あおもり民医連245号(2013年5月)

2013年5月15日発行
【 8 面オールカラー】発行部数2,315部
第
245
号
発行元/青 森県民主医療機関連合会
所在地/〒030-0822 青森市中央三丁目10番2号
TEL. 017(723)4076 FAX. 017(773)5326
U R L http://aomin.jp/
e-mail info@aomin. jp
看 護 師
薬 剤 師
介護福祉士
診療放射線技師
言語聴覚士
作業療法士
理学療法士
臨床検査技師
社会福祉士
事 務
14 名
1名
3名
3名
2名
2名
2名
2名
1名
6名
計 36 名
2013 年度 青森保健生協
新入職員
36 名
2013 年度 津軽保健生協
新入職員
社会福祉法人
77 名
医 師
3名
助 産 師
2名
看 護 師
31 名
薬 剤 師
3名
理学療法士
4名
作業療法士
5名
言語聴覚士
2名
診療放射線技師
2名
臨床検査技師
2名
管理栄養士
1名
ソーシャルワーカー
3名
調 理 師
2名
介護福祉士
6名
事 務 員
11 名
計 77 名
11 名
虹 株式会社
事務
1名
准看護師
1名
介護福祉士
6名
精神保健衛生士(社会福祉士)1名
社会福祉士
2名
計 11 人
(2013 年4月から採用)
4
ファルマ 名
薬剤師
4名
(弘前調剤センター)
つじい ありあけ ち づる
有明 千鶴
出身地:埼玉県
たかし
辻井 崇
出身地:秋田県
出身 地:三重県
スマイルで
す。
のりきりま
つがる弁を
マスターします。
の
ク上
ラン
ワン
医を
修
研
す!
しま
目指
■新卒医師
︵研修医︶3人
とくたけ まさゆき
徳竹 雅之
よろしくお願いします!
しろと 高橋 世
か
な
こ
白戸 香奈子
出 身 地:北海道 前勤務先:勤医協中央病院
出 身 地:北海道
前勤務地:坂総合病院
身です。
にて
北海道出 医協中央病院 。
、勤
した
後
ま
業
い
卒
な
大学
を行
。
札幌医科 よび後期研修
お
なります
初期研修
な移籍と 頑張ります。
式
正
は
う
よ
今回
い
な
おかけし
ます。
ご迷惑を
お願いし
よろしく
next time...
第 35 回全国青年ジャンボリー in 長野
日時:2013 年 9 月 7 日(土)∼ 9 日(月)
会場:白樺リゾート池の平ホテル
んしょ
おいでな
卒業、
北海道生まれで、秋田大学
宮城の坂総合病院で
初期研修をしました。
に
縁あって弘前市に来ること
く
なりました。どうぞよろし
お願いいたします。
■既卒医師 2人
た か は し せ い
2013年度
新
医 入
師 職
紹
介
JB
東北青年
in 山形
天童温泉
3 /16 ∼ 17
ジャンボ
リー
ありがとさま
まつりんご
全国 JB 長野マスコット
交流企
こんにゃくん
大会☆
いてホイ
っちむ
画 ☆あ
東北 JB マスコット
東北各県か
ら 85 人の
岩手の仲間
青年職員が
集まりまし
た!
も一緒に バスの旅!
住吉:青年ジャンボリー(以下 JB)委員、健生病院
の住吉です。
鈴木:同じく、あおもり協立病院の鈴木です。
住吉:3月に開催された東北 JB ですが、東北 JB 実
行委員の鈴木さんに当日の様子をお話して
もらいましょうかね ??
鈴木:3月 16 日∼ 17 日に開催された東北 JB は、
東北の青年職員 85 名、青森から 14 名が参
加しました。JB 活動をテーマに各県の活動
報 告 を 聞 き、参 加 者 同 士 で JB 活 動 の ア イ
ディアをだしあってもらいました。参加者
の半数以上が3年目未満の若い職員で、非
常に活気ある交流をおこなうことができま
した!
対談
左:鈴木崇司
(東北 JB in 山形実行委員)
右:住吉明香
(全国 JB in 長野実行委員)
住吉さんは、9月に行われる全国 JBin 長野
の実行委員ですね。詳しく教えてください。
住吉:了解です!今回の全国 JB は自然豊かな長野
県で行われます。大自然の中で若いパワー
を発揮できるような企画をたくさん用意し
て待っています☆興味のあるかたはお近く
の JB 委員までお話してくださいね♪JB はい
つでも皆さんの参加を大歓迎します☆
2
−今こそ共同を広げよう−
TPPは農業も医療も、
国民生活全てを
アメリカに差し出す!
青森県農協中央会と青森県民医連との懇談
最初に、
TPPについて岡山時雄県
しない。
⑤経団連の圧力がマスコミを
意 見 交 換 が さ れ ま し た。医 療 面 で
農 協 中 央 会 会 長 と 伊 藤 真 弘 県 民 医 連 操 作 し て い る﹄の 5 点 が 問 題 だ と の
会 長 よ り、現 状 認 識 や 阻 止 に 向 け た
訴 え 来 た こ と、特 に﹃①国 民 が 中 身
ラ シ を 街 頭 で 配 り、被 害 の 大 き さ を
森 林 組 合 の 4 団 体 がTPP反 対 の チ
た。懇 談 で は 農 協・漁 連・生 協 連・
る の か。日 本 は 医 師 不 足 で、看 護・
医療は受けられるがない人はどうな
く る 恐 れ が あ る。お 金 が あ る 人 は、
が病院経営等の医療分野に参入して
れ る こ と に な る だ ろ う し、営 利 企 業
両 団 体 の 取 り 組 み が 紹 介 さ れ ま し も、こ れ が 通 れ ば 混 合 診 療 が 導 入 さ
農
を知らない。②マスコミは経団連
明らかになっていない。
④東京で大規 で 海 外 か ら の 参 入 が 考 え ら れ る。な
協と矮小化している。
③交渉の中身が 介 護 に つ い て も 安 い 労 働 力 と い う 事
vs
模なデモをやってもマスコミは報道 ど非常に大きな問題がある事につい
ても話が深まりました。
そして、
TPPはアメリカのいいな
りになることであり植民地となるよ
う な も の。国 会 議 員 はTPPに 反 対
であると有権者に公約して当選した
のだからそれを貫き通して力強く主
張 し な い と い け な い。農 業 だ け で な
く医療も含めた日本全体の問題なの
で7 月 の 参 議 院 選 挙 で はTPP推 進
勢 力 を 勝 た せ て は な ら な い、と い う
認識で一致しました。
最後に、横田祐介県連副会長より、
全日本民医連会長が全国の加盟事業
所 に 発 信 し たTPP阻 止 に 向 け た 声
明文などを渡して民医連として運動
に取り組む決意を伝えました。
岡 山 時 雄 農 協 会 長 か ら﹁TPPに
反対する大規模な決起集会を開催す
る 予 定 で す。生 協 さ ん な ど 多 く の 団
体 に も 声 を か け て い ま す。青 森 県 民
医連にも是非とも参加いただきたいと
思 い ま す、運 動 を 大 き く や り ま し ょ
3
う。
﹂とのお話をいただきました。
︵青森県民医連事務局/佐藤武則︶
伊藤県連会長あいさつ
講師の大竹進先生
まさに
『金の切れ目が命の切れ目』
です」
と挨拶をしました。
大竹先生からは「TPP は何でもお金儲けの対象にしてし
まう、アメリカの企業ルールを押し付けられるということ。
医療も金儲けの対象になり、株式会社などが病院経営に乗
り出してくる。また、混合診療が全面解禁されるだろう。
そうなれば今の健康保険でまかなえる医療が限られてくる
ようになる。その結果、『誰でも保険証一枚で安心して病
院にかかれる』国民皆保険制度が崩れていき、地域住民の
ための医療もないがしろにされる」等のお話がされました。
会場には立ち見が出るほどのたくさんの市民が訪れ、
TPP への関心の高さを伺わせました。なし崩し的に加盟に
向けた動きが進む中、医療や農業だけでなく国民生活の
あらゆる分野を破壊する『TPP 反対 !!』の大きな輪を広げ
ていきましょう。 (青森民医連事務局/山崎潤平)
4/13( 土 ) アピオ青森で、TPP 反対阻止青森県実行委員
会主催による「TPPと医療」と題し、大竹進県保険医協会
会長を講師に迎えた学習会が開催されました。
講演に先立ち伊藤県連会長から「TPP に加盟してしまえ
ば、経済格差による医療・健康格差が拡がっていきます。
県農協中央会 岡山時雄会長
4/2
(火)
、県農協会館で青森県農業協同組合中央会の岡山時雄会長、
相坂睦秀副会長と青森民医連の伊藤真弘会長、横田祐介副会長との懇談
を行うことが出来ました。
知ってびっくりTPP!
『金の切れ目が命の切れ目』 「TPP と医療」青森市民学習
会
全日本教育活動指針学習会
る こ と、幹 部 も 含 め た 責 任 体 制
のなかで職場管理者に求められ
る﹁職 場 教 育︵職 場 づ く り︶﹂が
いよいよ重要になっており、指
めて取り組まなければならない
針の中で改めて位置づけたこと
四月十三日︵土︶午後、﹁アピ
オあおもり﹂で県民医連教育委
と強調されました。今後の青森
が 紹 介 さ れ、ま た 民 医 連 全 体 の
員会主催﹃全日本教育活動指針
民医連の将来を占う大切な学習
中で教育の位置づけを格段に高
学習会﹄が職場管理者及び主任
医療現場をモデルにしてグループ演習を行いました
会でした。
●テーマセッション:感染管理、暴言暴力、事例分析、警鐘
事例から学ぶもの、の4つのセッションからなり、北里大
学・和田耕治氏の講演では、暴言・暴力(患者トラブル)に
ついては、まず実態を知り予防に努めること。職員を守るこ
と。掲 示 物 等 で 患
者・家族にお知らせ
すること。苦情トラ
ブル報告書を活用し
対策・マニュアル作
成につなげていく必
要を感じました。
(あおもり協立病院
医療安全管理者
/本間恵理香)
以上の役職者を対象に百七十名
●国立保健医療科学院・種田憲一郎氏によりチーム STEEPS
に用いられる 15 個のツールを用いて、医療現場をモデルに
したグループ演習を行いました。
チームのパフォーマンスを向上させ、患者のアウトカム
(目標とする治療効果)を最適化すること、そのために必須
である患者の安全を最優先に考える「安全文化」を醸成する
事を目指すものです。
の参加で開催されまし た 。
●全日本民医連理事・根岸氏より問題提起がされ、今までの
医療安全推進活動の中で医療事故は組織事故であり個人を非
難する事は再発防止には役立たないこと、「人は誰でも間違
える」事を前提とし、再発防止策としては個人の注意喚起よ
りシステムとして対応した方が良い結果が得られることが共
通の理解となりました。
しかし一方で、再発・反復する事故、職場・患者とのコ
ミュニケーション不全、積極的に関わらない無関心層、リ
ピーターの存在等、従来の手法では対処が困難になってきて
いるものもあります。ルールが尊守されるかどうかは、個人
の資質よりもその組織の「安全文化」が重要です。安全文化
が組織に根付くためにも、今後はコミュニケーションをはじ
めとしたノンテクニカルスキルが必要になってきます。
︵青森県民医連 教育委員長
/津川文彦︶
2013 年 3 月 23 日∼ 24 日、第 6 回全日本民医連医療安全
交流集会が行なわれました。
全日本民医連の窪倉みさ江副
会長から﹃育ちあいの職場づく
医療安全学習会に参加して
りと管理者の役割﹄という講演
が行われ、参加者からは﹁豊富
な全国的事例から職場づくりの
ヒントを頂いた﹂などという感
想 や﹃講 演 中 三 回 も 涙 し た﹄と
い う 管 理 者 も 現 れ、学 び あ り 感
動 あ り の 学 習 会 と な り ま し た。
憲法と綱領の立場に立って社会
貢献の出来る人を育てようと頑
張っているが不十分であるとい
う 現 状 認 識 を 示 し た 上 で、﹃職
場教育︵職場づくり︶﹄を民医連
組織の存亡を賭けた取り組みと
して位置付け﹁事業は残っても
民医連は残らなかった﹂と言う
事態があり得ることを肝に銘じ
会場からも多くの質問が出されました
講師の窪倉全日本副会長
ケアマネジャー・サービス提供責任者研修交流会
民医連の介護・福祉理念を深めるために
三月十六日(土)アピオ青森にケアマ
ネージャーと訪問介護サービス提供責
任者(以下サ責)総勢八十二名が集い、
学習・交流しました。
高齢福祉委員会主催の研修交流です
が、例年と異なった事が二つあります。
一つは開催が年度末にずれ込んだ事、
もう一つは「サ責の交流の場がない。
」
との声に応え、参加対象をケアマネだ
けでなくサ責に拡大したことです。
「民
講師の山形虹の会
医連の介護・福祉理念を深めるために」 老健施設長・井田智氏
と題した講演は、全日本民医連 介護
福祉部部員を務める、山形虹の会老健施設長の井田智氏に依
頼、軽妙な語りと笑顔あふれる映像は参加者を介護(看護)に
就いた初心に返らせ、日々の仕事をもう一歩前進させようと
喚起させる内容でした。
四法人からの事例報告は困難事例、給付制限、有料老人
ホームでの訪問介護、独居認知症利用者に関するものでした。
美味しい昼食後は、8グループ(サ責3、ケアマネ5G)の分
散会で、交流・共感の熱気が沸き、次回もサ責参加希望の声
が聞こえてきています。
(津軽保健生活協同組合 福祉部長/藤田せい子)
グループワークの様子
4
00人参加!
暴風雪の悪天候・13
燃「3.11」
核
・
発
原
ら
な
う
よ
さ
2013
催!
青森県集会を開
3.11
街をデモ
青森県集会
東日本大震災による東京電力福島
第一原子力発電所の事故が発生して
八戸集会
東日本震災から二年を迎えた三月十日、
﹁全 国 一 斉 行 動・ 八 戸﹂が 中 心 街 の 八 戸
は い ら な い﹂
﹁青 森 県 民 の 命 を 守
島 の よ う に し て は い け な い﹂
﹁核 燃
た、私たちの生まれ故郷、青森を福
発事故では多くの方が故郷を失っ
集会には、弘前市出身のルポライ
タ ー・鎌 田 慧 さ ん が 駆 け 付 け、
﹁原
ドを持参し集会を盛り上げました。
戸 を 含 む︶が 参 加 し 各 々 の プ ラ カ ー
年の三百四十名を上回る四百九名
︵八
天候にも関わらず、青森民医連も昨
集まりました。当日は、暴風雪の悪
の主催で千三百人が青森駅前公園に
原発・核燃、あおもりネットワーク
に尽きると実感しました。集会後の街頭行
発ゼロの運動の輪を大きく広げていくこと
福島の被害を二度と繰り返さない為に、原
告を聞いて、今、私たちに唯一できることは、
て専門的に説明して頂きました。両氏の報
での危険性について、活断層の図解を使っ
告されました。また、科学者会議青森支部
うみねこ合唱団の苫米地氏からは被災地
の現状と今後の課題、国への要望などが報
が熱気に包まれました。
中、各団体から百六十余りが参加し、場内
げ た 集 会 に は、み ぞ れ 混 じ り の 悪 天 候 の
れました。震災からの復興と原発ゼロを掲
ポータルミュージアムはっちを会場に行わ
れ﹂と声を張り上げました。
の声を道行く市民大きく訴えました。
進では、
﹁元気で安全に暮らせる故郷を!﹂
八戸分会の松山氏からは東通原発の立地面
デモ行進後の県庁包囲行動では参
加者が手と手をつなぎ﹁人間の鎖﹂
︵ 生協訪問看護ステーション虹/蔵谷ゆり子︶
二年目を迎える三月十日。なくそう
IN
を完成させシュプレヒコールを響か
せました。
福島では、今なお放射能汚染との
闘いが続いています。瓦礫が山積み
にされ、汚染された土は庭に積み上
げられたままです。青森県に住む私
たちは、福島で起きている事実を、
自分のこととして考える必要があり
ます。そして、子供たちの未来のた
め に、脱 原 発・核 燃 廃 止 と エ ネ ル
共同組織委員会 に
6
l.1
vo
ギー政策の転換を求め、全国の仲間
と 手 を 携 え て、闘 い 続 け て い き ま
しょう。
︵青森県民医連 事務局/舛甚清仁︶
「全国いっせい行動 in 八戸」はっち∼市中行進
掲げて
青森駅前広場集会
ードを皆で
囲みました
No Nuke
s のプラカ
間の鎖」で
県庁を「人
共同組織委員会は月に1度、第4金曜日にテレビ
会議で会議を 開催しており、各法人の組織活動を中心とし
て情報の共有につとめています。現在ではBSCについて学
習をしており、県連全体での動きが可視化できるように議論
共同組織委員会
を進めています。
また今年度からは「いつでも元気」に毎月
このコ ーナー はリレ ー方式 でつな げてい きます 。
記事を送る取り組みを始めました。各法人で
取り組んでいる組織活動や運動の情報を少し
次回は・・・医師委員会
でも多く発信していきたいと思います!
共同組織委員会事務局 小田切 郁
5
行進
駅前商店
吹雪の
中で
今回は…
4月1日 青森民医連救急総合診療センター設立
青森県 の医療 の質 の向上 と
後継者養成 をめざして
三 月 三 十 日 に 弘 前 市 の 土 手 町 コ ミ ュ ニ テ ィ ー パ ー ク
に て、﹁青 森 民 医 連 救 急 総 合 診 療 セ ン タ ー 設 立 記 念 式
典﹂が開催されました。県内の病医院及び東北エリアの
民 医 連 院 所 等 か ら、医 師・医 学 生・薬 剤 師・コ メ デ ィ
カ ル 五 十 六 名 が 出 席 し ま し た。記 念 講 演 に 日 本 プ ラ イ
マ リ・ケ ア 連 合 学 会 丸 山 泉 理 事 長 を お 招 き し、セ ン
ター設立の意義を学び深め、交流しました。
青森民医連救急総合診療センターは、青森県内の家庭
医療、総合診療、救急診療、集中治療での診療の質の向
上と後継者養成を行い、他の医療・福祉機関とも連携し
ます !
よろ しく お願 いし
ながら地域の健康を高めるために力を尽くすことを目
的 に 設 立 さ れ、診 療・教 育・研 究・地 域 連 携 の 四 つ の
役割を果たしていきます。二〇一七年度から﹁総合診療
専門医﹂が十九番目の基本領域の専門医として位置付け
ら れ る 方 針 が 決 定 さ れ ま し た が、民 医 連 医 療 の 強 み で
青森からは学生十二名、職員あわせ十九名が参加し
ました。
元宜野湾市長・伊波洋一さんの講演に始まり、ガマ
を見学し元ひめゆり学徒隊の方のお話を聞いたり、辺
野古キャンプシュワブ、嘉手納基地そばの安保の見え
る丘の見学等、様々な体験をすることが出来ました。
ガマ︵沖縄各地にある自然洞窟。沖縄戦では病院等
として利用された︶見学では暗闇の悪路のなか足を取
られながら奥まで進み、傷病兵を運び入れる過酷さを
体験しました。元衛生兵の方の﹁命令によって仲間に
自決を強要した﹂というお話は大変重いものでした。
フィールドワークの間、現地ガイド山内さんの﹁現
在の日本が﹃戦前﹄か﹃戦後﹄なのか改めて考え直さな
け れ ば い け ませ ん。今 も沖縄 は明ら かに﹃戦 時中﹄で
はないでしょうか﹂という問いかけが印象に残りました。
沖縄民医連・新垣会長の講演では、沖縄民医連の歴
史、特に反基地のたたかいや歴史教科書問題に触れ、
民医連として基地問題に取り組んできた
お話をしていただきました。
今 回 の 合 同 合 宿 で 様 々 な 感 想 を 医 学 生
は 持 っ た よ う で し た が、皆 に 共 通 し た 思
い は﹁こ の 合 宿 だ け で 終 わ っ て し ま っ て
はいけない﹂とい
うものでした。
︵青森民医連
弘前事務所
/高森牧子︶
「平和問題」学習状況の各県からの報告会
県 連事務局 人 事 往 来
合宿参加者一同
(県連弘前事務所に配属)
ある﹁チーム医療﹂を活かし、民医連らしい総合医・家
庭 医 の 養 成 を 進 め る 上 で、救 急 総 合 診 療 セ ン タ ー の 戦
略的な位置付けは益々重要となります。
岩舘 友佑
ゆうすけ
いわだて
セ ン タ ー 長 の 竹 内 一 仁 医 師 を 中 心 に、
舛甚 清 仁
速人
太 田 正 文 医 師︵救 急 部 門ER︶
、鳥 谷 部 陽
一郎医師︵救急部門集中治療︶
、坂戸慶一
介医師︵総合診療部門・病院総合︶の五名
が 担 当 し、事 務 局 機 能 を 健 生 病 院 内 に 置
く と と も に、県 連 機 能 と し て 県 連 内 の す
(県連弘前事務所に異動)
( 県連 青森事務所に配置 )
外
べてのフィールドを研修資源として活用
し運営していきます。
︵青森民医連弘前事務所/宮沢 守︶
地
・フェンス先には海兵隊基
辺野古キャンプシュワブ・
きよひと
ますじん
はや と
と のさき
郎 医 師︵総 合 診 療 部 門・家 庭 医︶
、平 塚 祐
センター設立を祝して乾杯
▲日本プライマリケア連合会・丸山理事長による記念講演
▲竹内センター長による説明
in 沖縄
ガマ、ひめゆり、米軍基地…沖縄の現在 北海道・東北地協 医学生合同合宿 20133/7∼10
6
を 紹 介し
」
★
師
護
看
ッと認定
ラ
キ
青 森 民 医 連 の「
あおもり協立病院・緩和ケア 認定看護師
ま す!
柴 田 麻由子 さん
資格は事業所・職場でどのように生かされていますか?
● 他 部 署 から患 者 様 やご 家 族 の 苦 痛 緩 和 等を相 談されることが 増え、 所 属 部 署以外 に介 入し活 動 の 場を問わず、
様々な 経 験を重 ねることで少しずつですが次へ の 実 践 へとつ な がっています。
自分自身の変化は?
● 緩 和ケアは 理 解され にくい 分 野で す が 、 患 者 様 やご 家 族との 出 会 い が 増えるごとに 緩 和ケアの 重 要 性を改 め
て感じることと、その一つ一つの出会いが私自身を成 長させていると実 感しています。
これから資格を目指す看護職員にエールをお願いします。
元青森民医連副会長
み うら あきら 三浦 昭さん
37 年間私を支えて頂きましたこと心より御礼申し上げ
ます。
私は、1975 年に入職して以来青森県民医連の事業と
運動に関われたことを誇りに感じ第一線を退きます。
入職時は、中部病院が開設し、健生病院完成後 6 年目、
藤代健生病院が翌年開設するという時期でした。今、
「健生リニューアル」を目前に控え新しい人生を歩むの
かと非常に考え深い思いです。是非これからも二千人を
超える青森県連の皆さんの力で、より一層青森民医連が
発展することを願っています。本当に長い間、お世話に
なりました。
︱ 3・1ビキニデーに参加して ︱
7
日本原水協全国集会に参加させても
6/25(木) 県 連 中 期研修
らい、高校生や大学生、主婦など普段
6/6(木) 常 任 理 事会
6/21(金) 常 任 理 事会
なら意見交換できない方々と話し合う
5/31(金) 県 連 理 事会
全 国 医 療研究集会 in 青森
ことができ、人それぞれ、性別や住ん
はもちろんのこと、色々な方々の意見
5/26(日) 県 連 介 護福祉士研修交流会
6/14(金)
ビキニデーに青森県連から参加した3人
!
た
し
で
様
れ
疲
お
5/25(土) 県 連 医 師総会
∼16(日)
でいる地域、職種により感じ方や考え
方が違うのだなと感じました。普段は
5/24(金) 常 任 理 事会
を聞くことができました。四度も被曝
原発なくそう!核燃いらない!
あ お も り金曜日行動(駅前)
した日本だからこそ、ビキニ事件につ
毎週金曜日
仕事柄、医療職の人と話すことが多い
今後のSCHEDULE
ため、分科会のグループワークでは、
な
いて知っておく必要があり、知ってし
主
自分とは異なった視点から核や原発、
>> 医師 医 学 対 関 係
まった以上は子供達の未来を守る意味
>> 青森保健セントラルキッチン事業について
被曝についての意見や話を聞くことが
>> 健生 病 院 新 築 移 転 構想について
でも多くの方々に伝えていく義務があ
>> 社保 ・ 平 和 関 係 に ついて
で き た の で、新 た な 発 見 が あ り ま し
>> 各種 署 名 に つ い て
るのではないかと感じました。
>> 各種 県 連 研 修 会 の 開催について
た。核 兵 器 反 対 や 原 発 反 対 と 思 っ て
>> 全日 本 理 事 会 報 告
︵健生病院 放射線科/濱田圭登︶
第12 回理事会報告
も、いざ行動に移すとなると、時間と
労力が必要になり、行動を起こすのは
簡単ではないという意見があがり、私
も行動に移すということはとても大変
なことだと思いますので、まずは署名
活動に参加することが行動への第一歩
だと思いました。
今回、3・1ビキニデーに参加して
みて、これから先は核兵器による被曝
は絶対にあってはならないと感じまし
た。また、集会に参加させてもらった
ことで、ビキニ事件について知ること
4月
核のない
未来を
目指して
●自分 が 関 心と興 味 のあることに 向 かって極 め た いと思うことは すごく素 敵 なことだと思 います。 最 初 は 勇 気 が
必 要 だと思 いますが、まず は、自分自身に正 直 に前 向きに歩 いていきましょう!もっともっと、素 敵 なことに出 会
えると思 います。
民医連新聞 第 245 号 発行日 2013.5.15 発行部数 2,315 枚 AOMORI MIN-IREN
vol.
15
私の3つ星
Restaurant
name
ゆう な
優 菜 ちゃん
age 4 歳
そば処 もみじ亭(弘前市)
今 回 私 が 紹 介 する お 店 は 弘 前 大 学 裏 手 の 住 宅
街 に ある「 そ ば 処 もみじ 亭 」さんで す。ご 自 宅 を
利 用した 店 内で、な んといっても中 庭 の 眺 め は す ばらしいで す。
私 の オススメは 天 ざるそ ば( 1 2 0 0 円 )で 、季 節 によって旬 の 山
菜 だったり、きのこ、嶽 きみ の 天 ぷらが 出てくるので、そ れも楽
しみ の 一 つとなっています。そ の 山 菜 や きのこもご 主 人 自ら山
で 採ってきた 新 鮮 なもので、そ ば つ ゆも無 添 加という所 がうれ
しいで す。季 節 限 定でカレ ーそ ば 、夏 に は ヘ ルシー な ぶっか け
そばも人 気で す。お か みさん 手 作りの 炊き込 みご 飯も絶 品で す。
是 非 み なさん行ってみてください。
4月で4才になった我が家のめご娘です。
すっかりお 姉さんっぽくなり、毎日明るく
時にはひょうきんな事をして笑わせてくれ
ます。
最 近 は お 茶 碗を拭 い たり、洗 濯 物を干し
たりたたんだりを手伝ってくれます。
健生介護センター虹 給食課 三上ふみえ
お友達や周りの人の世話を進んでやる子なので、将来はママ
と同じ看護師かな! いつまでも明るく優しい優菜でいてね。
中部クリニック・看護師 小田桐良子
の
eco
り
回
の
身
の声
〈読者
1
【そば処 もみじ亭】そば屋
弘前市文京町4-5
営業時間→ 11:00∼2:30 5:00∼8:00
☎ 0172-33-7336 定休日→木曜日
ため自転 車通 勤 をしています。
「エコ 」というよりは運 動不 足解 消の
どころかふくらはぎに筋 肉が つ
春で4シーズンになります が、 体重 は減る
炭素 の排 出減 にはなっていますが )
いて、 いか がなものか 、と。(二 酸化
ました 。ゴミは減ってカロ チン摂
根 菜の 人 参の 皮 を剥くことを 止め
た効 果まで は現 れておりません。)
といっ
、
取量 のUP(お 肌の 艶がよくなる
用し、 お湯 が冷 めな いようになって
そしてボイラー はりんごの 薪を使
います。
より 〉
TV はオフタイマ ーセットで「 なが
ら」でつ いているのを
シャッ
トアウト。
→ ご ま 油と醤
ビー ル の
い きん ぴらにして
大 根 の 皮・人 参
Shop
Data
の皮
油と唐 辛 子 で 辛
お 供 にしてます。
ゴミ箱 にはビニ ール 袋を かけ
るの では なく、新 聞で
折った袋
(水 分も吸ってくれるし分
別しなくてもそのままゴミ
へ出 せる)
炊 飯 器 の保 温は 使用 せず、炊
きたてを 冷凍してレン
ジで チン
することで節 電!
少しずつです が無 理せ
ず簡 単で 長続 きするこ
とをしています。
に
き → だしパックの 袋
しい た けの 石 づ
て
っ
使
て
とし
し
きうどん の だ
入 れて、 な べ 焼
く
か
細
は
又
。
い だし が 出 る
ま す。とても 良
れてます。
して肉 団 子 に い
全日本民医連創立 周年記念事業
手 記&写 真の募 集 が 始まりました。皆さん応 募しましょう
・手 記「私と民 医 連」 2 , 5 0 0 字以内
・写 真「民 医 連で、働く職員」─さまざまな 現 場で、働きな がら輝く職員の姿─
表 彰・賞 金
最 優 秀 賞 5 万円(各 1 人)、優 秀 賞 3 万円(各 2 人)、佳 作(各 10人)
募 集 〆 切:6 / 3 0(日)
応 募 先:全日本 民 医 連 6 0 周 年 記 念 事 業 実 行 委員会 事 務 局
※その他、海外視察(デンマーク、キューバ、韓国)や民医連遺産登録、全国ピーチャリ、ピースマラソン等 多
彩な取組が行われる予定です。詳しくは全日本民医連ホームページを参照ください。