○講師 外務省在リヨン領事事務所 所長 小林 龍一郎(こばやし りゅういちろう) ○プロフィール 昭和 41 年 5 月 23 日岡山生まれ。 岡山朝日高校、学習院大学卒業、早稲田大学大学院中退後、平成 6 年 4 月外 務省入省(仏語専門職)。国際科学協力室、在フランス大(在リヨン在外研修)、 在ギニア大、本省帰朝後、西欧第一課、経済局総務参事官室、外国人課、経済連 携課等で勤務、在フランス大使館、在エチオピア大使館勤務を経て、平成 26 年 9 月から在リヨン領事事務所長を務める。少林寺拳法 4 段、趣味多数。 ○メッセージ 富岡の皆様こんにちは。在リヨン領事事務所の小林龍一郎と申します。 私とリヨンの関係は今から 21 年前の外務省研修生の時代に遡ります。リヨン の人たちの絹にかける思いは大変強く、事実リヨンは絹を通して発展し、絹織物 の技術が、機械産業や化学産業を発展させました。現在リヨンには160を数え る日系企業が存在しますが、化学や機械関連の会社が多く含まれるのはその名 残です。 リヨンの人たちとの交流の中で培われた、絹に関するイベントをいつかこの リヨンでやってみたいという願いは、2015 年 11 月に、富岡市長及び富岡市民 の皆様のおかげをもちまして、大型文化行事「絹が結ぶ縁(SOYEUX DESTINS)」 として実を結びました。 その感謝の気持ちも込めて、皆様に、日仏外交、とりわけ、地方自治体間外交 の現実とその重要性について、お話しをさせていただきたく思っております。
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