第3回創生会議会議録(377KBytes)

会 議 録
会 議 名
第3回 綾川町まち・ひと・しごと創生会議
開催日時
平成 27 年 12 月 8 日(火) 13 時 30 分から 15 時 40 分まで
開催場所
綾川町綾南農村環境改善センター研修室
出席委員
真鍋 芳樹、三谷 朋幹、横峰 昭一、植田 俊也、川西 章弘、川口 真、竹本 達也、白坂 宏樹、
福岡 正樹、笠原 真二、松内 広平、寺嶋 隆五、山神 藍
欠席委員
朱 恒常、福田 保則、筒井 由紀子、菅原 典子
綾川町
町長:藤井 賢、副町長:前田 武俊
事務局
総務課
課長:谷岡 学、課長補佐:土肥 富士三、主査:福家孝司、主査:兼平真人、主査:齋藤友香理
1 開会
(事務局)
ただいまから第3回「綾川町まち・ひと・しごと創生会議」を開会します。
まず、はじめに真鍋会長からご挨拶をいただきます。
(真鍋会長)
会長あいさつ
(事務局)
続きまして、藤井町長からご挨拶をいただきます。
(藤井町長)
町長あいさつ
(事務局)
それでは、ここからの進行は、綾川町まち・ひと・しごと創生会議設置要綱第6条第1項に
より、会長が議長となることになっていますので、真鍋会長よろしくお願いいたします。
また、綾川町まち・ひと・しごと創生会議設置要綱第6条第2項の規定によりまして、本会
議は公開とし、ホームページ等に会議の資料・会議内容についても公開します。
それでは、真鍋会長よろしくお願いいたします。
2 議事
議事(1)
「綾川町地方人口ビジョン」
(素案)について
(真鍋会長)
それでは、会議次第に基づきまして、会議を進行いたします。
まず、議題(1)
「綾川町人口ビジョン(素案)
」について、事務局に説明を求めます。
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(事務局)
資料1 綾川町地方人口ビジョン(素案)の説明
(真鍋会長)
只今、
「綾川町人口ビジョン(素案)
」について説明がありましたが、ご意見・ご質問などあり
ましたら、お伺いします。
(委員)
綾川町の目指すべき方向で、20~29 歳の転出者数を減少させるということに焦点を当ててい
ますが、30 歳代の出生率も大きいので、この年代に対しても対策を行った方が良いと思います。
実際、転出、転入を見ると、20 歳代で転出して 30 歳代で帰ってきている可能性があるので、
総合的に 20 歳代から 30 歳代を合わせた対策を打ち、
全体で転入超過になれば良いと考えます。
(事務局)
人口ビジョンの中でも 30 歳代のお母さん、お父さんに連れられて、0 歳から 9 歳の若い子ど
もさんたちが、転入されていることもありますので、そのあたりも大切にして対策を考えてい
きたいと思います。
(委員)
資料の中で出生率の推移や出生数の予測がありますが、他の市町村や香川県、高松市の数字
と比べて、あまりにもかけ離れていると綾川町だけが特別な数字となり、その根拠も必要とな
ると思われます。
そのあたりの足並みはどれくらい揃っているのでしょうか。
(事務局)
人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生総合戦略については、当然、国のビジョン、県のビ
ジョンに基づいて本町も作成することとなっております。
香川県においても合計特殊出生率は 2.07 となっており、
他の市町も時期の違いはありますが
最終は 2.07 を確保するという数字を出しております。
(真鍋会長)
平成 72 年までの人口ビジョンをどのように考えるかに基づき、
総合戦略が出てきていると思
われますので、総合戦略についてもご説明をいただき、総合的に人口ビジョンと併せて議論を
していただければと思います。
それでは、事務局の方から議題(2)
「綾川町まち・ひと・しごと総合戦略(素案)」につい
て説明をお願いします。
議事(2)
「綾川町まち・ひと・しごと総合戦略」
(素案)について
(事務局)
資料2 綾川町まち・ひと・しごと総合戦略(素案)の説明
(真鍋会長)
今日の資料は多いですので、予め送付されていたと思いますが、まだ十分にご覧いただけて
いない部分もあると思います。ここで、休憩とって、その間に委員の皆さんも資料を見ていた
ただきながら、人口ビジョンとの整合性も確認いただき、その後、ご意見をいただければと思
います。
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------休憩-------
(真鍋会長)
資料 1 や資料 2 に基づき、綾川町の人口はこのようになってしまうので、それを可能な限り
人口減少を抑えていくためには、具体的に出生数をどのようにすればよいのかを説明していた
だきました。資料 3 の総合戦略は、人口減少に対応して地方創生のためのまち・ひと・しごと
創生をどのように考えていくかの 5 年間の計画を書いていただき、資料 4 では役場各課でこう
いった事業を立ち上げていく、あるいは充実していくという計画が出されています。
そのことを踏まえて、総合戦略等においてここは不足しているのではないか、このようなこ
とを盛り込んでいけばよい、これは無理ではないかといった意見をいただければと思います。
(委員)
総合戦略(素案)についてですが、基本目標が 1~4 までありますが、2 と 4 の切り分けがはっ
きりしないと感じます。だから目標値もなかなか設定できないのだと思います。
基本目標を立てるのであれば、どういった対象に対する目標なのかを明確にした方が良いと
思います。
基本目標 1 だとわかりやすく、仕事の場所をつくることや企業誘致ということと思います。
基本目標 2 であれば、定住化を促進するために高松市で働いてもベッドタウン化等を推進す
る施策となり、転入によって住んでもらう、転入を増やすということと思います。
基本目標 3 もわかりやすく、子育て支援や環境を良くし、自然増を狙ったものと思います。
基本目標 4 については、何をやれば良いのかと考えた時によくわからないと感じます。ター
ゲットを誰かと考えると、おそらく転出を抑えるという守りの戦略かと思います。一度、住ん
でいただくとずっと住んでいただくようなことだと思います。あるいは二代、三代にわたって
住んでいただくということだと思います。
このように基本目標は、ターゲットをしっかりした方がよく、まち・ひと・しごとの 3 つの
大きな視点があります。基本目標 1 はしごとづくりで、基本目標 2 がまちづくり、基本目標 3
がひとづくり、
基本目標 4 はまちづくりなのか、
ひとづくりなのか両方の意味だと思いますが、
それぞれの切り分けを明確にしておけば、人口ビジョンとの関連性もわかると思います。
個々の施策をみると基本目標 2 と 4 の切り分けが難しいと思います。目標値とターゲットを
明確にすることによって、基本目標 2 と 4 を明確にした方が良いと思います。
(事務局)
総合戦略の 3 ページにもありますが、しごと、ひと、まちが大きな視点で、
「しごと」ができ
れば「ひと」が寄ってきますし、
「ひと」が寄ってくると「しごと」も増えることになり、その
中に「まち」としての好循環が出来るというのが国のイメージです。
このような体系でまとめたいと思っていますが、わかりにくいと言えばそうなのかとも思い
ます。
(委員)
国の基本目標が 4 つなので、それに対応させようとしているのではないでしょうか。
(事務局)
4 つの基本目標からなる柱は外せないと思い、計画をたてています。
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(委員)
国の目標の「地方への新しいひとの流れをつくる」については、東京から見た場合のものだ
と思います。
こちらは受け皿で、これに対応するものを切り分ける必要はないと思います。
3 つの方がわかりやすくても 4 つでないと駄目というのではないと思います。
(委員)
基本目標 2 の目標値については、転入超過者数を増加させるということで、入ってくる人を
増やすということで、目標 4 は守りを固めるということだと思います。
目標 2 の方は入ってくる人の数をどのくらいにしましょう、何%増やしましょうという目標
の設定の仕方をし、目標 4 は出る人はこれぐらいに抑えましょうとし、2 つを足せば今の数字
になるという目標設定の方が相応しいのかもしれないという気がします。
(真鍋会長)
今のご意見を考えていくと、目標の数が変わりうるということになりますか。
(事務局)
今のご意見を参考にし、事業を 4 つの目標に分類はしておりますが、再度、今言われてこと
も加味していきたいと思います。事業分類についても、どちらか迷うものもありますので、転
入と転出の設定をはっきりとさせることによって、事業の分類もしやすくなるのではないかと
思います。
(真鍋会長)
目標の表現がもう少しわかりやすい方が住民の皆さんも理解しやすいように思います。
(委員)
前回、提案させていただいたワーク・ライフ・バランスについてですが、具体的なものは入っ
ておりませんが、資料 4 で「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をなかえる」のところに企
業ワーク・ライフ・バランス推進事業がありますが、若い方が結婚・出産・子育てがしやすい
ような環境づくりというイメージで入れていだいていると思います。
これで良いようにも思いますが、
「地方における安定した雇用を創出する」にも近いように思
います。
ワーク・ライフ・バランスについて、各企業で問題となっているのは、例えば長時間労働や
有給休暇の取得率、
育児休暇といったものです。
そう考えると働きやすさや時間を企業側でとっ
ていただければ、それなりの雇用が必要となるので雇用の就業者数を増やすことになると思い
ます。
お母さんのための就業支援事業というのが先ほどの箇所にもありましたが、これも関連する
とは思いますが、働きやすさということも基本目標 1 なのか 3 なのかわかりませんが、加味し
ていただければと思います。また、基本目標 1 で、私がイメージしていた残業、有給休暇等は
会社へお願いしないといけないこととなりますが、余った時間を効果的な自由な時間、人世の
豊かな時間として暮らせるような時間をつくるために、各会社にお願いしてやっていただける
会社にはインセンティブを与えるような基準があればと思います。
何もないのでは会社にとっては費用も限られていると思いますので、一つの方法ではないか
と思います。
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(委員)
既存企業は努力しても一気に中々変わらないところもあります。資料 4 には企業誘致推進と
いう施策もありますが、ワーク・ライフ・バランスを上手くやっている企業を誘致するという
発想で、企業誘致をすると良い事例が一つできると周りの企業も勉強できるし、保育施設も含
めてやっているところがあれば、企業誘致も含めてワーク・ライフ・バランスを上手くくっつ
けることができればと思います。
(委員)
会社で有給休暇を取得するのは難しいことだと思います。
綾川町の企業に有給の取得状況を提出していただいて、コンテスト形式で上位の会社にはイ
ンセンティブを与えるという取組をすると、綾川町から発信する良い会社をPRすることがで
きると思います。
良いところを褒めるという考えもあると思います。
(委員)
資料 4 をみて、非常に良いアイデアもたくさん出ていると思います。
他の市町の同様の会議にも出席し、いろいろとみておりますが、他にはないようなたくさん
のアイデアが出ていると思います。どれをとっても出来ればよいと思います。後は、役場の方
のマンパワーや予算だと思います。それとの関係だと思いますので、皆さんの方でしっかり選
んでいただき、全ては無理だと思いますので、確実にできるというものを絞り込んでやってい
ただければよいと思います。
個人的には、ゆるキャラというのは良いと思いますし、フルマラソンも琴平ぐらいからやれ
ば雰囲気があって、こんぴらさんをスタートとすれば、伊勢マラソンや出雲駅伝のようになっ
て、大変だと思いますが良いのではないでしょうか。
(事務局)
事業については今後、5 年間で実施していくわけですが、事業提案していく中で、財政的に
大丈夫なのかといった心配もしながら担当課もあげていると思います。
見ていただいても事業計画の無いものもございます。当然、事業計画をしていく中で、町の
財政計画も検討していかなければならない中で、極力効果のある事業を選択していきたいと
思っています。
(真鍋会長)
人口ビジョン、総合戦略は人口減少に歯止めをかけるということで、出産や育児というのが
重要になってくると思います。この会議でも女性委員がいらっしゃいますが、山神委員さんご
意見をお願いいたします。
(委員)
私は大学生で、子育てというのは視野に入っておりませんが、事業も拝見すると若者にとっ
ても興味深いものが多かったと思います。
私自身知らないことが多すぎて、この会議に参加させていただき、綾川町について知ること
ができたのが参加した良かった点です。
同級生でも県外に出ていった人も多いですが、住むとなれば帰ってきたいという友達もたく
さんいますので、そのような人達にとってもこのような情報を知るということが大切なことだ
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と思いますので、広報をしっかりしていただき、知っていきたいと思います。
(事務局)
私共のウィークポイントとして、発信力が弱いというところがありますので、このあたりに
ついては、綾川町の魅力発信ということで施策にあげており、各課で多くの方に知っていただ
くということに取り組んでいきたいと思っています。
(委員)
金融機関の立場からですが、私共は御客様回りをしています。お客様の希望として事業を継
続していくために、町との連携や金融機関との連携の中で、いろんな事業を考えられているお
客さんが多くいます。
例えば、事業承継、相続業務、M&A、医療介護など色々な悩みを抱えているお客さんが多
くいます。職を重視する中で、企業支援、創業支援、基幹産業である農業の活性化等において、
ビジネスマッチングという形で連携を求められています。
私共も 4 月には地方活性化デスクというものをつくり、その中で地方創生振興チーム、コン
サルティングチーム、医療介護チームをつくり、企業支援を行っています。
町の方もそのようなところに力を入れていただき、企業支援を行っていただきたいというこ
とがお客さんの希望でもあり、地方創生に対して寄与するものと思っております。
(事務局)
この会議の主旨であります様々な分野の方に集まっていただき、ご意見をいただくというの
は非常に大切なことだと思っております。
我々、役場の職員は役場内だけですが、色んな意見を聞くためには、ここにいる皆さんが営
業マン、パイプ役となり、我々が今まで繋がりがなかった企業や組織に繋いでいただければ、
私共も助かると思っています。
現に地元の企業をご紹介いただき、社長もおいでいただき、観光のためにこのような施設を
つくったので皆さん見てくださいという情報もいただき、繋がりが出来たところです。
このような繋がりを大切にしていきたいと思っています。
(委員)
綾川町は広いので、地域によって特性がありますので、色んな施策を町内全域でやっていく
のは、財政的に問題もあり、出来ないと思います。
綾川駅周辺、イオン周辺は中心になりつつありますので、そういったところでは定住促進す
るためにベッドタウンを進め、国道 32 号やコトデンとの利便性を高めていく。もう一方では、
農業試験場の周辺では、農業用の施設や特区的なものであったり、農業関連の施設やそれに携
わる人達が集まるような産業集積ができるようなまとまりをつくっていくのが課題になると思
います。
町内は広いので分散していくこととなり、個々は良いものがあっても点でしかないので、も
う少し集まるような形になっていけば施策の効果も出やすいですし、限られた財源の中ででき
ると思います。
(事務局)
おっしゃられたように町の都市計画マスタープランでも綾川駅周辺の開発と併せてコトデン
各駅の周辺を中心とした整備を行っていくとしております。それと農業試験場、農業経営高校
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等の農業関係の施設や運用というものもあります。また、南部では観光施設もあり、地区を越
えての施策を図り、どの地区も同じような施策を適用するというのは困難ですので、地域を限
定しての施策も必要と思っておりますので、今後、検討させていただければと思います。
(委員)
先日、四国新聞にも掲載されておりましたが、ふるさと納税という考え方があり、東かがわ
市だったと思いますが、色々な取組をされて、今年度は税収がプラス 1 億円ということであっ
たと思います。
綾川町は、昨年度ベース程度だったと思いますが、上手にPRをすることは税収にも関わっ
てきますし、それを有効活用することもできるので、綾川町を全国に知ってもらう機会にもな
りますので、ふるさと納税も上手にPRして集めることも良いと思います。
それ以外では、丸亀市が地方創生のリーダーを育成する塾みたいなものを開催するというの
があったと思います。今回、地方創生はこの場を借りて考えているとは思いますが、女性の学
生さんも来られてはおりますが、若い方を中心にこれから将来を担っていく人がどのように考
え、綾川町をもっと住みよいまちにしていくのかを考える機会があれば良いと思いますので、
同じような取組もよろしいのではないでしょうか。
あとは我々がどれだけ考えたとしても、広がっていかないということも考えられます。
例えば投票率を上げていただき、皆さんが綾川町のことに興味を持っていただき、意見を発
信してもらえるような取組もよいと思います。
学校の再編問題も色々と出ていると思います。考え方として綾川町の学校で一貫教育という
のもあるかもしれません。どこまでの一貫教育というのはありますが、地元でしっかり学んで
いただき、他でも学んでいただくというきっかけをつくることも地元を愛してもらうための一
つの方法かと思います。
今回、良い案がたくさん出ていますが、これをどのようにPRしていくかが大事だと思いま
す。例えば一冊の冊子にして各家庭に配布し、色んな取組がメニュー表のような形で、自分に
あうものを探して何かあれば問い合わせていただくことも考えられます。
皆さんにこのようなメニューがあるということを知っていただくきっかけをつくることが大
事だと思います。
基準値に対して、平成 31 年、32 年の目標値を設定していますが、5 年間での進捗をどのよう
な形で誰が確認するのか、5 年後にもう一度このメンバーで集まるのか、それとも役場の方を
中心に確認するのか、その時に軌道修正はどうするのかということです。
国、県でもやっているとは思いますが、予定等があればお教えいただければと思います。
(藤井町長)
先ほどの皆さんのご発言はありがたいものです。心から感謝しています。今後ともよろしく
お願いします。
(事務局)
管理の関係ですが、総合戦略を策定し、それで終わりというわけではありません。
今回の総合戦略については、PDCAサイクルをきちんと実行して点検しなさいということ
にしております。
計画をたてて実際にやってみて、再度、創生会議や役場でも点検をして、次の改善にもって
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いくように進めたいと考えております。
(委員)
情報発信の仕方についてですが、記者が飛びつくのは、県内発、四国最大級という文句に弱
いと思います。
先ほども出たマラソンですが、香川県内ではフルマラソンが公認コースでは行われておりま
せん。四国では、他の 3 県では行っており、香川県だけがない状況です。もし、香川県で公認
コースで開催するということになれば、かなり話題性としては高いと思います。
(委員)
四国新聞で幸福度調査というのがありましたが、綾川町はかなり低い数字でしたが、どうし
てでしょうか。
(委員)
5,000 人の方にアンケート調査を実施し、返ってきたものを集計しております。理由的なも
のは良くわかりません。
(事務局)
アンケート調査の内容について確認したのですが、他市町との影響もあるため今の段階では
教えていただけないということでした。
町独自に住民の幸福度を高めるような施策をたてていかなければいけないと思っております。
(委員)
良い内容がたくさんあって、網羅されていると思いますが、子ども達のアンケートを見ると
知らないからこのようにした方がよいというものが出ていると思います。
これに対してこのようにやっていますというものもたくさん出ているので、上手くミックス
して、子ども町民会議のようなものをイベント的にやって、皆の意見を町は聞いていますよ、
皆のために頑張っているということ新聞等でPRできればと思います。
(委員)
日経新聞の記事で過去に出ていたもので、三大都市や首都圏を外した 2010 年から 2040 年の
推計値の人口伸び率ベスト 10 というものが出ており、
富山県の船橋村
(全国最小の村)
で 13.8%
の伸びとなっています。
ベスト 10 全てはみておりませんが、ほとんどが 40 分以内のベッドタウンでした。
二つ目は産業誘致型で、福祉も含めてこの 3 つが上手くかみ合っていると感じました。
一番は福岡県のまちで 30%もの伸びとなっていました。
都心は徐々に住むところではなくなり、
地価の安い 40 分から 1 時間圏内から通勤するという
ことになると思います。そうなってくると、立地というのは変えられないので、綾川町という
のは優位性があると思います。
住民が自らのこととして、先ずは危機感の共有をし、戦略の一体感をもった住民全てを巻き
込んだ実践ということに最終的にはなると思います。先ほどから話が出ているように情報開示
をしながらきちんと事業を行っていく、わかりやすさと繰り返し御伝えしていくということを
お願いし、我々も発言した内容は責任を持って、企業・組織に帰って関与し続けるということ
が重要と思います。
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(委員)
情報発信についてですが、本日の最初に 4 つの基本目標についてターゲットを決めて、訴え
るような内容にしてはという意見がありました。
もしかすると情報発信もターゲット毎にPRをしていけば良いのではと思いました。
例えば、学生向けにPRするのであれば、学校にポスターをつくって綾川町ではこういう取
組をやっていますと紹介するとか、農業であればJAさんにお願いするとか、電車で通勤され
ている方にはコトデンの各駅に貼るとか、若いお父さん、お母さん向けには学校のPTAを通
じて実施するといったように、
ターゲット毎にPRをすれば、
それぞれに訴える内容がストレー
トに伝わると思います。後は、新聞等の媒体を使い上手く興味を引くようにしてはどうかと思
います。
皆さんに綾川町が変わっていくということを期待させるような、わくわくさせるような変化
の取組をPRしてはどうでしょうか。
(事務局)
我々がやっている中で、住民の方に理解していただけていないというのが一番責任を感じま
すし、力不足と思っております。
広報が大事かと思いますので、やり方等を検討していき、住民の方に内容をわかっていただ
くということでやってまいりますので、よろしくお願いいたします。
(委員)
総合戦略の中で、何から始めるのか、何から始めたら効果的なのかということがあると思い
ます。
ゆるキャラという話もありましたが、住民に馴染みのあるものから始めるということも一つ
の方法と思いますし、大きく予算をかけずに始めるのも一つの方法と思います。
また、イベントや子ども中心の生活になっているので、そのようなものを開催し、集客を高
め綾川町を知ってもらうということも一つの方法ではないかと思います。
学生のアンケートの中で起業をしたいという人が 0%だったのですが、今からの世代を担っ
ていく方に地元で起業するという考えを持っていただけたらと思います。
事業承継もそうですが、起業をするという考えが 0 だったのは意外でした。
(真鍋会長)
それでは、他に意見が無いようでしたら、議題(2)は終了させていただき、議題(3)に移
らさせていただきます。
議題(3)その他について、事務局より説明をお願いいたします。
議事(3)その他について
(事務局)
今後の予定について説明したいと思います。
本会議を経て資料等をまとめて、総合戦略の本文の肉付けしてまいります。そして 1 月には
パブリックコメントを実施したいと考えています。
その意見等を受けて、第 4 回綾川町まち・ひと・しごと創生会議を 2 月 9 日(火)13 時 30
分より開催したいと考えております。
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内容としては、パブリックコメントの報告と人口ビジョン(案)の確認、総合戦略(案)の
確認をしていただきたいと考えております。
その後 3 月に人口ビジョン、総合戦略の策定及び公表に移っていきたいと考えております。
(真鍋会長)
確認ですが、
パブコメは人口ビジョンと総合戦略の両方となると考えてよろしいでしょうか。
(事務局)
そのように考えております。
(真鍋会長)
委員の皆様のお手元にある総合戦略は、まだ追加されていない状態だと思いますが、追加し
たものを委員の皆さんにお配りし、意見をいただいて修正してからパブコメを行いますか。そ
れとも、今日の内容を反映したものでパブコメを行うと同時に私達委員の意見をいただくとい
うように進めるようにしますか。
日程的に後者の方がよろしいわけですね。
(事務局)
日程的にタイトになってまいりますので、後者の方でお願いできればと思います。
(真鍋会長)
委員の皆さんもそのようなことでよろしいでしょか。
今日のご意見をいただいたもので、事務局の方で再度、練り直し、修正していただいたり、
肉付けをしていただいて、それをパブコメしていただいたものを私達が見て、意見があれば事
務局へ伝えるということです。
意見は、2 月の委員会までにお伝えした方がよろしいわけですね。
委員の皆様には、パブコメした書類をお送りいただき、何月何日までに意見を下さいという
ことも含めて郵送していただけますでしょうか。
それとともにパブコメはホームページであれば、ホームページのURLも一緒にお知らせい
ただいて、
委員の皆さんは紙でも見られるし、
ホームページでも見られるようにしていただき、
指定された期日までに意見を出していただくようにしたいと思います。
郵送の期日はどれくらいになるでしょうか。1 月末ぐらいでしょうか。
(事務局)
もう少し早目にさせていただきます。
(真鍋会長)
役場から書類が来るのは年明けになりますか。年明け中旬までにはお送りいただくというこ
とでよろしいでしょうか。
(事務局)
はい。
(真鍋会長)
1 月中旬ぐらいまでにパブコメの書類をいただいて、次回が 2 月 9 日なので、1 月中一杯で意
見があればいただくということで、具体的な日程は事務局の方で入れていただくことでよろし
くお願いいたします。
それでは、以上で、第3回綾川町まち・ひと・しごと創生会議を閉会したいと思います。
10
どうもありがとうございました。
閉会
-以上-
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