SIS IBDP

SIS IBDP

対象となるのは、SIS 高等部の 1 年生・2 年生で
す。事前相談ののち、IBDP 教員による審査を経
て、受講できるかどうかが決まります。

申請にあたって
IBDP の授業は、秋学期始まりの一年単位のもの
を二年間履修するものです。その開始時期につい
ては、在校生の場合、原則として下記の図の(1)で
す。OIS の学齢の区切りである 10 月 1 日時点で
16 歳であり履修に十分な学力があると判断された
SIS IBDP
在校生の場合
秋学期からのIBDPを開始するための相談・申し込みは、前年度の
9 月1日からいつでも受け付けます。在校生の申し込みの受付締
め切りは、原則として、直前の春学期の 4 月 30 日とします。申し込
み窓口は SIS 教頭 Namba です。
関西学院千里国際高等部
場合には(2)も可能となる場合もあります。受験前
の方の場合は、これを原則としつつ、現在在籍して
おられる学校での学年や履修科目を元に個別に相
受験前の場合
談させていただきます。

IBDP を2年生秋から開始する予定の人は、SIS 英
語科が提供する IB English B のコースを1年生秋
には登録しないでください。
入試の合否と、IBDP の審査結果を同時に受け取ることを希望され
る場合は、必ず出願時またはそれ以前に申し込みをしてください。
申し込み窓口は入学センター([email protected])です。入試
当日の午後に IBDP の審査を行うこともあります。
関西学院千里国際高等部

日本の高校卒業に必要な単位を満たす必要がある
562-0032 大阪府箕面市小野原西4-4-16
ため、上記の表のオレンジ色の学期にはいくつかの
電話番号: 072-727-5050
指定する授業を履修してもらうことになります。履修
FAX 番号: 072-727-5055
SOIS というグローバルな舞台で
www.senri.ed.jp
国際バカロレアにチャレンジ!
についての詳細は別紙をご覧ください。

IBDP の授業を履修している期間の学費は OIS の学
費と同程度(年間 200 万円程度)となります。
参考文献
日本の高校卒業資格と
個別の事情や背景により、様々な疑問点やご希望がおあ
The International Baccalaureate: Guide to University Recognition in Japan
りのことと思います。そのため、ここでの説明は最小限にと
https://www.ibo.org
IBディプロマの
文部科学省ホームページ:国際バカロレアについて
両方を取得
どめています。どうぞお気軽に、SIS 教務 IB リエゾン(宗
正)、または校長(井藤)、教頭(Namba)にお問い合わせく
ださい。
2015 年 7 月
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/
II. カリキュラム概要(Curriculum Overview)
DPカリキュラムは、円形モデル (左図) によって表現されます。
中心にある のは IB 学習 者像 で、Risk-takers(=挑戦 する 人),
Inquirers(=探求する人)などの10項目からなります。その周囲を、
教科間のつながりや、コミュニティとのつながりのきっかけをカリ
国際バカロレア(International Baccalaureate:IB) は、生徒を主体
とになります。その意味では、すべてのSIS生徒がIBの理念に触
れ、IBの授業を一部受講していると言えます。
SISの高等部のカリキュラムは自由選択制で生徒一人ひとりが
自分のコースを作り上げます。2013年秋より、さらに発展した新
そして、カリキュラムモデルの端に、生徒が履修する 6つの教科
たな選択肢として、SISに所属しながらIBDPの2年間の授業を受
群が存在します。
けることができるようになりました。
1.
6つの教科群それぞれから1科目選択し、3科目を標準レ
2.
課題論文(EE)を完成させます。
3.
知の理論(TOK)を履修し、TOK エッセイを完成させ、発表
とした独自の教育理念に基づいて1968年に設立された非営利
します。
教育機構(本部:スイス・ジュネーブ)で、3歳~19歳の生徒を対
象にしたプログラム (DP, MYP, PYP) を通じて、生徒が将来、急
4.
150 時間以上の自発的な CAS活動に参加します。
速に進むグローバル社会を生き抜く上で、学び、そして働き続
5.
2 年間のDP履修要件を充足させます。内部評価と最終
けるために必要な知性、人格、情緒、社会的なスキルを身につ
のDP試験を受け総合的に評価され、 最終のDPスコアを
けることを可能にします。 世界147カ国、3,791の学校で導入さ
IBから受け取ります。
れ、1,167,000人以上の生徒が学んでいます。(2014年6月現在)。
も、IBDPまたはMYPのカリキュラムの授業を受けているというこ
課題論文(EE)、創造性・活動・奉仕(CAS)が取り囲んでいます。
ベル、3科目以上を高度レベルで履修します。
IB(国際バカロレア)とは
て受講しています。英語や国語でOISの授業を受けている場合
キュラムに与えるような 3 つの中心的要素:知の理論(TOK)、
DP を通して、生徒は:
2016.04
SISの生徒は、美術・音楽・体育の授業をMYPのカリキュラムに
SIS IBDP
SISに所属しながら、併設校であるOISが創立以来20年以上実
施してきた伝統と実績のあるIBDPの授業を、両校が共有する授
業として履修します。 経験豊富な教員、そして様々な国籍・背
景をもつ生徒と共に学び、ディプロマ取得を目指します。
ホームルーム担任はSIS教員です。 SISのクラスに属しますの
で、毎日の朝のホームルームやホームルーム単位の活動は
SISの同級生と、そして、日々の授業の大半はOISの同級生と一
緒です。2つの学校がひとつのキャンパスで学習活動を展開し
ているSOISにおいて、いわば、一人の個人としてTwo Schools
Togetherを体現してもらうということになり、これはSOISというユ
Ⅲ.ディプロマ取得要件(Requirements for a Diploma)
ニークなキャンパスだけが提供できる教育スタイルです。
IBDP(国際バカロレアディプロマプログラム)とは
ディプロマを取得するための要件の基本は以下のとおりです。
IBは国際基準のカリキュラムですので、IBDPを取得した場合は
16歳~19歳までを対象としており、合格すると、世界各国で認
合計 24 点以上 + 創造性・活動・奉仕( CAS)の修了 +
海外への進学の選択肢が大きく広がります。また、国内の大学
められている大学入学資格を得られる最終試験があるプログラ
課題論文と知の理論(TOK)の両方において D以上の評価
でも、AO入試などで尊重され始めており、国内でのIBに対する
認知の広まりには目を見張るものがあります。一方、IBDPは本
ムです。
伝統あるIB校 OISとともに・・・
人の大変な努力と時間を要求される教育課程ですので、国内
I. 理念(Principles)
ディプロマプログラム(DP)は、世界中の主要な大学への入学
私たちと同じキャンパスにあり、Two Schools Togetherとして共
れます。IBDPは、日
準備を進めるのに役立つだけではなく、思いやりを持ち、分析
に教育活動を行っているOIS(大阪インターナショナルスクール)
本の大学入試に向
的に考えることができる生徒、そして、生涯を通して学習に励み、
は、幼稚園から高等部までを擁するIB校です。G11・12ではIBD
け た 学 習 と方 向 性
責任感ある良き社会の一員となることを促します。意欲的な生
Pを、G6-10ではMYPを、K-G5ではPYPの教育を行ってい
は異なりますが、高
徒が、教科書に基づく学習に限定することなく、実践的な応用を
ます。OISは、日本で一番はじめにIBのこの3つのプログラムを
い学力のつく教育課
取り入れた質の高い、かつ、グローバルな視点に基づくプログ
導入した学校です。
程です。
ラムに挑戦することができるように構成されています。
一般入試の準備を同時にするということには無理があると思わ