SINUMERIK 840D sl オペレーティングシステム NCU (IM7) システムの納入条件システムの納入条件適用範囲本ドキュメントは、コンパクトフラッシュカード上のオペレーティングシステムとして Linux とともに供給されるすべてのシステムに適用されます。これには、タイプ NCU 7x0 のすべての NCU などが含まれます。コンパクトフラッシュカードの構造と内容コンパクトフラッシュカード上には、Linux パーティションおよび FAT パーティションがあります。コンパクトフラッシュカードのメモリ領域は主に、システムソフトウェアとユーザーデータを含む Linux-EXT3 パーティションで占有されています。 2MB の大きさの FAT パーティションも存在しますが、内部管理目的でのみ使用されます。システム運転時、コンパクトフラッシュカード上の EXT3 パーティションで以下のディレクトリ(これは抜粋であり、完全なリストではありません)を使用できます。ディレクトリ用途 /siemens Siemens システムソフトウェア用に予約 /addon Siemens アドオンソフトウェア用に予約 /oem 機械メーカによる追加のソフトウェアおよび設定 /user • • • ユーザーデータの保存先 HMI アプリケーションの設定システムのセットアップ時に HMI アプリケーションを使用して作成されるデータ。 /system Linux オペレーティングシステム /user/system/etc ファイル basesys.ini(修正可能) /user/common/tcu TCU 設定ファイル /var/log/messages システムファイル(Windows の event.log と同様) /user の下のディレクトリにあるファイルは、常に/oem → /addon → /siemens にある同名のファイルに対して優先権を持ちます。 This document constitutes a free excerpt compiled by the user himself/herself from the documentation provided by Siemens for this product. Siemens disclaims all liability for the completeness of this document. It shall only be used for the user's own internal purposes. It shall not be passed on to third parties. The complete documentation can be found at: /dokumentation/default.aspx?DocVersionId=19647324939&Language=ja-JP&TopicId=19536885003 2017/04/29 SINUMERIK 840D sl オペレーティングシステム NCU (IM7) システムの納入条件注 Linux に適したエディタほとんどの Linux システムファイルでは、行の終わりには Windows で使用する CRLF ではなく LF を付けなければいけません。エディタを選択する際にはこれに注意してください。「セットアップ」では、HMI アプリケーションエディタが適しています。 Linux オペレーティングシステムでは、UNIX エディタ vi が使用できます。 Linux オペレーティングシステムは大文字と小文字を区別することに注意してください。プリセットユーザー以下のユーザーがあらかじめ設定されています。ユーザー保護レベル対象 Operator キースイッチ位置 0 オペレータ、ユーザー Operator1 キースイッチ位置 1 オペレータ、ユーザー Operator2 キースイッチ位置 2 オペレータ、ユーザー Operator3 キースイッチ位置 3 オペレータ、ユーザー user パスワード:CUSTOMER オペレータ、ユーザー service パスワード: EVENING サービス員 manufact パスワード: SUNRISE 工作機械メーカ This document constitutes a free excerpt compiled by the user himself/herself from the documentation provided by Siemens for this product. Siemens disclaims all liability for the completeness of this document. It shall only be used for the user's own internal purposes. It shall not be passed on to third parties. The complete documentation can be found at: /dokumentation/default.aspx?DocVersionId=19647324939&Language=ja-JP&TopicId=19536885003 2017/04/29