VERITAS Software社 - eラーニング情報ポータルサイト | 日本e

VERITAS Software
訪問日:平成14年2月12日
所在地:350 Ellis Street, Mountain View,CA 94043
Tel / Fax :650(527)2561/ 650(527)2555
面談者:Roslyn B. Jones/Senior Director VERITS Education Services
Kurt Anderson/Senior Manager,VERITS Education Services Education Product Development&E-Services
E-Mail Address:[email protected], [email protected]
URL:http://www.veritas.com/
レポート担当者: 西岡佳津子
<会社概要>
■企業名: VERITAS Software Corporation
■ストレージ・ソフトウェア・マネージメントとしては、トップ企業
■顧客:Fortune1000に入る企業が顧客となっている
■収入:$1.6 Billion/年
■R&D投資額:今後、5年間で$4 Billion
■従業員数:5700人+ (オフィスは世界中に103ヶ所)
■提供ソリューション
High Availability,Data Protection,
SAN Management <他社と比較した時の強み>
■エンタープライズクラスのサービス、サポート能力
■UNIX,NTでの成長
■SAN:インテリジェント・ストレージ・サービスの提供
<SYSTEM Integration Solution Services>
(1)ニーズ分析
Learning Objectのアナリシスを行う(e-Learningだけでなく、他
の手段も含めた学習目標の設定)
(2) コース開発(プロダクト・ソリューションに合わせて提供)
Information Mapping(カスタマー・ニーズと技術要素をどう取り
こむか)
(3)コア・コンテンツ
デリバリー手段に関係なく纏める、WBTや集合研修など、それぞれの
中で確立、開発、制作する
α、βバーションのパイロット版による評価を行い、改善する
<採用している教授法>
■集合研修
■個人指導
■オンサイト
■モバイル
■オンライン・ラーニング
e-Learning:Web、CD-ROM
Webcast(同期型)
Blended Learning(混合型)
<価格設定>
■Value Pass
学習者数関係なく12ヶ月使い放題の価格設定 例:
$7000/年/タイトル
■Volume Purchase Agreement
大量購入割引契約
■Site Licenses (e―Learning)
ホスティング、期間、人数によって決まる
■販売比率
リセラー:60%
直接販売:40%
<コース開発におけるチャレンジ>
・1ラーニング・オブジェクトに対してタグ付け
1つのタグは1つの知識→ メタタグの付与:サーチして再利用可
・大規模ユーザへの対応
バンド幅が小さい場合を想定したコンテンツ作成
(レスポンスの負荷は、あまり感じていない)
カスタマーの75%はCD-ROMを好む
・コースの種類
ほとんどが非同期型
・セキュリティ
ライセンスに関しての契約面での配慮
60日間/人使用(オンライン使用の場合:60日間単位でパスワードを管理
し、アクセス権限を確認)
<e-ラーニング・サービス>
・3年前から実施
・カスタマーに対してのサービスのポイント
使いやすさ
インタラクティビティ(音声、テスト&フィードバック、シミュレーション)
使いやすさへの配慮
経験に基づくガイドラインの作成
・色数:最小限
・ナビゲーション:必要なもののみ
・項目メニュー:少なめに
<カスタマー側からの意見の反映>
・「Contents is King」と言って音やグラフィックなどの表現法より提
供する情報の中味がまず第 一であるという格言がある
・音声、動画などを止めてでも、内容を確認したいという要望がある。
・タグごとにポップアップでドキュメント表示(オブジェクト単位)
・シミュレーション
カスタマーにアクションを求めるものを提供
現在はFlashシミュレーション
今後はCISCOのバーチャルラボの様な高度なシミュレーションを検
討中
<トレーニングにおけるマーケティングの重要性>
・教育を売るにはまず金を投資する必要がある
・手段:DM(受け取った人が驚愕するような内容である
こと)、電話、訪問など
・資格の取れるサーティフィケーション・プログラム
VERITAS社の技術に直結した内容であることが前提
ツール:ジョブテストの分析等
<e-Leaningと集合研修>
・集合研修(33)に対して、 e-Leaningのコースは30
OSごとに作成しているコースあり
集合研修を分割してコースにしている場合もある
コンテンツの内容によって違う
・ e-Leaningが集合研修に比べて優れている点
事前学習が可能
出席できなかったり、復習する場合の手段として有効
<カリキュラム・アドバイザ>
・どういうコースを学んだらよいかを示すガイダンス機能
・システム内に機能として作りこんである
<1つの知識の中にメタタギングが発生>
→ 標準的な定義づけを実施
・15種類
・対象種別:初心者、中級者、上級者
・どういうオブジェクトが必要か
・AICC、SCORM準拠:技術が変化していくので、
あまり、とらわれない
<コンテンツ開発体制>
・プロデューサーがとりまとめ
・1人にスキルを集約
(グラフィック、メディア・スペシャリスト、ライター、
インストラクショナル・デザイナー、コース・デザイ
ナー)
・ビデオ、メディア
制作:外注
・製品開発
・サブジェクトの専門家
シニア・マネージャー
・インストラクターは内部
に取りこみ
プロジェクト・マネージャー
コース・デザイナー
コース・デザイナー
19名
プロダクション・マネージャー
3名
Web担当
印刷関連担当
3名
<開発効率>
標準的には40:1 → 20:1を目指している
(1時間のコンテンツを作る場合に20時間で作成)
☆コンテンツの再利用により実現
<コースの提供>
・製品の提供の30日前に、コースを完成させる
・組織的には営業活動として位置付けられている
・150百万$の売上を目標とする
・集合教育とe-Learningの割合= 6:4
e-Learningは増加傾向
(業界予測に対して、ゆっくりめで推移)
*コンテンツ・マネジメント・ツールが進歩しないと増えていかない