団体・労組・地域の諸要求課題は、憲法を国家に守らせていく闘いです 憲法改悪ストップ兵庫県共同センター週刊ニュース 650-0012 神戸市中央区北長狭通5-2-10・兵高教組会館4F 電話:078-366-6855 Eメール:[email protected] FAX:078-366-6856 HP:http://www.k2.dion.ne.jp/~kenpouhg/ 宗教界からのメッセージ ”いなみ平和だより”№73 号より いなみ9条の会のニュースは 73 号となりました。 この一面に花房弘明さんが次のように書かれてい るので紹介(要約)します。 「・・所要で広島の古い教会を訪ねたとき、入り 口に置かれていた小冊子、制作は『日本カトリック 司教協議会・社会司教委員会』でした。表題は『平 和憲法を守り、活かしていくために』とあり、マタ イ5:9の文を引用しています。 以下抜粋。◎神よわたしの声を聴いて下さい、そ れは個人の間、または国家の間でなされた、全ての 戦争と暴力の犠牲者達の声だからです。◎神よわた しの声を聴いて下さい、それは人々が武器と戦争に 頼るとき、犠牲者としてまっ先に苦しみ、苦しむで あろう全ての子ども達の声だからです。◎神よわた しの声を聴いて下さい、わたしは全ての国、または すべての時代において戦争を望まず、常に喜んで平 和の道を進む無数の人々に代わって話しています。 そして、司教団からのメッセージとして、◎平和 の前提は「人間の尊厳」にあります。これを前提に することによってのみ、一人ひとりの基本的人権が 守られだけでなく、異なる文化を持つ世界の人々が 一つにつながり、互いに愛し合う関係へ向かうこと ができるのです。この理念は世界人権宣言や日本国 憲法にも明記されているのです。」 いま「宗教戦争が紛争や殺戮の原因だ」と言うひ ともありますが、大部分の宗教者はこのように私た ちの憲法の立場で、人々の安心をすすめています。 「敵を作らない外交こそが日本を守る」 2/1 の官邸前のサイレント抗議 2/2 赤旗しんぶん1面の写真には、このプラカー ドを掲げ後藤健二さんの救出をうったえる人々の 姿がありました。 「イスラム国」と名乗る集団は、まるでオウム真 理教やカンボジアのポルポト政権、またはアウシュ ビッツで数百万人を殺害したナチスや南京大虐殺 を行った日本軍のようです。人類の名でこの蛮行を やめさせねばなりません。その対応は国連決議や国 際人道法などで示されています。 しかし「世界の警察官」役を自称するアメリカと 軍事同盟を結ぶ日本は、2003年のイラク戦争以 降米軍支援に自衛隊を派遣してきました。今回も安 憲法を活かそう №489号 2015年 2月5日 倍首相による「積極的平和主義」行動・発言を利用 される弱点も出ている様です。 しかもメディアでは、「邦人救出に自衛隊派遣は 否定」と記しているものの、「防衛駐在官を各国大 使館に置け」「米のCIAのような情報収集機関を 造るべきだ」「邦人救出のため武器使用を認めるべ きだ」と、ここぞとばかり”壊憲派”からの発言が 出ていることに私たちは警戒しなければなりませ ん。まさに憲法9条を軸として、敵を作らない外交 こそが日本と日本人を守るのです。 地域から憲法を守り活かす 取り組み強化交流会議 日時:2015年2月7日(土)13時半~ 主催:兵庫県憲法会議、兵庫憲法共同センター 場所:あすてっぷ KOB セミナー室 講演:田中章史さん・中央憲法会議事務局次長 『地域すみずみから、憲法守れの声を、 燎原の火のように』 地域からの発言:県下の各行政区から、共同広 げる経験などの発言をお願いします ・・・・どなたでも参加できます (連)FAX078-366-6856 ”宝塚歌劇100年”で思い出された ≪新しい国民の歌≫ご存知?? 昨年 4/22 の朝日新聞夕刊に白幡洋三郎教授が小 学生の頃宝塚歌劇によく行って、 1,われら愛す 胸せまる あつきおもいに この国を われら愛す しらぬ火、筑紫の海辺 みすずかる信濃の山辺 我ら愛す、涙あふれて この国の空の青さよ この国の水の青さよ の歌を歌劇団の人一緒によくうたったと書かれて います。 この歌は 1953 年、洋酒の壽屋の若き重役だった 佐治敬三氏が「新国民歌」づくりをよびかけ、これ に応募した5万点もの歌詞から選ばれたそうです。 発表後、約 10 年以上にわたりラジオで流され全国 で歌われ、最近では京都で平和憲法集会で演奏され ているそうです。 (楽譜がほしい方はご連絡下さい)
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