平成18年10月期(24期) 中間決算内容及び中期

平成18年10月期 (24期)
中間決算内容及び中期事業戦略
SystemPro
銘柄コード:2317
東証1部
平成18年6月12日
1
1.事業概要
①会社概要
②事業内容
③関係会社
会社名
株式会社システムプロ (SystemPro Co.,Ltd.)
設立
昭和58年 3月24日
資本金
15億1,375万円
発行済株式数
231,000株
本社所在地
〒220-8123 横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー23F
役員
代表取締役社長:逸見 愛親
常務取締役:淵之上 勝弘
取締役(社外):板谷 嘉之
従業員
430名 (技術者数:393名)
上場市場
東京証券取引所 市場第一部
株主数
9,118名
代表取締役副社長:三浦 賢治
取締役:国分 靖哲
モバイル・ネットワーク事業
(移動体通信機器ソフトウェア開発支援・品質検証支援)
ネットワーク・ソリューション事業
(企業向け各種ソリューション開発支援・品質検証支援)
【連結子会社】
株式会社フラグシップ (東京都港区)
: SIPを採用したシステム開発
ネットワーク・セキュリティ関連システム開発販売
上海希勝普楽通信技術有限公司(中国上海市) : 中国オフショア開発、中国国内での開発支援
株式会社ProVision (札幌市、東京都港区)
: 組み込み開発支援、札幌でのオフサイト開発
【持分法適用関連会社】
株式会社ジークレスト (東京都渋谷区)
: オンラインゲームコンテンツプロバイダ
株式会社リエンクリプション・テクノロジーズ(港区) : 情報セキュリティ商品の開発、販売、サポート
2
④事業戦略
「選択と集中!」
組込み系
モバイル・ネットワーク事業
市場規模
2.4兆円
60%
経産省
デザインハウス
携帯電話
市場規模
0.85兆円
ミック経済
研究所
展開
選択と集中
通信キャリア向け仕様・評価
メーカ向け仕様・開発・評価
シナジー
システム開発関連 5,808億円
S/W関連
1,156億円
ネットワーク・ソリューション事業
市場規模
40%
116兆円
オープン系
総務省
選択と集中
市場規模
6.5兆円
IDC Japan
モバイルソリューション
情報通信産業
選択と集中
カーエレ
ユビキタス
ユビ
キタ
スの
世界
シナジー
セキュリティ、DB、品証、方式設計
エンドユーザ向け
選択と集中
企業向け
コンテンツプロバイダー向け
展開
PKG
ビジネス
Total Solution
SIer
3
⑤システムプロのビジネスモデル
従来、ソフト会社は設計開発のみを行っていたが、その周りには非常に大きな市場が存在し、
製品開発におけるあらゆる分野を支援することが当社のビジネスモデル。
2005年度
組込み系開発
市場規模:2.4兆円(経産省)
市場規模:8,500億円(ミック経済研究所)
☆システム開発を中心とするサービス関連
5,808億円
☆S/W 関連
1,156億円
オープン系
市場規模 : 6.5兆円
(IDC Japan)
プロパーの業務
(仕様SE・業務SE
品質検証)
リストラによる人員削減
業務量自体は減らず!
リストラによる
仕様SE、業務SE、品質検証
やバックオフィス業務の
需要は無尽蔵!
受注拡大
従来からソフト技術者のファブレス化は進んでいたが、近年のキャリア・メーカ・SIer、エンドユーザ
のリストラにより、プロパー社員が行っていた仕様SE、業務SE、品質検証やバックオフィス業務の
アウトソーシングが拡大し、潜在需要は無尽蔵にある!
※ バックオフィス業務=設計・製造業務のみならず、他社・他部門との調整・連携役を担う業務
4
2.中間決算内容
5
①連結中間決算のポイント
◆売上高は、前年同期と比べ701百万円(36.5%)増収、当中間予想と比べ106百万円(4.2%)増収
◆売上総利益は、前年同期と比べ116百万円(17.6%)増益、当中間予想と比べ37百万円(5.0%)増益
◆経常利益は、前年同期と比べ72百万円(21.6%)増益、当中間予想と比べ78百万円(23.7%)増益
◆純利益は、前年同期と比べ71百万円(38.5%)増益、当中間予想と比べ78百万円(44%)増益
(単位:百万円)
当中間実績
前中間
実績
当中間
予想
対前中間
増減
対中間
予想
達成率
18/10期
通期予想
[5/26修正]
2,618
1,918
2,512
+36.5%
104.2%
5,578(+33.4%)
モバイル
1,444
1,090
1,377
+32.4%
104.9%
3,040(+28.9%)
ソリューション
1,173
827
1,134
+41.8%
103.4%
2,538(+39.3%)
1,846
1,262
1,778
+46.3%
103.9%
3,918(+36.2%)
売上総利益
771
655
734
+17.6%
105.0%
1,659(+27.4%)
モバイル
452
368
416
+22.8%
108.6%
928(+25.2%)
ソリューション
319
287
318
+11.1%
100.3%
731(+30.3%)
販管費
377
291
402
+29.6%
95.2%
767(+31.1%)
営業利益
393
364
332
+8.0%
118.3%
891(+24.3%)
19.0%
13.2%
▲4.0p
+1.8p
16.0%(▲1.2p)
334
328
+21.6%
123.7%
870(+25.9%)
17.4%
13.1%
▲1.9p
+2.4p
15.6%(▲0.9p)
183
176
+38.5%
144.3%
505(▲10.0%)
7.0%
+0.1p
+2.7p
9.1%(▲4.3p)
485
+154
115.9%
621(+181)
売上高
売上原価
利益率
経常利益
利益率
純利益
利益率
従業員数(名)
15.0%
406
15.5%
254
9.7%
562
9.6%
408
増減額の主な内容
◆売上高
<対前年>
単体の増収に加え、フラグシップ社及びProVision社の
外販が増加。なお、前年同期はProVision社は未設立。
<対予想>
単体の増収の影響大。連結子会社外販は順調に推移。
◆売上原価
<対前年>
単体増収に伴う外注費増加に加え、ProVision社の採
用増加に伴う教育期間費用増加。
<対予想>
単体増収に伴う外注費増加。ProVision社の採用増加
に伴う教育期間費用は織り込んでいたが、中間期末時
点でフル稼動により外注費圧縮傾向。
◆販管費
<対前年・対予想>
売上高の伸び率に比べ、予想コストの伸び率が縮小し
たことに加え、経営努力により連結各社において人件
費等管理コストを圧縮。
◆営業外収入・費用
<対前年>
前年同期は、持分法適用関連会社が15百万円の投資
損失であったが、当中間において13百万円の投資利益
となった影響による収益増加。
<対予想>
計画では持分法適用関連会社が0百万円の投資損失
と見込んでいたが、実績はジークレスト社が増益となり
当中間において13百万円の投資利益となった影響に
より、収益増加。
◆特別利益・損失
<対前年>
前年同期は10百万円の特別損失があり、当中間期は、
単体で棚卸資産評価損失33百万円を計上したものの
ジークレスト社の増資に伴う持分変動利益46百万円が
発生し利益が増加。
6
②単体中間決算のポイント
◆売上高は、前年同期と比べ566百万円(30.8%)増収、当中間予想と比べ113百万円(4.9%)増収
◆売上総利益は、前年同期と比べ117百万円(19.2%)増益、当中間予想と比べ36百万円(5.1%)増益
◆経常利益は、前年同期と比べ72百万円(21.9%)増益、当中間予想と比べ52百万円(15.0%)増益
◆純利益は、前年同期と比べ27百万円(14.5%)増益、当中間予想と比べ11百万円(5.6%)増益
(単位:百万円)
増減額の主な内容
当中間実績
前中間
実績
当中間
予想
対前中間
増減
対中間
予想
達成率
18/10期
通期予想
[5/26修正]
2,400
1,834
2,287
+30.8%
104.9%
4,977(+26.3%)
1,405
1,090
1,349
+28.8%
104.2%
2,971(+26.8%)
994
743
938
+33.8%
106.0%
2,006(+25.5%)
1,672
1,224
1,596
+36.6%
104.8%
3,457(+27.9%)
売上総利益
727
610
691
+19.2%
105.1%
1,520(+22.7%)
モバイル
449
364
423
+23.4%
106.1%
920(+22.8%)
ソリューション
277
245
268
+13.1%
103.3%
600(+22.6%)
販管費
329
267
343
+23.2%
96.0%
656(+24.4%)
営業利益
397
342
348
+16.1%
114.1%
863(+21.4%)
16.6%
18.7%
15.2%
▲2.1p
+1.4p
17.4%(▲0.6p)
402
330
350
+21.9%
115.0%
870(+22.5%)
16.8%
18.0%
15.3%
▲1.2p
+1.5p
17.5%(▲0.5p)
212
185
201
+14.8%
105.6%
481(▲16.1%)
8.9%
10.1%
▲1.3p
+1.8p
9.7%(▲4.8p)
430
355
+75
104.9%
455(+84)
売上高
モバイル
ソリューション
売上原価
利益率
経常利益
利益率
純利益
利益率
従業員数(名)
7.0%
410
◆売上高
<対前年・対予想>
※モバイル・ネットワーク事業
BREWプラットフォーム関連の開発等が増加。
期初中間予想においても上回った。
※ネットワーク・ソリューション事業
大規模ポータルサイトのコンテンツ開発等が増加。
期初中間予想においても上回った。
◆売上原価
<対前年・対予想>
増収に伴う外注費の増加に加え、品質等向上のため
教育期間費用増加。
◆販管費
<対前年>
業容拡大に伴い、営業部門・管理部門コスト、
東証一部上場に伴うイベント等費用及び
技術者積極採用のため求人費用が増加したが、
売上高の伸び率に比べ、販管費の伸び率は縮小。
<対予想>
経営努力により期初中間予想よりコストを圧縮したこと
に加え、販管費の伸び率も縮小。
◆営業外収入・費用
<対前年>
前年同期は、東証一部上場費用13百万円が影響。
<対予想>
計画では見込んでいなかった健保組合からの
補助金収入等があり増収。
◆特別利益・損失
<対前年>
当中間期において棚卸資産評価損失33百万円を計上。
7
③部門別売上高の推移
◆モバイル・ネットワーク事業
中間期まで予想を上回る収入(期初連結計画比4.9%増)。受注残高においても当中間期末(連結)1,119百万円(前年同
期比22.8%増)。下期予想売上高(連結)1,581百万円。残り462百万円の受注獲得を目指す。
◆ネットワーク・ソリューション事業
中間期まで予想を上回る収入。受注残高においても当中間期末(連結)818百万円(前年同期比43.2%増)。下期予想売
上高(連結)1,380百万円。残り562百万円の受注獲得を目指す。
モバイル
百万円
ソリューション
連結上積み額
(単位:百万円)
6,000
17/10
中間期
18/10
中間期
17/10
通期
18/10
通期予想
フラグシップ
84
179
223
546
ソリューション
ProVision
-
40
14
54
2,006
上海シスプロ
-
-
0
-
合計
84
219
601
5,000
238
4,000
238
601
1,598
3,000
219
84
743
994
1,000
1,090
単体売上高
2,000
連結子会社の
外部売上高
子会社外販
モバイル
2,343
2,971
1,405
0
17/10 中間期
18/10 中間期
17/10 通期
18/10 通期予想
連結売上高
連結売上高
連結売上高
連結売上高
1,918
2,618
4,180
5,578
◆モバイル・ネットワーク事業
当中間期まで予想を超える受注。ProVision社のリソースを
活用し中間期末時点でほぼフル稼働。中間期で28.9%増、
通期予想で26.8%増。
◆ネットワーク・ソリューション事業
当中間期まで予想を超える受注であり、協力会社を活用
し案件獲得。中間期で33.8%増、通期予想で25.5%増。
◆連結子会社
フラグシップ社、ProVision社の外販については計画どおり
順調に推移。フラグシップ社は中間期で114.5%増、通期
予想で144.8%増。ProVision社は前中間期は未設立、通
期予想で285.7%増。
8
④事業部門別売上高の状況
1,349(百万)
1,349(百万) ⇒
⇒ 1,405(百万):104.2%
1,405(百万):104.2%
23期中間実績
23期中間実績 ⇒
⇒ 24期中間実績
24期中間実績 1,090(百万)
1,090(百万) ⇒
⇒ 1,405(百万):128.9%
1,405(百万):128.9%
24期
24期 中間計画
中間計画 ⇒
⇒ 中間実績
中間実績
モバイル
ネットワーク
事業
※
※ 2007年に向けてキャリア向け研究開発の受注増
2007年に向けてキャリア向け研究開発の受注増
※
事
※ キャリア意向による端末開発支援業務の受注増
キャリア意向による端末開発支援業務の受注増
事 業
業 環
環 境
境
※
※ 開発端末数増加による、キャリア評価の受注増
開発端末数増加による、キャリア評価の受注増
※
※ ナンバーポータビリティ
ナンバーポータビリティ ⇒
⇒ 囲い込み戦略
囲い込み戦略
※
※ 新キャリア(ソフトバンク含む)参入
新キャリア(ソフトバンク含む)参入
※
※ キャリア利益の確保の観点から端末価格抑制
キャリア利益の確保の観点から端末価格抑制
◆
◆ 各キャリア・ベンダが多品種小ロットへ!⇒
各キャリア・ベンダが多品種小ロットへ!⇒ 特に評価PJ拡大の可能性大!
特に評価PJ拡大の可能性大!
◆
決済・検索・音楽配信・1セグ等デジタル放送サービスの充実へ!
◆ 決済・検索・音楽配信・1セグ等デジタル放送サービスの充実へ!
⇒
⇒ 仕様・開発・評価全般に与える影響大!
仕様・開発・評価全般に与える影響大!
◆
プラットフォームの共通化による端末価格の抑制
◆ プラットフォームの共通化による端末価格の抑制 ⇒
⇒ キャリア研究開発への影響大!
キャリア研究開発への影響大!
24期
24期 中間計画
中間計画 ⇒
⇒ 中間実績
中間実績
23期中間実績
23期中間実績 ⇒
⇒ 24期中間実績
24期中間実績
ネットワーク
事
事 業
業 環
環 境
境
ソリューション
事業
938(百万)
938(百万) ⇒
⇒ 994(百万):106.0%
994(百万):106.0%
743(百万)
743(百万) ⇒
⇒ 994(百万):133.8%
994(百万):133.8%
※
※ 某大手ポータルサイト開発の受注増
某大手ポータルサイト開発の受注増
※
某大手メーカの品質管理業務の受注増
※ 某大手メーカの品質管理業務の受注増
※
※ 某大手社内システム開発支援の受注増
某大手社内システム開発支援の受注増
※
※ 大手ポータルサイト間の競争激化と検索エンジンのモバイルへの移行
大手ポータルサイト間の競争激化と検索エンジンのモバイルへの移行
※
中国をはじめとするオフショア開発による品質の低下PJの増加
※ 中国をはじめとするオフショア開発による品質の低下PJの増加
※
※ 景気拡大による社内システムや研究開発への投資拡大
景気拡大による社内システムや研究開発への投資拡大
※
※ 引き続き金融業界を中心にシステム投資の拡大
引き続き金融業界を中心にシステム投資の拡大
◆
◆ 開発・評価・研究案件ともに拡大傾向!
開発・評価・研究案件ともに拡大傾向!
9
⑤売上原価および売上原価率の傾向
◆売上原価率は、連結では当中間計画70.8%に対し、実績70.5%とほぼ計画通り推移。
単体では当中間計画69.7%に対し、実績69.7%と計画通り推移。
受注拡大に伴い、外注費は増加。
◆前下期をピークに原価率は低減傾向にある。
原価額(連結)
原価額(単体)
2,500
百万円
1,615
1,000
500
1,262 1,224
2,072
70.2%
1,846
1,479
原価率(単体)
72.0%
71.4%
2,000
1,500
原価率(連結)
70.5%
69.7%
1,784
70.0%
69.2%
1,672
71.0%
70.0%
69.0%
68.0%
67.0%
66.7%
65.8%
66.0%
65.0%
64.0%
0
前上期
前下期
当上期
当下期(予想)
10
⑥外注比率の上昇と外注単価の高騰による利益圧迫への対策
☆株式会社ProVision の採用が順調に進んでおり、採用後、1ヵ月の研修を
行い、ほぼ100%フル稼働状態。
☆また、ここ数年の新卒・若手中途採用が順調であったことから、
技術者の裾野が広がってきており、利益圧迫の状況は打開しつつある。
ProVisionの採用・配属人員推移(累計)
システムプロの外注比率
(人数ベース、5月末)
60
50
40
採用
配属
人
30
20
10
外注,
27%
PV等,
8%
プロ
パー,
65%
0
12月 1月
2月 3月
平成18年
4月
5月
11
⑦営業利益(率)・経常利益(率)の推移
◆期初中間予想に対し、連結で営業利益18.4%増、経常利益で23.8%増。
単体で営業利益14.1%増、経常利益で14.8%増。
営業利益率、経常利益率ともに実績が上回る結果となった。
原価率改善の傾向と販管費率減少により利益率は当中間期がボトムとなり改善傾向。
【営業利益】
営業利益(連結)
600
19.0%
18.7%
500
百万円
400
営業利益(単体)
364
342
営業利益率(連結)
17.5%
15.6%
16.6%
15.0%
営業利益率(単体)
497
352
368
300
200
393
18.1%
16.8%
465
397
期初予想
332
13.2%
100
348
15.2%
0
前上期
前下期
当上期
20.0%
18.0%
16.0%
14.0%
12.0%
10.0%
8.0%
6.0%
4.0%
2.0%
0.0%
当下期(予想)
【経常利益】
経常利益(連結)
600
17.4%
18.0%
百万円
500
400
経常利益(単体)
334
330
300
経常利益率(連結)
356
200
18.2%
15.7%
16.8%
15.5%
18.0%
15.8%
380
経常利益率(単体)
406
402
463
467
期初予想
328
13.1%
100
0
前上期
前下期
350
15.3%
当上期
当下期(予想)
20.0%
18.0%
16.0%
14.0%
12.0%
10.0%
8.0%
6.0%
4.0%
2.0%
0.0%
12
⑧通期業績予想
◆連結・単体ともに、中間業績の増額分を織り込み増額修正。
◆当中間期末の受注残高は、連結で1,937百万円であり、下期売上計画2,960百万円に対する進捗率は65.4%。
単体で1,645百万円であり、下期売上計画2,577百万円に対する進捗率は63.8%。
◆当中間決算について、予想を上回る状況であったことから、通期業績予想は達成できる見込み。
(単位:百万円)
18/10期通期予想
連結
17/10期実績
単体
連結
単体
+73
4,180
3,942
+628
+56
2,358
2,343
2,006
+408
+17
1,821
1,598
+45
3,457
+754
+49
2,877
2,703
+357
+26
1,520
+282
+24
1,302
1,238
928
+187
+30
920
+171
+26
741
749
731
+170
▲4
600
+111
▲1
561
489
販管費
767
+182
▲24
656
+129
▲14
585
527
営業利益
891
+174
+50
863
+152
+37
717
711
17.2%
18.0%
691
710
対前期
増減
対期初
予想増減
対前期
増減
対期初
予想増減
5,578
+1,398
+72
4,977
+1,035
モバイル
3,040
+682
+70
2,971
ソリューション
2,538
+717
+2
売上原価
3,918
+1,041
売上総利益
1,659
モバイル
ソリューション
売上高
利益率
経常利益
利益率
純利益
利益率
従業員数(名)
16.0%
870
15.6%
505
9.0%
621
▲1.2p
+179
▲0.9p
▲56
+0.7p
+39
+0.5p
+49
▲4.3p
+0.8p
+181
+43
17.4%
870
17.5%
481
9.7%
455
▲0.6p
+160
+1.1p
+40
▲0.5p
+0.6p
16.5%
18.0%
▲92
+4
561
573
▲4.8p
▲0.0p
13.4%
14.5%
440
371
+84
▲43
13
3.中期事業戦略
14
①モバイル・ネットワーク事業
携帯電話の開発工程と当社の受注範囲
上流
中流
下流
通信キャリア
キャリア研究開発 (プラットフォーム&共通アプリ開発等)
サービスコンセプト
モデルコンセプト
キャリア端末評価
端末メーカ
端末コンセプト
端末出荷
キャリア仕様
端末仕様
設計
当社の強み分野
得意分野
開発
ベンダ端末評価
新規取り組分野
14ヶ月程度(旗艦モデルの場合)
15
②モバイル・ネットワーク事業
ドコモ
ベンダー
を中心に
業務内容
キーワード
端末コンセプト
端末仕様
設計
開発
ベンダ端末評価
研究開発(プラットフォーム&共通アプリ開発等)
au
キャリア系
を中心に
サービスコンセプト
モデルコンセプト
設計
開発
キャリア端末評価
( SBBB
)
VF
キャリア・
ベンダを
バランス
よく
キャリア仕様
設計
・Java ・ブラウザ
ブラウザ/メール
・POC
・Toruca
・TV電話
TV電話 ・マルチメディア
・1セグ
・GPS
・Viewer
・外部I/F
・外部I/F
・BREWプラットフォーム
BREWプラットフォーム
・TV電話
TV電話 ・ブラウザ/メール
・マルチメディア ・BCMCS
・Life Memory ・GPS
・プロトコル ・APL Manager
・1セグ/3
セグ
セグ/3セグ
・ブラウザ
ブラウザ/メール
開発
ベンダ・キャリア端末評価
・ファイルシステム
工程別
受注比率
顧客
キャリア別
受注比率
24期上期
仕様
31.1
%
28.3
%
設計
開発
29.7
%
36.6
%
評価
・MMS
36.2
%
35.0
%
・マルチメディア
16
③モバイル・ネットワーク事業
業界及び技術動向と当社の取り組み
2003年
業界動向
・J-PhoneがVFに
・au が PDC終了
・DDI-P・au(WIN機のみ)
がパケット定額制を導入
2004年
2006年
2007年
・3G携帯普及期へ
・ドコモ・VFもパケット
定額制を導入
・カシオ日立設立
・コンセプトモデル
・らくらくフォン
・キッズ携帯
・KDDIがツーカー吸収
・DDI-Pがウィルコムへ
・ナンバーポータビリティ
・新規参入
・SBBBのVF買収
・松下・NEC・TI連合
・携帯ベンダの連合強化
・プラットフォーム、
アプリケーション、
部品等の共通化が
進み、端末コスト削減
・フルブラウザ
・着うたフル
・POC
・モバイル・フェリカ
・W-LAN
・電子決済機能の本格化
・モバイル・スイカ
・1セグ放送
・ミュージック携帯
・BCMCS
・HSDPA
・GPSの拡張
・Javaの拡張
・デジタル放送の普及
・W-LANデュアル
・キャリアの仕様策定・評価
研究開発へシフト
・BREWをはじめ
プラットフォームに強み
・キャリア案件受注強化
・プラットフォーム開発
・サービスコンセプト、モデル
コンセプト策定業務支援を
開始
・コンセプトから
出荷承認試験まで
一気通貫で対応できる
体制が整い、端末を
丸受けできる体制へ
技術
キーワード
・1X-EVDO
・マルチメディア端末
・GPS機能充実
当社の
取り組み
・端末仕様
・アプリケーション開発
・ベンダー評価
・ブラウザ・Javaに強み
・3G端末の普及とともに
キャリア受け入れ評価
へ参入
・マルチメディアへ強み
点
2005年
線
全面展開
17
④ネットワーク・ソリューション事業
システム開発工程と当社の受注範囲
上流
中流
下流
保守・運用
研究開発
方式・基盤系
他社には無い強み
要件定義
設計業務
システムのパフォーマンスに影響大
・アプリケーション設計
リリース
・データベース設計
構築・開発業務
・NW・基盤系構築
・データベース構築
保守 ・運用
・方式設計(NW・基盤・セキュリティ系)
・コーディング
評価業務
・単体試験
・結合試験
・総合試験
18
⑤ネットワーク・ソリューション事業
高成長の原動力は、IT不況時に技術的優位性を確保し、
「選択と集中」による強みの創造!
IT業界設備投資好況 2005年~
IT業界不況
2001~2004年
商用開発支援
高付加価値
技術的優位性
研究開発支援
・グリッドコンピューティング
・電子透かし
・バイオインフォマティクス
etc…
「選択と集中」
強みの創造
方式設計
・ネットワーク
・セキュリティ
・データベース
etc…
DB・Webソリューション
・DB設計・検証
・Webソリューション
・セキュリティ
etc…
研究開発支援
次世代技術の取り込み
品質検証
・データベース検証
・Webシステム検証
・ベンダーコントロール
etc…
IT設備投資の高まり
マネジメント力
研究開発で培った技術的優位性や.
大型品証案件で培ったマネジメント力を
生かした全面展開
システム大型化に伴う
事故の多発
品質検証
・データベース検証
・Webシステム検証
・ベンダーコントロール
etc…
次展開
個人情報保護法等の追い風
セキュリティ
・セキュリティ検証
・セキュリティ提案
・パッケージ販売
・SI
etc…
方式設計・・・システム開発において、要求実現のために、必要な複合機能に分解し、
実装手段を設計すること
19
⑥ネットワーク・ソリューション事業の強み
IT業界設備投資好況による受注増
IT業界不況
2001~2004年
強みの創造
研究・
品証中心
方式設計
品質検証
商用案件へ
最新の
技術力
マネジメ
ント力
方式設計
品質検証
DB Web
セキュリティ
業務系
システム開発
ポータルサイト開発
セキュリティ
高付加価値
Offshore開発の
増大による受注増
大型化による
事故の多発
競争激化による
受注増
PKGビジネス
24期上期
商品別
受注比率
方式設計等の上流工程から下流の品質検証及びシステムリリース後の
運用保守まで、一気通貫して受注できるスキームの確立
方式
大手 SIer 向け
15%
上流と下流に強み
を持ち、付加価値の
増大を図る
品証
エンドユーザ向け
セキュリティ製品の
販売・構築
大手ポータルサイト
開発支援等
24%
注力
業務
系
37%
ポータル
13%
セキュリ
ティ
3%
注力
注力
20
4.システムプロ・グループの状況(H18/10 中間期)
会社名
会社名
事業ドメイン
事業ドメイン
FlagShip
FlagShip
・・ SIP事業
SIP事業
・・ セキュリティ事業
セキュリティ事業
・・ Webソリューション事業
Webソリューション事業
売
:: 208百万円
売 上
上
208百万円
経常利益
経常利益 :: 21百万円
21百万円
連結売上
:
178百万円
連結売上 : 178百万円
連結利益
連結利益 :: 9百万円
9百万円
SIP事業、Web事業双方とも新規案件
SIP事業、Web事業双方とも新規案件
への取り組みが実を結んできており、
への取り組みが実を結んできており、
利益体質のさらなる向上が期待できる。
利益体質のさらなる向上が期待できる。
上場に向け、管理部門強化も同時並行
上場に向け、管理部門強化も同時並行
で進んでいる。
で進んでいる。
・・ 品質管理業務事業
品質管理業務事業
・・ 保守・運用事業
保守・運用事業
・・ S/W
S/W 開発事業
開発事業
売
:: 115百万円
売 上
上
115百万円
経常利益
:△25百万円
経常利益 :△25百万円
連結売上
連結売上 :: 39百万円
39百万円
連結利益
連結利益 :△20百万円
:△20百万円
上期終了時点で、採用が50名を突破。
上期終了時点で、採用が50名を突破。
1ヶ月の研修の後、システムプロにて
1ヶ月の研修の後、システムプロにて
フル稼動中。システムプロの売上・利益
フル稼動中。システムプロの売上・利益
に対する貢献大。
に対する貢献大。
・・ オフショア開発事業
オフショア開発事業
・・ 移動機ローミング試験事業
移動機ローミング試験事業
・・ パッケージソリューション事業
パッケージソリューション事業
売
::
売 上
上
経常利益
経常利益 ::
連結売上
連結売上 ::
連結利益
連結利益 ::
フラグシップ案件を中心にオフショア
フラグシップ案件を中心にオフショア
開発が軌道に乗ってきており、既存の
開発が軌道に乗ってきており、既存の
アジアでの、キャリア・ローミングテスト
アジアでの、キャリア・ローミングテスト
以外での2本目の柱が確立してきた。
以外での2本目の柱が確立してきた。
・・ コンテンツ・プロバイダ事業
コンテンツ・プロバイダ事業
・・ オンラインゲーム事業
オンラインゲーム事業
・・ 携帯向けコンテンツ事業
携帯向けコンテンツ事業
売
:: 492百万円
売 上
上
492百万円
経常利益
経常利益 :: 102百万円
102百万円
連結利益
:
連結利益 : 83百万円
83百万円
(うち
(うち 持分変動利益
持分変動利益
46百万円)
46百万円)
既存コンテンツ充実と新規コンテンツ
既存コンテンツ充実と新規コンテンツ
拡充を進めてきた結果が出てきており、
拡充を進めてきた結果が出てきており、
単月売上が1億を突破する勢い。
単月売上が1億を突破する勢い。
ポータルサイトの構築をフラグシップとの
ポータルサイトの構築をフラグシップとの
協業で進めており近々サービス開始。
協業で進めており近々サービス開始。
・・ セキュリティ・事業
セキュリティ・事業
・・ パッケージ販売・保守事業
パッケージ販売・保守事業
売
::
0百万円
売 上
上
0百万円
経常利益
:△60百万円
経常利益 :△60百万円
連結利益
連結利益 :△22百万円
:△22百万円
8月後半を目処に販売開始予定。
8月後半を目処に販売開始予定。
既に引き合いは多数寄せられており、
既に引き合いは多数寄せられており、
SIerとの連携強化を並行で進めている。
SIerとの連携強化を並行で進めている。
セキュリティビジネスへの具体的な
セキュリティビジネスへの具体的な
展開を開始。
展開を開始。
SP:71.4%
SP:71.4%
ソフトフロント:13%
ソフトフロント:13%
ProVision
ProVision
SP:80%
SP:80%
北洋情報:20%
北洋情報:20%
上海SystemPro
上海SystemPro
SP:100%
SP:100%
G-Crest
G-Crest
SP:30.1%
SP:30.1%
サイバーエージェント:59.8%
サイバーエージェント:59.8%
ReEncryption
ReEncryption
Technologies
Technologies
SP:35%
SP:35%
三菱商事:65%
三菱商事:65%
売上・利益
売上・利益
9百万円
9百万円
△4百万円
△4百万円
0百万円
0百万円
△4百万円
△4百万円
トピックス
トピックス
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ご清聴ありがとうございました。
株式会社システムプロ
本資料に記載されている業績予想及び将来の事象に関する記載は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、
多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、経済・事業環境の変化など様々な要因により変動することがあります
ので、ご了承ください。
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