518liO !* z 4079 なかじま けんと 中嶋 研人 ^yU (# mc) 1 e 近畿大学 理工学部 L 音楽構造の視覚化、解析、および応用 ¦X%§ (^r$) ~<C<Z I`: 現在存在する音楽再生ソフトは、再生中の位置、及びその指定 に直線状のスライダーを用いている。しかし、このスライダーは 指定する位置に関して、時間の情報しかユーザに提示していな い。そのため、「サビの部分を聞きたい」、「一番を飛ばした い」といった特定のフレーズやフレーズ群への操作を行うことは 困難である。そこで本発明ではこれらの問題を、音楽の構造を視 覚化し静止画として提示することにより解決する。 <図1>は<ポルノグラフィティのアゲハ蝶>を視覚化したもので ある。画像を作成するにあたり、音楽の波形の絶対値をと り、10ミリ秒ごとに積分しダウンサンプリングをした上で、適 当な時間ごとに分割し波形断片を作成する。x番目とy番目の波 形断片に対し、適当な関数をかけ類似度や関係性の指標を算出 し、濃度としてxy平面に対しプロットする。RGB色成分それぞ れに異なる関数を用いる事でカラー画像として出力でき、多くの 情報を詰め込める。<図2>は色成分を分離した画像である。10分 程度の曲であっても4、5秒程度で画像を生成できる。 <図1>において、再生位置はx、y座標が再生時間と一致する対 角線上を進む。対角線上には白枠で示す4つのブロックの存在が 読み取れ、それぞれ<図3>で示すこの曲の構造の各段に対応す る。ブロック1、2のように歌詞が異なっていても同一のフレー ズであれば同一のパターンになる。<図1>は対角線上に並んだブ ロックに情報が集中しているので、見やすいように画像処理に よってブロックを認識させ再構築させたものが<図4>である。 このように、本発明は音楽の構造を見ることを可能にするもの である。これにより、任意のフレーズへ容易にアクセスすること が可能になる他、聞かなくても曲の構造を把握することが可能で ある。また、画像処理によってフレーズを自動的に分割できるの で、動画編集時に音楽との同期を取ったり、一般的な意味での音 楽のビジュアライザに応用したり、さらには直感的な音楽の再構 成のためのインターフェースなどに応用することが可能である。 よって、本発明は携帯デバイスを含む機器上でただ音楽を楽し む人から、メディアを扱い作品を制作する人まで様々な人が利用 することができる。 4 3 2 1 図1 本発明によって視覚化した音楽 図2 図1をRGB色成分ごとに分離した画像 1 サビ 間奏A Aメロ Bメロ 2 サビ 間奏A Aメロ Bメロ 3 サビ 間奏B 4 サビ サビ 間奏A 図3 図1に用いた音楽の構造 図4 図1を再構築した画像 他の曲に対して視覚化を行った結果 G2:537@Nb)E# E-mail [email protected] Tel 0742-49-0497 Dm 631 - 0001 奈良市北登美ケ丘 2-9-11 |efB¢=G"v2:537zI-*'( iOt¥R*n}k@£ < iOt¥ iO {-F=v2:537]VJ<d,ax,# 2:537gs(* 6 ;uhB¢¦iOt¥qjW\h§|efB¢2:537iOQpSAwI @£-J<d+*#SB[iOt¥H¡,+ *#.t t¥ax-/06/ /06/UUMmc-H#?&>o iO K¤-YT 2:537gsqjW\+YT*#2:537gs#K¤,+-P& #t¥ax$@Mx-"2:537gs#C+?_
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