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総合記入マニュアル

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総合記入マニュアル
搬送確認書(医療機関・救急隊控え)
救急活動記録票・検証票
病院外心肺停止患者記録票・検証票
埼玉県東部地域
MC―WG
Version
2.1
目
次
Ⅰ
様式の使用方法
・・・・・・・・
3
Ⅱ
搬送確認書(医療機関控え)の記載要領
・・・・・・・・
5
Ⅲ
搬送確認書(救急隊控え)の記載要領
・・・・・・・・
16
Ⅳ
救急活動記録票の記載要領
・・・・・・・・
17
Ⅴ
検証票の記載要領
・・・・・・・・
23
Ⅵ
救急活動記録票(別紙)
・・・・・・・・
25
Ⅶ
院外心肺停止患者記録票の記載要領
・・・・・・・・
26
Ⅷ
関連法規(抜粋)
・・・・・・・
30
2
各書式の使用方法
1.書式の構成
①搬送確認書(医療機関控え)
②搬送確認書(救急隊控え)
③救急活動記録票
④検証票
2.複写
4 枚(A3判3枚A4判1枚)綴りの複写式で構成されていますが、部分的に
複写されない箇所(個人情報、検証には不必要な内容)や全ての内容が同一
の項目では、無いことに御留意願いたい。
3.書式の使用方法
①1枚目・搬送確認書(医療機関控え)
主として医療機関が救急隊によって搬送搬入された傷病者を受け入れたこ
とを記録し、搬送直後の傷病者情報を医師に引き継ぐための書式である。
4枚綴りの状態で、必要事項を記入後、初診医師に提出し、傷病名(疑い
なども含む)、傷病程度を記入して頂く。
本紙については、傷病者収容時に可能な限り記入し、未記載部分について
は、医療機関・医師の必要に応じて、帰署後に情報提供出来るようにする
こと。
傷病者本人、家族、情報提供者、保険証、運転免許証等から情報が聴取出
来ない時は、未記入、後記入も生じる。
医療機関で、本紙を不必要な場合は、渡さずに回収する。
②2枚目・搬送確認書(救急隊控え)
救急隊が医療機関に傷病者を搬送搬入したことを記録する書式である。
傷病者の医療機関への収容時、連絡要否の判断(検証対象症例との判断)
が下されれば、1枚目・搬送確認書(医療機関控え)のみを医療機関へ提
出する。
その場で診断名が記入出来ず、連絡要否の判断が下されない場合は、1枚
目・搬送確認書(医療機関控え)と2枚目・搬送確認書(救急隊控え)を
医療機関に提出し帰署、後日2枚目・搬送確認書(救急隊控え)の回収に
出向き、その際に初診医所見欄の下記に□要連絡チェックと意見欄記入等
で検証の要否が確認出来る。
3
③救急活動記録票
帰署後、必要事項を記入し、救急活動記録票として署所で保管する。
救急活動記録票の記載欄だけでは、記入出来ない詳細な事故内容は、救急
活動記録票(別紙)を作成し、地図・図面を記入する。心電図・写真・新
聞記事等を貼付する場合においては、同紙に貼付する。
④検証票
原則として、包括的指示下においての除細動症例(MC地域により異なる)
を検証対象としているため、同症例の検証票が検証医に提出される。
1枚目・搬送確認書(医療機関控え)と2枚目・搬送確認書(救急隊控え)
を医療機関に提出し帰署、後日2枚目・搬送確認書(救急隊控え)の回収
に出向き、その際に初診医所見欄の下記に□要連絡チェックと意見欄記入
等で検証の要が確認出来た場合は、消防機関における救急技術指導者等は、
初診医師、検証医師と連絡を取り、医師の意見を踏まえつつ、検証対象と
する。
検証には、4枚目・検証票を使用する。
4.その他
①この総合記入マニュアルに関しては、各法律、救急業務実施状況調等が
改正、変更(一部も含む)実施された場合、改正変更等を実施する。
②全ての票は、記入欄に本文・数字を記入とチェックボックスにレ点でチ
ェック方式と更に数字を○で囲む方式の項目が有ります。
4
搬送確認書(医療機関控え)
1. 事故種別等
救急事故等報告要領(自消甲教発第十八号)に準じて、該当する事故種別の
数字を○で囲む
例①等
2.出場車両
①コード
署所・所属の車両コード名等を記入
(コードが無い場合は、無記入)
②救急
所属の車両名を記入
例○○東 1 等
3.天候
出場時刻の天候を□にレ点チェックする
4 種類以外の天候は、記録票の備考欄
例 台風○○号)
4.累計
年累計番号を記入する。
5.覚知年月日
当該出場の入電時刻の年月日及び曜日を記入する。
6.搬送人員・傷病者番号
搬送人員
当該累計における搬送人数を数字で1・2・3記入する。
傷病者番号
当該累計における傷病者番号を記入する。
複数傷病者の場合は、1・2・3と記入する。
例 5人の傷病者を搬送すれば、搬送人数欄に5と記入し、傷病者番号欄に
一人目の用紙に1と記入して、2人目3人目と搬送人数の人数分を起票す
る。
全ての起票枚数が搬送人員と整合する様、紛失に注意する
7.活動時刻
入電時刻
119 番入電・受信開始(指令室員等が受話器を取り上げ、
受信スイッチ等のボタン等を押した)時刻
携帯電話からの場合、最初に入電した場所の時間を救急
活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等
欄)に詳細を記入する。
出場指令
指令室等から放送・指令書・無線等で指令を出した時刻
出場
出場指令を受け、待機している所から動き出した時刻
5
救急車の無線・AVM等の出場時刻
出場指令番地の建物、及び周辺に到着した時刻
観察開始時刻、傷病者に接触した時刻
傷病者等を救急車内に収容後、救急現場を出発した時刻
病院に到着した時刻
傷病者を医師に引き継いだ時刻
現場到着
傷病者接触
現場出発
病院到着
医師引継
8.高規格隊
該当する数字を○で囲む
例 ①等
1 単体出動
管内の通常出場が標準型救急隊でも高規格隊が出場
指令室判断や担当管轄隊が出場中で、本署隊等が出場
2 同時出動
高規格隊が標準型隊と同時に出場
3 追加出動
追加情報等で先着隊が到着前に指令室判断等で出場
4 先着隊要請 先着隊が到着後に要請され、部隊増強等の出場
5 通常出動
全ての出場が要請内容にも変わらず高規格隊の場合
高規格隊とは、救急救命士が1名以上搭乗し、救命処置に必要な資器材を
有する、高規格救急車を運用する隊、もしくは、高度救急資器材を積載した
標準型規格の救急車を運用する隊。
標準型規格の救急車で、救急救命士の搭乗隊の出場に対しては、無記入
高規格救急車で有っても、救急救命士搭乗無しの、隊の出場に対しては、無
記入。
9.連携活動
該当する連携活動の数字を○で囲む
例 ①等
1 救助活動
現場での救助活動
2 消防隊連携
現場での危険排除・二次災害防止等の出場
3 口頭指導
災害通報入電から口頭指導を実施
4 ヘリ連携
ドクターヘリ・防災ヘリ等と連携
5 医師連携
現場で医師と連携
10.連携車両等
連携に参加した、車両・ヘリ等名を記載 例 ○○救助1、埼玉防災ヘリ等
医師が連携した場合は、医師名・所属病院等を記録票の備考欄(記載欄が不
足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
高規格救急車(標準型救急車)と高規格救急車(標準型救急車)の連携の場
合は、車両名等を記入する。
管内の救急車が出動中で、消防車が現場に向かう連携活動(赤救等)した場
合車両名を記入し、消防隊の活動内容等を記録票の備考欄(記載欄が不足時
は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
6
11.救急要請の住所・名称等
災害通報時に要請者が指示した、事故発生現場や傷病者が居た場所を記入す
る。
宅名は「姓」等を記入する。
事故等が学校や大きな会社・工場等の中で発生し、更にその場所を特定した
方が適当な事例は、具体的な場所(部屋名、作業所名等)を記入する。
事故等の発生場所を特定するため、住宅地図等の資料により最も近い「番地
先」を記入する(「前」や「付近」といった表現は適当ではない)
例 ○○駅西口交番、○○ビル玄関、○○スタジアム○○番・号ゲート
○○マンション○○階○○宅、○○工場△△課
12.発生場所別
該当する数字を○で囲む
例 ①等
救急業務実施状況調の 22 表に準じて、事故等の発生場所または傷病者の居た
場所を次のとおり分類する。
1 住宅
一般住宅、高層住宅等で住居として使用している場所をいう
2 公衆出入場所
多数の人が集まる場所をいう
3 仕事場
工場、作業場、各種事業所等の仕事をしている場所をいう
4 道路
一般道路、高速道路、交差点、歩道および歩道橋等をいう
5 その他
公園、広場、空地等をいう。なお発生場所が不明を含む
出場場所と事故発生場所が異なる場合は、事故発生場所が統計上の「発生場
所別」となる。
医師搬送、資器材輸送ならびに不搬送は、発生場所別の統計に該当しない。
13.事故等の発生場所
受傷・発病等した、救急要請の住所・名称等と同一しない場所
例 東京都内等の高速道路において、追突交通事故で負傷、帰宅後に様態変
化、家族が救急要請の事例の場合は、東京都内の高速道路と記入する。
救急要請の住所・名称等と事故等の発生場所が同一の場合は、救急要請の
住所・名称等に記入し、事故等の発生場所は、無記入。
14.傷病者住所・電話
傷病者の住所・電話番号(携帯電話)を記入する。
住所不定・不明や電話番号を持たない、情報を得られない場合は、不明と記
入し、特記事項が有れば救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・
判断等欄)に詳細を記入する。
15.傷病者氏名
傷病者の氏名を記載して、フリガナをカタカナで記入する。
16.性別
7
該当する性別の□にレ点
17.職業
傷病者の職業等を記入する。
情報を得られない場合は、不明と記入。特記事項が有れば救急活動記録票の
備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
18.生年月日
M・T・S・Hを○で囲み、数字で記入する。
19.初診医所見等
医師が初診時傷病名を記入する。
傷病程度は、初診時における医師の診断(救急業務実施基準)に準じて、分
類する。
死 亡
初診時において、死亡が確認されたもの
重 症
傷病の程度が3週間以上の入院加療を必要とするもの
中等症
傷病の程度が入院を必要とするもので重症に至らないもの
軽 症
傷病の程度が入院を必要としないもの
その他
医師の診断がないものおよび「その他の場所」へ搬送したもの
程度がチェックされて無い場合は、救急隊員が診察した医師の診察結果の所
見を聴取した、その結果等に基づき救急隊員が分類し、記録しておくもので
ある。
不搬送時に傷病者本人が記入出来なければ、家族等の署名を記入して貰う。
記入時刻を記入する。
医療機関のゴム印(スタンプ等)を押印する。
程度には、□にレ点
20.要連絡
医師が□にレ点を付け、該当する数字を○で囲む。
例 ①等
21 意見欄
医師の意見が有れば、記入する。
22.応急処置
救急業務実施状況調記載要領の 11 表に準じて、該当する数字を○で囲む
例 ①等
固 定 処 置 で ネ ッ ク カ ラ ー ・ バ ッ ク ボ ー ド ・ K E D ( KENDRICK
EXTRICATION DEVICE)・スクープストレッチャー等を使用した場合は、
救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)に詳細を記
入する。
不搬送の場合においても、現場応急処置を記入する。
8
23.指示要請・指導等
要請時刻
オンライン(無線・携帯電話・電話・現場医師等)において指示・指導を受けた
時間を記入する。
病院 医師
指示・指導を受けた医師の名前と所属する医療機関名を記入する。
要請内容
気道確保・静脈路確保の要請内容等を記入する。
要請者の氏名を記入する。
指示・指導内容等
医師から受けた指示・指導内容等を記入する。
24.救命処置
除細動
実施場所
実施場所を記入する。
接触時の心電図
□ にレ点
使用した除細動器の種類を□にレ点
単相性波形
二相性波形
確認時刻とジュール数を記入する。
確認時刻を記入する。
除細動のジュール数と実施時刻を記入する。
それぞれ、回数事に記入する。
心電図の印刷物(感熱紙以外)を救急活動記録票(別紙)に貼付し、保存す
る。
結果
□ にレ点
中止・未実施理由
中止・未実施の理由を記入する。
実施者氏名
実施した者、医師、救急救命士を問わず氏名を記入する。
気道確保
実施場所
実施場所を記入する。
使用資器材
9
□にレ点
サイズ・カフ容量・固定位置・実施時刻を記入する。
換気
バッグバルブマスク
人口呼吸器
使用した資器材に□にレ点
両方使用は、両方にチェック
中止・抜去
□にレ点
中止・抜去理由を記入する。
実施者
□にレ点
認定救命士(仮名称である)
認定を受けた救急救命士
実施者の氏名
資格に応じた処置について、実施者は、氏名を記入する。
静脈路確保
実施場所
実施場所を記入する。 例 現場 救急車内
□にレ点
実施時刻・確保部位・ゲージ数・輸液量を記入する。
中止・未実施理由を記入する。
例 穿刺可能静脈無し
実施者の氏名
実施した者、医師、救急救命士を問わず氏名を記入する。
25.既往歴
該当する既往歴を□にレ点
その他の既往歴の場合は□にレ点、
傷病名・通院先病院等の必要事項を記入する。
26.事故概要及び主訴・状況等
事故概要、及び主訴・状況等は、自らの責任において、客観的事実を記入し
て、救急活動記録票の作成者欄に署名する。
聴取者(
)には、事故概要、及び主訴・状況等を聴取した者を記入す
る。
例 本人、家族、同僚、同乗者等
27.高エネルギー
該当する□にレ点
10
該当しない受傷機転の場合は、その他□にチェックし、
(
)内に記入する。
例
挟圧、圧挫、重量物落下、クラッシュ症候群、将棋倒し事故等
28.接触時傷病者状態
体位・顔貌・表情
該当する□にレ点
他の場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)
に詳細を記入する。
29.現場観察状況等
意識から全て記入し該当する□にレ点
意識
JCS3-3-9 度方式と附が有れば追加記入する。
(附)R−不穏 I−糞尿失禁 A−自発性喪失
例 Ⅲ−300I
接触時の傷病者状態チェック項目欄の表情に
興奮・R−不穏
無表情 A−自発性喪失
現場観察状況等のチェック項目欄の尿・便失禁に
□ 尿失禁 □便失禁 I−糞尿失禁の各項目が有りますが意識欄に
Ⅲ−300Iと記入時は、全ての該当する項目の□にチェックして下さい。
呼吸
呼吸回数を記入、呼吸様式を□にレ点
他の□にレ点の場合、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・
判断等欄)に詳細を記入する。
脈拍
脈拍が正か不整の□にレ点、回数を記入、測定部位の□にレ点
他の□にレ点の場合、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・
判断等欄)に詳細を記入する。
血圧
測定数値を記入する。測定出来ない場合は、□測定できずにレ点
血圧測定を試みたが不穏、体動等により測定出来ない場合は、□測定でき
ずにレ点をチェックし、記入欄に横線を記入する。例
―/― mmHg
理由等は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)
に詳細を記入する。
Spo2
測定数値を記入する。測定出来ない場合は、□測定できずにレ点
Spo2 は、ルームエアー測定数値を記入する。
医療機関や在宅酸素療法者の測定数値%は、その他(現場観察状況等)欄
の、その他右側空白欄に記入する。
11
例 在宅酸素安静時○○L、労作時○○Lで測定と記入する。
Spo2 測定を試みたがアーチファクト、体動等で測定出来ない場合は、□
測定できずにレ点をチェックし、記入欄に横線を記入する。 例
― %
理由等は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)
に詳細を記入する。
ECG
傷病者に接触した直後の心電図モニター所見を□にレ点
□その他のECGの場合、他□にレ点し、記入する。
瞳孔等
瞳孔径を記入し、対光反射を( )内に有・無、+・−等と記入する。
対光反射が鈍い(遅延)場合は、( )内に、鈍と記入する。
偏視
有・無の□にレ点
体温
測定数値を記入する。
測定部位の□にレ点
麻痺
麻痺が有れば□にレ点
運動・言語の該当□にレ点、両方時は、両方にレ点
麻痺の部位
麻痺の部位を記入する。
痙攣
痙攣が有れば□にレ点
痙攣の種類、局所の□にレ点
痙攣の部位、時間を記入する。(時間が不明の場合、―を記入する)
胸痛
胸痛が有れば□にレ点
胸痛持続時間を聴取し、記入する(時間が不明の場合、―を記入する)
ニトロ服用
ニトロ服用していれば有□にレ点
ニトロ服用が無ければ無□にレ点
服用後回復
ニトロ服用後、回復してれば、有□にレ点
ニトロ服用後、回復無ければ、無□にレ点
嘔吐
有れば□にレ点
12
回数を記入する。
嘔気が有れば□にレ点
尿便失禁
尿便失禁が有れば□レ点
出血類項目
該当する出血類に□レ点
出血量を記入する。
出血量については、状況聴取・現場見分等で判断し、記入する。
耳出血・髄液漏の観察状況は、その他□にレ点し、その他右側の空白欄に
記入する。
特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処
置・判断等欄)に詳細を記入する。
その他
その他の観察状況等が有れば□レ点
内容をその他右側の空白欄に記入する
特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処
置・判断等欄)に詳細を記入する。
女性
傷病者が女性の場合、□にレ点
妊娠の可能性が有れば、有□にレ点
妊娠の可能性が無ければ、無□にレ点
最終月経日が聴取出来た場合に、記入する。
情報を得られない場合は、不明と記入する。
特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処
置・判断等欄)に詳細を記入する。
新生児アプガー
傷病者が新生児の場合、□にレ点
1分・5 分のアプガ−スコアを記入する。
中毒
中毒の場合□にレ点
原因中毒物質が判明すれば、薬品名等を記入する。
体位考慮
体位考慮を実施した場合、□にレ点
体位と理由を記載する
例 左側臥位
理由 薬物中毒の疑い
左側臥位
理由 妊婦(20 週)
13
傷病者の楽な(好き・自由)体位の場合は、無記入。
30.損傷部位
頭部から顔面・頚部・胸部・腹部・骨盤・大腿・四肢・背部の全身を観察し、
観察所見の該当する□にレ点
全身を観察確認し、所見の無い場合は、□無にレ点
□他にチェックの場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、
処置・判断等欄)に詳細を記入する。
体表出血
創の形状
創の形状を記入する。
出血量
出血量については、
生命に危険を及ぼす量の場合(多)
滲出的で少量の場合
(少)
それ以外の場合
(中)
特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、
処置・判断等欄)に詳細を記入する。
外傷・熱傷・気道熱傷疑い
傷病者が熱傷の場合、□にレ点
傷病者が外傷の場合、□にレ点
傷病者が気道熱傷疑いの場合、□にレ点
全身を観察し、外傷・熱傷部分を解剖学的正位図に、記入する。
記入方法の凡例は、各所属で統一し、記入する。
熱傷面積合計
Ⅰ度Ⅱ度Ⅲ度熱傷面積の合計を記入する。
熱源
熱傷熱源が判明すれば記入する。不明時は、不明と記入する。
例 液体・炎・その他(低温・凍傷・接触物体・蒸気)
化学熱傷 酸・アルカリ・(薬品名等)
電撃
アーク・電気火炎・電気閃光・高電圧
特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処
置・判断等欄)に詳細を記入する。
31.余白
医師に現場状況を説明する際に必要な場合
現場の事故概要図や絵等を記入する。
その他特記事項や不足内容を記入する。
14
フリースペースの余白であるため、使用方法は自由。
32.職名・階級・氏名・救命士
職名・階級・氏名を任務別に記入する。
救急救命士であれば□にレ点
所属や同乗実習・研修等により、3名以上乗車した場合は、救急活動記録
票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
33.立会・同乗者・警察・所持品及び引渡者
立会
現場立会者の氏名と役職等及び場所を記入する。
例 氏名○○○○ 現場(病院)等
同乗
救急車に同乗した者の氏名と関係を記入する。
例 氏名○○○○ 家族・知人・同僚等
警察
現場もしくは、病院等での立会い警察官の氏名と役職等及び場所を
記入する。
例 氏名○○○○ △△警察 現場(病院)等
所持品及び引渡者
品名と渡した相手の氏名等を記入する。
例 免許証
病院事務員 氏名○○○○
財布と鍵 看護師
氏名○○○○
特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・
判断等欄)に詳細を記入する。
15
搬送確認書(救急隊控)
1.搬送確認書(医療機関控え)から一部分複写されます。
2.この書類は、医療機関の初診医の所見が、その場で診断名が記入出来ず、
連絡要否の判断が下されない場合は、1枚目・搬送確認書(医療機関控え)
とこの用紙[2枚目・搬送確認書(救急隊控え)]を医療機関に提出し帰署、
後日2枚目・搬送確認書(救急隊控え)の回収に(郵送等の手段も考慮)
出向き、回収後に初診医所見等の部分を切り取り、救急活動記録票に糊付
け等で、同一場所に貼付する。
所署により、切り取り等をせずに、この用紙[2枚目・搬送確認書(救
急隊控え)]を救急活動記録票と一緒に保管する場合もある。
3.回収時に、初診医所見欄の下記に□要連絡チェックと意見欄記載等で検証
の要否が確認出来た場合は、検証手順の対応で処理する。
検証には、4枚目・検証票を使用するため、用紙[2枚目・搬送確認(救
急隊控え)]の回収後に初診医所見等の部分をコピーし、切り取り、救急検
証票に糊付け等で、同一場所に貼付する。
4.医療機関において不必要な場合
医療機関の初診医の所見が、その場で診断名を記入出来た場合、この用
紙は、不要と成るため、医療機関に提出せず、回収する。
5.その他
傷病者本人、家族、情報提供者、保険証・運転免許証等から情報が聴取
出来ない場合、未記入、判明後の記入も生じる。
下部の余白スペースは、医療機関事務員等に連絡先電話番号や特記事項
等を必要時に記入し、隊が自由に活用する。
16
活動記録票(左側)
(複写されない所を解説)
1.休日・休日以外
休日
①日曜日
②国民の祝日に関する法律(祝日法)で定められた日
最終改正平成 10 年法律 141 平成 12 年1月1日施行
③年末年始の日(12 月 29 日から 1 月 3 日)
2.月別
月別の累計番号を記入する。
3.病院等の搬送別
該当する数字を○で囲む
例 ①等
① の場合は、□にレ点
依頼の(
)に本人・家族・医師等記入する。
4.不搬送理由
該当する数字を○で囲む
例 ①等
不搬送の場合は、救急業務実施状況調に準じて、以下のとおり分類する。
1 緊急性なし
傷病者はあるが緊急に搬送する必要性がなかったもの
2 傷病者なし
事故はあったが傷病者の発生がなかったもの
3 拒否
酒気を帯びていない傷病者で、傷病者または関係者が
搬送を拒否したもの
4 酩酊
酒気を帯びている傷病者で、傷病者またはその関係者
(警察官等を含む)が搬送を拒否したもの
5 死亡
救急隊到着時、明らかに死亡していたもの
6 現場処置
現場において応急処置を行い、搬送しなかったもの
7 誤報いたずら
誤報・いたずらであったもの
8 その他
1∼7以外のもの
反転帰署、立ち去り、他車搬送等
不搬送理由が重複する場合は、主たる理由一つを記入する。
5.覚知方法
該当する数字を○で囲む
例 ①等
携帯電話の通報では、1と8に○で囲む
6.医療機関の選定
病院名と診療選択科目を記入する。
17
例 ○○市立病院 内科、歯科口腔外科・略して歯外
コードは、所属のソフトにより、入力する
コードが無い場合・不必要時は、無記入
選択した診療科目が、対応した病院・医師等により変化しても、当初の選
択科目を記入する。
7.交通内訳
該当する数字を○で囲む
例 ①等
事故の内容を次の項目に分類する
相互の衝突
道路交通法で車両に該当する車両相互の事故
単一の事故
道路交通法で車両に該当する車両単一の事故
歩行者
歩行者がかかわっている事故
その他
上記 1∼3 に該当しない事故
□その他にチェック、特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考(記
入欄が不足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
8.自損内訳
該当する数字を○で囲む
例 ①等
□その他にチェック、特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄(記
入欄が不足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
9.通報者氏名・性別・電話・受信者
氏名を記載し、性別を○で囲み、電話番号と受信者名を記入する。
情報を得られない場合は、不明と記入し、特記事項が有れば、記録票の備
考欄に詳細を記入する。
携帯電話の通報時、音声不明等の理由で、電話会社等に協力を依頼した場
合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)に
詳細を記入する。
10.活動時刻
病院引揚
病院から引揚げた時刻
帰署
署所に帰り無線・AVM等で通知した時刻
入電時刻∼出場
入電時刻∼出場までの時間を記入する。
出場指令∼現場
出場指令∼現場までの時間と距離を記入する。
現場
現場所要時間を記入する。
現場∼病院
現場∼病院までの時間と距離を記入する。
出場指令∼帰署
出場指令∼帰署までの時間と距離を記入する。
11.受令場所
出場指令(指令書・無線・電話)等を受令(受信)した場所の該当する
数字を○で囲む
例 ①等
18
□その他にチェック、特記事項が有る場合は、救急活動記録票の備考欄
(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
12.市民応急処置・処置者氏名
市民応急処置が有った場合□有にレ点チェックする
コードは、所属のソフトにより、入力する
コードが無い場合・不必要時は、無記入
応急処置の内容についてコード記入(複数可)し、事後における災害補償に対応
するため、処置者氏名・住所等を記入する
コードにおける「その他」は、その内容を余白等に記入する。
1.心肺蘇生法 2.人工呼吸のみ
3.心臓マッサージのみ
4.気道確保
5.保温 6.創傷処置 7.止血処置 8.その他
市民応急処置の実施者については、講習会等の受講歴と受講先等を救急活動
記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)に記入する。
情報を得られない場合は、不明と記入。
特記事項は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判断等欄)
に詳細を記入する。
13.転送・医療機関名・病着・出発・理由・応急処置
転送回数と医療機関名を記入する。
病着・出発の時間を記入する。
理由は、救急業務実施状況調 16 表に準じ、次により分類する
1 ベッド満床
a 一つの救急事故につき、多数の傷病者を一つの医療機関
に搬送した場合に、その全ての者を収容できないままベッ
ドが満床になった場合を含む
b 一般病床は空いているが、診断の結果、結核病床または感
染症病床等を必要とする場合、これらの病床がすでに満床
であった場合を含む
2 専門外
a 専門医の処置を必要とするため、収容できない場合をいう
b 医療機関としては、適応診療科目を標榜しているが、たま
たま当直医が専門外であった場合を含む
c 専門医不在の場合を含む
3 医師不在
a 搬送先医療機関において医師が不在であった場合をいう
b 医師が病気等で対応できない場合を含む
4 手術中
a 現に手術中だけでなく、手術の準備および手術直後を理由と
する場合を含む
b 重患で手が離せない場合を含む
5 処置困難
a 当該傷病者に対処するための設備、資機材がない場合をいう
19
6 理由不明
7 その他
b 手術スタッフがそろわない、手不足である、手に負えない
場合を含む
医師または医療機関から収容できない理由の説明がなかった
場合をいう
他の患者に迷惑をかける等、1∼6 のいずれにも分類されない
場合をいう
応急処置
救急業務実施状況調 13 表の(3)に準じ、該当する場合は、有に○
救急業務実施状況調 13 表の(3)に準じ、該当しない場合は、無に○
応急処置の内容は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時は、処置・判
断等欄)に詳細(医師名・使用薬剤等)を記入する。
14.指令
住所等
指令で指示された救急要請の住所・名称等が同じ場合は、1に○
指令で指示された救急要請の住所・名称等が違う場合は、2に○で囲み救
急要請の住所・名称等を記入する。
内容
指令内容(無線・FAX・指令書等)を記入する。
15.傷病者住所欄の管内・管外・他・国籍
救急業務実施状況調の 21 表に準じ、記入する。
傷病者の住所に基づき該当する□にチェック
管内
管内に住所を有する者
管外
管内以外の国内に住所を有している者
他
外国人旅行者(外国人で日本に住所を有している者を除く外国人)
、
住所が判明しないもの等
外国人については、国籍を記入する。
16.年齢別
救急業務実施状況調の 07 表に準じ、記入する年齢区分は、次により分類す
る。
新生児
生後28日未満
乳幼児
生後28日以上満7歳未満
少年
満7歳以上満18歳未満
成人
満18歳以上満65歳未満
老人
満65歳以上
年齢が確認できない場合は、救急隊長の推定による分類で差し支えない。
17.疾病分類
20
救急業務実施状況調 23 表に準じ、該当する、分類を○で囲む
急病にかかる疾病分類について、初診時における医師の診断に基づく傷病
名 を 世 界 保 険 機 関 ( WHO ) で 定 め る 国 際 疾 病 分 類 I C D
(INTERNATIONAL CLASSIFICATION OF DISEASES)10 の大分
類により区分する。
18.病院コード
コードは、所属のソフトにより、入力する
コードが無い場合・不必要時は、無記入
19.告示別・開設者別
救急業務実施状況調の 03 表に準じ、数字を○で囲む。
告示
救急病院等を定める省令第 1 条第1項に定める救急病院または
救急診療所をいう
告示外
救急病院等を定める省令第 1 条第1項の但し書きの病院または
診療所をいう
その他
接骨院等あんま、はり、灸、接骨院及び助産所をいう
その他 消防法第 2 条第 9 号でいう「その他の場所」をいう
20.病院選定
医療機関に電話連絡を開始した時刻と、医療機関が収容可能と判明、電話
を切断し、連絡(通話)が終了した、時刻を記入する。
通信指令室等が病院連絡を実施した場合は、同様に時間や断られた理由等
を通信指令室員等から聴取し、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不足時
は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
21.収容依頼・1 回 理由
連絡医療機関が診察・搬送を拒否した場合に記入する。
例 1回 ○○病院
理由
専門外(転送理由を準用しても良い)
3箇所以上の医療機関に連絡をした場合には、枠を横線で 2 分割して
最大6箇所の連絡医療機関を記入する。
6箇所以上連絡医療機関の場合は、救急活動記録票の備考欄(記入欄が不
足時は、処置・判断等欄)に詳細を記入する。
21
救急活動記録票(右側)
(複写されない所を解説)
1.決裁欄
決済者の押印をする。
2.観察・処置の経過
現場観察状況等の継続、観察した時間とバイタル等を記入する。
3.備考
特記事項や他に記入出来ない内容を記入する。
署所によっては、簡易な地図・略図等を記入しても良い。
4.処置・判断等
実施した処置・判断を記入する。
5.救急隊長・救急救命士の自己評価及び質疑等
救急隊長の自己評価及び質疑を記入する。
救急救命士の自己評価及び質疑を記入する。
自己評価及び質疑等が無い場合は、なしと記入する。
6.その他
各チェック項目で、□その他 □無 もしくは、該当しない場合は、備考欄
もしくは、処置・判断欄へ詳細を記入する。
詳細な事故内容や地図・図面を記入し、心電図・写真・新聞記事等を貼付す
る場合においては、救急活動記録票(別紙)を必要な部数を作成して、記入
及び貼付する。
22
検証票(左側)
1.検証医所見
検証医の所見を記入する。
2.救急技術指導者所見
消防機関における救急業務の監督者及び指導的立場にあるもので、医療機
関と救急隊との連絡を取りまとめ、救急業務管理的立場からの検証及び医
学的観点からの検証結果に基づく改善・指導を行う。
検証医に対して、救急隊から検証を依頼する場合や検証医や初診医に対
して救急隊の活動を基準等に照らし、説明する場合など、その内容につい
て記入する。
3.救急救命士確認欄
検証を受けた内容について、確認し署名する。
検証の対象症例に出場し、検証会議等に参加した救急救命士が記入する。
23
検証票(右側)
(複写されない所を解説)
1.検証医所属・氏名
検証を実施した医師の所属病院名、氏名、検証を実施した年月日を記入す
る。
2.観察・判断・処置・医療機関選定
検証医が4項目に対し、検証・判断し□にレ点でチェックする
項目の説明
標準
適切で有った
活動基準どおり
特記事項なし
署等で確認
活動基準どおりか要確認
事例研究に取り上げるまでは、至らないが、円滑な救急
活動を目標に本部または、署で症例を確認
事例研究等考慮
推奨事例か稀・参考事例に
□推奨
□稀・参考
推奨事例か稀・参考症例など、今後の救急活動に活用出
来る事例・症例で各隊(地域メディカルコントロール)
等に周知する必要のあるもの。
3.その他
①詳細な、事故内容や地図・図面を記入、心電図・写真・新聞記事等を貼
付する場合は、救急活動記録票(別紙)を必要枚数作成し、記入貼付す
る。
②.各コード表
各隊の所属管轄する組織により、使用するコードを使用する。
コードを使用しない場合は、欄項目は、未記入
24
日付
年
月
救急活動記録票(別紙)
日 曜日
累計(
号)月別(
事故概要の詳細や地図を記入し、心電図・写真等を貼付して下さい。
必要な、枚数を作成し、対応して下さい。
25
号)
病院外心肺停止患者記録票
救急隊控え・病院控え・検証票
1.事例番号(病院用)
医療機関が事例に対する番号を記入する
2.所属番号
所属の番号を記入する。(番号が無い場合は、未記入)
3.記録作成日
作成日を西暦で記入する。
4.生年月日
傷病者の和暦年号の該当に○で囲み、生年月日と年齢を記入する。
生年月日が不明で年齢が判断不能の場合推定年齢を記入し、推定を○で囲
む。
5.性別
該当する性別の数字を○で囲む。
6.患者名・フリガナ
傷病者の名前を記入しフリガナをカタカナで記入する。
7.連絡先・住所
傷病者の連絡先、住所を記入する。
不明の場合は、不明と記入する。
8.TEL
傷病者の電話番号を記入する。
不明の場合は、不明と記入する。
Ⅰ
発生状況(救急隊記入)
救急隊名
救急隊名を記入する。
隊長名
隊長名を記入する。
Ⅰ-1 覚知年月日:西暦で記入する。
Ⅰ-2 出動先住所:出動先住所を記入する。
Ⅰ-3 発生場所:住宅・公共の場・医療機関内のいずれかであれば、□にチェ
ックし、詳細な該当する場所の数字を○で囲む。
それ以外であれば、「14 その他」を○で囲む。
Ⅰ-4 QOL
QOL(Quality of life)生命(生活)の質
人間として生存する上で、どれだけの機能を有して、どれだけの営みが
できるかを問う言葉であり、医療行為の目標として単なる救命や延命以上
の考慮をうながす言葉である。生活の質とも訳されているが、日本語訳と
して定着していない。"Life"とは、人生という意味も包括する含蓄のある言
葉であり、quality of life あるいは QOL とそのまま使われることが多い。
26
QOL
傷病者の該当するQOLの数字を○で囲む。
1
2
3
4
機能良好は、健康で正常な生活が出来、労働が可能である。
中等度障害は、片麻痺又は言語障害等あるも自立可。
重度障害は、寝たきり等自立不可。
不明は、生活状態が分からない場合。
グラスゴ−ピッツバ−グ脳機能・全身機能カテゴリ−(The Glasgow-Pitts
burg Outcome Categories)
グラスゴ−ピッツバ−グ脳機能・全身機能カテゴリ−は、心肺蘇生が成
功した傷病者のその後のQOL(quality of life)を評価するのに最も広
く用いられている手段である。臨床医は心停止から生還した者の回復の程
度を評価するために、このグラスゴ−・ピッツバ−グ脳機能・全身機能カ
テゴリ− を立案した。この指標は、心停止による脳への影響を、脳以外の
疾患にともなう病的状態とは区別している。全身機能カテゴリ−は、脳お
よび脳以外の状態も類別し、
(脳の機能のみではなく)からだ全体としての
機能を評価する分類法である。一方、脳機能カテゴリ−は、脳に関する機
能のみを評価する分類法である。これらの分類法は信頼性に優れ、また簡
便に使用できる。家人に電話をするだけですむこともしばしばである。こ
の分類法の代用として、さらに簡便な手法は覚醒した時刻の記載である。
グラスゴ−・ピッツバ−グ脳機能・全身機能カテゴリ−も、込み入った聞
き取り調査や診察を要する他の方法と比較して、ともに簡便性と実用性の
点で明らかにすぐれている。
ウツタイン様式では、心停止以前の状態、退院時の状態、1年後の状態を
記載するのに、このグラスゴ−・ピッツバ−グ脳機能・全身機能カテゴリ
−の使用を推奨している。グラスゴ−・ピッツバ−グ脳機能・全身機能カ
テゴリ−の特徴は、脳機能カテゴリ−と全身機能カテゴリ−という2つの
尺度を同時に用い、いずれも5段階に分類するという点である。
カテゴリ−1:意識障害、機能障害なし。
カテゴリ−2:意識障害はないが、中等度の機能障害あり。
カテゴリ−3:意識障害はないが、高度の機能障害あり。
カテゴリ−4:昏睡状態もしくは植物状態。
カテゴリ−5:死亡。
例をあげると、意識障害、知的障害のない患者が重度心疾患で臥床して
いる場合には、脳機能カテゴリ− 1、全身機能カテゴリ− 3 となる。
グラスゴ−・ピッツバ−グ脳機能・全身機能カテゴリ−の内容を示す。
脳機能カテゴリー(CPC1)
CPC1・機能良好
意識は、清明普通の生活が出来、労働が可能である。障害が有っても軽
27
度の構音障害、脳神経障害、不全麻痺など軽い神経障害。
CPC2・中等度障害
意識あり。保護された状況でパートタイムの仕事が出来、介助なしに着
替え、旅行、炊事などの生活が出来る。片麻痺、けいれん、失調、構音障
害、嚥下障害、精神障害など。
CPC3・高度障害
意識あり。脳の障害により、日常生活に介助を必要とする。少なくとも
認識力は低下している。高度な記銘力障害や痴呆。Locked−in 症候群(閉
じ込め症候群)のように眼でのみ意思表示出来るなど。
CPC4・昏睡、植物状態
意識レベルは低下。認識力は欠如。周囲との会話や精神的交流も欠如。
CPC5・死亡、もしくは脳死。
全身機能カテゴリ−(OPC)
OPC1・機能良好
健康で意識清明で正常な生活を営む。CPC1であるとともに脳以外の
原因による軽度の障害
OPC2・中等度障害
意識あり。CPC2の状態。あるいは脳以外の原因による中程度の障害、
もしくは両者の合併。介助なしに着替え、旅行、炊事などの日常生活が出
来る。保護された状態でパートタイムの仕事が出来るが、きびしい仕事は
出来ない。
OPC3・高度障害
意識あり。CPC3の状態。あるいは脳以外の原因による高度の障害。
もしくは両者の合併。日常生活に介助が必要。
OPC4
CPC4と同じ
OPC5
CPC5と同じ
Ⅰ-5 要請内容等:指令内容
Ⅱ救急活動(救急隊記入)
Ⅱ-1 出動状況 各時間を記入する。
Ⅱ-2 傷病者
1 CPAは、脈及び呼吸無し(5秒以上)
2 心停止は、脈無し及び喘ぎ様呼吸有り
3 呼吸停止は、脈有り及び呼吸無し
接触後に移行した場合、時間を記入する。
Ⅱ-3 搬送状況
心拍又は、自発呼吸再開の場合、時間を記入する。
Ⅱ-4 目撃情報
有る場合は、時間記入
目撃者が一般人・医療従事者のどちらか□にチェックし、該当する数
字を○で囲む。
Ⅱ-5 バイスタンダーCPR
28
Ⅱ-6
Ⅱ-7
Ⅱ-8
Ⅱ-9
Ⅱ-10
Ⅱ-11
Ⅱ-12
有る場合は、開始時間記入
施行者が一般人・医療従事者のどちらか□にチェックし、該当する数
字を○で囲む。
一般人で、受講経験有りの場合受講先の数字を○で囲み、年齢の数字
を○で囲む。
心拍又は自発呼吸再開の場合、時間を記入。
接触時
JCS・SpO2・呼吸数・脈拍・血圧・瞳孔径・対光反射の有無を記入。
心電図
モニター装着時間を記入し、初回波形の数字を○で囲む。
経時変化の有無を□にチェック・変化後波形の数字を○で囲む。
救命行為
CPR 開始時間記入
口腔内異物の確認・除去について当てはまる数字を○で囲む。
特定行為
指示要請の有無を□にチェックし、時間を記入する。
受けた場所について、当てはまる数字を○で囲む。
除細動適応の有無を□にチェックし、時間記入、当てはまる波形の数
字を○で囲む。
気道確保が用手か器具か□にチェックし、当てはまる方法の数字を○
で囲む。
器具使用の場合、結果(換気状態)も、当てはまる数字を○で囲む。
静脈路が確保出来た場合、滴下速度を記入
編成
救急救命士の人数・連携の有無(内容)を□にチェック、当てはまる
数字を○囲む。
心停止の推定
外因性・内因性・不詳か□にチェック・当てはまる数字に○
内因性の場合、前駆症状の有無を□にチェック
既往歴:既往歴の有無又は、不明かを□にチェック
有りの場合、心疾患・脳血管疾患・その他を□にチェック、それぞれ
当てはまる疾患の数字に○
Ⅲ治療状況(医療機関記入)
Ⅳ転帰(医療機関記入)
Ⅴ退院状況(医療機関記入)
29
関連法規(抜粋)
消防法
第1章総則
第2条の9
救急業務とは、災害により生じた事故若しくは屋外若しくは公衆の出入する
場所において生じた事故(以下この項において「災害による事故等」という。)
又は政令で定める場合における災害による事故等に準ずる事故その他の事由で
政令で定めるものによる傷病者のうち、医務機関その他の場所へ緊急に搬送す
る必要があるものを、救急隊によって、医療機関(厚生労働省令で定める医療
機関をいう。)その他の場所に搬送すること(傷病者が医師の管理下に置かれ
るまでの間において、緊急やむを得ないものとして、応急の手当を行うことを
含む。)をいう。
第7章の2
救急業務
第 35 条の5
政令で定める市町村は、救急業務を行わなければならない。
第 35 条の6
都道府県知事は、救急業務を行なつていない市町村の区域に係る
道路の区間にて交通事故の発生が頻繁であると認められるものについて当該交
通事故により必要とされる救急業務を、関係市町村の意見をきいて、救急業務
を行っている他の市町村に実施するよう要請することができる。この場合にお
いて、その要請を受けた市町村は、当該要請に係る救急業務を行うことができ
る。
2
都道府県は、救急業務を行なつていない市町村の区域に係る高速自動車国
道又は一般国道のうち交通事故により必要とされる救急業務が特に必要な区間
として政令で定める区間(前項の要請により救急業務が行なわれている道路の
区間を除く。)について、当該救急業務を行なつていない市町村の意見をきい
30
て、当該救急業務を行うものとする。この場合において、当該救急業務に従事
する吏員その他の職員は、地方公務員法(昭和 25 年法律第 261 号)の適用につ
いては、消防職員とする。
第 35 条の7
救急隊員は、緊急の必要があるときは、第2条第9項に規定する
傷病者の発生した現場付近に在る者に対し、救急業務に協力することを求める
ことができる。
2
救急隊員は、救急業務の実施に際しては、常に警察官と密接な連絡をとる
ものとする。
第 35 条の8
第 27 条の規定は、救急隊について準用する。この場合において、
「火災の現場に到着する」とあるのは、「救急業務を実施する」と読み替える
ものとする。
2
消防組織法(昭和 22 年法律第 226 号)第 21 条の規定は、第 35 条の6第2
項の規定により都道府県が救急業務を行う場合について準用する。この場合に
おいて、同法 21 条第中「市町村」とあるのは「市町村及び都道府県」と、「消
防」とあるのは「救急業務」と、「市町村長」とあるのは「市町村長及び都道
府県知事」と読み替えるものとする。
第 35 条の9
この章に規定するもののほか、救急隊の編成及び装備の基準その
他救急業務の処理に関し必要な事項は、政令で定める。
救急救命士法
第四章 業務等
(業務)
第四十三条 救急救命士は、保健婦助産婦看護婦法(昭和二十三年法律第二
百三号)第三十一条第一項及び第三十二条の規定にかかわらず、診療の補助と
して救急救命処置を行うことを業とすることができる。
2 前項の規定は、第九条第二項の規定により救急救命士の名称の使用の停
止を命ぜられている者については、適用しない。
31
(特定行為等の制限)
第四十四条救急救命士は、医師の具体的な指示を受けなければ、厚生省令
で定める救急救命処置を行ってはならない。
2 救急救命士は、救急用自動車その他の重度傷病者を搬送するためのもの
であって厚生省令で定めるもの(以下この項及び第五十三条第三号において「救
急用自動車等」という。
)以外の場所においてその業務を行ってはならない。た
だし、病院又は診療所への搬送のため重度傷病者を救急用自動 車等に乗せるま
での間において救急救命処置を行うことが必要と認められる場合は、この限り
でない。
(他の医療関係者との連携)
第四十五条 救急救命士は、その業務を行うに当たっては、医師その他の
医療関係者との緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努めなければならない。
(救急救命処置録)
第四十六条 救急救命士は、救急救命処置を行ったときは、遅滞なく厚生
省令で定める事項を救急救命処置録に記載しなければならない。
2 前項の救急救命処置録であって、厚生省令で定める機関に勤務する救急
救命士のした救急救命処置に関するものはその機関につき厚生大臣が指定す
る者において、その他の救急救命処置に関するものはその救急救命士において、
その記載の日から五年間、これを保存しなければならない。
(秘密を守る義務)
第四十七条 救急救命士は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の
秘密を漏らしてはならない。救急救命士でなくなった後においても、同様とす
る。
(名称の使用制限)
第四十八条 救急救命士でない者は、救急救命士又はこれに紛らわしい名称
を使用してはならない。
(経過措置)
第四十九条 この法律の規定に基づき命令を制定し、又は改廃する場合にお
いては、その命令で、その制定又は改廃に伴い合理的に必要と判断される範囲
内において、所要の経過措置(罰則に関する経過措置を含む。)を定めることが
できる。
五章
罰則
32
第五十条 第十七条第一項(第四十一条において準用する場合を含む。)の規
定に違反して、登録事務又は試験事務に関して知り得た秘密を漏らした者は、
一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
第五十一条 第二十三条第二項(第四十一条において準用する場合を含む。)
の規定による登録事務又は試験事務の停止の命令に違反したときは、その違反
行為をした指定登録機関又は指定試験機関の役員又は職員は、一年以下の懲役
又は五十万円以下の罰金に処する。
第五十二条 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処
する。
一 第三十三条又は第三十九条の規定に違反して、不正の採点をした者
二 第四十七条の規定に違反して、業務上知り得た人の秘密を漏らした者
2 前項第二号の罪は、告訴を待って論ずる。
第五十三条 次の各号のいずれかに該当する者は、二十万円以下の罰金に処
する。
一 第九条第二項の規定により救急救命士の名称の使用の停止を命ぜられた
者で、当該停止を命ぜられた期間中に、救急救命士の名称を使用したもの
二 第四十四条第一項の規定に違反して、同項の規定に基づく厚生省令の規
定で定める救急救命処置を行った者
三 第四十四条第二項の規定に違反して、救急用自動車等以外の場所で業務
を行った者
四 第四十六条第一項の規定に違反して、救急救命処置録に記載せず、又は
救急救命処置録に虚偽の記載をした者
五 第四十六条第二項の規定に違反して、救急救命処置録を保存しなかった
者
六 第四十八条の規定に違反して、救急救命士又はこれに紛らわしい名称を
使用した者
第五十四条 次の各号のいずれかに該当するときは、その違反行為をした指
定登録機関又は指定試験機関の役員又は職員は、二十万円以下の罰金に処する。
一 第十八条(第四十一条において準用する場合を含む。)の規定に違反して、
帳簿を備え付けず、帳簿に記載せず、若しくは帳簿に虚偽の記載をし、又は帳
簿を保存しなかったとき。
二 第二十条(第四十一条において準用する場合を含む。
)の規定による報告
をせず、又は虚偽の報告をしたとき。
三 第二十一条第一項(第四十一条において準用する場合を含む。以下この
号において同じ。)の規定による立入り若しくは検査を拒み 妨げ、若しくは忌
33
避し、又は同項の規定による質問対して陳述をせず、若しくは虚偽の陳述をし
たとき。
四 第二十二条(第四十一条において準用する場合を含む。)の許可を受けな
いで登録事務又は試験事務の全部を廃止したとき。
刑事訴訟法 11 章
第 144 条 公務員又は公務員であつた者が知り得た事実について、本人又は当
該公務所から職務上の秘密に関するものであることを申し立てたときは、当該
監督官庁の承諾がなければ証人としてこれを尋問することはできない。但し、
当該監督官庁は、国の重大な利益を害する 場合を除いては、承諾を拒むことが
できない。
弁護士法
報告の請求
第二十三条の二
弁護士は、受任している事件について、所属弁護士会に対し、公務所又は公
私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることを申し出ることができる。
申出があつた場合において、当該弁護士会は、その申出が適当でないと認める
ときは、これを拒絶することができる。
2 弁護士会は、前項の規定による申出にも基づき、公務所又は公私の団体に
照会して必要な事項の報告を求めることができる。
地方公務員法
(秘密を守る義務)第 34 条 職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならな
い。その職を退いた後も、また、同様とする。
2 法令による証人、鑑定人等となり、職務上の秘密に属する事項を発表する
場合においては、任命権者(退職者については、その退職した職又はこれに相
当する職に係る任命権者)の許可を受けなければならない。
3 前項の許可は、法律に特別の定がある場合を除く外、拒むことができない。
労働基準法
第6章の2
第64条の2 (坑内労働の禁止)
使用者は、満 18 歳以上の女性を坑内で労働させてはならない。ただし、臨時
の必要のため坑内で行われる業務で命令で定めるものに従事 する者(次条第1
項に規定する妊産婦で命令で定めるものを除く。)については、この限りでない。
34
女則第1条
女則第2条
女則第3条
第64条の3 (妊産婦等に係る危険有害業務の就業制限)
使用者は、妊娠中の女性及び産後1年を経過しない女性(以下「妊産婦」と
いう。)を、重量物を取り扱う業務、有害ガスを発散する場所における業務その
他妊産婦の妊娠、出産、哺育等に有害な業務に就かせてはならない。
2前項の規定は、同項に規定する業務のうち女性の妊娠又は出産に係る機能に
有害である業務につき、命令で、妊産婦以外の女性に関して、準用することが
できる。
3前2項に規定する業務の範囲及びこれらの規定によりこれらの業務に就かせ
てはならない者の範囲は、命令で定める。
女則第4条
女則第5条
女則第6条
女則第7条
第65条 (産前産後)
使用者は、6週間(多胎妊娠の場合にあつては、14 週間)以内に出産する予
定の女性が休業を請求した場合においては、その者を就業させてはならない。
2使用者は、産後8週間を経過しない女性を就業させてはならない。ただし、
産後6週間を経過した女性が請求した場合において、その者について医師が支
障がないと認めた業務に就かせることは、差し支えない。
3使用者は、妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換
させなければならない。
第66条 (妊産婦の時間外労働等)
使用者は、妊産婦が請求した場合においては、第 32 条の2第1項、第 32 条
の4第1項及び第 32 条の5第1項の規定にかかわらず、1週間について第 32
条第1項の労働時間、1日について同条第2項の労働時間を超えて労働させて
はならない。
2使用者は、妊産婦が請求した場合においては、第 33 条第1項及び第3項並び
に第 36 条第1項の規定にかかわらず、時間外労働をさせてはならず、又は休日
に労働させてはならない。
3使用者は、妊産婦が請求した場合においては、深夜業をさせてはならない。
第67条 (育児時間)
生後満1年に達しない生児を育てる女性は、第 34 条の休憩時間のほか、1日
2回各々少なくとも 30 分、その生児を育てるための時間を請求することができ
35
る。
2使用者は、前項の育児時間中は、その女性を使用してはならない。
第68条 (生理日の就業が著しく困難な女子に対する措置)
使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その
者を生理日に就業させてはならない。
刑法第38条の3
3 法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかっ
たとすることはできない。ただし、情状により、その刑を減軽することができ
る。
刑法第35条
(正当行為)第 35 条 法令又は正当な業務による行為は、罰しない。
刑法第204条
(傷害)第 204 条 人の身体を傷害した者は、10 年以下の懲役又は 30 万円以
下の罰金若しくは科料に処する。
医師法第17条18条
第17条
医師でなければ、医業をなしてはならない。
第 18 条 医師でなければ、医師又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。
第 19 条 診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由
がなければ、これを拒んではならない。
2 診察若しくは検案をし、又は出産に立ち会った医師は、診断書若しくは検
案書又は出生証明書若しくは死産証書の交付の求があつた場合には、正当の事
由がなければ、これを拒んではならない。
第二款 著作者人格権
(公表権)
第十八条 著作者は、その著作物でまだ公表されていないもの(その同意を得
ないで公表された著作物を含む。以下この条において同じ)を公衆に提供し、又
は提示する権利を有する。当該著作物を原著作物とする二次的著作物について
も、同様とする。
二 著作者は、次の各号に掲げる場合には、当該各号に掲げる行為について同
意したものと推定する。
一 その著作物でまだ公表されていないものの著作権を譲渡した場合当該著作
物をその著作権の行使により公衆に提供し、又は提示すること。
二 その美術の著作物又は写真の著作物でまだ公表されていないものの原作品
36
を譲渡した場合これらの著作物をその原作品による展示の方法で公衆に提示す
ること。
三 第二十九条の規定によりその映画の著作物の著作権が映画製作者に帰属
した場合当該著作物をその著作権の行使により公衆に提供し又は提示すること。
三 著作者は、次の各号に掲げる場合には、当該各号に掲げる行為について同
意したものとみなす。
一 その著作物でまだ公表されていないものを行政機関(行政機関の保有する
情報の公開に関する法律(平成十一年法律第四十二号。以下「情報公開法」と
いう。)第二条第一項に規定する行政機関をいう。以下同じ。)に提供した場合
情報公開法第九条第一項の規定による開示する旨の決定の時までに別段の意思
表示をした場合を除く。)情報公開法の規定により行政機関の長が当該著作物を
公衆に提供 し、又は提示すること。
二 その著作物でまだ公表されていないものを地方公共団体に提供した場合
(開示する旨の決定の時までに別段の意思表示をした場合を除く。)情報公開条
例(地方公共団体の保有する情報の公開を請求する住民等の権利について定め
る当該地方公共団体の条例をいう。以下同じ。)の規定により当該地方公共団体
の機関が当該著作物を公衆に提供し、又は提示すること。
四 第一項の規定は、次の各号のいずれかに該当するときは、適用しない。
一 情報公開法第五条の規定により行政機関の長が同条第一号ロ若しくはハ若
しくは同条第二号ただし書に規定する情報が記録されている著作物でまだ公表
されていないものを公衆に提供し、若しくは提示するとき、又は情報公開法第
七条の規定により行政機関の長が著作物でまだ公表されていないものを公衆に
提供し、若しくは提示するとき。
二 情報公開条例(情報公開法第十三条第二項及び第三項に相当する規定を設
けているものに限る。第四号において同じ。)の規定により地方公共団体の機関
が著作物でまだ公表されていないもの(情報公開法第五条第一号ロ又は同条第
二号ただし書に規定する情報に相当する情報が記録されているものに限る。)を
公衆に提供し、又は提示するとき。
三 情報公開条例の規定により地方公共団体の機関が著作物でまだ公表されて
いないもの(情報公開法第五条第一号ハに規定する情報に相当する情報が記録
されているものに限る。)を公衆に提供し、又は提示するとき。
四 情報公開条例の規定で情報公開法第七条の規定に相当するものにより地方
公共団体の機関が著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、又は提
示するとき。
(氏名表示権)
37
第十九条 著作者は、その著作物の原作品に、又はその著作物の公衆への提供
若しくは提示に際し、その実名若しくは変名を著作者名として表示し、又は著
作者名を表示しないこととする権利を有する。その著作物を原著作物とする二
次的著作物の公衆への提供又は提示に際しての原著作物の著作者名の表示につ
いても、同様とする。
二 著作物を利用する者は、その著作者の別段の意思表示がない限り、その著
作物につきすでに著作者が表示しているところに従って著作 者名を表示する
ことができる。
三 著作者名の表示は、著作物の利用の目的及び態様に照らし著作者が創作者
であることを主張する利益を害するおそれがないと認められ るときは、公正な
慣行に反しない限り、省略することができる。
四 第一項の規定は、次の各号のいずれかに該当するときは、適用しない。
一 情報公開法又は情報公開条例の規定により行政機関の長又は地方公共団
体の機関が著作物を公衆に提供し、又は提示する場合におい て、当該著作物に
つき既にその著作者が表示しているところに従って著作者名を表示するとき。
二 情報公開法第六条第二項の規定又は情報公開条例の規定で同項の規定に
相当するものにより行政機関の長又は地方公共団体の機関が 著作物を公衆に
提供し、又は提示する場合において、当該著作物の著作者名の表示を省略する
こととなるとき。
(同一性保持権)
第二十条 著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、
その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとする。
二 前項の規定は、次の各号のいずれかに該当する改変については、適用しな
い。
一 第三十三条第一項(同条第四項において準用する場合を含む。)又は第三十
四条第一項の規定により著作物を利用する場合における用字又は用語の変更そ
の他の改変で、学校教育の目的上やむを得ないと認められるもの
二 建築物の増築、改築、修繕又は模様替えによる改変
三 特定の電子計算機においては利用し得ないプログラムの著作物を当該電子
計算機において利用し得るようにするため、又はプログラムの著作物を電子計
算機においてより効果的に利用し得るようにするために必要な改変
四 前三号に掲げるもののほか、著作物の性質並びにその利用の目的及び態様
に照らしやむを得ないと認められる改変
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制作
総合記入マニュアル
担当
金田典之
経過
新規作成
一部改正
一部改正
一部改正
一部改正
一部改正
一部改正
一部改正
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平成 15 年 4 月 19 日
平成 15 年 4 月 28 日
平成 15 年 5 月 23 日
平成 15 年 6 月 2日
平成 15 年8月 21 日
平成 15 年8月 26 日
平成 15 年8月 31 日
平成 16 年2月 28 日
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