5月は、入学・進級してからちょうど1カ月目を迎え、また

平成27年 5月 11日(月)
県立清武せいりゅう支援学校
保健室
青葉、若葉、風薫る・・・すがすがしいイメージの言葉で表されるように、5月は
1年のうちでも過ごしやすい時期。新緑のパワーをもらって、いろいろなことに頑張れ
そうな気がしてきます。ただ、新学期の疲れが出やすい時期でもあります。
「疲れ
たな・・・」と思ったら、早めに休んでくださいね。
5月は、入学・進級してからちょうど1カ月目を迎え、また、ゴールデンウィークによっ
て、生活リズムが崩れやすい時期でもあります。大人でも、仕事の日と休日が小刻みに入れ
替わると家を出るのが面倒になったり、緊張感が保てなかったりするもの。子どもたちには、
より顕著に表れます。
また、子どもたちの緊張の糸が緩み始め、4月には出来ていたことがそういかなくなる
ケースもあります。ただ、こういう不安定さは、4月期もあったのです。緊張していたため、
その思いを表わすことができなかっただけ。否定的にとらえず、うまく、この5月を乗り越
えていきたいものです。
5月は慣れていくプロセスにある時期、言い換え
れば通過点に過ぎない時期です。目に見えて「でき
ること」「分かること」を増やしていくような対応
をしすぎないことが大切です。子どもによっては、
4月当初の対応をもう一度丁寧に繰り返してあげ
たほうがよいケース
もあります。焦らず、じっくり
見守りましょう。
5月は行動範囲や人間関係が広がり、自分の意思
を表し始める時期でもあります。トラブルが起こり
そうな状況や、ケガが起こりそうな場所を予測し、
問題が深刻化することがないよ
うな配慮をすることが必要です。
子どもの「思い」をうまく表出で
きるような働きかけが大切にな
ってきます。
5月は体調の崩れや感染症(水ぼうそう、風し
ん、麻しん、おたふくかぜなど)にかかるケース
が多い時期であることを踏まえ、心身の状況の丁
寧な把握に努めましょう。
直接、または連絡帳等を
通して、家庭や学校での様
子を共通理解していきまし
ょう。
子どもの不安定さが生じると、保護者の方自
身も動揺してしまうことがあ
ります。不安に感じたときは、
すぐに担任・副担任の先生へ
ご相談くださいね。
近年の研究で、自然界の音は、「1/fゆ
らぎ」という規則正しさと不規則さがバラ
ンスよく調和したパターンになっているこ
とがわかりました。このパターンが人に心
地よさを与えるようです。
自然界の音ではなくても、モーツァルト
などのクラシック音楽は、このパターンを
もっているそうです。
お香やアロマオイルなどの香りを嗅ぐこ
とも、リラックスするのに効果的です。
おすすめは、イランイラン・カモミール・
ゼラニウム・ラベンダーなどがありますが、
基本的に、自分が嗅いでいて心地よいもの
を選ぶと良いですよ(ちなみに、私のおす
すめは、オレンジス
イートというアロマ
オイルです)
。
ただし、説明書をよく
読んで、正しく使うよ
うにしましょう。
「ビタミンB1」が不足すると、イライラ、
不眠、集中力の低下などの症状が現れます。
不足する前に、日頃から摂っておきたいで
すね。
「ビタミンC」は、ストレスを受けたときに、全身の抵抗力を高める働きをしてくれます。
①肩を上げる。②少し止める。
③息を吐きながら力を抜いて、
ストンと肩を落とす。
首・肩の力を抜き、
首をゆっくりとまわす。
①両手を組んで前へ伸ばす。
②おへそを覗きこむようして、背中を丸める。
両手を組んで上に伸ばしながら、
胸を張る。
①腰を伸ばす。
②体を後ろにひねり、背もたれをつかむ。