「下請債権保全支援事業」に係わる保証ファクタリングの取り扱い開始

平成 22 年 4 月 1 日
各 位
会 社 名
東京センチュリーリース株式会社
代表者名
代表取締役社長
浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先
広報IR 室長 正 円 雅 章
「下請債権保全支援事業」に係わる保証ファクタリングの取り扱い開始について
当社は、国土交通省により創設されました「下請債権保全支援事業」(以下「本事業」)に係わるファクタリン
グ事業者としての認定を受け、平成 22 年 4 月 1 日より本事業の取り扱いを開始しましたのでお知らせいたします。
記
1. スキーム概要
本事業は、下請建設企業または建設資材業者(以下「下請建設企業」)の経営・雇用の安定、連鎖倒産防止等を
図る目的で国土交通省により創設された制度です。
当社が元請建設企業向けの請負債権あるいは売掛金(以下「請負債権等」)を保証することにより、下請建設企
業は債権の保全を図ることができます。また、当社に対して支払う保証料の一部を国が助成するので、保証料の
負担が軽減されます。
一方、元請会社の倒産等により請負債権等の保証履行を行った際に生じる当社の損失については、当事業を管
理する建設業債権保全基金よりその損失の 95%が補填されるため、当社にとってはリスクを軽減しながら、ファ
クタリング事業の強化が図れます。
当社は、ソリューション型の総合ファイナンス・サービスカンパニーとして「売掛債権流動化」
・
「売上債権保証
サービス」
・
「イー・ギャランティ保証付手形買取コミットメントラインスキーム」等多様な商品やサービスを提供
しておりますが、今後もファイナンス商品ラインアップの充実を図ってまいります。
請負契約、資材販売
下請建設企業
保証契約
保証料
支払
元請建設企業
請負債権、売掛金
保証料の助成
保証料の2/3
(年率 4%上限)
保証
東京センチュリーリース
(ファクタリング事業者)
建設業債権保全基金
損失発生時に損失額の 95%を補填
2. 取り扱い期間
平成 22 年 4 月 1 日から平成 23 年 3 月 31 日までに保証開始した契約が対象
3. 今後の見通し(業績に与える影響)
本件が平成 23 年 3 月期の当社連結業績に与える影響は、軽微であります。
以上
本件に関する問い合わせは下記にお願いします。
ストラクチャード・ファイナンス第一部 03-5209-6740