電子メールシステムとサービスの利点・問題点

(情報処理演習)第 3 回講義レポート
(演習 2‐2) 電子メールシステムとサービスの利点・問題点
1、目的
電子メールシステムやそのサービスの利点・問題点を、他のコミュニケーションサービスと比
較し、利点・問題点を分析しあう。
2、考察
最も中心的なコミュニケーション方法の
メール
会話
と日本で代表的な
手紙
電話
について、
と比較してどのような利点・問題点があるか、それぞれ考察する。
≪会話 vs.メール≫
メールの利点(会話の問題点)
・(環境設備さえ整えば)国内だけでなく、全世界の人々とすぐに連絡がとれる。
・一斉に受信・送信ができる。
・受信したメールの内容は、ファイルで保存可能であり、その後印刷・編集もできる。
(つまり、写真や書類も簡単に送れる。)
・1 人の送信者が、複数のメールアドレスを持つことができる。
・時間を選ばない。受信者の時間を取らせない。(→受信者が時間外や忙しい人でも、
確実に情報を伝達できる。)
・履歴が残るため、トラブル回避につながる。
・言語の問題を解消しやすい。
会話の利点(メールの問題点)
・直接会っているため、(顔や声などから)伝えたい趣旨が確実に伝わる。
・相手の質問などに、すぐに応答できる。
・感情など意志や気持ちを伝えられ、強いインパクトを与えることができる。スキン
シップを図れる。
・通信料・通話料などが発生しない。(→無料である。)
・通信設備がいらない。(ただし、実際に相手に会いに行かなくてはならない。)
・ウィルスにかかる心配がない。
≪手紙 vs.メール≫
メールの利点(手紙の問題点)
・受信したメールの内容は、ファイルで保存可能であり、その後印刷・編集もできる。
(つまり、写真や書類も簡単に送れる。)この点において、手紙よりも簡単に送ること
ができる。
・既読のメールは、削除することができる。(→管理しやすい。)
・履歴が残るため、トラブル回避につながる。(手紙の場合、内容証明郵便を除く)
・相手の質問などに、すぐに応答できる。
手紙の利点(メールの問題点)
・絵手紙など、相手を
絵
と
文
で楽しませることができる。
・(旅行などで、現地から手紙を送ることによって、)思い出作りになる。
≪電話 vs.メール≫
メールの利点(電話の問題点)
・一斉に受信・送信ができる。
・受信したメールの内容は、ファイルで保存可能であり、その後印刷・編集もできる。
(つまり、写真や書類も簡単に送れる。)
・1 人の送信者が、複数のメールアドレスを持つことができる。
・時間を選ばない。受信者の時間を取らせない。(→受信者が時間外や忙しい人でも、
確実に情報を伝達できる。)
・絵文字がつけられる(→表現の幅が広がる。)
電話の利点(メールの問題点)
・感情など意志や気持ちを伝えられ、強いインパクトを与えることができる。スキン
シップを図れる。
・(声を聞けるので、)安心感がある。
・相手の質問などに、すぐに応答できる。
3、結論
会話
メール
と
電話
は、それぞれ
は、機能的には
メール
メール
と比べても一長一短である。しかし
手紙
と
の方が便利であることは間違いないようである。また、考
察により、下記(次ページ)のようにコミュニケーション方法を展開するのが最適ではないかと
考える。
Ⅰ: 旅行の思い出や絵手紙など、主に相手を楽しませる場合には
Ⅱ: 時間的に余裕がなく、相手の応答が欲しい場合には
電話
Ⅲ: 重要な内容で、話の趣旨や意味を間違いたくない場合には
Ⅳ: Ⅰ∼Ⅲ以外は基本的に
メール
手紙
会話
近年の情報科学技術の発展はめまぐるしい。その中で、この結論がいつまで最適であり続ける
のだろうか・・・
執筆:1 年 2 組 12 番
川名雄介
メンバー:1 年 2 組 3 番
飯島智也
4番
11 番
浜
大倫
加藤正人
2010 年 5 月 10 日
提出