Untitled - 日本ビジネス航空協会

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報告書目次
会長挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
３
視察ミッションの｢目的｣と｢まとめ｣・・・・・・・・・・・・・・・・・４
報告書（視察の概要）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
５
視察ミッション旅程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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参加者
2
会員各位
平成 19 年 10 月 11 日
日本ビジネス航空協会
会長
窪田
陽一
｢米国ビジネス航空視察ミッション｣を終えて
拝啓
天高く馬肥ゆる秋となり、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃、ＪＢＡＡの活動につき、ご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
また、この度は、ＪＢＡＡが初めて企画いたしました｢米国ビジネス航空視察ミッション｣
につきましては、米国における関係先のご紹介、ミッションへの役職員派遣などご協力い
ただき、厚くお礼申し上げます。
お蔭様で、大変、成功裡に終了することが出来ました。
参加人数は、当協会会員を主体に、官公庁、地方公共団体、新聞社などから参加をいた
だき総勢 23 名となりました。視察の詳細は、後述するとおりでございますが、視察内容に
つきましては、日頃、友好を深めて参りましたＮＢＡＡやＩＢＡＣを始め、セスナ社、エ
クリプス社、ユニバーサルエビエーション社、さらに米国商務省、二つの COUNTY
AIRPORT、そして米国を代表する二つの FBO のご協力を得ることが出来、大変充実した
ものとなりました。
尚、ＮＢＡＡの CONVENTION は第 60 回を迎え、約 100 機の実機展示、1,000 社を超え
るブース展示、そして来場者は、30,000 人を超える盛況であったと報告されております。
ミッション参加者は、日本のビジネス航空の発展のため、日頃努力を続けているＪＢＡＡ
会員が原則であるということで、特別な計らいをして下さったことと推察いたしておりま
すが、関係各位に対し、心より感謝しているところでございます。
勿論、我が国のビジネス航空の発展に対する期待の大きさを表すものでもあると思います。
その期待に応えるべくＪＢＡＡとして今後とも努力を続けてゆく所存でございますので、
引き続き皆様のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
尚、今回の視察ミッションの好評を受けて、来年以降も NBAA の CONVENSION に合わ
せて実施したいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
敬具
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視察ミッションの「目的」と「まとめ」
目的
企業の事業活動のグローバル化に伴い、ビジネスを行うツールとしてビジネス機の有用性
が認識され、米国を始めとしてカナダ、欧州、中南米、東南アジア、中近東に急速にそれ
が普及し始めています。
エクリプス 500 に代表される VLJ が、毎年 1,000 機単位で増え続け、いよいよ年内にエク
リプス 500 を使った AIR TAXI による商業フライトも開始され、将に新しい時代に突入し
ようとしています。
世界第二位の経済大国である日本が、蚊帳の外にいると言わざるを得ない状況にあります。
そこで、世界をリードしている米国の状況を視察し、観察し、少しでも日本のビジネス航
空の発展のため利用、応用できることを見つけ出し、現状の改善に役立てたい、SEEING
IS
BELIEVING との趣旨により以下の企画を行った。
① NBAA の 2007 年度 CONVENTION & EXIBITION (9 月 25 日～27 日
於アトランタ)
の見学
② アトランタ国際空港ではなく、近隣の GENERAL AVIATION に使用されている小規模
な空港を二つ見学し、運用の実態を調査する
③ FBO をいくつか見学する
④ エクリプス社長との懇談
⑤ UNIVERSAL AVIATION 社、CESSNA 社、ガルフストリーム社、ボーイング BBJ 社
など多数のプレゼンを受ける
⑥ FAA,USDOC との懇談
まとめ
① ＮＢＡＡの CONVENTION は第 60 回を迎え、約 100 機の実機展示、1,000 社を超える
ブース展示、そして来場者は、30,000 人を超える盛況であった。ＮＢＡＡは米国では
11,000 社が 16,000 機のビジネス機を使用していると報告。
② Atlanta 近郊の General Aviation の二つの空港視察は、大変参考になった。いずれも
County 所有で、着陸料は取らず、多くは Land Owner としての賃料の収入が Main で
あった。
③ Dekalb Peachtree Airport は、近郊の大きな G/A の空港として訪問。Gwinette County
Airport は比較的小さい空港として訪問したが、それでも駐機機体が 400 機以上で、日
本全体の G/A の数より多く規模の差を思い知らされた。
④ FBO についても米国の代表的なものを二箇所視察し、FBO の施設を見学し、仕事の範
囲（後述）の広さを実体験することが出来た。
⑤ 来年も第二回視察ミッションを派遣し、我が国の地方空港の皆様にご参加いただき、G/A
の Infrastructure の整備の参考にしていただきたいと考えている。
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米国ビジネス航空視察ミッションの概要（報告）
9 月 23 日（日）
各地より出発
9 月 24 日（月）
Dekalb
[1]
Peachtree 空港視察
Carl Remmel 空港長から説明を受ける
○アトランタ国際空港に次いで、ジョージア州で二番目に離発着が多い
○600～650/day
○County 所有の空港,760 エーカー
○1941 年に建設、NAVY 管轄、1959 年から民間へ移管
○27 名の職員で運営
○住宅が空港近辺まで建てられ、ノイズ問題が悩みの種である
空港長のレクチュア風景
[2] EPPS 社（FBO）見学、Pat Epps 社長から説明を受ける
○1965 年設立。
○ＦＢＯとして、「Charter & Aircraft Management」「Aircraft Sales」
「Maintenance」「Parts」「Avionics」など手広く手がけ
ている。ハンガー、 Avionics 工場も所有している。
[3] Cessna 社ハンガーパーティー参加
80 周年記念パーティが、EPPS 社のハンガーで盛大に開かれた。約 700 名の
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参加があった。
9 月 25 日（火）
[1] Opening session (8:30～10:00)参加
開会式において、ＮＢＡＡ会長エド・ボーレン、ジョージア州知事、DOT
長官らが挨拶。
DOT 長官メリー・ピータースは、問題となっていたユーザーフィーにつ
き、9 月 20 日に、ユーザーフィーに頼るよりは、フュアルＴＡＸによる
べきだとの法律が通ったが、まだどうなるか解らないと述べた。
[2] NBAA site 見学
1,000 社以上のブース展示が行われた。日本からは愛知県が展示した。
Static Display は、Fulton County Airport で開催され、約 100 機の実機
の展示がなされた。
ＶＬＪなどの目立つ屋外展示
Fulton County A/P
地元名士によるテープカット
愛知県の展示ブース
米国大メーカーのブース
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[3] NBAA 会長 ED Bolen , IBAC 事務総長 Don Spuruston 表敬訪問(於 Fulton 空港)
NBAA 会長 Ed Bolen と JBAA4 役、JCAB 総務課長補佐
[4] Universal 社パーティ参加
9 月 26 日（水）
[1] Eclipse 社、ラバン社長との懇談会
○エクリプス社ラバン社長は、「エクリプス 500 が VLJ という新しいカテゴ
リにおいて、価格、環境、信頼性について、従来のビジネスジエットから
の概念の変革”Proposition
Change”を実行した航空機である」、
「製造が、
一日一機ペースを目指す」と情熱を込めて語った。
○先週の金曜日（9 月 21 日）、Day Jet が初の有償旅客を運んだ。
[2] NBAA-JBAA 打ち合わせ
○2009 年 2 月に、日本で、第二回ビジネス航空フォーラムを開催したいとの
意向表明があり、JBAA に協力要請があった。
[3] 米国商務省との会議
○USDOC の MS. Haakensen より米国の GA についての概況説明がなされた。
○Colorado 州の担当官より、GA の州に与える経済的影響力についての説明
があった。79 空港が州にあり、GA は毎年 5％の成長を遂げている。
また、9 月 11 日の惨事の後、最初のフライトが、デンバーから NYC に飛
んだ。
[4] GALA Party 参加
9 月 27 日（木）
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[1] Universal 社ブースにて、社長より、会社の概要について説明を受けた。
[2] Gwinett Airport 見学―SMITH 空港長より説明を受けた
○ County 所有の空港で、ＧＡ中心の空港としては、州で 6 番目に離発
着の多い空港である。500 エーカー。職員は 5 名。
○
432 機駐機している。内 40 機が JET 機。駐機料$75/月。
○
収入$800,000
○
ＦＢＯは二社。
支出$600,000 着陸料は無料
Gwinette A/P で
[3] Landmark 社（FBO）見学―Tom Auten 所長より説明を受けた。
○
Down Town から僅か 30 分の所にあり、極めて便利。
○
提供する Services は、下記のとおり。（HP より引用）
Landmark FBO ハンガー前の参加者
[4] NBAA Chairman’s Dinner―JBAA 役員のみ参加
9 月 28 日（金）帰国
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FBO の業務の一例
[参考]
―LANDMARK 社の場合――
・ Professional Line Technicians
・Friendly and helpful CSR personnel
・ Jet A & Avgas (Shell Aviation)
・Volume discounts
・Aircraft sales/brokerage
・Aircraft Charters
・GPU
Lavatory cart
・ Ramp and tie-down parking
・Transient hangar(including G-IV class and size)
・ Fast turn arounds
・Executive Terminal and Passenger Lobby
・ Rental cars on site
Crew cars
・Limousine service
・ Pilot Lounge (quiet room)
TV room
・Flight planning w/WSI Flite Brief and Internet access
・ Conference room
・Catering
Coffee
Ice
・ Vending
・Restaurant on field
・ Hotels close by (we will make reservations for you)
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米国ビジネス航空
視察ミッション
旅程
９月２３日（日）
成田・中部・関西発
―
アトランタ着
NARITA
23SEP SUN 16:05 UA 838/Y
SAN FRANCISCO
（シャトル
バスにてホテルへ）
9H13
09:18
NAGOYA
23SEP SUN 15:45 UA 830/Y
SAN FRANCISCO
9H30
09:15
KANSAI
23SEP SUN 15:25 UA 886/Y
SAN FRANCISCO
9H46
09:11
入国、合流の後
SAN FRANCISCO
23SEP SUN 10:50 UA 064/Y
ATLANTA
4H49
18:39
ロビーにて JBAA 視察団として合流し、シャトルバスでホテルに
着後レストラン“Malone’s”にて JBAA ウェルカム・ディナーと自己紹介
（専用バスで移動 10:00-18:00 の間拘束）
９月２４日（月）
10:00
Hotel 出発
DeKalb
Peachtree
A/P へ
（Universal Aviation 社殿のご協力により）
10:30-11:30
A/P Director による空港説明と見学、Ｑ＆Ａ
11:30-12:30
FBO EPPS Aviation 社の見学とＱ＆Ａ
12:30-13:30
昼食
13:30-14:30
市内 Five Point 駅周辺で解散
空港内レストラン「Downwind」で各自
自由に市中を散策
バスは 18：00 まで自由に使えます。ご希望により
Downtown→Holiday Inn Airport North→Marriott Marquis Hotel を運航します
17：30 Atlanta
Marriott Marquis
18：00 Cessna 社
Hotel
Bus にて Hanger
Lobby に集合
Party へ
（Marriott Hotel 前より出発）
（日本エアロスペース社殿のご協力により）
20：30 Cessna 社
Bus にて Marriott
Hotel へ戻り解散
各自
９月２５日（火）
自由に宿泊 Hotel へ戻ります
（シャトル・バスで会場へ、帰路は自由に）
10
08：30 Hotel 出発
市内会場の NBAA
Show
Site へ
(NBAA Exhibits open10:00-18:00)
13：00 NBAA の Bus にて Fulton
County
15：00 NBAA Reception に参加
（Fulton A/P 内
16：30 NBAA の Bus にて
A/P へ移動
市内会場の NBAA
Static Display を見学
軽食があります）
Show Site へ戻る
事後自由行動
９月２６日（水）
08:30
（シャトル・バスで会場へ、帰路は自由に）
Hotel 出発
市内会場の NBAA
Show
Site へ
(NBAA Exhibits open10:00-18:00)
10:00～
Eclipse 社の Session に参加
（富士重工業殿のご協力により）
事後自由行動
９月２７日（木）
08:20
（専用バスで移動）
ホテル出発
市内会場の NBAA
Show
Site へ
(NBAA Exhibits open10:00-18:00)
09:00～10:30 Universal Aviation 社のセッション (3 sesson あります)
10:40
Gwinette County A/P へ移動
空港と FBO Landmark 社を見学
（Universal Aviation 社殿のご協力により）
13:30
A/P 発
Stone Mountain Park へ
希望者は
18:30
Stone Mountain Park を散策
（バスは 16:20 に解放します）
日本食レストラン“Nakato”にて JBAA のフェアウェル・ディナー
（地図/ＨＰ別添
役員１名以上が参加、）
事後自由行動
９月２８日（金）帰国
ATLANTA
アトランタ
－
成田・中部・関西
28SEP FRI 08:00 UA 351/Y
SAN FRANCISCO
10:20
SAN FRANCISCO
28SEP FRI 11:28 UA 837/Y
NARITA
29SEP SAT 14:10
（ホテルのバスで空港へ）
5H20
10H42
中部発着参加者は ATLANTA で解散別便に
ATLANTA
SAN FRANCISCO
28SEP FRI 07:24 UA285/Y
09:44
11
5H20
SAN FRANCISCO
NAGOYA
10:54 UA831/Y
11H16
29SEP SAT 14:10
関西発着の参加者は SFO で解散、別便に
SAN FRANCISCO
28SEP FRI 12:51 UA 885/Y
KANSAI
29SEP SAT 16:20
11H29
９月２９日（土）帰着
ご参考
＊
NBAA 会場入場料（＄180）は JBAA 会員につき無料です（本年度特別扱い）
＊
NBAA 入場バッジ、セスナ社のバッジは当日会場でお渡しします。
＊
地方空港の運営とＦＢＯを主体に見学します。
＊
アトランタのホテルは
＊
現地都合によりイベントに変更を生じることがあります。
＊
ご希望によりアトランタに残留後、個人で行動することに応じられます。
Holiday Inn, Airport North です
作成
12
事務局
柳井

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