イエス様は正しい裁き主 どのように人を裁くか? [ルカ 18:1~8]

12 月 4 日 2011 年
日曜礼拝
イエス様のようになる#13
正しい裁判官イエス様

父なる神様:情け深い神様
[イスラエルの法律] 在留異国人を苦しめてはならない
やもめ、みなしごを悩ませてはならない。
貧しい人々に対して哀れみを持たなければならない
[法律を破る者]
神様御自身がさばかれる。
[出エジプト記 22 章 21~27] 外国人、やもめ、孤児、貧しい人々に対する法律
22:21 在留異国人を苦しめてはならない。しいたげてはならない。あなたがたも、かつてはエジプトの国で、在留異国
人であったからである。:22 すべてのやもめ、またはみなしごを悩ませてはならない。:23 もしあなたが彼らをひどく悩
ませ、彼らがわたしに向かって切に叫ぶなら、わたしは必ず彼らの叫びを聞き入れる。24 わたしの怒りは燃え上が
り、わたしは剣をもってあなたがたを殺す。あなたがたの妻はやもめとなり、あなたがたの子どもはみなしごとなる:25
わたしの民のひとりで、あなたのところにいる貧しい者に金を貸すのなら、彼に対して金貸しのようであってはならな
い。彼から利息を取ってはならない。:26 もし、隣人の着る物を質に取るようなことをするのなら、日没までにそれを返
さなければならない。:27 なぜなら、それは彼のただ一つのおおい、彼の身に着ける着物であるから。彼はほかに何
を着て寝ることができよう。彼がわたしに向かって叫ぶとき、わたしはそれを聞き入れる。わたしは情け深いから。
 イエス様は正しい裁き主
イエス様:父なる神様と共に裁いた。父なる神様の御心によって、善悪の判断をした。
正しい裁判官
イエス様はこの世の終わりの時に一人一人を裁かれる。
[ヨハ 5:30]
イエス様は父なる神様の御心の通り裁いた[御言葉によって]
わたしは、自分からは何事も行なうことができません。ただ聞くとおりにさばくのです。そして、わたしのさばきは正し
いのです。わたし自身の望むことを求めず、わたしを遣わした方のみこころを求めるからです。
[IIコリント 5:10~11]
5:10 なぜなら、私たちはみな、キリストのさばきの座に現われて、善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした
行為に応じて報いを受けることになるからです:11 こういうわけで、私たちは、主を恐れることを知っているので、
人々を説得しようとするのです。私たちのことは、神の御前に明らかです。しかし、あなたがたの良心にも明らかに
なることが、私の望みです。
 どのように人を裁くか? [ルカ 18:1~8] 不正な裁判官のたとえ
18:1 いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。2 「ある
町に、神を恐れず、人を人とも思わない裁判官がいた。:3 その町に、ひとりのやもめがいたが、彼のところにやって
来ては、『私の相手をさばいて、私を守ってください。』と言っていた。:4 彼は、しばらくは取り合わないでいたが、後
には心ひそかに『私は神を恐れず人を人とも思わないが、:5 どうも、このやもめは、うるさくてしかたがないから、こ
の女のために裁判をしてやることにしよう。でないと、ひっきりなしにやって来てうるさくてしかたがない。』と言っ
た。:6 主は言われた。「不正な裁判官の言っていることを聞きなさい。:7 まして神は、夜昼神を呼び求めている選民
のためにさばきをつけないで、いつまでもそのことを放っておかれることがあるでしょうか。8 あなたがたに言います
が、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信
仰が見られるでしょうか。」

貧しいものをしいたげるものは、神様をそしる者。
箴 14: 21 自分の隣人をさげすむ人は罪人。貧しい者をあわれむ人は幸いだ。
箴
14: 31
寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主をそしり、貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。
18:10
「ふたりの人が、祈るために宮に上った。ひとりはパリサイ人で、もうひとりは取税人であった。
箴 17: 5 貧しい者をあざける者は自分の造り主をそしる。人の災害を喜ぶ者は罰を免れない。
18:11 パリサイ人は、立って、心の中でこんな祈りをした。『神よ。私はほかの人々のようにゆする者、不正な者、姦淫す
る者ではなく、ことにこの取税人のようではないことを、感謝します。
神を恐れるならば、神様の律法、命令を守る者です。神様はやもめ、孤児、外国人、貧しい人達に対
して特別な法律を作っておられます。彼らをしいたげることは、神様の律法に反する事です。神様を
そしる事でもあると箴言にあります。不正な裁判官は、神様を恐れなかったので、当然主が心に留め
ておられた、やもめの訴えも聞くことなしに、やもめを守ることもしませんでした。そればかりか『う
るさいな』としか思っていなかったのです。やっと裁きをする気になりましたが、それはやもめがし
つこくお願いに来て、しつこさがいやだったからです。やもめの為に、やもめを心配しているからで
はありません。自分中心な考えで、自分中心的なさばきをしていました。
 どのように自分を裁くか?
自己義認のたとえ
18:9 自分を義人だと自任し、他の人々を見下している者たちに対しては、イエスはこのようなたとえを話され
た。:10 「ふたりの人が、祈るために宮に上った。ひとりはパリサイ人で、もうひとりは取税人であった。:11 パリ
サイ人は、立って、心の中でこんな祈りをした。『神よ。私はほかの人々のようにゆする者、不正な者、姦淫する
者ではなく、ことにこの取税人のようではないことを、感謝します。:12 私は週に二度断食し、自分の受けるもの
はみな、その十分の一をささげております。』13 ところが、取税人は遠く離れて立ち、目を天に向けようともせ
ず、自分の胸をたたいて言った。『神さま。こんな罪人の私をあわれんでください。』14 あなたがたに言うが、こ
の人が、義と認められて家に帰りました。パリサイ人ではありません。なぜなら、だれでも自分を高くする者は低
くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」

自分を義人だと自任する=他の人々を見下す者=パリサイ人
道徳的、宗教的には全く落ち度が無い人であったとしても、心の中で人々を見下して裁いて
いたならば、神様はその心の中もご覧になり、最終的には自分が裁かれるのです。神様の前で
は義人とされないのです。
 正しい裁きをするためには?イエス様を見習う [ヨハネ5:30]
わたしは、自分からは何事も行なうことができません。ただ聞くとおりにさばくのです。そして、わたしのさばき
は正しいのです。わたし自身の望むことを求めず、わたしを遣わした方のみこころを求めるからです。
[詩篇 119 編] の作者のように。。
7 あなたの義のさばきを学ぶとき、私は直ぐな心であなたに感謝します。20 私のたましいは、いつもあなたの
さばきを慕い、砕かれています。 30 私は真実の道を選び取り、あなたのさばきを私の前に置きました。 108
どうか、私の口の進んでささげるささげ物を受け入れてください。主よ。あなたのさばきを私に教えてください
137 主よ。あなたは正しくあられます。あなたのさばきはまっすぐです。160 みことばのすべてはまことです。あ
なたの義のさばきはことごとく、とこしえに至ります。164 あなたの義のさばきのために、私は日に七度、あなた
をほめたたえます。 175 私のたましいが生き、あなたをほめたたえますように。そしてあなたのさばきが私の助
けとなりますように。
1.神様の義の裁きを学ぶ2・神様のさばきを慕う3.神様の裁きを自分の前におく。4.神様の義の
さばきの為に、神様をほめたたえる。5.神様のさばきを心のささえ、助けとなるように生きる
 自分の経験、知識、感情などでは裁かない!!=神の義では無い=裁かれる
[応用]
 貴方が何かをさばくとき、自分をさばくとき、どのような基準で裁いていますか?
 自分の経験によって、自分の知識によって、感情によって、裁いていたならば、今日悔い改めまし
ょう。神様の義のさばきで無いので、神様に裁かれるようになります。
 神様の義の裁きを学びましょう。求めましょう。いつも目の前に神様の義のさばきを置いて自分の
義がそれに優る事がないようにしましょう。
 神様は正しい裁き主です。たとえ自分に反対する者に対しても、主は赦しなさいと。正しい裁き主
に裁きは委ねなさいと教えておられます。敵を愛しなさい。
ルカ6:37 さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうす
れば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます