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簡単 Actian PSQL v12

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簡単 Actian PSQL v12
‐ SQL 編 ‐
免責事項
株式会社エージーテックは本書の使用を、利用者またはその会社に対して「現状のまま」でのみ許諾するものです。株式会社
エージーテックは、いかなる場合にも本書に記載された内容に関するその他の一切の保証を、明示的にも黙示的にも行いませ
ん。本書の内容は予告なく変更される場合があります。
商標
© Copyright 2015 AG-TECH Corp. All rights reserved. 本書の全文、一部に関わりなく複製、複写、配布をすることは、前もって
発行者の書面による同意がない限り禁止します。
すべての Pervasive ブランド名および製品名は、Pervasive Software Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商
標です。また、すべての Actian のブランド名は、Actian Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標で
す。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
簡単 Actian PSQL v12
最終更新:2015 年3 月 20 日
目次
1. PSQL v12 について............................................................................................. 6
2. インストール前の注意点....................................................................................... 7
2.1.
ターミナル サービスでの使用................................................................................ 7
2.2.
ユーザー切り替え環境での使用 ........................................................................... 7
2.3.
既存環境のアップグレード .................................................................................... 7
3. マニュアルの参照 ................................................................................................ 8
3.1.
PSQL Control Center からマニュアルを参照 ........................................................ 8
3.2.
WEB 上のマニュアルを参照 ................................................................................. 9
4. PSQL の入手およびお問い合わせ..................................................................... 10
5. インストールおよびライセンスの適用 .................................................................. 11
6. クライアントのインストール ................................................................................. 17
7. サンプルデータベースの参照 ............................................................................. 18
7.1 ワークグループ インストール環境でのサンプルデータベース参照 ...................... 18
7.2 クライアント インストール環境でのサンプルデータベース参照 ............................. 18
8. PSQL Control Center で新規データベースの登録 ............................................. 19
9. テーブルの作成 ................................................................................................. 21
9.1.
ウィザードを使用してテーブルを作成 ................................................................. 21
作業 1. フィールドを設定 .................................................................................................. 21
作業 2. インデックスを設定 ............................................................................................... 25
作業 3. フィールドおよびインデックスの設定に基づきテーブルを作成 ......................... 26
9.2.
10.
SQL 文を実行してテーブルを作成 ..................................................................... 27
テーブルの参照および登録 ........................................................................ 29
10.1.
PSQL Control Center を使用したテーブルの参照 ............................................. 29
10.2.
PSQL Control Center を使用したテーブルへのデータ登録 .............................. 30
11.PSQL のセキュリティ ......................................................................................... 31
12.
ツールの紹介 ............................................................................................. 32
12.1.
Function Executor ................................................................................................ 32
12.2.
Rebuild ................................................................................................................. 32
12.3.
Maintenance ......................................................................................................... 32
12.4.
Monitor ................................................................................................................. 32
12.5.
Gateway Locator .................................................................................................. 33
12.6.
DDF Builder ......................................................................................................... 33
12.7.
License Administrator .......................................................................................... 33
3
13.
クライアントの ODBC データソース設定...................................................... 34
14.
ADO.NET アプリケーションの作成 ............................................................. 35
15.
ADO.NET データプロバイダーその他のサンプル........................................ 38
16.
トラブルシューティング ................................................................................ 39
16.1.
評価後の製品インストール .................................................................................. 39
16.2.
PCC 起動の際、JAVA でエラーが発生 ............................................................... 39
16.3.
インストール後、30 日を経過するとエラー 161 が発生....................................... 39
16.4.
ライセンス適用の際、エラー 7224 が発生 .......................................................... 40
16.5.
インターネットに接続できない環境での製品認証 .............................................. 40
4
はじめに
本書では、開発コストや運用コストを下げるため SQL 製品の乗換えを検討されている方に、
PSQL 製品のインストールからデータベース作成、アプリケーションからのアクセスにつ
いて基本的な使い方を説明いたします。
本書をご覧いただくことで、短時間で PSQL の使い方を理解し、評価ができることを目標
としています。
本書では、次のような知識を有している方を対象として説明します。
・SQL の使用経験があり、テーブルの作成やユーザーの管理を行われている方
・Microsoft Visual Studio で SQL データベースへのアクセスを行われている方
PSQL の製品構成には、PSQL v12 Server、PSQL v12 Workgroup、クラウド対応の PSQL Vx Server 12
があります。
本書では、開発用に提供している PSQL v12 Workgroup を使用する前提で記載しています。
PSQL v12 Server、PSQL Vx Server 12 でも、本書をご覧いただくことで、PSQL v12 Workgroup と同様
にご使用いただけます。
5
1
1. PSQL v12 について
PSQL v12 は、中小規模の業務システムで TCO に優れたデータベースです。米 Aberdeen Group 社
が実施した独自の調査で、PSQL の優れた TCO に匹敵する主要なデータベース製品はほかにないと
の結果が出ています。
・データベース管理者が不要
Oracle あるいは SQL Server のデータベース管理者に高額な給与を提示しているのを頻繁に見かけま
す。PSQL では、使いやすいツール、安全なインストールおよび単純な操作性により、専任の管理者を
必要としません。
・複数のアクセス方法
ODBC はもちろんのこと、ADO.NET や JDBC に対応し、また PSQL 独自の「Btrieve」という高速トラン
ザクショナルインターフェイスを使って、データにアクセスすることができます。大量のデータ操作での
パフォーマンスを著しく向上させるトランザクショナルインターフェイスを使用、また一方で、データのレ
ポート作成、セキュリティ、分析および標準互換に対応する ODBC、OLE DB、純粋な Java および
JDBC インターフェイスの豊富なアクセス方法を提供します。
組み込み系のシステムにも多くの採用実績があり、POS や 医療系のシステムで多用されています。
中には、数百台のクライアントから使われているお客様もあり、コストパフォーマンスに優れたデータ
ベースといえます。
Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 をはじめ、仮想環境の高可用性機能に対応した製品もライン
ナップし、他社データベース製品と比較しても遜色ありません。
6
2
2. インストール前の注意点
この章では、インストール前に知っておいていただきたい注意点について記載します。
2.1. ターミナル サービスでの使用
ターミナル サービスでワークグループまたはクライアントを使用する場合は、サービスとしてインストールを
行ってください。アプリケーションとしてインストールした場合、はじめのターミナル セッションでワークグルー
プ エンジンまたはキャッシュ エンジンが起動されますが、それ以降のターミナル セッションでは起動されま
せん。また、他のユーザーが起動したエンジンにはアクセスできないため、エラー 3032 が発生します。
2.2. ユーザー切り替え環境での使用
Windows XP 以降でサポートされているユーザー切り替え機能を使用する場合は、ワークグループまたはク
ライアントをサービスとしてインストールしてください。アプリケーションとしてインストールすると、ユーザー切
り替えを行った際、ワークグループ エンジンまたはキャッシュ エンジンは他のユーザーによって起動されて
いるため、起動できません。また、他のユーザーが起動したエンジンにはアクセスできないため、エラー
3032 が発生します。サービスとしてインストールした場合には、このような問題は発生しません。
2.3. 既存環境のアップグレード
PSQL v9 およびそれ以前のバージョンがインストールされている環境では、PSQL v12 をインストールする
前に、以前のバージョンのアンインストールを行う必要があります。PSQL v10 の環境では、アンインストール
を行う必要はありません。
7
3
3. マニュアルの参照
この章では、マニュアルを参照する方法について説明します。
マニュアルを参照するには、次の 2 つの方法があります。

PSQL Control Center から参照する

Web 上のページから参照する
3.1. PSQL Control Center からマニュアルを参照
PSQL v12 インストール後、次の手順で PSQL Control Center からマニュアルを参照できます。

PSQL Control Center からマニュアルを参照するには
1.
[スタート]メニューから、[すべてのプログラム]→[Actian PSQL 12]→[PSQL Control
Center およびドキュメント]を順にクリックし、PSQL Control Center を起動します。
2.
メニュー バーの[ヘルプ]→[PSQL ドキュメント ライブラリ]を順にクリックし、ヘルプを起動し
ます。
8
3.
ヘルプが表示されます。
3.2. WEB 上のマニュアルを参照
次の Web ページで、マニュアルの一覧から各オンライン マニュアルにアクセスできます。これは本製品の
インストール前にも参照可能です。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/index.html
(「PSQL v12 ドキュメント」ページ)
9
4
4. PSQL の入手およびお問い合わせ
エージーテックでは、パートナーへご登録いただくことで、最大 400 日間使用可能な PSQL
v12 Workgroup 2-User 開発版をご利用いただけます。
使用期限がある以外は、製品版と同一の機能をご利用いただけます。
また、製品版のライセンスを適用することで、そのまま製品版としてご使用いただけます。
開発版をお申込みいただいたお客様は、使用期限内であれば無償でサポート(e-mail または
FAX)をご利用いただけます。
パートナー(AGBP)へのご登録は、次の WEB ページからお申込みいただけます。
http://www.agtech.co.jp/partner/agbp/
PSQL v12 Workgroup 2-User 開発版を入手するには、AGBP 会員専用ページにログインし、メ
ニューの「各種ダウンロード情報(支援ツール等の提供)」->「支援ツール」の順にクリッ
クし、「Actian PSQL v12 Workgroup 開発用」の「Get」をクリックします。
AGBP にご登録のメールアカウントにダウンロード用の URL および、製品キーをお知らせし
ます。
PSQL v12 Workgroup 2-User 開発版は、自機を含め最大 2 台のクライアントから接続して使
用することができます。
Client/Server 構成で動作の検証を行う場合、クライアントには PSQL v12 Client をインス
トールしてください。
PSQL v12 Workgroup 2-User 開発版をご利用のお客様は、無償でテクニカルサポートをご利
用いただけます。
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5
5. インストールおよびライセンスの適用
PSQL v12 Workgroup は、次の手順でインストールを行います。
所要時間は、3 分~5 分です。(ご使用の環境により異なります。)
インストールの最後にライセンス(製品キー)の適用を行います。
1.1 アプリケーションを全て終了します。
1.2 前 章 で ダ ウ ン ロ ー ド し た PSQL v12 Workgroup 開 発 版 の イ ン ス ト ー ル プ ロ グ ラ ム
Trial_PSQL-Workgroup-12.00.163.000-win.exe をエクスプローラーから実行します。
「解凍」をクリックし、解凍後に作成される autorun.exe を実行します。
11
メニューから「PSQL v12 Workgroup Edition」をクリックします。
「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示されたら、「はい」をクリックします。
12
「次へ」をクリックします。
「使用許諾契約の条項に同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
13
「サービスとしてインストールする」を選択し、「次へ」をクリックします。
「すべて」を選択し、「次へ」をクリックします。
14
「インストール」をクリックします。
「今すぐ認証」がチェックされていることを確認し、「次へ」をクリックします。
15
製品キーを入力し、「認証」をクリックします。
製品キーが認証されると、以下のメッセージボックスが表示されますので、
「OK」をクリックします。
「完了」をクリックします。
16
6
6. クライアントのインストール
サーバーマシン上の PSQL v12 データベースにアクセスするクライアントには、PSQL v12 Client のイン
ストールが必要です。PSQL v12 Client をインストールすることで、ODBC や ADO.NET のランタイム、
各種ツールが使えるようになります。
4 章でダウンロードした Trial_PSQL-Workgroup-12.00.163.000-win.exe を実行して解凍した先
の autorun.exe を実行して表示されるメニューから「PSQL v12 Client」をクリックしてくだ
さい。
インストールの最後に認証を行う手順がありませんが、他の手順は PSQL v12 Workgroup と同じです。
17
7
7. サンプルデータベースの参照
この章では、PSQL Control Center を使用して、サンプルデータベース(DEMODATA)の Billing テーブル
を参照する手順を説明します。
PSQL Control Center の詳細については、次のオンライン マニュアルで参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/usrguide/usrguide-3-01.html
(『PSQL User's Guide』-「PSQL Control Center の使用」の章)
7.1
ワークグループ インストール環境でのサンプルデータベース参照
次の手順でインストール時に作成される データベース「Demodata」 の Billing テーブルを参照しま
す。
1.
PSQL Control Center を起動します。
2.
左ペインで[エンジン]ノードの下にある <サーバー名> をダブルクリックし、[データベース]→
[DEMODATA]→[テーブル]の順に展開します。
3.
[Billing]を右クリックし[開く]を選択します。
中央ペインで SQL Editor が起動し、「select * from "Billing"」 と表示されます。下部にはグ
リッドに Billing テーブルのデータが表示されます。
SQL 文を編集し、実行することも可能です。SQL 文は、
は、
7.2
(グリッドに実行)アイコンまた
(テキストに実行)アイコンをクリックすることで実行します。
クライアント インストール環境でのサンプルデータベース参照
次 の 手 順 で クラ イ アン ト から サ ー バ ー マ シン 上 の エン ジ ン へ 接続 し 、 サー バ ーマ シ ン 上 の
DEMODATA を参照します。
1.
PSQL Control Center を起動します。
2.
左ペインの[エンジン]を右クリックし、[新規作成]→[サーバー]の順にクリックします。
3.
ワークグループをインストールしたマシンの名前を入力します。
[エンジン]ノードの下に、追加したサーバー名が表示されます。
4.
この追加した <サーバー名> を右クリックして[接続]を選択します。
5.
ワークグループ インストール環境と同様の手順で、Billing テーブルの内容が表示できます。
18
8
8. PSQL Control Center で新規データベース
の登録
この章では、PSQL Control Center を使用して新規データベース(newdb)を登録する手順を説明します。

PSQL Control Center で新規データベース(newdb)を登録するには
1.
データベースに関連するファイルを格納するためのフォルダーを作成します。このフォルダー
には、セキュリティ設定で「フルコントロール」を設定してください。
このフォルダーには、システム テーブルが作成され、テーブル作成時のデフォルト フォル
ダーになります。
2.
PSQL Control Center を起動し、左ペインで[エンジン]→[<サーバー名>]→[データベー
ス]の順にツリーを展開し、[データベース]で右クリックします。
右クリック メニューから、[新規作成]→[データベース」の順にクリックします。
[データベースの新規作成]ウィザードが起動します。
19
3.
[データベース名]フィールドに「newdb」と入力します。[場所]フィールドには、手順 1 で作成
したフォルダーをフルパスで指定します。フルパスを直接入力するか、フィールド右側にある
[...]ボタンで参照することもできます。
「長いメタデータ(V2 メタデータ)」のチエックは外します。
他の項目はデフォルト設定のままとします。
4.
[完了]をクリックします。
これで、データベースが作成され、手順 1 で作成したフォルダーには、システム テーブル(拡張子 .ddf の
ファイル)が作成されます。
[データベースの新規作成]ウィザードの設定項目の詳細については、次のオンライン マニュアルを参照し
てください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/usrguide/usrguide-3-09.html
(『PSQL User's Guide』-「PSQL Control Center の使用」の章
「データベースの新規作成 GUI リファレンス」セクション)
20
9
9. テーブルの作成
この章では、PSQL Control Center を使用してテーブルを新規作成する手順を説明します。
第 8 章 「PSQL Control Center で新規データベースの登録」で作成したデータベースにテーブル "アドレス帳
" を新規作成します。
テーブルを作成するには、次の 2 つの方法があります。

「9.1 ウィザードを使用してテーブルを作成」(21 ページ)

「9.2 SQL 文を実行してテーブルを作成」(27 ページ)
9.1. ウィザードを使用してテーブルを作成
ウィザードを使用して、対話形式でテーブル情報を設定し、テーブルを作成する手順について説明します。
これは以下の 3 つの作業に分けて行います。

「作業 1. フィールドを設定」(21 ページ)

「作業 2. インデックスを設定」(25 ページ)

「作業 3. フィールドおよびインデックスの設定に基づきテーブルを作成」(26 ページ)
作業 1. フィールドを設定
各フィールドの情報を設定します。
1.
PSQL Control Center を起動し、左ペインで[エンジン]→[<サーバー名>]→[データベー
ス]→[newdb]の順にツリーを展開し、[newdb]で右クリックします。
右クリック メニューから、[新規作成]→[テーブル]の順にクリックします。
21
[テーブルの新規作成]ウィザードが起動します。
2.
[newdb]を選択し、[次へ]をクリックします。
22
3.
[テーブル名]フィールドに「アドレス帳」と入力し、[終了]をクリックします。
4.
中央のペインに、[アドレス帳]タブが表示されます。ここでフィールド情報を設定していきます。
5.
1 行目で連番フィールドを設定します。
a)
列名に「連番」と入力します。
b)
データ型に "IDENTITY" を選択します。
c)
ヌルのチェックを外します。
23
6.
7.
8.
2 行目で名前フィールドを設定します。
a)
列名に「名前」と入力します。
b)
データ型には "CHAR" を選択します。
c)
サイズには「16」を入力します。
d)
ヌルのチェックを外します。
3 行目で郵便番号フィールドを設定します。
a)
列名に「郵便番号」と入力します。
b)
データ型には "CHAR" を選択します。
c)
サイズには、「8」を入力します。
d)
ヌルのチェックを外します。
4 行目に住所フィールドを設定します。
a)
列名に「住所」と入力します。
b)
データ型には "CHAR" を選択します。
c)
サイズには「80」を入力します。
24
d)
9.
ヌルのチェックを外します。
5 行目に電話番号フィールドを設定します。
a)
列名に「電話番号」と入力します。
b)
データ型には "CHAR" を選択します。
c)
サイズには「16」を入力します。
d)
ヌルのチェックを外します。
作業 2. インデックスを設定
名前フィールドをインデックスとして登録します。
1.
[アドレス帳]タブの下部にある[インデックス]タブをクリックします。
2.
[インデックスの新規作成]ダイアログが表示されるので、インデックス名に「idx1」と入力して
[OK]をクリックします。
25
3.
表示される Index Editor の[列]フィールドで "名前" フィールドを選択します。
作業 3. フィールドおよびインデックスの設定に基づきテーブルを作成
設定した内容でテーブルを作成します。
1.
中央のペイン上部にある[アドレス帳]タブの閉じるアイコンをクリックします。
2.
[リソースの保管]ダイアログ ボックスが表示されます。
[はい]をクリックします。
26
これで、アドレス帳テーブルが作成されます。
9.2. SQL 文を実行してテーブルを作成
SQL 文を実行してテーブルを作成する手順について説明します。
1.
PSQL Control Center を起動し、
(SQL ドキュメントの新規作成)アイコンをクリックして
SQL Editor を起動します。
2.
[データベースの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。"newdb" が選択されていることを
確認して[OK]をクリックします。
3.
SQL Editor が表示されたら、次の SQL 文を入力します。
CREATE TABLE "アドレス帳"(
"連番" IDENTITY,
"名前" CHAR(16) Not Null,
"郵便番号" CHAR(8) Not Null,
"住所" CHAR(80) Not Null,
"電話番号" CHAR(16) Not Null
);
27
CREATE INDEX "idx1" ON "アドレス帳"("名前");
4.
(すべての SQL ステートメントを実行)アイコンをクリックし、SQL 文を実行します。
これで、アドレス帳テーブルが作成されます。
28
10
10. テーブルの参照および登録
この章では、PSQL Control Center を使用してテーブルの参照およびテーブルへのデータ登録を行う手順
を説明します。
10.1. PSQL Control Center を使用したテーブルの参照
PSQL Control Center を使用してテーブルを参照するには、SQL Editor を使用します。この SQL Editor は、
テーブルを開くと起動され、デフォルトの SQL 文として「select * from テーブル名」が実行されます。

テーブルを参照するには
1.
PSQL Control Center を起動し、左ペインで[エンジン]→[<サーバー名>]→[データベー
ス]→[newdb]→[テーブル]の順にツリーを展開します。
2.
テーブル ノードの一覧で "アドレス帳" をダブルクリックします。
中央ペインで SQL Editor が起動し、select * from "アドレス帳" と表示されます。下部にはグ
リッドが表示されます。
29
10.2. PSQL Control Center を使用したテーブルへのデータ登録
PSQL Control Center を使用してテーブルへデータを登録する場合は、SQL Editor でデータを表示した後
に行います。

テーブルにデータを追加するには
1.
テーブルを開き、SQL Editor でデータを参照します。
2.
下部にあるグリッド ペインの右上にある
ボタンをクリックし、[行の追加]ダイアログを表示
します。
3.
各フィールドの[値]列にデータを入力し、[追加]ボタンをクリックします。
ただし、"連番" フィールドの値はデフォルト値(0)のままとします(登録データは、自動的にカ
ウントアップされます)。
4.
手順 3 を、追加するレコード数分繰り返します。
5.
データの追加が終了したら、閉じるボタンをクリックします。
グリッドには、追加したデータが表示されます。
30
11
11. PSQL のセキュリティ
PSQL v11 は、デフォルトでユーザー認証を行わずに接続することができます。
ユーザー認証が不要なことで、専任の管理者がいない中小規模のシステムでも運用が可能です。
アプリケーション・パッケージの一部として PSQL v11 を使用する場合、データベースの知識が無いエ
ンドユーザー様がインストールを行うことも可能となります。
もちろん、他のデータベース製品と同様に、セキュリティを設定してユーザー認証を必須とすることもで
きます。
セキュリティの設定手順について詳細は、次のマニュアルをご覧ください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/advops/advops-08-1.html
(『Advanced Operations Guide』-「PSQL セキュリティ」の章 -
「PSQL セキュリティ」セクション)
31
12
12. ツールの紹介
この章では、PSQL に付属の 7 つのツールについてご紹介します。
12.1. Function Executor
対話形式で Btrieve API を実行するためのツールです。Btrieve オペレーションごとの動作を、プログラミン
グすることなく確認できます。詳しくは、次のオンライン マニュアルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/advops/advops-14-2.html
(『Advanced Operations Guide』-「Btrieve オペレーションのテスト」の章-「Function Executor の概念」セク
ション)
12.2. Rebuild
ファイル形式を変換する際に使用します。大量にデータの削除を行った後に、ファイル サイズを小さくする
際にも有効です。詳しくは、次のオンライン マニュアルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/advops/advops-16-2.html
(『Advanced Operations Guide』-「データ ファイルの変換」の章-「Rebuild ユーティリティの概念」セクショ
ン)
12.3. Maintenance
Btrieve ファイルを作成したり、キーの追加、削除を行うことができます。シーケンシャル ファイルへのエクス
ポート、シーケンシャル ファイルからのインポートも行えます。詳しくは、次のオンライン マニュアルを参照し
てください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/advops/advops-15-02.html
(『Advanced Operations Guide』-「Maintenance を使用した Btrieve データ ファイ ルの操作」の章-
「Maintenance ユーティリティの概要」セクション)
12.4. Monitor
データベース リソースの使用状況を参照することができます。接続ユーザーごとの情報、開いているファイ
ルごとの情報、およびリソース使用状況を調べる際に使用します。詳しくは、次のオンライン マニュアルを参
照してください。
32
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/advops/advops-13-2.html
(『Advanced Operations Guide』-「監視」の章-「データベースの状態の監視」のセクション)
12.5. Gateway Locator
ワークグループ エンジンでファイルを共有する際に、指定したデータベースを特定のエンジンが処理するよ
う固定化することが可能です。特定のマシンで起動しているワークグループ エンジンで処理させたい場合
にこのツールで設定を行います。この設定は、フォルダーごとに行います。詳しくは、次のオンライン マニュ
アルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/inst/inst-08-5.html#wp611589
(『Getting Started with PSQL』-「ワークグループ エンジンの構成」の章-「ゲートウェイ構成のセットアッ
プ」-「Gateway Locator ユーティリティでの作業」セクション)
12.6. DDF Builder
既存の Btrieve ファイルをデータベースに登録する際、フィールド情報を登録するために使用します。既存
の Btrieve ファイルの内容を参照しながら、フィールドの設定が行えます。詳しくは、次のオンライン マニュ
アルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/ddfbuilder/ddfbuilder-1-2.html
(『DDF Builder User's Guide』-「DDF Builder について」の章-「DDF Builder 概要」セクション)
12.7. License Administrator
ライセンスの認証および認証解除を行います。インストール時に認証を行わなかった場合には、このツール
で認証を行います。詳しくは、次のオンライン マニュアルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/usrguide/usrguide-5-5.html#wp441423
(『PSQL User's Guide』-「ライセンス管理」の章-「ライセンス管理の操作」-「License Administrator」セク
ション)
33
13
13. クライアントの ODBC データソース設定
クライアントから ODBC でサーバーマシン上のデータベースにアクセスするには、クライアント側で
ODBC データソースの設定が必要となります。
メモ:コントロールパネルから起動する ODBC Administrator は、32bit の OS では 32bit 版が起動さ
れますが、64bit の OS では、64bit 版が起動されますから、注意が必要です。
64bit OS で使用している場合、PSQL Control Center の Tool メニューから、「 ODBC Administrator
(32-ビット)」と「ODBC Administrator (64-ビット)」が起動できます。
ODBC データソースの設定手順
1.
ODBC Administrator を起動し、「ユーザー DSN」または「システム DSN」タブを選択します。
2.
[追加]をクリックし、「Pervasive ODBC Client Interface」を選択して[完了]をクリックします。
3.
データソース名には、アプリケーションから指定する際に使用する任意の名前を入力します。
4.
接続属性の「サーバー名/IP」に、データベースがあるサーバーマシンの名前を入力します。
5.
[リストの取得]ボタンをクリックすると、「データベース名」にサーバーマシンに登録されている
データベースが表示されます。使用するデータベースを選択して[OK]をクリックします。
34
14
14. ADO.NET アプリケーションの作成
Microsoft Visual Studio から PSQL データベースにアクセスするには、PSQL ADO.NET データプロバ
イダーを使用します。
PSQL v12 をインストールした環境には、PSQL ADO.NET データプロバイダーがコピーされており、環
境設定は必要ありません。
本章では、PSQL ADO.NET データプロバイダー 4.2 を使用してアプリケーションを作成します。
(VB.NET の Windows フォームアプリケーションを作成します)
名前空間
次の名前空間をアプリケーションで指定します。
Pervasive.Data.SqlClient
※参照の追加で次のモジュールを追加しておく必要があります。
64bit OS で実行する場合、「Program Files」フォルダーは、「Program Files (x86)」に読み替えてくだ
さい。
C:\Program Files\Actian\PSQL\bin\ADONET4.2\Pervasive.Data.SqlClient.dll
PSQL ADO.NET データプロバイダー 固有のクラス
PSQL ADO.NET データプロバイダーは、ADO.NET オブジェクトに Psql を付加した名称のオブ
ジェクトで構成されています。
PsqlConnection
PsqlDataAdapter
PsqlDataReader
PsqlCommand
PsqlCommandBuilder
詳しくは、次のオンラインマニュアルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/adonet/adonet-08-3.html
(『Data Provider for .NET Guide』-「サポートされる .NET オブジェクト」の章-「データ プロバイ
ダー固有のクラス」セクション)
35
PSQL ADO.NET データプロバイダーの接続文字列
PSQL ADO.NET データプロバイダーで使用する接続文字列は次のようなものがあります。
Server DSN=<データベース名>
Host=<サーバーマシン名>
UserID=<ユーザー名>
Password=<パスワード>
ADO.NET アプリケーションの例として、グリッドにテーブルの内容を表示し、更新を行うプログラムを
紹介します。
次の手順で作成します。
1.
新規プロジェクトを作成します。
2.
フォームに DataGridView と Button を追加します。
3.
フォームのコードに次を追加します。
Imports System.Data
Imports Pervasive.Data.SqlClient
4.
フォームに次のコードを追加します。
Dim DBName As String = "ServerDSN=newdb"
Dim sSQL As String
Dim psqlcomb As PsqlCommandBuilder
Dim psqlda As PsqlDataAdapter
Dim psqlConn As PsqlConnection
Dim psqlds As DataSet
Dim psqltbl As DataTable
5.
フォームのロードイベントに次のコードを追加します。
Dim psqlConn As New PsqlConnection(DBName)
psqlConn.Open()
sSQL = "select * from アドレス帳"
psqlda = New PsqlDataAdapter(sSQL, psqlConn)
psqlcomb = New PsqlCommandBuilder(psqlda)
psqltbl = New DataTable
psqlda.Fill(psqltbl)
DataGridView1.DataSource = psqltbl
6.
Button の Click イベントに次のコードを追加します。
36
Update メソッドの実行では、IDENTITY 型フィールドの値が Grid に反映されないため、デー
タの読み直しを行っています。
psqlda.Update(psqltbl)
psqltbl.Clear()
psqlda.Fill(psqltbl)
37
15
15. ADO.NET データプロバイダーその他のサ
ンプル
PSQL ADO.NET データプロバイダーの SDK を下記の手順でインストールすることで、更に多くのサンプル
をご利用いただけます。
1) 次の WEB ページから PSQL ADO.NET Provider 4.2 をダウンロードし、インストールします。
http://www.agtech.co.jp/support/reference/pervasive/psqllib/access_methods/adonet.html
2) C:\ProgramData\Actian\PSQL\ado.net\ADONET4.2\samples
にサンプルがインストールされます。
PSQL ADO.NET Provider 4.2 の Readme 内の表に提供されているサンプルの要約があります。
また、PSQL ADO.NET データプロバイダーの SDK をインストールすることで、Visual Studio 統合
環境のサーバーエクスプローラーから接続の追加ができます。
詳しくは、次のオンラインマニュアルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/adonet/adonet-06-2.html
(『Data Provider for .NET Guide』-「Visual Studio でのデータプロバイダーの使用」の章-「接続の追加」
セクション)
38
16
16. トラブルシューティング
この章では、遭遇する可能性があるトラブルの解決方法について説明します。
16.1. 評価後の製品インストール
評価ライセンスでインストールした環境に製品版をインストールする場合、製品版のインストールを行う前に
評 価 版 を ア ン イ ン スト ー ル す る 必 要 は あ り ま せ ん 。 評 価 版 の 環 境 に 製 品 版の ライ セ ン ス を License
Administrator で適用するだけで、そのまま使用できます。
注意:一度評価版をインストールした環境で、評価期限終了後に評価版をアンインストールし、その後、製品版の
インストールを行うと、サンプル データベース等の初期化が行えなくなります。
16.2. PCC 起動の際、JAVA でエラーが発生
PSQL v12 がインストールした JRE 1.7.0 以前の JRE がインストールされている環境で発生することがありま
す。
Control Center の起動を下記のように指定することで回避可能です。
"(PSQL インストールパス)\bin\pcc.exe" -vm "(JRE インストールパス)\bin\javaw.exe" vmargs -Xms256M -Xmx256M
たとえば、次のように指定します。
"c:\Program Files\Actian\PSQL\bin\pcc.exe" -vm "c:\Program Files\Actian\PSQL
\bin\javaw.exe" -vmargs -Xms256M -Xmx256M
16.3. インストール後、30 日を経過するとエラー 161 が発生
インストール後、30 日経過後にエラー 161 が発生する場合は、インストールでライセンス キーを入力しな
かったことが考えられます。
License Administrator を使用して、ライセンスの追加を行ってください。
詳しくは、次のオンライン マニュアルを参照してください。
http://www.agtech.co.jp/html/v12manuals/12.00/usrguide/usrguide-5-5.html#wp441423
39
(『PSQL User's Guide』-「ライセンス管理」の章-「ライセンス管理の操作」-「License Administrator」セク
ション)
16.4. ライセンス適用の際、エラー 7224 が発生
Windows Vista 以降の Windows OS では、ワークグループ エンジンにライセンスを適用す
る際、ユーザー アクセス制御(UAC)の影響でエラー 7224 が発生します。また、エラー 7224 が発生した直
後は、ライセンスが適用できているように見えますが、ワークグループ エンジンを再起動すると、ライセンス
適用前の状態に戻ります。
この状態は、インストール時にライセンスの適用を行わず、後から付属ツールを使用してライセンスを適用し
たような場合に発生します。
次の手順でライセンス キーを適用してください。

ライセンス キーを適用するには
1.
タスクバーの Pervasive Database を選択し、右クリックして表示される[エンジンを停止して終
了]メニューを選び、ワークグループ エンジンを終了します。
2.
コマンド プロンプトを管理者として実行で起動します。
3.
コマンド プロンプトから w3dbsmgr.exe を起動します。
64bit OS の場合:
"C:\Program Files (x86)\Actian\PSQL\bin\w3dbsmgr.exe"
32bit OS の場合:
"C:\Program Files\Actian\PSQL\bin\w3dbsmgr.exe"
4.
License Administrator を起動し、ライセンス キーを適用します。
メモ:ワークグループ エンジンがサービスとしてインストールされている場合、この問題は発生しません。
16.5. インターネットに接続できない環境での製品認証
PSQL v12 より製品認証が導入されているため、製品キーの適用時や認証解除時はインターネット接続が
必要となります。インターネットに接続できない環境のためにブラウザを備えインターネットに接続されたデ
バイス(他のパソコン、ノート PC、スマートフォンやタブレット等)からアクセスして認証を行うための「手動認
証キー データ生成サイト」(以降「データ生成サイト」)を開設しておりますのでご利用ください。
40
http://www.agtech.co.jp/psqlsn/
(右記の QR コードからリンクしています。)
「データ生成サイト」を使用した認証は、次の手順で行います。
1.
手動認証ウィザード(guipaadm.exe)を起動します。
手動認証ウィザードは、次のフォルダーに存在します。
<32 ビット OS>
C:¥Program Files¥Actian¥PSQL¥bin
<64 ビット OS>
C:¥Program Files (x86)¥Actian¥PSQL¥bin
2.
「Pervasive 手動認証ウィザードへようこそ」と表示された画面では、「次へ」をクリックします。
3.
「有効な製品キーの入力」と表示された画面で、製品キー(「AG-TECH ライセンス証書」に記載されて
います。)を入力し、「次へ」をクリックします。
4.
「認証キーを得るためにサポートに連絡」と表示、画面に「認証要求コード」(赤枠の文字列)が表示さ
れます。
5.「データ生成サイト」にスマートフォン等のブラウザを備えたインターネットに接続できるデバイスでアクセ
41
スして、「製品キー」「認証要求コード」と「データ生成サイト」を開くと表示される「画像認証の文字列」を入力
し、「認証キー データの生成」をクリックします。しばらくすると、「認証キー」が表示されます。
6.手動認証ウィザードに戻り、「データ生成サイト」で生成された「認証キー」を入力して「認証」ボタンを押
すと、認証が完了します。
認証および認証解除に関する全般的な説明は、
http://www.agtech.co.jp/company/contact/
に記載していますのでご覧ください。(右記の QR コードからリンクしています。)
42
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