ニュースPDFはこちら - 憲法を守り・いかす共同センター

団体・労組・地域の諸要求課題は、憲法を国家に守らせていく闘いです
憲法改悪ストップ兵庫県共同センター週刊ニュース
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宗教界からのメッセージ
”いなみ平和だより”№73 号より
いなみ9条の会のニュースは 73 号となりました。
この一面に花房弘明さんが次のように書かれてい
るので紹介(要約)します。
「・・所要で広島の古い教会を訪ねたとき、入り
口に置かれていた小冊子、制作は『日本カトリック
司教協議会・社会司教委員会』でした。表題は『平
和憲法を守り、活かしていくために』とあり、マタ
イ5:9の文を引用しています。
以下抜粋。◎神よわたしの声を聴いて下さい、そ
れは個人の間、または国家の間でなされた、全ての
戦争と暴力の犠牲者達の声だからです。◎神よわた
しの声を聴いて下さい、それは人々が武器と戦争に
頼るとき、犠牲者としてまっ先に苦しみ、苦しむで
あろう全ての子ども達の声だからです。◎神よわた
しの声を聴いて下さい、わたしは全ての国、または
すべての時代において戦争を望まず、常に喜んで平
和の道を進む無数の人々に代わって話しています。
そして、司教団からのメッセージとして、◎平和
の前提は「人間の尊厳」にあります。これを前提に
することによってのみ、一人ひとりの基本的人権が
守られだけでなく、異なる文化を持つ世界の人々が
一つにつながり、互いに愛し合う関係へ向かうこと
ができるのです。この理念は世界人権宣言や日本国
憲法にも明記されているのです。」
いま「宗教戦争が紛争や殺戮の原因だ」と言うひ
ともありますが、大部分の宗教者はこのように私た
ちの憲法の立場で、人々の安心をすすめています。
「敵を作らない外交こそが日本を守る」
2/1 の官邸前のサイレント抗議
2/2 赤旗しんぶん1面の写真には、このプラカー
ドを掲げ後藤健二さんの救出をうったえる人々の
姿がありました。
「イスラム国」と名乗る集団は、まるでオウム真
理教やカンボジアのポルポト政権、またはアウシュ
ビッツで数百万人を殺害したナチスや南京大虐殺
を行った日本軍のようです。人類の名でこの蛮行を
やめさせねばなりません。その対応は国連決議や国
際人道法などで示されています。
しかし「世界の警察官」役を自称するアメリカと
軍事同盟を結ぶ日本は、2003年のイラク戦争以
降米軍支援に自衛隊を派遣してきました。今回も安
憲法を活かそう
№489号
2015年
2月5日
倍首相による「積極的平和主義」行動・発言を利用
される弱点も出ている様です。
しかもメディアでは、「邦人救出に自衛隊派遣は
否定」と記しているものの、「防衛駐在官を各国大
使館に置け」「米のCIAのような情報収集機関を
造るべきだ」「邦人救出のため武器使用を認めるべ
きだ」と、ここぞとばかり”壊憲派”からの発言が
出ていることに私たちは警戒しなければなりませ
ん。まさに憲法9条を軸として、敵を作らない外交
こそが日本と日本人を守るのです。
地域から憲法を守り活かす
取り組み強化交流会議
日時:2015年2月7日(土)13時半~
主催:兵庫県憲法会議、兵庫憲法共同センター
場所:あすてっぷ KOB セミナー室
講演:田中章史さん・中央憲法会議事務局次長
『地域すみずみから、憲法守れの声を、
燎原の火のように』
地域からの発言:県下の各行政区から、共同広
げる経験などの発言をお願いします
・・・・どなたでも参加できます
(連)FAX078-366-6856
”宝塚歌劇100年”で思い出された
≪新しい国民の歌≫ご存知??
昨年 4/22 の朝日新聞夕刊に白幡洋三郎教授が小
学生の頃宝塚歌劇によく行って、
1,われら愛す 胸せまる あつきおもいに
この国を われら愛す
しらぬ火、筑紫の海辺 みすずかる信濃の山辺
我ら愛す、涙あふれて
この国の空の青さよ この国の水の青さよ
の歌を歌劇団の人一緒によくうたったと書かれて
います。
この歌は 1953 年、洋酒の壽屋の若き重役だった
佐治敬三氏が「新国民歌」づくりをよびかけ、これ
に応募した5万点もの歌詞から選ばれたそうです。
発表後、約 10 年以上にわたりラジオで流され全国
で歌われ、最近では京都で平和憲法集会で演奏され
ているそうです。
(楽譜がほしい方はご連絡下さい)