テフロン硬質アルマイト皮膜評価(純水の接触角測定)

テフロン硬質アルマイト皮膜評価(純水の接触角測定)
【背景】
テフロン白アルマイト・テフロン硬質アルマイト等で素材の変化によっても撥水性に変化があるか確認を行う。
【結果】
テ
フ
ロ
ン
白
ア
ル
マ
イ
ト
テ
フ
ロ
ン
硬
質
ア
ル
マ
イ
ト
膜厚
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Avg.
10μm
69.6
71.9
76.3
76.4
76.0
76.5
77.2
74.8
78.6
77.5
75.5
21μm
94.2
94.2
92.7
99.8
85.7
90.3
82.4
87.7
84.9
83.5
89.5
8μm
117.7
118.2
115.7
114.1
114.9
112.3
112.2
113.6
112.9
114.0
114.6
16μm
116.0
115.9
116.3
118.8
116.2
116.2
116.3
116.1
120.1
117.7
117.0
10μm
80.9
88.1
88.4
88.1
83.8
80.5
82.5
90.7
84.8
81.4
84.9
17μm
87.6
88.0
83.5
86.1
85.4
85.8
82.6
83.1
84.6
83.9
85.1
10μm
118.4
115.6
117.9
115.2
114.8
113.1
113.3
116.7
117.2
117.3
116.0
20μm
123.4
121.5
118.4
123.4
123.8
123.6
124.1
122.6
124.8
123.8
122.9
A5052
A6061
A5052
A6061
【結論】
A6061の材質にテフロン硬質アルマイト処理加工したものが、接触角が120度を超える結果となった。撥水性の効果を出すのであれば材質を
6000系にしたほうが、A5000系よりも良好である。
2011©三和メッキ工業株式会社