交通死亡事故多発非常事態宣言滝川市において、平成 26年１月 22日から続いていた交通死亡事故ゼロの日は６月６日をもって 500日を達成しましたが、その同じ日に砂川市の国道 12号において飲酒したドライバーが運転する車両により一家５人が死傷するという重篤な交通死亡事故が発生しました。市内においても、それに先立つ４月 23日に発生した交通事故により被害者が数日後に死亡され、その後も６月 15日・ 26日、そして７月 18日と交通死亡事故が各所で続発し、合わせて４名の尊い命が失われました。特に高齢者や自転車による交差点付近での事故が多発しており、交通死亡事故に歯止めがかからない極めて憂慮すべき事態となっています。市内においてこれ以上交通事故による犠牲者を出さないために家庭、地域、職場等で市民一人ひとりが交通安全意識を高め、交通ルールを守る取組を徹底しなければなりません。この異常な事態を受け、滝川市では、交通の安全を確保し、尊い市民の命を交通事故から守るため、７月 30日から９月 30日までの間、「交通死亡事故多発非常事態」を宣言します。市民の皆様には、家庭や地域等において人命尊重を基本とし、交通事故の要因がドライバーや歩行者、自転車利用者の法令違反や交通ルールの軽視によるものであることを自覚し、市民総ぐるみによる「交通ルールの遵守」と「高齢者への思いやりのある交通行動」により、交通事故防止対策を積極的に推進されますようお願い申し上げます。平成 27年７月 30日滝川市交通安全運動推進協議会会長滝川市長前田康吉