによる地域社会への貢献 ・親子の食育講座 (平成 22 年度から、学科連携事業、日本フードスペシャリスト協会との共催) ・大人のキッチンサイエンス(平成 25 年度から継続)、食の正しい科学知識の啓蒙 表Ⅶ-1. 専任教職員による社会活動等の一覧 (平成 24 年 4 月 1 日‐平成 27 年 3 月 31 日) 食物栄養学科 上平 幸好(前学長・函館短期大学名誉教授・平成 26 年度退任) : (一財)日本私立短期大学協会 副会長兼北海道支部長、(一財)短期大学基準協会 理事、(公益財)私立大学退職金財団 評 議員、 (公益財)私学研修福祉会(短期大学の部、教育研究の充実に関する研究会)運営委員、 キャンパス・コンソーシアム函館 理事、函館市文化財保護審議会 会長、名勝旧岩船氏庭園 保存整備委員会 委員、函館市緑のパートーナー会議 委員、(学)野又学園 理事・評議員、 (社)函館厚生院五稜郭病院 倫理委員、同治験審査委員 猪上 徳雄(学長・学科長・教授) :キャンパス・コンソーシアム函館 理事・副座長・運営委員、 (一 社)全国栄養士養成協会 理事・常任理事、、函館短期大学主催「大人のキッチンサイエンス」 講師、函館大学付属有斗高等学校食育講座 講師、函館大学付属柏稜高等学校 キャリアデザ - 80 - インプログラム 講師、国江差高等看護学院 プラン(函館市食育推進計画) 」策定委員会 非常勤講師、 「第2次はこだてげんきな子食育 委員長 澤辺 桃子(教授) : (一財)函館市住宅都市施設公社 理事、函館市環境審議会 委員、キャンパ ス・コンソーシアム函館 合同公開講座 WG 委員、同単位互換・カリキュラム委員、同運営委 員、はこだて雇用創造推進協議会 食品衛生管理基礎講座 講師、函館歯科衛生士専門学校 非 常勤講師、函館大学付属柏稜高等学校 キャリアデザインプログラム 藤井 講師 壽夫(教授) : 函館市子ども条例制定検討委員会 委員長、学校心理士会北海道支部 副会長、 南北海道情報教育研究会 顧問、函館市学校教育相談研究会 顧問、函館市中学理科教育研究 会 顧問、函館市南北海道教育センター 講師、渡島管内小中学校「情報モラル教室」講師、 北海道教育大学函館校 非常勤講師、北翔大学学習コーチング学科大学院 非常勤講師、函館市 教育委員会学校審議会 委員、函館市中学校スクールカウンセラー、北海道いじめ問題等解決 支援学部専門家チーム員 横井 由利子(教授): 北海道大学水産学部 非常勤講師、函館臨床福祉専門学校 (一般財団法人)北海道国際交流センター日本文化講座 日本文化講座 非常勤講師、 非常勤講師 沼田 卓也(准教授) : (一財)短期大学基準協会 第三者評価 評価員、函館歯科衛生士専門学校 非常勤講師、函館看護専門学校 非常勤講師、キャンパス・コンソーシアム函館 e-ラーニン グ WG 委員、函館大学付属柏稜高等学校 キャリアデザインプログラム 講師、知内高等学校 高校内進路ガイダンス 講師、キャンパスコ 講師、八雲高等学校 高校内進路ガイダンス ンソーシアム函館出前講座(函館西高等学校) 講師 会田さゆり(准教授・平成 26 年度で退職) : (公社) 北海道栄養士会 代議員、(公社) 北海道栄養 士会函館支部 会計監査、(公社)北海道栄養士会研究教育栄養士協議会 副会長、(一財)短 期大学基準協会 第三者評価 評価員、文部科学省委託 高齢者の体力つくり支援事業 講師、 市立函館病院高等看護学院 非常勤講師、(社)日本フィットネス協会認定 ADI 養成講座 講師、 第 6 回生活習慣病フォーラム 講演、北海道特別支援学校栄養士会 道南支部研究協議会研修 会 講師、 第 5 回-第 7 回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト道南予選大会 審査員、 (公 社)日本栄養士会 研究教育職域事業部 北海道・東北ブロック研修会 講師、函館大妻高等 学校 模擬授業 講師、函館大学付属柏稜高等学校 キャリアデザインプログラム 障害者リハビリテーション自立支援局 函館視力障害センタ- 木幡 恵子(専任講師・平成 27 年度で退職) : 療福祉圏推進会議糖尿病対策専門会 川女性クリニック 海道渡島総合振興局 栄養士採用 日本の食と疾病予防研究会 委員、市立函館病院高等看護学院 非常勤、国立函館病院 保坂 静子(専任講師・平成 26 年度で退職) : 面接官 会員、南渡島保健医 非常勤講師、湯の 講師、函館市地域包括支援センター 講師、北海道栄養士会 講師、国立 講師、北 講師 函館市教育委員会 学校給食あり方検討会議 副委 員長、函館市学校給食会 理事、函館短期大学主催「大人のキッチンサイエンス」講師、函館 大学付属有斗高等学校「食育講座」講師、北海道学校歯科保健大会講演会 講師、函館市教育 委員会地区別研究大会 司会、同委員会「家庭教育セミナー」 講師、函館市亀田公民館主催 料理教室 講師、函館短期大学「健康家族マイスター養成講座」講師、同大学子育て研究所「子 育て講習会と専門職研修講座」講師、市立函館高等学校 函館学「食生活」講師、渡島学校保 健研究大会 講師 小岩眞智子(専任講師・平成 27 年度で退職): 函館市福祉政策推進委員、函館市要保護児童対策 - 81 - 地域協議会 委員、函館市家庭生活カウンセラー協会 理事、南北海道教育臨床研究会 副会長、 館市配偶者等からの暴力対策協議会 委員、函館短期大学付属幼稚園子育て 相談員 鈴木 英悟(専任講師) : NPO 法人 神奈川県野外活動協会理事、(公社)神奈川県キャンプ協会理事、 NPO 法人 ライフサポ-ト機構理事、(社福)磯子コスモス福祉会特別養護老人ホーム中原苑評 議員、 (公財)日本スポ-ツクラブ協会専門委員及び要介護予防運動指導者認定委員会 委員、 同要介護予防運動 ャンプ協会 マスター上級介護予防運動スペシャリスト(終身指導者) 、(公社)日本キ ディレクター 1 級、日本赤十字社救急法指導員・水上安全法指導員・幼児安全 法支援員、東海大学 非常勤講師、はこだて雇用創造推進協議会 食品衛生管理基礎講座講師、 函館市地域スポ-ツ指導員 講師、北斗市高齢者大学 講師 鈴木 真由美(助教) : 北海道養護研究会第 42 回大会(函館開催)講師、私学共済友の会「食と健 康」講座 講師、函館市廃棄物減量等推進審議会 委員、はこだて科学寺子屋<集中講座> ワークショップアドバイザー、函館市国民健康保険運営協議会 支部役員推薦委員会 委員、函館短期大学フィットネスセンターADBI 養成講座「基礎栄養学」 講師、函館短期大学高齢者向け公開講座 庭 講師 亜子(助教) :函館大学付属有斗高等学校食育講座 デザインプログラム 委員、北海道栄養士会函館 講師、函館大学付属柏稜高等学校キャリア 講師、NST ブロックトレーニング北海道ブロック 講師、函館短期大学 主催「大人のキッチンサイエンス」講師 清水 陽子(助教):函館大学付属有斗高等学校食育講座 絡協議会「牛乳、乳製品料理講習会」 講師、渡島檜山管内学校給食センター連 講師 保 育 学 科 佐々木 茂(学科長・教授): 北海道作曲家協会 監事、北海道芸術学会 監事、函館音楽協会 評 議員、函館市青少年芸術教育奨励事業委員会 委員、函館市文化賞審議会委員、函館市文化・ スポ-ツ振興財団 理事長、函館市文化団体協議会 評議員、函館野外劇の会 理事 志賀 直信(教授・平成 27 年度で退職) : 日本プランクトン学会 会計監査、同学会和文誌 編集 委員、 (独)日本学術振興会 審査委員、キャンパス・コンソーシアム函館合同広報 WG 委員、 (学)遺愛学院 理事、キャンパス・コンソーシアム函館出前講座(函館西高等学校) 講師、 函館大学付属柏陵高等学校キャリアデザインプログラム 講師 藤友 雄暉(教授・平成 27 年度で退職) : 日本教育心理学会 常任理事、臨床発達心理士認定運営 機構 監事 輪島 進一(教授・平成 26 年度で退職) : 独立美術協会 運営委員、同協会 審査員、全道美術協 会 審査員、全道学生美術展 審査員、北海道教育大学函館校 非常勤講師 原子はるみ(教授) :北海道保健福祉部こども未来推進局 館市社会福祉審議会 委員、北海道保育研究大会 次代の親づくりのための教育 講師、函 助言者、函館市ウィークエンド推進事業チ ャレンジサークルつばさコーディネーター、函館市学童保育連絡協議会研修交流集会 助言 者、函館市幼保連携型認定こども園審議会長、函館市社会福祉協議会 ふれあい事業 実行委 員、函館市子ども・子育て会議 副委員長、函館市スポ-ツ振興審議会 委員、北海道教育大 学函館校 非常勤講師、北海道教育大学函館校 教育学会幹事兼機関誌 編集委員、日本知的障 害者陸上連盟 理事、日本赤十字社 救急法講座 講師、日本赤十字社 救急法指導員・雪上安 全指導員・幼児安全法指導員、 日本障害者スポ-ツ協会スポ-ツ指導員、ABMベビーマッ サージインストラクタ-、函館地区救急法赤十字奉仕団 役員、NPO法人救命のリレー普及 - 82 - 会 副理事、NPOナルクはこだて 子育て支援フォーラム パネリスト、函館市家庭生活カウ ンセリング2級・3級講座 講師、函館市子育て支援ネットワーク 代表兼事業部長、函館市子 育て支援フォーラム パネラ-、函館短期大学子育て研究所専門職講座 講師、函館大学付属 柏稜高等学校 キャリア・デザイン・プログラム 講師、函館市子ども未来部 放課後子どもプ ラン指導員研修会 講師、日本保育協会函館市認可外保育所 研修講師、函館市立保育所保育 士研修 講師、函館市地域子育て支援拠点事業従事者研修会 スポ-ツ指導 講師、函館市視聴覚障害者協会 講師、南渡島ファミリーサポートセンター研修講座 講師、スポーツネットは こだて 代表(障害者スポーツ コーディネーター)、スポーツネットはこだて スポ-ツボ ランティア養成研修講座 講師、事業所内保育施設等保育従事者研修会 講師、家庭訪問型子 育て支援事業における訪問員養成講座 講師、放課後児童指導員資格認定講習会 館各種団体連絡協議会男女共同参画研修会 研修会 講師、函館市幼稚園協会幼稚園・こども園協会 講師、平成 26 年度免許更新講習道南ブロック 支援員研修会 講師、函館市女性センター研修講座(コミュニケーション) 講師、 桧山振興局地域子育支援拠点事業研修講座 ーコーディネーター 講師、キャンパス・ 公開講座・LL リンク・アカデミックリンク WG 委員、カトリック湯川 幼稚園子育て支援講座 講習 講師、北斗市社会福祉協議会子育て 講師、森町社会福祉協議会ボランティアセミナー研修 コンソーシアム函館 講師、函 講師、北海道保健福祉部次代の親づくりセミナ 司会、北海道学童保育連絡協議会 講師、大野農業高校職業を知る説明会 放課後児童支援部 都道府県認定 講師 松田 賢一(准教授) : 北海道スポ-ツ推進審議会 委員、 (一財)北海道陸上競技協会 理事・普及 委員長、道南陸上競技協会 副理事長兼総務委員長、 (一社)全国保育士養成協議会北海道ブロ ック協議会 理事、全国保育士養成協議会児童福祉施設サービス 第三者評価者、文部科学省 依頼体力テスト実施委員、北海道教育大学函館校 非常勤講師、函館市地域スポ-ツ指導員 研 修講師、JAAFジュニアコーチ研修会 講師、北海道陸協小学生中央教室 講師、函館大妻 高等学校 出前講義 講師、鹿部町 親子ふれあい教室 講師、オープンキャンパス 模擬授業 講師、特定非営利活動法人「みちくさ」理事、はこだて国際科学祭 2014 科学夜話講演 鹿部町教育委員会主催「子育て講演会」 講師、森高等学校職業説明会 講師、 講師、道南陸上競 技協会審議員、平成 27 年度全国保育士養成協議会セミナー第 54 回研究大会企画委員、卒業 生のつどいⅡ(子ども・子育て支援新制度)講師、高齢者向け公開講座講師、函館市文化・ スポーツ振興財団「ステップアップ」スポーツコラム連載、北日吉小学校合同レクリエーシ ョン講師、保育学科単独オープンキャンパス模擬授業担当 植月 美希(専任講師・平成 26 年度で退職) : キャンパス・コンソーシアム函館 e-ラーニング WG 委員、南北海道教育臨床研究会 講師、北海道教育大学函館校 非常勤講師、市立函館高等学 校・函館大妻高等学校・青森商業高等学校 出前講義 講師、函館短期大学子育て研究所「専 門職研修講座」講師、函館市私立幼稚園協会研修会 講師、函館市子育てアドバイザー養成講 座 講師、はまなす保育士研修会 講師 木村美佐子(専任講師): 北海道私立幼稚園教育研究大会道南ブロック大会 助言者、北海道教育 大学函館校 非常勤講師、事業所内保育施設等保育従事者研修会 講師、函館水産高等学校・ 函館商業高校・大野農業高校 模擬授業 講師、函館大妻高校 属幼稚園 PTA 研修会 講師、ソニー幼児教育支援プログラム最優秀園実践発表会 子育て研究所つどいの広場子育て講座 新沼 非常勤講師、函館短期大学付 講師、函館保育研修会 助言者、 講師 英明(専任講師):南北海道教育臨床研究会 事務局長、南北海道教育臨床研究会冬期シンポ ジウム・コーディネーター(25 年度) 、 (社)函館共愛会保育5ヶ年計画策定委員会 委員、キ - 83 - ャンパス・コンソーシアム函館 出前講座 函館西高等学校 講師、函館水産高等学校・江差 高等学校・函館大妻高等学校・函館大学付属有斗高等学校・上ノ国高等学校 各模擬授業講師、 函館短期大学子育て研究所「専門職研修講座」講師、放課後児童支援員認定資格研修講師、 北海道教育大学福祉臨床特別講義 三沢 講師、学童保育指導員研修会 講師 大樹(専任講師): 全国大学音楽教育学会 理事、全国大学音楽教育学会北海道地区学会 副 会長、全国大学音楽教育学会 紀要編集委員、函館短期大学子育て研究所「専門職研修講座」 講師、函館短期大学公開講座「音楽実技講座・ピアノ」講師、函館大学付属柏稜高等学校 出 前授業 講師、北海道大学教育大学函館校 非常勤講師、函館大妻高等学校 函館大学付属柏稜高等学校キャリアデザインプログラム 体験授業 非常勤講師、 講師(教育系) 、函館大妻高等学校 講師(イメージを伝える・劇表現) 、青森県鶴田高等学校進路ガイダンス 育・幼児教育) 、キャンパスコンソーシアム函館「出前講義」 中俣 友子(助教) : 函館市地球温暖化対策地域推進協議会 講師(保 講師(子どもと音楽表現) 委員、ハイピネット mama 子育て応援 プロジェクト第1回 mama 音楽座『「怒り」と上手につきあおう』 27 年度子育て研究所専門職研修講座②「子どものしつけを考える」 講師、函館短期大学平成 講師 事 務 局 加納 洋人(事務局長): (財)日本私立短期大学協会北海道支部 準協会第三者評価連絡調整責任者 事務局長、(財)短期大学基 ALO 補佐、キャンパス・コンソーシアム函館 運営会議 委員、函館短期大学非常勤講師(社会人基礎論Ⅰ、Ⅱ)特定非営利活動法人地域介護医療支 援機構「N.A.O.みちくさ」 副理事長、fmいるか 番組「世界発函館着 月間ワールドウ オッチ」解説者 林原 和哉(就職支援課長) : キャンパス・コンソーシアム函館 合同広報 WG 委員、はこだて国際 科学祭 2009‐2013 昆虫学習会 講師、函館短期大学非常勤講師(社会人基礎論Ⅰ,Ⅱ) 岡田 邦宏(入試広報係長): キャンパス・コンソーシアム函館 合同説明会 WG 委員 黒澤 香織(総務係長) : 函館短期大学 非常勤講師(社会人基礎論Ⅰ,Ⅱ) 能城ひろみ(教務係長) : NPO 日本教育カウンセラー協会 初級教育カウンセラー (4)生涯学習の必要性が高まるなかでの社会人受け入れ:栄養士養成と保育士養成の専門領域 で、本学では社会人にその学習機会を与えるため、各種の配慮を行っている。1つは入学試 験の選抜において、社会人枠(5名程度)を設けていることである。昨今の景気の不安定さ により社会人志願者は少ない。 他の一つは、厚生労働省が実施している専門実践教育訓練指定講座の指定(平成 26 年 10 月指定)による社会人の受け入れである(「教育訓練支援給付金」制度の利用)。における社 会人の一時的な受け入れである。 両方の制度による入学者を合わせて、毎年平均4名を受け入れている(表Ⅴ-9 参照) 。 平成 21 年度より国は保育士の雇用促進を意図した依託学生制度を設けた。本学では平成 22 年度から北海道を通じた依託学生の受入れに協力を行っている(表Ⅴ-9 参照) 。 また、より積極的な社会貢献を促進する目的で、学位プログラムとは異なる社会人に対す る学習プログラムを開設し、平成 28 年度の履修者募集を開始した。このプログラムは、120 時間以上の履修は必要であるが、履修科目の単位が認定されるものではない。 - 84 - 【2. 学生の社会的活動】 (1)本学の学生の代表的な社会活動 各種イベントへの協力: 函館地区の諸団体が実施している各種イベントへの参加と協力 を行っている。 ・函館港まつり「イカ踊り」への参加、1 万人パレードへの協力 20~30 名 ・大門まつりへの参加 (クラブ・SL単位の有志による出店等の協力) ・五稜郭まつりへの支援 ・エアロビックダンス部による 「ふれあい交流事業の支援」 ・市内救護施設の行事に、茶道部によるボランティア茶会の開催 ・函館市内と近郊の幼稚園・保育園の各種行事(運動会・チャリティバザー・卒園式練習) の補助者としてのボランティア ・障がい者のふれあい交流事業での介助 ・各社会福祉団体による「夏祭り・夏の夕べ等イベント」の補助 ・函館市教育委員会主催の「ハーフマラソン」運営補助 以上、主なものを紹介したが、この他にも学内で開催された専門職研修講座の託児ボラン ティアや、通年開かれている「つどいの広場」でのボランティア(表Ⅶ-4)があり、各種行 事等への学生参加延べ人数は年間約 250 名である。 献血活動: 例年、春季と秋季の2回、北海道函館赤十字センターの要請を受けて、学生と教 職員を対象とした献血協力を行っている。毎年度に協力者はあるが、実際の献血者数は減少 傾向にある(表Ⅶ-2)。 表Ⅶ-2.献血活動実績 年 度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 献血実施日 6 月 12 日 11 月 01 日 6 月 11 日 11 月 07 日 6 月 10 日 11 月 10 日 受付数 献血できなかった数 (名) 比重不足 121 55 94 70 60 43 - - - - - - 中 止 28 20 21 29 20 17 献 400 ml 47 15 41 26 27 18 血 者 数 (名) 200 ml 46 20 32 15 13 8 計 93 35 73 41 40 26 (2)地域活動などに対する本学の考え方: 専門教育だけでは、一般に難しいとされている「豊 かな人間性の涵養」を目指すにあたり、本学では課外活動の振興とともに、様々な機会を捉 えて社会参加の経験を学生に積ませることが大切との認識により、 「ボランティア実習Ⅰ、Ⅱ」 「スポーツボランティア実習」を科目設定し、前者は 30 時間のボランティア実習により単位 認定(1単位)という形をとって支援している。 学生は様々な社会経験、特にボランテイア活動によって奉仕することの喜びを覚え、また、 自己の未熟さを悟り、或いは少し自信を持つ等の経験により心の成長は育まれる。その結果、 社会の一員であるとの自覚をもち、行動力のある前向きな人間形成が図られることを期待で - 85 - きる。本来の学業の大きな妨げにならない限り、ボランテイア活動を奨励している。 【3. 国際交流・協力への取り組み】 (1)学生の海外教育機関への派遣:学生が在学中に、海外の教育機関へ留学を希望した例は 過去3年間皆無である。本学に入学する大部分の学生は、短期間に栄養士・保育士と他の資 格を取得することを目標にしており、経済的余裕は無い学生が多い。このことが留学希望の 少ない理由になっていると分析している。しかしながら、若い時代における海外への渡航経 験は有益であると考え、本学では次のような教育的配慮を行っている。 短期海外研修旅行: 毎年希望者を募り、7-9日間ほどの海外研修旅行を実施している。平 成 26 年度で第 30 回目となる(表Ⅶ-3)。参加者は一様に有意義な研修として評価しており、 それぞれの印象の強かったことを研修報告に残している。しかし、平成 27 年度は、パリ同時 多発テロ事件の発生により、残念ながら中止せざるを得なかった。 本学園理事会は、教職員の海外研修旅行の引率および参加も教育指導上有益なことと考え ており、毎年、研修参加の学生数に応じて、1名ないし2名の教員引率を認めている。 表Ⅶ-3.海外研修実績 実施年度 回数 引率者 参加学生数(名) 研修先 25 29 三沢大樹講師 20 韓国・イタリア・フランス 26 30 藤井壽夫教授 2 フランス 27 31 フランスのパリのテロ事件のため中止 (2)本学と海外教育機関との交流状況: 海外の教育機関との交流は、これまでのところ実現 できていない。今後の課題である。 (3)教職員の留学、海外派遣、国際会議出席など:教職員の留学、海外派遣は過去3年間に実現 されていない。これは本学が入学定員の少ない小規模な短大であることと、その経費負担が 重荷になることが主な理由である。また、派遣期間中の教員の補充・確保が難しいことが最 も大きな理由である。 なお、国際レベルでの学会や会議の参加については、各教員の研究費内で賄えるものにつ いては、短期の海外出張として特に問題となることはないと考えて処理しており、力のある 教員の支援を行っている。本学園には渡航に関する規程が用意されており、また、優秀な教 員が採用されていることから、国際的な学会参加はこれまでにも実績がある。平成 25 年度は、 国際幼児教育学会北海道支部主催のアメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの教育機関 と保育施設の視察旅行に、保育学科の教員2名と食物栄養学科の教員 1 名が参加しており、 各人が関心のある分野の研修成果をまとめて、研究紀要に資料として記録を残した。平成 26 年度には、食物栄養学科の教員 1 名がタイで開催の国際学会に出席している。 【4. 特記事項】 高大連携の取り組み: 本学における高大連携プログラムは、函館大学付属柏稜高等学校と連 - 86 - 携を締結している(キャリア・デザインプログラム、平成 25 年度から) 。 なお、出前授業をも行っており、市立函館高等学校、函館西高等学校、函館大学付属有斗 高等学校、函館大妻高等学校からの要請に対して、本学は「食と健康」と「幼児教育と保育」 をテ-マとして協力している。講義内容が身近な関心事であるために、訪問先の高校生は熱 心に聴講しており、大学の先生の講義ということで新鮮さもあって好評との礼状が、学校長 より寄せられている。 次に、本法人の主導と教職員の協力によるユニ-クな社会連携を紹介する。 つどいの広場の支援: 地域子育て支援拠点事業である「つどいの広場」を、本法人が短期大 学内に設けて 7 年目を迎えた(平成 21 年 7 月設置)。大学内に子育て支援施設を設置してい るのは北海道では本学のみである(札幌大谷短期大学は NPO 法人が運営) 。このような形態は 数少ないため、平成 22 年度には埼玉県の県議会議員による行政視察があった。 保育学科開設から3か月後にオープンした「つどいの広場」には、その直後から多数の利 用者があり、この 3 年間の利用状況を表Ⅶ-4 に示した。 本学の子育て研究所がこの事業を運営しているが、 「つどいの広場」は地域の子育て支援拠 点であるのみならず、本学の保育学科の学生にとっても、学習の場として大きな役割を果た している。子育て支援現場を知る絶好の場となっており、学生は夏季休暇を利用したボラン ティア、あるいは行事のボランティアとして係わっている(表Ⅶ-4) 。また、利用者の理解と 協力を得て、授業ではSL、幼児理解、家庭支援論、人間関係等の科目においても活用して いる。 表Ⅶ-4. 「つどいの広場」利用実績 年度 利用人数(人) ボランティア参加 子ども 保護者 学生数(人) 25 3,736 2,999 90 26 3,859 3,184 104 27 3,625 2,982 125 - 87 - Ⅷ. 管理運営について 概要 理事長・学長ともに法令を遵守し、建学の精神に基づく教育の実現に真摯に取組んでい る。社会を支える良質で勤勉な、倫理性と創造性を備えた中堅実務者たる栄養士と保育士の 養成を目指し、専門職業教育を中心に据えた短期大学の運営を行っている。 理事長は透明性の高い責任ある管理運営を心がけ、その体制の確立に常に努力している。 理事会を中心とした運営を心がけ、諮問機関となる評議員会を定期的に開催し、所属長の人 選には、短大のもつ特性に配慮して人を配置し、その経営の活性化に腐心している。また、 理事長はリーダーシップを発揮し、理事会に短大運営に係る議題を諮る等のきめ細かな支援 と管理体制を布いている。 学長は学生に学修成果を獲得させるべく、また、社会に対する責任として「教育の質の保 証と充実・発展」のため教学運営の確立に努め、リーダーシップを発揮して建学の精神に基づ く教育研究を推進している。さらに学長は、学則に基づき定期的に教授会を開催し、教育研 究上の審議機関として適切な役割を果たさせている。教授会と事務局に対しては、年に数回 開催されるFD・SD研修会を通して、学修成果及び三つの方針(アドミッション・ポリシ ー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー)に対する認識を共有させる努力をし、 学修支援に心を砕いている。その成果は、開設学科と関連した各種の専門資格取と就職内定 の向上に結びつき、学生と保護者への高い満足と地域社会への質の高い人材供給により歓迎 されて、短期高等教育機関としての確かな社会貢献を果たしている。 【1. 法人組織の管理運営】 (1)函館短期大学の運営における理事長のリーダーシップ ① 寄附行為や学則の変更を要するもの、事業計画の基本、予算の大要など緊要な課題に ついては以下の制度を通じて、理事会の代表たる理事長(常勤)の指揮のもとに学長と前 広に協議が行われ、当該短期大学の発議と主体性を尊重しつつも、その内部論理に埋没す ることなく、建学の精神の具現化、新しい教育の動き、法令遵守、社会(地域)貢献等の 広い観点から、理事会、教授会の決定が適正になされるよう運営している。 なお、年次の予算と事業計画および事業報告書の作成様式は、理事長のリーダーシップ のもとで平成 27 年度から改められた。 1)予算編成に係る事前協議制 事業計画書の見直し(平成 27 年度から) (1)中期経営計画(3 年間)の策定 (2)所属長の年度方針(所属長方針)の策定(12 月末) (3)年間の事業計画書は所属長方針に沿って、各委員会など分掌組織で策定 (評議員会・理事会で前年 3 月に承認) (4)自己点検評価報告書を毎年作成(3 月~5 月作成、教育向上推進委員会で承認、 9 月理事会で承認) (5)事業報告書の作成(4 月提出、5 月理事会で承認) - 88 - 2)教学と経営に関する計画構想に係る協議制度(函館短期大学経営協議会) 3)その他重要案件に係る事前協議制 ② 本法人は平成 27 年 4 月から新理事長が就任し、野又学園全体の教育と研究および経営 に尽力しており、適切な判断の下に運営を行っている。 ③ 年次の途中における事業計画の変更、予備費の多額な使用に関しては稟議制度を経て 理事長決裁としている。 ④ 当該短期大学の自己点検・評価および認証機関への評価申請は、 「野又学園教育向上推 進委員会規程」により理事長が議長となり、野又学園教育向上推進委員会の審議を経て理 事会の承認を得ている。 ⑤ 主要な人事ならびに新規教職員の採用にあたっては稟議制度のもとに理事長と協議が 行われ最終決定に至る。 ⑥ 法人全体(1 条校8校、収益事業としての自動車学校1校)の観点からの連携に関し ては理事長主宰による所属長会議が開催され調整される。 (2)理事会の開催状況 理事会における平成 27 年度分の主たる議案等については、次頁以降に一覧表として示し た。 (3)監事の業務について 本法人の寄附行為上の規程において、即ち、学校法人野又学園寄附行為第 16 条に、監事の 職務として全6項が掲げられている。その内容は以下のとおりであり、その業務執行状況を 以下に示す。 ① 法人の業務を監査すること ② 法人の財産の状況を監査すること ③ 法人の業務又は財産の状況について、毎会計年度監査報告を作成し、当該会計年度終 了後、2ヶ月以内に理事会及び評議員会に提出すること ④ 監査の結果、法人の業務又は財産に関して不正の行為又は法令もしくは寄附行為に違 反する重大な事実があることを発見したときは、これを文部科学大臣に報告し、または 理事会及び評議員会に報告すること ⑤ 前号の報告をするために必要があるときは、理事長に対して評議員会の招集を請求す ること ⑥ 法人の業務又は財産について、理事会に出席して意見をのべること 業務執行状況については、先の平成 27 年度分に関して、平成 28 年 5 月 25 日に開催さ れた理事会ならびに評議員会で、「不正な事実はない」旨、報告がなされた。 (4)評議員会の開催状況 学校法人野又学園寄附行為の「第 4 章 評議員会および評議員」の第 20 条に規定されてお り、全 11 項からなる(詳細については同学園寄附行為を参照) 。平成 27 年度の開催状況その 他については、次頁以降に示したとおりで、いずれも議案は原案どおり可決されている。 - 89 - 理事会、評議員会開催状況 [理事現員9人、監事現員2人、評議員原因19人] ①平成27年度 1 2 3 4 5 理事会開催状況 日 時 平成27年5月27日(水)12時58分~14時58分 場 所 函館国際ホテル 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 平成27年度事業報告及び収支決算について 原案通り可決 第2号議案 平成27年度事業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第3号議案 川原町の土地(川原町232番16)の購入について 原案通り可決 日 時 平成27年5月27日(水)17時25分~17時35分 場 所 函館国際ホテル 出席理事 野又淳司、野又肇、石崎福邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 役員の選任について 原案通り可決 第2号議案 平成26年度事業報告及び収支決算について 原案通り可決 第3号議案 平成27年度事集計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第4号議案 川原町の土地(川原町233番19)の購入について 原案通り可決 日 時 平成27年7月27日(月)12時56分~15時10分 場 所 函館大学小会議室 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 学校法人野又学園経営改善計画(平成27年度~平成31年度)の策定について 原案通り可決 第2号議案 常勤理事の担当について 原案通り可決 第3号議案 学校法入野又学園大学教員等人事評価規程の制定について 原案通り可決 第4号議案 学校法人野又学園事務職員等人事評価規程の改正について 原案通り可決 第5号議案 学校法人野又学園事務管理規則の改正について 原案通り可決 第6号議案 函館短期大学の学則変更について 原案通り可決 日 時 平成27年9月28日(月)9時56分~11時25分 場 所 函館大学小会議室 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀堆 第1号議案 平成26年度決算に基づく財務分析指標の報告について 原案通り可決 第2号議案 平成27年度事業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第3号議案 学校法人野又学園経営改善計画の一部修正について 原案洩り可決 第4号議案 学校法人野又学園経営改善計画の実施状況について 原案通り可決 第5号議案 学校法人野又学園経営改善計画の監事監査結果について 原案通り可決 第6号議案 平成27年度学校法人野又学園人事政策の策定について 原案通り可決 第7号議案 学校法人野又学内事務管理規則の改正について 原案通り可決 第8号議案 高等学校における主幹教諭の設置に係る関係規程の改正について 原案通り可決 第9号議案 函館歯科衛生士専門学校の臨地・臨床実習施設の追加について 原案通り可決 第10号議案 函館短期大学付設調理製菓専門学校製菓衛生師科の定員変更に係る学則変更について 原案通り可決 第11号議案 函館短期大学付設調理製菓専門学校の校舎増築について 原案通り可決 日 時 平成27年9月28日(月)12時05分-12時15分 場 所 函館大学小会議室 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、若松裕之、猪上棟臥山田伸二、官岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 平成27年度事集計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第2号議案 函館短期大学付設調理製菓専門学校の校舎増築について 原案通り可決 - 90 - 6 7 8 日 時 平成27年11月25日(水)14時53分~16時31分 場 所 花びしホテル 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 函館短期大学付設調理製菓専門学校の校舎増築工事に係る事業費およぴその他事業費について 原案通り可決 第2号議案 野又学園給与規程の変更及び賞与支給率等について 原案通り可決 第3号義美 函館自動車学校給与規程の変更及び期末・勤勉手当支給率について 原案通り可決 第4号議案 学校故人野又学園経営改善計画の実施状況について 原案通り可決 第5号議案 学校法人野又学園危機管理規程の制定について 原案通り可決 第6号議案 学校法人野又学園個人番号及び特定個人情報取扱規程の制定について 原案通り可決 第7号議案 学校法人野又学園個人情報管理規程の改正について 原案通り可決 第8号議案 マイナンバー法の施行に伴う関係規則等の改正について 原秦通り可決 第9号議案 函館大学の学則変更について 原案通り可決 第10号議案 函館短期大学の学則変更について 原案通り可決 第11号議案 函館大学付属柏稜高等学校の学則変更について 原案通り可決 日 時 平成27年11月25日(水)17時55分~18時00分 場 所 花びしホテル 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 函館短期大学付設調理製菓専門学校の校舎増築工事に係る事業費およびその他事業費について 日 時 平成28年3月22日(火)13時00分~14時55分 場 所 函館大学小会議室 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎宿邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 平成27年度業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第2号議案 平成28年度業計画案及び収支予算案について 原案通り可決 第3号議案 所属長人事について 原案通り可決 第4号議案 評議員の選任について 原案通り可決 第5号議案 学校法人野又学園経営改善計画の実施状況について 原案通り可決 第6号議案 函館大学学則の変更について 原案通り可決 第7号議案 函館看護専門学校学則の変更について 原案通り可決 第8号議案 函館歯科衛生士専門学校の臨地・臨床実習施設の追加について 原案通り可決 第9号議案 函館短期大学付設調理製菓専門学校学則の変更について 原案通り可決 第10号議案 函館短期大学付属幼稚園園則の変更について 9 原案通り可決 日 時 平成28年3月22日(火)16時55分~17時05分 場 所 函館大学小会議室 原案通り可決 出席理事 野又淳司、野又 肇、石崎福邦、若松裕之、猪上徳雄、山田伸二、宮岡秀昌、山崎文雄、山那順一 出席監事 本多栄司、奥野秀雄 第1号議案 平成27年度事業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第2号議案 平成28年度事業計画案及び収支予算案について 原案通り可決 - 91 - ②平成27年度 評議員会開催状況 1 日 場 時 平成27年5月27日(水)15時02分~17時20分 所 函館国際ホテル 出 席 評 議 員 野又淳司、野又 肇、若松裕之、猪上徳雄、館山圭子、奥ひろみ、山田伸二、宮岡秀昌、鳥居塚達之、堀田寿生 飛山慶蔵、國立金助、下野 茂、石崎福邦、山崎文雄、田中修司、山那順一、山内晧平、渡邉兼一 出 席 監 事 本多栄司、奥野秀雄 第 1 号 議 案 評議員互選理事の選任について 原案通り可決 第 2 号 議 案 平成26年度事業報告及び収支決算について 原案通り可決 第 3 号 議 案 平成27年度事業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第 4 号 議 案 川原町の土地(川原町232番16)の購入について 原案通り可決 2 日 場 時 平成27年9月28日(月)11時33分~12時03分 所 函館大学会議室 出 席 評 議 員 野又淳司、野又 肇、若松裕之、猪上徳堆、館山圭子、奥ひろみ、山田伸二、宮岡秀昌、鳥居塚達之、堀田寿生 飛山慶蔵、國立金助、石崎福邦、山崎文雄、田中修司、山那順一、山内晧平 欠 席 評 議 員 下野 茂、渡邉兼- 出 席 監 事 本多栄司、奥野秀雄 第 1 号 議 案 平成27年度事業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第 2 号 議 案 函館短期大学付設調理製菓専門学校の校舎増築について 原案通り可決 3 日 場 時 平成27年11月25日(水)16時38分~17時52分 所 花びしホテル 出 席 評 議 員 野又淳司、野又 肇、若松裕之、猪上徳堆、館山圭子、奥ひろみ、山田伸二、宮岡秀昌、鳥居塚達之、堀田寿生 飛山慶蔵、國立金助、下野 茂、石崎福邦、山崎文雄、田中修司、山那順一、山内晧平 欠 席 評 議 員 渡邉兼- 出 席 監 事 本多栄司、奥野秀雄 第 1 号 議 案 函館短期大学付設調理製菓専門学校の校舎増築工事に係る事業費およぴその他事業費について 4 日 場 原案通り可決 時 平成28年3月22日(火)15時04分~16時50分 所 函館大学会議室 出 席 評 議 員 野又淳司、野又 肇、若松裕之、猪上徳雄、奥ひろみ、山田伸二、宮岡秀昌、鳥居塚達之、堀田寿生 國立金助、下野 茂、石崎福邦、山崎文堆、田中修司、山那順一、渡邉兼一 欠 席 評 議 員 館山圭子、飛山慶蔵、山内晧平、 出 席 監 事 本多栄司、奥野秀雄 第 1 号 議 案 平成27年度事業計画の変更及び収支予算の補正について 原案通り可決 第 2 号 議 案 平成28年度事業計画案及び収支予算案について 原案通り可決 (6)学校法人制度の改善方策について 現在の大学経営の厳しい環境では、法人の意思決定は的確かつ迅速性が伴わなくなくては ならない、理事は「寄付行為」に基づき教職員並びに学識経験者をバランス良く選出され、 外部からの多様な意見を取り込むことを可能としており、理事会における意思決定は円滑に 行われている。 常勤の理事の役割分担も明確にされ、平成 27 年度から財務担当(堀田寿生理事) 、研究担 当(猪上徳雄理事) 、教育担当(山田伸二理事)、社会連携担当(宮岡秀昌理事)が配置され た。常勤の監事の設置については長く指摘されているが、適任者が見つからず苦慮している が、今後も人材の確保のための努力を継続する。 【2. 教授会の運営体制】 (1)教育・研究活動の全般における学長のリーダーシップ:平成 26 年度までの体制では、教育 研究に関する意志決定機関として教授会は位置づけられていた。平成 27 年度から施行された私立 学校法の改正により、大学の意志決定は学長が行い、教授会は決定権限者である学長に意見を述 べる役割であることが明確となっている。この場合、独断専行にならないようなリーダーシップ - 92 - の適切な発挿ができるよう、法人の所属長の役割は明確にされている。本学においては学長が教 授会審議事項を学長決定として周知している。教授会の義を経て学長が決定した事項は、関係す る部・課を通じて執行される。その経緯及び結果は教授会の報告事項として報告される。 事務職員は、事務管理規程に基づく組織図のとおり部・課が組織されており、事務局長が事務 組織を統轄している。事務局長は予算や人事に関して重要な役割を担っている。委員会組織には、 事務職員が正式な委員として参画している。これは、教授会構成員と事務部職員とが常に緊密な 連携を保ち、大学組織全体で迅速かつ円滑な意思疎通を図るためである。 運営協議会については理事長との意見交換の場であり、意志決定の場ではないことが規程の改 正で明らかにされている。 学長は、建学の精神を受けて教育目標、ディプロマポリシー・カリキュラムポリシー・アドミ ッションポリシーの 3 つのポリシー、学修成果、アセスメントを定め、本学の教育研究の継続的 な進歩並びに発展にリーダーシップとガバナンスを発揮している。 本学の短期大学としての使命、栄養士養成施設、栄養教諭養成課程、保育士指定養成施設及び 幼稚園教諭養成課程それぞれの社会的役割を把握し、その施設・設備並びに教育内容の充実にむ けて指導力を発揮している。また、フィットネスセンター、「つどいの広場」、各種公開講座等地 域住民への開放等を進めながら、学生生活の充実、卒業生支援並びに地域貢献に努めている。 学長の下に、事務局、食物栄養学科、保育学科を置き、事務局の下に総務部、教務部、学生部、 就職支援部、栄養管理部、図書館、フィットネスセンターを組織している。教授会の下には、自 己点検・評価委員会を含め 25 の委員会を設置している。何れも、それぞれの規程・内規・申し合 わせ等に基づき、適切に運営されている。 法人の所属長である学長は年度の事業計画の策定にあたり中期経営計画を踏まえて年度当初に 「所属長方針」を示し、毎年度の教育および経営の方針を明確にする。これにより、委員会等の 組織は学長の方針に沿った事業計画を策定することで、組織的活動ができるようになっている。 全大学は認証評価の時代を迎えて、改めて学長の指導力が問われている。認証評価の審査 は、受審校の教育研究活動の全般の達成度と教職員の教育改革に対する取り組み姿勢が問わ れる。本学はこれまでの継続的な努力を行ってきたことから、第三者評価である短期大学基 準協会から第 1 周期目は平成 17 年度に、第 2 周期目は平成 24 年度に受審し、「適格認定証」 の交付を受けた。 (2)教授会における審議事項 学則の第 9 章 第 42 条から第 46 条までに、教授会の設置ならびに組織、運営、審議事項な どの条項が掲げられている(学則参照)。 本学の学則も平成 27 年 4 月の私立学校法の改正に伴い、教授会における審議事項は以下の とおりに改正することとした(学則第 45 条)。 1.学生の入学、卒業及び課程の修了 2.学位の授与 3.前二号に掲げるもののほか、教育研究に関する重要な事項で、教授会の意見を聴くこ とが必要なものとして学長が定めるもの。 また、上記第 3 号で定める事項を次に掲げる 3 つの事項とした。 - 93 - 1.教育課程の編成および授業に関する事項 2.教員の教育研究業績の審査 3.その他、教育研究に関する重要な事項 平成 27 年度における教授会の開催状況はⅧの別表 1(99 頁参照)に示したとおりである。 各種委員会等の設置について: 学則第1条に規定されている教育目的と使命を円滑に達す るため、函館短期大学各種委員会規程が定められており、平成 27 年度には 22 の常設委員会が 設置されている。その開催状況は以下のとおりである。 委 (1) (2) (3) 員 会 名 開催回数 自己点検・評価委員会 入試広報委員会 教務委員会 2 構 成 員 学長・事務局長・学科長・教授・准教授・講師・課長の 13 名 29 * 教授・准教授・講師・職員からなる 23 名 28 * 教授・准教授・講師・職員からなる 13 名 15 * 教授・准教授・講師・職員からなる 14 名 (持ち回り) (持ち回り) (4) 学生委員会 (5) 就職支援委員 11 教授・准教授・講師・職員からなる 17 名 (6) 図書委員会 4 教授・准教授・講師・職員からなる 10 名 (7) 栄養管理委員会 3 教授・准教授・講師・助教・職員からなる 8 名 (8) 教職課程検討委員会 5 教授・准教授・講師・職員からなる 9 名 (9) フィットネスセンター運営委員会 1 教授・准教授・講師・職員からなる 8 名 (10) 健康生活科学研究所運営委員会 2 教授・准教授・講師・職員からなる 6 名 (11) 子育て研究所運営委員会 6 教授・准教授・講師・職員からなる 12 名 (12) 協会認定栄養士実力試験対策委員会 2 教授・准教授・講師・職員からなる 9 名 (13) 実験等倫理委員会 8 学長・事務局長・栄養系教授等の 9 名 (14) 保育・教育実習委員会 1 保育学科長と教員ならびに実習校園長 (15) 学科連携推進委員会 2 各学科長・若手教員・職員の 11 名 (16) 公開講座運営委員会 4 各学科と事務局からの委嘱者 (17) FD・SD 実施委員会 3 教授・准教授・講師・職員からなる 9 名 (18) IR 委員 1 教授・准教授・講師からなる 7 名 (19) 個人情報保護委員会 1 学長・事務局長・教職員の 10 名 (20) ハラスメント防止対策委員会 1 学長・事務局長・教職員の 11 名 (21) 公的研究費等管理委員会 1 学長・事務局長・教職員の 7 名 (22) 高大連携教育推進委員会 1 学長・事務局長・教職員の 9 名 (23) 地域連携推進委員会 教育活動支援資金(寄付金)管理委員 会 アドミッシン・オフィス 1 学長・事務局長・教授等の 6 名 (24) (25) ・アドミッシン・オフィス出題・採点・評価 部門 ・アドミッシン・オフィス出題・採点・評価 部門 ・アドミッシン・オフィス多面的・総合的選 抜調査部門 * (持ち回り) (持ち回り) 1 学長・事務局長・教授・職員の 6 名 1 学長・学科長・職員の 3 名 17 教職員の 6 名 1 教職員の 6 名 2 教職員の 6 名 :持ち回りを含む (3)運営全般について抱えている課題など:2学科体制になったものの、小規模な短大である ことには変わりなく、入学者の減少傾向により、短大経営は設置基準の遵守と学生支援なら - 94 - びに入学者の確保に鋭意努力している。短期大学として為すべき業務は四年制大学と同様で あるので、少人数の教職員で分担可能な業務については、教職員が相互に協力をしながら処 理している。特に年度末の入学試験、卒業式、新年度の入学式および授業を軌道に乗せるま での3か月間は、教職員ともに大変忙しく、負担軽減のため工夫が常に求められている。ま た、学生の募集活動と就職の世話などの業務は全学あげて取り組んでいるのが実情である。 この間に各種支援事業の企画立案、進捗状況の確認、研究時間の確保をしなければならず、 時間的に余裕のないことが課題である。また教職員の健康管理について十分な配慮が必要と されており、定期健康診断の受診を徹底し、医療機関より再検査等の指示があれば、その診 断結果を法人本部へ報告するよう義務化している。 【3. 事務組織について】 (1) 法人全体の事務組織:法人全体の事務組織図は巻末資料に示した。平成 27 年 5 月 1 日現 在、1 大学・1 短期大学・3 専門学校・2 高等学校・1 幼稚園の計8教育機関と1収益事業(自 動車学校)から構成される。常勤教職員は 226 名である。 このうち本学(函館短期大学)の 教職員は 37 名で、内訳は専任教員(助教以上)19 名、職員は 17 名である(巻末資料 5) 。 (2)決裁処理の概要など:決裁処理の概要ならびに公印や重要書類(学籍簿)の管理、防災 の状況と情報システムの安全対策は以下のとおりである。 決裁処理は、会計領域・管理領域・教育領域に大別されるので、それらに応じて行われる。 先ず、会計に関する決裁は、総務課を中心に行われ、担当者→総務課長→局長→学長の順に 決裁がなされる。管理関係に関する事項は、担当者→担当課長→局長→学長の順に決裁がさ れる。教育関係に関する事項は、必要に応じて担当委員(教員ないし職員)に回覧し、担当 者→担当課長→局長→学長の順に決裁がなされる。また、教授会等の決議事項についは、担 当課長→部長→局長→学長の順に決裁がなされる。このほか、法人本部の決済事項について は、課長→局長→学長→法人本部により決裁がなされる。 (3)公印等の管理:公印及び学籍簿等の重要書類の取扱い管理については、総務課を中心と して行われており、耐火金庫に保管されている。その使用についても総務課指導のもと管理 される(法人の文書管理・公印取扱規程参照)。 (4)防災管理:防火管理責任者のもと各教室等に責任者を配置して、学生への安全指導に配 慮している。設備の点検・修理は毎年行なっており、消防用設備・電気・電話等の点検修理 は、専門業者に依頼して、その都度報告を受け、改善指摘があれば直ちに実施している。 (5)情報システム管理:情報システムの安全対策は、次のとおりである。 ① 各教職員および全学生に対して、ユーザーID とパスワードを発行。 ② 学内パソコンを利用する場合は、ユーザーID とパスワードの入力が必要となるネッ トワークシステムを運用 ③ 教職員および学生のアクセス権限をそれぞれ個別に設定、取扱い可能なファイル等を - 95 - アクセス権限によって管理 ④ 離席時におけるパソコン第三者利用防止策として、シャットダウン・ログオフ・パス ワード入力ロック等の周知 ⑤ ネットワークセキュリティ対策として、ファイヤーウォール、ウイルス対策ソフト等 の導入・運用 ⑥ 個人情報保護の法人規程による情報持ち出しの制限 以上のような、厳格な対応を指導している。 (6)教員・学生からの事務組織への信頼性:本学は小規模な短大であるため、事務組織の構成 員である職員と教員ならびに学生との関係は密である。教員との関係は当然のこととして、 大部分の学生の氏名と顔とを一致判読でき、学生に対してはきめ細かなサービスや指導を心 がけている。そのような雰囲気が醸成されているので、学生は何事についても職員と良く相 談しているのが頻繁に見受けられる。 例えば、学友会の諸行事についての施設利用や道具の借用交渉、学生有志による企画の相 談、学生宿舎の不具合などの相談は当然として、アルバイト先とのトラブル等についても相 談がある。職員は学生の自主性を損ねないように配慮しつつ相談に乗っており、比較的強い 信頼関係の構築がなされている。 なお、教員の事務的要求に対しては、その迅速な対応と個別的に相談できる関係確立を意 識しながら取り組んでいる。各事務職員には、学生・教員・職員の三者間の円滑な運営が学 園を活性化させるとの認識を持たせ、また、研修の機会を与え日常業務を遂行させている。 (7)SD活動(業務見直し、事務処理の改善など): 小規模な短大であるため、事務職員は兼 務を避けて通れない状況にある。このことを踏まえて事務の向上化を考え、各人がもつ事務 能力の有効活用が最も重要なことと理解し職員配置を行っている。 本学におけるSD活動は、監督官庁からの事務作業等の連絡・確認に力点をおいている。 教務課では学生の各種資格取得に配慮した時間割の設定、学生課ではキャンパスライフにお ける快適さの基盤づくり取り組んでいる。新規採用した職員ならびに中堅職員のスキルアッ プをめざして、各種の研修会への派遣を行っている。中堅職員が専門職としての研修を受け てきたことを踏まえてSD活動を行い、本学のカリキュラムを含む学生支援等に関する提言 を行い、必要に応じて実行に移している。 新しい事務通達事項の実施に向けての打合せのための活動、各種法改正に伴う規程との整 合性等、その目的の理解と関係文書の申請手続き、具体的な対応のあり方について取り上げ 学習をしている。 (8)事務組織の抱えている課題:小規模な短大であるため、短大設置基準どおりに専任教員を 配置することと、必要最小限の職員を配置することで、経営的には精いっぱいの状況にある。 しかし、短大運営のため為すべき業務の種類は、大規模校と同数あるので非常に多忙である。 分担可能な仕事については、職員が相互に協力しあって処理している。 短大の業務を理解し効率的に事務等を行うために、学内外のセミナー等に派遣し研修して - 96 - 問題解決に努力している。 表Ⅷ-1.平成 27 年度における教職員の研修テ-マ (学外研修をさし、学会とこれに準ずる研修会等は除く) 研 修 テ ー マ 等 主 催 機 関 対 象 職 務 参 加 者 専任講師 新沼英明 教授 原子はるみ 教務係長 能城ひろみ 事務職員 中村亮太 教育助手 鐘ヶ江あゆ美 専任講師 鈴木英悟 准教授 松田賢一 保育学科学科長 佐々木茂 准教授 松田賢一 専任講師 鈴木英悟 教授 藤井壽夫 入試広報係長 岡田邦宏 学生課主任 土場まみえ 就職支援課長 林原和哉 教務関係 ・ 新制度における保育実習を展望する ~養成校と実習施設の新たな連携・協働にむけて~ 平成 27 年度現代保育研究所第 1 回研修会 養成校の授業から教員養成のあり方を考える ~映像をもとにした 3 つの授業実践発表~ 平成 27 年度北海道幼稚園教諭養成校協会・北海道幼稚園教 諭養成連絡協議会研究委員会 ・ 平成 27 年度私立短大教務担当者研修会 一般財団法人私学研修福祉会 ・ 教育職員免許事務担当者会議 北海道教育庁総務政策局 ・ JAFA 資格養成校実技教員研修会 ・ 新制度における保育実習を展望する 公益社団法人日本フィットネス協会 ~保育実習の効果的な実践に向けて~ 平成 27 年度現代保育研究所第 2 回研修会 ・ 平成 27 年度北海道ブロック協議会セミナー・保育実習連絡協議会 全国保育士養成協議会北海道ブロック協議会 ・ 健康運動実践指導者養成校養成講座主任教員研修会 公益財団法人健康・体力づくり事業財団 ・ 平成 28 年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査説明会 北海道教育庁総務政策局 入試広報関係 ・ 短大を取り巻くマーケット環境~教育改革の進捗について~ 日本私立短期大学協会北海道支部第 32 回入試広報研究協 議会 学生(厚生補導)関係 ・ 平成 27 年度奨学金学校事務担当者研修会 独立行政法人日本学生支援機構 就職支援(厚生補導)関係 ・ 平成 27 年度第 1 回就職担当者研究協議会 日本私立短期大学協会北海道支部 - 97 - 総務関係 ・ 実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関について 他 日本私立短期大学協会 春季定期総会 ・ 中村亮太 事務局長 加納洋人 教授 原子はるみ 総務係長 黒澤香織 学長 猪上徳雄 総務課主任 山川達也 事務局長 加納洋人 事務局長 加納洋人 平成 28 年度科学研究費助成事業公募要領等説明会 文部科学省研究振興局 ・ 実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化について 他 ・ 平成 27 年度私立短大経理事務等研修会 平成 27 年度日本私立短期大学協会秋季総会 一般財団法人私学研修福祉会 ・ 事務職員 平成 27 年度第三者評価 評価員研修会 一般財団法人短期大学基準協会 ・ 黒澤香織 科学研究費助成事業実務担当者向け説明会 独立行政法人日本学術振興会 ・ 総務係長 平成 27 年度中堅実務者研修会 日本私立大学協会北海道支部 ・ 猪上徳雄 平成 27 年度私立大学等経常費補助金説明会 日本私立学校振興・共済事業団 ・ 学長 平成 27 年度私学経営実務研修会 ~私立大学等経常費補助金の現状と今後の展望について~ 公益社団法人北海道私学振興基金協会 ・ 平成 28 年度大学教育再生加速プログラム「高大接続改革推進事業」公募 説明会 文部科学省高等教育局 【4. 人事管理について】 (1) 教職員の就業・人事評価について:教員については、標準コマ数6コマ、週 12 時間の勤務 としての契約が交わされている。本学の教員以外に適切な人材が得られない場合、法人が依 頼する超過授業分の時間数については、講師料を別途支払う形での雇用契約がなされる。 学会・研修旅行等での出張による休講があった場合、本学では学生との契約という観点か らと、栄養士・保育士養成施設としての認可を受けていることもあって、現在は前期 15 週、 後期 15 週の授業時数の確保を厳格に行っており、前期・後期末の補講期間を利用して補講の 実施を義務化している。 専任教員は出張以外の時間は、授業と研究活動に勤しんでおり、学 生への指導サービス等も良くなされている。 外部からの講師依頼については、本学の教員として授業など本来の校務に支障のない限り、 依頼内容を検討して学長の判断により許可している。地域社会への人材派遣支援には限りが あるので、高等教育機関間の互恵をも勘案して、非常勤講師としての派遣限度は一応 2 コマ 分までとし、研究活動に支障のないよう注意を喚起しながら認めている。 事務職員については、週5日の 40 時間労働の勤務体制にある。しかし、土曜日の正課授業、 夏季や冬季の長期休暇期間の学外実習、学生の様々な資格取得のため講座を開講しており、 そのための諸施設と各種機器利用の利便性を考えて、交代勤務をせざるを得ない。週5日制 は変則的な実現となっており、他の出勤日を代休日として埋め合わせしている。 - 98 - 教員評価については、平成 27 年度から「学校法人野又学園大学教員等人事評価規程」に基づい て、年度ごとの業績を評価シート提出形式により「教育」「研究」「アドミニストレーション」の 3つの観点から理事長が評価しており、その結果を賞与に反映する制度としている。 「授業に関するアンケート調査」は、前期・後期の2回実施している(平成 22 年度後期から)。 教員の授業ごとの評価は、担当教員にフィードバックされ、さらに「評価に対する授業改善コメ ント」を提出することが義務づけられている(平成 24 年度後期分から)。また、fGPA と各教科 の得点分布図も作成されている。これらは、FD・SD 実施委員会が開催する学内 FD・SD で報告 されている。これら「各授業の評価結果」「評価に対する授業改善コメント」「各教科の得点分布 図」のデータは、教務課に据え置かれ、全ての教職員、学生が閲覧することができる(平成 27 年度後期分から) 。平成 25 年度からは、 「授業に関するアンケート調査」により高評価者(上位5 名)を FD・SD 等で紙上顕彰を行っている。 また、事務職員の資質向上については、平成 25 年度下期から係長以上の事務職員を対象とした 人事評価制度の導入(上期・下期の2回)を実施し、平成 26 年度下期から賞与への反映を実施し た。さらに平成 28 年度上期からは、対象を全職員に拡大し、平成 29 年度上期から賞与への反映 を実施する。 (2)法人と短大教職員の関係の現状:法人(理事長および理事会等)は学園全体の経営(経 営方針・財務・人事・営繕など)を担当しているが故に、その視点は短大教職員の視点とは 差異がある。 短大教職員はその所属学校の経営に限られた職務を遂行しているのであり、学 生サービスが教育現場としての重要な仕事である。 具体的には、短期大学における教育サー ビスには、優れた教授陣の確保と整備された学習環境の実現、それに伴う予算確保にあり、 さらに課外活動に意義を認める立場から、その奨励と支援などが主たる作業である。したが って、立場の違いの理解が肝要で、法人と短大の管理者等との忌憚のない意見交換の場は必 要である。このため短期大学運営協議会が法人の指示により設けられ、その委員は短大より 推薦して、法人が委嘱する形になっている。 (3) 教員と事務職員の関係の現状について: 本学は2学科の小規模な短大であるため、年度 毎の志願者数と入学者の定員確保は、教職員全体の最大の関心事である。また経営に関して は、それぞれ独立採算を掲げた学校運営を行っている。したがって、短大運営に対する取組 み意識と行動力は強く、団結力は強固である。 教員と職員という立場の違いはあるものの、学生部・教務部などの部長職は教員が就任す る制度が事実上採用されているので、職員との関係はたいへん密接で円満でもある。なお、 係長以上は教授会の下の委員会へは正式委員として位置付けており(平成 27 年度から)、諸 行事等に関する説明と分担を行い、課題等に対する意見も求められる。短大運営に事務サイ ドの情報は不可欠であることから、教授会の運営上、管理職相当事務職員の参画は大きな利 点がある。 (4) 職員の健康管理、就業改善、就業時間の遵守等の現状: ① 教職員の健康管理は、年 1 回実施する定期健康診断の受診を義務付け、本学指定の医療機 関で実施している。 ② 本学では、キャンパス内全域にわたる禁煙(平成 13 年)を実施している(学友会に - 99 - よる自主決定) 。 ③ 就業時間の遵守については、完全週休2日を実施している。保育学科 2 年次生は実習 期間を確保するために土曜日授業を行っている。また、平成 25 年度からはダブルス クールを利用する学生の通学利便性を考慮して、時間割編成を見直し、土曜日授業も 実施している。これらの土曜日授業および学園と本学の諸行事が休日や週末に実施さ れる場合には、代休を取らせて休養日を確保させている。週平均 40 時間の勤務であ る。ただし、学期当初や年度末には事務量が勤務時間内では処理できないため、時間 外勤務が発生している。また、教員については、標準コマ数週6コマの授業の他、各 種会議は授業終了後に実施されることが多い。 いずれにしても、本学では夜間午後7時をもって原則校舎を閉鎖していることから、許可 や連絡がない状況で、職員は勤務できないことになっている。 - 100 - 別表1 平成 27 年度の教授会開催状況 第1回 4 月 30 日 出 席 者 : 教授会の構成員全員 主な議題:5 月行事予定、函館短期大学名誉教授称号授与について 第2回 5 月 29 日 出 席 者 : 林原部長、岡田係長、新沼講師を除く教授会構成員 主な議題:6 月行事予定、「授業科目の履修及び単位修得に関する要項」等改 正、「学修ポートフォリオ」のフォーマット変更について 第3回 6 月 26 日 出 席 者 : 林原部長を除く教授会構成員 主な議題:7 月行事予定、定員規模の見直し、保育学科 2 年次後期の履修登録 上限単位数の変更、保育学科授業科目一覧の表記変更について 第4回 6 月 29 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 5 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度函館大学付属柏稜高等学校キャリア・デザインプログラム 受講者推薦入学試験要項について 第5回 7 月 31 日 出 席 者 : 教授会の構成員全員 主な議題:8 月行事予定、教員の任用及び昇格審査に関する内規の制定、平成 27 年度食物栄養学科後期時間割変更、食物栄養学科専任教員採用予定者の 教育上の能力に関する審査、平成 27 年度食物栄養学科専門教育科目「食品 学」「家庭経営学」科目担当者の変更について、第 4 回持ち回り教授会の審議 題の再確認 第6回 8月3日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 7 回教授会で再確認 主な議題:平成 24 年度~26 年度自己点検・評価報告書の作成について 第7回 8 月 19 日 出 席 者 : 志賀教授を除く教授会構成員 主な議題:9 月行事予定、平成 27 年度前期定期試験の成績確定、平成 27 年 度食物栄養学科専門教育科目「臨床栄養学概論」の再開講、保育学科 1 年次 生の復学に係わる履修確認、函館短期大学アドミッション・オフィスの設置及び 内規の制定について、第 6 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第8回 8 月 24 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 11 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度入学者選抜要項の改定、面接試験実施要領の改定、平 成 25 年度入学者の成績と選抜方法の関係についての検証報告 第9回 8 月 28 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 11 回教授会で再確認 主な議題:函館短期大学における研究活動上の不正行為防止に関する内規の 改正について 第 10 回 9 月 17 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 11 回教授会で再確認 主な議題:食物栄養学科 2 年次復学者の履修登録上限単位数を超える履修登 録、同復学者のSLⅠの特別開講、同復学者のSLⅡの科目担当者、平成27年 度後期特別開講SLⅡの科目担当者、平成27年度食物栄養学科後期科目の再 履修科目取下げ願い、平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 11 回 9 月 30 日 出 席 者 : 佐々木教授、原子教授を除く教授会構成員 主な議題:10 月行事予定、平成 28 年度 AO 入学の内定判定について、第 8 回 ~10 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第 12 回 10 月 14 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 15 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について - 101 - 第 13 回 10 月 15 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 15 回教授会で再確認 主な議題:食物栄養学科 1 年次生 2 名からの再履修科目取下げ願について 第 14 回 10 月 16 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 15 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 15 回 10 月 30 日 出 席 者 : 藤井教授、沼田准教授、岡田係長、能城係長を除く教授会構成員 主な議題:11 月行事予定、教職関連科目に関わる学則変更等、平成 28 年度保 育学科 2 年次前期専門教育科目「教育経営論」の科目担当者変更、食物栄養 学科ダブルスクール学生の技術考査受験に関わる特別の事由による欠席扱い について、第 12 回~14 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第 16 回 11 月 5 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 18 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 17 回 11 月 10 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 18 回教授会で再確認 主な議題:「面接・面談評定評価基準」の改訂について 第 18 回 11 月 24 日 出 席 者 : 教授会の構成員全員 主な議題:平成 28 年度特別奨学生推薦入試、推薦入学Ⅰ期の合否判定と特別 奨学生の決定について、第 16 回~17 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第 19 回 11 月 27 日 出 席 者 : 佐々木教授、横井教授、松田准教授を除く教授会構成員 主な議題:「栄養指導実習Ⅰ」「教職概論」科目担当者変更、平成 27 年度「栄養 学総論」「栄養指導実習Ⅰ」科目担当者変更について 第 20 回 12 月 1 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 22 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 21 回 12 月 14 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 22 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 22 回 12 月 18 日 出 席 者 : 教授会の構成員全員 主な議題: 1 月行事予定、平成 28 年度食物栄養学科専任教員の教育上の能 力に関する審査および担当科目、平成 28 年度食物栄養学科授業科目の科目 担当者の変更等、平成 29 年度からの ADBI(ADI)資格取得講座の開講、平成 29 年度入試および平成 28 年度キャンパス見学会の日程等、地域を対象とした 課題解決型学習等の授業の平成 28 年度からの必修科目での実施、障害のある 学生に対する教員の配慮事項、函館短期大学教育活動支援資金(寄付金)要 項等について、第 20 回~21 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第 23 回 1月7日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 24 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 24 回 1 月 22 日 出 席 者 : 沼田准教授を除く教授会構成員 主な議題:2 月行事予定、平成 28 年度保育学科専任教員の教育上の能力に関 する審査および担当科目、平成 28 年度講義要項(シラバス)等、函館短期大学 と函館深堀保育園との包括連携協定の締結、函館短大学教育活動支援資金 (寄 付金)に関わる平成 28 年度事業予算編成について、第 23 回持ち回り教授会の 審議題の再確認 - 102 - 第 25 回 1 月 25 日 出 席 者 : 教授会の構成員全員 主な議題:平成 28 年度推薦入学Ⅱ期、社会人入学Ⅰ期の合否判定について 第 26 回 1 月 27 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 32 回教授会で再確認 主な議題:保育学科 1 年次生(学籍番号 151032)の追試験受験、保育学科「健 康指導法」の集中講義の特別開講について 第 27 回 1 月 28 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 32 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 28 回 2月2日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 32 回教授会で再確認 主な議題:保育学科 1 年次生(学籍番号 151032)の後期成績確定の日程変更 について 第 29 回 2月3日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 32 回教授会で再確認 主な議題:保育学科平成 28 年度「日本国憲法」「総合表現」「教育心理学」「子ど もの保健Ⅱ」「国語」「発達心理学」「ボランティア実習Ⅰ、Ⅱ」「教職実践演習」 「保育実習指導Ⅲ」「保育実習Ⅲ」「保育実践演習」科目担当者の変更について 第 30 回 2月4日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 32 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 31 回 2月8日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 32 回教授会で再確認 主な議題:保育学科平成 28 年度「教育課程総論」科目担当者の変更について 第 32 回 2 月 12 日 出 席 者 : 猪上学長、藤井教授、横井教授を除く教授会構成員 主な議題:平成 27 年度後期成績の確定、平成 28 年度保育学科演習科目の授 業時間数の見直し、保育学科の平成 28 年度からのコース制導入、北海道立函 館高等技術専門学院委託生の社員研修に伴う平成 28 年 3 月の在籍の扱いに ついて、第 26 回~31 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第 33 回 2 月 22 日 出 席 者 : 教授会の構成員全員 主な議題:平成 27 年度卒業判定および取得資格、平成 28 年度食物栄養学科 科目名変更に伴うナンバリングの変更、食物栄養学科 2 年生からの特別履修願 (ボランティア実習Ⅰ)、平成 27 年度各賞被表彰者の選考、平成 28 年度北海 道立函館高等技術専門学院委託生の保育学科入試日程、平成 28 年度北海道 立函館高等技術専門学院委託生の入学試験「パーソナルデザインカード」「面 談表」の改訂について 第 34 回 2 月 23 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 35 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 35 回 2 月 26 日 出 席 者 : 藤井教授、志賀教授を除く教授会構成員 主な議題:3 月行事予定、平成 28 年度試験Ⅱ期・社会人Ⅱ期入試判定につい て、第 34 回持ち回り教授会の審議題の再確認 第 36 回 3月5日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 37 回教授会で再確認 主な議題:保育学科平成 28 年度「言葉」「言葉指導法」「教職実践演習」「保育 実習指導Ⅱ」「教育実習」「レクリエーション現場実習」科目担当者の変更につい て - 103 - 第 36 回 3月5日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 37 回教授会で再確認 主な議題:保育学科平成 28 年度「言葉」「言葉指導法」「教職実践演習」「保育 実習指導Ⅱ」「教育実習」「レクリエーション現場実習」科目担当者の変更につい て 第 37 回 3 月 10 日 出 席 者 : 藤井教授、藤友教授、横井教授、岡田係長を除く教授会構成員 主な議題:社会人に対する履修証明プログラムの開講についての答申および規 程・募集要項の制定、平成 28 年度再履修願および特別履修願、平成 28 年度 授業科目一覧必修区分表記の変更、平成 28 年度授業時間割、平成 28 年度 食物栄養学科 2 年次生の登録単位数の特例について 第 38 回 3 月 11 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 41 回教授会で再確認 主な議題:平成 28 年度 AO 入学の内定判定について 第 39 回 3 月 16 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 41 回教授会で再確認 主な議題:北海道立函館高等技術専門学院委託生の保育学科入試合否判定 について 第 40 回 3 月 22 日 出 席 者 : 急を要するので持ち回り処理、第 41 回教授会で再確認 主な議題:北海道立函館高等技術専門学院委託生の保育学科入試合否判定 について(2 次試験) 出 席 者 : 藤友教授、澤辺教授、沼田准教授を除く教授会構成員 第 41 回 3 月 25 日 主な議題:4 月行事予定、平成 28 年度授業時間割の改訂、平成 27 年度 1 年 次生精励賞の候補者、平成 27 年度特別奨学生 1 年次生の学業成績状況につ いて、第 38 回~40 回持ち回り教授会の審議題の再確認 - 104 - Ⅸ. 財務について 概要 本学園の理事長ならびに法人本部事務局長は、設置する8つの教育機関と1収益事業 体の財的資源を適切に管理している。私学団体による経営診断を参考として、量的な経営判 断指標等に基づき経営実態を把握し、財政上の安定確保のため積極的な改善計画の策定を行 い、財的資源の管理を行っている。本学においては、法人本部の経営指示を厳格に受け止め、 その改善に努めながらも、学生に対しては効果的な学修成果の獲得をせしめるための努力を 継続的に行っている。 改善計画 予算全体は少子化の影響を受けて縮小しているものの、特定資産引当金の増加傾 向に認められるように、法人は各所属長との運営協議を通じて、堅実な経営のため人件費を 中心とした諸経費の抑制に努めている。 【1. 財務運営について】 (1)中・長期の財務計画について 少子化等による厳しい経営環境に備え、これまでも毎年度の資金収支における収入超過額 (前受金相当額を除く)は、単に次年度繰越金とせず、将来のための資金として目的別に特定 資産(預金)への繰り入れを積極的に行っている。当面の設備投資を終えた短期大学の特定資 産は少ないが、法人全体の平成 27 年度末の積立金は、昨年度よりは 0.1 億円減の 50.7 億円 であった。平成 28 年度は、目標を 0.5 億円増の 51.2 億円としており順調な経営状態にある。 (2)学校法人及び短期大学の毎年度の事業計画、予算書および事業報告書の作成過程 以下の手順で事業計画及び予算は編成され、決定に至っている。なお、事業計画及び予算 の決定(補正も同じ)にあたっては、理事長が理事会に原案を諮り、当案を以って評議員会の 意見を聴いた上で、理事会で最終決定している。 ①所属長の年度方針の作成と理事長への提出 (12 月末、次年度分) ②委員会等の分掌組織による事業計画の作成後、所属長が本部へ提出 (1 月末、3 月理事 会まで協議、次年度分) ③短期大学の予算書を作成して本部へ提出 (1 月末、3 月理事会まで協議) ④評議員会・理事会にて事業計画と当初予算の承認(3 月下旬) ⑤短期大学 5 月補正予算書の作成 (4 月) ⑥評議員会・理事会で 5 月補正予算の承認 (5 月) ⑦短期大学において、委員会等の分掌組織が報告書を作成し、所属長に提出(3 月末) ⑧所属長による事業報告書の作成し(所属長の概要、受け止めとしての所感)、本部へ 提出(4 月末、5 月理事会まで協議) ⑨理事会・評議員会にて事業報告書および決算報告書の承認・HPでの公開 ⑩短期大学の自己点検・評価委員会を開催して、自己点検評価報告書の作成を指示し (7 月 – 9 月) 、委員会で確認後、本部に提出 - 105 - ⑪教育向上推進委員会での承認・HPでの公開 ⑫理事会へ自己点検評価の結果を報告(9 月下旬) (3)決定した予算の短期大学各部門への伝達と予算執行等 事務局長より各部門へ決定された積算明細書が伝達される。予算は、財務諸規程にしたが って執行される。 財務諸規程 ① 学校法人野又学園経理規程 ② 学校法人野又学園経理規程施行細則 ③ 学校法人野又学園固定資産および物品管理規則 (4)過去3か年の監事の監査状況等 監事の監査状況 理事長及び経理担当者による説明と提出資料に基づき、以下のように監査が行われた。 ① 平成 26 年 5 月 26 日 監査内容の概況 平成 25 会計年度決算に係る財産状況の監査 平成 25 年度理事の業務執行状況の監査 ② 平成 27 年 5 月 22 日 監査内容の概況 平成 26 会計年度決算に係る財産状況の監査 平成 26 年度理事の業務執行状況の監査 ③ 平成 28 年 5 月 24 日 監査内容の概況 平成 27 会計年度決算に係る財産状況の監査 平成 27 年度理事の業務執行状況の監査 公認会計士の監査状況 法人全体及び設置各校別に、以下のように監査が行われた。なお、公認会計士からの 指導事項は特にない。 ① 平成 26 年 5 月 7 日~9 日 監査内容の概況 平成 25 年度収支決算に関する監査 ② 平成 26 年 11 月 4 日~6 日 監査内容の概況 平成 26 年度前期の会計処理に関する監査 ③ 平成 27 年 5 月 7 日~9 日 監査内容の概況 平成 26 年度収支決算に関する監査 ④ 平成 27 年 11 月 4 日~6 日 監査内容の概況 平成 27 年度前期の会計処理に関する監査 ⑤ 平成 28 年 5 月 9 日~11 日 監査内容の概況 平成 27 年度収支決算に関する監査 - 106 - 公認会計士の監査と監事の連携 監事は会計の分野について、公認会計士の監査内容を重視している (5)財務の公開方法 公開書類は財産目録、資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表、監事の監査報告に 加えて事業報告書である。また、下記①及び③に加えて、ホームページへの掲載を行って いる。 ① 申し出のあった者に対する閲覧 対象者………学生・保護者、教職員、その他利害関係者 ② 申し出のあった者に対する写しの交付 対象者………学生・保護者、教職員、その他利害関係者 ③ 広報誌等の刊行物に掲載 ・学園だより ・ぽるとさぴえ 800 部 (配布対象者....教職員) (函館大学広報誌) 9,500 部 (配布対象者.. .全国高等学校、PTA、同窓会) (6)資金等の保有と運用 特に関係規程は無いが、前述のとおり将来のための資金として、目的別の特定資産(預金) への繰入れを積極的に行っていく。 (7)寄付金・学校債 函館短期大学では募集は行っていない。 【2. 財務体質の健全性と教育研究経費について】 (1)過去 3 ヵ年の資金収支計算書・消費収支計算書、前年度末の貸借対照表、財産目録及び計 算書類の概要 別途閲覧可能 (2)短大の存続を可能とする財政維持 少子化により学校経営は難しい時代となっているが、これまでの経営努力により本学園の 財政健全化は着実に図られており、今後とも教職員が力を合わせ、地域社会のニーズに応え る人材育成に努力しているので、本学の存続は可能である。本学園は8教育機関と1収益事 業(函館自動車学校)を擁し、その特定資産残高は平成 27 年度末で 50.7 億円である。本学 存続の可能な財政維持がなされていると判断している。 (3)退職給与引当金が目的どおりに引き当てられていること 本学園は、私立大学退職金財団に加盟しており、教職員の退職金の掛金も滞りなく納めて いる。 - 107 - (4)資産運用規程を整備する等、資産運用が適切であること 本法人は資産運用規程にもとづいて資産運用を行なっている。資産運用規程では、運用対 象の金融商品のリスクの少ないものに限定し、また、その金額についても範囲を定めている。 (5)教育研究経費は帰属収入の 20%を超えていること 過去3年間の教育経費比率 (教育研究経費/帰属収入×100)を以下に示した。 平成 25 年度 29.6% 〔(137,417 千円/464,919 千円)×100〕 平成 26 年度 29.0% 〔(138,891 千円/478,153 千円)×100〕 平成 27 年度 27.4% 〔(135,836 千円/496,133 千円)×100〕 同比率は帰属収入の順調な増加によって、正常な範囲にあるといえる。 (6)学校法人会計基準の改正(平成 27 年 4 月 1 日から施行) 学校法人の経営状態を分かりやすく説明できる仕組みよる財務分析の視点は次のようであ る。 表Ⅸ-1.財務分析の視点 通常 通常 困難 区分 A B A 教育活動収支 + - - 困難 B + 教育活動外収支 + + + - 経常収支 + + - - 表Ⅸ-2.函館短期大学の場合(現状の新基準による報告) 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 27 年度 予算(5 月補正) 予算(5 月補正) 区分 決算(千円) (千円) 教育活動収支 教育活動外収支 経常収支 (千円) 14,001 74,813 △20,978 2,191 2,220 2,828 16,192 77,033 △18,150 【3. 施設設備の管理について】 (1)諸規程の一覧 図書管理についての内規 消耗品及び貯蔵品管理の内規 施設備品管理についての内規 (2)火災等の災害対策など、危機管理対策の現状 火災等の災害対策として、年1回ではあるが函館市消防本部の協力を得て、避難訓練を行 っている。訓練は湯川消防支所ないし高松消防支所より実際に消防車が駆けつけ、消防職員 により校舎からの避難行動と、その所要時間および報告等のあり方について、講評を依頼し ている。また、防火設備等については、毎年定期的に査察が行われており、法定められてい る事項等で、指導された事項は皆無である(平成 27 年度は 10 月 27 日実施) 。 - 108 - 省エネ及び地球環境保全対策としては、全国的にも厳しいとされる函館市の環境対策に積 極的に協力している。本学から出る廃棄物について、紙製品、ダンボール、プラスチック製 品等は分別し、産業廃棄物業者を通じて処理している。ダンボール製品の処理については、 協力費として若干の還元がある。また、夏季の冷房についても必要以上に室温を下げること のないよう注意を払っている。 防犯対策としては、重要書類の保管されている事務室・学長室については、民間のセキュ リティ会社と契約して対応している。 なお、地域の住民団体である高丘町会と連携して、函館大学と共に、防犯・防災等に協力 する組織を作り、町内会の防犯および防災に協力をしている。 - 109 - Ⅹ. 改革・改善 概要 中央教育審議会の答申「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~障が い学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~」(平成 24 年 8 月)の提言を受けて、大 学は単位の実質化に向けて教育改革の加速化を迫られている。答申にも「待ったなし」の課 題であることが指摘されてる。今や自己点検・評価の実施、第三者認証評価も当たり前に時 代となった。本学においてもシラバスの充実を行い、学修時間の調査も行っているが、今後 はどのようにして学修時間の延伸を図るのかが大きな課題である。さらに、知識以外の主体 的に考える力、社会人力等の「学力の3要素」を客観性の指標により可視化することで、高 大接続の連続性により大学で力を伸ばし、卒業後に花開く力として押し上げなければならな い。函館短期大学は真摯に受け止め、全学あげて教育研究の推進と経営マネジメントの改革・ 改善に努めなければならない。 また、3つのポリシーの見直しは、中央教育審議会から平成 28 年 3 月 31 日に出されたさ れた「ガイドライン」に従って着実に行い平成 29 年 4 月 1 日に公表することである。 【1. 自己点検・評価について】 (1) 自己点検・評価:入学志願者にとって魅力ある大学創りこそ、今私立大学に求められてい る重要事項であり、自己点検・評価を行う学則の第1条2項を受けて、常設委員会を設置し、 学長を委員長として学科長2名と事務局長を副委員長に据えて活動している。 平成 13 年度から毎年、自己点検・評価作業を行っている。法人としても平成 27 年度から 全所属校が毎年度自己点検評価報告書を作成し、HP上で公開することとした。 教育研究等に対する本学の積極的な経営姿勢に基づき、第三者評価(短期大学基準協会) の1周期目を平成 17 年度に(適格認定は 30 校) 、2周期目を平成 24 年度に(適格認定は 31 校)受審し、適格認定を得た。 (2)自己点検・評価報告書の発行・公表など: 本学における第1回の自己点検・評価報告書 の公表は、平成 13 年度から 15 年度までの3か年分を整理して、平成 16 年6月に行った。そ の後、自己点検・評価作業は毎年実施して公表を行っている。 平成 24 年にはとなる第三者評価を受審し、平成 25 年 3 月 14 日に短期大学基準協会より2 周期目の適格認定を受けた(平成 24 年度)。提出した報告書と機関別評価結果を添付した自 己点検・評価報告書を印刷し、7月末までに公表した。 【2. 自己点検・評価の教職員の関与と活用】 (1)教職員の関与:自己点検・評価の作業は、関係規程に則り学長(委員長)が中心となって、 2名の学科長と事務局長に副委員長を委嘱し、全教職員に作業の協力を課している。執行責 任者である各部長・館長は、それぞれ作業グループの責任者として、各部の自己点検を行い、 配下にある教職員の協力によって作成された資料にもとづき草稿を作り、集められた草稿に 各副委員長が目を通して全体的に編成後、自己点検・評価委員会の承認を得て、教授会へ報 - 110 - 告する。なお、財政などの関係項目については、事務局長より法人本部へ協力を求め纏めて いる。本部に提出されたものは、教育向上し牛ん委員会で承認を経て、理事会へ報告する。 以上のごとく、報告書を作成するにあたっては、自己点検・評価委員会の主導のもと、各 分掌組織で、各教職員が担当している分野の資料を整え、それに基づき各部局の責任者が草 稿を書き上げている。すなわち、全学あげて教学と経営への取り組みを行っている。 (2)前年度までの自己点検・評価の活用 教務関係への活用としては、以下の主な実績がある。 ① 「授業内容に関するアンケート調査 」の活用:調査結果を、その後の授業改善へと反 映させた。調査資料は FD・SD 実施委員長が一括して集計し、また、分析を行い、それ ぞれの科目毎の集計(科目評価と項目評価)および短期大学全体の科目平均値とともに 各教員にフィードバックし(平成 22 年度後期分から)、本学の FD・SD で報告している。 教員に対しては、フィードバックした個別評価結果に対する「評価に対する授業改善コ メント」の提出(平成 24 年度後期から)を依頼している。fGPA(機能的 GPA)と連動 させた科目毎の成績分布図も公表(平成 26 年度後期から)している。平成 27 年度から、 上記3つ(アンケート評価の評点結果・評価に対する授業改善コメント・科目毎の fGPA に対する成績分布図)を教務課において閲覧可能とした(教職員および学生)。 ② 視聴覚・情報機器の活用促進:エクセル・ワードは平成 20 年度から、パワーポイント は平成 21 年度から希望者に対して開講している。さらに、情報教育担当の外部講師に よるマイクロソフト・オフィススペシャリスト試験(MOS)を開講している。 ③ 基礎教育科目の見直し:平成 24 年度からは、「社会人基礎論Ⅰ、Ⅱ」の講義担当者を有 資格者である複数の職員をもって当て、より実践的な教育指導に取り組んでいる。また、 必修科目としてのPBL授業については、平成 28 年度開講を視野に、教授会および理 事会の承認が得られている。 ④ 講義要項の改善:平成 25 年度から第三者による内容のチェック体制の強化を行った。 平成 26 年度には「授業外に行うべき学修(予習・復習、準備学修等) 」の記載、科目ナ ンバリングの導入、成績評価にルーブリックの活用の導入を図った。また、平成 26 年 度から「標準学修時間の目安」の記載を新たに加えた。毎年、PDCA による見直しを行 い、学生の立場に立った、より望ましいシラバスを目指している。 ⑤ 学生便覧の改善: 平成 24 年度の 10 月に実施された第三者評価の訪問審査において、 学生便覧のあり方について教示があったので、平成 25 年度版から装いも新たな便覧を 学生に配布している。 (3)課題に対する対応: 第 1 回目の第三者評価で図書館の充実を指摘され、図書館では教 養図書の充実を行った。また、平成 20 年度には保育学科開設のため、図書館の大改修を行い 採光に優れた快適な閲覧室に改装し、書架を増設した。また、新設学科に必要とする関係図 書4千冊を収納した。 シラバスの体裁と内容に関しては不断の点検作業を行い、科目の授業目標・到達目標・授 業計画・準備内容・成績の評価方法などを記載し、内容充実を継続している。 - 111 - また、学生便覧については、規程集に近いとの指摘をうけ(第 2 回目の第三者評価) 、平成 25 年度には内容を改訂、 装丁も一新し、学生にとってわかりやすく利用しやすいものとした。 ディプロマ・ポリシーについても、函館短期大学らしいものがあって然るべきとの指摘が あり、学内の PDCA を機能させ見直しを行った(平成 25 年度)。 【3. 相互評価や外部評価について】 (1)相互評価と外部評価の実績: 本学においては、相互評価と外部評価に対する取り組み の実績はない。しかし、自己点検・評価を行っていることの自己満足とその形骸化を排除す るため、また、外部から見た本学の取り組みについて客観的な批評を受けるため、現在、努 力中である。 (2)自己点検・評価に関する規程: 関係規程を整備しており、毎年、自己点検・評価を行っ ている。その結果を報告書として残し、前述のごとく教育・研究、経営等の改革・改善に活用 している。 【4. 第三者評価(認証評価)について】 (1)認証評価を受けるための組織作り: 常設されている自己点検・評価委員会がその役割を 担当している。また、教授会は責任をもって対応する旨の確認をしており、具体的には学長 が責任者となり、そして教務部長をALO担当者として充て、その補佐役には事務局長を配 して対応する組織を維持している。訪問調査の際に、報告書の内容について不明なところは、 前述の責任者の外に部長・館長などの担当教職員を待機させ、適切に説明ができるよう準備 がなされる。 (2) 認証評価後の取組状況: 平成 24 年度に2周期目となる第三者評価(短期大学基準協会) により、適格判定の認証を得た。 「教育の質保証」を期するため、学長は「学修成果の獲得」 を学生に積極的に指導・支援するため、教務委員会を中心に教育改善に努めている。平成 26 年度には科目ナンバリングによる学習支援、そして、後期からは、成績評価へのルーブリッ クの導入および fGPA による成績表示と学修時間の記録(学修ポートフォリオによる記名学修 行動調査)を採用した。FD・SD 実施委員会はこれらの分析結果にもとづく報告会(FD・SD) を開催し、データの共有化に努めている。 第三者評価において指摘のあった事項の改善には、本学の PDCA サイクルを機能させること が重要であり、教育の向上に欠くことはできない。評価員の助言を真摯に受け止め、改革・ 改善に結びつける努力を継続的に行っている。 なお、短期大学基準協会の要請を受けて、平成 19 年度より継続的に評価員候補者を推挙し て複数名登録している。 【5. 規程・規則などの変更】 (1)自己点検・評価規程の点検項目 法人内に設けられている学園教育向上推進委員会より指摘があり、法人が設置する8つの - 112 - 学校間の連携に関する取り組みの点検項目を新たに設けた。また、大学と短大(本学)の共 通した点検項目を、実態に即して短期大学基準協会の点検項目に合致させるため、同規程の 別表を改正した(平成 21 年度)。 (2)学則の変更 ・一部開設科目数・単位数等変更にともなう学則の変更(平成 25 年度) ・短期大学設置基準の改正等に対応するための学則の変更(平成 25 年度) ・付設調理製菓専門学校とのダブルスクール制度の円滑な実施を図るための変更 (平成 25 年度) ・学校教育法の一部改正に伴う学則の変更(平成 27 年度) ・学則第 45 条第 1 項第 3 号に基づく審議事項の明文化(平成 27 年度) ・教職関連科目名の変更に伴う学則の変更(別表)(平成 27 年度) (3) 規程等の改正等 1) 学生諸手続等内規の一部改正(平成 25 年度) 2) 函館短期大学中期経営計画の策定(平成 25 年度) 3) 函館短期大学名誉教授称号授与規程の一部改正(平成 26 年度) 平成 26 年 05 月 30 日 第 7 回の教授会で審議、承認 4) 函館短期大学各種委員会規程の一部改正(平成 26 年度) 5) 同上規程の一部改正(平成 26 年度) 6) 函館短期大学教員の任用及び昇格選考基準の制定(平成 27 年度) 7) 函館短期大学IR委員会内規の制定(平成 27 年度) 8) 函館短期大学FD・SD実施委員会の内規申合せの制定(平成 27 年度) 9) 函館短期大学FD・SD実施委員会内規の改正(平成 27 年度) 10) 「授業科目の履修及び単位修得に関する要項」等の改正(学生便覧、CAP制)(平 成 27 年度) 11) 函館短期大学アドミッション・オフィス内規の制定(平成 27 年度) 12) 函館短期大学教育活動支援資金(寄付金)要項の制定及び同要項の改定(改廃条項の 追加) (平成 27 年度) 13) 函館短期大学教育活動支援資金(寄付金)管理委員会内規の制定及び同要項の改定(改 廃条項の追加) (平成 27 年度) (4) 法人本部指示による規程等の変更 1) 函館短期大学就業規則の一部変更(平成 25 年度) 5) 事務職員の人事考課および賞与反映について(平成 25 年度) 6) 学校法人野又学園教員表彰規程の制定(平成 25 年度) 7) 函館大学・函館短期大学 個人研究費取扱要領の制定(平成 26 年度) 8) 函館大学・函館短期大学 個人研究費業績評価取扱要領の制定(平成 26 年度) 平成 26 年 01 月 13 日 - 113 - 法人本部事務局長より通知 9) 学校法人野又学園寄附行為施行細則の改正(平成 26 年度) 10) 運営協議会規程の制定(平成 26 年度) 11) 学校法入野又学園所属長会議規程の改正(平成 26 年度) 12) 野又学園給与規程の変更及び賞与支給率ついて(平成 26 年度) 13) 野又学園給与規程の変更(平成 27 年度) 14) 野又学園役員・評議員等報酬等規程の変更(平成 27 年度) 15) 函館短期大学教員の任用及び昇格選考基準の制定(平成 27 年度) 16) 学校法人野又学園給与規程実施細則の改正(平成 27 年度) 17) 函館短期大学の学則変更(教授会の役割等の変更)(平成 27 年度) 18) 函館大学・函館短期大学における公的研究費等の不正使用防止対策に関する基本方針 の制定(管理体制の構築)(平成 27 年度) 19) 函館大学・函館短期大学における公的研究費等の不正使用防止等に関する規程の制定 (平成 27 年度) 20) 函館大学・函館短期大学における公的研究費等の不正使用防止計画の改定(ガイドラ インに対応)(平成 27 年度) - 114 - 資 料 資料1.野又学園 法人役員評議員名簿 資料2.学校法人 野又学園事務組織図 資料3.主な事業の概要 資料4.財務の概要 資料5.法人の教職員数 資料6.関連規程 付表 函館短期大学の教育改善の動き - 115 - 資料1.野又学園 法人役員評議員名簿 (平成 28 年 3 月 31 日) 区分 氏 名 常勤・非常勤 選任条項(寄附行為) 選 任 方 法 理事長・理事 野又淳司 常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 3 号 理事会(法人功労) 学園長・理事 野又 肇 常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 3 号 理事会(法人功労) 理事 猪上徳雄 常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 1 号 理事会(学校の長) 理事 石崎福邦 非常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 2 号 評議員会の互選 理事 若松裕之 常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 2 号 評議員会の互選 理事 宮岡秀昌 常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 2 号 評議員会の互選 理事 山田伸二 常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 2 号 評議員会の互選 理事 山那順一 非常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) 理事 山崎文雄 非常勤 寄附行為第 7 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) 監事 本多栄司 非常勤 寄附行為第 8 条第 1 項 理事会 監事 奥野秀雄 非常勤 寄附行為第 8 条第 1 項 理事会 評議員* 若松裕之 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員* 猪上徳雄 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員 館山圭子 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員 堀田寿生 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員* 宮岡秀昌 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員* 山田伸二 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員 鳥居塚達之 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 1 号 理事会(法人職員) 評議員 飛山慶戒 非常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 2 号 理事会(卒業生) 評議員 渡遵兼- 非常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 2 号 理事会(卒業生) 評議員 奥ひろみ 常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 2 号 理事会(卒業生) 評議員 国立金助 非常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 2 号 理事会(卒業生) 評議員 下野 茂 非常勤 寄附行為第 22 条第 1 項第 2 号 理事会(卒業生) 評議員* 野又 肇 常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(法人功労) 評議員* 野又淳司 常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(法人功労) 評議員* 石崎福邦 非常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) 評議員* 山那順一 非常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) 評議員* 山崎文雄 非常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) 評議員 山内皓平 非常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) 評議員 田中修司 非常勤 寄附行為第 24 条第 1 項第 3 号 理事会(学識経験) *理事者兼任者(9 人) - 116 - 資料2.学校法人 野又学園事務組織図 (所長 藤井 壽夫) 平成 27 年度 指定管理児童館を追加。 - 117 - 資料3.主な事業の概要 2.事業の概要(抜粋) 2)基幹事業~各校の事業概況 ②函館短期大学 昭和 28 年開学。食物栄養学科では、調理栄養コース(付設調理製菓専門学校とのダブルスクール) 、福祉栄養 コース(介護職員初任者研修) 、スポーツ栄養コース(健康運動実践指導者等) 、教職栄養コース(中学校家庭科 教諭および栄養教諭免許)のコース制と各種資格取得が評価されている。 本学は、建学の精神を拠り所として人材育成を行うことを教育目標としている。この目標を達成するために、 平成 20 年以降の中教審答申をにらみながら、教育改善に努め、教育の質保証のための対策を実施してきた。この ような対応を行うことによって、本学の社会的の評価が高まることに繋がることが望ましい。短期大学の教育改 善は、第三者評価が義務化された平成 17 年頃から歩みは遅いながら継続されてきた。その後、文部科学省は、私 立大学にも教育改革の取り組み、程度(実施項目の数値化)に応じて競争的な資金支援を行うという形で改善を 加速化させ、18 歳人口の減少に本格的な対策を促すに至っている。 このような背景から、本学においても教育改革を行うと同時に、両学科および各事業部の事業計画によって、 教育目標の達成を目指している。これが、短大としての教育の質および教員の資質の向上を図ると同時に、経営 の安定化に繋がる。 資料4.財務の概要 3.財務の概要(抜粋) (1)財務報告 平成 27 年度の決算概要は次のとおりである。 1)資金収支状況 平成 27 年度の資金収支状況について、予算額対比で概観すると、収入では手数料収入、寄付金収入、補助金収 入、資産売却収入、付随事業・収益事業収入、受取利息・配当金収入、雑収入、前受金収入およびその他の収入 がそれぞれ増加、逆に学生生徒等納付金収入、その他の収入および資金収入調整勘定が減少、結果としては決算 額が予算額を 1826 万円上回った。 一方、支出では施設関係支出、設備関係支出、資産運用支出およびその他の支出が増加、逆に人件費支出、教 育研究経費支出、管理経費支出、および資金支出調整勘定が減少、結果としては決算額が予算額を 1826 万円上回 った。 (1)財務報告 平成 27 年度の決算概要は次のとおりである。 1)資金収支状況 平成 27 年度の資金収支状況について、予算額対比で概観すると、収入では手数料収入、寄付金収入、補助金収 入、資産売却収入、付随事業・収益事業収入、受取利息・配当金収入、雑収入、前受金収入およびその他の収入 がそれぞれ増加、逆に学生生徒等納付金収入、その他の収入および資金収入調整勘定が減少、結果としては決算 額が予算額を 1826 万円上回った。 一方、支出では施設関係支出、設備関係支出、資産運用支出およびその他の支出が増加、逆に人件費支出、教 育研究経費支出、管理経費支出、および資金支出調整勘定が減少、結果としては決算額が予算額を 1826 万円上回 - 118 - った。 2)事業活動収支状況 当年度の教育活動収入(帰属収入)は、全体として決算額が予算額を 2093 万円上回り、また、教育活動支出(消 費支出)は、主に教育研究経費および管理経費の減少により、決算額が予算額を 5179 万円下回った。 この結果、教育活動収入(帰属収入)から教育活動支出(消費支出)を差し引いた基本金組入前当年度収支差 額(帰属収支差額)の収入超過額は、予算額を 7273 万円上回る 13297 万円となった。 また、基本金については、組入額が予算額を 37 万円上回り、取崩額は予算額を 280 万円下回ったため、基本金 全体として予算額を 317 万円上回る増額となった。 この結果、翌年度繰越収支差額は、予算額を 7516 万円上回る△11600 万円となった。 …中略… 4)財政状況の分析と今後の展望 本学園の財政状況を主な経営指標で概観することにする。 ① 帰属収支差額比率[(帰属収入一消費支出)÷帰属収入] 5.6% この比率は自己資金の充実度合いを示す指標であり、プラスであるほど充実している。本年度の比率は 5.6%、 金額にすると 13297 万円である。ところで、日本私立学校振興・共済事業団のまとめによる平成 26 年度の同比 率について 37.0%(219/592)の大学法人がマイナスであった。本学園は、平成 23 年度以降、本学園の収入面 支出面の各特殊要因を除く同比率はほぼ 0%前後で推移、本年度は 5.6%の比率であり、経費削減等の経営努力 が実りつつあると言える。 (平成 26 年度全国平均 7.2%) …中略… 以上の経営指標のなかで、最も重要なものは帰属収支差額比率である。 本年度は 5.6%のプラスではあるものの、この比率が十分でない大きな原因は帰属収入の減少、中でも少子化 による学生生徒等納付金の減少であり、一方で消費支出における人件費、教育研究経費および管理経費の削減努 力をしているにもかかわらず、減収額が削減額を上回っていることにある。 今後、様々な工夫を重ね、教育サービスの充実をはかりながらも帰属収支差額の増加を図り、財務体質の改善 に努めることが必要である。 学齢人口の一層の減少期を迎えた現在、私立学校を取り巻く環境がますます厳しさを増している中で、経費の 蔀減は勿論のことであるが、最も大切なのは如何にして教育・研究の成呆が学生・生徒等とその保護者を含む社 会から評価され、あつい倍額を得るかである。適正な学生生徒等数と収入の確保は、その帰結である。 そのためには、大学を頂点として本学園の各校それぞれが顧客ニーズおよび満足度を踏まえ、最善の努力をし、 互いに協力し合って共存共栄 の道を歩んでいくことができるよう本法人として中・長期的視点にたった経営や財政の運営に向けて今後も一層 努力する必要がある。 - 119 - 資料5.法人の教職員数 (平成 27 年 5 月 1 日現在) 専任教職員数 学 校 名 専任教員数 兼任教職員数 専任職員数 男 女 男 女 函館大学 21 2 12 5 函館短期大学 10 9 6 11 函館看護専門学校 1 7 1 函館歯科衛生士専門学校 計 兼任教員数 兼任職員数 男 女 40 13 6 36 26 26 9 34 30 7 1 8 42 15 1 9 39 14 函館短期大学付設調理製菓専門学校 4 4 函館大学付属有斗高等学校 31 6 3 1 41 10 函館大学付属柏稜高等学校 22 8 1 4 35 6 4 函館短期大学付属幼稚園 1 8 1 10 2 4 男 5 1 計 合計 5 24 64 9 66 102 2 66 75 57 65 3 57 66 5 15 56 11 46 2 8 18 女 1 函館自動車学校 22 4 26 14 10 24 50 指定管理児童館 2 2 4 1 5 6 10 法人本部事務局 3 5 8 3 3 11 50 35 合 計 90 51 - 120 - 226 172 99 22 44 337 563 資料6.関連規程 函館短期大学自己点検・評価委員会規程 (設置趣旨) 第 1 条 本学に学校教育法第 69 条第 3 項及び学校法人野文学園(以下「法人」という) 教育向上推進委員会規程並びに函館短期大学学則第 1 条第 2 項及び第 3 項に基づき 本学全体の教育研究水準の向上に資するため、函館短期大学自己点検・評価委員会 (以下「委員会」という)を置く。 (任 務) 第 2 条 委員会は、本学の教育研究、組織及び運営並びに施設及び設備、財政(以下「教 育研究等」という)の状況について、全学的観点に立って自ら点検及び評価を行う。 (組 織) 第 3 条 委員会は次の各号に掲げる者をもって組織する。 〔1〕学長 〔2〕事務局長 〔3〕学科長 〔4〕教務部、学生部、就職支援部の各部の部長並びに図書館長 〔5〕その他学長が必要と認めた者 2.前項の委員は学長が委嘱する。 3.委員の任期は 1 年間とする。但し、発足時の委員の任期は平成 18 年 3 月 31 日 までとする。 4.委員は再任されることができる。 5.補充委員の任期は既存委員の任期限までとする。 (委員長) 第 4 条 委員会には委員長を置き、委員長は学長をもって充てる。 2.委員長は委員会を代表し、その業務を統括する。 (副委員長) 第 5 条 委員会に副委員長を置く。 2.副委員長は、委員のうちから委員長が指名する。 3.副委員長は、委員長を補佐し、委員長が欠けたときまたは事故があるときは、 その職務を遂行する。 (所 管) 第 6 条 委員会は教務課が所管し、事務を行う。 (運 営) 第 7 条 委員会は委員長が召集し、その議長となる。 2.委員会は委員の 3 分の 2 以上が出席しなければ議事を開き、議決することはでき ない。 3.委員会の議事は出席委員の過半数をもって決し、可否同数のときは議長の決する ところによる。 4.委員長が必要と認めたときは、関係教職員の出席を求め、意見を聴くことができる。 - 121 - (職 掌) 第 8 条 委員会は、第 2 条に規定する任務を遂行するため、次の事項について審議し、実 施する。 〔1〕点検及び評価の基本方針及び項目と構成、並びに変更 〔2〕資料の収集及び整理並びに分析 〔3〕点検及び評価 〔4〕報告書の作成 〔5〕その他点検及び評価に必要な事項 2.委員会は、前項第 2 号に規定する資料収集のため、法人本部事務局及び本学の各 部門並びに教職員に対して協力を求めることができる。 3.委員会は、前項の規定により資料を分析した結果については、必要に応じ法人本 部事務局及び本学内に広く開示するものとする。 (点検評価項目) 第 9 条 委員会は、別紙「函館短期大学自己点検・評価項目」により、点検及び評価を行 う。 (結果の報告) 第 10 条 点検及び評価の結果については教授会の議を経て、学長が野又学園教育向上推進 委員会に報告する。 2.学長は野又学園教育向上推進委員会規程第 11 条及び第 12 条に基づき、点検及 び評価の結果を公表するとともに、教育研究等の総合的な状況について政令で定め る期間ごとに文部科学大臣の認証を受けた者による評価を受ける。 (点検・評価結果の対応) 第 11 条 学長は、点検及び評価の結果に基づき、改善が必要と認めるものについては改善 に努め、その結果を野又学園教育向上推進委員会に報告しなければならない。 (委 任) 第 12 条 この規程に定めるもののほか委員会の活動及び運営に関して必要な事項は、別に 定めることができる。 (規程の改廃) 第 13 条 この規程の改廃は教授会及び野又学園教育向上推進委員会の議を経て、理事会の 承認を得なければならない。 (付 則) 1,この規程は平成 17 年 2 月 15 日より施行 2.この規程は平成 17 年 11 月 1 日に改正(第 13 条を加筆) 3.この規程は平成 21 年 10 月 2 日に改正(別表の修正) 4.この規定は平成 22 年 11 月 26 日に改正(組織に〔3〕学科長を挿入、 〔4〕で就職指導 部を就職支援部に修正) - 122 - 付表 函館短期大学 自己点検・FD・SD・IR・教育改善の動き 実施年度 自己点検・評価報告 書の評価年度 平成16年度 (2004) 平成13年度~ 15年度(2003) 平成17年度 (2005) 平成14年度~ 16年度(2004) 平成18年度 (2006) 平成19年度 (2007) 平成15年度~ 17年度(2005) 平成16年度~ 18年度(2006) 平成20年度 (2008) 平成17年度~ 19年度(2007) 平成21年度 (2009) 平成18年度~ 20年度(2008) 函館短期大学FD・SD CCH*1のFD・SD・IR IR シラバス 教育改善 授業アンケート 授業改善コメント 授業アンケートは平 野又学園教育向上推進委員会設置によ 成13年度から実施 る授業参観の実施 (年度末の実施) 第三者評価 (第1回) シラバス形式に一新(充実) B5版に改訂 CCHの前身の協議会 主催FDに参加 *2 の CCH単位互換制度の発足、 函館短期大学のアドミッション・ポリシーを 更新(学科新設に対応) *3 CCH主催FDに参加 CCH主催FDに参加 平成22年度 (2010) 平成19年度~ 21年度(2009) FD・SD実施委員会の設置 (H22.11) 第1回FD・SD (2010.11.16) 第2回FD・SD (2011.1.18) 第3回FD・SD (2011.3.15) 平成23年度 (2011) 平成20年度~ 22年度(2010) 第4回FD・SD (2011.6.14) 第5回FD・SD (2011.9.14) 第6回FD・SD (2012.3.19) 平成24年度 (2012) 平成21年度~ 23年度(2011) 第7回FD・SD (2012.10.9) 第8回FD・SD (2013.3.22) 平成25年度 (2013) 平成22年度~ 24年度(2012) 第9回FD・SD (2013.5.7) 第10回FD・SD (2013.9.27) 第11回FD・SD (2013.10.30) 第12回FD・SD (2013.11.22) 平成26年度 (2014) 平成23年度~ 25年度(2013) 第13回FD・SD (2014.5.30) 第14回FD・SD (2014.11.25) 第15回FD・SD (2015.3.24) 平成27年度 (2015) 平成24年度~ 26年度(2014) 第16回FD・SD 第17回FD・SD 第18回FD・SD 第19回FD・SD 第20回FD・SD 平成28年度 (2016) 平成25年度~ 27年度(2015) 第21回FD・SD (2016.6.15) 第22回FD・SD (2016.6.24) 第23回FD・SD (2016.7.4) (2015.6.16) (2015.8.20) (2015.9.17) (2015.11.27) (2016.3.24) *1 CCH:キャンパス・コンソーシアム函館 *2 CCHの前身の協議会:函館市高等教育推進協議会 保育学科の新設 CCH主催FDに参加 学習成果・アセスメント(査定)の明確化 充実・A4版、 授業目標・到達目標の記載、 評価方法の明確化、 PCによる履修登録の開始、 シラバスのWeb公開 後期からセメスター毎 の実施 短大および両学科の3つの教育方針を制 定(広報誌への記載、保護者への周知) ・アドミッション・ポリシー 前期・後期 ・カリキュラム・ポリシー ・ディプロマ・ポリシー 前期・後期 第三者評価 後期から授業改善コ (第2回) メントの提出 シラバスのチェック体制の強化 (第三者によるチェック機能) ディプロマ・ポリシーの見直し、 学生便覧の改訂・新装版の作成、 オフィスアワーの設定 シラバスの新装丁版の作成、 チェック体制を規程に明記、 後期からfGPA導入、 IR委員会の 授業外に行うべき学修(予習・復習、準 学修ポートフォリオの作成、 設置 備学修等)の記載、 記名による学修時間の調査 科目ナンバリングの導入、 ルーブリックの活用(成績評価) 前期・後期・授業改善 コメント・アンケート評 価の高位者の紙上顕 彰の実施(専任・非常 勤) 前期・後期・授業改善 私立大学等改革総合支援事業、タイプ コメント 1&2で選定 履修単位登録上限の設定(CAP制導入) 私立大学等改革総合支援事業、タイプ 後期分から科目評点、改善コメント、成績 前期・後期・授業改善 1&2で選定 分布の閲覧開始(教務課で学生・教職員 コメント 私立大学等経営強化集中支援事業、 を対象に) タイプBで選定 CCH主催合同SD・合同IR を企画・参加 (2015.8.24) 標準学修時間の目安を記載 CCH主催合同SD・合同IR を企画・参加 (2016.8.22) 「3つのポリシーの策定及び運用に関する カリキュラム・マップおよびカリキュラム・ ガイドライン」に従い見直しを実施(一体 チャートの作成・記載 性・整合性、一貫性のあるもの) *3 函館短期大学のアドミッション・ポリシーはAO入試導入(平成13年度)に伴い設定 私立大学等改革総合支援事業、タイプ 1&2で申請 私立大学等経営強化集中支援事業、 タイプBで申請
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