H19.1.7 不動産売買で安心できる取引をする為の チェック事項 常に最悪(万が一)のことを考え安全な取引を心がけましょう。 1 引渡し条件 現況渡し(見たままの状況での引渡し)なのか、不具合部、改修条件付か? 2 境界の確認 3 物件の物理的な瑕疵 雨漏りの有無・構造部の腐食・シロアリ被害・適切な基礎補強をしていない為の床の傾き 給排水関係の不具合 土壌汚染・アスベスト・地中埋設物の確認 ※国土交通省の見解では床の傾きの許容限度は3mmとなっています。 ※更地を買う場合、たまに地中に基礎がそのまま残されているケースがあります。 悪質な解体業者は費用を安く済ませる為に基礎をそのまま残してしまう場合がありますので要注意です。 4 物件の心理的な瑕疵 自殺者があった・霊が出る・殺人事件があったetc。 5 付帯設備(インターホン・照明器具・アンテナ・給湯機・エアコン・コンロ・食器洗い機 その他)の現況確認。設備の使用期間、及び不具合確認。 付帯設備表によるチェック。 6 経年劣化による不具合 クロスの亀裂、はがれ。 外壁のクラック・基礎のクラック(ヘアークラック程度)。 玄関土間・ポーチのタイルの欠け及び、ひび割れ。その他、水周り関係のタイルの不具合。 室内床の傷。床のきしみ。建具の建てつけ。網戸の破損。雨戸の不具合。 ※建物が古い場合、上記の5・6の事項は自然劣化により当然あって当たり前のことですが、 仲介業者の説明不足で取引完了後に買主が不具合を発見した場合、買主の不満、クレームとなります。 売主、買主、仲介業者共、不愉快な思いをしない為にも、取引前に上記事項は仲介業者が 十分説明の上、納得して取引することが大切です。売主も気になることは事前に全て仲介業者及び 買主に説明しておきましょうね。円滑な取引をする為に重要なことです。 7 物件周辺の嫌悪施設等 工場の騒音・振動、川の悪臭、特定施設よりの悪臭(養豚場)、道路・線路、高層建物で電波障害、 暴○団事務所、他、200m以内に存在する気になるものはオールチェック 8 相隣クレーム ●隣地からの日照・騒音 ●空き地のある場合はどのような建築物が建つ可能性があるのか 隣地の建て替え計画など、調査の可能な範囲で確認 ●水道配管・下水配管の隣地からの越境及び隣地への越境 ●隣地からの建物・付帯設備・付属物の越境及び隣地への建物・付帯設備・付属物越境 9 確認通知書写し及び検査済証の確認
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