eSignLiveの電子署名機能が - VASCO Data Security

報道関係各位
2016年3月31日
eSignLive の電子署名機能が、FedRAMP 準拠のクラウドサービス上で利用できるようにな
りました
FedRAMP*に準拠したクラウドにおける初の包括的電子署名ソリューションにより、政府機
関は、クラウド環境を基盤とし、かつ、法令順守も意識した組織の様々な運用プロセスをデ
ジタル化することが可能となります。
認証セキュリティ、デジタル署名、アイデンティティマネージメントにおけるリーディン
グカンパニーである株式会社 VASCO Data Security Japan (バスコ・データ・セキュリテ
ィ・ジャパン、東京都千代田区、本社:米国イリノイ州、NASDAQ:VDSI、以下
「VASCO」)は、政府機関向け電子署名ソリューション「eSignLive」がクラウドサービ
ス・プロバイダー(CSP)の、Project Hosts社と協業し、FedRAMP SaaSレベルに準拠したク
ラウド上で電子署名ソリューションの提供を開始することを発表しました。米国政府機関は、
電子署名機能をクラウド上に実装して米国連邦調達庁(General Services Administration、通
称GSA)のセキュリティ要件を満たすことができます。
電子署名による電子化はコスト効果が高く、効率的で、政府機関の業務改善に役立つこと
は、20年以上に渡って証明されています。現在、GSAやアメリカ統合参謀本部、米国陸軍、
アメリカ合衆国農務省といった各機関が、安全で法令に則ったeSignLiveの電子署名を活用し
ています。オフィス内でも、フィールド上のモバイルデバイスでも、連邦機関はPersonal
Identity Verification (PIV)カードまたはCommon Access Card (CAC) と連携させてeSignLive
を使うことができます。電子署名は、電子契約、調達、地上部隊の移動と地域制圧計画、サ
プライチェーンマネジメント、人事や各種組織運営プロセスで使用されています。
Project Hosts社のFedRAMP SaaSレベルに準拠したクラウド上のeSignLiveにより、政府
機関は、そのスケールメリットを活用して、機関同士をまたいだあらゆる手作業、紙至上主
義のドキュメントワークフローに電子署名機能を組み込むことができます。
「eSignLiveは、VASCOの電子署名ソリューションをFedRAMP 準拠のクラウド環境で運
営するProject Hosts社とのパートナーシップを通して、デジタル政府を現実のものにしつつ
あります。」と、eSignLiveのプレジデントであるTommy Petrogiannis は述べています。
「このパートナーシップは、最高レベルのデータセキュリティ、コンプライアンス、可監査
性をそなえ、処理の完全電子化を実現するという政府機関の要望に対する答えとなります。
同時に、政府機関とステークホルダーおよび市民間のプロセスにおいても同様のソリューシ
ョンが提供されます。」
「eSignLiveを我々のAzure FedRAMP クラウド環境に直接組み込むことで、必要なデュー
デリジェンスを行い、全てのセキュリティコントロールがSaaS-level FedRAMP に則って適
切に保持されることを保証し、必要な証拠書類を作成します。」と、Project Hosts 社のCEO
であり共同創立者であるScott Chapman氏は語ります。「これによって、Microsoft Azureと
いうワールドクラスのクラウドインフラ上で、eSignLiveアプリケーションをFedRAMP
SaaS-levelに準拠したクラウドサービスとして提供できるようになります。」
セキュリティ業界向けの卓越したエディトリアルウェブサイトであるSecurity Products
Magazine は、2016年3月23日、FedRAMP クラウド上で提供されるeSignLiveが2016年の
Digital Transformations カテゴリーでGoviesアワードを受賞したと発表しました。同アワー
ドは、様々なカテゴリーの政府向けセキュリティ製品の中で、秀逸な製品に与えられます。
FedRAMP準拠の政府向け電子署名ソリューションについての詳細は、こちらをご覧くだ
さい。セキュアなクラウド環境でのコネクテッド・ガバメントの構築についてお知りになり
たい方は、USDA APHISとProject Hosts社によるウェブキャストをご覧ください。
* FedRAMP について
The Federal Risk and Authorization Management Program ( FedRAMP)は、政府全体のプ
ログラムであり、クラウドの製品やサービスに対するセキュリティ評価、認証、および継続
的なモニタリングに関する標準化されたアプローチを提供しています。このアプローチは
“do once, use many times”フレームワークを利用して、概算で30~40%もの政府のコスト
を削減し、同時にリダンダントに構成された機関によるセキュリティ評価実施に必要な時間
と人員も削減します。FedRAMPは、General Services Administration (GSA)、National
Institute of Standards and Technology (NIST)、Department of Homeland Security (DHS)、
Department of Defense (DOD)、National Security Agency (NSA)、Office of Management and
Budget (OMB)、Federal Chief Information Officer (CIO) Councilおよびそのワーキンググルー
プと業界のプライベート企業出身の、サイバーセキュリティとクラウドの専門家による緊密
なコラボレーションを通して作り上げられました。
eSignLive™ by VASCO について
eSignLive™ は世界で最も信頼されるブランド組織で採用された電子署名ソリューション
です。規制を課される産業やトップアナリストが、eSignLiveの製品やサービスを、ごくシン
プルな社内決裁ワークフローから極めて複雑な対顧客向けのトランザクションまであらゆる
プロセスを自動化しながら、最高レベルのセキュリティと使い勝手の良さを提供するバラン
スのとれた性能を有するとして高く評価しています。クラウドやオンプレミスに関わらず、
eSignLiveのソリューションは企業内の組織の現在、そして未来のデジタル化戦略をサポート
するスケーラブルなプラットフォームを提供します。eSignLiveは、VASCOのグループ会社
であるSilanis Technology社の商標です。詳しくはこちらをご覧ください。
VASCO について
VASCO(VASCO Data Security International)は二要素認証と電子署名を金融機関に提供
するグローバルリーディングカンパニーです。世界のグローバルバンク Top 100 に名を連ね
る銀行の半数以上が VASCO のソリューションを採用し、強力なセキュリティ機能とモバイ
ルアプリケーションの保護、規制当局の要求事項への遵守を実現しています。また、VASCO
はクラウド内のデータやアプリケーションへのアクセスをセキュアにし、ウェブベース/モ
バイルアプリケーションにセキュリティ機能を手軽に組み込める開発者向けツールも提供し
ています。100 カ国以上 10,000 社を超える企業や公的機関を顧客に持ち、セキュアなアクセ
ス、アイデンティティマネージメント、トランザクション認証を日々守り続けています。
VASCO のソリューションは、主に金融、エンタープライズセキュリティ、電子商取引、公
的機関、ヘルスケア市場などで活用されています。
Project Hosts 社について
Project Hosts 社(Project Hosts, Inc、ウェブサイト:www.projecthosts.com)は、著名な
米国政府機関向けのクラウドサービス・プロバイダー(CSP)であり、Microsoft Azure 上での
Managed Cloud Services の提供、Microsoft ソリューションや ISV アプリケーションのホス
ティングを行うリーディングカンパニーです。Project Hosts が提供する機密性の高い専用ク
ラウド環境は、個別のビジネスニーズやセキュリティ基準、IT ガバナンスや組込み要件に合
わせてカスタマイズが可能であり、連邦・州政府機関、大手企業から中堅企業まで幅広い顧
客の信頼を得ています。
■本リリースに関するお問い合わせ先:
VASCO Japan 広報担当:03-3507-5750
Trademarks
VASCO®, DIGIPASS® and the
logo are registered or unregistered trademarks of
VASCO Data Security, Inc. and/or VASCO Data Security International GmbH in the U.S. and
other countries