◎用語説明 1230℃前後の高温で焼成し、 釉薬の上に絵付けした絵の具 ( 顔料 ) を釉薬層中に溶け込ませて絵柄を焼き付ける方 法で造られた製品です。 釉薬層中に絵の具が溶け込んでいるため、 食洗機 ( 研磨剤 ) による色落ちを防ぎ、 食品衛生法もクリアしています。 イングレーズ また、 高温で再焼成しているため生地の耐久性も増しています。 ただし、 使用できる絵の具の色数には制限があります。 染付 ( そめつけ ) ともいい、 素焼きした生地 ( 素地 ) に呉須 (ゴス : 濃藍色~淡青色) や錆 (さび : 黒色~褐色) 等で直接絵付けをした後に、 釉薬をかけて 1,300℃~ 1,350℃で焼成 ( 本焼成 ) した製品です。 素地に直接絵付けをしているため、 絵柄の耐久性が非常に高い製品ですが、 使用できる色数に限りがあります。 下絵付け また、 染付を施し焼成をした後に、 更に上絵付けを施したものが染錦 ( そめにしき ) です。 釉薬の上に絵の具 ( 顔料 ) を 800℃前後で焼き付ける方法で絵付けした製品です。 使用できる色数が豊富で、 様々なデザインが可能です。 ただし、 釉薬層の上に絵柄を焼き付いているため、 食洗機 (研磨剤入り ・ アルカリ成分の多い洗剤) を使用するうちに 上絵付け 絵柄の摩耗がおきます。 そのため、 絵柄の耐久性はイングレーズ、 下絵付けに対して劣ります。 強化磁器の素地 (生地) に陶器で良く使用される釉薬 (黄瀬戸 ・ 織部 ・ 粉引など) を掛けた製品です。 陶器 (土物) の柔らかな風合いを持ちながらも、 強化磁器のため丈夫で扱いやすさに優れています。 ハイブリッド 食洗機を使うことができるため、 業務用として気兼ねなく使用することができます。 ロクロ成型をする際に最も欠け ( チップし ) 易い、 口 ( 縁 ) の部分を職人の手作業で丸く滑らかに仕上げた製品です。 口元が破損し難いため器が長持ちします。 チップレス 強度が最も強く、 熱伝導率が高いアルミナ強化磁器製の製品です。 強化磁 器 この道 40 年のベテラン職人が長年の経験を活かして造る製品です。 通常よりも生地が硬く焼締まっており、 強度があります。 強 度磁器 職人が一つ一つ手描きで仕上げている製品です。 手 描 き 002
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