スライド 1 - 古川美術館

美術と数寄屋のおもてなし
PRESS RELEASE
FURUKAWA Art Museum
プレゼンテーション資料
画像の無断転載禁止
古川美術館 珠玉の美人画コレクションが一堂に展覧!
美人画
The
~Masterpieces of Furukawa
Bijin-ga Collection
画家の個性と魂が宿った“美人画”たち
2014年
5月31日(土)~7月21日(月・祝)
休館日
会 場
主 催
後 援
月曜日
古川美術館
公益財団法人 古川知足会
愛知県教育委員会、
名古屋市教育委員会、
スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
【お問い合わせ】
公益財団法人 古川知足会
古川美術館・分館 爲三郎記念館
電話052-763-1991 FAX052-763-1994(学芸課)
〒464-0066 名古屋市千種区池下町2丁目50番地
【アクセス】
名古屋市営地下鉄 東山線「池下」駅より徒歩3分
広報担当 山内綾子
([email protected] )
展覧会担当学芸員 早川祥子
([email protected] )
上村松園「紅葉狩」 古川美術館
展覧会概要
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FURUKAWA Art Museum
古川美術館所蔵品から「美人画」に焦点を当てた展覧会を開催します。
日本美術で女性の美しさを主題として描くようになるのは江戸時代以降、
浮世絵の風俗画に見られます。やがて明治になると当時の文展や帝展を舞台
に、浮世絵美人を受け継ぎながらも、更に格調高い女性像の作品が見られる
ようになり、近代日本画壇に美人画というジャンルが確立されていきます。
代表的な画家たちに鏑木清方、上村松園があげられます。そして清方・松園
を筆頭に、近代日本画壇は多くの画家が美人画を描き、百花繚乱の美人画の
黄金時代を築いていきました。
本展では当館所蔵品から、近代日本に美人画を確立した両巨匠の上村松園
と鏑木清方、妖艶な女性美を表現した伊東深水、松園と並ぶ女流画家として
親しみやすい女性像を描いた伊藤小坡を始め、近現代の美人画を展覧します。
それぞれの作家の表現に焦点を当て、彼らが目指した美に迫ります。
また「美人画の歴史」として、江戸の初期風俗画の室内遊楽図なども紹介し、
美人画の変遷を辿ります。他には、伝説の美女や歴史上の人物などを描いた
作品も展示し、「女性像」の多様な表現を紹介します。
華やかな容貌の美しさ、女性の秘められた内面の真の美しさ・・・。
女性の姿を通して表現された美の世界をご堪能ください。
伊藤小坡「浴後美人」1940年頃
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「百花繚乱
美人画の時代」
特別展示室では、舞妓や大原女の
作品を展示。独特のいでたちの女
性を描くのも、近現代の美人画の
重要な側面です。究極の人工美で
ある舞妓と、行商に歩く大原女と
いう日本独自の民俗性の中に見出
された美の世界を紹介します。
無断転載禁止
古川美術館 展覧会紹介用
資料
◆主な出品作家
鏑木清方、上村松園、
伊東深水、伊藤小坡、
梶原緋佐子、広田多津、
寺島紫明、小早川清、
立石春美 など
無断転載禁止
古川美術館 展覧会紹介用
資料
美人画の黄金時代を築き上げた二
人の巨匠・上村松園と鏑木清方の
作品を展示。更に、同時代に活躍
した松園と伊藤小坡、同じ女流画
家同士の梶原緋佐子、広田多津と
の比較、師と弟子の清方と伊東深
水、同門の深水と寺島紫明などを
比較しながら楽しめます。
鏑木清方「夕立」
©Akio Nemoto
2014/JAA1400015
伊東深水「ほたる」 1930年頃
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FURUKAWA Art Museum
噂の美人
楊貴妃、小野小町、歴史上活躍した女性など、美人の代名詞と言われる
女性を描いた作品を展示。持ち物、服装などによる定型化がみられる作
品などを通じ、特定の人物を描いてはいても、その個性よりも“普遍的
な美”“理想的な美”を表現しようとした「美人画」ならではの特質を
紹介。
美人画の歴史~
個性の萌芽
浮世絵の初期風俗画からクローズアップされていく女性の姿を踏まえなが
ら美人画を紹介。浮世絵的な表現から、徐々に画家の個性なども現われて
くる変化の一端を紹介し、“個性と魂が宿った”人物表現へと広がってい
く美人画の可能性を紹介。
不詳「秋美人図」
松田文子「夏」 6曲1隻屏風 部分
資料展示
~雑誌の表紙絵による“美人”イメージの定着
美人画と大正・昭和初期の婦人雑誌「主婦之友」の表紙絵などを一部
資料として展示。主婦層へ向けた雑誌の表紙絵に見る“理想的な婦人
像”が面白い!
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分館
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爲三郎記念館企画
磯野宏夫遺作展
生命の森へ
いのち
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磯野宏夫遺作展~生命の森へ
名古屋初公開!伝説のゲーム「聖剣の森」2,3,4(現・スクウェア・エニックス)
のイメージビジュアル原画や未発表作品も展示!
展覧会趣旨
古川美術館の分館 爲三郎記念館特別展「7つの旅~現代作家による響演」(2013年5月)の
出品を最期に急逝した画家・磯野宏夫の追悼遺作展を開催いたします。
磯野はデザイン会社勤務後、独立してフリーで活躍しました。日本の亜熱帯の森、次いでソロ
モン、アマゾンへ赴き、熱帯の森が放つエネルギーと美しさに触れ、以後、一貫して自然の姿
を描き続けます。時代の趨勢に流されることなく、ひたむきに生命の尊さと向き合い、自身の
描きたいものを追求し続けた磯野の作品は、やがて作品に共感した大手企業のポスターや
ゲームソフト「聖剣伝説」に用いられることとなり、老若男女を問わず幅広く親しまれるようにな
りました。今尚、多くの人を魅了し続ける作品からは、瑞々しい木々の緑と光ともに、磯野が自
然に抱き続けた畏敬の念も伝わってくるようです。
本展では、アマゾンの熱帯、動物たちの命溢れるサバンナ、日本の屋久島の神秘的な森の作
品、そしてスクゥエア・エニックスの協力を得て、伝説のファミコンゲームと言われた「聖剣の
森」のイメージビジュアル原画など、磯野の代表作を展示いたします。破壊されつつある地球
環境を秘かに憂い、自然と人との共生への願いを託した、磯野が愛してやまない生命輝く森
の世界を、再び爲三郎記念館に展覧いたします。
会
期 :5月31日(土)~6月22日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(最終入館午後4時半)
休 館 日:月曜日
会
場: 分館 爲三郎記念館
主
催:公益財団法人 古川知足会
後
援: 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、
スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
協
力: 株式会社スクウェア・エニックス
2013年5月の「7つの旅」における磯野氏の展示風景
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ネグロ川へ
36.2×103cm 2000年 アクリル/イラストボード
磯野宏夫 ISONO Hiroo
(1945~2013年 愛知県稲沢市)
1968年愛知教育大学教育学部美術科を卒業。
デザイン会社(名古屋/東京)を経て1970年フリーランスのイラストレーターとし
て独立。日本の亜熱帯の森(八重山列島)を皮切りに、1975年にはソロモン諸
島など自然の森を探訪し、“人間と自然が共生する森の世界”という自身のテー
マを確立する。
1990年代にはアマゾンで熱帯雨林を取材、また東アフリカなどサファリの地を訪
れる。2000年代にはマレーシアなど自然破壊が深刻な地域を訪れ、“人と自然
の共生”のテーマを再認識することとなる。
以後、ボルネオやダナンバレーなどの森を取材し、生命を育む森の姿への限り
ない慈しみに満ちた作品を発表し続けて独自の画風を展開、個展を中心に活
動した。
主な仕事として、東武動物公園のポスター(1989年)、
『聖剣伝説』2~4(現スクウェア・エニックス ファミコンゲームソフト)のメインビ
ジュアル(1990年~)、
王子製紙カレンダー原画28点(1999~2002年)などを制作し、
老若男女を問わず幅広い年代に親しまれていた。
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会期中のイベント
美術講座
ギャラリートーク
日時:7月4日(金)
13:30~14:00
場所:古川美術館 3会議室
参加無料(入館料別)、要予約
ワークショップ「MY
◆「The 美人画」
6月8日(日)/ 6月26日(木)/ 7月12日(土)
いずれも14時から
場 所: 古川美術館
◆「磯野宏夫遺作展」
6月8日(日) 15時から
場 所: 爲三郎記念館
箸をつくろう」
日 時: 6月21日(土)
かんなで削って自分だけのお箸を作ろう!
1回目 10:30-11:30
2回目 13:00-14:00
3回目 15:00-16:00
講 師: 木香舎 加藤規彦
協 力: 名古屋嫁入道具
参加費: 1500円(入館料別) 要予約
呈茶企画
「気軽な夏越茶席」
1年の半分が過ぎました!
夏越の祓いをして、残り半分を
無病息災で過ごしましょう!
日
時: 6月29日(日)10:30~15:00
予約不要、当日整理券配布
参加費: 700円(割引券利用で500円)
場 所: 爲三郎記念館邸内
問合せ: 電話 052-763-1991 FAX 052-763-1992
〒464-0066 名古屋市千種区池下町2丁目50番地
ホームページアドレス http://www.furukawa-museum.or.jp/
公益財団法人 古川知足会 古川美術館 分館 爲三郎記念館
入館料: 大人 1,000円 高大生 500円 小中学生300円
交通案内:地下鉄 東山線池下駅1番出口より東へ徒歩3分
東山線覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分
市バス 金山より金山11系統/大森車庫より幹砂田1系統/猪高車庫より池下11系統
/猪子石団地より茶屋12系統 いずれも「池下」下車
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電話052-763-1991 FAX052-763-1994(学芸課)
〒464-0066 名古屋市千種区池下町2丁目50番地
アクセス 名古屋市営地下鉄 東山線「池下」駅より徒歩3分
広報担当 山内綾子([email protected] )
展覧会担当学芸員 早川祥子([email protected]