夏に向かって イメージチェンジ! 今年の夏も暑くなりそうですね。 暑い夏は動物にとって熱中症などを 起こしやすくなるので要注意です。 熱中症予防をかねて毛の多い子は サマーカットしてみてはいかがでしょうか? 夏を涼しく乗り切りましょう! トリミングご希望の方は お電話などでご予約下さい。 おうちの子のノミの予防はお済みですか? 梅雨があけて、気温が上がってくるとノミが活動し始める季節です。 散歩に行かないワンちゃんも室内飼いのネコちゃんも 人やネコが外からノミを運ぶ可能性があるため、 ノミがうつる可能性があります。 また、一度ノミが家に持ち込まれると繁殖するので駆除が大変です。 そうならないうちにノミの予防をしておきましょう。 ノミの予防には月1回滴下するフロントラインなどがおすすめです。 スプレータイプなどもありますので、お気軽にご相談下さい。 『なぜ、局所麻酔ではなくて全身麻酔が必要なの?』 という疑問を抱かれたことはないでしょうか。 動物は検査・処置の必要性を理解することができません。 嫌がる動物を無理に抑えつけて色々な処置を行う事で、 動物の不安をあおることになります。 全身麻酔を行う事で、動物が苦痛を感じることなく、 また体を動かさないことで安全に手術を行う事が できます。 全身麻酔を行う前にまず麻酔前投薬を注射します。 麻酔前投薬は麻酔期の動物の安全性を高め、動物の ストレスを軽減し、麻酔の導入や維持をスムーズに するという目的で投与します。前投薬を注射後、少し まどろんだ所で次に麻酔導入薬を注射します。この 麻酔導入薬によって、動物が暴れたりせず、 スムーズに気管内に気管チューブをいれることが できます。そして、気道を確保した後、ガス麻酔で 維持します。 手術中は、心拍数・呼吸数・血圧・酸素飽和度を 常時モニタリングし、また実際に心拍数を聴診する ことで麻酔中の動物の危険を察知し、麻酔中の動物の 安全を確保しています。 手術終了後、ガス麻酔を終了し動物が覚醒してきたら、 装着していた気管チューブや心電図モニターを外します。 動物や病気の重症度、麻酔時間によって麻酔からさめる 時間には個体差があります。 動物の麻酔についてのまめ知識 KAC便り 2008年 夏号 当院で使用 手術前に必ず血液検査、場合によっては している 生体モニター レントゲン検査・超音波検査などを行い、 フクダME 全身状態を確認し麻酔に対する安全性 バイオスコープ AM120 を確認した上で、麻酔を行います。 ただし、術前検査で問題が なくても麻酔のリスクがゼロというわけではありません。 そこで、飼い主様には必ず麻酔および手術に対する説明を させていただいた上で麻酔同意書を頂いていますので、 ご理解のほどよろしくお願いします。 *上記の麻酔方法は、あらかじめ短時間麻酔とわかっている手術(ネコの去勢 手術など)や、気管チューブ押管が困難な場合(ウサギ・トリ・ハムスター などのエキゾチック動物)では方法が異なります。
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