日砿商事株式会社 通電グリース 「IF-20」、「DIN-30」 通電グリース「IF-20」及び「DIN-30」は、超電導微粉末の組み合わせにより通電性・潤滑性・対プラスチック性、及び対ゴム性に優れた 製品です。 通電グリースと他グリースの比較 鉱油系 一般Liグリース ち ょ う 度 25℃ 滴 点 ℃ 銅板腐食 100℃、24h ※ 体積抵抗率 KΩ ・㎝ 20℃ 接点グリースPS DIN-30 IF-20 №2 №1(325) №2(270) №3(240) 190以上 200以上 ← ← 合格 ← ← ← 4.0×109 4.0×106 0.35 0.15 黒色 ← 25℃ 1.9×103 120℃ 色 相 通電グリース 接点用 黄色~褐色系 灰褐色 ※ 体積抵抗率=電気伝導度 解説 一般的な潤滑グリースは絶縁性の高いものですが、接点グリースは接圧が掛かった状態(所謂グリースの薄膜状態)では電気が流れる仕組み になっております。 勿論、一般グリースでも膜厚が充分に薄ければ通電は可能ですが上表に記載された通り、決して通電性が良いとは言えません。 これらのグリースと比較して通電グリースの場合、グリースの膜厚に関わらず低い電気抵抗値を有しております。 従いまして、静電気防止効果(ノイズ防止)が必要な箇所やアース効果が必要な箇所に最適です。 外観上の欠点として通電グリースの場合、黒色を呈しておりますが、通電性(抵抗率が高いと発熱の恐れ)と潤滑性を考慮した場合の結果です。 非常に精製度の高い鉱油を使用しておりますので比較的低温性が良く、殆どのプラスチックに対して悪影響を与えません。
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