要約 - 高石市

平成24年度第2回廃棄物減量等推進審議会
【開催日時】平成24年5月31日(木)
議事録(要約)
午後1時30分から開催
【開催場所】高石市役所正庁大会議室南側
【出席委員】委員15名中13名の委員が出席され開催いたしました。
吉田 弘之
水川 敏子
多久島浩也
野本 順一
【欠席委員】宮武
和孝
川和 功子
村井 恭子
常盤木久忠
塩谷
舛谷
藤田
石田
隆康
政明
久和
高橋
的場
大原
妙子
妙子
忠治
一裕
【傍 聴 者】0名
【議
事】(1)諮問第1号
「ごみの減量施策の推進による減量化目標の変更について」
① ごみの減量化目標設定値における比較年度が平成12年度として
いる具体的理由
② 新たな目標設定値の確認(サンプルによるパーセンテージごとの確
認)
(2)家庭(可燃)ごみ有料化の実施状況調査結果
・有料化の実施・未実施市のごみの減量比較について
(3)諮問第2号
「普通(可燃)ごみの有料化について」
① 有料化された場合の公園等への不法投棄への対処について
② 有料化を実施するにあたって、何をもって有料化するのか具体的理
由
・環境基金条例等について
(4)その他
【質疑応答】
(会
長) 議題1、諮問第1号、「ごみ減量施策の推進による減量化目標の変更
について」、第1回の審議会におきまして、質問がありました件につい
て、事務局より説明をしていただきたいと思います。
まずは、ごみの減量目標における比較の年度が、平成12年度として
いる具体的な理由を事務局より説明願います。
(事 務 局) 議題1、諮問第1号、ごみの減量化目標におきまして、比較年度を平
成12年度としている具体的な理由を、事務局より説明させていただき
ます。
本市の一般廃棄物処理基本計画は、平成12年度実績に対しての目標
値を設定しております。平成12年度というのは、循環型社会形成推進
基本法が制定され、廃棄物の発生抑制及び、循環資源の利用が位置づけ
された元年でございます。また、国が策定した、循環型社会形成推進基
本計画と同じ基準年度となっております。このことから、平成12年度
を目標値における比較年度としておりますので、よろしくお願い致しま
す。
(会
長) ありがとうございました。ごみの減量目標における比較年度を、平成
12年度としている具体的な理由についての回答がありました。このこ
とについて何か意見はございますか。
(意見なしの声)
(会
長)
それでは次に進めてまいりたいと思います。
新たなごみ排出量の減量化目標の設定について、事務局から、ごみ袋の
サンプルを使い説明していただきますので、申し訳ありませんが隣の部
屋に移動お願い致します。
(正庁大会議室北側へ移動)
(事 務 局)
それでは説明させていただきます。
現在、一般廃棄物処理基本計画における減量目標につきましては、短期
目標の平成26年度までに25%のごみ減量と中・長期目標の平成27
年度~平成36年度までに、25%~30%のごみ減量という計画にな
っております。この一般廃棄物処理基本計画の家庭ごみにつきましては、
平成22年度で、29.71%の減量目標を達成しております。次期目
標設定の数値を決めていただくにあたり、第1回の審議会で平成12年
度の実績の数値と減量目標の数値を対比して試算しておりましたが、わ
かりにくいとの声がありましたので、前年度の平成23年度実績の数値
を用いて対比し、試算させていただきました。 減量目標が平成12年
度実績から35%減量の場合ですと、前年度比で9%の減量になります。
次に、減量目標が平成12年度実績から40%減量の場合ですと、前年
度比で16%となります。減量目標が平成12年度実績から45%減量
の場合、前年度比で23%となります。減量目標が平成12年度実績か
ら50%減量の場合ですと、前年度比で30%と、以上のようになって
おります。
なお、サンプルで作成しておりますごみ袋につきましては、1~2人
世帯及び3~4人世帯の、平成12年度及び平成23年度の実績のサン
プルを作成しております。このサンプルは、1回に出すごみの平均値で、
減量目標のパーセンテージごとに、実際の重さと容積で作成しておりま
す。
平成23年度実績との減量の対比で、9%から30%の各対比のサン
プルを作成しておりますので、どの位のごみの重さ(量)であれば、平成
36年度までにごみが減量できるかを、一度お手にとって体感していた
だき、お考えいただきたいと思います。
それではよろしくお願い致します。
(各委員にそれぞれのサンプルを確認及び体感していただく)
(正庁大会議室南側へ移動)
(会
長) それでは、先ほど確認及び体感していただきましたサンプルのごみ袋
を参考に、新たなごみ排出量の減量目標の設定について、委員の皆様の
ご意見をいただきたいと思います。
(委
員) 前回の審議会からいろいろな資料をお示しいただいたのですが、その
結果、高石市の行政上の目標ですから、最低でも平成23年度実績から
30%のごみ減量、つまり、平成12年度実績から50%のごみの減量
目標が絶対に必要ではないのかというふうに思います。減量目標につい
ては、集団回収によるごみの排出抑制などさまざまな方法があるかと思
いますが、後ほど皆様で考えてまいりたいと思っております。私としま
しては、是非、減量目標の一番高い数値で、平成12年度実績から50%
のごみの減量を選択していただきたいと思っております。
(会
長)
(委
員)今回初めて出席させていただき、前回までの経緯が理解できていないと
ころもございますが、前回の資料を拝見させていただきまして、家庭系
ごみと事業系ごみにおいて、平成21年度から平成23年度にかけて、
ごみの原単位が飽和状態です。事業系ごみにつきましては、平成21年
度から平成23年度にかけては、ほぼ横ばいになっております。この、
新たなごみの減量化目標設定の考え方なのですが、この各数値につきま
しては、実現することが可能な数値を設定していきたいということなの
か、もしくは、行政目標として高い数値を設定していきたいということ
なのか。我々、事業系の者としては、あまり高い目標の数値を設定して
しまうと、過去のごみ減量をしてきたペースと同じようなペースで、果
たしてごみの排出を削減していくことが可能なのかという、一抹の不安
がございます。先ほど委員のおっしゃいました、できるだけ実現の可能
な数値に設定されてみてはどうかと思います。
(会
長) ありがとうございます。私の理解では、行政目標の数値を目指してい
るわけではないと考えております。当然、数値が決まりましたら、市民
一丸となって目標を達成したいと思っております。
事業系のごみについては難しいとのご意見がありましたが、別室でみ
せていただきましたサンプルのごみ袋は、事業系のごみについても減量
目標のパーセンテージは同じ設定なのですか。
ありがとうございました。他に何かご意見はございますか。
(事 務 局) 現在、目標としていますのは、家庭系のごみの減量ということで、家
庭系ごみに含まれる資源ごみを抜いた部分でございます。一方、事業系
ごみにつきましては、平成22年度の時点で、約31%の減量化が達成
されていまして、平成23年度につきましても、同じく約32%の減量
化がされており、家庭系ごみと共に、同じく目標をもって進んでいかな
ければならないと考えております。そのほか、家庭系ごみの有料化は実
施しておりませんが、事業系ごみにつきまして、泉北環境整備施設組合
で平成21年7月より、事業系ごみの有料化を実施しており、一定のご
みの減量の結果がでております。以上でございます。
(会
長) 家庭系及び事業系ごみについて、同じ50%の減量に設定するという
ことでよろしいでしょうか。
(事 務 局) 家庭系及び事業系ごみにおいて、共に目標を持ちながら進めてまいり
たいと考えております。
(会
長)
ありがとうございます。他に何かございますでしょうか。
(意見なし)
(会
長) それでは、意見がないようですので、平成12年度実績から50%の
減量、平成23年度実績から30%の減量を目標に設定し、この先12
年間かけて減量を進めていきたいと思います。
(会
長) 議題2の「家庭(可燃)ごみ有料化の実施調査結果」について、事務
局より報告をお願いいたします。
(事 務 局) それでは、パワーポイントを用いましてご説明させていただきますの
で、お手本の資料と合わせてご確認お願いいたします。
(事務局がパワーポイントで有料化を実施している各市の状況について説明)
(会
長) 事務局より有料化を実施している各市町村の報告がありましたが、何
か質問、ご意見はございますでしょうか。
(意見なし)
(会
長) 無いようでございますので、議題3、諮問第2号の、「普通(可燃)
ごみの有料化について」、第1回の審議会で質問がありました件につい
て、事務局より説明をお願いします。まず始めに、普通(可燃)ごみが
有料化された際の、公園等への不法投棄の対処について、事務局より説
明していただきます。
(事 務 局) それでは、普通(可燃)ごみが有料化された際の、公園等への不法投
棄の対処につきまして、ご説明いたします。
普通(可燃)ごみが有料化された際の、公園等への不法投棄の対処に
つきましては、本市の広報紙及びホームページに掲載し、啓発を行い、
自治会及び施設管理者と連携した中で、不法投棄及び不適正処理に対処
してまいりたいと考えております。
また、市内のパトロールにより、不法投棄及びごみの排出調査を行い、
啓発してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
(会
長) ありがとうございます。只今事務局から説明がありました件について、
何か質問ご意見はございますか。
(委
員) 今、事務局から説明がありました、不法投棄の対処における、啓発の
方法についてですが、広報誌及びホームページ、並びに自治会への協力
依頼とのお話がありました。不法投棄というのは、高石以外から発生し
たごみが捨てられていることも多いと思いますので、事務局が示した事
柄だけで、果たして収まるのかどうか。
(事 務 局) 自治会の協力を得るといいますのは、不法投棄等の通報をいただいた
なかで、処理いたします。不法投棄のごみの内容を、市の方で調査いた
しまして、排出者がわかりましたら、啓発していくつもりでございます
が、その辺も含めて、公園や道路等の公共施設管理者と協力しまして、
対処してまいります。
(事 務 局) 不法投棄は環境の問題もございますので、不法投棄されないように、
臨海地域の高砂1号線を毎月1回はパトロールしており、また、土木部
と連携して清掃活動を実施しております。そのほか、自治会の方からは、
よく不法投棄の場所及び対処の方法の問い合わせをいただいておりま
して、その際は迅速に現場へ向かわせていただいて、内容を確認のうえ、
警察や施設管理者と連携し、対処しておりますので、ご理解いただきた
いと思います。
(会
長) 自治会の方が公共施設等の不法投棄に気がつきましたら通報し、処理
については市役所側でするということですね。
(事 務 局) 市が、現地を調査いたしまして、市民の皆様のご負担とならないよう
に、対応したいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
(委
員) 不法投棄がなされた場合に、最終的に誰が処分をしているのか、詳し
く存じ上げておりませんので、教えていただきたいのですが。有料化を
実施している市町村と、実施していない市町村で、不法投棄されたごみ
の最終的な処分費用等はどうなっているのかお教えいただきたいと思
います。
(事 務 局) まず、不法投棄されたごみにつきましては、不法投棄をされた場所の
管理者が処分をすることになっております。例を申しますと、公園に不
法投棄があった場合は、その不法投棄があった公園の管理者が対応しま
す。そのため、管理者は不法投棄をされないための施策をとっていただ
き、処理においても、排出者を探していただいたりしております。私有
地においても同じで、こういった不法投棄をされないために市の方で周
知及びパトロールをしております。全国において施策は様々でございま
すが、本市においては、有料化実施と共に不法投棄のパトロールを強化
してまいりたいと考えております。
(会
長) ありがとうございます。私から1つ質問をさせていただきたいのです
が、高石市内では、防犯カメラの設置はどの程度進んでいるのでしょう
か。
(事 務 局) 不法投棄がよく発生する所に防犯カメラを設置したという例はござい
ません。
(委
員) 今後はどうお考えですか。
(事 務 局) 今後、不法投棄の多い場所には、何らかの対策をとっていかなければ
ならないと考えています。以前の話になりますが、高砂1号線の一番端
のところに一時的にダミーの不法投棄用防犯カメラを設置したことが
ございます。その防犯カメラを設置した時には、不法投棄に対して効果
がございました。現在、高石市内で不法投棄の多いポイントを把握して
おりまして、できる限りそのポイントをおさえながら、まちの美化に取
り組んでおります。
(会
長) 防犯カメラは、まちの防犯のほか、不法投棄に対して抜群の効果がで
ております。是非とも、順次取り付けていただきたいと思います。この
ごみの有料化によるお金で、防犯カメラを装着したり、効果的なものを
実用していただきたいと思います。必ず効果はでると思います。
(会
長) 他になにか意見はございませんか。
(委
員) 今おっしゃっていました不法投棄の対処は当然のことだと思います。
私どもの自治会区域ではJRがありまして、その場所は別の市と隣接し
ているところがございます。以前、その場所に3ヶ月間ほど、車が放置
されていたことがありました。その場所に大阪府が防犯カメラを設置し
たのだと思いますが、それからはその場所に車が放置されることはなく
なりました。防犯カメラの設置によって、こういった一例があったこと
を報告しておきます。
(会
長) それでは、次に進めてまいりたいと思います。有料化を実施するにあ
たり、何をもって有料化をするのか、具体的な理由を事務局より説明お
願いいたします。
(事 務 局) 有料化を実施するにあたり、何をもって有料化をするのか、具体的な
理由を説明させていただきます。今後、本市におきまして、ごみの有料
化は、ごみの排出抑制、再生利用の推進、環境にやさしいまちづくりを
目的としたなか、有料化を実施することでごみの減量のための刺激策で
あると考えております。ただし、ごみの有料化は単に、料金制による収
入増を目的としたものではなく、市民と共にごみの排出抑制を推進し、
環境にやさしいまちづくりを目的とすることを考えております。また、
第1回の審議会におきまして、環境基金について、有料化で市民の皆様
からいただいたお金で、環境基金を創設するような意見をいただいてお
ります。つきましては、委員の皆様の環境基金に関するご意見をいただ
きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
(会
長) それでは委員の皆様、ごみの有料化に伴う環境基金について、委員の
皆様のご意見をいただきたいと思います。いかがでしょうか。
(委
員) 防犯灯のLED化や、防犯ビデオの設置等に助成金の制度をもうけた
りするのはいかがですか。
(会
長) 太陽パネルを設置したり、海の近くに風力の発電装置をつくったりし
てもいいと思います。そのほか、学校に環境に関するものを設置したり
するのもよいかと思います。
(委
員) 先ほどの環境基金に関することでございますが、ごみの有料化に伴い
まして、生じたお金を、環境基金にあてていくことになると思います。
いずれにしましても、貯まった基金を一般会計の方に入れてしまうので
はなく、皆様が目に見えてわかるような形で示しておくほうが、効果が
あるのではないかと思います。また、本当の目標はごみの減量化である
ことを明確化させるべきだと思います。
(会
長) 今、委員から意見のありました、環境基金についてはいかがでしょう
か。
(委
員) 有料化によってごみが減量された場合ですと、有料化シールの売上金
だけを基金に積み立てするのでは、たいした金額を積み立てすることは
できないと思います。しかし、有料化シールの売上金の他、ごみの減量
によって、泉北環境整備施設組合の分担金が減ることも目標なわけです。
(会
長) 有料化によって、市民の皆様からお金をいただくのは、あまり良いこ
ととは言えません。ですが、今、委員のおっしゃったとおり、ごみの有
料化によるごみの減量には、分担金の削減というはっきりとした目標も
あります。
また、基金について、現在までにまわすことのできなかった環境面に
役立てることによって、ごみの有料化の真の効果が発揮されるわけです
ね。環境基金についてはこういった考え方でよろしいでしょうか。
(事 務 局) 現在、大阪府下では、池田市と泉大津市の2市が環境基金を制定して
おります。一般的には、ごみの有料化によってできた利益を、環境基金
にあてているのですが、本市において、どのような形で基金についての
しくみを作っていくのか、この度、委員の皆様からいただきました意見
をもとに、今後の研究の課題とさせていただきたいと思います。
(会
長) ごみの有料化によってできた利益についての使途は、明瞭化していた
だきまして、今後、詳しい内容については、十分に研究していただきた
いと思います。
(会
長) ごみの有料化の実施に伴う、府内での環境基金等の制定事例について、
資料がございますので、事務局からご説明お願いいたします。
(事 務 局)
環境基金制定事例について(説明)
(会
長) 今、説明いただきました有料化の実施に伴う府内の状況について、
単純従量制で1枚目からいただいたお金で、色々手数料を差し引いた分、
果実を基金に入れ、基金で太陽光パネルを学校へ設置する。
市民にとって本当は払うのはイヤだが、払った分は環境に活きている。
(会
長) 私の私案として、市の考えとは異なり、有料化は1枚目からお金を頂
き、環境のために、お金を使う。
市の考えとしては、あるところまでは無料で、それ以上はお金をもら
うということですね。
(事 務 局)
泉大津市の環境的施策と基金制定の事例について
(説明)
(会
長)
泉北環境整備施設組合分担金の減った分を基金にまわせたら。
(委
員)
減った分をその基金へ入れられるのか。
(会
長) 入れればいいのでは。諮問はごみの有料化についてである。
議論はOK。市への働きかけが大事である。泉大津市は財政難であって
環境に入れるお金がなかったが、こういうふうに使用すると環境のため
に使う意義がある。議会も納得。環境の整備へも広がりつつある。
(委
員)
防犯灯とか防犯カメラはできるのですか。
(委
員) 公園の不法投棄はカメラを設置すれば。防犯カメラはプライバシーと
かいわれるが、犯罪予防につながる。
(会
長)
(委
員) 有料化の進め方なんですが、シールなのか。袋なのか。何枚目から
有料とか。
(会
長)
どんな有料化を進めるのか。
(委
員)
1枚目から安くお金をもらうのか。リッターあたり1円なのか。
(会
長) シールなのか。袋なのか。初めからお金をとるのか。初めは無料なの
か。
(委
員)
カメラ設置は、不法投棄も含めて進める。
初めはシールでトラブルが多い。それで袋になった例がある。
(事 務 局)
シールありきではないが、例えばシールでも成功している市もある。
(会
均一従量制か。一定量以上なのか。
高石市のやり方は。1枚目からなのか。
均一制ではなく従量制なのか。
長)
(事 務 局) 有料化は単なる収入増を目指しているのではない。他市は財政理由等
による事例が多い。また、平成24年度からは泉北環境整備施設組合(清
掃費)分担金が全量搬入量割となるので、市民の皆様に今の現状を認識
してもらい、有料化により更なるごみの減量化に向けて進んで行きたい。
(会
長) それでは、ある一定量は無料で、それから有料という前提で審議会を
進めていきます。何枚まで無料なのか。できるだけ最初の枚数を減らせ
ば均一従量制に近づいてゆく。最初の枚数が多いと無料と同じ。
効果がない。
(委
員)
(会
長) これを超えると、お金を払わなければいけないという意識が重要であ
る。無料の枚数が多いと今までと同じであり、減らそうという意識がも
てない。
無料の枚数が多いと減量できない。
(会
長)
ごみを減量化して効果があるようにしなければならない。
現状は2人家族で何袋ぐらい平均で出ているのか。1週間に2回の
収集で、1回について何袋出しているのか。
(事 務 局)
だいたい2人家族で1回のごみ出しに1袋。
(会
長)
2人世帯で1袋ですね。
(委
員)
今までは、スーパーの袋でもいけましたが。
(会
長)
今度からは45ℓ 袋になるのか。
(事 務 局) 現在は、出された45ℓ の透明・白色半透明袋を収集している。今後、
有料化されても、市販の袋や家にあるごみ袋を使って頂いて、それにシ
ールを貼ってもらってごみを出してもらう方法もある。市としては、ご
みとならないようなシール制、安価なシール制という考えを持っている。
(会
長) 先ほど、シール制の問題点が出ていた。市が指定したごみ袋でも他市
の場合3種類ぐらい作成している。
(事 務 局) 袋を買ってもらい、買った袋の大きさに応じてシールを貼って出して
もらう。今後、有料化実施にあたっては地元説明会等を行い、理解を得
たい。また、今は定着している粗大ごみの有料化を実施したときもシー
ル制を導入した。
(会
長) 普通、考えたら市の印刷してある袋を買ってもらったら、いいのでは。
シール制だと、シールを貼る手間がある。袋を買ってきて、また、シー
ルを貼らなければならない。
(事 務 局) そのあたり、経費を考えていきたい。シール制と袋制の経費を比較し
考えていきたい。次回には、経費的比較について調査してお示ししたい。
(会
長) 他に何かありますか。本日、審議会の各委員より「ごみの減量施策の
推進による減量化目標」と「ごみの有料化及び有料化に伴う環境基金」
につきまして意見をいただきました。それでは、まず、「ごみの減量施
策の推進による減量化目標」について、平成12年度実績から50%減
量(平成23年度実績から30%減量)する目標設定の意見をいただい
ておりますが、この方向で進めさせていただいてよろしいでしょうか。
(各委員より)(異議なし)
(会
長) 次に、「ごみの有料化及び有料化に伴う環境基金」について、有料化
を実施するのであれば、有料化での収益を環境にやさしいまちづくりに
使うための環境基金を創設することが望ましいとの意見をいただいてお
りますが、この方向で進めさせていただいてよろしいでしょうか。
(各委員より)(異議なし)
(会
長) それでは、2案件につきましては、只今、確認しました方向で進め
させていただきます。
次に、議題(4)その他についてですが、事務局から何かございます
か。
(事 務 局) はい、次の審議会で、事務局より、有料化(案)を皆様にお示しいた
します。また、次回審議会の開催日程でございますが、7月24日(火)
はいかがでしょうか。
(会
長) 事務局より、次回の第3回審議会の開催日を7月24日(火)といた
したいとのことですが、よろしいでしょうか。
(各委員より)(異議なし)
(会
長) ありがとうございます。次回、審議会の開催日は7月24日(火)で
すのでよろしくお願いします。最後に、事務局から何か他に連絡事項は
ありますか。
(事 務 局) 次回の審議会の開催、時間等は、事務局より通知させていただきます。
また、次回の審議会の開催時にこれまでの資料等はご持参ください。
(会
長)
他に、何かございませんか。
無いようですので、本日の審議会をこれで閉会いたします。
本日はどうもありがとうございました。