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「Fugue」が提供する
ファイルシステムソリューション
株式会社京都ソフトウェアリサーチ
Doc.No. : 00663J-019
Flash File System "Fugue"
1
目次
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『Fugue』とは
『Fugue』コンセプト
『Fugue』の特徴
データ・ストレージ・マネジメント
ユースケース / フラッシュメモリの動向
開発課題と解決手法
『Fugue』の提供するソリューション
対応プラットフォーム
採用実績
ライセンスポリシー
歴史とロードマップ
会社概要
参考資料
Flash File System "Fugue"
2
Fugue とは・・・

フラッシュメモリ向けファイルシステムの総称


『信頼性の向上』、『システムの柔軟性』を実現
以下の製品を保有





eco-Fugue
Fugue NAND-Type File System
Fugue NOR-Type File System for Windows CE
Fugue NAND-Type File System for Windows CE
Fugue FAT/exFAT-Type File System


SDHC/SDXC Driver
新製品

次世代ファイルシステム 『Galba』
Flash File System "Fugue"
3
『Fugue』 コンセプト
突然の電源遮断 / 重大なシステムエラーの発生
ファイルシステムの破綻による動作不能
エラー発生による動作不能
保全性/安全性の確保が必要
Secure Data Management
フラッシュファイルシステム 『Fugue』
Flash File System "Fugue"
4
Fugue の特徴 ~1~



あなたのシステムはデータを守れますか?
ストレージの不良に悩まされていませんか?
システムとデータの信頼性を高めませんか?
『Fugue』は、
あらゆる障害からデータとファイルシステムを保全します!
たとえば、
・ 電源瞬断
・ バッドブロック
・ デバイス異常
など
Flash File System "Fugue"
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Fugue の特徴 ~2~
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

独自ファイルフォーマットの採用
Active Stabilization Process (能動的安定化処理)
の採用(ウェアレベリング)
Atomic Operation の採用
柔軟なガーベジコレクション機能を提供
迅速なサポート対応
自社開発による柔軟なコンサルテーションサービスの提供
自社製品による柔軟なライセンスモデルでの提供
Flash File System "Fugue"
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独自機能と先進性
品質 / 機能
基本的機能の向上
•読書き機能
•ガーベジコレクション
•コントロール可能
•サスペンド可能
•能動的安定化処理
Fugue
FAT + Driver
メモリマネジメントや異常検出に対
し、高い信頼性を常に追及
•電源断対応
•バッドブロック対応
Fugue では、研究開発当初の1995年より、異常時の挙動、特に電源断対応に注
目、対応し、あらゆる局面でのエラー回避を考慮しています。
Flash File System "Fugue"
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ファイルシステム比較

Fugue vs FAT + Flash Driver
項目
Fugue
FAT
電源断対応
◎
×
ガーベジコレクションの柔軟性
◎
×
エラーハンドリングの強度
◎
×
ユニバーサルデザイン (CPU/OS/Flash 非依存度)
◎
△
管理領域設定
○
○
ファイルの同時オープン数設定
○
○
ディレクトリ 構造
○
○
日本語変換機能 (Shift-JIS 対応)
○
△
Flash File System "Fugue"
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デバイスの種類と特性
NOR型 ( eco-Fugue、Fugue NOR-Type FileSystem for Windows CE で対応 )



ランダムアクセス
エラーに対して厳格
プログラム格納用途
NAND型 ( Fugue NAND-Type FileSystem で対応 )


大容量
データストレージ用途
リムーバブルメディア ( Fugue FAT-Type FileSystem で対応 )


持ち運びが可能
データストレージ用途
Flash File System "Fugue"
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データストレージマネジメント
- 分別格納 1
Application
OS
File System API
FAT File System
Driver
NOR

Driver
Driver
NAND
Removable
Media

予期せぬ電源瞬断による
ファイルシステムの破綻が
致命的
FAT一括管理により、それ
ぞれのデバイスの特徴を活
かした格納ができない
ファイルシステムとデバイス
ドライバの両方が必要
Flash File System "Fugue"
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データストレージマネジメント
- 分別格納 2
Application

OS
File System API
Fugue
eco-Fugue
NAND
NOR
NAND

FAT

Driver
耐電源障害性の強化
ファイルシステムの健全性
を保証
デバイスの特徴を活かした
分別格納
単体でファイルシステムお
よびドライバの両機能を保
有
Removable
Media
Flash File System "Fugue"
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携帯電話のユースケース (~2005年頃)
NOR
NAND
Removable
OS
写真
プログラム
ムービー
アプリ
音楽
文書データ
住所録
設定データ
ログデータ
特徴
エラーが致命的
大容量/持運び/PC互換
Flash File System "Fugue"
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携帯電話のユースケース (2005年頃~)
NOR
NAND
Removable
OS
プログラム
アプリ
住所録・文書データ
写真・ムービー・音楽
設定・ログデータ
課金データ
特徴
エラーが致命的
大容量/持運び/PC互換
Flash File System "Fugue"
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フラッシュメモリの動向
NOR
携帯電話
~2005頃
デジタル家電
メモリーカード
NAND
一部の産業機器
2005頃~
携帯電話
iPod等
メモリーカード
デジタル家電
産業機器
容量
大容量
Flash File System "Fugue"
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技術・開発期間/工数への課題
新機能の追加
利用方法の変化
データの増加 / 多様化
メディアの拡大 / 変化
プログラムソース / テストケースの増大
開発期間 / 開発工数の増大
Flash File System "Fugue"
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耐電源障害性 / エラーハンドリング
重要度の高い
データが増加
エラーの発生
機器のユーザーが幅広い
データの損失
が致命的
ユーザーによ
る強制リセット
ユーザーの予想できない
行動によって電源が遮断
電源障害の発生やエラーによるファイルシステムの破綻が原因で、
重要なデータが使えなくなる可能性がある
耐電源障害やエラーハンドリングに優れた
ファイルシステムが必要
Flash File System "Fugue"
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課題解決手法
『Fugue』 の利用
メリット
・工数の削減、開発期間の短縮
・高機能、高信頼性ファイルシステム
・フラッシュメモリ特有の問題点の解消
汎用FFS導入による共通PF化
PFの安定性 / 柔軟性の向上
コア・コンピタンスへの注力を実現
Flash File System "Fugue"
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柔軟な移植性
File system API
Customized API

Fugue Core Engine
FAL
FAL
FAL
Chip A
Chip B
Chip C
H/W 非依存の設計
 ARMコア、MIPSコア、
SHなど、様々なCPU
をサポートし、その他
のCPUへの対応も容
易に実現可能
 東芝製、Samsung製、
Intel製、Spansion製
など、様々なFlashへ
の対応も容易に実現
可能
※ FAL (Flash Access Layer)
Flash の動作の違い、H/W環境の違いを吸収します。
Flash File System "Fugue"
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『Fugue』の提供するソリューション
ファイルシステムの健全性を保証
耐電源障害性の実現
優れたエラーハンドリングを提供
安定性 / 柔軟性に優れたPF構築
開発工数の削減 / 開発期間の短縮
デバイスの有効活用
フラッシュ特有の課題の解決
『Fugue』が実現
Flash File System "Fugue"
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対応プラットフォーム
プラットフォーム非依存の設計
対応OS : ITRON、 T-Kernel、WindowsCE等
対応CPU : ARMコア、SHコア、MIPSコア等
対応Flash : Spansion、東芝、Samsung等
様々なH/W仕様に柔軟に対応可能
Flash File System "Fugue"
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採用実績
約190ライセンス / 1500万台以上の実績
携帯電話、デジタル家電、カーナビ、産業機器、
ハンディータミナル、決済端末、ロボット、電子楽器
医療機器、測定器、車載機器、小型情報端末等
様々な製品分野での豊富な採用実績
Flash File System "Fugue"
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Fugue ライセンスポリシー
SDKライセンス
プロジェクト限定の開発用途に限定した使用許諾ライセンス
ロットライセンス
プロジェクト限定、組込み数量限定の使用許諾ライセンス
スタンダードライセンス
プロジェクト限定の組込み数量無制限の使用許諾ライセンス
Mobile Phone Package
Fugue の Mobile Phone Package 製品への専用のライセンス
その他のライセンス方式
特別ライセンスの提供
Flash File System "Fugue"
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Fugue サポート内容
Level 1 (¥100,000/年)
バグフィックスバージョンの提供
Level 2 (¥480,000/年)
Level.1+ユーザ様での実装に伴なう Fugue 概要講習会
Level 3 (¥680,000/年)
Level.1+弊社サポート担当者の設定など
Level 4 (別途相談)
携帯電話等の大規模開発におけるサポートチームの構築
Flash File System "Fugue"
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Fugue history
1995/Sep.
1996/May
1999/Feb.
2000/Sep.
2001/Feb.
2002/Jul.
2003/Mar.
/Jun.
/Sep.
/Dec.
2004/Aug.
2005/Jan.
/Mar.
2006/Oct.
2007/Mar.
2007/Dec.
2008/Feb.
Research launched.
Fugue NOR 1st Proto-Type DOS-FS for Chorus released.
Fugue NOR V1 released.
Fugue NAND 1st Proto-Type released.
Fugue NOR for Windows CE 3.0 released.
Fugue FAT V1 released.
Fugue NAND V2 Proto-Type released.
Fugue NOR for Windows CE 4.x released.
Fugue NAND V2 released.
Fugue NAND V2 for Linux Proto-Type released.
Fugue FAT V2 released.
Fugue NAND V3 Proto-Type released.
Fugue NAND V3 released.
Fugue NOR for Windows CE 5.x released.
eco-Fugue released.
Fugue NAND V3.1 released.
Fugue NAND for Windows CE released.
Fugue for Linux released.
Flash File System "Fugue"
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Road map
Next stage ・・・
Silicon Fugue
Multimedia Oriented
Data Security
Windows Mobile
Network Fugue
eMMC対応
Android
LBA NAND
HDD
2013
Quick Booting
MLC NAND
2012
次世代FS “Chi”
and more ・・・
Fast mount
2011
Flash File System "Fugue"
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会社概要
株式会社京都ソフトウェアリサーチ
京都市下京区綾堀川町293-1 堀川通四条ビル
TEL:075-342-0794 FAX:075-342-0781
お問合せ : [email protected]
事業内容
コンピューティングテクノロジとエンベディッドシステムの融合させるソフトウェアの企画・
研究・開発・設計・販売
エンベディッドシステム事業
フラッシュファイルシステム「Fugue」の開発とライセンス販売を軸にした、組込みソフト
ウェア関連事業を推進
コンピューティングテクノロジ事業
ワールドワイドウェブやJavaを中心としたコンピューティング技術に特化したシステム
開発事業を推進
Flash File System "Fugue"
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Fugue パフォーマンス
NOR (eco-Fugue)
KB/sec
OS
T-Kernel
Read
3969KB/sec
CPU
SH7727 (96MHz)
Write
232KB/sec
Flash
Spansion NOR
KB/sec
OS
Symbian OS v9.4
Read
8549KB/sec
CPU
SH-Mobile G3 (500MHz + H/W ECC)
Write
3936KB/sec
Flash
Intel NAND
NAND
Flash File System "Fugue"
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Fugue 導入~汎用S/Wプラットフォーム構築
開発コスト削減例 - 端末メーカーA社の場合 Fugue 導入前
開発体制
専任:~10人
開発期間
6ヶ月程度
(個別製品毎)
出荷製品数
最大3製品/年
Fugue 導入直後
Fugueでの
汎用PF構築後
専任:~3人
専任:0
兼任:1
6ヶ月
(初期開発~評価)
1.5ヶ月程度
(個別製品の評価)
-
Flash File System "Fugue"
常時4製品/年
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Fugue 導入~汎用S/Wプラットフォーム構築
不具合(デバッグ)削減例 - 端末メーカーA社の場合Flash変更に
より返品率増
加を予想
返品数
Flash変更
Fugue導入
Fugue導入前
実際は激減
Fugue導入後
返品数が多く、リソース不足
問題点の特定が出来ない
(ブラックボックス、煩雑)
返品率激減
問題点の特定が可能
1人の片手間程度の作業に激減
Flash File System "Fugue"
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採用端末マニュアル 1
Flash File System "Fugue"
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採用端末マニュアル 2
Flash File System "Fugue"
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採用端末マニュアル 3
Flash File System "Fugue"
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