新学期を迎えて - 学校法人東洋英和女学院

東洋英和女学院 学院報
TOYO EIWA JOGAKUIN
Public Relations Report
2016.05.16
No.80
特 集
新学期を迎えて
ふうえん
NEWS 大学・大学院/中高部/小学部
東洋英和幼稚園/ 大学付属 かえで幼稚園 ● 5
英和の日々 ● 10
この人に聞く 堀口 雅子 ● 11
聖書の言葉/訃報/史料室レター/TOYO Wa-Wa ● 12
2016年度 行事予定 ● 13
英和星空探訪/同窓会/お知らせ ● 15
中高部 テニス部
国際テニス連盟の最高水準に位置付けられている人工芝に昨年改修されたグラウンドで、元気に活動しています
http://www.toyoeiwa.ac.jp
「あなたがたがわたしを選んだのではない。
わたしがあなたがたを選んだ。」
ヨハネによる福音書 一五章一六節
2016 年 4 月 7 日 中学部入学式
新年度が始まり、学院各部で多くの新入生を迎えました。
今号の特集では、中学部の入学式式辞とともに、
今年度の新しい体制をご紹介いたします。
中学部
の時どの学校にしようか迷ったり悩んだりした人
ている気がします。もしかしたら助からずに一生
は物語を通じて、人が生きることの本質を暗示し
に船内にあった本を使い授業をしたのです。作者
のびのびと思い切り過ごし、中高生でしか味わえ
して東洋英和に導かれたのです。ここでの毎日を
は神様によって、今、自分に最もよい学びの場と
し、私たちと共にいてくださるからです。皆さん
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学院創立一三二年目も、どうぞよろしくお願いいたします。
入学式の式辞より
友康
日からは、新しい学問が待っています。平和な社
中学部長 石澤
東京に春を告 げてくれた桜の花は今日の雨に連
の考えをつくり上げてください。
次は「人との出会い」
。今日出会った友達を大
切にしてください。全員が家族から慈しまれ神様
に愛されている存在です。
皆さんはフランスの作家ヴェルヌの「十五少年
もいたでしょう。聖書には次のようなイエス様の
最後は「神様との出会い」です。皆さんは受験
漂流記」を読んだことはありますか? 八才から
皆さんは神様によって選ばれて、この東洋英和
言葉があります。
「あなたがたがわたしを選んだ
に導かれているのです。自分で選んだつもりでい
一四才の一五人の少年を乗せた船が嵐で港を離れ
ざまな困難にも力を合わせて生きていく姿を描い
のではない。わたしがあなたがたを選んだ」
た冒険小説です。彼らは無人島で生きるためにま
ても、実は私たちは知ることができない神様の大
を過ごすかもしれない場所で、彼らにまず教育を
お守りがありますようお祈りしております。
皆さんのこれからの学校生活に神様の大いなる
ください。それが真の英和生です。
の精神を身に付け、行うことができる人になって
ない経験を沢山してください。そして
「敬神奉仕」
一つは「学問との出会い」。中学生となった今
「三つの出会い」からもたらされるでしょう。
皆さんは今日からこの学校で学びます。学びは
な営みなのです。
行わせているのです。学ぶこととは人間の根源的
それは学校をつくることでした。年上が年下の子
きな意志によって、その時に最もよいものが与え
て 彼 ら が 次 に 行 っ た こ と は 何 だ と 思 い ま す か?
られています。なぜなら神様はいつも私たちを愛
ず住処の洞窟探しと食料調達を行いました。そし
漂流し無人島に流れ着きます。そこで彼らがさま
からここが皆さんの学校です。
東洋英和女学院中学部の一員となりました。今日
只今、一人ひとり名前を呼ばれ、ここに晴れて
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
新入生たちが英和に春を告げてくれました。
会を築くにはどうしたらいいか、しっかりと自分
|
れていかれそうですが、桜に代わって輝かしい顔の
|
新 学 期 を 迎 えて
特 集
新小学部教頭就任挨拶
共に歩む
新 大学付属かえで幼稚園長就任挨拶
前 大学付属かえで幼稚園長退任挨拶
子どもたちのところに行きなさい
■
水澤郁夫理事長追悼礼拝
■
二 〇 一 六 年 一 月 二 四 日( 日 ) 二 時 半 よ り、
新マーガレット・クレイグ記念講堂において、
昨年十二月三日に天に召された水澤郁夫理事
長の追悼礼拝を執り行い、学院関係者、在校
生、保護者、同窓生、ご遺族など約二七〇名
が参列しました。
吾妻國年副院長の説教、深町正信院長・小
泉光人後援会会長・山北千世同窓会会長から
分で好きなことが選べる 喜 び を 通 し て 、 学 年
ることも伝えています。 周 り に 流 さ れ ず 、 自
図書室の鍵が開くのを待 っ て い る 子 が 沢 山 い
でいますと答えますが、 朝 の 支 度 を 済 ま せ て 、
学年を超えて、仲良く元 気 に 外 遊 び を 楽 し ん
わ た し は い つ も、 小 学 部 の 子 ど も た ち は 、
めに、変えずに守ることと、変えていくべき
います。子どもたちとご家庭の真の幸せのた
軸をしっかりともち、時代を見据えたいと思
ます。子どもをめぐる社会の変化が著しい今、
にあらためて使命と責任を感じさせられてい
の時』を守り支える保育を継承していくこと
に根ざし、ご家庭とともに幼な子の『子ども
園長という重責を拝命しました。キリスト教
このたび、石津珠子先生の後を引き継いで
この経験を、大学での保育者養成で活かして
方々の働きに接することができたことでした。
保 育 者 と し て 勤 め る、 短 大・ 大 学 卒 業 生 の
いられたことの喜びに帰するものと、同僚の、
感じています。その多くは、子どもの近くに
かわりから、たくさんの恵みをいただいたと
主事に続いての三年間のかえで幼稚園とのか
たちで、二年間務める事が許され感謝です。
の園長の重責を大学の教員が担う初めてのか
に私も退任いたしました。付属かえで幼稚園
学学長が閉式の辞を述べました。
澤郁文様よりご挨拶をいただき、池田明史大
礼拝後には、ご遺族を代表してご長男の水
っしゃることを信じ、祈りをお捧げしました。
えられた水澤理事長が主の平安のうちにいら
謝の思いを深くするとともに、新たに天に加
のためにご尽力くださった水澤理事長への感
そして理事長として長年にわたって東洋英和
のお別れの言葉を通して、評議員、常務理事、
を超えた交流が生まれて い る こ と が 、 小 学 部
ことを、学院と大学との繋がりの中で深く考
黄金色の水仙を手にした子どもたちととも
の日常生活の様子です。 小 学 部 で は 、 給 食 時
子どもたちとご家庭の真の幸せを
祈るものとして
のホステスを代表として 、 異 学 年 が 交 わ る 場
え選択していきたいと思います。
で、自然と上級生に対し て 憧 れ や 尊 敬 の 気 持
を通して交流を深められ る こ と も 大 き な 特 徴
きな文化です。同時に、 前 出 し た 好 き な も の
ようになされています。 こ れ は 、 小 学 部 の 大
とを下級生にしてあげる こ と が 、 当 た り 前 の
と、自分がお姉さんたち に し て い た だ い た こ
を心にとめた保育を、教職員と祈りを一つに
者と関わりながら成長していくこと。それら
遊びを通して学ぶ時』を大切にもつこと。他
平和に生きること。『礼拝』と『遊びを楽しみ、
一人ひとりの子どもが安心と信頼関係の中で
イエスキリ ストとの交わりに支えられて、
いさんで園庭やホールに飛び出す姿。すりむ
った顔。木工室での集中した表情と手のわざ。
向こう側に待ち構えている顔。礼拝時の静ま
しい事であったかと思いました。朝、門扉の
にいて感じられたことは、なんと豊かで、楽
子どもたちの日常のさまざまな表情を間近
また、キリスト教保育を目指す学生の実習
りを横で聞きながら、子どもの気持ちが寄り
んに会いたいと半べその顔。先生とのやりと
きや、とげが刺さったとやってくる、お母さ
の場としての役割にも、努めていきたいと思
とです。
に帰る時のうれしい顔を、幾度もみられたこ
添われ、引き立てられて戻っていく姿を、家
いつも全てを与えてくだ さ っ て い る 神 様 の 恵
どうぞよろしくお願いいたします。
います。
個 々 が 興 味 の あ る も の を 通 し て 育 つ 喜 び と、
して丁寧に重ねていきます。
参りたいと思います。
面が自然と多くなってい ま す 。 上 級 生 に な る
「 小 学 部 の お 子 さ ん た ち は、 元 気 な 子 が 多
石津 珠子
ちが育っています。吸収 力 が 旺 盛 な 児 童 期 に 、
いそうですね。」と、聞かれることがあります。
大漉 知子
みに感謝して生活できる よ う に 、 微 力 で す が
最善を尽くし、共に歩ん で 参 り た い と 思 っ て
おります。
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岡田 光弘
大学・大学院 卒業研究発表 会 の 意 義
の課題を自分なりに考えることができた
こ と に 喜 び を 感 じ ま し た。 自 分 の 考 え を
論文として書く機会は今後ほとんどない
四年間を締めくくった口頭発表
こ と と 思 う の で、 印 象 深 い 思 い 出 と な り
な 形 式 で 行 わ れ ま す。 事 前 に、 学 生 た ち
て き ま し た。 こ の 発 表 会 は、 学 会 の よ う
を 繰 り 返 し て い ま す が、 何 と か 形 に な っ
で す。 毎 年、 そ の 運 営 に つ い て 試 行 錯 誤
て、 最 大 の イ ベ ン ト は「 卒 業 研 究 発 表 会 」
人 間 科 学 科・ 総 合 人 間 学 コ ー ス に お い
の先生方のご指導が反映されているはず
大 学 で の 学 び の 集 大 成 で す。 本 学 の 多 く
う 意 義 も あ り ま す。 さ て、 卒 業 論 文 は、
あ り ま せ ん。 皆 の 学 び を 共 有 す る 場 と い
の教育的効果が大きいことは言うまでも
良 い 経 験 に な る は ず で す。 発 表 す る こ と
こ う し た 発 表 会 は、 学 生 た ち に と っ て
たのは、あるテレビ番組をみたことがきっ
の こ と を 指 し ま す。 私 が こ の 存 在 を 知 っ
済 み と な っ た 人 工 衛 星 な ど で、 宇 宙 ゴ ミ
工衛星打ち上げに用いたロケットや使用
を 選 び ま し た。 ス ペ ー ス デ ブ リ と は、 人
の テ ー マ に「 ス ペ ー ス デ ブ リ と 国 際 法 」
私は大学生活の集大成として卒業論文
で き ま し た。 苦 手 分 野 に 立 ち 向 か う こ と
おかげで何とか発表をやり遂げることが
し た が、 ゼ ミ の 友 人 か ら の 温 か い 声 援 の
の 発 表 は と て も 苦 手 で、 か な り 緊 張 し ま
い る よ う 努 力 し ま し た。 多 く の 人 の 前 で
て も ら え る よ う、 わ か り や す い 言 葉 を 用
い 人 が ほ と ん ど の 中、 関 心 を 持 っ て 聞 い
口 頭 発 表 で は、 デ ブ リ の こ と を 知 ら な
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大学・大学院
で 感 心 し ま す。 発 表 会 に は、 三 年 生 も 参
加 し ま す。 来 年 度 は、 自 分 た ち が 発 表 す
る の で、 先 輩 た ち の 発 表 を 参 考 に し て も
人間科学科二〇一六年三月卒業 下坂ゼミ は 各 自 の 卒 業 論 文 の 要 旨 を 書 き、 そ れ ら
で し ょ う。 来 年 度 は、 ぜ ひ 多 く の 先 生 方
か け と な っ て い ま す。 二 〇 一 三 年 八 月 に
が で き た こ と で、 大 学 生 活 最 後 に 大 き な
らうのです。
を 集 め た 要 旨 集 が 作 ら れ る の で す。 要 旨
が 発 表 会 に 参 加 し て、 学 生 に 質 問 し て い
打 ち 上 げ と な っ た、 コ ウ ノ ト リ が 話 題 と
成長が得られたと自負しています。
人間科学部人間科学科教授 下坂 英
を 書 く と い う の も 面 倒 な 作 業 で す が、 自
た だ き た い と 思 い ま す。 学 生 に と っ て 最
な っ た 頃、 人 工 衛 星 の 特 集 が 行 わ れ て い
ました。
土方 梢
分 の 考 え を ま と め、 簡 潔 に 表 現 す る 能 力
後の試練であり思い出にもなるでしょう。
ま し た。 そ れ を 見 て い た 時 に 不 思 議 に 思
う こ と が あ り ま し た。 そ れ は 打 ち 上 げ に
使 っ た ロ ケ ッ ト の 行 方 で し た。 そ の 疑 問
を 調 べ て み る と、 ゴ ミ と な っ て 宇 宙 に 浮
遊しているという事実を初めて知りまし
た。 こ の 疑 問 が「 科 学 と 社 会 」 を 扱 う ゼ
ミ に 入 っ た 動 機 と も な っ て い ま す。 こ の
テーマを卒業研究のテーマとして選んだ
こ と で、 難 し い 専 門 的 な 知 識 が 多 く、 本
を 読 む の に と て も 苦 労 し ま し た。 し か し、
デブリの除去への研究が進んでいること
を 知 る こ と が で き た こ と、 デ ブ リ の 今 後
発表者として、さまざまな質問にも自信をもって答えること
ができました
を身につける良い訓練になるでしょう。
発 表 会 の 日、 学 生 は 全 員 が ポ ス タ ー 発
表 を し ま す。 下 の 写 真 の よ う に、 自 分 の
ポ ス タ ー の 前 に 立 っ て、 見 学 者 に 説 明 を
し ま す。 ポ ス タ ー 発 表 は 前 半 と 後 半 に 分
か れ て お り、 発 表 し な い 番 の 学 生 は、 発
表する学生の説明を聞いて感想を書くこ
と に な っ て い ま す。 ポ ス タ ー 発 表 の 後、
大 教 室 に 集 ま り、 各 ゼ ミ の 代 表 が 口 頭 発
表 を 行 い ま す。 パ ワ ー ポ イ ン ト を 使 い、
分 か り や す い 発 表 を 心 が け ま す。 発 表 者
は、 や は り 緊 張 す る よ う で す が、 発 表 を
始 め る と、 け っ こ う 堂 々 と し た 態 度 な の
パネルに提示された発表資料のあいだをめぐり、質問する参
加者たち(手前が筆者)
楓園 No.80
四年間の学びの共有、そして社会へ 〜人間科学科卒業研究発表会〜
NEWS
NEWS
大学・大学院
最後の舞台・ 卒 業 研 究 発 表 会
人間科学科二〇一六年三月卒業 渡辺ゼミ
も ら い、 今 は 達 成 感 で 胸 が い っ ぱ い で す。
と い う こ と に 驚 か さ れ ま す。 ま た 人 間 科
ような場でお互いに学び合うことが有意
学 は 内 容 が 多 岐 に わ た る か ら こ そ、 こ の
人間科学部人間科学科教授
義です。
二〇一五年度発表会とその成果
いったものを全てこの発表会で発揮した
総合人間学コース・コーディネータ
自 分 の も つ 論 述 力・ 思 考 力・ 話 力、 そ う
からです。
発 展 し た 現 代 で も、 な ぜ「 占 い 」 は 存 在
用 に つ い て ―』 と い う も の で す。 科 学 の
る一考察 ―現代における占術の意義と活
私 の 論 文 テ ー マ は『 中 国 の 占 術 に お け
にふさわしい一日でした。
の 卒 論 発 表 会 は、 ま さ に 四 年 間 の 集 大 成
あ っ と い う 間 の 大 学 生 活 四 年 間。 先 日
せ ん が、 必 ず 自 分 の た め に な り ま す。 だ
これから執筆する人は大変かもしれま
礼なのかもしれません。今はそう思います。
論 発 表 会 は、 自 身 を 高 め る 一 つ の 通 過 儀
必 ず 活 き て く る よ う に 思 い ま す。 こ の 卒
験 す る と い う こ と は、 そ の 後 の 人 生 に も
す が、 学 生 の う ち に こ う い っ た 機 会 を 経
う こ と は 大 変 な こ と か も し れ ま せ ん。 で
の 一 月 に 行 わ れ ま し た。 実 際 の 発 案 者 は
学した学生が卒業する時期の二〇一一年
第 一 回 の 発 表 会 は、 二 〇 〇 七 年 四 月 に 入
必 修 化 さ れ た こ と か ら 制 度 化 さ れ ま し た。
ム 改 革 に よ り「 卒 業 研 究 」 と い う 科 目 が
の 発 表 会 は、 二 〇 〇 七 年 度 の カ リ キ ュ ラ
二 〇 一 六 年 二 月 二 日 に 行 わ れ ま し た。 こ
人間科学科の卒業研究発表会が
ザイ ンをお願い しまし た。「 卒業研 究要旨
と い う こ と も あ り、 発 表 会 の 垂 れ 幕 の デ
ジして卒論作成に励むようです。
て い る た め、 自 分 た ち の 一 年 後 を イ メ ー
想を書いて提出することが義務づけられ
の 時 か ら こ の 発 表 会 に 参 加 し て 意 見、 感
が 出 る よ う に な っ て い ま す。 ま た 三 年 生
ら も 選 ば れ ま し た。 だ ん だ ん 難 し い 質 問
一人の口頭発表に対して二人の指定質
す る の か と い う 疑 問 か ら、 各 占 術 が 持 つ
か ら ど う か 頑 張 っ て、 卒 論 に 取 り 組 ん で
柳 沢 昌 義 先 生 で あ り、 全 員 が 自 身 の 卒 論
集」の表紙にもなっています。英和カラー
芦澤 瑛里子
人 生 観 や 哲 学、 宗 教 観 に つ い て 研 究 を 始
欲 し い で す。 こ の 発 表 会 が 継 承 さ れ、 少
を一〇枚程度のポスターにして説明する
のリボンがついた花束から蝶が飛び立つ
よ る「 口 頭 発 表 」 を 行 え ば、 盛 り 上 が る
と い う、 み ん な を 温 か く 励 ま し て く れ る
私のゼミの芦澤瑛里子さんは絵が得意
問 者 が あ り ま す が、 今 回 か ら は 三 年 生 か
め ま し た。 楽 し げ な イ メ ー ジ を も つ 占 い
しでも英和生のためになることを私は
「 ポ ス タ ー 発 表 」、 さ ら に ゼ ミ の 代 表 者 に
渡辺 和子
も、 実 は 複 雑 難 解 な も の で あ り、 非 常 に
願っています。本当に楽しい一日でした。
考 え を 論 じ、 そ れ を 相 手 に 伝 え る と い
奥 の 深 い 学 問 で す。 こ の 難 解 な 占 い の 手
順 や 自 身 の 考 察 を、 知 ら な い 人 に わ か っ
ものになって嬉しいです。
四年生にとっては大学の学業生活の最
後 の 日 で す が、 四 年 生 だ け で な く、 教 員
も下級生も最も学び合える日となってい
る と 実 感 し て い ま す。 臨 床 心 理・ 社 会 心
理コースの半数のゼミもポスター発表だ
け参加しています。
六 回 目 と な る 二 〇 一 五 年 度 の 発 表 会 は、
会 場 を 五 号 館 二 階 に 移 し て 行 わ れ ま し た。
卒 業の餞(はなむけ)としての花 束 が、
「 変 容 」の象
徴である蝶になって羽ばたいていくさまを描きました。
さなぎだった私たちも、卒業論文という四年間の集大
成を終え、社会に羽ばたこうとしています。それぞれ
が美しい蝶になり、素敵な花に出会えますように。
ポスターと要旨集表紙をデザインした
芦澤瑛里子さんのコメント
からという理由からでした。
死生学研究所にて、恩師と
友人たちと(右端が筆者)
◀
て も ら え る よ う、 ど う 説 明 を す る か。 そ
こ が 一 番 の 課 題 で し た。 し か し そ れ と 同
時 に、 そ こ が 四 年 間 培 っ て き た 腕 の 見 せ
所 だ と 思 え た お か げ で、 無 事、 卒 論 に 打
ち 勝 つ こ と が で き、 発 表 を 迎 え る こ と が
できました。
私 の 所 属 す る 渡 辺 和 子 先 生 の ゼ ミ は、
卒 論 の 最 低 字 数 が 四 万 字 と、 と て も 多 い
で す。 お そ ら く、 執 筆 以 前 に こ の 字 数 で
ポスター発表も口頭発表も年々レベルが
上 が っ て き て い ま す。 口 頭 発 表 で も ポ ス
▶ 卒 業 研 究 発 表 会 後 に、 四
年間の戦友であるゼミ生た
ちと
はちゃんと書きあがるか心配したもので
タ ー 発 表 で も、 こ の 晴 れ 舞 台 に 立 つ こ と
躊 躇 す る 人 も 多 い で し ょ う。 私 も、 当 初
し た。 し か し 四 万 字 と い う 大 き な 壁 を 越
を め ざ す と、 こ れ ほ ど 飛 躍 的 に 学 ぶ の か
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え、 た く さ ん の 人 に 自 分 の 考 察 を 聴 い て
大学・大学院
卒業研究要旨集の表紙
中高部 ちました。このス カ イ プ 会 議 は 、 グ ロ ー バ
タ ー ネ ッ ト ビ デ オ 電 話 サ ー ビ ス「 Skype
」
を利用して、一時 間 程 度 の 対 話 の 時 間 を 持
七四名が中高部へ来校し、交流会や高校生
五月十二日にこの台南女子高級中学校から
さんと対話することができました。昨年の
の 高 校 生 と 交 流 し ま し た。 二 回 目
College
である今回は、台南女子高級中学校の生徒
撮りました。
に、台湾の高校生たちと一緒に集合写真を
モニター前に全員で集まり、モニターごし
対話を進めていきました。最後は、一つの
機応変に対応し、各グループ工夫しながら、
面もありましたが、さすが高校三年生。臨
態の不具合により、うまく通信できない場
ことができました。途中、台湾側の通信状
の間で質問が飛び交い、活発な対話を行う
みましたが、いざ対話が始まると、お互い
紹介したい内容について原稿を書いてのぞ
発表しあいました。英和生たちは、事前に
や学校生活、将来に対する望み等について
パソコンモニターを通して、お互いの興味
話が弾み、互いに同年代の女子高生という
知名度の高い日本人を紹介すると自然と会
できるか心配もあったのですが、台湾での
について紹介しました。最初はうまく会話
いた
『日本のアイドル
(ポップカルチャー)
』
を決意しました。私たちは事前に準備して
カイプでの交流に興味を持ったため、参加
ました。
」 (内田 梨花)
「私は台湾を訪れたこともあり今回のス
よって伝えられることもあるのだと痛感し
てもらえないことでも、何か見せることに
交流会を通して言葉だけでは相手に分かっ
何とか理解してもらうこと ができました。
た。しかし、実物を画面に映し出すことで
中 高 部
ル教育の一環とし て 昨 年 度 か ら 始 ま っ た 新
一月十二日、高 校 三 年 生 有 志 生 徒 と 台 湾
の高校二年生が、 マ イ ク ロ ソ フ ト 社 の イ ン
国際教育委員会 中島 有紗
昨年度は短期留学の協定校であるオー
ス ト ラ リ ア・ メ ル ボ ル ン 郊 外 の
マとしたプレゼンの用意をしてきた私たち
Loreto
そうしたご縁のある台南女子高級中学校
でしたが、当日は、通信状況が悪く、伝え
と語り合うことができました。この体験を
通じて、これからも世界中の同年代の若者
と交流していきたい、と思いました。」
(稲垣 李樺)
「 初 め は 自 分 の 英 語 が 通 じ る か、 話 が 合
うかなど不安でいっぱいでしたが、実際に
スカイプで話をすると、インターネットの
つながりの不具合でまず相手に自分の声を
届けるということから苦戦することになり
ました。相手に聞こえるように話すことに
必 死 に な る う ち に、 自 然 と 緊 張 も ほ ぐ れ、
英和の同級生と普段話すようなたわいもな
い話もできるまでになっていました。お互
いにアジア系で英語が母語でないことから、
文法や発音を意識しすぎることなく、自分
の意思を伝えることに焦点を当てた会話を
(長松 佳歩)
することができ、非常に有意義な時間を送
ることができました。
」 7
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楓園 No.80
台 湾 の 学校との
しいプログラムで す 。 英 和 生 が 、 異 な る 文
の英語の授業への参加を通して、英和生と
めると同時に、英 語 を 使 っ た 実 践 的 な 発 表
の高校二年生二四名と英和の高校三年生有
「事前に『高校生のカバンの中身』をテー
力や対話力を育成 す る こ と を 目 的 と し て い
たいことを思うように伝えられず大変でし
台湾の高校生たち。スクリーンには英和生がうつっています
志 一 七 名 が、 六 つ の グ ル ー プ に 分 か れ て、
生徒たちはイヤフォンをして、モニター中央に設置したマイクに
向かって話します
ます。
絵や写真を見せながら、日本の文化や学校生活を紹介しました
こともあり、共通の話題について和気藹々
化や考え方を持つ 同 世 代 の 若 者 と の 交 流 を
のつながりを持ちました。
以下、三名の生徒の感想を紹介します。
通して、視野を広 げ 、 多 様 性 へ の 理 解 を 深
スカイプを使った交流
NEWS
小学部
抑え、子どもたちが教室のオルガンの前に
集まり練習します。どの子も迫りくる奉仕
の日を目前にして、気持ちをそろえて歌い
ま す。 こ う い う 何 気 な い 生 活 の 一 こ ま は、
きっと子どもたちの記憶に残り、聖歌隊と
成される聖歌隊は 、 一 度 入 隊 し た ら 六 年 生
集が始まります。 四 年 生 以 上 の 希 望 者 で 編
毎年三月に、次 年 度 の た め の 聖 歌 隊 の 募
りで、慣れない大人讃美歌を歌うため、歌
の連続です。ところが年度が替わったばか
入隊した四年生にとっては終わるまで緊張
なってからの初めての奉仕は、特に新しく
じっと見つめています。時間が来たらクラ
もたちはどこかそわそわしていて、時計を
この日のクラス朝の会では、聖歌隊の子ど
す。 い つ も 以 上 に 早 く 来 て 声 を 出 し ま す。
礼拝での奉仕の日は、朝の練習がありま
指導してくださ る の は 、 辻 村 恵 美 子 先 生 。
ではなく、外部の方々にもクリスマスの喜
いう行事があります。小学部の関係者だけ
十 二 月 に、
「むかえようクリスマス」と
三月の、聖歌隊最後の練習の日。卒業す
続いていくのです。
冬休みに入る最後の日まで聖歌隊の活動は
はクリス マス礼拝に頭の切り替えをして、
らです。そしていざ本番。講堂に静かに響
基本的な発声から 教 え て く だ さ っ て い ま す 。
びをお伝えしたい、という趣旨で始まった
る六年生に一輪のスイートピーが贈られま
「むかえようクリスマス」に向けての直前の練習
して精一杯歌ったのだという、自信につな
まで続けるという 条 件 付 き で し た が 、 そ れ
詞も覚えきれないうちに奉仕の日が来てし
スから抜けて準備をしなければならないか
がっていくでしょう。
だと入りたくても 入 れ な い 人 も 出 て き て し
ま い ま す。 見 か ね た 聖 歌 隊 担 当 の 先 生 が、
伴奏は、山口眞理 子 先 生 。 小 学 部 出 身 の 先
こ の 行 事 は、 今 で は 聖 歌 隊、 ハ ン ド ベ ル、
す。花言葉を調べてみると、「ほのかな喜び」
「休み時間 などを使って、少し学年で練習
生はご自身も聖歌 隊 員 と し て 子 ど も 時 代 を
礼拝委員、五年生のキャストが中心となっ
「門出」
「 優しい思い出」「永遠の喜び」な
き渡る賛美の声に皆が心を合わせ、礼拝が
過ごされました。
て創り上げる大きなものとなっています。
どが挙げられていました。自分から進んで
し て く だ さ い ま せ ん か。
」と担任にお願い
聖歌隊の奉仕は 、 イ ー ス タ ー ・ ペ ン テ コ
ページェント形式ですので、どこで歌うの
入ったとはいえ、遊びたい盛りの子どもた
それでも四年生か ら 三 年 間 続 け る 人 も 大 勢
ステ・クリスマス 礼 拝 と 「 む か え よ う ク リ
か、舞台に立つキャストや朗読する礼拝委
ちです。いろいろ我慢したこともあったで
守られていきました。
スマス」に加え、 全 校 礼 拝 で 五 回 。 学 校 説
員との兼ね合いも気遣いながら、小一時間、
しました。それから四年生だけの練習が始
明会でも賛美しま す 。 毎 週 水 曜 日 の 放 課 後
舞台に上がります。そんな子どもたちが楽
いて、昨年は計六 四 人 で 練 習 を 重 ね て い き
が練習日で、掃除 当 番 に 当 た っ て い る 人 は
しょう。でも、いつか大人になった時、こ
ようクリスマス」が終わるとすぐに、今度
大忙しです。終礼 後 、 時 間 ぎ り ぎ り ま で 掃
しみにしているのが、土曜日練習や本番の
の経験が、どんなに貴重で、恵みに満ち溢
まりました。休み時間、遊びたい気持ちを
除をし、一息つく 暇 も な く 練 習 に 参 加 し ま
終わった後に配られるおやつです。学校で
れていたものかを感じられる時が来ること
堂に響き渡る歌声 を 心 で 感 じ な が ら 、 真 剣
す。それでも皆と 一 緒 に 歌 い 始 め る と 、 講
おやつをいただくなんてあまりないことで
を、今は祈りたいと思います。
な眼差しで練習に 励 ん で い き ま す 。
こんなことがあ り ま し た 。 新 メ ン バ ー に
な気持ちになるようです。そして「むかえ
すので、その時だけはちょっと得したよう
ました。
て全員募集をする と い う 形 に 変 更 し ま し た 。
まうということで 、 数 年 前 か ら 、 毎 年 改 め
聖歌隊の練習風景
小 学 部
2016.05.16
楓園 No.80
8
聖歌隊の一年
NEWS
山作り・川作り
東洋英和幼稚園
ます。しかし、大 き な ス コ ッ プ を 使 う 山 や
ケーキなど、ごち そ う を じ っ く り 作 っ て い
の一つとして、砂 場 で は 、 ス ー プ や カ ッ プ
子どもたちの遊び も 変 わ っ て き ま し た 。 そ
増設された新園舎 。 以 前 と は 異 な る 環 境 に
開始。実際に掘ってみると、子どもたちの
した。さっそく子どもたちを誘い、大工事
場になりそう!と保育者たちの心も踊りま
は繰り返し堀り、水を入れる事で良い遊び
の土…しかし、スペース的には十分。これ
根っこが盛り上がり、手前部分はカチコチ
起伏のある地面。奥の方には桜の木があり、
一つずつ手にとって、さわって試してみる
ももいます。周りをよく見渡し、一つずつ
目についたこと(もの)で遊び始める子ど
を過ごしていきます。登園すると、すぐに
護者の方々との信頼関係を育みながら日々
稚園での生活を積み重ねていけるよう、保
者は一人ひとりの子どもたちが安心して幼
園の子どもたちが入園してきました。保育
嬉しそうにまた少し緊張した面持ちで新入
少しずつ動き出します。少し離れてはふり
ています。お母さまと一緒に過ごすうちに
さまの傍らで他の子どもたちの遊ぶ姿を見
るためです。そのような時、子どもはお母
ゆっくり安心をためて動き出すことを支え
入っていただくこともあります。子どもが
見て相談した上で保護者の方にも保育室に
たちは無理に引き離すことはせず、様子を
ない子どももいます。そのような時に、私
という間に何人もの子どもたちが
の な ら、 周 り に 泥 水 が は ね、 あ っ
す。 そ し て、 一 人 が 海 に 入 ろ う も
子どもたちも更に気分が高まりま
こよう!」「海にして入ろう!」と
がる安心の場となっていきます。それと共
の姿で過ごすうちに幼稚園が、家庭につな
緒に居ることが嬉しくなります。それぞれ
ね」と話しかけるようになり、保育者と一
るようになってきます。
「あのね」
「わたし
者への緊張をゆるめ、力を抜いて身を委ね
9
大学付属
かえで幼稚園
保護者の方と両輪となって
川はどこに作ろう か … 砂 場 は た く さ ん の 子
力では土が硬い上に、小石がゴロゴロ出て
泥 だ ら け に。 初 め は 泥 が 苦 手 だ っ
今年度も、保護者の方と園とが両輪とな
に、担任の保育者が園でのお母さんに代わ
り、祈りを合わせて子どもの育ちを支えて
た子どもも知らない間に顔に泥が
笑 い。 今 で は 子 ど も た ち の 大 切 な
いきたいと思います。
る存在となります。
遊 び 場 と し て 暑 い 夏 は 泥 の 海、 秋
られています。
と…とさまざまな遊びが繰り広げ
冬には暖かい日差しの中でままご
になると綺麗な葉っぱを集めたり、
付 き、 友 だ ち と 顔 を 見 合 わ せ て 大
ダンスってたのしい!
2016.05.16
楓園 No.80
―新入園の子どもたちのはじまりの時―
どもたちであふれ て い ま す 。 幼 稚 園 が 昔 か
きて中々進まず。しかし、日を重ねるごと
かえったり立ち戻ったりしながら行動範囲
保護者の手をぎゅっと握ったまま離れられ
ら大切にしている体いっぱい使って水や
子どももいます。同じ場にいる同年齢の存
をそろそろと広げていきます。やがて保育
今年も園庭の桜の花びらが美しく舞う中、
砂、土の感触を楽 し め る よ う に 、 与 え ら れ
に子どもたちのスコップ使いも上達し、あ
在との淡いふれあいも生まれます。中には
案は、新園舎の裏側の活用。以前の築山の
ている環境の中で で き る 事 を 保 育 者 同 士 で
る 程 度 穴 が 掘 れ る と、
「水たくさん持って
昨年、幼稚園創 立 一 〇 〇 周 年 を 記 念 し て
意見を出し合いま し た 。 そ し て 考 え つ い た
どろんこ どろんこ
NEWS
東洋英和幼稚園/大学付属 かえで幼稚園 英和の日々
■3歳児アドヴ ェ ン ト ・ 終業礼拝 月 日(水)
■4・5歳児アドヴェント・ 終業礼拝 月 日(木)
■ 日舞を観る会 2月8日(月)
扇子遊び、おしろい、邦
楽器などを自由に体験し、
長唄「越後獅子」を鑑賞
しました。
お父さまがたと新幹線に
■ 父と子の遠足 2月 日(木)
乗って南ヶ丘牧場へ行き
ました。雪遊び、ソーセ
ージ作り、動物との触れ
合いを楽しみました。
■ 第102回保育証書授与式
3月 日(火 )
年長の子どもたち四四名
が全員揃い、保育証書を
■クリスマス礼拝
日
五七名の子どもたちが神
3月 日(木)
■保育証書授与式
そりすべりをしました。
地 で 乗 り 物 に 乗 っ た り、
富士山の裾野にある遊園
気 持 ち の よ い 青 空 の 中、
3月3日(木)
■年長組卒業遠足
しました。
ままわしやおにごっこを
お父さまといっしょにこ
2月6日(土)
■年中組父親参加
び、礼拝をしました。
イエスさまのお誕生を喜
小学生・中高生 3歳児
月 日
4歳児・5歳児
日・ 日
17
さまの祝福の中、巣立っ
日(金)
■クリスマス礼拝
月
月
日(木)
■キリスト教講演会
藤村真弓先生をお招きし、
「命の大切さ」について
のお話を伺いました。
日(金)
■マグノリアコンサート
月
各学年による合唱などの
他、今年度は子どもが歌
うオペラ「トスカ」を全
月
日(木)
日(木)
日(水)
校で演奏しました。
■卒業式 日(月)~
■修業式 月
■韓国学習旅行
3月
五年生希望者で、梨花女
子大学附属初等学校を訪
問、二日目には全員ホー
ムステイをさせていただ
き、親交を深めました。
■中学部鑑賞行事
月8日(火)
狂言教室が行われ、九世
野村万蔵氏による「盆山」
と「附子」を鑑賞しました。
日(金)
■ YWCAキャンドルサービス
月
日(金)
■クリスマス礼拝
月
中学部は礼拝後に聖誕劇
を 演 じ、 高 等 部 は 山 北 宣
久牧師(前青山学院院長)
からお話を伺いました。
3月
日(木)
■高等部卒業式
日(月)〜 日(木)
■聖書科学習旅行(沖縄)
3月
て考えました。
の尊さを、聖書に基づい
通 し て「 命 」 と「 平 和 」
中 高 校 生 有 志 で、 旅 行 を
24
【大学】
日(月・祝)
日(土)
ティーが開催されました。
出を祝福し、式典とパー
修了生三〇名の新しい門
3月
■修了式・修了パーティー
【大学院】
謝する時を持ちました。
われ、長年のお働きに感
生方の最終講義などが行
今年度末で退職される先
一 月 か ら 二 月 に か け て、
■退職教授最終講義など
披露されました。
らしいレシテーションが
本審査では二二名の素晴
高 校 生 か ら 応 募 が あ り、
ンテストは、七〇名もの
今年で二回目となる本コ
3月
2016
■レシテーションコンテスト
大 学・大学 院
聖書科学習旅行
12
12
12
ていきました。
2016.05.16
楓園 No.80
10
11
18
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21
17 16
24
3
3
中 高 部
講演なされる藤村真弓先生
12
1
1
15
19 16
18
14
29
21
12
小 学 部
お父さまといっしょに遊ぶ
12
12
受け取り、幼稚園から巣
大学付属
かえで幼稚 園
越後獅子
16
17
11
21
19
15
立っていきました。
レシテーションコンテスト授賞式にて
17
東洋英和幼稚 園
2015年12月~2016年3月
まさ こ
1946 年高等女学科卒
東洋永和入学
ぞ」と怖い顔・大きな声。叱られた
りしていた我々に「こらっ、危ない
止の屋上で、丸い輪になりおしゃべ
( 町 田 家 三 人 ) も 英 和 卒。 障 が い 児
結 婚。 な ん と 夫 の 姉・ い と こ た ち
三八才で同じく産婦人科医の夫と
社 会 設 立 を 志 す 全 国 的 活 動 を 実 施。
る心身の健やかな状態維持に必要な
可活動を契機に、女性の生涯にわた
出 生 を 覚 悟 の 高 齢 出 産( 三 九・四 二
いて本人および保護者対象の性教
学校・保健所・女性センター等にお
ぶ医者を志す子であった。しかし戦
人形の腕に注射器で水を注入して遊
社会の問題は楽しく補い合い生きて
門領域が異なるので、家でも仕事や
たちと活動した。夫とは少しずつ専
幼時期から病身で医療者に魅かれ、 的支援・保育事業にも若いお母さん
「 母 に『 堀 口 先 生 は、 虎 の 門 病 院 で
る講演」をしたら、参加した方から
しで卒業生の依頼により「性に関す
英和卒という奇跡も。過日英和の催
私の取り上げた赤ちゃんが何人か
流が始まった。英和関係で偶然の出
会い・仕事の喜びを沢山いただいて
いる。短期間ではあったが英和の宗
教的教え・人間関係は温かいものを
育んでくれたと思う。
11
2016.05.16
楓園 No.80
小 六 の 時、 大 東 亜 戦 争 が 始 ま り、
夜 の 空 襲 の 度 に 起 こ さ れ 防 空 壕 へ。
才)だったが、無事。しかし後輩に
のに、目が笑っていたのを今でも懐
辛かった。翌一九四二年、永和入学。 かしく思い出す。
育・更年期教育の講演や講義も行っ
が聖書を読み、自分の言葉で自分た
地から男医が帰国し、女医などいら
い る。 患 者 様 の 相 談 で 母 子 に、
「出
貴女を取り上げた方よ』と知らされ
ている。
ちの問題を語ったように思う。良い
な い と 屈 辱 的 事 情 で、 薬 学 に 進 む。
産 は? 愛 育( 病 院 )? え っ 堀 口
く勧める。仕事と育児の両立・社会
思い出。空襲で自宅待機、学校で軍
戦後の貧しい生活の中、英和と無関
医者になった経緯と結婚
は医学的・社会的に適齢期出産を強
英は永に、ガーネットのタイ、憧れ
事産業、授業ナシ、芝浦・沖電気の
係の薬学通学に憧れの制服を着たの
の制服はへちま襟の国民服に変えら
工場で無線通信機のハンダ付け。空
ドクター? では夫です」なんてい
う 事、 そ の 逆 に「 え っ 虎 の 門( 病
れた。戦時中だが、朝の礼拝に生徒
襲警報の度に地下室で敵機の去るの
は感無量だった。
た」と連絡があり、以後、大人の交
を待った。終戦は四年生の夏、翌年
三月には卒業で、英和らしい生活・
院)
? 私?」もしばしば。
ニック、主婦会館クリニック(から
女子大学、恵泉女学園中学・高等学校他の元校医。性
学習は正味三年未満だったかと思う。
だと心の診療室)で勤務医として
主婦会館クリニックで診療にあたっている。お茶の水
仕事、そして英和とのつながり
卒 業 後、 ホ ル モ ン の 研 究 に 従 事
診 療 を 続 け、 主 婦 会 館「 テ ィ ー ン
医長を経て定年退職後、現在も女性成人病クリニック、
姉 の 大 熊 礼 子( 一 九 四 五 年 卒 )、 妹
し、数年後、やはり医学をと群馬大
ズ カ フ ェ」
( 女 の 子 の た め の、 か ら
京大学医学部産科婦人科学教室で研修。長野赤十字病
院他に勤務後、1970 年より虎の門病院産婦人科勤務。
現在の専門は、思春期・成熟期・
学医学部に進む。六〇人中女性は三
学医学進学コースを経て、群馬大学医学部卒業後、東
の 故 ハ ウ サ ー 寿 子( 一 九 五 一 年 卒、
人、皆より五歳年長で、
「おばさん」
だと心の相談室)でボランティア
医。東京薬学専門学校(現東京薬科大学)
、東京理科大
更年期・老年期の生と性に関する心
とからだのケア(月経のトラブル・
摂食障害・不妊・更年期障害・性交
と呼ばれ過ごす。自分の好きなこと
も し て い る。 診 療 以 外 の 活 動 で は、
■ほりぐち まさこ/1930 年 3 月生まれ。産婦人科
ピアニスト)も英和卒。外国籍の先
生との接点はなく、戦後再び日本に
戻 ら れ た 時 に は も う 卒 業 し て い た。
障 害・ 性 同 一 性 障 害 等 )
。虎の門病
ができれば全部優秀である必要はな
一九九七年に「性と健康を考える女
院 を 定 年 退 職 後、 女 性 成 人 病 ク リ
いとビリで卒業。在学中、馬術部に
性専門家の会」を創立し、ピルの認
薬学 1 年生の時の仲間と。英和の夏服をやっ
と着られた時(左端)
入る。障害飛越、楽しかった。
と健康を考える女性専門家の会名誉会長。2003 年エイ
ボン女性年度賞 功績賞受賞。著書多数。
長野彌校長(ナガポン)は、侵入禁
2 級上の姉・姉の同級生と国民服の私。左か
ら中馬(吉野)正子、姉の大熊(江草)礼子、
私、安藤(牧)千代子
この人に聞く 30
堀口 雅子さん(旧姓:江草)
ほりぐち
卒業生たちの軌跡を追って
産婦人科医
東洋永和から産婦人科医へ
戦時で学びの場を奪われた東洋永和での無念の思いを薬学・医学の道で
癒し、産婦人科医として女性の健康支援
(生と性)
、更に働く女性の社会的地
位確立、出産・育児支援に努められ、86 歳になられた今も現役で活躍されて
いる堀口さん。永和生時代やその後のことを振り返り、
教えてくださいました。
学 院 資 料 ・ 村 岡 花 子 文 庫 展 示コーナー
野尻には本当に感謝しています。長い歴史のある野尻キャンプ
サイト、これからもたくさんの方が帰る場所であり、それぞれ
に大切なものをくれるはずだと思います。ずっとつながってい
きますよう、心より祈っています。
伊藤 優
聖書の言葉
本部・大学院棟一階に昨年新設された展示コーナーは落ち着いた雰
囲気が好評です。英和関係者ばかりでなく外部の方も多く訪れてくだ
さり、開設時は一日平均一四名、秋以降も一〇名前後の見学者があり
付き合っていたい大切な人ばかりです。大切な出会いをくれた
ま す。村 岡 花 子 文 庫 の 方 は、机 や 辞 書、写 真 な ど の 他、自 筆 翻 訳 原 稿
を月替わりで常に展示しています。
そして同級生リーダーたち。私たちがおばあちゃんになっても
主よ、あなたはわたしを究め わたしを知っておられる。座るのも立つの
み
現在は左記の企画展を開催中です。
「村岡花子と広岡浅子
(〜八月三一日まで)
文学者 村岡花子の誕生」
ご父兄の方々、先輩、年下の友達、いつも野尻で出会うご家族、
も知り 遠くからわたしの計らいを悟っておられる。〜どこへ行けばあな
たの霊から離れることができよう。〜天に登ろうとも、あなたはそこにい
よ
まし 陰府 に身を横たえようとも 見よ、あなたはそこにいます。〜胎児
であったわたしをあなたの目は見ておられた。わたしの日々はあなたの書
詩編一三九篇より
にすべて記されている まだその一日も造られないうちから。
西 欧 の 古 い 教 会 史 に 記 録 さ れ た 出 来 事 の 一 つ、六 二 七 年 に ア ン グ ロ サ ク ソ ン の 諸
より人とのつながりは大事で、これからも大切にしていきたい
「村岡花子と広岡浅子 文学者 村岡花子の誕生」
展示のようす
高等部 2009 年卒/大学 2013 年卒
「ヴォーリズと英和」(〜九月三〇日まで)
せんでした。私が野尻で得たものはたくさんありますが、なに
王や領主たちが集まった或る会議のことがあります。ドーバー海峡を渡って、新し
社会人になっても毎年野尻へ帰るようになるとは思ってもいま
い キ リ ス ト 教 の 教 え が 民 衆 の 間 に 広 ま り、も は や 無 視 し 得 な い 状 態 に な っ て い た。
と思っています。野尻を守ってこられた野尻基金の方々、先生方、
どちらも、本学院でしか見られない資料
その時は、学生リーダーになるまでに野尻キャンプとかかわり、
それを受容れるべきか否かがテーマだった。議論の中で、一人の領主が立ち上がり
からです。そして翌年、高 1 で野尻キャンプに参加しました。
が満載です。どうぞお立ち寄りください。
年関係なく友達を増やし話している姿が非常に楽しそうだった
比喩をもって語った。「例えば、この邸宅の夜の広間。そこには灯りと燃える暖炉が
夏休み、キャンプから戻ってきた友達がキャンプソングを歌い、
あり、人々の生活と語らいがある。ただ戸外は嵐と吹雪が吹き荒れている。そこへ突然、
たしました。私が野尻キャンプに参加したきっかけは、中 3 の
外から一羽の雀が飛び込み、目前でひらりと飛翔して、忽ち反対の戸口から闇の中
の様子、野尻の写真など、野尻っ子としては大変楽しく拝見い
に 消 え 去 っ た。実 は、地 上 の 人 間 生 活 も そ の 最 初 の 闇 と 終 わ り の 闇 に 挟 ま れ た 一 瞬
昨年いただいた KAEDE Magazine で野尻特集が組まれている
の飛翔に似て、その先行するものが何か、その後に続くものが何かを知らず、謎に
包 ま れ た ま ま で 一 生 を 終 え る。そ こ で、も し こ の 新 し い 宗 教 が こ れ に 答 え て 確 信 を
与えてくれるならば、私はそれに従うのが正しいのではないかと思われる。
」
ゲーテがファウスト博士に語らせた言葉があります。「世界をそのもっとも奥深く
で統べているものが何であるかを認識したいのだ。〜 」先日、日本人十一番目の宇
のを見て、嬉しく思いました。野尻の歴史や昨年度のキャンプ
史料室連絡先 ● TEL:03-3583-3166 FAX:03-3583-3329
E-mail:[email protected]
〒 106-8507 港区六本木 5-14-40 東洋英和女学院法人事務局総務企画部総務課 まで
E-mail:[email protected] でもお待ちしております。
● お便りお待ちしています!●
宙飛行士の「子どもの頃からの夢、
《宇宙の未知への好奇心》が自分を動かしてきた」
の言葉に接し、その勇気と精進と人間の科学技術の力に改めて感動しました。同時に、
あの「一体どこから来てどこへ行くのか?」「自分が偶然の無意味な存在でなければ、
その生きる価値と目的とは何か」という古来よりの人間の問いが心に浮かびました。
吾妻 國年
二〇一六年三月 八 日
二〇一六年三月二七日
二〇一六年二月二一日
二〇一六年二月十一日
副院長
元理事、元評議員
元大学教授
進 藤 紘 子 氏 元大学一般職員
藤 原(倉田)美 沙 氏 元中学部長、元評議員
安中章夫氏
2016.05.16
楓園 No.80
12
訃 報
―心より哀悼の意を表します―
西野 和 子 氏
昨年 9 月に発行された楓の会会報誌「KAEDE Magazine」の野尻特
集をうけて、卒業生が野尻への想いを寄せてくださいましたので、
ご紹介します。
No.
19
史 料 室 レタ ー
TOYO Wa-Wa
おたよりコーナー
2016 年度 行事予定
小学部
東 洋英和幼稚園
大学付属
かえで幼稚園
4月
7 日(木)
始業式
11 日(月)
入学式
21 日(木)
・25 日
(月)
・5 月 6 日
(金)
春の健康診断
28 日(木)
春の遠足
4月
11 日
(月)
始業礼拝
14 日
(木)
入園式
*
春の健康診断
4月
6日
(水)
7日
(木)
11 日
(月)
21 日
(木)
29日(金・祝)
始業礼拝
(進級児)
新入園児始業
入園式
園外保育
(4 歳児)
ワークⅠ
5月
7 日(土)
11 日(水)
18 日(水)
28 日(土)
5月
12 日
(木)
はみがき指導
24 日
(火)
母と子の遠足
5月
9日
(月)
10 日
(火)
26 日
(木)
母の日礼拝
園外保育
(5 歳児)
健康診断
園外保育
(3 歳児)
6月
9 日(木)
学校説明会②
14 日(火)
鑑賞の日
25 日(土)
土曜参観日
6月
11 日
(土)
父母の会
6月
11 日
(土)
ワークⅡ
16 日
(木)
歯科健診
20 日
(月)
、27 日
(月)
親と子の集い
(4 歳児)
7月
期学校〔軽井沢追分〕
夏
6 日(水)
オープンスクール
14 日(木)〜16 日
(土)
1年1組
16 日(土)〜18日(月・祝) 1 年 2 組
18日(月・祝)〜20 日
(水)
2 年 1 組、6 年 1 組
20 日(水)
(金)
2 年 2 組、6 年 2 組
〜22 日
22 日(金)
(日)
3 年 1 組・2 組
〜24 日
25 日(月)
(水)
4 年 1 組・2 組
〜27 日
〜30 日
27 日(水)
(土)
5 年 1 組・2 組
7月
6 日
(水)〜8 日
(金)
キャンプ
(5 歳児)
〔軽井沢追分〕
14 日
(木)
終業礼拝
16 日
(土)
入園説明会①
7月
14 日
(木)
終業礼拝
(4、5 歳児)
たのしみ会
(3 歳児)
15 日
(金)
夕涼み会
(4、5 歳児)
8月
23 日
(火)〜26 日
(金)
夏期保育
29 日
(月)〜31 日
(水)
軽井沢追分キャンプ
(5 歳児)
2 日(金)
コース別集団下校訓練
8 日(木)
入試説明会
12 日(月)〜15 日
(木)
6 年修学旅行
30 日(金)
秋の遠足
(1 〜 5 年)
9月
9月
8日
(木)
始業礼拝
(3、4、5 歳児)
9 月入園式
(3 歳児)
24 日
(土)
入園説明会①
9月
学校説明会①
授業参観日
ペンテコステ礼拝
運動会
1日
(木)
2日
(金)
17 日
(土)
30 日
(金)
入園説明会②
始業礼拝
父と遊ぶ日
祖父母の会
10 月
1 日(土)
追悼記念日礼拝
3 日(月)〜5 日
(水)
球技会週
7 日(金)
前期終業式
11 日(火)
後期始業式
13 日(木)
・17 日
(月)
秋の健康診断
27 日(木)
児童引取り・徒歩帰宅訓練
10 月
1日
(土)
追悼記念日礼拝
25 日
(火)〜27 日
(木)
入園考査
*
秋の健康診断
10 月
1日
(土)
追悼記念日礼拝
3日
(月)
園外保育
(5 歳児)
15 日
(土)
ファミリーデー(4、5 歳児)
〔大学校地〕
17 日
(月)
オープンデー(3 歳児)
19 日
(水)
入園説明会②
26 日
(水)
芋ほり
(4、5 歳児)
11 月
2 日(水)
6 日(日)
7 日(月)
25 日(金)
28 日(月)
11 月
6日
(日)
学院創立記念日
7日
(月)
学院創立記念日礼拝
11 日
(金)
りんご園遠足
(5 歳児)
〔長野県上田市〕
11 月
1日
(火)
6日
(日)
7日
(月)
12 日
(土)
28 日
(月)
12 月
10 日(土)
むかえようクリスマス
19 日(月)
クリスマス礼拝
12 月
7日
(水)
母の会アドヴェント礼拝
15 日
(木)
アドヴェント終業礼拝
(3 歳児)
16 日
(金)
アドヴェント終業礼拝
(4・5 歳児)
12 月
5日
(月)
アドヴェント礼拝Ⅱ
12 日
(月)
アドヴェント礼拝Ⅲ
16 日
(金)
クリスマス礼拝
(3 歳児)
20 日
(火)
、21 日
(水)
クリスマス礼拝
(4、5 歳児)
22 日
(木)
小学生・中高生クリスマス礼拝
1月
27 日(金)
マグノリアコンサート
1月
10 日
(火)
始業礼拝
*
おもちつき
1月
11 日
(水)
始業礼拝
(3、4、5 歳児)
*
教会訪問
(5 歳児)
2月
0 日(金)
1
、11 日
(土・祝)
美術展
親子討論会
17 日(金)
授業参観日
21 日(火)〜24 日
(金)
クラブ発表週
2月
6日
(月)
日本舞踊を観る会
11 日(土・祝)父と子の遠足
(5 歳児)
〔那須塩原〕
2月
1 日(土・祝)父親保育参加
1
(4 歳児)
*
小学校訪問
(5 歳児)
3月
1日
(水)
6日
(月)
*
13 日
(月)
14 日
(火)
3月
2日
(木)
9日
(木)
15 日
(水)
16 日
(木)
3月
入学考査
学院創立記念日
学院創立記念日礼拝
学芸会
アドヴェントを迎える会
15 日(水)
卒業式
16 日(木)
修業式
20 日(月・祝)
(木)
〜23 日
スキー教室
課外日舞おさらい会
課外ピアノ科おさらい会
お別れ会
終業礼拝
卒業式
入園願書受付
学院創立記念日
学院創立記念日礼拝・音楽会
ワークⅢ
アドヴェント礼拝Ⅰ
卒業遠足
(5 歳児)
園外保育
(4 歳児)
終業礼拝
(3、4 歳児)
お別れ会
卒業式
楓園 No.80
2016.05.16
13
*印は日程が未定
大学院
大学
4月
2日
(土)
入学式・オリエンテーション
23 日
(土)
健康診断
5月
28 日
(土)
入試説明・相談会
7月
2日
(土)
休講
人間科学領域・幼児教育コース・
国際協力研究科修士課程
2016 年度後期入試
9日
(土)
入試説明・相談会
9月
3日
(土)
10 日
(土)
17 日
(土)
臨床心理学領域修士課程
2017 年度前期
(秋季)
一次入試
国際協力研究科修士課程
2017 年度前期
(秋季)
入試
2016 年度後期科目等履修生・
プログラム履修生試験
臨床心理学領域修士課程
2017 年度前期
(秋季)
二次入試
学位授与式/
入学式・オリエンテーション
10 月
1日
(土)
追悼記念日礼拝
15 日
(土)
入試説明・相談会
11 月
6日
(日)
学院創立記念日
26 日
(土)
入試説明・相談会
2月
3月
4月
2日
(土)
入学式
1 日
(金)〜7 日
(木)
学内オリエンテーション
23 日
(土)
プレイデー
4月
7日
(木)
8日
(金)
12 日
(火)
21 日
(木)
23 日
(土)
5月
0日
2
(金)〜21 日
(土)
1 年生オリエンテーション合宿
〔千葉県南房総市富浦〕
5月
9 日
(月)〜11 日
(水)
高 3 修養会
〔天城〕
10 日
(火)〜12 日
(木)
中 1 オリエンテーション〔清里〕
11 日
(水)
中 2 〜高 2 学年行事
6月
4日
(土)
東京女子大学スポーツ交流会
19 日
(日)
オープンキャンパス
6月
7月
17 日
(日)
オープンキャンパス
31 日
(日)
オープンキャンパス
7 日
(火)〜10 日
(金)
Ⅰ学期中間試験
10 日
(金)
中学部鑑賞行事、花の日礼拝・訪問
16 日
(木)
、
17 日
(金)
高 1 カンファレンス〔御殿場〕
25 日
(土)
オープンスクール
8月
14 日
(日)
オープンキャンパス
28 日
(日)
入試対策講座
7月
9月
18 日
(日)
オープンキャンパス
1日
(金)
合唱コンクール(中学部)
球技会
(高等部)
16 日
(土)〜18 日
(月・祝)
オープニングキャンプ〔野尻〕
19 日
(火)〜8 月 4 日
(木)
カナダ語学研修
22 日
(金)〜29 日
(金)
中 2 夏期学校前後期〔野尻〕
29 日
(金)〜8 月 1 日
(月)
訓練キャンプ〔野尻〕
8月
1日
(月)〜8 月 6 日
(土)
キャンプ
〔野尻〕
1 日
(月)〜3 日
(水)
夏期修養会
〔軽井沢追分〕
9月
3日
(土)
学校説明会
15 日
(木)〜23 日
(金)
Ⅰ学期期末試験
9日
(金)
清楓会クリスマスパーティー
(予定)
17 日
(土)
スカラシップ特別入試
19 日
(月)
クリスマス礼拝
10 月
1日
(土)
追悼記念日礼拝
3日
(月)
Ⅱ学期始業礼拝
8日
(土)
体育祭
21 日
(金)
、22 日
(土)
楓祭
1月
7日
(土)
院内推薦入試
(2 期)
外国人留学生入試
14 日
(土)
、15 日
(日)
大学入試センター試験
31 日
(火)
一般入試
11 月
2月
23 日
(木)
一般入試
(後期)
5日
(土)
学校説明会
6日
(日)
学院創立記念日
7日
(月)
学院創立記念日礼拝
8 日
(火)〜14 日
(月)
授業公開週間・美術展
14 日
(月)〜18 日
(金)
高 2 修学旅行〔広島・萩〕
22 日
(火)
球技会
(中学部)
26 日
(土)
入試問題説明会
3月
7日
(火)
卒業チャペル・コンサート
10 日
(金)
卒業式
20 日(月・祝)オープンキャンパス
(春キャン)
12 月
1 日
(木)〜7 日
(水)
Ⅱ学期中間試験/高 3 期末試験
7日
(水)
中学部鑑賞行事
10 日
(土)
クリスマス音楽会
20 日
(火)
クリスマス礼拝
26 日
(月)
ミニ学校説明会
2月
1日
(水)
一般入試
(A 日程)・帰国生入試
3日
(金)
一般入試
(B 日程)
3月
日
1
(水)〜7 日
(火)
Ⅱ学期期末試験
8 日
(水)
、9 日
(木)
英和茶会
15 日
(水)
中学部卒業式・修業式
高等部修業式
16 日
(木)
高等部卒業礼拝
17 日
(金)
高等部卒業式
20 日
(月・祝)
(火)
〜4 月 4 日
アメリカ語学研修
20 日
(月・祝)
(木)
〜23 日
スキー教室
〔志賀高原〕
21 日
(火)〜24 日
(金)
社会科学習旅行〔京都・奈良〕
10 月
1日
(土)
23 日
(日)
11 月
2 日
(水)
、3 日
(木・祝)
かえで祭
(進学相談会)
6日
(日)
学院創立記念日
12 日
(土)
指定校推薦・院内推薦入試
(1 期)
*
チャペルコンサート
20 日
(日)
入試対策講座
30 日
(水)
アドヴェント点灯式
12 月
4日
(土)
人
間科学領域・幼児教育コース
修士課程
2017 年度前期
(春季)
入試
臨床心理学領域修士課程・
人間科学博士後期課程
2017 年度前期
(春季)
一次入試
11 日(土・祝)臨床心理学領域修士課程・
人間科学博士後期課程
2017 年度前期
(春季)
二次入試
国際協力研究科
2017 年度前期
(春季)
入試
25 日
(土)
2017 年度前期科目等履修生・
プログラム履修生試験
18 日
(土)
学位授与式
追悼記念日礼拝
公募制推薦入試
同窓生子女枠特別推薦入試
一般・社会人編入試、
社会人入試
全学院
4月
1日
(金)
新任者辞令交付式
15 日
(金)
全学院新年度礼拝・歓迎会
6月
3日
(金)
後援会・母の会・学院三者懇談会
11 日
(土)
楓の会春の講演会
7月
1日
(金)
後援会常任役員会/役員会/総会
9日
(土)
三英和懇談会
〔於:静岡英和女学院〕
10 月
14
1日
(土)
追悼記念日礼拝
7日
(金)
後援会役員懇談会
楓園 No.80
2016.05.16
中高部
11 月
6日
(日)
7日
(月)
8日
(火)
12 日
(土)
12 月
2日
(金)
全学院クリスマス礼拝
3月
学院創立記念日
永年勤続者表彰
教育シンポジウム
カナダ宣教師墓前礼拝
楓の会秋の芸術公演・役員総会
3日
(金)
後援会・母の会・学院三者懇談会
24 日
(金)
退職者辞令交付式・送別会
中学部入学式
中学部始業式
高等部入学式・始業式
健康診断Ⅰ
(中 1・高 1)
健康診断Ⅱ
(全学年)
授業公開日・母の会総会
Vol.13
文:北崎勝彦(高等部教頭) 題字・イラスト:北崎直子
伝統的 七 夕
の半月より少し欠けた月が夜の早い時
間帯に見えています。今のカレンダー
は月の満ち欠けを基準にして作られて
たってしまうこともあります。旧暦な
い な い の で、七 夕 が ま ぶ し い 満 月 に 当
せてくださ い 。 今 の カ レ ン ダ ー で は 七
ら ば そ の よ う な こ と は な く、月 明 か り
少 々 気 が 早 い で す が、七 夕 の 話 を さ
月七日の七 夕 は 梅 雨 も 後 半 戦 。 大 雨 の
旧暦に基づいた
「伝統的七夕」
、今 年
が優しく星祭りに華を添えます。
とができな い と い わ れ て い る 織 り 姫 と
は八月九日になります。この日はライ
時期でもあ り ま す 。 雨 が 降 る と 会 う こ
彦星もでき れ ば こ の シ ー ズ ン で な い 方
トダウンをして星空を見ようという
キャンペーンも行われる予定です。
が…と願っ て い る の で は な い で し ょ う
か。
楓の会主催 春の講演会のご案内
● 新入会員のご紹介
日 時:2016年6月11日
(土)
14:00開演
(13:30受付開始)
東光会(高等部同窓会)177 名╱楓美会(大学同窓会)527 名╱大学院同窓会 29 名
の方々が新たに加えられます。ご入会を心より歓迎いたします。
場 所:中高部
新マーガレット・クレイグ記念講堂
● 同窓会総会のご案内
中村 哲 医師
【申込方法】
下記事項を記入の上、メールにてお申し込みください。なお、
電話・FAX でのお申し込みも受け付けます。
●名前 ●学院との関係 ●電話番号 ●人数(原則 4 名まで)
六会の各同窓会が同じ日に六本木校地で総会を開催するようになってから今年で
10 年目になります。記念すべき総会に皆様のご出席をお待ちしております。今年
度より人間科学部保育子ども学科教授になられた深井智朗牧師による礼拝をまず
守った後に議事へ。その後には大学の「ウィンドアンサンブル部」にご登場いただ
き演奏していただきます。一貫校の豊かさを感じさせられ、きっと元気と力を与え
られてそれぞれの場へと散らされていく一日となることでしょう。
同窓会総会実施要領
【申込先・問い合わせ先】
【申込期間】
2016 年 4 月 25 日
(月)~ 5 月 31 日(火)
※お申込は楓の会会員に限ります。定員になり次第、締め切らせていただきま
す。また、申込期間以前にいただいたお申込は受付いたしませんのでご了承
ください。
80 号
発行日: 2016 年 5 月 16 日
編 集: 広報委員会
発 行: 学校法人 東洋英和女学院
東京都港区六本木 5-14-40 Tel:03-3583-3325
メールアドレス:[email protected]
ホ ー ム ペ ー ジ :http://www.toyoeiwa.ac.jp
日 時:2016 年 6 月 4 日(土)13:10 より
会 場:新マーガレット・クレイグ記念講堂(六本木校地)
礼 拝:説教 深井智朗牧師
総会議事:前年度活動報告・決算報告・監査報告
今年度活動予定・予算案・新役員人事承認
催 事:東洋英和女学院大学ウィンドアンサンブル部演奏
お茶の会・ミニバザー(15 時 45 分終了予定)
各同窓会総会
東洋英和女学院 学院報 楓 園 第
東洋英和女学院同窓会総会
[email protected]
TEL 03-3583-3354 FAX 03-3584-5227
(電話での受付は平日 9:00 ~ 17:00)
実は日本 で 古 く か ら 使 わ れ て い た カ
八月の前半、夜九時頃、
ちょうど頭の
同窓会より
お知らせ
講 師:中村 哲 医師
テーマ:
「アフガンに命の水を」
料 金:無 料
レ ン ダ ー、旧 暦 の 七 月 七 日 は 現 在 の カ
レ ン ダ ー に 直 す と、ほ ぼ 八 月。 梅 雨 も
明 け て 夏 の 晴 天 が 続 き、日 暮 れ も 少 し
ず つ 早 く な る 頃 で す。 織 り 姫・彦 星 は
七月よりも 八 月 の 方 が よ り 夜 の 早 い 時
間に高く見 や す い 位 置 に 昇 り ま す 。 ま
た、旧 暦 で は 毎 月 の 一 日(ついたち)が
新 月 に な り ま す の で、七 日 は 必 ず 上 弦
真上にひときわ明るく見えている星が
こ と 座 の べ ガ・織 り 姫 星 で す。 東 側 に
体 を 向 け、目 線 を 前 方 に 少 し 降 ろ し て
くるとベガより少し暗めですが二つの
一等星が左右に並んで見えます。左手
側 が は く ち ょ う 座 の デ ネ ブ、右 手 側 が
わ し 座 の ア ル タ イ ル・彦 星 で す。 三 つ
の星を結べば夏の大三角です。晴れて
いれば街中でもこの三つ星は見つける
ことができます。その際は明るい室内
か ら 出 た 後 五 分 か ら 一 〇 分 程 度、暗 い
ところで目を慣らせればより星が見つ
けやすくなります。
上弦の半月より少し欠けた月は地方によっ
ては織り姫と彦星が七夕の日に乗る舟に見
立てられています。
保育部会(短期大学保育科)
10:30 中高部集会室 楓美会(大学)
11:00 本部・大学院棟 大会議室(A)
楓雅会(短期大学国際教養科)
11:00 本部・大学院棟 大会議室(B)
大学院同窓会
11:30 本部・大学院棟 第 2 会議室
東光会(高等部)
12:10 中高部小講堂
(かえで会総会はありませんが、学院同窓会総会にご出席ください)
楓園 No.80
2016.05.16
15