2016 年 2 月 26 日(金)5:30 ~ 6:30 p.m. サンライフ松江 研修室(2)【筆記用具持参】 (保護者様もご一緒にどうぞ) 基本理念 実用英語(使える英語)の基本は文法の学習にある 近年「早期英語教育」の名のもとに英語のスペリング のある人でした。 も教えず、音声面ばかりに重点を置き、簡単な挨拶や 「文法などを覚える必要はない」、「英会話学校や英 歌・ゲーム等をやる傾向が多く見られます。しかし英語 語圏へ直接行ったほうが早く身につく」などと主張する を学ぶ場合にどうしても身につけなければならないの 人がいます。 は、文法と語彙です。人間の身体に例えれば文法が骨で たり話したり書いたりしている日本語(母国語)と、 語彙が肉です。 正しい文法の知識と豊富な語彙力を身 学校に入学してから学ぶ英語を同じレベルで論じるこ につけて、初めて外国語の運用が可能となります。 とは、甚だ非論理的であると言わざるをえません。 英語を話せるようになりたいと望んでいる方も多い しかし、私たちが生まれたときから聞い 指導者側の語学力、指導法そして自己研鑽意欲と、 と思いますが、英語教育活動歴39年目の私の経験では、 学習者本人の強い こころざし があれば、いくらでも 英語を話すのが上手な人は例外なしに文法力と語彙力 聞く力や話す力を伸ばすことができるのです。 教育現場を憂う 県や市の教育委員会は国際化に先駆けていち早く いといった教育現場の実態が浮上しています。 これで ALT(Assistant Language Teacher) を教育現場に導入 は、英語教育の理念からは明らかに逸脱してしまってい してきました。 しかしながら、その理念と実態とにギャ ると言えるのではないでしょうか。 ALT は歌やゲーム ップが生じていることは紛れもない事実のようです。 的な内容に固執せず、また、JTL(Japanese Teacher of 生徒達は ALT の授業に楽しさを感じているようです Language ―日本の英語の先生)も日頃から英語をふん が、その殆どが歌やゲーム的な内容に傾いてしまってい だんに使った授業を展開していくように、お互いが研修 ます。 一方、生徒の一部には ALT のゲームによる授業 を積んでいくことが求められていると言っても過言で を「遊び(息抜き)の時間」と受け止めてしまい、せっ はありません。 かくの native speaker の授業にあまり魅力を感じてな 小学校での英語教育は、 2020 年度の学習指導要領から小 3 で必修化し、 小 5・6 では成績がつく「教科」に変わる教育改革を推進しています。 移行期間を考えますと、2018 年度から新しい授業を行う学校も多くな ると予想されます。目安と致しましては、2007 年度生まれで現在小 1 の お子さんが小 5 になるときに教科化し、2009 年度生まれで現在幼稚園児 年中のお子さんが小 3 になるときには必修化されることになります。 Katie English Seminar (K.E.S.)…小・中学部の特徴 ① 語彙・語法問題・英作文・和訳・長文読解がスムーズにできるよう、文法用語をきちんと押さえ た徹底した文法指導 中学校の教育現場では語彙や文法の説明があまりされず、文法用語を使った授業や問題演習が 著しく少ない反面、定期考査になると高度な文法力や豊富な語彙力が要求されるような難しい試 験問題が出題され、授業内容と試験問題には大きなズレがあるように思われます。 また、英語を学ぶ者にとって不可欠な要素である「英文の構造」(S+V, S+V+C, S+V+O, S+V+O+O, S+V+O+C)に殆どふれられていないため、英作文や和訳の問題が課せられても、 どの語(品詞)をどの位置にどう並べればよいのか、また、どう結び付けて考えればよいのかさ え充分に分からず、お手上げ状態の中学生が意外に多いのではないでしょうか。 更に、高校に入学するとすぐに『英語の基本五文型』や品詞等に関する高度な文法内容や語法 の知識が要求され、高校1年生の4月の段階で既に中学校と高等学校との学習内容の大きなギャ ップについていけなくなってしまう生徒も少なくないようです。 ................ K.E.S.ではこのような教育現場の矛盾した実態を考慮して基本的文法事項の指導から始め、高 .......................................... 校入試問題や更には高校1年次の学習内容に至るまで丁寧に分かりやすく指導を展開していき ... ます。 ② Listening ability(聞く力)と Speaking ability(話す力)の強化 アメリカ発音とイギリス発音の違いを音声と発音記号を通して解説しながら、ネイティブ・ス ピーカーにより近づけた発音指導を行っていきます。 また CD、音楽(英語)を併用して、学 習したばかりの文法や語彙をテーマにしたリスニング・ディクテーション・英会話等の反復練習 .................... を積み重ねながら、英語の総合学習(読む・書く・聞く・話す)を推進していきます ③ 辞書を併用しながら語彙力の強化をはかる 残念ながら中学校の授業では辞書は殆ど活用されていません。 辞書も満足に引けずに入学し てくる生徒も少なくないということを現場の高校の先生方からよくお聞きします。辞書は、その語 の意味ばかりでなく、発音の仕方、品詞、三人称・単数・現在形、過去形、比較級・最上級、現在分詞・ 過去分詞の作り方とその発音の仕方、また文の中ではどのようにしてその語や品詞が使われてい るのか等、数え上げればキリが無いほどの素晴らしい知識を私たちに提供してくれるのです。 .. .. . ......................................... K.E.S.では辞書持参が条件となっておりますし、辞書を引きながらの受講形態をとっています。 小学生の英語学習 中学入学のための基礎づくり + 高校・大学受験に向けての長期的なビジョン 上記に掲げました3つの基本的事項を基盤と致しまして、小学生はローマ字の見直しや間違っ た表記、和製英語の落とし穴などの実例提示から、さまざまな文法事項を織り込んだ英語学習へ と進めていきます。 以下具体的な実践例を一部挙げておきます *中学校教科書の単元に従って、文法・単語などを講義形式で詳細に分析・説明し具体的な理解力 と高度な文法力が身につくように指導いたします。 *舌・歯・唇の動きを実際に観察していただきながら、よりネイティブに近付けた発音指導を実践 していただきます。早い段階で高度の文法力が身につき、アメリカ発音とイギリス発音の違いを 聞き(使い)分けられるようになります。 *二通り以上の発音のある語(例えば orange)や二重母音(例えば[au]) ・半母音(例えば yes [jes]) ・ 有(無)声子音・音節・アクセントなど発音記号に関する基本用語を学習しながら、語と語のリ ダクション(音の強弱)・リンキング(つながり)・文全体のリズムやイントネーションなどをチ ェックして、声に出して練習していただきます。 ご質問等ございましたら、以下へお問い合わせ下さい。 ケイティ イングリッシュ セミナー http://katieenglishseminar.jimdo.com/ 代表:景山 和栄 TEL: 09049060149
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