オーダーメイド型研修

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オーダーメイド（出前）研修
オーダーメイド（出前）型による指導員研修とは、各都道府県及び機構の職業能力開発施
設における研修受講機会の拡充と職業訓練実施上の課題等の解決に向けて、都道府県等から
の要請に基づき職業大と研修計画（研修カリキュラム、研修日程や研修会場等）を検討の上、
現地の職業能力開発施設等に職業大が赴いて行う研修です。
訓練現場における課題解決に、オーダーメイド（出前）型研修を活用してください。
（１）オーダーメイド（出前）研修のメリット
都道府県等の職業能力開発施設で研修を開催することで、
○ 研修の受講機会が拡充でき、研修経費を抑えることができます。
都道府県内、施設内の指導員等が一つ研修を受けることで、
○ 情報の共有化、知識・技能の一体化が図れます。
都道府県等の要請に基づき指導員研修を計画することで、
○ 職業訓練実施上の課題を解決するための知識・技能が習得できます。
○ 経験豊富で評判の高い講師の講義が受講できます。
（２）オーダーメイド（出前）型研修の実施要項
①受講対象者
オーダーメイド（出前）型研修の受講対象者は、次のいずれかの要件を満たしてい
る方です。
・職業訓練において訓練指導を担当している方若しくは担当しようとする方（認定職
業訓練施設の指導員等を含む）
・職業訓練指導員免許を取得している方
・訓練生の就職指導・支援を担当している方
・委託訓練実施機関の講師及び就職支援を担当している方等
②開催要件
オーダーメイド（出前）型研修の実施に当たっては、次のすべての要件を満たして
いることが必要です。
・研修受講者数は、概ね１５名以上
・研修期間は、１２時間（２日間）以上です。
・研修日程は、連続日を原則とします。
③研修会場の準備及び経費等
・研修会場、使用機器及び備品（プロジェクタ、パソコン等）については、都道府県
等にてご準備をお願いします。
・研修に係る経費は、全額職業大が負担（テキストや旅費等を除く。）しますので、
受講料は無料です。ただし、認定職業訓練施設や委託訓練実施機関等民間の方は、
受講料として実費分を負担（概ね６千円程度）していただきます。
（３）研修実施までの流れ
オーダーメイド型研修希望調査（前期は前年１２月、後期は９月頃実施）のご回答に
基づき、都道府県等と研修カリキュラム、研修日程や研修会場等を調整します。その後、
講師手配等の具体的事項を調整し、研修計画を作成します。研修実施に当たっての広報
及び受講者名簿の取りまとめ等の詳細につきましては、希望調査の際にご案内します。
なお、希望調査時以外も随時受付けていますので、オーダーメイド型研修の実施をご
検討の際はお問い合わせください。
（４）研修内容
都道府県等が必要とする職業能力開発業務に合わせて、ご要望に応じた研修内容を計
画いたします。研修内容をご検討の際には、職業訓練指導員研修マップ（オーダーメイ
ド型研修）を参考にしてください。
本要項の一般研修、技能・技術研修の地域ブロックで実施するコース及び訓練技法開
発研修は、オーダーメイド型研修で原則実施できます。新規のコースもご要望に応じて
検討させていただきますので、ご相談ください。
また、対象の研修コース及び話題の研修コース名は次のとおりです。詳細は研修カリ
キュラムを確認してください。
イ
対象のコース
本要項の①一般研修、②技能・技術研修の地域ブロックで実施するコース及び③訓
練技法開発研修
ロ
話題のコース
・全入学時代における効果的な募集活動
・職業能力開発関係者が押さえておきたい営業の基本テクニック
・精神疾患や発達障害と見られる訓練生の理解
・発達障がいの支援現場の現状と就労支援
・訓練説明会等において求職者の関心を集めるプレゼンテーションテクニック
・広報における人の集め方と魅力的なチラシの作り方
・指導員のためのコンプライアンスリーダーシップとアンガーマネージメント
・指導員のためのメンタルヘルスケアと組織的な危機（自殺・惨事）対応
・コミュニケーションスキルの指導法
・クレーム対応の仕方
・職業訓練指導員のための就職支援テクニック
・ジョブカードを活用した就職支援及び職業能力評価研修
・授業技術の見直しと向上
・危険予知とリスクアセスメント「職業訓練現場の危険を見破る眼」
※過去実施した研修の日程表やアンケート結果等が必要な場合はご相談ください。
（５）よくあるご質問
Ｑ１
オーダーメイド（出前）型研修は受講者数１５名以上でないと開催できませんか。
Ａ
オーダーメイド（出前）型研修の必要受講者数は、職業大の研修要項の規定に基
づき概ね１５名以上と定められています。
受講者の確保が困難な場合は、お気軽に研修課にご相談ください。なお、機構の
職業能力開発施設が計画した研修コースに都道府県の職員（受講料：無料）や民間
教育訓練機関等の講師等（受講料：有料）も受講することができます。
オーダーメイド（出前）型研修の開催を希望する都道府県と、研修計画（研修カ
リキュラム、研修日程や研修会場等）を検討の上、当該都道府県の受講者数が１５
名に満たないに場合は、職業大から近隣の都道府県や機構の能開施設に広報を実施
し、受講者を募集の上、研修コースを開催します。
実施に向けた手続方法等の詳細については、お問い合わせください。
Ｑ２
研修期間は１日に短縮できませんか？
Ａ
指導員研修は、職業能力開発促進法施行規則の規定により１２時間以上と定めら
れています。
なお、オーダーメイド（出前）型研修は、連続する２日間での開催を原則として
いますが、ご要望に応じて一定期間の間を開けて (例 :１週間又は１ヶ月（最大）等 )
の開催及び土日や夏・冬休み等の訓練休の弾力的開催も可能です。お気軽に研修課
にご相談ください。
Ｑ３
オーダーメイド（出前）型研修に委託訓練実施機関の講師等を参加させることは
できませんか?
Ａ
公共職業訓練の質の向上を目的として、委託訓練実施機関が抱える悩み等の解決
に向けて、都道府県と研修課が協議の上、課題解決に向けた委託訓練実施機関を対
象としたオーダーメイド (出前 )型研修を実施（受講料：有料）しています。
なお、実施形態は、都道府県の指導員との合同開催の外、委託訓練実施機関等単
独でも開催できます。
実施に向けた手続方法等の詳細については、お問い合わせください。
（６）お問い合せ
その他詳細については、職業大研修部研修課までお問い合わせください。

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