いただいたご意見 回答 近鉄の普通19時35分鳥羽駅着賢島行きが三重交通バス国崎行き最終に間に合わ ないので、合うように成ればよいです。 三交 近鉄との乗り継ぎについては全面的に改善を行うとともに、市 外に通う高校生がクラブ活動を行いやすいよう、過去に実施した 鳥羽~国崎線で、ハローバスが無い今、ハロー{ジャスコ}を経由する、と アンケート調査を元に、バスの最終便をこれまでよりも遅く、な いうのはどうですか。鳥羽唯一の高校も途中にありますし、買い物で多い荷物を持っ おかつ多くの生徒が利用している電車の到着時刻に合わせて設定 て今のバス停までは遠いです。高校も。以上です。 し直しています。 また、長岡地区からの買い物や鳥羽高校への通学の利便性が向 上するよう、ご指摘のとおり、運行ルートの見直しも行っていま す。 2015 年の鳥羽市の人口は 78.4(19,566)、2030 年のそれは 58.7(14,637)になる と予測している。(答申「『鳥羽市集中改革プラン』について」より) こういう予測の中で、市民サービスのみの公共交通計画では、乗客数を増やす事は 難しく国際観光都市として、市民にも観光客にも利用しやすい公共交通計画を望みた い。 2007年(平成19年)の観光客数は5,134千人 (農水商工観光課 宿泊者数は 2、128 千人 資料より www.city.toba.mie.jp/kakuka/kikaku/toukei/13kankou/1.suii.xls) 鳥羽市内の宿泊施設収容人数は平成19年で18,479人で駅から離れている安 楽島、鏡浦、長岡地区の収容人数は11,812人と収容人数比率で表すと63.92% ある。また南鳥羽地区(鏡浦+長岡地区)の収容人数は8,336人あり同比率で45. 11%あります。(農水商工観光課資料より) http://www.city.toba.mie.jp/kakuka/kikaku/toukei/13kankou/5.syuuyouziinbetu.xls 市内のどこに泊まったという資料がないので、上記の宿泊者数に収容人数比率を単 純に掛けてみると 安楽島+鏡浦+長岡地区 鏡浦+長岡地区 2,128,000 人 X 63,92% = 1,393,456 人 2,128,000 人 X 45.11% = 959,940 人 漠然とした数字ではあるが、6掛け7掛けしても大きな数字には違いない。この観 (さまざまなご意見、ご提案を頂戴しておりますので、該当箇所 にそれぞれの回答を記載させていただきます。 ) 光客に公共交通機関を利用していただき乗客数を向上させる事が公共機関の健全経営 に繋がっていくものと考える。 また週末の鳥羽駅の宿泊施設の送迎バスを見ますと、送迎サービスの過当競争にな バスで来ていただいたお客様に初乗り運賃が 100 円割り引きと っており車両や燃料他の経費が宿泊施設の経営にも悪影響を与えているように思いま なる回数券をプレゼントしていただく「企業協賛制度」の導入を す。国際観光都市としての公共交通機関の整備こそが、望まれているのではないでし 計画しています。宿泊施設や店舗の皆様がこの制度を利用され、 ょうか。 公共交通の利用促進にご協力いただくとともに、自社の経費削減 にもご活用いただければと考えており、運行開始にあわせ、今後 広報を行ってまいります。 平成15年のパールロード一部無料化、平成18年の全線無料化と鳥羽市の観光と パールロード特急線につきましては、平成 19 年度から市営のバ 市民生活に大きな影響を与える事情がありました。ですがそこを通る公共交通機関に スに切り替わりましたが、それ以前は三重交通の営業路線であっ ついては何ら具体的に対策をしてこなかったように思います。 たため、市が運行の計画をできる路線ではなかったことをご承知 鳥羽市を訪れる観光客にとって、安くない通行料金を払わずしてその風景を見る事 おきくださいますようお願いいたします。 が出来るようになったのは観光施設の入場料がタダになったのと同じ事に思います。 市内の宿泊施設にお泊まりの観光客にとって、風光明媚な道路を無料で通り海の博物 館、鳥羽展望台、南鳥羽地区の周辺散策やスペイン村もより利用しやすい観光商品と して確立されつつあります。 市民にとっても、167号線とパールロード線の2つの幹線道路がバリアなく通れ るようになったけれども、公共交通機関のつながりが無く、せっかくの機会にまだ町 民同士の文化交流や活動の交流に至っていない。 そこで鳥羽国崎線と鳥羽石鏡線を交差させる事によって、パールロード沿線の町を 今回、土日祝日のパールロード特急線を延伸し、展望台を経由 巡れる路線と加茂地区(農山村)と南鳥羽地区(漁村)の交流を図る路線を実現する。 後国崎のバス停に降り、その後国崎線と同じルートを畔蛸口まで このことは前出の地区に宿泊する人数を考えると、バス路線の沿線各地区に観光外貨 走行するルートを新設する計画となっております。このことによ を落とさせるチャンスが発生するわけですから、まちづくりや地域の活性化において り長岡地区は路線が二重化され、旅行行程の多様化を実現できる も大変重要な事です。 と考えております。 宿泊施設の送迎バスから、路線バスに乗り換えてもらう為にあまりに時間の掛かる バス路線では転換が図れないから、コンパクトでシンプルでスピーディーな路線を作 るべきである。鳥羽国崎線で言えば、ダイヤを見ると通学時間以外は本町町内とひだ まりハローを経由したものとなっている 通勤通学路の相差-鳥羽バスセンター間の到着時間は34分、経由した昼間時間は いずれの路線につきましても、他に交通手段のない学生さんや 50分も掛かる。今50分の到着時間といえば、伊勢湾フェリーが鳥羽を出て伊良湖 高齢者の方などさまざまな利用者の想定を行っておりますことか 水道を通過しています。最短でわずか20㎞足らずの距離で50分という時間は、我 ら、日中については今回のようなルートの提示をいたしておりま 慢の限度を超えています。 す。しかし、観光利用のかたのニーズにもお応えしていかなけれ ばなりませんので、土日祝日のダイヤについて、一部経由地の省 最近の相差バス停の乗降客を見ますと、女性客が随分増えています。神明神社参拝 略を検討いしたします。 や御利益巡り、海女小屋体験が定着してきたもので、これからも鉄道+路線バスの利 用は増える傾向にあると思います。宿泊から日帰りへ旅行形態が変化しつつある中、 宿泊施設の送迎バスに頼らない公共交通機関の充実はこの機会に是非作り上げて頂き たい。 直接、女性参拝客に話を伺う機会があったので紹介すると、 「信じられないくらい便 バス停につきましては、停車の際の安全確保から、坂道の途中 数が少なくて、全力で神社へ駆け上がり、お守りを買って全力でバス停に戻るんです。」 や見通しの悪い場所、あるいは渋滞の発生の懸念がある場所への 乗ってきた国崎行きが折り返し来るまでの間に参拝を済ませて帰らないと次の便まで 設置は困難です。これらのことを勘案いたしますと、海女文化資 時間がありすぎるので・・・ということです。海女文化資料館前にフリーでも『石神 料館前への停留所設置は現状では不可能です。そのため、設置に さん前』のバス停設置と下りで10時、12時、14時台上りで10時、13時、1 ついては、安全な停留所スペース確保に関する地元の皆様のご協 5時台の便の設置を求めます。 力を大前提に警察や道路管理者のご意見もいただきながら検討を 進めます。 また、赤字運行が拡大している中での増便は、他のさまざまな サービスに使うことができる費用を圧迫いたしますことから、今 回の計画には「運行の効率化」も基本方針に取り入れております ことをご了解いただきますようお願いいたします。 次に、鳥羽小石鏡港路線について、浦村カキの知名度も上がり浦村で食したい方が 前述いたしました国崎線同様、土日祝日のダイヤについて、一 一端鳥羽へ出て、石鏡線に乗らなくては行けませんでした。また鏡浦地区に宿泊の観 部経由地の省略を検討いたします。また、運転士の休憩・昼食時 光客が石神さん参拝や海女小屋体験をしづらい近くて遠い2地区でしたが、今回の畔 間等の労務上、鳥羽小学校・石鏡港線のこれ以上の延伸本数増加 蛸口までの路線延長で、パールロード沿線が繋がりました。沿線を繋ぐ意味で時間が は困難ですので、鳥羽・国崎線の昼ダイヤを鳥羽展望台まで延伸 掛かるのは否めませんが、相差-鳥羽バスセンター間の1時間12分はいかにも掛か し、旅行行程の自由度を増すことができないか検討いたします。 りすぎです。国崎路線同様時間短縮を考えて頂きたい。丸3(③)便も畔蛸口までの 延長を望みたい。 もう一つ鳥羽バスセンター発スペイン村行きの路線変更を望みたい、国崎ICで降 りて相差町内を通り相差IC経てパールロードへもどりスペイン村へ向かう。スペイ スペイン村行きの路線につきましては、三重交通の営業路線で あるため、三重交通の営業判断となります。 ン村に近い地の利を利用する路線にして頂きたい。 沢山の事を書きましたが、南鳥羽の集中拠点を相差に位置づけハブ拠点にし、北側 の拠点を今まで通り鳥羽バスセンターにして、路線距離の短い鳥羽小小浜線や安楽島 線で本町内やひだまり・ハロー周遊の対応をして頂きたい。前にも書きましたが、我 が市は国際観光都市であり4年後に式年遷宮を控え、前向きな交通体制の構築が期待 されています。外国人観光客誘致に鳥羽商工会議所をはじめ推進している最中でもあ り、近鉄発行の近鉄レイルパスも周知されるようになって参りました。また、日本人 観光客用のまわりゃんせも人気の商品です。 これらの対象路線であるという事を充分考慮頂いて、対処して頂きますようよろしく お願いします。 当該計画との趣旨からは少し外れるかもしれませんが、意見をさせていただきます。 市営定期航路事業の運営状況は、近年、利用客数の減少に伴い 旅客収入が年々減少傾向にある中、運航経費については船舶の老 当該計画は、行政の立場からみた財政的なコスト削減的な色合いが強く、あまり市 民の立場にたった計画には感じられません。 文中にも定期船の運賃経費は、路線バスの7倍の経費であると記載されているよう に、効率化を目的とするのは理解できますが、それはネガティブな政策ではないかと 感じます。 朽化による船舶維持費の増大、原油価格の高騰により燃料費が増 加するなど依然と運航経費がかかり、非常に厳しい経営状況が続 いています。 現在の定期航路運営では営業収益だけでは運航経費を賄うこと ができない状況であり、現在も国・県の補助金を受けながら尚且 つ一般会計から補填をしていただき経営が成り立っているのが今 離島の住民の立場からすれば、運賃が高いので生活が不便となり、高校を卒業すれ 日の経営状況であります。 ば鳥羽市から離れるのが通常です。結果的には、18歳までの期間を鳥羽市の財政で このような状況下で、各島の便数を維持するためには、コスト 育て、市民税の納税が始まる18歳以上では鳥羽市から離れるというのが鳥羽市(特 削減が必然的な課題とされ、その取組みが現在の課題とされてい に離島住民)の構図ではないかと思います。もっと市民の動きを活発化させるために、 ます。 思い切って運賃の大幅削減をしてはいかがでしょうか? また、国の補助航路の認定を受けているため、運賃については 国が示す標準に沿った運賃体系としなければなりませんが、現在 また、観光客の立場からすれば、きっと鳥羽市のイメージは、すべてにおいて料金 でも国の示す標準運賃を下回っている状況であります。ここから が高いと感じると思います。鳥羽水族館やミキモトの入場料金や佐田浜駐車場の料金、 さらに運賃の値下げや割引を拡大した場合には国の認可も取れな 市営定期船の料金では、リピーターは少ないと思います。結局は、そのような観光へ い状況となり、補助を受けられなくなれば市が相当な額を負担し の無策が、パールビルの撤退につながっていると思います。新チケット導入事業もい なければならず、市の財政面から考えると困難な状況であると判 いかと思いますが、その前に取り組まなければならないことがあると感じます。例え 断しています。 ば、釣り客の増加を狙って釣りをする場所を創設するなど、新チケットだけでの事業 では、無意味なものになるのではないかと危惧します。 結論として、離島住民の立場に立った意見ですが、鳥羽市及び離島住民の生活や社 会を活性化するためには、交通機関の効率化を論じるだけでなく、離島住民の動きを 活発化させるために料金を大幅に安くする、または、無職または60歳以上の人は定 期を大幅に安くするなどをしてはいかがでしょうか?財政的に困難なことは承知して いますが、市の発展には、大胆な政策も必要かと思います。保守的な計画では、市民 の生活に発展はないかと思います。よろしくお願いします。
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