歯科支援も 続いています - パレスチナ子どものキャンペーン

現場からの短信
[平和]
No.98
歯科支援も
続いています
CCPはレバノンの難民キ
ャンプに暮らすパレスチナ
人の歯科プロジェクトを支
援しています。20 年前から
幼稚園児に対する歯科健診と治療を実施した結果、
近年では幼稚園児のむし歯は半減しました。
そうなる
と最初からむし歯にならないように予防したいところ
で、幼稚園職員や母親向けの予防教育が になりま
研修も、
レバノン全土から15名にベイルートに集まっ
てもらい
「歯周病における最近のトピックス─細菌感
染・全身疾患─」
および「歯科疾患と社会資本」
につ
いてお話しました。
ベイルートではシリアから避難してきたパレスチナ
す。
日本の歯科保健は自治体の保健センターが中心と 人歯科医師の訪問指導に同行させてもらいました。
彼の試みは素晴らしく、
とにかく子どもが楽しみなが
なり、保育園や幼稚園での歯みがき習慣づくりや食
育、
むし歯予防は歯科衛生士が中心的に指導を行っ ら歯科保健について知り、結果的にむし歯にならな
ています。
そこで4回目になる今年のレバノン訪問には、 い食生活や、歯みがき習慣が身に着くことを目指して
いました。健康を保つ、
という当たり前のことさえでき
歯科医師と歯科衛生士が参加しました。
ない環境にありますが、物資やサービスの提供という
ベイルート、北部、南部でそれぞれ、幼稚園職員向
直接的な支援に限らず、教育という現地スタッフの支
けにワークショップを行いました。計 4回で約60名が
援力を高めるための支援も通じて、今後もレバノンで
参加して、
自分の唾液のPHを計測してみたり、咀嚼
暮らすパレスチナ人に貢献できることを探って行きた
力を判定してみたりしながら、食事や歯磨きとむし歯
の関係などを楽しく勉強しました。歯科スタッフへの いと思っています。
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