居住地校交流 - 山梨県立甲府支援学校

居住地校交流
居住地校交流とは
居住地校交流とは
特別支援学校に通っている児童生徒が、居住地の小学校・中学校において、一緒
に学習したり行事に参加したりして交流を深め、家庭のある地域で生涯にわたって
地域住民の一員として、豊かな生活を送ることができるようにしていくことを目的と
して行われている交流及び共同学習です。
学部・学年・児童生徒
交流及び共同学習先校
名
回数
実施(活動)内容
小学部・1年生 A さん
甲府市立池田小学校
3回
音楽
小学部・2年生 B さん
甲府市立伊勢小学校
2回
図工、学年行事「秋祭り」
小学部・2年生 C さん
笛吹市立境川小学校
1回
音楽集会、学級活動
小学部・3年生 D さん
笛吹市立石和北小学校
1回
外国語活動
小学部・3年生 E さん
笛吹市立石和西小学校
8回
国語、算数、社会、図工など各
教科
小学部・3年生 F さん
甲斐市立双葉東小学校
2回
図工
小学部・4年生 G さん
山梨市立岩手小学校
2回
音楽、図工
入学し居住地校交流を始めたばかりの1年生児童は、本校の学習集団とは異なる
大きな集団に驚き、保護者の元をなかなか離れなかったのですが、同じ保育園に通
っていた友達のことはよく覚えていて交流日の前後には友達の写真をよく見ていた
ようでした。
2年生児童は、交流の回を重ねるごとに活動に参加できるようになりました。また
保育園から顔見知りの友達や共に児童館を利用している他学年の友達からも声をか
けられ、笑顔でこたえる様子もみられました。大きな集団や居住地域の中で自分の
力を発揮できるようになってきて、大いに成長がうかがえます。
3~4年生になると、教員がいなくても友達と手をつないで移動できるようになっ
たり、日頃から興味関心をもつ外国語活動に挑戦したりしました。たくさんの刺激を
受け、その経験を本校での生活に生かし、自分で考えて時間を意識した行動ができ
るようになった児童もいました。
全体を通して、保育園からの地域とのつながりを継続させたり、回を重ねるごとに
大きな集団の中でも自身の力を発揮できる力をつけたりする等、それぞれの児童の
成長が感じられる交流となっています。