happybook2015年8月号夏特別発行版

はっぴーぶっく
読書案内とブックリスト
花一会図書館
だより
happybook2015年8月号 夏特別発行版
○お知らせ○
本を返すときは、花一会の他に町民センターや各生活改善センターを御利用いた
だけます。月曜・祝日・第四金曜日の休館日、閉館時間は花一会に「本のポス
ト」を設置しています。
編集:花一会図書館、蘭越町子どもの読書活動推進計画事業
048−1301磯谷郡蘭越町蘭越町880−9
入荷の遅れなどがありますので、
職員へ御確認ください。
平成27年8月15日発行:電話0136−57−6085(FAX同じ)
■7月の選書/新着本を御案内します。
巻数
著者名
書名
小説・エッセイ 9
芸人と俳人
又吉 直樹著
極悪専用
大沢 在昌著
ガバナンスの死角
梶永 正史著
ちゃんぽん食べたかっ!
さだ まさし著
君の膵臓をたべたい
住野 よる著
ぱらっぱフーガ
竹内 真著
世界の果てのこどもたち
中脇 初枝著
屋上のウインドノーツ
額賀 澪著
ヒトリコ
額賀 澪著
こいしり
1 畠中 恵著
こいしり
2 畠中 恵著
こいしり
3 畠中 恵著
なりたい
畠中 恵著
まったなし
畠中 恵著
鵺の家
廣嶋 玲子著
ぼくは愛を証明しようと思う。
藤沢 数希著
君の隣に
本多 孝好著
決戦!関ケ原
伊東 潤著
若年性アルツハイマーの母と生きる
岩佐 まり著
僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。
近藤 崇著
文庫 B
オオカミ少女はいなかった
鈴木 光太郎著
日本のいちばん長い日
半藤 一利著
子どもの貧困連鎖
保坂 渉著
神様の御用人
1 浅葉 なつ著
DOUBLES!!-ダブルス天沢 夏月著
3さつめ
浜村渚の計算ノート
青柳 碧人著
3と1/2さつめ 青柳 碧人著
浜村渚の計算ノート
4さつめ
浜村渚の計算ノート
青柳 碧人著
5さつめ
浜村渚の計算ノート
青柳 碧人著
東慶寺花だより
井上 ひさし著
愛を積むひと
朝原 雄三脚本
下読み男子と投稿女子
野村 美月著
薬屋のひとりごと
3 日向 夏著
バケモノの子
細田 守著
光と影
渡辺 淳一著
志士
池波 正太郎著
広域による読書活動推進
ニュースレター
はっぴーぶっくん
別置
分類NDC
図書記号
911.307 マゲ
913.6 オゴ
913.6 カガ
913.6 サチ
913.6 スキ
913.6 タパ
913.6 ナセ
913.6 ヌオ
913.6 ヌヒ
913.6 ハコ
913.6 ハコ
913.6 ハコ
913.6 ハナ
913.6 ハマ
913.6 ヒヌ
913.6 フボ
913.6 ホキ
913.68 ケ
916 イジ
916 コボ
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
B
140.4 スオ
210.75 ハニ
369.4 ホコ
913.6 アカ
913.6 アダ
913.6 アハ
913.6 アハ
913.6 アハ
913.6 アハ
913.6 イト
913.6 トア
913.6 ノシ
913.6 ヒク
913.6 ホバ
913.6 ワヒ
913.68 シ
その他一般書 1∼8
日本のクワガタムシ・カブトムシ観察図鑑
ネット検索が怖い
授業につなげる学校図書館の展示・掲示&指導案12カ月
読んだら忘れない読書術
これならできる!楽しい読書活動
こわい絵本
おかんメール
手のひらにおさまる77のちょっとした幸せ
池上彰に聞くどうなってるの?ニッポンの新聞
カウンセリングを受けたいと思ったらQ&A
コチャレ!
松下幸之助日々のことば
上
松下幸之助日々のことば
下
異人たちが見た日本史
レンズが撮らえた日本人カメラマンの見た幕末明治
北海道の古代・中世がわかる本
山本五十六戦後70年の真実
アイス&温泉じゃらん北海道
るるぶ東京観光
’16
「正義」の嘘
なぜISISは平気で人を殺せるのか
平和憲法の深層
それでもボクは会議で闘う
ワーク介護バランス
ワーク介護バランス
ワーク介護バランス
お父さんがキモい理由を説明するね
鈴木翼&大友剛の0・1・2歳児ちょこっと手あそび大集合!
和食の基本がわかる本
知っておきたい北海道食(メシ)のキホン
山怪
行ってみよう!道央の地形と地質
菌・カビを知る・防ぐ60の知恵
ネアンデルタール人は私たちと交配した
里山のつる性植物
脂肪肝・NASH・アルコール性肝炎の安心ごはん
君がここにいるということ
ちょっと具合のわるいときの子どものごはん
家族のケアでがんは消える
股関節グッド体操で全身健康になる!
鼻のせいかもしれません
原爆を盗め!
イチオシ!手作り布こもの
かんたん、かわいいこぎん刺しのこもの
伝統のアイヌ文様構成法によるアイヌ刺しゅう入門
はじめてのモラ
粉豆腐で健康長寿レシピ
「煮干し」のレシピ
もっと野菜を!生のままベジ冷凍
笠原将弘のめんどうだから麺にしよう
ナナナのないしょのバナナレシピ77
手づくりする果物のお酒
娘が妊娠したら親が読む本
母乳育児の本
北海道の新顔野菜
警備員・セキュリティスタッフになるには
チヂリ編
吉田 賢治著
神田 知宏著
渡辺 暢恵著
樺沢 紫苑著
吉田 和夫編
R
2 『おかんメール』制作委員会編
文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」編
池上 彰著
上地 安昭著
上大岡 トメ著
松下 幸之助著
松下 幸之助著
内藤 孝宏著
小沢 健志監修
関口 明著
NHK取材班著
A
A
櫻井 よしこ著
ベンジャミン・ホール著
古関 彰一著
周防 正行著
1 小山 朝子著
2 小山 朝子著
3 小山 朝子著
中山 順司著
鈴木 翼著
奥村 彪生監修
萬谷 利久子監修
田中 康弘著
前田 寿嗣著
日本防菌防黴学会編
スヴァンテ・ペーボ著
谷川 栄子著
加藤 眞三病態監修
緒方 高司著
若江 恵利子指導
野本 篤志著
石部 基実著
黄川田 徹著
スティーヴ・シャンキン著
津田 命子著
中山 富美子著
前本 勝利監修
矢澤 一良監修
島本 美由紀著
笠原 将弘著
テレビ東京著
アドバンストブルーイング著
パート2
竹内 正人医学監修
こばやし ひさこ著
安達 英人著
山中 伊知郎著
486.6 ヨニ
7.3 カネ
17.2 ワジ
19.12 カヨ
19.2 コ
19.53 コ
49 オ
49 テ
70.21 イイ
146.8 ウカ
159 カコ
159 ママ
159 ママ
210.4 ナイ
210.58 レ
211 ホ
289.1 ヤヤ
291.1 ア
291.361 ル
304 サセ
316.4 ホナ
323.142 コヘ
327.6 スソ
366.7 コワ
366.7 コワ
366.7 コワ
367.3 ナオ
376.157 スス
383.81 ワ
383.811 シ
388.1 タサ
454.911 マイ
465.8 キ
469.2 ペネ
470 タサ
493.47 シ
493.9 オキ
493.983 チ
494.5 ノカ
494.77 イコ
496.7 キハ
559.7 シゲ
594 イ
594.2 カ
594.2 ツデ
594.9 ナハ
596.3 コ
596.35 ニ
596.37 シモ
596.38 カカ
596.65 ナ
596.7 テ
598.2 ム
599.3 コボ
626 アホ
673.93 ヤケ
はじめてでもできる!手づくりPOPかわいい文字&イラストの描き方
デービッド・アトキンソン著
デービッド・アトキンソン新・観光立国論
若冲百図
小林 忠監修・概説
二十四節気を楽しむ小さな和のイラスト
鮎裕著
志乃ちゃんは自分の名前が言えない
押見 修造著
和装の描き方
YANAMi著
牛乳パックと布で作る箱とこもの
和のかごとざる
高宮 紀子著
命の響
舘野 泉著
似ている英語
おかべ たかし文
絵本 E
30000このすいか
おちゃわんかぞく
まっかっかトマト
おむかえまだかな
さがしています
いちにちむかしばなし
はこぶ
MISSION100ハナノアーナのはなのあな
どっちがつよい?カブト対クワガタ
こじかかじっこ
かとりせんこう
としょかんへいこう
しっぽ
ぼうし
せんそう
はじめてのうちゅうえほん
とうもろこしくんがね…
ライフタイム
おねしょのかみさま
へいわってどんなこと?
ぼくはうちゅうじん
わらう
あおいちびトラ
カミツキガメはわるいやつ?
とどくかな
はいくないきもの
巣のはなし
紙芝居 C
みいちゃんのかぞえうたあそびうた
あき びんご作
林 木林文
いわさ ゆうこさく
もとした いづみ作
アーサー・ビナード作
ふくべ あきひろさく
鎌田 歩作・絵
かひろだ エマ作・絵
くぼ ひでかず写真
さかい さちえ作
田島 征三作
斉藤 洋作
長 新太さく
長 新太さく
塚本 千恵子文
てづか あけみさく・え
とよた かずひこさく・え
674.53 ハ
689.1 アデ
721.4 ジイ
724 アニ
726.1 オシ
726.507 ワ
754.9 ギ
754.9 タワ
762.1 タイタ
834 オニ
長谷川 義史作
浜田 桂子作
中川 ひろたかぶん
浜田 桂子作
アリス・シャートル文
松沢 陽士写真・文
三浦 太郎作
皆川 明絵
ダイアナ・アストン文
E
E
E
E
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E
E
E
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E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
アサ
イオ
イマ
オオ
オサ
カイ
カハ
カミ
クド
サコ
タカ
タト
チシ
チボ
ツセ
テハ
トト
ニラ
ハオ
ハヘ
ハボ
ハワ
マア
マカ
ミト
ミハ
ロス
ピーマンみもと脚本・絵
C
ピミ
ローラ・M.シェーファーぶん
図書館少女 知恵ちゃん が行く
つちやふみよし 作
広域による読書活動推進エッセイ
図書館少女 知恵ちゃん が行く 5話
図書館のカウンターは、こだわりの木工房、湯ノ里デ
スク特注品です。開館のときに、地元の木工房に是非、
お願いしたい!と、館長さんが珍しく自己主張するもの
ですから、今では図書館の主のように鎮座しています。
私は、このカウンターから本を借りて育ったようなもの
ですから、お父さんの次にこのカウンターが大好きで
す。図書館に来てみると、既にカウンターの椅子には、
小太りのオジサンが座って、コーヒーをすすっていると
ころです。「いらっしゃい」と、館長さんもコーヒー豆
を挽く手を止め、同時でしょうか、「あ!お∼お∼」私
の言葉にならない叫びが、オジサンと合唱になります。
忘れもしません、昨年の夏、町民センターで講演を聞い
たオブチサワのオジサンじゃないですか。「君は、昨
年、講演会の前の席にいたコだね」どうやら覚えてくれ
ていたようです。「実は、今年は、隣の町に呼ばれて
ね、途中下車して館長さんの顔を見に寄ったというわけ
でね。明日の夜の講演ですよ。」「わ∼、私もまた聞き
たいな」オジサンは、ズボンのポケットからクシャク
シャの小さな紙を取り出すと、ゼンレツ ゴショウタイ
ケンと下手な字で書いて渡してくれました。この招待券
は、くじになっていてね、100人の招待者で引いて、
外れた人全員が何と1万円もらい、一人だけ当たった人
が100万円払うという「貧乏くじ付き招待券」なんだ
と言う。オジサンったら、あい変わらずそんなこと言っ
てる。私は、「いらない!」と言うと、館長さんも「そ
の話、百円配当で、貧乏くじ1万円支払いにしません
か」と提案。「君たちは欲がないね∼」と、大笑いしな
がら隣町へ行くJRの時間のためか、オジサンは席を立っ
た。吹き抜けの光の加減だろうか、お尻のあたりに尻尾
が見えた気がしたのは、気のせいだろうか。後で気がつ
くと、私のスカートのポケットにドングリの葉が一枚
残っていました。やっぱり、オジサンは?・・・
*登場する人物等は、全て創作です。
情報提供をお願いします
後志管内など近隣の図書館施設の
皆様で、毎月25日までに図書館の
展示、催しその他の情報をいただけ
れば、編集に活かしたいと思います
ので、御協力願います。.メールは、
[email protected].
jp まで。
8月7日、市立小樽図書館へ
暑中見舞い? に行ってきま
した。入口を入ると左手に
ゆったりしたカーペットと低い
書架のある児童室がありま
す。夏休みということもあり、
親子ずれで来ています。海と
坂の街の図書館もいいもので
す。館長さんのところには、既
に先客がおりましたが、私を
快く招き入れてくださいまし
た。
読書案内
文 花一会図書館 槌谷文芳
催し・展示案内
いま哲学とは何か/岩田晴夫/岩波新書/2008年
■9月26日(土)
6月20日第1刷発行
第22回蘭越おやこ劇場
みなさんは、時々、哲学者や宗教家の話を聞きたくは マリオネット劇場ぶんぶく茶釜
午後2時から、町民センターで
ならないでしょうか。本書も入門的な本ですから、ソクラ
テス、プラトン、アリストテレスから始まります。デカルト、
■10月15日(木)
カントあたりまで、なんとなくついていけるような気がしま
すが、ハイデガーぐらいになると、心の安寧を求めて哲 親子で楽しむ絵本の世界
学を読み始めたにも関わらず、不安の方が増加します。 講師:こども富貴堂店長 福田洋子氏
「人は如何に生きるべきか」と言う素朴なギリシャ人の問 午後6時30分から、
いが、私の中で複雑に成長、増殖してしまったように思 町保健福祉センターで
えます。
しかし、ロールズの正義論まで来ますと、現代の諸課
題と向き合うように感じられて、読む手も進みます。著者 ■10月31日(土)
が、なぜ「いま哲学とは何か」を書いたかは、最後の2 朗読会 「三浦綾子の世界」
ページにあると私は思います。それは「ソクラテスの信条 講師:松井信子氏(俳優、朗読講師)
午前11時から、
―復讐の放棄」に書かれていました。哲学者として、争 町ふれあいプラザ21で
いが絶えない世界への良心からの憂いではないかと思 (北海道文学館出前講座)
います。
今、人類は苦しんでいるのだと思います。東南アジ
ア、中東、アフリカなど世界中の地域に生活する人々も
同じように苦しんでいます。人は物や財によって最終的
に救われることはありません。物や財は満たされることは
ないからです。言葉や感性によってしか人は幸福を感じ
ることはできないとすれば、哲学者の言葉に敬意をもっ
て耳を傾けたいと思います。
本書が書架にあっても手が伸びる人は少ないと思い
ながら、著者の誠実な研究と静かな熱意を感じてご紹 ■開館時間は、午前10時か
ら午後6時まで、水曜日は、
介します。
午後8時まで夜間開館
■8月休館日
3日、10日、17日、
24日、28日、31日、
毎週月曜日、祝日、第4金曜
年末年始は休館です
■8月の館内展示
・蘭越ブキニスト展
8月末まで継続しています。
原稿募集のお知らせ (連絡:.メールは、[email protected] まで)
本紙「読書案内」の原稿(500字から1000字程度)を募集しています。
内容は、単にあらすじではなく、クリティカルなものでも良いです。
動推進エッセイ
長 福田洋子氏