【2013版】.

女満別空港
東藻琴芝桜公園
メルヘンの丘
朝日ヶ丘公園
北海道大空町
まちの概要
大空町は、北海道網走地方中部、オホーツク海と阿寒・知床連山に挟まれた肥沃な田園
丘陵地帯に位置し、北見市、網走市、美幌町、小清水町、弟子屈町と接する人口7,933人(平成22年国
勢調査)のまちです。
東西に約27km、南北に約30km、総面積は約344㎢で、南には屈斜路湖を望む大パノラマが広がる標
高1,000mの藻琴山がそびえ、北は美しい水辺と豊富な水産資源に恵まれた網走湖に面しています。
また中央は広大な畑作地帯、西部の網走川沿岸の平地ではわが国で北限にある稲作地帯、南部は藻琴
山山麓の高原を中心に酪農地帯が広がっています。
気候はオホーツク海沿岸の典型的な気候で、夏は太平洋沿岸で、冬は日本海沿岸で雨や雪を降らせた後
の乾燥した季節風が吹き込むため、1年を通じて晴天に恵まれます。年間平均気温は約6℃、年間降水量
は750mm程度、日照時間は年間2,000時間を超え、全国有数の日照率を誇ります。降雪は10月下旬
から4月下旬にかけてみられ、市街地での積雪量は1m前後です。
産
業
◆総農家戸数:494戸(農家人口1,607人) ※2010農林業センサス
◆事業所数:362箇所(従業者数3,093人) ※事業所、企業統計
◆観光入込客数:833千人(平成23年度)
生活環境
◆町営住宅:23団地574戸 ◆簡易水道:普及率95.1% ◆下水道:普及率63.7%
◆医療関係施設:病院 民間1院、診療所 町立(指定管理) 1院
◆特別養護老人ホーム:2施設
教育・文化
◆保育園:2園 ◆幼稚園(町立):2園 ◆小学校:3校
◆高校:道立1校、町立1校
◆図書館:2館 研修会館等の社会教育施設あり
◆その他:野球場、テニスコート、体育館等の体育施設あり
交
◆中学校:2校
通
◆航空機:札幌(新千歳空港)線 6往復、東京(新東京国際空港)線 5往復、
名古屋(中部国際空港)線 1往復、大阪(関西国際空港)線 1往復(季節運航)
◆J
R:【特急列車】 札幌-網走間 4往復 【普通列車】 網走行き 10本、北見行き 9本
◆バ ス:【都市間バス】札幌-網走間 9往復、札幌-知床間 2往復
【路線バス】網走-美幌間 6往復、網走-東藻琴間 5往復
近隣都市
◆北見市:大空町から車で約40分
●人口約12万6千人 ●オホーツク圏における産業、経済の中心都市 ●大型商業施設が集積
◆網走市:大空町から車で約20分
●人口約4万1千人 ●北海道オホーツク総合振興局、北海道開発局網走開発建設部等の官庁機能が集積
【お問い合わせ先】 大空町役場 総務課企画グループ
〒099-2392 北海道網走郡大空町女満別西3条4丁目1番1号
TEL:0152-74-2111 FAX:0152-74-2191
E-mail:info@town.ozora.lg.jp
★大空町の支援施策
大空町では企業の皆さまの進出や設備投資を促進するため、町内に工場などを新設又は増設される企
業に対する支援制度を用意しています。
是非大空町への進出、さらには設備投資による事業規模の拡張についてご検討ください。
■大空町企業振興促進条例
大空町の活性化に資する企業の振興を促進するため、町内に事業所を新設又は増設する企業に対し助成措置
を行うことにより、町の産業の振興や雇用機会の創出を図ることを目的としています。
(対象施設:工場・宿泊施設・研修施設・試験研究施設・医療福祉施設・特定事業所・観光施設・新エネルギー電力
供給施設)
補助制度
交
付
要
件
補
助
額
交付期間(回数)
3年間
※地場産品を利用又は先端技術を利用
する工場で、新設又は増設のための
投資額が 3,000 万円以上の場合は
5年間
※新設のための投資額が5億円以上、
増設のための投資額が2億 5,000
万円以上の場合は5年間
※東日本大震災により工場等に被害を
受けた事業者の場合は5年間
事業所設置
補 助 金
新設のための投資額が 3,000 万
円以上又は増設のための投資額が
1,500 万円以上の場合
新設又は増設した当該事業所
を構成する固定資産に対して
課された固定資産税に相当す
る額
雇用促進
補 助 金
雇用者が次に掲げる要件を全て満
たす場合
・町内に住所を有すること
・雇用期間に定めがないこと
・雇用保険に加入していること
・年間の給与収入が 130 万円以
上であると見込まれること
新規雇用従業員の数に 20 万
円を乗じて得た額
※60 歳以上の常時雇用者に
ついては 10 万円上乗せ
※限度額は 1,000 万円
1回
借上補助金
(土地・建物)
新設又は増設する場合に雇用増が
5人以上ある場合
当該事業所を構成する土地及
び建物に係る年間賃借料の
100 分の 50 以内
3年間
投資額の 100 分の5以内
※限度額は 500 万円
1回
1年間の賃借料合計額の
100 分の 10 以内
※限度額は 50 万円
3年間
環境対策
補 助 金
借上補助金
(機械器具)
新設又は増設の際に太陽光、風力、
雪氷、バイオマスを利用して得ら
れるエネルギーを導入する場合
工場であって、新たに物の製造、
加工又は修理を行うための機械の
賃借料の1年間の合計額が 500
万円以上の場合
■大空町の固定資産税の課税免除に関する条例
対象業種
要
課税免除等の内容
件
固定資産税
家屋及び償却資産(設備)の取得価格 2,700 万円超
※町の産業の開発、振興に寄与し、かつ当該設備が公害を防止す
るための適切な措置が講じられていると認めるもの
製造業・旅館業・情報通信技術
利用業(過疎地域自立促進特別措置法)
指定集積業種【①地域資源関連
家屋及び構築物(設備)の取得価格 2 億円超
産業、②機械・金属関連産業、
※農林水産関連業種は 5,000 万円超
③情報関連産業】
(企業立地法)
課税免除
(3 年間)
課税免除
(3 年間)
■大空町企業振興のための従業員住宅助成金交付要綱
大空町内に自らの事業に従事させるため雇用する従業員住宅を建設又は賃借する事業者に対し、従業員住宅
の確保のために助成金を交付することにより、町の雇用環境の維持や産業の振興及び定住の促進を図ることを
目的としています。
助
成
対
象
従業員住宅を町内の土地に3戸以上新設した場合
町内において5戸以上の従業員住宅を賃借した場合
町内において 1 棟 5 戸以上の居室を有する寄宿舎を従業員
住宅として賃借した場合
助成金交付額及び期間
従業員住宅と土地に課せられた固定資産税相当額を3ヶ年
に限り、1年ごとに助成
従業員住宅の賃借料に対して、1戸当たり月額5千円を 36
月(3 年間)に限り助成(限度額 120 万円)
従業員住宅の賃借料に対して、1戸当たり月額5千円を 36
月(3 年間)に限り助成(限度額 120 万円)
【大空町への主な誘致企業】
①株式会社北海道畜産公社北見事業所(畜産食料品製造業)
②ボッシュ株式会社 女満別テクニカルセンター(自動車ブレーキ性能試験研究施設)
③株式会社プリンスホテル 女満別ゴルフコース(レクリエーション施設)
④株式会社オーエスライズ(食品製造工場)
⑤双日北海道与志本株式会社(木材・木材品製造業(製材業))
①株式会社北海道畜産公社北見事業所
④株式会社オーエスライズ
④株式会社オーエスライズ
⑦閉鎖事業所:精密機器製造工場
②ボッシュ株式会社女満別テクニカルセンター
③株式会社プリンスホテル 女満別ゴルフコース
⑤双日北海道与志本株式会社
③株式会社プリンスホテル 女満別ゴルフコース
⑥閉鎖事業所:冷凍食品製造工場
①株式会社北海道畜産公社北見事業所
⑤双日北海道与志本株式会社
⑧建築休止:試験研究施設
②ボッシュ株式会社女満別テクニカルセンター
【大空町内の空き事業所・閉鎖事業所】
大空町内には旧冷凍食品製造工場、精密機器製造工場の閉鎖事業所及び建築途中で中止となった建物等が
あります。これら空き事業所や閉鎖事業所の活用をご検討される場合はご相談ください。
※建築休止の建物は建築完了となっていないことから、使用する場合は建物の工事を完成させ、完了検査を受
ける必要があります。
⑥閉鎖事業所:冷凍食品製造工場
⑦閉鎖事業所:精密機器製造工場
⑧建築休止:試験研究施設
国の支援施策【企業立地促進法に基づく支援措置】
大空町では近隣の美幌町・津別町及び北海道と、企業立地促進法(企業立地の促進等による地域における産業集積
の形成及び活性化に関する法律)に基づき『地域産業活性化基本計画』を作成し、国の同意を得ました。
これにより、大空町内で集積業種※に属する工場等を新増設又は事業の高度化のための設備の取得等を行う場合、
事業者の方が特別償却や地方税(不動産取得税、固定資産税)の減免、低利融資などの支援措置を受けることができ
ます。
※大空町の集積業種
①地域資源関連産業・・・・・地元農林水産資源を活用した製造業等
②機械・金属関連産業・・・・精密機械器具製造業や電子部品製造業等
③情報関連産業・・・・・・・・・IT関連技術産業、ソフトウェア業等
《主な支援メニュー》
◆国税の優遇措置・・・・・・・・・・・企業立地促進法税制〔特別償却制度:建物8%、機械装置15%〕
機械装置:単価1千万円以上かつ3億円以上
(農林水産関連業種は単価5百万円以上かつ4千万円以上)
建 物 等:5億円以上(農林水産関連業種は単価5千万円以上)
(承認企業立地計画のみ)
◆地方税の優遇措置・・・・・・・・・不動産取得税の免除(道税)
土地・建物の合計取得金額:2億円超 (農林水産関連業種は5千万円超)
固定資産税の減免
(承認企業立地計画のみ)
◆低利融資制度・・・・・・・・・・・・・㈱日本政策金融公庫による低利融資
◆中小企業信用保険法特例・・・地域産業集積関連保証による保険限度額の引き上げ
《支援措置を受けるための手続きの流れ》
企業立地促進法による支援を受けようとする場合は、計画内容をまとめた「企業立地計画」又は「事業高度化計画」
※を作成し、その計画について、着工前までに知事の承認を得ることが必要です。
※「企業立地計画」・・・・・・集積区域内で集積業種の工場等を新増設(用途の変更を含む)する場合に提出
基本計画に定められた区域において、集積業種の工場等の新増設を行う場合は、計画内容をまとめた「企業立地計画」を
作成し、その計画について知事の承認を得ることが必要です。
★工場等の新増設とは
・新たに工場等の建物を取得(建設等により未供用の建物を取得)し、操業する場合をいいます。
・空き工場等の中古物件を取得し用途の変更を行う場合も、新増設とみなす場合があります。
・工場等を賃貸により使用する場合は、新増設とはなりません。
※「事業高度化計画」・・・・集積業種の事業高度化(生産性の向上)のための設備を取得する場合に提出
基本計画に定められた区域において、基本計画で定めた集積業種に属する事業の高度化(生産性の向上)のための設備
の取得等を行う場合は、計画内容をまとめた「事業高度化計画」を作成し、その計画について知事の承認を得ることが必要で
す。
★事業の高度化とは
・新製品開発及び生産、生産能力向上、 生産効率化等のための設備の取得等をいいます。
企業立地計画又は
事業高度化計画作成
知事への申請
※土地の取得又は工事
着工の15日前めど
知
事
の
承
認
土地取得
工事着工
機械導入
・税務署
手
続
き
・総合振興局
・大空町
・金融機関等
■不動産取得税の免除は、知事の承認後、設置の日までに指定申請を行うことが必要です。詳細は、総合振興局税務課・道税事
務所にお問い合わせください。
■特別償却の適用は、取得後の確定申告時に「特別償却の償却資産の計算に関する付表」を添付してください。詳細は税務署に
お問い合わせください。
※工事着工等とは:基礎工事に着手する日(例:杭打ちを開始した日)又は機械装置等の取得日のいずれか早い日をい
います。
北海道の支援施策【北海道産業振興条例に基づく支援措置】
北海道が実施している「北海道経済構造の転換を図るための企業立地の促進及び中小企業の競争力の強化に関す
る条例(通称 北海道産業振興条例)」に基づく支援内容は次のとおりです。(平成20年4月1日施行)
■北海道産業振興条例に基づく補助金[企業立地促進費補助金]
工場の新増設に対する助成 ※助成を受けるための要件があります。
業
種
助成額
●自動車関連製造業(自動車・同附属品製造業)
助成限度額
投資額の5~10%
35億円
投資額の5~10%
15億円
●基盤技術産業(対象業種に限る)
投資額の5~10%
3億円
●製造業(工業団地への立地に限る)
投資額の8%
3億円
●電気・電子機器製造業
●医薬品等製造業
投資額の4%
(特例:投資額の8%)
市町村が行う立地助成措置の対象となる
1 億円
雇用増1人当たり 50 万円
●製造業(対象地域に限る)
(雇用増が 6 人以上の場
5,000 万円
合、6 人目から支給)
製造業以外の施設の新設(一部増設含む)に対する助成
業
※助成を受けるための要件があります。
種
助成額
●ソフトウェア業
助成限度額
特定技術者 1 人当たり
100 万円(新設後 3 年間
における雇用増が対象)
1 億円
(新設後 3 年
間の累計)
●自然科学研究所
投資額の 10%
10 億円
●航空機整備関連事業
投資額の 10%
10 億円
投資額の 10%
10 億円
●国際物流関連事業
(対象地域に限る)
3 億円
●データセンター事業
(環境配慮型
投資額の 8%
(工業団地への立地に限る)
に認定した場
合は 5 億円)
市町村が行う立地助成措置の対象となる
投資額の 4%(特例:投資
●自然科学研究所
額の 8%)
●データセンター事業
雇用増 1 人当たり 50 万円
●コールセンター事業
(雇用増が 6 人以上の場
●情報処理・提供サービス業
合、6 人目から支給)
1 億円
5,000 万円
その他道税の課税免除
対象地区等
対象業種
要件
課税免除等の内容
事業税
過疎地域(大空町該当)
製造業・旅館業・情
設備の取得価格
課税免除
(過疎地域自立促進特別法)
報通信技術利用業
2,700 万円超
(3 年間)
不動産取得税
課税免除