1 入札公告(建設工事) 次のとおり条件付一般競争入札に付します。 平成

入札公告(建設工事)
次のとおり条件付一般競争入札に付します。
平成 20 年 1 月 18 日
独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
契約担当役
鉄道建設本部 九州新幹線建設局長 元木
洋
1 工事概要
(1) 工 事 名
九州新幹線(鹿児島)、熊本軌道敷設(電子入札対象案件)
(2) 工事場所
熊本県熊本市、富合町地内
(3) 工事内容
本工事は、博多起点 94km014m∼106km370m間のスラブ軌道敷設工事を行う
ものである。
(4) 工
期
(5) 予定価格
24 箇月間
事前公表(予定)
本工事に係る予定価格を公表する場合は、入札日の 16 日前までに資格
確認者に対して通知するとともに、掲示により公表する。
(6)
本工事は、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成 12 年法律第 104 号)
に基づき、分別解体等及び特定建設資材廃棄物の再資源化等の実施が義務付けられた工事
である。
(7) 本工事は、入札時に施工計画等について記述した競争参加資格申請書及び競争参加資格
確認資料(以下「提出資料」という。
)を受け付け、価格以外の要素と価格を総合的に評
価して落札者を決定する総合評価方式の試行工事である。また、本工事は、契約締結後に
工事内容の変更について提案を受け付ける契約後VE方式の試行工事である。なお、入札
時に施工方法等の提案を行い、その提案が採用された場合には、採用された提案に対する
再度の提案は受け付けない。
(8) 本工事は、入札及び提出資料を電子入札システムにより実施する対象工事である。
なお、電子入札システムにより難い者は、契約担当役の承諾を得た場合に限り紙入札に
変更することができる。
2 競争参加資格
次に掲げる条件のすべてを満たす者とする。
(1) 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構契約事務規程(平成 15 年 10 月機構規程
第 78 号)第4条又は第5条の規定に該当しない者であること。
(2) 「平成 19・20 年度工事競争参加資格確認者」のうち「鉄道建設本部九州新幹線建設局
管内軌道(軌道)」に係る競争参加資格の認定を受けている者であること。
(注)会社更生法(平成 14 年法律 154 号)に基づき更生手続開始の申立てがなされてい
る者又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始の申立てがなされ
ている者については、手続開始の決定後、鉄道建設本部九州新幹線建設局が別に定める手
続に基づく競争参加資格の再認定を受けていること。
1
(3)
平成7年度以降に元請として完工(引渡し済のものに限る。)した 2km 以上のスラブ軌
道工事の施工実績(当該工事実績が当機構における実績の場合は、工事成績評定点が 65
点以上のものに限る。また、共同企業体の構成員としての実績は、出資比率が10%以上
の場合のものに限る。)を有すること。
(4) 当該工事種類における平成17年度及び平成18年度の当機構の工事成績が、2年連続で平
均が60点未満でないこと。
(5) 施工計画が適正であること。
工程管理に係わる技術的所見が適正であること。
(6) 次に掲げる基準を満たす主任技術者又は監理技術者を当該工事に専任で配置できるこ
と。
ア 1級土木施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有する者であること。
イ 平成7年度以降に元請として完工(引渡し済のものに限る。)した 2km 以上のスラブ
軌道工事の施工経験(当該工事経験が当機構における経験の場合は、工事成績評定点が
65 点以上のものに限る。また、共同企業体の構成員としての経験は、出資比率が 10%
以上の場合のものに限る。)を有する者を配置すること。
ウ 監理技術者にあっては、監理技術者資格者証及び監理技術者講習修了証を有する者又
はこれに準ずる者であること。
(7)
競争参加資格確認申請書(以下「申請書」という。)及び競争参加資格確認資料(以下
「資料」という。)の提出期限の日から開札の時までの期間に、鉄道建設本部九州新幹線
建設局長から独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の工事等請負契約に係る指
名停止等措置要綱(平成 15 年 10 月機構規程第 83 号)に基づく指名停止を受けていない
こと。
(8)
上記1に示した工事に係る設計業務等の請負者又は当該請負者と資本若しくは人事面
において関連のある建設業者でないこと
(9) 入札に参加しようとする者の間に資本関係又は人的関係がないこと。
3 総合評価に関する事項
(1) 入札の評価に関する基準
各評価項目について下記の評価基準に基づき加点する。
ア 施工計画について
評価項目
評 価 基
準
施工規模を考慮し、一連の施工順序に対応した機械
の配置、作業手順等の工程管理が明確に記載されて
おり、顕著な工夫がみられる。
得点
配点
1.0
工程 管 理 に 係 わ
る技術的所見
1.0
施工規模を考慮し、一連の施工順序に対応した機械
の配置、作業手順等の工程管理が明確に記載されて
おり、工夫がみられる。
2
0.5
施工管理技術者・担当技術者の体制(配
置)を評価する。
・施工管理技術者(スラブ軌道)
・施工管理技術者(ロングレール)
・施工管理技術者(測量)
・上記に係わる担当技術者は以下のとお
りである
・担当技術者(軌道スラブの授受)
・担当技術者(軌道スラブの据付作業)
・担当技術者(CAモルタル注入作業)
・担当技術者(レール面整正作業)
施工 上 配 慮 す べ ※ 施工管理技術者(スラブ軌道工事施
工経験6ヶ月以上)、担当技術者(直
き事項
結軌道の経験又はスラブ軌道施工技
術者資格認定証(日本鉄道施設協会)
を有するもの)の配置人数で評価す
る。
評価は、最大の施
工管理技術者・担
当技術者数を提案
した者に3点を加
算点として与え、
それ以外の施工管
理技術者・担当技
術者数を提案した
者に対してはその
数に応じて最高点
を按分して求めら
れる点数を加算点
として与える。た
だし、加算点は提
案する施工管理技
術者・担当技術者
数が 6 人以下の場
合は与えない。
5年以
施工管理技術者(スラブ軌道)の施工経
上
験を評価する。ただし、主任技術者及び
監理技術者と兼任している場合には評 2 年 を
価しない。
超え5
年未満
3.0
1.0
1.0
0.5
注) 複数の施工管理技術者(スラブ軌道)を候補として申請した場合の施工経験は、候補施
工管理術者(スラブ軌道)の下位の施工経験をもって評価する。
イ 企業の施工能力について
評価項目
施工実績(平成7
年度以降)
当機構における
指名停止等措置
評 価 基
準
得点
軌道敷設工事で軌道延長 20km 以上の施工実績
がある。
配 点
6.0
6.0
軌道敷設工事で軌道延長 10km 以上 20km 未満
の施工実績がある。
粗雑工事等での過去1年間(申請書
提出期限を基準日とする。)の指
名停止等措置状況(出資比率が最
大のものに限る。)
3.0
指名停止
-6.0
警
告
-4.0
注
意
-2.0
-6.0
注:指名停止等措置とは、指名停止等措置要綱別表1第2項、第4項、第5項若しく
は第7項に基づく指名停止、警告又は注意をいう。
3
ウ 配置予定技術者の能力について
評価項目
評 価 基
配置予定技術者
の施工経験(平成
7年度以降)
準
得点
スラブ軌道工事に5年以上の施工経験がある。
6.0
スラブ軌道工事に4年以上5年未満の施工経験が
ある。
5.0
スラブ軌道工事に3年以上4年未満の施工経験が
ある。
4.0
スラブ軌道工事に2年以上3年未満の施工経験が
ある。
2.0
配 点
6.0
注)複数の配置予定技術者を候補者として申請した場合の施工経験は、候補配置予定
技術者の下位の施工経験をもって評価する。
エ 配置予定技術者の能力
評価項目
評 価 基 準
実績として挙げた工事の担当分野において中心
的・主体的で、創意工夫等の積極的な取組みが確
技術者の専門技 認できる。
術力
実績として挙げた工事の担当分野において中心的
に工事管理を行ったことが確認できる。
当該工事の理解
度・取組み姿勢
技術者のコミュ
ニケーション力
得点
配 点
1.0
1.0
0.5
当該工事について適切に理解した上で、施工上の
提案等積極的な取組み体制が認められる。
1.0
当該工事について適切に理解している。
0.5
技術上の質問に対する応答が明快、かつ迅速であ
る。
1.0
技術上の質問に対する応答が良い。
0.5
1.0
1.0
(2) 総合評価の方法
ア 評価項目ごとの最低限の要求要件を満足する場合に標準点を与え、さらに技術資料の
内容に応じ、加算点を与える。なお、標準点は、100点とし、加算点は、(1)アからエま
でに示す評価項目の得点の合計点とする。
イ 総合評価は、標準点及び加算点の合計を当該入札参加者の入札価格で除して得た数値
(以下「評価値」という。)をもって行う。
(3) 落札者の決定方法
ア 入札参加者は、価格及び技術資料をもって入札し、次の(ア)及び(イ)の要件に該当する
者のうち評価値の最も高い者を落札者とする。
ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内容
に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約するこ
4
とが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認めら
れるときは(ア)及び(イ)の要件に該当する入札をした他の者のうち評価値の最も高い者
を落札者とすることがある。
(ア) 入札価格が予定価格の制限の範囲内であること。
(イ) 評価値が、標準点(100点)を予定価格で除した数値を下回らないこと。
イ アにおいて、評価値の最も高い者が2者以上あるときは、当該者にくじを引かせて落
札者を決定する。
(4) 評価内容の担保
技術的所見に記載された内容については、契約書に記載するものとし、工事完了後にお
いて、履行状況について検査を行う。受注者の責により入札時の評価内容が満足できない
場合は、工事成績評定を減ずる措置を行う。
4 入札手続等
(1) 担当支社等
〒812−8622 福岡県福岡市博多区祇園町 2 番 1 号 NBF博多祇園ビル 6 階
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部 九州新幹線建設局
契約課契約係 電話 092-283-9604
(2) 入札説明書の交付期間、場所及び方法
ア 交付期間 平成 20 年 1 月 18 日(金)から平成 20 年 3 月 6 日(木)までの土曜日、
日曜日及び祝日を除く毎日、午前 10 時から午後 4 時まで。
イ 交付場所 〒171-0021 東京都豊島区西池袋 1-11-1
メトロポリタンプラザビル 18 階
レールウェイサービス株式会社
電話 03-5954-0800
〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅前 2-19-17
トーカン博多第5ビル 402 号室
レールウェイサービス株式会社 福岡取扱所(アクトメディア㈱)
電話 092-402-9077
ウ 交付方法 交付に当たっては、実費を徴収する。
(3) 申請書及び資料の提出方法、期間及び場所
ア 提出方法
電子入札システムにより提出書類通知書を送信するとともに、申請書及び資料は、提
出場所へ郵送又は持参すること。ただし、1(8)により契約担当役から承諾を得て紙入札
へ移行した者は、持参すること。
イ 提出期間
(ア) 郵送による提出期間
平成 20 年 1 月 18 日(金)から平成 20 年 2 月 1 日(金)までの土曜日及び日曜日
を除く毎日、午前 9 時 30 分から午後 5 時まで。
(イ) 持参による提出期間
平成 20 年 1 月 18 日(金)から平成 20 年 2 月 1 日(金)までの土曜日及び日曜日
を除く毎日、午前 10 時 分から午後 4 時まで。
ウ 提出場所 上記4(1)に同じ。
(4) 入札書の提出方法、入札及び開札の日時、場所
ア 入札書の提出方法
入札書は、電子入札システムにより提出すること。ただし、1(8)により契約担当役か
ら承諾を得て紙入札へ移行した者は郵送(配達証明付郵便に限る。)又は持参すること。
イ 入札及び開札の日時、場所
5
(ア) 電子入札システムによる入札の締切りは、平成 20 年 3 月 6 日(木)午後1時
(イ) 持参の場合は、平成 20 年 3 月 6 日(木)午後1時までに独立行政法人鉄道建設・運
輸施設整備支援機構鉄道建設本部九州新幹線建設局契約課契約係に提出すること。
(ウ) 郵送による入札書の受領期限は、平成 20 年 3 月 6 日(木)午後1時(郵便による
入札の提出場所は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部九
州新幹線建設局契約課契約係)
(エ) 開札は、平成 20 年 3 月 7 日(金)午前 10 時 30 分に独立行政法人鉄道建設・運輸
施設整備支援機構鉄道建設本部九州新幹線建設局会議室にて行う。
(5) 工事費内訳書の提出方法
入札に際しては、入札書に記載された金額に対応した工事費内訳書を次により提出す
ること。
なお、提出された工事費内訳書は、入札書提出期限後直ちに確認するとともに、必要
に応じ公正取引委員会に提出する場合がある。
ア 電子入札システムにより入札書を提出する場合は、入札書に工事費内訳書のファイルを
同時送付すること。ただし、工事費内訳書ファイルの容量が1MBを超える場合は、別
途、郵送又は持参すること。
イ 1(8)により契約担当役から承諾を得て紙入札へ移行した場合は、工事費内訳書を表封
筒と入札書を入れた中封筒の間に入れて郵送又は持参すること。
(6)入札執行回数
ア 予定価格を事前公表した場合の入札執行回数は、1回とする。
イ 予定価格を事前公表しなかった場合の入札執行回数は、2回を限度とする。
(7) 入札の辞退
入札の執行完了に至るまではいつでも入札を辞退することができる。また、入札を辞退
した者は、これを理由として、以後の指名等において不利益を受けることはない。
5 その他
(1) 本工事の工事費は、当該工事を単独工事として積算している。したがって、同一業者が
同種の工事を、隣接する施工場所において、同時期(施工中の工事で施工期間が重複して
いる場合も含む。)に落札した場合は、当該工事を一括して発注した場合の工事費の積算
方法(共通仮設費、現場管理費、一般管理費等の経費比率)を基礎に協議のうえ、契約後
の請負金額を精査する。
(2) 手続きにおいて使用する言語及び通貨 日本語及び日本国通貨に限る。
(3) 入札保証金及び契約保証金
ア 入札保証金 免除
イ 契約保証金 請負代金額の 10 分の 1(ただし、低入札価格調査を受けた者との契約につ
いては、請負代金額の 10 分の3)以上(保証金納付箇所:西日本シティ銀行福岡支店)
また、有価証券等の提供又は銀行若しくは保証事業会社(公共工事の前払金保証事業に
関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第 2 条第 4 項に規定する保証事業会社をいう。)
の保証をもって契約保証金の納付に代えることができる。
なお、公共工事履行保証証券による保証を付し、又は履行保証保険契約の締結を行っ
た場合は、契約保証金を免除する。
(4) 入札の無効
本公告に示した競争参加資格のない者のした入札、申請書又は資料に虚偽の記載をした
者の入札、入札に関する条件に違反した入札、事前に通知した予定価格を超える金額によ
る入札又は工事費内訳書を提出しない者等がした入札は、無効とする。
(5) 契約後の技術提案
工事請負契約締結後、請負者は、設計図書に定める工事の目的物の機能、性能等を低下
6
させることなく請負代金額の低減を可能とする工事内容の変更について、発注者に提案す
ることができる。提案が適正と認められた場合には、設計図書を変更し、必要があると認
められる場合には請負代金額の変更を行うものとする。詳細は、示方書等による。
(6) 手続きにおける交渉の有無
(7) 契約書作成の要否
(8)
無
要
当該工事に直接関連する他の工事の請負契約を当該工事の請負契約の相手方との随意
契約により契約する予定の有無
無
(9) 配置予定技術者のヒアリングを実施する。
(10) 関連情報を入手するための照会窓口
上記4(1)に同じ
(11) 競争参加資格の認定を受けていない者の参加
上記2(7)に掲げる競争参加資格の要件を申請書等提出時において満たせない者も上
記4(3)により申請書及び資料を提出することができるが、競争に参加するためには、開
札の時において、当該要件を満たしていなければならない。
(12) 詳細は入札説明書による。
7