2015.7.1 2015.7.1 ~肌がはじめて出逢う、新次元の化粧水。~ 『コスメデコルテ』からリポソームの化粧水を発売 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、高付加価値ブランド『コスメデ コルテ』から、ハリ感と透明感のある素肌に導く化粧水「リポソーム トリートメント リキッド」を 9 月 16 日より全 国の百貨店や化粧品専門店で販売します。 2015 年 9 月 16 日発売 新商品 コスメデコルテ リポソーム トリートメント リキッド 170 mL 10,000 円(税抜) 「リポソーム」とは、生体内類似成分である「リン脂質」を用いた多重層構造の微細なカプセルのことで、肌に 塗布すると内包した美容成分を放出し、優れたスキンケア効果を発揮します。当社の最高級ブランド『コスメ デコルテ』は、この「リポソーム」技術を研究の核として、高付加価値の製品を多数生み出してきました。1992 年発売の美容液「モイスチュア リポソーム」はその象徴的商品であり、長年多くの方に愛され続けています。 このたび当社が独自に開発した、 「リポソーム トリートメント リキッド」は、多重層構造の「リポソーム」を安 定に分散した化粧水です。従来のリポソーム剤型に配合している「リン脂質」に加え、新たに 2 種の「アクティ ベイティングリン脂質※1」を組み合わせた新型リポソームを開発しました。リポソームの膜の構造をコントロール することで、液状での安定化に成功しました。肌へのなじみがよく、使用後の潤い感と透明感に優れ、どんな 乳液とも相性良く組み合わせて使えます。キメの一つひとつにいきわたり、高いハリ感と透明感が得られる、 当社が培った技術を惜しみなく投入した新次元の化粧水です。 ※1 レシチン、水添リゾレシチン 当社の長期ビジョン「VISION2020」では、世界に通用するブランドの育成を重点課題としており、『コスメデコ ルテ』はグローバル成長を牽引するブランドとして位置づけています。1970 年にデビューし、45 周年を迎える 『コスメデコルテ』において、この「リポソーム トリートメント リキッド」は 45 周年を象徴する商品であり、グロー バル戦略の鍵として、積極的にプロモーションしていきます。 『コスメデコルテ』は、カウンセリング販売を行う百貨店、化粧品専門店を中心に、国内外※2 の限定された店 舗で展開している高付加価値ブランドで、専任のアドバイザーによる肌診断と、きめ細かなスキンケアアドバ イスの提供を特長としています。 コスメデコルテ ブランドサイト http://www.cosmedecorte.com/ ※2 コスメデコルテ海外展開国:中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、イタリア (6/30 現在) このニュースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。 株式会社コーセー 広報室 TEL 03-3273-1514(直通) ※お客さまからのお問い合わせは、 0120-763-325 でお受けしています。 <プロモーションについて> > 9 月 16 日のプロモーションより新たなコミュニケーションロゴを打ち出し、世界的に著名な英国のファッショ ンモデル「ケイト・モス」氏を起用するなど積極的な PR を展開します。 コミュニケーションロゴの刷新について 1970 年に誕生したコスメデコルテは本年 12 月に 45 周年を迎えます。この節目の年に、今秋からのプロモ ーションに新たなコミュニケーションロゴを採用しました。「COSME DECORTE」から、「DECORTÉ」と変更し、 シンプルで強く記憶に残るロゴとすることで、日本のみならず、グローバルでの認知拡大と魅力の向上を図り ます。 コミュニケーション ロゴ 新しいロゴは、商品においては 9 月 16 日発売の「コスメデコルテ リポソーム トリートメント リキッド」より表記 し、既存の商品や店頭のコーナーサイン等も、順次切り替える予定です。 イメージキャラクターの起用について 「DECORTÉ」の第一弾となる、「リポソーム トリートメント リキッド」のキャンペ ーンでは、グローバルで認知されている『ケイト・モス』氏を起用した広告展開 を実施し、国内外で存在感のあるブランドを目指します。 ケイト・モス氏 (Kate Moss) 本名:キャサリン・アン・モス 1974 年生まれのイギリスのモ デル。これまで 300 以上の雑誌の表紙を飾る。ファッションモデルとしては小柄ながら、世 界中の広告キャンペーンに起用されてきた。彼女の周りは常に話題が尽きず、多くの女 性に影響を与え続けてきたファッションアイコン。 45 周年記念サイトについて 『コスメデコルテ』のデビューは 1970 年。このたび 45 周年を記念して、本日より、Web 上に特設サイト「美トリ ビア45」(http://cosmedecorte.brandtalk.jp/)を開設します。これまで業界に先駆けて発売してきた画期的商 品やそれを実現した技術を紹介し、ブランドの歴史を紐解いていきます。 当社の経営計画「VISION 2020」では、世界に通用するブランドの育成を重点課題としており、コスメデコル テ、雪肌精、ジルスチュアートをグローバル成長を牽引するブランドとして位置づけています。 <技術資料> リポソームについて リポソームとは、生体内類似成分であるリン脂質から構成された同 心円状ラメラ構造体を指します。構造は細胞膜に近いため生体親和 力があり、浸透力と保湿効果の持続性に優れます。 水溶性成分も脂溶性成分も内包することのできるカプセルとして、 角層にさまざまな美容成分を届けることも可能です。 壊れやすいリポソーム リポソームは直径 0.1~0.2 μm という小さな カプセルですが、化粧水のように粘度の低い液 体では、リポソーム同士が激しくぶつかり合うた め、凝集、合一という段階を経て、崩壊してしま うため製品化が難しいという問題がありました。 膜の柔軟性で衝撃を吸収 当社は、リポソームを構成するリン脂質の種 類が、リポソーム膜の流動性に関係しているこ とに着目しました。膜の流動性が向上するとカ プセルが柔軟になるので、リポソームがぶつか った際、やわらかく変形することで衝撃を吸収 することが可能になります。 さまざまな脂質原料を検討した結果、新規採 用の「アクティベイティングリン脂質※」を使用す ることで、膜の流動性が向上することによりカプ セル同士の合一を防ぐことができ、化粧水剤型 のリポソームを実現することができました。 繊細な層が重なった リポソーム ※ レシチン、水添リゾレシチン 「リポソーム」化粧品のあゆみ コーセーでは、1992 年にリポソーム美容液「コスメデコルテ 化粧液(通称:モイスチ ュア リポソーム)」を発売、その後はクリーム(2002 年)、アイクリーム(2011 年)と少しず つバリエーションを拡大してきました。1992 年の美容液発売時には、その安定性につ いて厚生省(当時)による厳正な審査を受け、業界ではじめて認可を取得したという経 緯があります。2001 年に化粧品の承認制度廃止とともに、リポソームを標榜するための 申請が不要となりましたが、当社では現在も「リポソーム」化粧品についてはすべて同 等の安定性を確保しています。 凝集・合一してしまった リポソーム
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