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3)麻しん対策フローチャート
~麻しんに対する免疫を持つことの重要性について~
麻しんの罹患の
既往は確実ですか?
はい
1)麻しんは感染力が非常に強いです!
麻しんの免疫は
持っていると考えられます。
いいえ
①麻しんウィルスは感染力が非常に強く、空気感染のため同じ部屋
にいただけでも感染します。インフルエンザ(飛沫感染)よりも非常に
強い感染力があります。ウイルスを吸い込んだ人 9 割が発病!
②主症状は熱、咳、鼻水、発疹ですが重症化すると肺炎や脳炎を引
き起こし(約30%)数千人に1人程度の割合で死亡したり重い
麻痺が残ったりもします。
予防接種を2回
受けていますか?
はい
いいえ
はい
予防接種を1回は確実
に受けていますか?
③麻しんは乳幼児が罹る病気の
イメージがあるかもしれませ
んが、免疫がない成人やまたは、
免疫が低下している20~30代に
多いと言われています。
いいえ
今までに麻しんに罹ったことの
ない方や予防接種を 1 回も受け
ていない方は、予防接種を受け
ることをお勧めします。
以下のいずれかをお勧めします。
*2 回目の予防接種を受ける
*医療機関で麻しんに対する免疫
を調べ、不十分な場合に 2 回目
の予防接種を受ける
2)もしも感染すると・・・・
3)麻しんに特効薬はありません。
学校などの集団生活の場で発生すると、保健所、教育庁、学
校医と連携し、感染症拡大防止対策の措置がとられます。また、
患者の学校活動や交友関係の調査、全生徒・教職員の健康観察、
接触者の検査等が実施され、結核と同等の対応が行われます。
麻しんは空気感染なので、ただちに感染が拡大するため、発
生した時の影響が非常に大きく、社会に及ぼす影響が大です。
①予防接種で免疫をつけることが身を守る唯一の方法です。
・予防接種:医療機関に予約を入れて接種する(5,000~8,000 円程度)
・抗体検査:医療機関に予約を入れて検査する(2,000~3,000 円程度)
②従来の麻しんの予防接種時期について
任意接種の時期・・昭和 45 年~52 年 3 月
1 回接種の時期・・生まれが昭和 52 年 4 月~平成 2 年 3 月
2 回接種の時期・・生まれが平成 2 年 4 月以降