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Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
初版:2015 年 02 月 26 日
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このマニュアルで使用している IP アドレスおよび電話番号は、実際のアドレスおよび電話番号を示すものではありません。 マニュアル内の例、コマンド出力、ネット
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© 2015
Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
目次
概要 1
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 1
マニュアル リソース 2
コミュニティ リソース 2
導入アーキテクチャの概要 5
導入アーキテクチャ 5
導入の計画 7
ハードウェア要件 7
ソフトウェア要件 8
ネットワークの要件 9
サポートされるコーデック 11
電話機、ヘッドセット、およびカメラ 11
Expressway Mobile and Remote Access の展開 13
Cisco AnyConnect 14
シングルサインオンを使用した導入 14
シングルサインオンの要件 15
シングルサインオンおよびリモートアクセス 16
クライアント内の SAML SSO の有効化 16
サービス検出について 17
クライアントによるサービスの検索方法 18
Cisco UDS SRV レコード 19
音声およびビデオのパフォーマンス参照 20
Cisco Options Package ファイル 24
ディレクトリ統合 24
EDI ディレクトリ統合 25
UDS ディレクトリ統合 27
サポートされる LDAP ディレクトリ サービス 28
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
iii
目次
ドメイン ネーム システムの設定 28
QoS の設定 29
Cisco Media Services Interface 30
DSCP 値の設定 30
Cisco Unified Communications Manager のポート範囲 30
SIP プロファイルでのポート範囲の指定 30
クライアントによるポート範囲の使用方法 31
DSCP 値を設定するオプション 31
グループ ポリシーを用いた DSCP 値の設定 32
ネットワーク内の DSCP 値の設定 32
証明書検証の設定 35
必要な証明書 35
認証局により署名された証明書の取得 36
証明書署名要求の形式と要件 36
証明書のサーバ識別情報 37
クライアント コンピュータのルート証明書のインポート 37
サーバのセットアップ 39
セットアップ プロセスの確認 40
環境にディレクトリを追加する 40
サービス プロファイルの作成 41
ソフトフォン デバイスの作成 42
CSF デバイスの作成 42
ビデオ デスクトップ共有 43
セキュア電話機能のセットアップ 44
セキュリティ モードの設定 44
電話セキュリティ プロファイルの作成 45
電話セキュリティ プロファイルの設定 45
CSF デバイスの設定 46
証明書設定の指定 47
ユーザへの認証文字列の提供 48
セキュア電話の詳細 49
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 52
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
iv
目次
デスクフォン デバイスの作成 53
デスクフォン ビデオの設定 55
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 57
ビデオ レート適合の有効化 57
共通の電話プロファイルに対する RTCP の有効化 58
デバイス設定に対する RTCP の有効化 58
CTI サービスを追加する 59
CTI サービスの適用 60
URI ダイヤルの有効化 60
URI と電話番号の関連付け 61
URI を使用した電話番号の自動入力 61
ディレクトリ URI の検証 61
URI を使用した電話番号の設定 62
ディレクトリ URI パーティションの関連付け 63
連絡先の解決のための SIP 要求における FQDN の有効化 63
コール ピックアップ(Call Pickup) 64
コール ピックアップ グループの設定 66
電話番号の割り当て 67
他のコール ピックアップ 68
他のコール ピックアップの設定 68
ダイレクト コール ピックアップ 69
ダイレクト コール ピックアップの設定 69
自動コール ピックアップ 70
自動コール ピックアップの設定 71
Hunt Group 71
回線グループ 72
回線グループの設定 72
ハント リスト 73
ハント リストの設定 73
ハント リストへの回線グループの追加 74
ハント パイロット 75
ハント パイロットの設定 75
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
v
目次
ユーザの関連付けに関する設定 75
TFTP サーバ アドレス オプション 77
デバイスのリセット 77
CCMCIP プロファイルの作成 78
ダイヤル プランのマッピング 78
ダイヤル ルールの発行 79
Cisco WebEx ミーティングの統合 81
Cisco WebEx Meeting Center を使用したクラウドベース導入環境向けの会議の設定 81
Cisco WebEx Meeting Center による認証 81
[インスタントWebExミーティング(Instant WebEx Meeting)] メニュー オプショ
ンの無効化 82
クライアントでの会議クレデンシャルの指定 82
クライアントのインストール 83
インストレーションの概要 83
コマンドラインの使用 85
コマンドライン引数 86
サポートされる言語 90
MSI の再パッケージ化 91
カスタム インストーラの使用 92
カスタム トランスフォーム ファイルの作成 94
グループ ポリシーを使用した導入 94
カスタム プレゼンス ステータス 96
Cisco Media Services Interface 97
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール 99
設定(Configuration) 101
グローバル設定ファイル 101
グループ設定ファイル 101
設定ファイルの要件 103
導入の設定 105
グループ設定の作成 106
グローバル設定の作成 107
TFTP サーバの再起動 108
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
vi
目次
設定ファイルの構造 109
クライアント パラメータ 110
ディレクトリ属性マッピング パラメータ 111
ディレクトリ接続パラメータ 112
ディレクトリ クエリー パラメータ 115
連絡先の写真の取得 120
連絡先の写真のパラメータ 121
連絡先の解決 123
電話パラメータ 124
ポリシー パラメータ 126
ボイスメール パラメータ 129
Internet Explorer ポップアップ パラメータ 129
自動更新の設定 132
問題レポートの設定 133
カスタム埋め込みタブ 134
カスタム埋め込みタブの定義 134
ユーザのカスタム タブ 136
カスタム アイコン 136
UserID トークン 137
JavaScript 通知 137
カスタム タブでのコール イベントの表示 138
カスタム埋め込みタブの例 139
設定ファイルの例 139
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング 141
設定の問題 141
ディレクトリ統合の問題 144
ADSI のエラー コード 144
音声、ビデオ、およびデバイスの問題 144
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
vii
目次
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
viii
第
1
章
概要
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync, 1 ページ
• マニュアル リソース, 2 ページ
• コミュニティ リソース, 2 ページ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、Microsoft Lync から Cisco Unified Communications へのア
クセスを提供する Microsoft Windows デスクトップ アプリケーションです。 このソリューション
は、Cisco Unified Communications の多様な各種機能へのアクセスを提供することにより、Microsoft
Lync のプレゼンス機能とインスタント メッセージ機能を拡張します。拡張される機能には、ソフ
トフォン標準ベースのビデオ、ユニファイド メッセージング、会議、デスクフォン制御、電話プ
レゼンスなどがあります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync の主な機能は次のとおりです。
• Cisco Precision Video エンジンを使用してビデオ コールを発信および受信します。
• Cisco Unified Communications Manager 経由で電話を発信および受信します。
• Microsoft Lync 連絡先リストとのドラッグ アンド ドロップおよび右クリックの統合。
• Microsoft Lync とのインスタント メッセージングおよびプレゼンス機能の統合。
• コール中の無音、保留、および転送。
• ソフトフォンとデスクフォンのモード選択。
• 不在着信、発信、および受信の通信履歴。
• 着信コールのオーディオおよびビジュアル通知。
• アドホック会議。
• ビジュアル ボイスメール。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
1
概要
マニュアル リソース
• Internet Explorer、Microsoft Outlook および他の Microsoft Office アプリケーションからの Click
to Call 機能。
• 連絡先リスト、メッセージ交換、または Microsoft Lync のインスタント メッセージング セッ
ションからの Cisco WebEx ミーティングの開始。
• Expressway Mobile and Remote Access
• サービス検出
マニュアル リソース
このマニュアルについて
本書は、次の作業を実行するのに役立つ情報を提供します。
• 正常な展開を計画する。
• 展開環境をセットアップする。
• アプリケーションを設定および導入する。
• サポートされている環境およびソフトウェアを確認する。
• 音声、ビデオ、およびネットワークの要件を確認する。
その他の資料
追加情報については、Cisco UC Integration for Microsoft Lync マニュアルおよびサポート サイトを
参照してください。 このサイトにアクセス可能です:http://www.cisco.com/c/en/us/support/
unified-communications/uc-integration-tm-microsoft-lync/tsd-products-support-series-home.html。 Cisco
Virtualization Experience Media Engine のマニュアルおよび資料は、次の場所からアクセスできま
す:http://www.cisco.com/en/US/products/ps12862/tsd_products_support_series_home.html。
コミュニティ リソース
シスコでは、サポート担当者とやり取りしたり、製品についてディスカッションしている他のコ
ミュニティのメンバーに参加したりすることができるさまざまなコミュニティ リソースを提供し
ています。
シスコ製品のカンバセーションおよび共有サイト
機能、ライセンス、統合、アーキテクチャ、課題などをディスカッションしている他のコ
ミュニティのメンバーに参加します。 役立つ製品リソースとベスト プラクティスを共有し
てください。
https://communities.cisco.com/community/technology/collaboration/product
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
2
概要
コミュニティ リソース
シスコ サポート コミュニティ
IT のインストール、実装、および管理の質問については、シスコ サポート コミュニティに
アクセスします。
https://supportforums.cisco.com/community/netpro/collaboration-voice-video
シスコ サポートおよびダウンロード
豊富な製品サポート リソースを見つけ、アプリケーション ソフトウェアをダウンロードし、
製品およびバージョンに基づいて不具合を発見します。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html
シスコ エキスパート コーナー
シスコ エキスパートとやり取りしたり、共同作業したり、開発したり、共有したりします。
シスコ エキスパート コーナーとは、さまざまなエキスパートがコミュニティに寄与するリ
ソース(ビデオ、ブログ、ドキュメント、Web キャストなど)の集まりです。
https://supportforums.cisco.com/community/netpro/expert-corner#view=ask-the-experts
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
3
概要
コミュニティ リソース
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
4
第
2
章
導入アーキテクチャの概要
• 導入アーキテクチャ, 5 ページ
導入アーキテクチャ
導入図
次の図は、一般的なCisco UC Integration for Microsoft Lync 導入のアーキテクチャを図示したもの
です。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
5
導入アーキテクチャの概要
導入アーキテクチャ
導入コンポーネント
一般的な導入のコンポーネントを一覧して説明します。
デスクフォン
Cisco Unified Communications Manager に接続してシグナリングや設定を行います。
Cisco Unity Connection
ボイスメール機能を実現します。
Cisco Unified Communications Manager
• 音声コールおよびビデオ コールの管理機能を実現します。
• ユーザおよびデバイスに関する設定を行います。
• ディレクトリに接続してユーザ同期やユーザ認証を行います。
[ディレクトリ(Directory)]
ディレクトリのタイプは次のいずれかです。
• Microsoft Active Directory
• LDAP ディレクトリ
ディレクトリを Cisco Unified Communications Manager に同期させれば、スタンドアロン ディ
レクトリの代わりに Cisco Unified Communications Manager User Data Service をディレクトリ
ソースとして使用することができます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
6
第
3
章
導入の計画
• ハードウェア要件, 7 ページ
• ソフトウェア要件, 8 ページ
• ネットワークの要件, 9 ページ
• サポートされるコーデック, 11 ページ
• 電話機、ヘッドセット、およびカメラ, 11 ページ
• Expressway Mobile and Remote Access の展開, 13 ページ
• Cisco AnyConnect, 14 ページ
• シングルサインオンを使用した導入, 14 ページ
• サービス検出について, 17 ページ
• 音声およびビデオのパフォーマンス参照, 20 ページ
• Cisco Options Package ファイル, 24 ページ
• ディレクトリ統合, 24 ページ
• QoS の設定, 29 ページ
ハードウェア要件
搭載されている RAM
Microsoft Windows 7 および Microsoft Windows 8 の場合は 2GB RAM
物理メモリの空き容量
128 MB
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
7
導入の計画
ソフトウェア要件
ディスクの空き容量
256MB
CPU の速度およびタイプ
モバイル AMD Sempron プロセッサ 3600+(2 GHz)
Intel Core2 CPU T7400(2. 16 GHz)
GPU
Directx 11(Microsoft Windows 7 の場合)
I/O ポート
USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用)
ソフトウェア要件
サポートされている Microsoft Lync のバージョン
• Microsoft Lync 2010
• Microsoft Lync 2013
Microsoft Lync 2013 は、現時点では、以下の条件でサポートされています。
◦ Microsoft Lync グループ チャット セッションから音声コールまたはビデオ コールへのエ
スカレーションはサポートされていません。
◦ Microsoft Lync 2013 Update KB2760512 をインストールする必要があります。
(注)
Microsoft Lync 2013 64 ビットはサポートされていません。
サポートされるオペレーティング システム
• Microsoft Windows 8(32 ビット)
• Microsoft Windows 8(64 ビット)
• Microsoft Windows 7(32 ビット)
• Microsoft Windows 7(64 ビット)
サポートされているサーバ
• Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降
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8
導入の計画
ネットワークの要件
• Cisco Unity Connection バージョン 8.5 以降
サポートされているディレクトリ
• Microsoft Active Directory 2003
• Microsoft Active Directory 2008
• Cisco Unified Communications Manager User Data Service
UDS は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.2 以降でサポートされていま
す。
• OpenLDAP
• Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)または Active Directory
Application Mode; Active Directory アプリケーション モード(ADAM)
制約事項
OpenLDAP、AD LDS、または ADAM とのディレクトリ統合では、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync 設定ファイルで特定のパラメータを定義する必要があります。 詳細について
は、LDAP ディレクトリ サーバを参照してください。
Microsoft Internet Explorer
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には Microsoft Internet Explorer 8.0 以降が必要です。 アプリ
ケーションは、Microsoft Internet Explorer レンダリング エンジンを使用して HTML コンテンツを
表示します。
サポートされているMicrosoft Office(Click to Call)
• Microsoft Office 2007 32 ビット版
• Microsoft Office 2010 32 ビット版
ネットワークの要件
ICMP 要求
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)要
求を TFTP サーバに送信します。 これらの要求は、クライアントが Cisco Unified Communications
Manager に接続できるかどうかを判別することを可能にします。 クライアントからの ICMP 要求
を許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。 ファイアウォールで ICMP 要求
を許可しないと、アプリケーションは Cisco Unified Communications Manager への接続を確立でき
ません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
9
導入の計画
ネットワークの要件
ポートおよびプロトコル
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、次の表に示すポートおよびプロトコルを使用します。
アプリケーションとサーバ間にファイアウォールを展開する場合、次のポートおよびプロトコル
を許可するようにファイアウォールを設定します。
[プロトコル
(Protocol)]
説明(Description)
UDP
オーディオおよびビデオ用の Real-Time Transport
Protocol(RTP)メディア ストリームを受信する。 こ
れらのポートは、Cisco Unified Communications Manager
で設定する。
69
UDP
簡易ファイル転送プロトコル(TFTP)サービス
6970
HTTP
クライアント設定をダウンロードする TFTP サービス
443
[TCP]
(HTTPS)
Cisco Unity Connection(ボイスメール用)
7080
[TCP]
(HTTPS)
Cisco Unity Connection(ボイス メッセージの通知用)
389
UDP/TCP
LDAP ディレクトリ サーバ
636
LDAPS
LDAP ディレクトリ サーバ(セキュア)
3268
[TCP]
グローバル カタログ サーバ
3269
LDAPS
グローバル カタログ サーバ(セキュア)
2748
[TCP]
CTI ゲートウェイ
5060
UDP/TCP
Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリング
5061
[TCP]
セキュアな SIP コール シグナリング
8443
HTTPS
Cisco Unified Communications Manager への Web アク
セス、および以下のための接続が含まれます。
[ポート(Port)]
着信
16384 ~ 32766
発信
• 割り当てられたデバイスのための Cisco Unified
Communications Manager IP Phone(CCMCIP)サー
バ。
• ユーザ データ サービス(UDS)
16384 ~ 32766
UDP
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
10
オーディオおよびビデオ用の RTP メディア ストリー
ム
導入の計画
サポートされるコーデック
[ポート(Port)]
[プロトコル
(Protocol)]
説明(Description)
53
UDP/TCP
ドメイン ネーム システム(DNS)トラフィック
3804
[TCP]
IP フォン用のローカルで有効な証明書(LSC)
これは、Cisco Unified Communications Manager
Certificate Authority Proxy Function(CAPF)登録のリ
スニング ポートである。
サポートされるコーデック
サポートされるオーディオ コーデック
• g.722.1
◦ g.722.1 32k
◦ g.722.1 24k
• g.711
◦ g.711 A-law
◦ g.711 u-law
• g.729a
サポートされるビデオ コーデック
• H.264/AVC
電話機、ヘッドセット、およびカメラ
CTI でサポートされるデバイス
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(1)
と同じ CTI デバイスをサポートします。 次の URL にある「CTI Supported Devices」のトピックの
「CTI supported device matrix」の表を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/tapi_dev/8_6_1/supporteddevices.html
ヘッドセットとスピーカ
Plantronics Blackwire C420
Plantronics Voyager Pro UC B230
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
11
導入の計画
電話機、ヘッドセット、およびカメラ
Plantronics Blackwire C610
Plantronics Voyager Pro UC BT300
Plantronics Blackwire C620
Jabra BIZ 2400
Plantronics C220UC
Jabra BIZ 620
Plantronics C420
Jabra Go 6470
Plantronics Calisto P420
Jabra PRO 930
Plantronics Calisto P800 シリーズ ヘッドセット
Jabra Speak 410
Plantronics DSP400
Jabra-8120
Plantronics W740
Jabra GN2000
Plantronics WO200/A
Jabra PRO 9470
Plantronics WO300
Polycom CX100 Speakerphone
Plantronics Voyager Pro UC WG200/B
-
Plantronics Blackwire C310
Plantronics Voyager 510SL
Plantronics Blackwire C320
Plantronics Voyager Pro UC B230
Plantronics Blackwire C420
Plantronics DSP 400
Plantronics Blackwire C435
Plantronics Savi 740
Plantronics Blackwire C610
Plantronics Savi 440
Plantronics Blackwire C620
Jabra GN2000 CIPC Mono
Plantronics Blackwire C710
Jabra GN2000 CIPC Duo
Plantronics Blackwire C720
Jabra Go 6470
Plantronics Calisto P240 シリーズ
Jabra Pro 930
Plantronics Calisto P420
Jabra Speak 410
Plantronics Calisto P610 シリーズ
Jabra BIZ 2400
Plantronics Calisto P800 シリーズ
Polycom CX100 Speakerphone
Plantronics Voyager Pro UC WG200/B
-
カメラ
Microsoft LifeCam 6000
Tandberg Precision HD デバイス
Logitech Pro 9000
Cisco VTIII(最大解像度 VGA まで)
Logitech C920
-
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
12
導入の計画
Expressway Mobile and Remote Access の展開
Expressway Mobile and Remote Access の展開
Cisco Unified Communications Manager 用の Expressway for Mobile and Remote Access を使用するこ
とで、ユーザは VPN クライアントを使用しなくても、企業のファイアウォールの外からコラボ
レーション ツールにアクセスできます。 シスコのコラボレーション ゲートウェイを使用して、
クライアントは公衆 Wi-Fi ネットワークやモバイル データ ネットワークなどのリモート ロケー
ションから社内ネットワークに安全に接続できます。
Expressway for Mobile and Remote Access 機能をセットアップするには、次を実行します。
1 Cisco Expressway E およびシスコ Expressway-C を使用して Expressway for Mobile and Remote
Access をサポートするサーバをセットアップします。*
a Cisco Expressway サーバをセットアップするには、次のマニュアルを参照してください。
• 『Cisco Expressway Basic Configuration Deployment Guide』
• 『Mobile and Remote Access via Cisco Expressway Deployment Guide』
* 現在 Cisco TelePresence Video Communications Server (VCS) 環境が導入されている場合は、
Expressway for Mobile and Remote Access をセットアップできます。 詳細については、『Cisco
VCS Basic Configuration (Control with Expressway) Deployment Guide』および『Mobile and Remote
Access via Cisco VCS Deployment Guide』を参照してください。
b 関係するサーバをすべて Cisco Expressway-C サーバのホワイトリストに追加して、クライア
ントが社内ネットワーク内に位置するサービスに確実にアクセスできるようにします。
サーバを Cisco Expressway-C ホワイトリストに追加するには、[HTTP サーバ許可(HTTP
server allow)] 設定を使用します。
このリストには、ボイス メールや連絡先の写真をホストするサーバを含めることができま
す。
2 クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access サーバを検索できるように、_collab-edge
DNS SRV レコードを含む外部 DNS サーバを設定します。
重要
サービス ディスカバリに必要なサービス ドメインは、インストーラでブートストラップした
り、最初のログイン画面でユーザによって [email protected] の形式で提供できます。 サービ
ス ドメインをブートストラップした場合は、ドメインがわかっているため、ユーザに対して
最初のログイン画面は表示されません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
13
導入の計画
Cisco AnyConnect
次の図は、Expressway for Mobile and Remote Access 環境のアーキテクチャを図示したものです。
図 1:クライアントが、Expressway for Mobile and Remote Access に接続する方法
Cisco AnyConnect
Cisco AnyConnect は、Wi-Fi またはモバイル データ ネットワークなどのリモート ロケーションか
ら社内ネットワークにアプリケーションが安全に接続できるサーバクライアント インフラストラ
クチャです。
Cisco AnyConnect 環境には次のコンポーネントが含まれます。
Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)
安全なリモート アクセスにサービスを提供します。
Cisco AnyConnect Secure Mobility Client
ユーザのコンピュータから Cisco Adaptive Security Appliance への安全な接続を確立します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は次を使用して安全なリモート アクセスをサポートします。
• Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 2.5
• Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 3.1
このインフラストラクチャの設定およびその手順については、「Cisco AnyConnect」を参照してく
ださい。 ここからアクセスできます:http://www.cisco.com/en/US/products/ps10884/tsd_products_
support_series_home.html。
シングルサインオンを使用した導入
Security Assertion Markup Language(SAML)のシングルサインオンでサービスを使用可能にでき
ます。
次の手順では、ユーザがクライアントを起動してからの SAML SSO のサインイン フローを示して
います。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
14
導入の計画
シングルサインオンの要件
1 ユーザがクライアントを起動します。 ユーザが Web フォームを使用してサインインするよう
アイデンティティ プロバイダー(IdP と呼びます)に設定している場合は、クライアント内に
そのフォームが表示されます。
2 クライアントは、Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unity Connection といった
接続先サービスに認証要求を送信します。
3 サービスはクライアントをリダイレクトして、IdP からの認証を要求します。
4 IdP はクレデンシャルを要求します。 クレデンシャルは、次のいずれかの方法で指定できます:
• ユーザ名とパスワードのフィールドを含むページをユーザに表示する、フォーム ベース
の認証。
• 統合 Windows 認証 (IWA) の Kerberos。
• スマート カード認証。
5 IdP はブラウザまたは他の認証方式にクッキーを提供します。 IdP は SAML を使用して ID を
認証し、サービスはクライアントにトークンを提供できるようになります。
6 クライアントは、サービスにログインするための認証にトークンを使用します。
認証方式
認証メカニズムは SSO のユーザ エクスペリエンスに影響します。 たとえば、Kerberos を使用す
る場合、クライアントはユーザにクレデンシャルを要求しません。ユーザがすでに認証を提供し
て、デスクトップへのアクセス権を得ているからです。
ユーザ セッション
ユーザはサインインしてセッションに入ると、ユーザは事前に定義された一定の期間 Cisco UC
Integration for Microsoft Lync サービスを使用できるようになります。 セッションが継続する時間
を制御するには、Cookie およびトークンのタイムアウト パラメータを設定します。 セッションの
有効期限が切れてクライアントがサイレント更新できない場合、ユーザ入力が必要となるため、
ユーザに再認証が要求されます。 認証クッキーが有効でなくなると、このようになります。
Kerberos またはスマート カードを使用した場合、スマート カードの PIN を要求されなければ、再
認証のためのアクションは必要ないため、ボイスメールや着信コールなどのサービスが中断する
おそれがありません。
シングルサインオンの要件
サポートされるアイデンティティ プロバイダー
IdP はセキュリティ アサーション マークアップ言語(SAML)互換である必要があります。 クラ
イアントは次のアイデンティティ プロバイダーをサポートします。
• Ping Federate 6.10.0.4
• Microsoft Active Directory Federation Services (ADFS) 2.0
• Open Access Manager (OpenAM) 10.1
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15
導入の計画
シングルサインオンおよびリモートアクセス
(注)
OpenAM で使用する場合は、グローバルに永続的な Cookie を確実に設定しま
す。
IdP を設定すると、その設定によって、クライアントにサインインする方法が決まります。 Cookie
タイプ(永続的な Cookie またはセッション Cookie)などの一部のパラメータや認証メカニズム
(Kerberos または Web フォーム)によって、認証を必要とする頻度が決まります。
クッキー
ブラウザとの Cookie 共有を有効にするには、セッション Cookie ではなく永続的な Cookie を使用
する必要があります。 永続的な Cookie を使用すると、ユーザはクライアントまたは Internet Explorer
を使用する他のデスクトップ アプリケーションにクレデンシャルを 1 回入力するよう要求されま
す。 セッション Cookie を使用すると、ユーザはクライアントが起動するたびにクレデンシャルを
入力するよう要求されます。 永続的なクッキーは IdP の設定値として設定します。 Open Acess
Manager を IdP として使用している場合は、グローバルに永続的な Cookie を設定する必要があり
ます(レルム固有の永続的な Cookie ではない)。
必要なブラウザ
ブラウザとクライアントの間で認証クッキー(IdP が発行)を共有するには、Internet Explorer を
デフォルトのブラウザとして指定する必要があります。
シングルサインオンおよびリモートアクセス
企業のファイアウォールの外から Expressway Mobile and Remote Access を使用して自分のクレデン
シャルを指定するユーザの場合は、シングルサインオンに以下の制限があります。
• シングルサインオン(SSO)は、Cisco Expressway 8.5 と Cisco Unified Communications Manager
リリース 10.5.2 以降で使用可能です。
• 使用するアイデンティティ プロバイダーの内部 URL と外部 URL は同じでなければなりませ
ん。 URL が異なっていると、企業ファイアウォールの内側から外側または外側から内側に
移動したときに、ユーザはサインインし直すように要求される場合があります。
クライアント内の SAML SSO の有効化
はじめる前に
• Cisco Unified Communications Applications 10.5.1 Service Update 1 での SSO の有効化:このサー
ビスで SAML SSO を有効化する方法については、『SAML SSO Deployment Guide for Cisco
Unified Communications Applications, Release 10.5』を参照してください。
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16
導入の計画
サービス検出について
• Cisco Unity Connection バージョン 10.5 での SSO の有効化:このサービスで SAML SSO を有
効化する方法の詳細については、「Managing SAML SSO in Cisco Unity Connection」を参照し
てください。
手順
ステップ 1
Web ブラウザで証明書を検証できるように、すべてのサーバに証明書を配布してください。これ
を行わないと、無効な証明書に関する警告メッセージが表示されます。 証明書の検証の詳細につ
いては、「Certificate Validation」を参照してください。
ステップ 2
クライアントの SAML SSO のサービス検出を確認します。 クライアントは、標準サービス検出を
使用してクライアントの SAML SSO を有効化します。 設定パラメータ ServicesDomain、
VoiceServicesDomain、および ServiceDiscoveryExcludedServices を使用して、サービス検出を有効
化します。 サービス検出を有効にする方法の詳細については、「クライアントがサービスを検出
する方法」を参照してください。
ステップ 3
セッションの継続時間を定義します。
セッションは、クッキーおよびトークン値で構成されます。 cookie は通常トークンより長く継続
します。 cookie の寿命はアイデンティティ プロバイダーで定義され、トークンの期間はサービス
で定義されます。
ステップ 4
SSO が有効化されると、デフォルトでは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザはすべて
SSO を使用してサインインします。 管理者は、特定のユーザが SSO を使用せず、その代わりに
Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザ名とパスワードを使用してサインインするように、
ユーザ単位でこれを変更することができます。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザに対
して SSO を無効化するには、SSO_Enable パラメータの値を FALSE に設定します。
ユーザにメールアドレスを確認しないように Cisco UC Integration for Microsoft Lync を設定した場
合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync に最初にサインインするときに SSO が有効でないこと
があります。 一部の導入環境では、パラメータ ServicesDomainSsoEmailPrompt を ON に設定する
必要があります。 この設定によって、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は初回の SSO サイン
インを実行するのに必要な情報を確実に取得できます。 すでに Cisco UC Integration for Microsoft
Lync にログインしているユーザの場合、必要な情報はすでに取得済みであるため、このプロンプ
トは必要ありません。
サービス検出について
サービス ディスカバリにより、クライアントは自動的に企業のネットワークでサービスを検出す
ることができます。 サーバ ロケーションを提供するサービス(SRV)レコードを取得するため、
クライアントはドメイン ネーム サーバを問い合わせます。
サービス ディスカバリを使用することの主な利点は次のとおりです。
• 導入までの時間短縮。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
17
導入の計画
クライアントによるサービスの検索方法
• サーバ ロケーションの一元管理が可能。
ただし、クライアントは、さまざまなサーバが存在することと、さまざまなサービスを利用でき
ることをクライアントに示す、さまざまな SRV レコードを取得できます。 このように、クライア
ントは、各 SRV レコードを取得するときに、環境に関する特定の情報を取得します。
次の表は、配置可能な SRV レコードを一覧表示し、それぞれのレコードに関する目的とメリット
について説明しています。
SRV レコード
目的
_cisco-uds
Cisco Unified Communications
Manager バージョン 9.0 以降の場
所を提供します。
設置の理由
• インストール引数を指定する必要性を
排除します。
• UC サービス プロファイルの設定を集
中管理できます。
• クライアントは、ユーザのホーム クラ
スタを検出できます。
その結果、クライアントは自動的にユー
ザのデバイス設定を取得し、デバイス
を登録できます。 CCMCIP プロファイ
ルまたは TFTP サーバ アドレスのユー
ザをプロビジョニングする必要はあり
ません。
• Expressway for Mobile and Remote Access
をサポートします。
_collab-edge Cisco VCS Expressway または
Cisco Expressway E の場所を提供
します。
クライアントは Cisco Unified
Communications Manager からサー
ビスプロファイルを取得してオー
センティケータを判別できます。
• Expressway for Mobile and Remote Access
を使用した導入をサポートします。
クライアントによるサービスの検索方法
次の手順は、クライアントが SRV レコードでサービスを検索する方法について説明しています。
1 クライアント ホスト コンピュータまたはデバイスは、ネットワーク接続を取得します。
クライアント ホスト コンピュータがネットワーク接続を取得すると、DHCP 設定から DNS
ネーム サーバのアドレスを取得します。
2 ユーザがクライアントを起動します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
18
導入の計画
Cisco UDS SRV レコード
3 クライアントは、次の SRV レコードのネーム サーバを優先度順に問い合わせます。
• _cisco-uds
• _collab-edge
DNS クエリーの結果をキャッシュに格納し、それ以降の起動時にロードします。
Cisco UDS SRV レコード
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の導入では、クライアントは _cisco-uds
SRV レコードを使用してサービスと構成を自動的に検出できます。
次の図に、クライアントが _cisco-uds SRV レコードを使用する方法を示します。
1 クライアントは、SRV レコードのドメイン ネーム サーバを問い合わせます。
2 ネーム サーバは _cisco-uds SRV レコードを返します。
3 クライアントは、ユーザのホーム クラスタを検出します。
自動でのユーザのホーム クラスタ検索結果として、クライアントはユーザのデバイス設定を取
得し、自動的にテレフォニー サービスを登録できます。
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19
導入の計画
音声およびビデオのパフォーマンス参照
重要
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタがある環境では、クラスタ間検索サービ
ス (ILS) を設定できます。 ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サー
ビスを検出できるようにします。
ILS を設定しない場合、EMCC リモート クラスタ設定と同じようにして、リモート クラスタ
情報を手動で設定する必要があります。 リモート クラスタ設定の詳細については、『Cisco
Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。
4 クライアントはユーザのサービス プロファイルを取得します。
ユーザのサービス プロファイルには、UC サービスおよびクライアント設定のアドレスと設定
が含まれます。
また、クライアントは、サービス プロファイルからのオーセンティケータを決定します。
5 クライアントは、オーセンティケータにユーザをログインさせます。
次に、_cisco-uds SRV レコードの例を示します。
_cisco-uds._tcp.example.com
SRV service location:
priority
= 6
weight
= 30
port
= 8443
svr hostname
= cucm3.example.com
_cisco-uds._tcp.example.com
SRV service location:
priority
= 2
weight
= 20
port
= 8443
svr hostname
= cucm2.example.com
_cisco-uds._tcp.example.com
SRV service location:
priority
= 1
weight
= 5
port
= 8443
svr hostname
= cucm1.example.com
音声およびビデオのパフォーマンス参照
注目
次のデータは、ラボ環境でのテストに基づいています。 このデータは、帯域幅の使用状況の
点で予想できる内容を提供することを目的としています。 このトピックの内容は、完全な内
容を示したり、帯域幅の使用状況に影響を与える可能性があるすべてのメディア シナリオを
反映したりするものではありません。
音声、ビデオ、およびプレゼンテーション ビデオのビット レート
次の表に、音声のビット レートを示します。
コーデック
RTP ペイロード(kbit/
秒)
実際のビットレート
(kbit/秒)
注記(Notes)
g.722.1
24/32
54/62
高品質な圧縮
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
20
導入の計画
音声およびビデオのパフォーマンス参照
コーデック
RTP ペイロード(kbit/
秒)
実際のビットレート
(kbit/秒)
注記(Notes)
g.711
64
80
標準的な非圧縮
g.729a
8
38
低品質な圧縮
ビデオのビット レート
次の表に、g.711 音声でのビデオのビットレートを示します。
解像度
ピクセル
g.711 音声で測定されたビット
レート(kbit/秒)
w144p
256 x 144
156
w288p
これがビデオ レンダリング
ウィンドウのデフォルト サイ
ズです。
512 x 288
320
w448p
768 x 448
570
w576p
1024 x 576
890
720p
1280 x 720
1300
上記の表に関する注意事項:
• この表は、想定される解像度をすべて網羅しているわけではありません。
• 測定されたビット レートは、実際の使用帯域幅(RTP ペイロード + IP パケットのオーバー
ヘッド)です。
プレゼンテーション ビデオのビット レート
次の表に、プレゼンテーション ビデオのビット レートを示します。
ピクセル
2 fps でのワイヤ ビット レート 8 fps でのワイヤ ビット レート
の概算値(kbit/秒)
の概算値(kbit/秒)
720 x 480
41
164
704 x 576
47
188
1024 x 768
80
320
1280 x 720
91
364
1280 x 800
100
400
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21
導入の計画
音声およびビデオのパフォーマンス参照
上記の表に関する注意事項:
• アプリケーションは 8 fps でキャプチャし、2~8 fpsで送信します。
• この表の値には、音声は含まれていません。
ネゴシエートされた最大ビット レート
[領域の設定(Region Configuration)] ウィンドウで Cisco Unified Communications Manager のペイ
ロードの最大ビット レートを指定します。 この最大ペイロード ビット レートには、パケット
オーバーヘッドは含まれません。したがって、使用される実際のビット レートは、指定した最大
ペイロード ビット レートよりも大きくなります。
次の表では、アプリケーションが最大ペイロードビットレートを割り当てる方法について説明し
ます。
デスクトップ共有セッ [音声(Audio)]
ション
双方向ビデオ(メイン ビデ
オ)
プレゼンテーションビ
デオ(デスクトップ共
有ビデオ)
[いいえ(No)]
アプリケーション
は最大オーディオ
ビット レートを
使用します。
アプリケーションは残りの
ビット レートを次のように割
り当てます。
ビデオ コールの最大ビット
レートから音声のビット レー
トを引きます。
[はい(Yes)]
アプリケーション
は最大オーディオ
ビット レートを
使用します。
アプリケーションは、オー
ディオ ビット レートを引いた
後、残りの帯域幅の半分を割
り当てます。
アプリケーションは、
オーディオ ビット
レートを引いた後、残
りの帯域幅の半分を割
り当てます。
帯域幅のパフォーマンス期待値
アプリケーションは音声のビットレートを取り分けてから、残りの帯域幅をインタラクティブビ
デオとプレゼンテーションビデオの間で均等に分けます。次の表では、帯域幅ごとに達成できる
パフォーマンスを理解するのに役立つ情報について説明します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
22
導入の計画
音声およびビデオのパフォーマンス参照
アップロード速度 [音声(Audio)]
音声 + インタラク 音声 + プレゼン
ティブビデオ(メ テーションビデオ
イン ビデオ)
(デスクトップ共
有ビデオ)
音声 + インタラク
ティブ ビデオ + プ
レゼンテーション
ビデオ
125 kbps(VPN)
g.711 の帯域幅の 帯域幅はビデオ用 帯域幅はビデオ用 帯域幅はビデオ用
しきい値レベルで に不十分です。
に不十分です。
に不十分です。
す。 帯域幅は
g.729a および
g.722.1 用に十分で
す。
384 kbps(VPN)
帯域幅は音声コー w288p(512x288) 1280 x 800(2 fps
デック用に十分で (30 fps)
以上)
す。
w144p(256 x
144)(30 fps)+
1280 x 720(2 fps
以上)
384 kbps(企業
ネットワーク)
帯域幅は音声コー w288p(512x288) 1280 x 800(2 fps
デック用に十分で (30 fps)
以上)
す。
w144p(256 x
144)(30 fps)+
1280 x 800(2 fps
以上)
1000 kbps
帯域幅は音声コー w576p
1280 x 800(8
デック用に十分で (1024x576)(30 fps)
fps)
す。
w288p(512 x
288)(30 fps)+
1280 x 800(8
fps)
2000 kbps
帯域幅は音声コー w720p30(1280 x
デック用に十分で 720)(30 fps)
す。
w288p(1024 x
576)(30 fps)+
1280 x 800(8
fps)
1280 x 800(8
fps)
VPN でペイロードのサイズを大きくすると、帯域幅の消費が増えることに注意してください。
ビデオ レート アダプテーション
アプリケーションはビデオレートアダプテーションを利用し、最適なビデオ品質をネゴシエート
します。 ビデオ レート アダプテーションは、ビデオのビット レートのスループットを動的に増
減して、有効な IP パスの帯域幅でリアルタイムの変動を処理します。
ユーザは、ビデオ通話が低解像度で開始し、短期間に高解像度になることを想定します。 アプリ
ケーションは、後続のビデオ コールが最適な解像度で開始されるように、履歴を保存します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
23
導入の計画
Cisco Options Package ファイル
Cisco Options Package ファイル
アプリケーションを導入する際に必要になることがある各種 Cisco Options Package (COP) ファイル
を確認します。
Cisco Unified
Communications
Manager
バージョン
COP ファイル
説明(Description)
ciscocm.installcsfdevicetype.cop.sgn
Cisco Unified Communications Manager に CSF 7.1.3
デバイス タイプを追加します。 詳細につい
ては、「ソフトウェア要件」を参照してく
ださい。
cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn
CSF デバイスで BFCP ビデオ デスクトップ 8.6.2 のみ
共有をサポートします。 詳細については、
「Apply COP File for BFCP Capabilities」を
参照してください。
ciscocm.addcsfsupportfield.cop.sgn
グループ設定ファイルの [CSF サポート
8.6.x 以下
フィールド(CSF Support Field)] フィール
ドを追加します。 詳細については、「グ
ループ設定の作成」を参照してください。
cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn アプリケーション ダイヤル ルールとディレ
クトリ ルックアップ ルールを Cisco UC
Integration for Microsoft Lync に公開します。
詳細については、「ダイヤル ルールの発
行」を参照してください。
サポートさ
れるすべて
のバージョ
ン
ディレクトリ統合
アプリケーションの導入にはディレクトリ統合が必要です。 2 種類のディレクトリ統合がサポー
トされています。
• 拡張ディレクトリ統合(EDI)
• Cisco Unified Communications Manager User Data Service(UDS)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
24
導入の計画
EDI ディレクトリ統合
EDI ディレクトリ統合
拡張ディレクトリ統合(EDI)はネイティブの Microsoft Windows API を使用して Microsoft Active
Directory から連絡先データを取得します。
EDI の設定
Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリ サービスを自動的に検出して、グローバル
カタログ が Active Directory ドメインに登録されているワークステーションにインストールされて
いる場合は、それに接続します。この接続はコンフィギュレーションファイルで次のようにカス
タマイズできます。
• 属性のマッピング
「属性マッピングのパラメータ」を参照してください。
• 接続の設定
「ディレクトリ接続パラメータ」を参照してください。
• クエリー設定
「ディレクトリ クエリー パラメータ」を参照してください。
• 連絡先の写真の解像度
「連絡先の写真のパラメータ」を参照してください。
• 連絡先の解決
「連絡先の解決」を参照してください。
ディレクトリからの属性の取得
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は グローバル カタログ または ドメイン コントローラ に接
続して Active Directory 属性を取得できます。 アプリケーションがネットワーク内の属性を受信す
る方法を判別する場合は、次の情報を使用してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
25
導入の計画
EDI ディレクトリ統合
グローバル カタログ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、デフォルトでは グローバル カタログ サーバに接
続します。 デフォルト設定を使用する場合は、すべての属性が グローバル カタログ サーバ
に常駐することを確認する必要があります。
Microsoft Active Directory Schema スナップインなどの適切なツールを使用すると、属性を グ
ローバル カタログ サーバに複製できます。
(注)
グローバル カタログ サーバに属性を複製すると、ドメイン内の Active
Directory サーバ間にトラフィックが発生します。
Active Directory Schema スナップインを使用し、グローバル カタログ サーバに属性を複製す
る方法については、適切な Microsoft ドキュメントを参照してください。
ドメイン コントローラ
次の場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync を設定し、ドメイン コントローラ に接
続できます。
• グローバル カタログ サーバに接続したくない。
• グローバル カタログ サーバに属性を複製したくない。
(注)
ドメイン コントローラ に接続するよう設定した場合は、アプリケー
ションは 1 つのドメインにのみクエリーを送信します。
アプリケーションが ドメイン コントローラ に接続するように設定するには、ConnectionType
パラメータの値として 1 を指定します。 詳細については、「ディレクトリ接続パラメータ」
を参照してください。
属性のインデックス化
ディレクトリの連絡先の解像度に使用する属性は、必ずインデックス化してください。
デフォルトの属性マッピングを使用する場合は、次の属性がインデックス化されていることを確
認します。
• sAMAccountName
• telephoneNumber
さらに、セカンダリ番号クエリーについては、次の属性もインデックス化する必要がありま
す。
• otherTelephone
• mobile
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
26
導入の計画
UDS ディレクトリ統合
• homePhone
(注)
デフォルトでは、セカンダリ番号クエリーがアプリケーションで有効になっ
ています。 セカンダリ番号クエリーは、DisableSecondaryNumberLookups パラ
メータで無効にすることができます。
UDS ディレクトリ統合
UDS は、コンタクトを解決するために用意された Cisco Unified Communications Manager 上のイン
ターフェイスです。 Microsoft Active Directory または別の LDAP ディレクトリ ソースから連絡先
データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます。 Cisco UC Integration for Microsoft
Lync は、UDS インターフェイスを使用して Cisco Unified Communications Manager からその連絡先
データを直接取得します。
UDS との統合の有効化
UDS との統合を有効にするには、次の手順を実行します。
1 Cisco Unified Communications Manager でディレクトリ ソースを作成します。
2 連絡先データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます。
3 Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルの DirectoryServerType パラメータの値とし
て UDS を指定します。
同期が行われた後、連絡先データは Cisco Unified Communications Managerに配置されます。 アプ
リケーションは自動的に UDS に接続し、すべての連絡先の解決を実行します。 UDS を使用する
ために他のサーバ設定タスクを実行する必要はありません。
連絡先の写真の取得
UDS と統合する場合に連絡先写真を取得するには、アプリケーションを設定する必要がありま
す。 詳細については、「連絡先の写真の取得」を参照してください。
複数のクラスタでの連絡先の解決
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタでの連絡先の解決では、社内ディレクトリ
のすべてのユーザを各 Cisco Unified Communications Manager クラスタに同期させます。 その後、
適切な Cisco Unified Communications Manager クラスタにこれらのユーザのサブセットをプロビジョ
ニングします。
たとえば、組織のユーザが 40,000 人とします。 20,000 人のユーザが北米にいます。 20,000 人の
ユーザがヨーロッパにいます。 組織の各場所に次の Cisco Unified Communications Manager クラス
タがあります。
• cucm-cluster-na(北米)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
27
導入の計画
サポートされる LDAP ディレクトリ サービス
• cucm-cluster-eu(ヨーロッパ)
この例では、40,000 人のすべてのユーザを両方のクラスタに同期させます。 その後、北米の 20,000
人のユーザを cucu-cluster-na にヨーロッパの 20,000 人のユーザを cucm-cluster-eu にプロビジョニ
ングします。
ヨーロッパのユーザが北米のユーザにコールすると、アプリケーションは cucu-cluster-na からヨー
ロッパのユーザの連絡先詳細を取得します。
北米のユーザがヨーロッパのユーザにコールすると、アプリケーションは cucu-cluster-eu から北米
のユーザの連絡先詳細を取得します。
サポートされる LDAP ディレクトリ サービス
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、次のディレクトリ サービスをサポートしています。
• Microsoft Active Directory 2003
• Microsoft Active Directory 2008
• OpenLDAP
• Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)または Active Directory
Application Mode; Active Directory アプリケーション モード(ADAM)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、OpenLDAP、AD LDS、ADAM との次の特定の統合シナ
リオをサポートします。
• 匿名または認証済みのビングを使用した OpenLDAP 統合。
• 匿名バインド、Microsoft Windows プリンシパル ユーザとの認証、または AD LDS プリンシ
パル ユーザとの認証を使用する AD LDS または ADAM の統合。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync を設定する前に、スキーマの特性を識別するために、ディ
レクトリ サービスを評価します。
ドメイン ネーム システムの設定
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、組織内のすべてのユーザに関する情報にアクセスでき
るディレクトリサービスに接続しなければなりません。通常、アプリケーションはユーザのワー
クステーションの USERDNSDOMAIN 環境変数からドメイン名を取得します。 この値を使って、
Cisco UC Integration for Microsoft Lync はドメイン内で グローバル カタログ または LDAP サービス
を見つけることができます。
(注)
アプリケーションは グローバル カタログ に自動的に接続します。 LDAP サービスを見つける
ことができるように、アプリケーションを設定する必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
28
導入の計画
QoS の設定
場合によっては、USERDNSDOMAIN 環境変数の値は、フォレスト全体のドメイン名に対応する
DNSドメイン名に解決されません。たとえば、この設定は、組織がサブドメインまたはリソース
ドメインを使用する場合に発生します。 このような設定では、USERDNSDOMAIN 環境変数は、
親ドメインではなく子ドメインに解決されます。 このように設定すると、アプリケーションは組
織内のすべてのユーザの情報にはアクセスできなくなります。
USERDNSDOMAIN 環境変数が子ドメインに解決される場合、次のいずれかの設定オプションを
使用することで、親ドメインのサービスに接続できます。
• 親ドメインの FQDN を使用するようにアプリケーションを設定する。
この設定を実行するには、PrimaryServerName parameter パラメータの値として親ドメインの
FQDN を指定します。
• アプリケーションが グローバル カタログ または LDAP サービスをリクエストしたときに、
組織内のすべてのユーザにアクセスできるサーバにアプリケーションを接続するように DNS
サーバを設定する。
• グローバル カタログまたは LDAP サービスが組織のすべてのユーザにアクセスできることを
確認します。
DNS サーバの設定に関する詳細については、次の Microsoft のマニュアルを参照してください。
• Configuring DNS for the Forest Root Domain
• Assigning the Forest Root Domain Name
• Deploying a GlobalNames Zone
• Support for DNS Namespace planning in Microsoft server products
QoS の設定
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、Real-time Transport Protocol(RTP)トラフィックがネッ
トワークを通過する際に優先および分類されるようにするために、次の 2 つの方法をサポートし
ています。
• Cisco Media Services Interface を使用して導入する
• RTP メディア パケットの IP ヘッダーに DSCP 値を設定する
ヒント
Cisco Media Services Interface(MSI)で展開することを推奨します。 このメソッドにより、効
果的にエクスペリエンスの質が向上し、導入および運用のコストが削減されます。 MSI によ
り、クライアントはネットワーク アウェアにすることができ、ネットワークの状況に動的に
適応し、ネットワークとより緊密に統合できます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
29
導入の計画
Cisco Media Services Interface
Cisco Media Services Interface
Cisco メディア サービス インターフェイスは Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet
対応のルータと連携する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco UC Integration for Microsoft
Lync が最低限の遅延やパケット損失で音声メディアとビデオ メディアをネットワークで送信でき
るようにします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声メディアとビデオ メディアを送信する前に、Cisco
メディア サービス インターフェイスが存在するかどうかをチェックします。
• このサービスがコンピュータに存在する場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は Cisco
メディア サービス インターフェイスにフロー情報を提供します。 その後、このサービスは
ネットワークに信号を送信し、ルータはフローを分類して Cisco UC Integration for Microsoft
Lync のトラフィックを優先させます。
• このサービスが存在しない場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はこのサービスを使
用せず、通常どおりに音声メディアとビデオ メディアを送信します。
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声通話またはビデオ コールごとに Cisco メディア
サービス インターフェイスが存在するかどうかをチェックします。
Cisco メディア サービス インターフェイスを別途インストールして、ネットワークを Cisco Medianet
対応にする必要があります。 Cisco Prime Collaboration Manager のインストールと Cisco Medianet
対応のルータの設置も行う必要があります。
DSCP 値の設定
Cisco UC Integration for Microsoft Lync トラフィックがネットワークを通過する際に優先されるよ
うに、RTP メディア パケット ヘッダーに Differentiated Services Code Point(DSCP)値を設定しま
す。
Cisco Unified Communications Manager のポート範囲
クライアントは、Cisco Unified Communications Manager の SIP プロファイルで使用するポート範囲
を定義します。 クライアントは、このポート範囲を使用して、ネットワークに RTP トラフィック
を送信します。
SIP プロファイルでのポート範囲の指定
クライアントが RTP トラフィックを使用できるように、ポート範囲を指定するには、次のとおり
に実行します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
30
導入の計画
DSCP 値の設定
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [SIP プロファイル(SIP Profile)] の
順に選択します。
ステップ 3
適切な SIP プロファイルを検索するか、新しい SIP プロファイルを作成します。
[SIP プロファイルの設定(SIP Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
次のフィールドにポート範囲を指定してください。
開始メディアポート(Start Media Port)
メディア ストリームの開始ポートを定義します。 このフィールドは、範囲の最小ポートを
設定します。
終了メディア ポート(Stop Media Port)
メディア ストリームの終了ポートを定義します。 このフィールドは、範囲の最大ポートを
設定します。
ステップ 5
[設定の適用(Apply Config)] を選択し、[OK] をクリックします。
クライアントによるポート範囲の使用方法
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、SIP プロファイルに設定したポート範囲を均等に配分し
ます。 クライアントは、次のようにポート範囲を使用します。
• ポート範囲の下半分は、オーディオ ストリーム用
• ポート範囲の上半分は、ビデオ ストリーム用
たとえば、3000 のスタート メディア ポートおよび 4000 のエンド メディア ポートを使用する場
合、クライアントはポート経由で次のようにメディアを送信します。
• オーディオ ストリームのポート:3000 ~ 3501
• ビデオ ストリームのポート:3502 ~ 4000
オーディオメディアおよびビデオメディアのポート範囲を分割する結果として、クライアントに
より識別可能なメディア ストリームが作成されます。 IP パケットのヘッダー内の DSCP 値を設定
することで、それらのメディア ストリームを分類し、優先させることができます。
DSCP 値を設定するオプション
次の表は、DSCP 値の設定に関するオペレーティング システムごとのオプションを示します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
31
導入の計画
DSCP 値の設定
DSCP 値を設定する方式
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows 8
Microsoft グループ ポリシーを [はい(Yes)]
用いた DSCP 値の設定
[はい(Yes)]
ネットワーク スイッチおよび
ルータでの DSCP 値の設定
[はい(Yes)]
[はい(Yes)]
グループ ポリシーを用いた DSCP 値の設定
より新しい Windows オペレーティング システム(Microsoft Windows 7 など)に Cisco UC Integration
for Microsoft Lync を導入する場合は、Microsoft グループ ポリシーを使用して DSCP 値を適用でき
ます。
グループ ポリシーを作成するには、次の Microsoft サポート記事の手順に従います:http://
technet.microsoft.com/en-us/library/cc771283%28v=ws.10%29.aspx。
次の属性を用いて音声メディアとビデオ メディアに別々のポリシーを作成する必要があります。
属性(Attributes)
音声ポリシー
アプリケーション名 CUCILync.exe
[プロトコル
(Protocol)]
UDP
ポート番号または範 Cisco Unified
Communications
囲
Manager の SIP プロ
ファイルからの対応
するポート番号また
は範囲。
DSCP 値
46
ビデオ ポリシー
シグナリング ポリシー
CUCILync.exe
CUCILync.exe
UDP
[TCP]
Cisco Unified
SIP は 5060
Communications
安全な SIP の場合は 5061
Manager の SIP プロ
ファイルからの対応
するポート番号また
は範囲。
34
24
ネットワーク内の DSCP 値の設定
スイッチおよびルータを設定し、RTP メディアの IP ヘッダーで DSCP 値をマーキングします。
ネットワーク内の DSCP 値を設定するには、クライアント アプリケーションからの異なるスト
リームを識別する必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
32
導入の計画
DSCP 値の設定
メディア ストリーム
クライアントは、オーディオ ストリームとビデオ ストリームに異なるポート範囲を使用す
るため、それらのポート範囲に基づいて音声およびビデオ メディアを区別できます。 SIP
プロファイルのデフォルトのポート範囲を使用して、次のようにメディア パケットをマー
キングする必要があります。
• 音声メディアは、EF として、16384 ~ 24574 のポートでストリーミング
• ビデオ メディアは、AF41 として、24575 ~ 32766 のポートでストリーミング
シグナリング ストリーム
SIP、CTI QBE、XMPP に必要な各種ポートに基づいて、クライアントおよびサーバ間のシ
グナリングを識別できます。 たとえば、 Cisco UC Integration for Microsoft Lync と Cisco Unified
Communications Manager との間の SIP シグナリングは、ポート 5060 を通して行われます。
AF31 としてシグナリング パケットをマーキングする必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
33
導入の計画
DSCP 値の設定
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
34
第
4
章
証明書検証の設定
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、証明書の検証を使用して、サーバとのセキュア接続
を確立します。
セキュア接続の確立を試行するとき、サーバは Cisco UC Integration for Microsoft Lync に証明書を
提供します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、それらの証明書を Microsoft Windows の
証明書ストアにある証明書と照合して検証します。 クライアントが証明書を検証できない場合、
ユーザは、証明書を受け入れるかどうかの確認を求められます。
• 必要な証明書, 35 ページ
• 認証局により署名された証明書の取得, 36 ページ
• 証明書のサーバ識別情報, 37 ページ
• クライアント コンピュータのルート証明書のインポート, 37 ページ
必要な証明書
セキュアな接続を確立するために、次の証明書が提供されます。
[サーバ(Server)]
証明書
Cisco Unified Communications Manager
HTTP(Tomcat)
Cisco Unity Connection
HTTP(Tomcat)
特記事項
• クラスタ内の各ノード(サブスクライバとパブリッシャの両方を含む)は、Tomcat サービス
を実行し、クライアントに HTTP 証明書を提供できます。 クラスタ内の各ノードの証明書に
署名する必要があります。
• クライアントと Cisco Unified Communications Manager との間で SIP シグナリングのセキュリ
ティを確保するには、Certification Authority Proxy Function(CAPF)登録を使用します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
35
証明書検証の設定
認証局により署名された証明書の取得
認証局により署名された証明書の取得
シスコは、次の認証局(CA)のいずれかにより署名されたサーバ証明書を使用することを推奨し
ます。
• パブリック CA
サードパーティ企業が、サーバの識別情報を確認し、信頼できる証明書を発行します。
• プライベート CA
自身でローカルの CA を作成および管理し、信頼できる証明書を発行します。
署名プロセスは、各サーバごとに異なり、サーバのバージョン間でも異なります。 各サーバのす
べてのバージョンに関する詳細な手順については、このマニュアルの範囲外になります。 CA に
より署名された証明書を取得する方法の詳細な指示については、該当するサーバのマニュアルを
参照してください。 以下のステップでは、手順の概要を示します。
手順
ステップ 1
クライアントに証明書を提示できる各サーバで証明書署名要求(CSR)を作成します。
ステップ 2
CA に各 CSR を送信します。
ステップ 3
CA が各サーバに発行する証明書をアップロードします。
証明書署名要求の形式と要件
パブリック CA は、通常 CSR に特定の形式に確認するよう要求します。 たとえば、パブリック
CA は、次のような CSR を受け入れる場合があります。
• Base 64 エンコードである。
• @&! などの文字を [組織(Organization)] や [OU] などのフィールドに含めない。
• サーバの公開キーで特定のビット長を使用する。
同様に、複数ノードから CSR を送信すると、パブリック CA は、すべての CSR で情報の整合性が
とれていることを必要とする場合があります。
CSR の問題を回避するために、CSR を送信するパブリック CA からの形式の要件を確認する必要
があります。 次に、サーバを構成する際に、入力する情報がパブリック CA が要求する形式に適
合していることを保証する必要があります。
FQDN あたり証明書 1 つ:いくつかのパブリック CA は、完全修飾ドメイン名(FQDN)あたり 1
つの証明書にのみ署名します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
36
証明書検証の設定
証明書のサーバ識別情報
証明書のサーバ識別情報
CA は、署名プロセスの一部として証明書にサーバ ID を指定します。 クライアントがその証明書
を検証する場合、次のことを確認します。
• 信頼できる機関が証明書を発行している。
• 証明書を提示するサーバの識別情報は、証明書に明記されたサーバの識別情報と一致しま
す。
(注)
パブリック CA は、通常、サーバの識別情報として、IP アドレスではなく、ドメインを含む完
全修飾ドメイン名(FQDN)を必要とします。
ID フィールド
クライアントは、識別情報の一致に関して、サーバ証明書の次の識別子フィールドを確認します。
• HTTP 証明書
◦ SubjectAltName\dnsNames
◦ Subject CN
ヒント
[件名 CN(Subject CN)] フィールドには、左端の文字としてワイルドカード(*)を含めるこ
とができます。たとえば、*.cisco.com のようになります。
ID の不一致の防止
ユーザが IP アドレスでサーバに接続し、サーバ証明書が FQDN でサーバを識別しようとすると、
クライアントは、信頼できるポートとサーバを識別できないため、ユーザにとって良い結果をも
たらしません。
サーバ証明書が FQDN でサーバを識別する場合、環境全体の FQDN として各サーバ名を指定する
必要があります。
クライアントコンピュータのルート証明書のインポート
サーバ証明書はクライアント コンピュータの信頼ストアに存在する関連のルート証明書が必要で
す。 Cisco UC Integration for Microsoft Lyncは、サーバが信頼ストアのルート証明書に対して提示
する証明書を検証します。
パブリック CA によって署名されたサーバ証明書を取得する場合、パブリック CA はすでにクラ
イアントコンピュータの信頼ストアで提示されるルート証明書を持っている必要があります。こ
の場合、クライアント コンピュータのルート証明書をインポートする必要はありません。
次の場合、Microsoft Windows 証明書ストアにルート証明書をインポートする必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
37
証明書検証の設定
クライアント コンピュータのルート証明書のインポート
• 証明書がプライベート CA などの信頼ストアではない CA によって署名されます。
◦ [信頼されたルート証明機関(Trusted Root Certification Authorities)] ストアにプライベー
ト CA 証明書をインポートします。
• 証明書には自己署名します。
◦ [エンタープライズ信頼(Enterprise Trust)] ストアに自己署名した証明書をインポート
します。
重要
ルート証明書が信頼ストアにない場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lyncは環境内の各サー
バからの証明書を受け入れるようユーザに指示します。
クライアントがユーザ証明書を受け入れるよう指示すると、ユーザは次のことを実行することが
できます。
• 証明書の受け入れ
◦ クライアントは、[エンタープライズ信頼(Enterprise Trust)] ストアに証明書を保存し
ます。
• 証明書の拒否
◦ クライアントは、次のように動作します。
◦ 証明書を保存しない。
◦ サーバに接続しない。
◦ エラー通知を表示する。
ユーザがクライアントを再起動した場合、再度証明書を受け入れるように指示します。
次のことを含め、Microsoft Windows 証明書ストアに証明書をインポートする適切な方式を使用で
きます。 証明書のインポートの詳細については、Microsoft 社の適切なマニュアルを参照してくだ
さい。
• 個別に証明書をインポートするために、[証明書のインポート ウィザード(Certificate Import
Wizard)] を使用します。
• Microsoft Windows Server で CertMgr.exe コマンドライン ツールを使用してユーザに証明書を
展開します。
(注)
このオプションでは、Microsoft 管理コンソールの CertMgr.msc ではなく、
Certificate Manager ツールの CertMgr.exe を使用する必要があります。
• Microsoft Windows Server でグループ ポリシー オブジェクト(GPO)を使用してユーザに証
明書を展開します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
38
第
5
章
サーバのセットアップ
ここでは、サーバのセットアップ プロセスを順番にタスク ベースで説明します。
(注)
Cisco Unified Communications Manager のインストールと設定に関わるすべてのタスクの情報に
ついては、このマニュアルでは説明していません。 この章の目的は、環境を設定するために
行う必要のあるタスクのワークフローを概観することです。 詳細や、配置固有のインストー
ルと設定を行っていることを確認するには、対応する Cisco Unified Communications Manager の
マニュアルを参照してください。
前提条件
この項のタスクを開始する前に、Cisco Unified Communications Manager をインストールおよび設
定する必要があります。
• セットアップ プロセスの確認, 40 ページ
• 環境にディレクトリを追加する, 40 ページ
• サービス プロファイルの作成, 41 ページ
• ソフトフォン デバイスの作成, 42 ページ
• デスクフォン デバイスの作成, 53 ページ
• URI ダイヤルの有効化, 60 ページ
• コール ピックアップ(Call Pickup), 64 ページ
• Hunt Group, 71 ページ
• ユーザの関連付けに関する設定, 75 ページ
• TFTP サーバ アドレス オプション, 77 ページ
• デバイスのリセット, 77 ページ
• CCMCIP プロファイルの作成, 78 ページ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
39
サーバのセットアップ
セットアップ プロセスの確認
• ダイヤル プランのマッピング, 78 ページ
セットアップ プロセスの確認
この項では、Cisco Unified Communications Manager を使用して環境をセットアップするプロセス
の概要を示します。
手順
ステップ 1
環境にディレクトリを追加します。
環境にディレクトリを追加すると、次のような処理が行われます。
• ディレクトリ サーバ上に保存されているユーザ データが Cisco Unified Communications Manager
データベースに格納される。
• プロファイルに追加したり、さまざまな機能をプロビジョニングしたりする環境内のユーザ
を Cisco Unified Communications Manager で管理できるようにする。
ステップ 2
ユニファイド コミュニケーションをセットアップします。
a) ソフトフォン デバイスを作成します。
b) デスクフォン デバイスを作成します。
ステップ 3
(任意) ボイスメールをセットアップします。
環境にディレクトリを追加する
環境にディレクトリを追加すると、ディレクトリ サーバ上に保存されているユーザ データが Cisco
Unified Communications Manager データベースに格納されます。 この処理が完了すると、プロファ
イルに追加したり、さまざまな機能をプロビジョニングしたりする環境内のユーザを Cisco Unified
Communications Manager で管理できるようになります。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[システム(System)] > [LDAP] > [LDAP システム(LDAP System)] を選択します。
[LDAP システムの設定(LDAP System Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[LDAP システム情報(LDAP System Information)] セクションに移動します。
ステップ 4
[LDAP サーバからの同期を有効にする(Enable Synchronizing from LDAP Server)] を選択します。
ステップ 5
次の各ドロップダウン リストから適切な値を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
40
サーバのセットアップ
サービス プロファイルの作成
• [LDAPサーバタイプ(LDAP Server Type)]
• [ユーザIDのLDAP属性(LDAP Attribute for User ID)]
ステップ 6
[システム(System)] > [LDAP] > [LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] を選択します。
ステップ 7
[新規追加(Add New)] を選択します。
[LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウが開きます。
ステップ 8
[LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウで必要な詳細情報を指定します。
指定できる値と形式の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration
Guide』の LDAP 統合に関するトピックを参照してください。
ステップ 9
[保存(Save)] を選択します。
ステップ 10
[完全同期を今すぐ実施(Perform Full Sync Now)] を選択します。
(注)
同期プロセスの完了までに要する時間は、ディレクトリ内のユーザの数によって異なり
ます。 ユーザ数が数千にもなる大規模なディレクトリの同期を実施する場合、そのプ
ロセスにはある程度の時間がかかると予想されます。
ディレクトリ サーバのユーザ データは、Cisco Unified Communications Manager データベースに同
期されます。さらにそれらのユーザ データは、 Cisco Unified Communications Manager によって
Cisco Unified Presence データベースに同期されます。
次の作業
ディレクトリ内のユーザが Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Presence に
おいて有効かどうかを確認します。
ディレクトリ内のユーザが有効なユーザのリストとして返されれば、環境にディレクトリを正し
く追加できたことになります。
関連トピック
『Configuring Cisco Unified Communication Manager Directory Integration』
「LDAP Directory Configuration」
『Integrating the LDAP Directory』
サービス プロファイルの作成
Cisco Unified Communications Manager で追加したサービスの設定を含むサービス プロファイルを
作成します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザのエンド ユーザ設定にサービス プロ
ファイルを追加します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はその後利用可能なサービスの設
定をサービス プロファイルから取得できます。
はじめる前に
このタスクを実行する前に、次の前提条件を確認してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
41
サーバのセットアップ
ソフトフォン デバイスの作成
• サービス プロファイル作成は、Cisco Unified Communications Manager 9.0.1 以降でのみ利用で
きます。
• サービス プロファイル作成の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager
Administration Guide』の「Service profile setup」の項を参照してください。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [サービス プロファイル(Service
Profile)] の順に選択します。
[サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
[サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウに次のように設定を入
力します。
a) [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの一意な名前を指定します。
b) 必要であれば、[説明(Description)] フィールドに説明を入力します。
c) 必要に応じて、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default
service profile for the system)] を選択します。
ステップ 5
[保存(Save)] を選択します。
ソフトフォン デバイスの作成
ソフトフォンは、ユーザが自分のコンピュータで音声およびビデオを送受信できるようにします。
CSF デバイスの作成
このタスクの手順を実行し、CSF デバイスを作成します。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
42
サーバのセットアップ
ビデオ デスクトップ共有
[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 4
[電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Unified Client Services Framework]
を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5
CSF デバイスの名前を [デバイス名(Device Name)] フィールドに指定します。
CSF デバイス名には CSFusername フォーマットを使用する必要があります。 たとえば、Tanya
Adams という名前で、ユーザ名が tadams であるユーザの CSF デバイスを作成するとします。 こ
の場合、デバイス名として CSFtadams を指定します。
ステップ 6
[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します。
重要
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントは [オーナーの
ユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービス プロファイルを取
得します。 そのため、それぞれのユーザがデバイスを所有し、[オーナーのユーザ ID
(Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります。
ユーザとデバイスを関連付けて [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適
切なユーザに設定しないと、クライアントはユーザに適用するサービス プロファイルを
取得できません。
ステップ 7
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified
Communications Manager のマニュアルの「Phone Setup」トピックを参照してください。
ステップ 8
[保存(Save)] を選択します。
デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)]
ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
次の作業
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
ビデオ デスクトップ共有
Binary Floor Control Protocol(BFCP)は、ソフトフォン デバイス(CSF デバイスとも)にビデオ
デスクトップ共有機能を提供します。 Cisco Unified Communications Manager は、ビデオ デスク
トップ共有機能使用時にユーザが送信する BFCP パケットを処理します。 Cisco Unified
Communications Manager バージョン 9.0(1) 以降で、BFCP プレゼンテーション共有は自動的に有効
になります。 このため、CSF デバイスでビデオ デスクトップ共有を有効にする手順を実行する必
要はありません。
• ビデオ デスクトップ共有はソフトフォン デバイスでのみ有効にできます。 デスクフォン デ
バイスでは、ビデオ デスクトップ共有を有効にできません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
43
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
• ビデオ デスクトップ共有機能を使用するには、ユーザのコールがアクティブ コールである
必要があります。 ビデオ デスクトップ共有セッションは、アクティブ コールからのみ開始
することができます。
ヒント
Cisco Unified Communications Manager クラスタ外でビデオ デスクトップ共有機能を許可するに
は、SIP トランクで BFCP を有効にする必要があります。 SIP トランクで BFCP を有効にする
には、次の手順を実行します。
1 SIP プロファイルの [トランク固有の設定(Trunk Specific Configuration)] セクションで
[BFCP を使用するプレゼンテーション共有を許可(Allow Presentation Sharing using BFCP)]
を選択します。
2 CSF デバイス設定の [SIP プロファイル(SIP Profile)] ドロップダウン リストから SIP プロ
ファイルを選択します。
セキュア電話機能のセットアップ
必要であれば、CSF デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機
能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設
定ファイルが提供されます。
はじめる前に
ビデオ デスクトップ共有, (43 ページ)
次の作業
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加, (52 ページ)
セキュリティ モードの設定
セキュア電話機能を使用するには、Cisco CTL クライアントを使用して Cisco Unified Communications
Manager セキュリティ モードを設定する必要があります。 非セキュア セキュリティ モードでは
セキュア電話機能は使用できません。最低限、混合モードセキュリティを使用する必要がありま
す。
混合モード セキュリティ:
• 認証および暗号化された非セキュア電話を Cisco Unified Communications Manager に登録でき
ます。
• Cisco Unified Communications Manager は RTP と SRTP メディアの両方をサポートします。
• 認証および暗号化されたデバイスは、Cisco Unified Communications Manager に接続するため
にセキュア ポート 5061 を使用します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
44
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
Cisco CTL クライアントを使用した混合モードの設定方法については、『Cisco Unified Communications
Manager Security Guide』を参照してください。
電話セキュリティ プロファイルの作成
セキュア電話機能を設定する最初の手順は、デバイスに適用できる電話セキュリティ プロファイ
ルを作成することです。
はじめる前に
混合モードを使用するには、Cisco Unified Communications Manager セキュリティを設定します。
手順
ステップ 1
[システム(System)] > [セキュリティ(Security)] > [電話セキュリティ プロファイル(Phone
Security Profile)] を選択します。
ステップ 2
[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 3
適切な電話セキュリティ プロファイルを [電話セキュリティ プロファイル(Phone Security Profile)]
ドロップダウン リストから選択し、[次へ(Next)] を選択します。
[電話セキュリティ プロファイルの設定(Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウが表示
されます。
電話セキュリティ プロファイルの設定
電話セキュリティ プロファイルを追加したら、要件に合うように設定する必要があります。
手順
ステップ 1
[電話セキュリティ プロファイルの設定(Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウの [名前
(Name)] フィールドに、電話セキュリティ プロファイルの名前を指定します。
制約事項
ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して社内ネットワークにリ
モート接続する場合は、セキュリティプロファイル名に完全修飾ドメイン名(FQDN)
の形式を使用する必要があります。
ステップ 2
次のように電話セキュリティ プロファイルの値を指定します。
• デバイス セキュリティ モード:次のいずれかを選択します。
• 認証
• 暗号化
• [転送タイプ(Transport Type)]:デフォルト値の [TLS] のままにします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
45
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
• [TFTP暗号化設定(TFTP Encrypted Config)]:TFTP サーバ上にある CSF デバイスの設定ファ
イルを暗号化するには、このチェックボックスをオンにします。
• [認証モード(Authentication Mode)]:[認証ストリング(By Authentication String)] を選択し
ます。
• [キーサイズ(ビット)(Key Size (Bits))]:証明書に適切なキー サイズを選択します。
(注)
キー サイズは、CAPF 登録プロセス中にクライアントが生成する公開キーと秘密
キーのビット長を示します。
クライアントは、1024 ビット長のキーを含む認証文字列を使用してテストされま
した。 クライアントが 2048 ビット長のキーを生成する時間は、1024 ビット長の
キーを生成する時間よりも長くなります。 このため、2048 を選択した場合、CAPF
登録プロセスを完了するためにより多くの時間がかかります。
• [SIP電話ポート(SIP Phone Port)]:デフォルト値のままにします。 セキュア電話プロファイ
ルを適用すると、クライアントは常にポート 5061 を使用して Cisco Unified Communications
Manager に接続します。 このフィールドに指定したポートは、[デバイス セキュリティ モー
ド(Device Security Mode)] の値として [非セキュア(Non Secure)] を選択した場合のみ有効
になります。
ステップ 3
[保存(Save)] を選択します。
CSF デバイスの設定
電話セキュリティ プロファイルをデバイスに追加し、セキュア電話機能に関するその他の設定作
業を実行します。
手順
ステップ 1
CSF デバイス設定ウィンドウを開きます。
a) [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
[電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
b) [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索
(Find)] を選択してデバイスの一覧を取得します。
c) リストから CSF デバイスを選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
46
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 2
[デバイス情報(Device Information)] セクションで [CTI からのデバイスの制御を許可(Allow
Control of Device from CTI)] を選択します。
ステップ 3
[保存(Save)] を選択します。
ステップ 4
[プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。
ステップ 5
[デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話
セキュリティ プロファイルを選択します。
ステップ 6
[保存(Save)] を選択します。
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の CSF デバイスを使用できませ
ん。 ユーザが自分の CSF デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアッ
プを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
証明書設定の指定
CSF デバイス設定で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
手順
ステップ 1
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [CAPF の情報(Certification Authority Proxy
Function(CAPF)Information)] セクションを見つけます。
ステップ 2
次のように値を指定します。
• [証明書の操作(Certificate Operation)]:[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)]
を選択します。
• [認証モード(Authentication Mode)]:[認証ストリング(By Authentication String)] を選択し
ます。
• [キー サイズ(ビット)(Key Size (Bits))]:電話のセキュリティ プロファイルの設定と同じ
キー サイズを選択します。
• [操作の完了期限(Operation Completes By)]:認証文字列の有効期限値を指定するか、デフォ
ルトのままにします。
ステップ 3
[保存(Save)] を選択します。
ステップ 4
認証文字列を作成するには、次のいずれかを行うことができます。
• [CAPF の情報(Certification Authority Proxy Function(CAPF)Information)] セクションで [文
字列を生成(Generate String)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
47
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
• [認証文字列(Authentication String)] フィールドにカスタム文字列を入力します。
次の作業
認証文字列をユーザに提供します。
ユーザへの認証文字列の提供
ユーザは、クライアント インターフェイスで認証文字列を指定してデバイスにアクセスし、Cisco
Unified Communications Manager に安全に登録する必要があります。
ユーザがクライアント インターフェイスで認証文字列を入力すると、CAPF 登録プロセスが開始
されます。
(注)
登録プロセスが完了するまでにかかる時間は、ユーザのコンピュータまたはモバイル デバイ
ス、および Cisco Unified Communications Manager の現在の負荷によって異なります。 クライ
アントが CAPF 登録プロセスを完了するまでに、最大 1 分間かかる場合があります。
次の場合、クライアントはエラーを表示します。
• ユーザが誤った認証文字列を入力した場合。
ユーザは、CAPF 登録を完了するために、認証文字列の入力をもう一度試行できます。 ただ
し、ユーザが連続して誤った認証文字列を入力すると、文字列が正しい場合でも、クライア
ントはユーザが入力した文字列を拒否する場合があります。 その場合は、ユーザのデバイス
に対して新しい認証文字列を生成し、それをユーザに提供する必要があります。
• [操作の完了期限(Operation Completes By)] フィールドに設定した有効期限が過ぎた後、ユー
ザが認証文字列を入力した場合。
その場合は、ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成する必要があります。 ユー
ザは、有効期間内にその認証文字列を入力する必要があります。
重要
Cisco Unified Communications Manager でエンド ユーザを設定する場合、次のユーザ グループ
に追加する必要があります。
• Standard CCM End Users
• Standard CTI Enabled
ユーザは Standard CTI Secure Connection ユーザ グループに属していてはなりません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
48
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
セキュア電話の詳細
セキュア接続
セキュア電話機能を有効にした場合:
• CSF デバイスと Cisco Unified Communications Manager 間の SIP 接続は TLS で行われます。
• 電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security
Mode)] フィールドの値として [認証(Authenticated)] を選択すると、SIP 接続は
NULL-SHA 暗号化を使用して TLS で行われます。
• 電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security
Mode)] フィールドの値として [暗号化(Encrypted)] を選択すると、SIP 接続は AES
128/SHA 暗号化を使用して TLS で行われます。
• 相互 TLS により、正しい証明書を持つ CSF デバイスのみ Cisco Unified Communications Manager
に登録できます。 同様に、CSF デバイスは、正しい証明書を提示する Cisco Unified
Communications Manager インスタンスにのみ登録できます。
ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への CSF
デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager
へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド
ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセ
キュアではありません。
暗号化されたメディア
電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] フィー
ルドの値として [暗号化(Encrypted)] を選択すると、クライアントは Secure Realtime Transport
Protocol(SRTP)を使用して、以下のような暗号化されたメディア ストリームを提供します。
メディア ストリーム
暗号化(Encryption)
メイン ビデオ ストリーム
暗号化できます
メイン音声ストリーム
暗号化できます
プレゼンテーション ビデオ ストリーム
暗号化されません
BFCP を使用したビデオ デスクトップ共有を参
照。
BFCP アプリケーション ストリーム
BFCP フロー制御を参照。
暗号化されません
メディアを暗号化できるかどうかは、次の例に示すように、他のエンド ポイントもメディアを暗
号化するかどうかにより決まります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
49
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
• ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの CSF デバイスの
電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)]
を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
• ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュ
リティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証
(Authenticated)] に設定します。
• ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオー
ディオ ストリームを暗号化します。
• ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオー
ディオ ストリームを暗号化しません。
• ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユー
ザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
(注)
クライアントは、他のセキュア クライアントまたは会議ブリッジへの暗号化メディア ストリー
ムに対し SRTP を使用できる場合、ロック アイコンを表示します。
ただし、ロック アイコンを表示する機能を備えているのは、Cisco Unified Communications
Manager の一部のバージョンです。 使用している Cisco Unified Communications Manager のバー
ジョンにこの機能が備わっていない場合、クライアントは、暗号化メディアを送信する場合で
も、ロック アイコンを表示できません。
Expressway for Mobile and Remote Access の使用
ユーザは社内ネットワーク外部から登録プロセスを完了したり、セキュア電話機能を使用したり
することはできません。 この制限は、ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access 経由で接
続する場合にも適用されます。たとえば、次のような場合です。
1 セキュア電話機能のためにユーザの CSF デバイスを設定します。
2 このユーザが、Expressway for Mobile and Remote Access 経由で社内ネットワークに接続します。
3 クライアントは認証文字列の入力を要求する代わりに、セキュア電話機能を使用できないこと
をユーザに通知します。
ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access 経由で内部ネットワークに接続してコールに参
加すると、次のようになります。
• Cisco Expressway-C と Cisco Unified Communications Manager に Expressway for Mobile and Remote
Access を使用して登録されたデバイスとの間のコール パスで、メディアは暗号化されます。
• Cisco Expressway-C と Cisco Unified Communications Manager にローカルに登録されたデバイ
スとの間のコール パスで、メディアは暗号化されません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
50
サーバのセットアップ
セキュア電話機能のセットアップ
(注)
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を使用して接続しているときに電話機
のセキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるには、変更対象のクライア
ントを再起動する必要があります。
保存ファイル
クライアントは、セキュア電話機能に関する次のファイルを保存します。
• 証明書信頼リスト(.tlv)
• ローカルで有効な証明書(.lsc)
• CSF デバイスの秘密キー(.key)
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアン
トは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライア
ントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有
効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアント
は Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注)
クライアントは、秘密キーをファイル システムに保存する前に暗号化します。
クライアントは、次のフォルダにこれらのファイルを保存しま
す:%User_Profile%\AppData\Roaming\Cisco\Unified
Communications\Jabber\CSF\Security
クライアントはユーザの Roaming フォルダにファイルを保存するため、ユーザは CSF デバイス
を登録するために、Windows ドメインのMicrosoft Windows アカウントにログインできます。
会議コール
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートして
いる必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッ
ジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化でき
るようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があ
ります。
CSF デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティ
に設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとしま
す。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた CSF デバイスを所有しています。 ユーザ
C はセキュア電話機能のない CSF デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについ
てコールは安全ではありません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
51
サーバのセットアップ
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
クライアント間でのセキュア CSF デバイスの共有
セキュア電話機能をサポートしていないクライアントは、セキュア CSF デバイスに登録できませ
ん。
共有 Microsoft Windows アカウントで複数ユーザ
複数のユーザが、クライアントの一意のクレデンシャルを所有し、同じ Windows アカウントを共
有できます。 ただし、セキュア CSF デバイスは、ユーザが共有する Windows アカウントに制限
されます。 同じ Windows アカウントを共有するユーザは、異なる Windows アカウントのセキュ
ア CSF デバイスを使用してコールを発信できません。
同じ Windows アカウントを共有する複数のユーザが、一意の名前を持つ CSF デバイスを所有する
ように取り計らう必要があります。 ユーザが同じ Windows アカウントを共有し、一意の名前の
CSF デバイスを所有し、一方で異なる Cisco Unified Communications Manager クラスタに接続する
場合、ユーザは CSF デバイスを登録できません。
たとえば、ユーザ A が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 1 に接続
するとします。 また、ユーザ B が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラ
スタ 2 に接続するとします。 この場合、両方の CSF デバイスに対し競合が発生します。 ユーザ
A とユーザ B は同じ Windows アカウントにログインした後、どちらも自分の CSF デバイスを登
録できません。
共有コンピュータで複数ユーザ
クライアントは、各 Windows ユーザ固有の場所に、各ユーザのセキュア CSF デバイスの証明書を
キャッシュします。 ユーザが共有コンピュータの Windows アカウントにログインすると、その
ユーザは、自分にプロビジョニングされているセキュア CSF デバイスにのみアクセスできます。
そのユーザは、その他の Windows ユーザのキャッシュされている証明書にはアクセスできませ
ん。
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 この
トピックでは、デバイスの作成後に [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] メニュー オプション
を使用して電話番号を追加する手順について説明します。このメニューオプションから表示され
るのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定す
るためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアル
を参照してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
52
サーバのセットアップ
デスクフォン デバイスの作成
手順
ステップ 1
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[割り当て情報(Association Information)] セ
クションに移動します。
ステップ 2
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。
ステップ 3
[電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。
ステップ 4
その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。
ステップ 5
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
a) [回線に関連付けられているユーザ(Users Associated with Line)] セクションに移動します。
b) [エンド ユーザの関連付け(Associate End Users)] を選択します。
c) [ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検
索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。
d) 対象のユーザをリストから選択します。
e) [選択項目の追加(Add Selected)] を選択します。
選択されたユーザがボイスメール プロファイルに追加されます。
ステップ 6
[保存(Save)] を選択します。
ステップ 7
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。
ステップ 8
[設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用しま
す。
デスクフォン デバイスの作成
ユーザは、自分のコンピュータのデスクフォンを操作して音声コールを発信できます。
はじめる前に
ソフトフォン デバイスの作成
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 4
[電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから適切なデバイスを選択し、続いて [次へ
(Next)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
53
サーバのセットアップ
デスクフォン デバイスの作成
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5
[デバイス情報(Device Information)] セクションで次の手順を実行します。
a) [説明(Description)] フィールドに分かりやすい説明を入力します。
クライアントにより、デバイスの説明がユーザに表示されます。 ユーザが同じモデルのデバイ
スを複数所有している場合、説明によって複数のデバイスを区別できます。
b) [CTI からデバイスを制御可能(Allow Control of Device from CTI)] を選択します。
[CTI からデバイスを制御可能(Allow Control of Device from CTI)] を選択しない場合は、ユー
ザはデスクフォンを制御できません。
ステップ 6
[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します。
重要
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントは [オーナーの
ユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービス プロファイルを取
得します。 そのため、それぞれのユーザがデバイスを所有し、[オーナーのユーザ ID
(Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります。
ユーザとデバイスを関連付けて [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適
切なユーザに設定しないと、クライアントはユーザに適用するサービス プロファイルを
取得できません。
ステップ 7
次の手順を実行し、デスクフォンのビデオ機能を有効にします。
a) [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。
b) [ビデオ機能(Video Capabilities)] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択しま
す。
(注)
可能であれば、デバイス設定でデスクフォンのビデオ機能を有効にします。ただし、
一部の電話機モデルにはデバイス設定レベルでの [ビデオ機能(Video Capabilities)]
ドロップダウン リストは含まれていません。 この場合、[共通の電話プロファイル
の設定(Common Phone Profile Configuration)] ウィンドウを開き、次に [ビデオ コー
ル(Video Calling)] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択する必要
があります。
デスクフォンのビデオの詳細については、「デスクフォン ビデオの設定」を参照してください。
ステップ 8
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します。
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified
Communications Managerのマニュアルを参照してください。
ステップ 9
[保存(Save)] を選択します。
デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)]
ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
次の作業
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
54
サーバのセットアップ
デスクフォン ビデオの設定
デスクフォン ビデオの設定
デスクフォンのビデオ機能を使用すると、ユーザはクライアントを介してコンピュータ上のデス
クフォン デバイスに転送されたビデオを受信できます。
デスクフォン ビデオを設定する
デスクフォンのビデオを設定する手順は次のとおりです。
1 コンピュータをデスクフォン デバイス上のコンピュータ ポートへ物理的に接続します。
クライアントがデスクフォン デバイスへの接続を確立できるようにするためには、そのデバイ
スに対してコンピュータをコンピュータ ポート経由で物理的に接続する必要があります。 デ
スクフォン デバイスへのワイヤレス接続によりデスクフォンのビデオ機能を使用することはで
きません。
ヒント
ワイヤレス接続と有線接続の両方を使用できる場合、ユーザは有線接続がワイヤレス接続より
も優先されるように Microsoft Windows を設定する必要があります。 詳細については、『An
explanation of the Automatic Metric feature for Internet Protocol routes』という Microsoft マニュア
ルを参照してください。
2 Cisco Unified Communications Manager でビデオのデスクフォン デバイスを有効化します。
3 コンピュータに Cisco メディア サービス インターフェイスをインストールします。
Cisco メディア サービス インターフェイスによって提供される Cisco Discover Protocol(CDP)
ドライバによって、クライアントは以下を行えます。
• デスクフォン デバイスを検出します。
• CAST プロトコルを使用してデスクフォン デバイスへの接続を確立して維持します。
(注)
cisco.com のダウンロード サイトから Cisco メディア サービス インターフェイスのインス
トール プログラムをダウンロードします。
デスクフォン ビデオでの考慮事項
ユーザにデスクフォン ビデオ機能をプロビジョニングする前に、以下の考慮事項および制限事項
を確認してください。
• Cisco Unified IP Phone 9971 などのデバイスにビデオ カメラが接続されていると、デバイスで
デスクフォンのビデオ機能を使用できません。 デバイスからビデオ カメラを取り外すと、
デスクフォンのビデオ機能が使用できるようになります。
• CTI をサポートしていないデバイスでは、デスクフォン ビデオ機能を使用することはできま
せん。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
55
サーバのセットアップ
デスクフォン ビデオの設定
• デスクフォン ビデオでは、BFCP プロトコルを使用したビデオ デスクトップ共有はサポート
されていません。
• SCCP を使用するエンドポイントでビデオの受信のみを行うことはできません。 SCCP エン
ドポイントでは、ビデオの送信と受信を行う必要があります。 SCCP エンドポイントからビ
デオが送信されないインスタンスでは、コールが音声のみとなります。
• 7900 シリーズ電話機は、デスクフォンのビデオ機能に SCCP を使用する必要があります。
7900 シリーズ電話機は、デスクフォンのビデオ機能に SIP を使用できません。
• ユーザがデスクフォン デバイスのキーパッドからコールを開始した場合、コールはデスク
フォン デバイスの音声コールとして開始されます。 クライアントは、次にコールをビデオ
にエスカレーションします。 したがって、エスカレーションをサポートしない H.323 エンド
ポイントなどのデバイスにはビデオ コールは発信できません。 エスカレーションをサポー
トしないデバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用するには、ユーザは、クライアントか
らコールを開始する必要があります。
• ファームウェア バージョン SCCP45.9-2-1S を使用する Cisco Unified IP Phone には、互換性の
問題があります。 デスクフォンのビデオ機能を使用するには、ファームウェアのバージョン
を SCCP45.9-3-1 にアップグレードする必要があります。
• Symantec EndPoint Protection など、一部のアンチウイルスまたはファイアウォール アプリケー
ションによって受信 CDP パケットがブロックされ、デスクフォンのビデオ機能が無効になる
場合があります。 受信 CDP パケットを許可するようにアンチウイルスまたはファイアウォー
ル アプリケーションを設定する必要があります。
この問題の詳細については、Symantec の技術文書『Cisco IP Phone version 7970 and Cisco Unified
Video Advantage is Blocked by Network Threat Protection』を参照してください。
• Cisco Unified Communications Manager の SIP トランク設定で [メディア ターミネーション ポ
イントが必須(Media Termination Point Required)] チェックボックスを選択しないでくださ
い。 このチェックボックスを選択すると、デスクフォンのビデオ機能を使用できなくなりま
す。
デスクフォンのビデオ機能を使用できない、またはデスクフォン デバイスが不明であることを示
すエラーが発生した場合は、次の手順を実行します。
1 Cisco Unified Communications Manager でビデオのデスクフォン デバイスが有効になっているこ
とを確認します。
2 デスクフォン自体をリセットします。
3 クライアントを終了します。
4 クライアントをインストール済みのコンピュータで services.msc を実行します。
5 Cisco メディア サービス インターフェイスを再起動します。
6 クライアントを再起動します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
56
サーバのセットアップ
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 この
トピックでは、デバイスの作成後に [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] メニュー オプション
を使用して電話番号を追加する手順について説明します。このメニューオプションから表示され
るのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定す
るためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアル
を参照してください。
手順
ステップ 1
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[割り当て情報(Association Information)] セ
クションに移動します。
ステップ 2
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。
ステップ 3
[電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。
ステップ 4
その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。
ステップ 5
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
a) [回線に関連付けられているユーザ(Users Associated with Line)] セクションに移動します。
b) [エンド ユーザの関連付け(Associate End Users)] を選択します。
c) [ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検
索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。
d) 対象のユーザをリストから選択します。
e) [選択項目の追加(Add Selected)] を選択します。
選択されたユーザがボイスメール プロファイルに追加されます。
ステップ 6
[保存(Save)] を選択します。
ステップ 7
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。
ステップ 8
[設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用しま
す。
ビデオ レート適合の有効化
クライアントはビデオレートアダプテーションを利用し、最適なビデオ品質をネゴシエートしま
す。ビデオレート適合は、ネットワークの状態に合わせてビデオ品質を動的に向上または低下さ
せます。
ビデオ レート適合を使用するには、Cisco Unified Communications Manager で Real-Time Transport
Control Protocol(RTCP)を有効にする必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
57
サーバのセットアップ
ビデオ レート適合の有効化
(注)
ソフトフォン デバイスでは、デフォルトで RTCP が有効になっています。 ただし、デスクフォ
ン デバイスでは RTCP を有効にする必要があります。
共通の電話プロファイルに対する RTCP の有効化
共通の電話プロファイルで RTCP を有効にし、そのプロファイルを使用するすべてのデバイスで
ビデオ レート適合を有効にできます。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common
Phone Profile)] の順に選択します。
[共通の電話プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが
開きます。
ステップ 3
[共通の電話プロファイルを次の条件で検索(Find Common Phone Profile where)] フィールドで対
象のフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してプロファイルの一覧を取得します。
ステップ 4
対象のプロファイルを一覧から選択します。
[共通の電話プロファイルの設定(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。
ステップ 6
[RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。
ステップ 7
[保存(Save)] を選択します。
デバイス設定に対する RTCP の有効化
共通の電話プロファイルの代わりに、特定のデバイス設定で RTCP を有効化できます。 共通の電
話プロファイルで指定したすべての設定は、特定のデバイス設定で上書きされます。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
[電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)]
を選択して電話の一覧を取得します。
ステップ 4
対象の電話を一覧から選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
58
サーバのセットアップ
CTI サービスを追加する
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。
ステップ 6
[RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。
ステップ 7
[保存(Save)] を選択します。
CTI サービスを追加する
CTI サービスにより、ユーザはデバイスを制御できます。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UC サービス(UC Service)]
を選択します。
[UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
[UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[UC サービスの追加(Add a UC Service)] セクションで、[UC サービス タイプ(UC Service Type)]
ドロップダウン リストから [CTI] を選択します。
ステップ 5
[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 6
次の手順に従って、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスの詳細情報を設定します。
a) [名前(Name)] フィールドにサービスの名前を入力します。
入力した名前は、プロファイルにサービスを追加する際に表示されます。 入力する名前は必
ず、一意的でわかりやすく、かつ意味が通じるものにしてください。
b) [ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] フィールドに、CTI サービスのアドレスを入
力します。
c) [ポート(Port)] フィールドに、CTI サービスに使用するポート番号を入力します。
ステップ 7
[保存(Save)] を選択します。
次の作業
サービス プロファイルに CTI サービスを追加します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
59
サーバのセットアップ
URI ダイヤルの有効化
CTI サービスの適用
Cisco Unified Communications Manager で CTI サービスを追加した後、クライアントがその設定を
取得できるようにするために、その CTI サービスをサービス プロファイルに適用する必要があり
ます。
はじめる前に
• まだ存在していないか、CTI 用に別のサービス プロファイルが必要な場合は、サービス プロ
ファイルを作成します。
• CTI サービスを追加します。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [サービス プロファイル(Service
Profile)] の順に選択します。
ステップ 3
目的のサービス プロファイルを検索し、それを選択します。
ステップ 4
[サービスプロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウの [CTIプロファイル(CTI
Profile)] セクションで、次のドロップダウン リストからサービスを最大 3 つまで選択します。
• プライマリ(Primary)
• セカンダリ(Secondary)
• ターシャリ(Tertiary)
ステップ 5
[保存(Save)] を選択します。
URI ダイヤルの有効化
URI ダイヤルは、ユーザが Uniform Resource Identifier(URI)を使用したコールの発信や連絡先の
解決を実行できるようにします。 たとえば、Adam McKenzie という名前のユーザが
[email protected] という自分の電話番号と関連付けられた SIP URI を持っていたとしま
す。 URI ダイヤルは、Adam の電話番号ではなく、SIP URI でユーザがコールを発信できるように
します。
有効な URI 形式や ILS のセットアップを含む詳細設定など、URI ダイヤル要件の詳細については、
『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「URI Dialing」のセクションを参照して
ください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
60
サーバのセットアップ
URI と電話番号の関連付け
はじめる前に
この機能は、オンプレミス展開用にサポートされています。 Cisco Unified Communications Manager
リリース 9.1(2) 以降で URI ダイヤルを有効にすることができます。
URI と電話番号の関連付け
ユーザが URI コールを発信すると、Cisco Unified Communications Manager はその URI に関連付け
られた電話番号に着信コールをルーティングします。 このため、URI と電話番号を関連付ける必
要があります。 URI を使用して電話番号を自動的に入力するか、URI を使用して電話番号を設定
します。
URI を使用した電話番号の自動入力
ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加するときは、[ディレクトリ URI(Directory
URI)] フィールドに有効な SIP URI を入力します。 Cisco Unified Communications Manager はその
SIP URI をエンドユーザ設定に保存します。
ユーザのプライマリ内線を指定すると、Cisco Unified Communications Manager はエンド ユーザの
設定から電話番号の設定にディレクトリ URI を入力します。 このため、ユーザの電話番号のディ
レクトリ URI が自動的に入力されます。 Cisco Unified Communications Manager はその URI をデ
フォルトのパーティションにも配置します。これがディレクトリ URI( Directory URI)です。
次のタスクは、電話番号が URI を継承するように Cisco Unified Communications Manager を設定す
る手順を大まかに説明しています。
手順
ステップ 1
デバイスを追加します。
ステップ 2
デバイスに電話番号を追加します。
ステップ 3
デバイスとユーザを関連付けます。
ステップ 4
ユーザのプライマリ内線を指定します。
次の作業
ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていることを確認します。
ディレクトリ URI の検証
ユーザのプライマリ内線を指定したら、ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていること
を確認するため、次の手順を実行する必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
61
サーバのセットアップ
URI と電話番号の関連付け
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)] を選択します。
[電話番号の検索/一覧表示(Find and List Directory Numbers)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
適切な電話番号を検索して選択します。
[電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションを探します。
電話番号のプライマリ ディレクトリ URI は、デバイスに関連付けたエンド ユーザと一致する必
要があります。
パーティションは [ディレクトリ URI(Directory URI)] である必要があります。 このパーティショ
ンは、Cisco Unified Communications Manager が URI を配置するデフォルトのパーティションです。
URI を使用した電話番号の設定
ユーザに関連付けられていない電話番号用の URI を指定できます。 URI を使用した電話番号は、
テストと評価の目的でのみ設定する必要があります。
URI を使用した電話番号を設定するには、以下の手順に従ってください。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)] を選択します。
[電話番号の検索/一覧表示(Find and List Directory Numbers)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
適切な電話番号を検索して選択します。
[電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションを探します。
ステップ 5
[URI] 列で有効な SIP URI を指定します。
ステップ 6
適切なパーティションを [パーティション(Partition)] 列から選択します。
(注)
システムの [ディレクトリ URI(Directory URI)] パーティションには、URI を手動で追
加できません。 URI は電話番号と同じルート パーティションに追加する必要がありま
す。
ステップ 7
ユーザが電話番号にコールを発信できるように適切なコーリングサーチスペースにパーティショ
ンを追加します。
ステップ 8
[保存(Save)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
62
サーバのセットアップ
ディレクトリ URI パーティションの関連付け
ディレクトリ URI パーティションの関連付け
Cisco Unified Communications Manager が URI を配置するデフォルトのパーティションを、電話番
号を含むパーティションと関連付ける必要があります。
重要
URI ダイヤルを有効にするには、デフォルトのディレクトリ URI パーティションを、電話番号
を含むパーティションと関連付ける必要があります。
コーリング サーチ スペース内に電話番号のパーティションがない場合は、パーティションを
作成して、適切に設定する必要があります。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[システム(System)] > [エンタープライズ パラメータ(Enterprise Parameters)] の順に選択しま
す。
[エンタープライズ パラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[エンド ユーザのパラメータ(End User Parameters)] セクションを探します。
ステップ 4
[ディレクトリ URI エイリアス パーティション(Directory URI Alias Partition)] 行で、ドロップダ
ウン リストから適切なパーティションを選択します。
ステップ 5
[保存(Save)] をクリックします。
デフォルトのディレクトリ URI パーティションは電話番号を含むパーティションと関連付けられ
ています。 それにより、Cisco Unified Communications Manager は着信 URI コールを正しい電話番
号にルーティングできます。
ユーザが電話番号にコールを発信できるようにパーティションが適切なコーリングサーチスペー
スにあることを確実にする必要があります。
連絡先の解決のための SIP 要求における FQDN の有効化
URI による連絡先の解決を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager が SIP 要求で完
全修飾ドメイン名(FQDN)を使用するように設定する必要があります。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [SIP プロファイル(SIP Profile)] の
順に選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
63
サーバのセットアップ
コール ピックアップ(Call Pickup)
[SIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List SIP Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
適切な SIP プロファイルを検索して選択します。
メモ
デフォルトの SIP プロファイルは編集できません。 必要に応じて、デフォルトの SIP プロ
ファイルのコピーを作成して変更します。
ステップ 4
[SIP 要求で完全修飾ドメイン名を使用(Use Fully Qualified Domain Name in SIP Requests)] を選択
し、[保存(Save)] を選択します。
次の作業
URI を関連付けるプライマリ内線があるすべてのデバイスと SIP プロファイルを関連付けます。
コール ピックアップ(Call Pickup)
コール ピックアップ機能を使用すると、ユーザは自分のグループ内の着信コールをピックアップ
できます。 ディレクトリ番号はコール ピックアップ グループに割り当てられ、Cisco Unified
Communications Manager は自動的に適切なコール ピックアップ グループ番号にダイヤルします。
ユーザは [ピックアップ(Pickup)] を選択してコールに応答します。
グループコールピックアップ機能を使用すると、ユーザは別のグループ内の着信コールをピック
アップできます。 ユーザがグループ ピックアップ番号を入力して [ピックアップ(Pickup)] を選
択すると、Cisco Unified Communications Manager は自動的に適切なコール ピックアップ グループ
番号にダイヤルします。
他のグループ ピックアップ機能を使用すると、ユーザは自分のグループに関連付けられているグ
ループ内の着信コールをピックアップできます。 ユーザが [その他のピックアップ(Other Pickup)]
を選択すると、Cisco Unified Communications Manager は関連グループの着信コールを自動的に検
索します。
ダイレクト コール ピックアップ機能を使用すると、ユーザは電話番号への着信コールをピック
アップできます。 ユーザが電話番号を入力して [ピックアップ(Pickup)] を選択すると、Cisco
Unified Communications Manager は着信コールを接続します。
コール ピックアップの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager の関連する
マニュアルにあるコール ピックアップのトピックを参照してください。
コール ピックアップ通知
着信コールが複数ある場合は、「Call(s) available for pickup(コールがピックアップ可能)」とい
う通知が表示されます。 ユーザがコールを選択すると、グループ内で最も長いコールに応答が返
されます。
デスクフォン モード
デスクフォン モードでは、次の制約事項が適用されます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
64
サーバのセットアップ
コール ピックアップ(Call Pickup)
• Cisco Unified Communications Manager 通知設定は、ピックアップ グループではサポートされ
ていません。 「CallerA -> CallerB 」というコール ピックアップ通知が表示されます。
• Cisco Unified Communications Manager での音声と映像の設定はサポートされていません。 ビ
ジュアル アラートが常に表示されます。
共用回線の動作
共有回線にデスクフォンと CSF ソフトフォンがあるユーザの場合は、次の制限が適用されます。
• 使用可能なコールがない場合にソフトフォンを使用してコールのピックアップを試みると、
デスクフォンに「No call available for PickUp(ピックアップできるコールなし)」というメッ
セージが表示されます。
• 使用可能なコールがない場合にデスクフォンを使用してコールのピックアップを試みると、
ソフトフォンに「No call available for PickUp(ピックアップできるコールなし)」というメッ
セージが表示されます。
関連グループのメンバーでないユーザ
ユーザが関連グループのメンバーではないときに、別のピックアップ グループにコールが着信し
た場合:
• ダイレクト コール ピックアップ機能を使用して着信コールをピックアップできます。
• グループ ピックアップ機能は動作しません。
グループコールピックアップ機能およびダイレクトピックアップ機能の使用時に予想される動作
グループ コール ピックアップ機能およびダイレクト ピックアップ機能の使用時に予想される動
作は、次のとおりです。
• 無効な番号を入力
• ソフトフォン モード:会話ウィンドウが表示され、即座にアナンシエータが聞こえます
• デスクフォン モード:会話ウィンドウ、速いビジー音、またはアナンシエータの後に速
いビジー音、エラー メッセージ「Pickup faile(ピックアップ失敗)」。
• 有効な番号を入力したが、その時点でピックアップできるコールがない
• ソフトフォン モード:ヘッドセットにトーン、会話ウィンドウの表示なし、エラー メッ
セージ「No call available for pickup(ピックアップできるコールなし)」。
• デスクフォン モード:会話ウィンドウなし、エラー メッセージ「No call available for
pickup(ピックアップできるコールなし)」。
• 関連グループの電話番号を入力したが、その時点でピックアップできるコールがない
• ソフトフォン モード:ヘッドセットにトーン、会話ウィンドウの表示なし、エラー メッ
セージ「No call available for pickup(ピックアップできるコールなし)」。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
65
サーバのセットアップ
コール ピックアップ グループの設定
• デスクフォン モード:会話ウィンドウなし、エラー メッセージ「No call available for
pickup(ピックアップできるコールなし)」。
• 同じ Cisco Unified Communications Manager に属し、関連グループにはない電話の電話番号を
入力します。
• ソフトフォン モード:会話ウィンドウの表示、速いビジー音。
• デスクフォンモード:会話ウィンドウの表示、速いビジー音、エラーメッセージ「Pickup
faile(ピックアップ失敗)」。
• 有効なグループの 1 番目の電話番号を入力
• ソフトフォン モード:ヘッドセットにトーン、会話ウィンドウの表示、15 秒後にアナ
ンシエータ、それに続いて速いビジー音。
• デスクフォン モード:会話ウィンドウの表示、15 秒後にアナンシエータ、速いビジー
音、エラー メッセージ「Pickup faile(ピックアップ失敗)」。
コール ピックアップ グループ外のデスクフォンによるコール ピックアップ
コール ピックアップ グループ外のデスクフォンからコール ピックアップを試みているユーザ。
会話ウィンドウは少しの間表示されます。 ユーザがコール ピックアップ グループのメンバーで
ない場合は、そのユーザによるコール ピックアップ機能の使用を設定しないでください。
オリジナルの受信者情報が使用不可
Cisco Unified Communications Manager の [自動コール ピックアップ有効(Auto Call Pickup Enabled)]
設定が true に設定されている場合、コールをソフトフォン モードでピックアップすると、クライ
アントで受信者情報を使用できなくなります。 設定が false の場合は、受信者情報を利用できま
す。
コール ピックアップ グループの設定
コールピックアップグループ機能により、ユーザは自分のグループ内の着信コールをピックアッ
プできます。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified Communication Manager] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [コール ピックアップ グループ(Call Pickup Group)] の
順に選択します。
[コール ピックアップ グループの検索と一覧表示(Find and List Call Pickup Groups)] ウィンドウ
が開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
66
サーバのセットアップ
電話番号の割り当て
[コール ピックアップ グループの設定(Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
コール ピックアップ グループの情報を入力します。
a) コール ピックアップ グループに対して一意の名前を指定します。
b) コール ピックアップ グループに対して一意の電話番号を指定します。
c) 説明を入力します。
d) パーティションを選択します。
ステップ 5
(任意) [コール ピックアップ グループの通知設定(Call Pickup Group Notification Settings)] セ
クションで、音声通知または視覚的通知を設定します。
a) 通知ポリシーを選択します。
b) 通知タイマーを指定します。
コール ピックアップ グループの通知設定の詳細については、関連する Cisco Unified Communications
Manager のマニュアルでコール ピックアップに関するトピックを参照してください。
ステップ 6
[保存(Save)] を選択します。
次の作業
電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てます。
電話番号の割り当て
電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てます。 コール ピックアップ グループに割り
当てられた電話番号だけが、コール ピックアップ、グループ コール ピックアップ、他のグルー
プ ピックアップ、ダイレクト コール ピックアップを使用できます。
はじめる前に
電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てる前に、コール ピックアップ グループを作
成する必要があります。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイ
スを開きます。
ステップ 2
次のいずれかの方法で、電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てます。
• [コール ルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)] を選択し、電話番号
を検索して選択し、[コール転送とコール ピックアップの設定(Call Forward and Call Pickup
Settings)] エリアで、コール ピックアップ グループのドロップダウン リストからコール ピッ
クアップ グループを選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
67
サーバのセットアップ
他のコール ピックアップ
• [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択し、電話を検索して選択し、[関連付け情報
(Association Information)] リストで、コール ピックアップ グループを割り当てる電話番号
を選択します。
ステップ 3
データベースに変更を保存するには、[保存(Save)] を選択します。
他のコール ピックアップ
他のグループ ピックアップ機能により、自身のグループに関連付けられているグループ内の着信
コールをピックアップできます。 ユーザが [その他のピックアップ(Other Pickup)] を選択する
と、Cisco Unified Communications Manager は、関連付けられているグループ内の着信コールを自
動的に検索し、コール接続を確立します。
他のコール ピックアップの設定
他グループ ピックアップ機能を使用すると、ユーザは関連グループの着信コールをピックアップ
できます。 ユーザが [他グループ(Other Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications
Manager は関連グループ内の着信コールを自動的に検索し、コール接続を実行します。
はじめる前に
開始する前に、コール ピックアップ グループを設定してください。
手順
ステップ 1
Cisco Unified Communication Manager Administration インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [コール ピックアップ グループ(Call Pickup Group)] の
順に選択します。
[コール ピックアップ グループの検索と一覧表示(Find and List Call Pickup Groups)] ウィンドウ
が開きます。
ステップ 3
コール ピックアップ グループを選択します。
[コール ピックアップ グループの設定(Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[関連付け先コール ピック アップ グループ情報(Associated Call Pickup Group Information)] セク
ションでは、以下を実行できます。
• コール ピックアップ グループを検索し、現在関連付けられているコール ピックアップ グ
ループに追加する。
• 関連付けられているコール ピックアップ グループの順序を変更する、またはコール ピック
アップ グループを削除する。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
68
サーバのセットアップ
ダイレクト コール ピックアップ
ステップ 5
[保存(Save)] を選択します。
ダイレクト コール ピックアップ
ダイレクトコールピックアップ機能を使用すると、ユーザは着信コールを直接ピックアップでき
ます。 ユーザはクライアントに電話番号を入力し、[ピックアップ(Pickup)] を選択します。
Cisco Unified Communications Manager は関連するグループ メカニズムを使用して、ユーザがダイ
レクト コール ピックアップ機能を使って着信コールをピックアップできるかどうかを制御しま
す。
ダイレクト コール ピックアップを有効にするには、ユーザの関連グループに電話番号が属する
ピックアップ グループを含める必要があります。
ユーザがダイレクトコールピックアップ機能を起動し、電話番号を入力して着信コールをピック
アップすると、ユーザは指定した電話に着信するコールに接続されます。そのコールが電話番号
の属するコールピックアップグループ内で最も長く鳴っているコールかどうかは問われません。
ダイレクト コール ピックアップの設定
ダイレクト コール ピックアップ機能を使用すると、着信コールを直接ピックアップできます。
ユーザはクライアントに電話番号を入力し、[ピックアップ(Pickup)] を選択します。 Cisco Unified
Communications Manager は関連するグループ メカニズムを使用して、ユーザがダイレクト コール
ピックアップ機能を使って着信コールをピックアップできるかどうかを制御します。
ダイレクト コール ピックアップを有効にするには、ユーザの関連グループに電話番号が属する
ピックアップ グループを含める必要があります。
ユーザがこの機能を起動し、着信コールをピックアップする電話番号を入力すると、ユーザは指
定した電話に着信するコールに接続されます。そのコールが電話番号が属するコール ピックアッ
プ グループ内で最も長く鳴っているコールかどうかは問われません。
手順
ステップ 1
コール ピックアップ グループを設定し、関連グループを追加します。 関連グループのリストに
は 10 グループまで含めることができます。
詳細については、他のグループピックアップ機能に対するピックアップグループの定義に関する
トピックを参照してください。
ステップ 2
Auto Call Pickup Enabled サービス パラメータを有効にして、ダイレクト コール ピックアップで
コールに自動的に応答するようにします。
詳細については、自動コール ピックアップの設定に関するトピックを参照してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
69
サーバのセットアップ
自動コール ピックアップ
自動コール ピックアップ
Auto Call Pickup Enabled サービス パラメータを有効にすると、コール ピックアップ、グループ
ピックアップ、他のグループ ピックアップ、ダイレクト コール ピックアップを自動化できます。
このパラメータが有効になっている場合、Cisco Unified Communications Manager は、ユーザが電
話で適切なピックアップを選択すると、ユーザのピックアップ グループ、他のピックアップ グ
ループ、またはユーザのグループに関連付けられているピックアップ グループ内の着信コールに
ユーザを自動的に接続します。 この処理に必要なのは 1 回のキーストロークだけです。
自動コールピックアップ機能はユーザのグループ内の着信コールにユーザを接続します。ユーザ
がクライアントで [ピックアップ(Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications Manager
はグループ内の着信コールを検索し、コール接続を実行します。 自動化が有効になっていない場
合、ユーザは [ピックアップ(Pickup)] を選択してコールに応答し、コール接続を確立する必要
があります。
グループ コール ピックアップ自動化機能は、他のピックアップ グループ内の着信コールにユー
ザを接続します。ユーザは他のピックアップグループのグループ番号を入力し、クライアントで
[ピックアップ(Pickup)] を選択します。 ピックアップ グループ番号を受信すると、 Cisco Unified
Communications Manager はコール接続を実行します。 グループ コール ピックアップ自動化機能が
有効になっていない場合は、他のピックアップ グループのグループ番号にダイヤルして、クライ
アントで [ピックアップ(Pickup)] を選択し、コールに応答して接続を確立します。
他のグループ ピックアップ自動化機能は、ユーザのグループに関連付けられているグループ内の
着信コールにユーザを接続します。 ユーザは、クライアントで [その他のピックアップ(Other
Pickup)] を選択します。 Cisco Unified Communications Manager は関連付けられているグループ内
の着信コールを管理者が [コールピックアップグループの設定(Call Pickup Group Configuration)]
ウィンドウに入力した順序で検索し、コールが見つかるとコール接続を実行します。 自動化が有
効になっていない場合、ユーザは [その他のピックアップ(Other Pickup)] を選択し、コールに応
答してコール接続を確立する必要があります。
ダイレクトコールピックアップ自動化機能は、ユーザのグループに関連付けられているグループ
内の着信コールにユーザを接続します。 ユーザは鳴っている電話の電話番号を入力し、クライア
ントで [ピックアップ(Pickup)] を選択します。 電話番号を受信すると、Cisco Unified
Communications Manager はコール接続を実行します。 ダイレクト コール ピックアップ自動機能が
有効になっていない場合、ユーザは鳴っている電話の電話番号にダイヤルして、[ピックアップ
(Pickup)] を選択します。すると、ユーザの電話でコールが鳴るので、それに応答して接続を確
立する必要があります。
コール ピックアップの詳細については、Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュ
アルを参照してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
70
サーバのセットアップ
Hunt Group
自動コール ピックアップの設定
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] の順に選択します。
ステップ 3
[サーバ(Server)] ドロップダウン リストからサーバを選択し、次に、[サービス(Service)] ド
ロップダウン リストから [Cisco Call Manager] サービスを選択します。
ステップ 4
[クラスタ全体のパラメータ(機能:コール ピックアップ)(Clusterwide Parameters(Feature - Call
Pickup)] セクションで、[自動コール ピックアップの有効化(Auto Call Pickup Enabled)] に対し
て次のいずれかを選択します。
• true:自動コール ピックアップ機能は有効になります。
• false:自動コール ピックアップ機能は有効になりません。 これがデフォルト値です。
ステップ 5
[保存(Save)] を選択します。
Hunt Group
ハント パイロットには、ハント パイロット番号および関連するハント リストが含まれています。
ハント パイロットは、ネットワーク設計に柔軟性をもたらします。 また、ルート フィルタおよ
びハント リストと連動して、特定のデバイスにコールを直接転送したり、特定の数字パターンを
包含、除外、変更したりします。
ハントリストには、一連の回線グループが特定の順序で含まれています。単一の回線グループを
複数のハント リストに表示できます。 グループ コール ピックアップ機能とダイレクト コール
ピックアップ機能では、ハント リストは使用されません。
回線グループは、特定の順序で並んだ一連の電話番号から成っています。 この順序によって、着
信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます。
定義されたハント リストに従って、Cisco Unified Communications Manager はルーティングするコー
ルを決定した後、ハント リストで定義されている回線グループの順序に基づいて最初に使用可能
なデバイスを検出します。
Cisco Unified Communications Manager 9.x 以降では、応答がない場合の、ハント メンバーの自動ロ
グアウトの設定を行えます。
ログアウト通知
自動ログアウト、手動ログアウト、または Cisco Unified Communications Manager の管理者による
ログアウトのいずれかによってユーザがログアウトすると、ログアウト通知が表示されます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
71
サーバのセットアップ
回線グループ
回線グループ
回線グループを使用して、電話番号を選択する順序を指定できます。 Cisco Unified Communications
Manager は、コール分配アルゴリズムと無応答(RNA)予約のタイムアウト設定に基づいて、回
線グループのアイドル状態または対応可能なメンバーにコールを分配します。
ユーザは、回線グループに属する DN へのコールを、ダイレクト コール ピックアップ機能を使用
してピックアップすることはできません。
回線グループの設定
はじめる前に
電話番号を設定してください。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [回線グループ(Line
Group)] の順に選択します。
[回線グループの検索と一覧表示(Find and List Line Groups)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
[回線グループの設定(Line Group Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[回線グループ情報(Line Group Information)] セクションに次の設定を入力します。
1 [回線グループ名(Line Group Name)] フィールドに一意の名前を指定します。
2 [RNA 復帰タイムアウト(RNA Reversion Timeout)] に秒数を指定します。
3 回線グループに適用する [分散アルゴリズム(Distribution Algorithm)] を選択します。
ステップ 5
[ハント オプション(Hunt Options)] セクションに次の設定を入力します。
• ドロップダウン リストから [無応答(No Answer)] の値を選択します。
• [無応答時にハント メンバーを自動的にログアウト(Automatically Logout Hunt Member on No
Answer)] を選択して、ハント リストの自動ログアウトを設定します。
• ドロップダウン リストから [ビジー(Busy)] の値を選択します。
• ドロップダウン リストから [使用不可(Not Available)] の値を選択します。
ステップ 6
[回線グループ メンバー情報(Line Group Member Information)] セクションでは、以下を実行でき
ます。
• 回線グループに追加する電話番号またはルート パーティションを検索する。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
72
サーバのセットアップ
ハント リスト
• 回線グループ内の電話番号またはルート パーティションの順序を変更する。
• 回線グループから電話番号またはルート パーティションを削除する。
ステップ 7
[保存(Save)] を選択します。
次の作業
ハント リストを設定し、回線グループをハント リストに追加します。
ハント リスト
ハント リストには、一連の回線グループが特定の順序で含まれています。 ハント リストは 1 つ
以上のハント パイロットに関連付けられており、それらの回線グループにアクセスする順序を示
します。 この順序によって、着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます。
ハントリストは、回線グループによって定義された一連の電話番号から成っています。定義され
たハント リストに従って、Cisco Unified Communications Manager がルーティングするコールを決
定した後、Cisco Unified Communications Manager は、ハント リストで定義されている回線グルー
プの順序に基づいて 1 番目に使用可能なデバイスを検出します。
グループ コール ピックアップ機能とダイレクト コール ピックアップ機能では、ハント リストは
使用されません。
ハント リストには回線グループだけを含めることができます。 各ハント リストには、少なくと
も 1 つの回線グループが必要です。 各回線グループには、少なくとも 1 つの電話番号が含まれま
す。 単一の回線グループを複数のハント リストに表示できます。
ハント リストの設定
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ハント リスト(Hunt
List)] の順に選択します。
[グループの検索とハント リスト(Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
[ハント リストの設定(Hunt List Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[ハント リスト情報(Hunt List Information)] セクションに次の設定を入力します。
1 [名前(Name)] フィールドに一意の名前を指定します。
2 ハント リストの説明を入力します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
73
サーバのセットアップ
ハント リスト
3 ドロップダウン リストから [Cisco Unified Communications Manager グループ(Cisco Unified
Communications Manager Group)] を選択します。
4 ハント リストを保存すると、新しいハント リストのデフォルトとして [このハントリストを有
効にする(Enable this Hunt List)] が選択されます。
5 このハント リストをボイスメールに使用する場合は、[ボイスメール用(For Voice Mail Usage)]
選択します。
ステップ 5
[保存(Save)] を選択してハント リストを追加します。
次の作業
回線グループをハント リストに追加します。
ハント リストへの回線グループの追加
はじめる前に
回線グループを構成して、ハント リストを設定する必要があります。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ハント リスト(Hunt
List)] の順に選択します。
[グループの検索とハント リスト(Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
回線グループを追加するハント リストを検索します。
ステップ 4
回線グループを追加するには、[回線グループの追加(Add Line Group)] を選択します。
[ハント リスト詳細の設定(Hunt List Detail Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5
[回線グループ(Line Group)] ドロップダウン リストから回線グループを選択します。
ステップ 6
回線グループを追加するには、[保存(Save)] を選択します。
ステップ 7
さらに別の回線グループを追加するには、ステップ 4 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8
[保存(Save)] を選択します。
ステップ 9
ハント リストをリセットするには、[リセット(Reset)] を選択します。 ダイアログボックスが表
示されたら、[リセット(Reset)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
74
サーバのセットアップ
ハント パイロット
ハント パイロット
ハントパイロットは、数字から構成される文字列(アドレス)と、ハントリストにコールをルー
ティングする一連の番号操作から成り立っています。ハントパイロットは、ネットワーク設計に
柔軟性をもたらします。 また、ルート フィルタおよびハント リストと連動して、特定のデバイ
スにコールを直接転送したり、特定の数字パターンを包含、除外、変更したりします。
ハント パイロットの設定オプションの詳細については、Cisco Unified Communications Manager の
関連するマニュアルを参照してください。
ハント パイロットの設定
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[コール ルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ハント パイロット(Hunt
Pilot)] の順に選択します。
[ハント パイロットの検索と一覧表示(Find and List Hunt Pilots)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[新規追加(Add New)] を選択します。
[ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
数字とワイルドカードを含む、ハント パイロットを入力します。
ステップ 5
[ハント リスト(Hunt List)] ドロップダウン リストからハント リストを選択します。
ステップ 6
[ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウで追加の設定を入力します。 ハ
ント パイロットの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュ
アルを参照してください。
ステップ 7
[保存(Save)] を選択します。
ユーザの関連付けに関する設定
ユーザをデバイスに関連付けると、ユーザにデバイスがプロビジョニングされます。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
75
サーバのセットアップ
ユーザの関連付けに関する設定
[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索
(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。
ステップ 4
対象のユーザをリストから選択します。
[エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5
[サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。
ステップ 6
[ホーム クラスタ(Home Cluster)] を選択します。
ステップ 7
[UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストから、ユーザの適切な
サービス プロファイルを選択します。
ステップ 8
[デバイス情報(Device Information)] セクションを探します。
ステップ 9
[デバイスの割り当て(Device Association)] を選択します。
[ユーザ デバイス割り当て(User Device Association)] ウィンドウが開きます。
ステップ 10
ユーザを割り当てるデバイスを選択します。
ステップ 11
[選択/変更の保存(Save Selected/Changes)] を選択します。
ステップ 12
[ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] の順に選択し、[ユーザの検索と
一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウに戻ります。
ステップ 13
一覧から同じユーザを探し、選択します。
[エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 14
[権限情報(Permissions Information)] セクションを探します。
ステップ 15
[アクセス コントロール グループに追加(Add to Access Control Group)] を選択します。
[アクセス コントロール グループの検索と一覧表示(Find and List Access Control Groups)] ダイア
ログボックスが開きます。
ステップ 16
ユーザを割り当てるアクセス コントロール グループを選択します。
ユーザを、少なくとも次のアクセス コントロール グループに割り当てる必要があります。
• Standard CCM End Users
• Standard CTI Enabled
電話機のモデルによっては、次のコントロール グループが追加で必要となります。
• Cisco Unified IP Phone 9900、 8900、8800 シリーズ、または DX シリーズでは、[標準 CTI に
よる接続時の転送および会議をサポートする電話の制御(Standard CTI Allow Control of Phones
supporting Connected Xfer and conf)] を選択します。
• Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズでは、[標準 CTI によるロールオーバー モードをサポー
トする電話の制御(Standard CTI Allow Control of Phones supporting Rollover Mode)] を選択し
ます。
ステップ 17
[選択項目の追加(Add Selected)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
76
サーバのセットアップ
TFTP サーバ アドレス オプション
[アクセス コントロール グループの検索と一覧表示(Find and List Access Control Groups)] ウィン
ドウが終了します。
ステップ 18
[エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。
TFTP サーバ アドレス オプション
クライアントは TFTP サーバからデバイス設定を取得します。 ユーザにデバイスをプロビジョニ
ングする場合、TFTP サーバ アドレスを指定する必要があります。
TFTP サーバの自動設定
DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると、クライアントは自動的にユーザの
ホーム クラスタを検出できます。 そのため、クライアントは Cisco Unified Communications Manager
TFTP サービスを見つけることができます。
_cisco-uds SRV レコードを導入する場合は、TFTP サーバのアドレスを指定する必要はありま
せん。
TFTP サーバの手動設定
次の方法で TFTP サーバ アドレスを手動で指定できます。
• ユーザはクライアントの起動時に、TFTP サーバ アドレスを手動で入力します。
• TFTP 引数を使用してインストール時に TFTP サーバ アドレスを指定する。
• Microsoft Windows レジストリで TFTP サーバ アドレスを指定する。 詳細については、電話
パラメータ, (124 ページ)を参照してください。
デバイスのリセット
ユーザを作成し、デバイスに関連付けた後、それらのデバイスをリセットする必要があります。
手順
ステップ 1
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
[電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3
[電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)]
を選択してデバイスの一覧を取得します。
ステップ 4
対象のデバイスを一覧から選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
77
サーバのセットアップ
CCMCIP プロファイルの作成
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5
[割り当て情報(Association Information)] セクションを探します。
ステップ 6
対象の電話番号設定を選択します。
[電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 7
[リセット(Reset)] を選択します。
[デバイス リセット(Device Reset)] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 8
[リセット(Reset)] を選択します。
ステップ 9
[閉じる(Close)] を選択して、[デバイス リセット(Device Reset)] ダイアログボックスを閉じま
す。
次の作業
CCMCIP プロファイルの作成
CCMCIP プロファイルの作成
CCMCIP プロファイルの自動設定
DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると、クライアントは自動的にユーザの
ホーム クラスタを検索してサービスを検出できます。 クライアントが検出するサービスの 1 つ
は、CCMCIP を置き換える UDS です。
_cisco-uds SRV レコードを展開する場合は、CCMCIP プロファイルを作成する必要はありませ
ん。
CCMCIP プロファイルの手動設定
次の方法で手動で CCMCIP サーバ アドレスを指定できます。
• ユーザがクライアントの起動時に CCMCIP サーバ アドレスを手動で入力する。
• インストール時に CCMCIP 引数を使用して CCMCIP サーバ アドレスを指定する。
• Microsoft Windows レジストリに CCMCIP サーバ アドレスを指定する。 詳細については、電
話パラメータ, (124 ページ)を参照してください。
ダイヤル プランのマッピング
Cisco Unified Communications Manager のダイヤル ルールがディレクトリのダイヤル ルールと確実
に一致するように、ダイヤル プランのマッピングを設定します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
78
サーバのセットアップ
ダイヤル ルールの発行
アプリケーション ダイヤル ルール(Application Dial Rules)
アプリケーションダイヤルルールにより、ユーザがダイヤルする電話番号の桁数の追加および削
除が自動的に行われます。 アプリケーション ダイヤル ルールにより、ユーザがクライアントか
らダイヤルする番号が操作されます。
たとえば、7 桁の電話番号の先頭に自動的に 9 を追加して外線にアクセスするように、ダイヤル
ルールを設定できます。
ディレクトリ検索ダイヤル ルール(Directory Lookup Dial Rules)
ディレクトリ検索ダイヤル ルールによって、発信者 ID の番号が、クライアントがディレクトリ
で検索できる番号に変換されます。 定義する各ディレクトリ検索ルールには、先頭の数字および
番号の長さに基づいてどの数字を変換するかを指定します。
たとえば、10 桁の電話番号から市外局番と 2 桁の局番を自動的に削除するディレクトリ検索ルー
ルを作成できます。 このタイプのルールでは、たとえば、4089023139 を 23139 に変換します。
ダイヤル ルールの発行
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6.1 以前の場合、ダイヤル ルールは自動でクライ
アントに発行されません。 このため、ダイヤル ルールを発行するには、COP ファイルを導入する
必要があります。 この COP ファイルによって、ダイヤル ルールが Cisco Unified Communications
Manager データベースから TFTP サーバ上の XML ファイルにコピーされます。 その後、クライア
ントは、その XML ファイルをダウンロードしてダイヤル ルールにアクセスできます。
メモ
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6.1 以前でダイヤル ルールを更新または変更
するたびに、COP ファイルを導入する必要があります。
はじめる前に
1 Cisco Unified Communications Manager でダイヤル ルールを作成します。
2 cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします。
3 cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn を Cisco Jabber 管理パッケージからファ
イル システムにコピーします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
79
サーバのセットアップ
ダイヤル ルールの発行
手順
ステップ 1
[Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] > [インストール/アップグレード
(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 3
[ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウで
cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn の場所を指定します。
ステップ 4
[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 5
[利用可能なソフトウェア(Available Software)] リストから
cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn を選択します。
ステップ 6
[次へ(Next)] を選択し、[インストール(Install)] を選択します。
ステップ 7
TFTP サービスを再起動します。
ステップ 8
ブラウザでダイヤル ルールの XML ファイルを開き、TFTP サーバでそれらのファイルが利用可能
であることを確認します。
a) http://tftp_server_address:6970/CUPC/AppDialRules.xml に移動します。
b) http://tftp_server_address:6970/CUPC/DirLookupDialRules.xml に移動します。
ブラウザで AppDialRules.xml と DirLookupDialRules.xml にアクセスできる場合、クラ
イアントはダイヤル ルールをダウンロードできます。
ステップ 9
TFTP サービスを実行する Cisco Unified Communications Manager の各インスタンスに対して、前述
の手順を繰り返します。
次の作業
Cisco Unified Communications Manager の各インスタンスに対して前述の手順を繰り返した後、ク
ライアントを再起動します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
80
第
6
章
Cisco WebEx ミーティングの統合
• Cisco WebEx Meeting Center を使用したクラウドベース導入環境向けの会議の設定, 81 ペー
ジ
Cisco WebEx Meeting Center を使用したクラウドベース導
入環境向けの会議の設定
Cisco WebEx 管理ツールで適切な設定を行い、適切なユーザにミーティング機能と会議機能を割
り当てる必要があります。
Cisco WebEx Meeting Center による認証
Cisco WebEx Meeting Center では次のタイプの認証を使用できます。
• 直接認証:クライアントは Cisco WebEx Meeting Center にユーザ クレデンシャルを直接渡す
ことができます。
直接認証を有効にする手順は次のとおりです。
1 Cisco WebEx 管理ツールを使用して Cisco WebEx Meeting Center のユーザー アカウントを
作成します。
Cisco WebEx Meeting Center は、直接認証シナリオでユーザ クレデンシャルを検証する必
要があります。 ユーザ アカウントはクレデンシャルを保留にして、クライアントが認証
を試みるときに Cisco WebEx Meeting Center がクレデンシャルを検証できるようにします。
2 クライアント インターフェイスで Cisco WebEx Meeting Center クレデンシャルを指定しま
す。
詳細については、「Overview of Loosely Coupled Integration」のトピックを参照してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
81
Cisco WebEx ミーティングの統合
[インスタントWebExミーティング(Instant WebEx Meeting)] メニュー オプションの無効化
[インスタントWebExミーティング(Instant WebEx Meeting)] メニュー
オプションの無効化
手順
ステップ 1
[インスタントWebExミーティング(Instant WebEx Meeting)] メニュー オプションを無効化する
には、次のレジストリ キーの 1 つを削除します。
• Windows 64 ビット版:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Communicator\SessionManager\Apps\{7DE5E338-CF87-4824-810D-3822EDEFE97E}
• Windows 32 ビット版:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Communicator\SessionManager\Apps\{7DE5E338-CF87-4824-810D-3822EDEFE97E}
ステップ 2
クライアントを再起動して、有効にします。
クライアントでの会議クレデンシャルの指定
ユーザは、[オプション(Options)] ウィンドウの [ミーティング(Meetings)] タブで、ユーザ自
身のクレデンシャルを指定します。
[オプション(Options)] ウィンドウを開くには、[ファイル(File)] > [オプション(Options)] を
選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
82
第
7
章
クライアントのインストール
インストールのオプションを確認し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストールのさ
まざまな方法を学習します。 インストールを開始する前に、正常な導入の要件について理解し
ます。
• インストレーションの概要, 83 ページ
• コマンドラインの使用, 85 ページ
• サポートされる言語, 90 ページ
• MSI の再パッケージ化, 91 ページ
• グループ ポリシーを使用した導入, 94 ページ
• カスタム プレゼンス ステータス, 96 ページ
• Cisco Media Services Interface, 97 ページ
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール, 99 ページ
インストレーションの概要
次のオペレーティング システムにクライアントをインストールできます。
• Microsoft Windows 8(32 ビット)
• Microsoft Windows 8(64 ビット)
• Microsoft Windows 7(32 ビット)
• Microsoft Windows 7(64 ビット)
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には、Microsoft .NET Framework または Java モジュール
は必要ではありません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
83
クライアントのインストール
インストレーションの概要
インストール要件の詳細については、「ハードウェア要件」および「ソフトウェア要件」のトピッ
クを参照してください。
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールした後、Microsoft Outlook を再起動して
Click to Call 機能が適切に初期化されるようにします。
インストール オプション
Cisco UC Integration for Microsoft Lync で提供される MSI インストール パッケージでは、次のイン
ストール オプションが用意されています。
コマンドライン経由のインストール
コマンドライン ウィンドウで引数を使用してインストール プロパティを指定して、Cisco
UC Integration for Microsoft Lync をインストールできます。
組織間に渡る複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択しま
す。
詳細については、「コマンドラインの使用」を参照してください。
MSI の再パッケージ化
Microsoft Orca などのプログラムを使用して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインス
トール パッケージをカスタマイズできます。 MSI を再パッケージ化すると、デフォルトの
インストール パッケージを開いて必要なインストール プロパティを指定して、カスタム イ
ンストール パッケージを保存できます。
同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプ
ションを選択します。
詳細については、「Transform the Installer」を参照してください。
MSI の手動による実行
クライアント コンピュータのファイル システムで MSI を手動で実行してから、Cisco UC
Integration for Microsoft Lync の初回起動時に接続のプロパティを指定できます。
テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択
します。
詳細については、MSI の手動による実行を参照してください。
Click to Call のインストール
必ず [完全(Complete)] インストーラ オプションを使用してアプリケーションをインストール
し、Click to Call 機能がインストールされるようにします。 [標準(Typical)] オプションの場合、
Click to Call 機能は含まれません。 [カスタム(Custom)] オプションの場合、Click to Call を含め
るか除外するかを指定できます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
84
クライアントのインストール
コマンドラインの使用
コマンドラインの使用
インストール時にプロパティを Cisco UC Integration for Microsoft Lync に適用するために、コマン
ドラインの引数を指定できます。
はじめる前に
ソフトウェア設定管理プログラムを使用して導入するために Cisco UC Integration for Microsoft Lync
を準備します。
手順
ステップ 1
コマンドライン ウィンドウを開きます。
ステップ 2
次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi
ステップ 3
コマンドライン ウィンドウでコマンドラインの引数を parameter=value のペアで指定します。
次に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするためのコマンドの例を示します。
インストールの例
msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi LANGUAGE=1033 /quiet
ここで、
LANGUAGE=1033 により、英語が言語として指定されます。
/quiet により、サイレント インストールが指定されます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
85
クライアントのインストール
コマンドライン引数
コマンドラインの引数の詳細については、「コマンドライン引数」を参照してください。
ステップ 4
コマンドを実行して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールします。
コマンドライン引数
次の表に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするために使用されるコマンド
ライン引数を説明します。
引数
値
説明(Description)
TFTP
IP アドレス
TFTP サーバのアドレスを指定します。 値として
次のいずれかを設定します。
ホストネーム
FQDN
ホストネーム
例:hostname
IP アドレス
たとえば、123.45.254.1 と指定します。
完全修飾ドメイン名
例:hostname.domain.com
[CTI]
CCMCIP
IP アドレス
CTI サーバのアドレスを指定します。
ホストネーム
FQDN
この引数は、CTI サーバのアドレスが TFTP サー
バのアドレスと異なる場合にのみ必要です。サー
バ アドレスが同じである場合、この引数を指定
する必要はありません。
IP アドレス
CCMCIP サーバのアドレスを指定します。
ホストネーム
この引数は、CCMCIP サーバのアドレスが TFTP
サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。
サーバ アドレスが同じである場合、この引数を
指定する必要はありません。
FQDN
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
86
クライアントのインストール
コマンドライン引数
引数
値
説明(Description)
LANGUAGE
10 進数の LCID
Cisco UC Integration for Microsoft Lync が使用する
言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義しま
す。 値は、サポートされる言語に対応する、10
進数の LCID でなくてはなりません。
たとえば、次のいずれかを指定できます。
• 1033 は英語です。
• 1036 はフランス語です。
• 1034 はスペイン語です。
• 2052 は簡体字中国語です。
この引数は省略可能です。 値を指定しなかった
場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は
デフォルトとしてシステム ロケールの言語が使
用されます。
指定可能な言語のリストについては、「サポート
される言語」のトピックを参照してください。
LOG_DIRECTORY
ディレクトリ パス ログ ファイルのカスタム ディレクトリの場所を
指定します。
ディレクトリの場所は、テンプレート
LOG_DIRECTORY=<directory_location> を使用して
指定されます。 スペースを含むディレクトリ パ
スは二重引用符で囲みます。
このパラメータを使用した例を次に示します。
msiexec /i CUCILyncSetup.msi
LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory
サイレント インストールにこのパラメータを使
用した例を次に示します。
msiexec /i CUCILyncSetup.msi
LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory
/quiet
(注)
仮想化環境ではこの機能に既知の制限
があります。 Cisco UC Integration for
Microsoft Lync を起動させてから HVD
を再起動させると、この機能は動作し
ます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
87
クライアントのインストール
コマンドライン引数
引数
値
FORGOT_PASSWORD_URL URL
説明(Description)
ユーザがパスワードを忘れたか、パスワードをリ
セットする必要がある場合に、ユーザがリダイレ
クトされる URL を指定します。
機能を有効にするために、この引数を指定する必
要はありません。 ただし、ユーザが新しいパス
ワードを取得できるよう、有効な URL を指定す
る必要があります。
TFTP_FILE_NAME
ファイル名
(Filename)
TFTP サーバ上にある、グローバル設定ファイル
の一意の名前を指定します。グローバル設定ファ
イルが、デフォルト名(jabber-config.xml)
を使用しない場合は、この引数の値を指定する必
要があります。
値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定
できます。この引数の値として指定した名前は、
TFTP サーバ上のその他のグローバル設定ファイ
ルよりも優先されます。
この引数は省略可能です。
PRESENCE_DOMAIN
使用するドメイン Active Directory の連絡先を解決するために使用す
るドメイン名を指定します。 (domain.com な
名
ど。)
VOICEMAIL_ENABLED
true
false
ボイスメールを有効にするかどうかを指定しま
す。
• true(デフォルト):ボイスメールを有効に
します。
• false:ボイスメールを無効にします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
88
クライアントのインストール
コマンドライン引数
引数
値
説明(Description)
CLEAR
1
Cisco UC Integration for Microsoft Lync が以前のイ
ンストールからの既存のブートストラップ ファ
イルを上書きするかどうかを指定します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、インス
トール中に設定した引数や値をブートストラップ
ファイル jabber-bootstrap.properties に
保存します。その後 Cisco UC Integration for
Microsoft Lync は起動時にブートストラップ ファ
イルから設定をロードします。
この引数を指定する場合
この引数を指定すると、インストール中に
次のことが実行されます。
1 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は
既存のブートストラップ ファイルを削
除します。
2 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は
新しいブートストラップ ファイルを作
成します。
この引数を指定しない場合
この引数を指定しない場合、Cisco UC
Integration for Microsoft Lync はインストール
中に既存のブートストラップ ファイルがあ
るかどうかをチェックします。
• ブートストラップ ファイルがない場
合、Cisco UC Integration for Microsoft
Lync はインストール中にブートスト
ラップ ファイルを作成します。
• ブートストラップ ファイルがある場
合、Cisco UC Integration for Microsoft
Lync はブートストラップ ファイル上
書きせず、既存の設定を維持します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
89
クライアントのインストール
サポートされる言語
引数
値
説明(Description)
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync を
再インストールする場合は、次の点を
検討する必要があります。
• Cisco UC Integration for Microsoft
Lync は既存のブートストラップ
ファイルからの設定を保持しませ
ん。 CLEAR を指定する場合は、
他のすべてのインストール引数も
適切に指定する必要があります。
• Cisco UC Integration for Microsoft
Lync は既存のブートストラップ
ファイルにインストール引数を保
存しません。 インストール引数の
値を変更する場合、または追加の
インストール引数を指定する場合
は、既存の設定を上書きするため
に CLEAR を指定する必要があり
ます。
既存のブートストラップ ファイルを上書きする
には、コマンドラインに CLEAR を次のように指
定します。
msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi CLEAR=1
サポートされる言語
次の表に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でサポートされる言語を示します。
• アラビア語
• 中国語(簡体字)
• 中国語(繁体字)
• チェコ語
• デンマーク語
• Dutch
• 英語
• フランス語
• フィンランド語
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
90
クライアントのインストール
MSI の再パッケージ化
• ドイツ語
• ギリシャ語
• ヘブライ語
• イタリア語
• 日本語
• Korean
• Norwegian
• ポーランド語
• ポルトガル語(ブラジル)
• ポルトガル語(ポルトガル)
• ロシア語
• スウェーデン語
• スペイン語
• Turkish
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、すべてのサブ言語のロケール ID はサポートして
いません。 たとえば、フランス語(カナダ)を指定した場合は、Cisco UC Integration for Microsoft
Lync ではフランス語(フランス)が使用されます。
本リリース以降、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では中国語(簡体字)と中国語(繁体
字)のロケール ID のみをサポートします。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、中国
語のその他のサブ言語のロケール ID はサポートしません。 たとえば、中国語(シンガポー
ル)を指定した場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では英語が使用されます。
ロケール ID の詳細については、次のドキュメントを参照してください。
• Microsoft Windows Locale Code Identifier (LCID) Reference
• Locale IDs Assigned by Microsoft
MSI の再パッケージ化
必要なインストール プロパティを含むカスタム MSI を作成するために、CUCILyncSetup.msi
を再パッケージ化できます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
91
クライアントのインストール
カスタム インストーラの使用
カスタム インストーラの使用
CUCILyncProperties.mst トランスフォーム ファイルを使用して、CUCILyncSetup.msi を
変更し、カスタム インストーラを作成します。
制約事項
カスタム インストーラから 1033(英語)以外のすべての言語コード削除する必要があります。
Microsoft Orcaでは、デフォルト(1033)以外のいずれの言語ファイルもカスタム インストー
ラで保持されません。 カスタム インストーラからすべての言語コードを削除しない場合、言
語が英語以外のオペレーティング システムでインストーラを実行できません。
(注)
トランスフォーム ファイルを適用しても、CUCILyncSetup.msi のデジタル署名は変更され
ません。
はじめる前に
1 Cisco.com から Cisco UC Integration for Microsoft Lync 管理パッケージをダウンロードします。
2 CUCILyncProperties.mst を管理パッケージからファイル システムにコピーします。
3 Microsoft の Web サイトから Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 をダ
ウンロードしてインストールします。
Microsoft Orca を使用して、CUCILyncSetup.msi のカスタム バージョンを作成します。
Microsoft Orca は、Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として使
用できます。
手順
ステップ 1
Microsoft Orca を起動します。
ステップ 2
Microsoft Orca で CUCILyncSetup.msi を開きます。
a) [ファイル(File)] > [開く(Open)] を選択します。
b) ファイル システムで CUCILyncSetup.msi の場所を参照します。
c) CUCILyncSetup.msi を選択して、[開く(Open)] を選択します。
Microsoft Orcaで CUCILyncSetup.msi を開きます。 インストーラのテーブルのリストが [テーブ
ル(Tables)] ペインに表示されます。
ステップ 3
1033(英語)以外のすべての言語コードを削除します。
a) [表示(View)] > [要約情報(Summary Information)] を選択します。
[要約情報の編集(Edit Summary Information)] ウィンドウが表示されます。
b) [言語(Language)] フィールドを見つけます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
92
クライアントのインストール
カスタム インストーラの使用
c) 1033 以外のすべての言語コードを削除します。
d) [OK] を選択します。
英語がカスタム インストーラの言語として設定されます。
ステップ 4
CUCILyncProperties.mst を適用します。
a) [トランスフォーム(Transform)] > [トランスフォームの適用(Apply Transform)] を選択しま
す。
b) ファイル システム上の CUCILyncProperties.mst の場所を参照します。
c) CUCILyncProperties.mst を選択して、[開く(Open)] を選択します。
ステップ 5
[テーブル(Tables)] ペインのテーブルのリストから [プロパティ(Property)] を選択します。
CUCILyncSetup.msi のプロパティのリストが、アプリケーション ウィンドウの右側のパネル
に表示されます。
CUCILyncProperties.mst は次のプロパティを適用します。
• LANGUAGE
• TFTP_FILE_NAME
• FORGOT_PASSWORD_URL
これらのプロパティは、コマンドラインの引数に対応し、同じ値が設定されています。 各プロパ
ティと指定できる値の説明については、「コマンドライン引数」を参照してください。
ステップ 6
必要に応じてプロパティの値を指定するか、不要なプロパティを削除します。
ステップ 7
カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。
a) [ツール(Tools)] > [オプション(Options)] を選択します。
b) [データベース(Database)] タブを選択します。
c) [[名前を付けて保存(Save As)] の選択時に埋め込みストリームをコピーする(Copy embedded
streams during 'Save As')] を選択します。
d) [適用(Apply)] を選択し、[OK] を選択します。
ステップ 8
カスタム インストーラを保存します。
a) [ファイル(File)] > [名前を付けて変換を保存(Save Transformed As)] を選択します。
b) ファイル システム上の場所を選択してインストーラを保存します。
c) インストーラの名前を指定してから、[保存(Save)] を選択します。
次の作業
ソフトウェア設定管理プログラムを使用して展開するためにカスタム インストーラを準備しま
す。
関連トピック
Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
93
クライアントのインストール
カスタム トランスフォーム ファイルの作成
カスタム トランスフォーム ファイルの作成
カスタムトランスフォームファイルには、インストーラに適用できるプロパティおよび値が含ま
れます。 たとえば、インストール時に Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト言語を
フランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するも
う 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。 その後、各トランスフォーム ファイルを
CUCILyncSetup.msi に適用し、2 つのインストーラ(それぞれの言語に 1 つずつ)を作成でき
ます。
手順
ステップ 1
Microsoft Orca を起動します。
ステップ 2
CUCILyncSetup.msi を開いてから、CUCILyncProperties.mst を適用します。
詳細については、「Transform the Installer」を参照してください。
ステップ 3
該当するインストーラ プロパティに値を指定します。
ステップ 4
トランスフォーム ファイルを生成して保存します。
a) [トランスフォーム(Transform)] > [トランスフォームの生成(Generate Transform)] を選択し
ます。
b) トランスフォーム ファイルを保存するファイル システムの場所を選択します。
c) トランスフォーム ファイルの名前を指定して [保存(Save)] を選択します。
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。 このトランス
フォーム ファイルを適用して、CUCILyncSetup.msi のプロパティを変更できます。
グループ ポリシーを使用した導入
Microsoft Group Policy Management Console(GPMC)を使用して、グループ ポリシー付きで Cisco
UC Integration for Microsoft Lync を Microsoft Windows Server にインストールします。
(注)
グループ ポリシーを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするには、
Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザが
同じドメインにある必要があります。
はじめる前に
インストール パッケージの言語コードを設定するには、次の手順を実行します。
1 Microsoft Orca を起動します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
94
クライアントのインストール
グループ ポリシーを使用した導入
Microsoft Orca は、Microsoft Web サイトからダウンロードできる Microsoft Windows SDK for
Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として提供されます。
2 CUCILyncSetup.msi を開きます。
a [ファイル(File)] > [開く(Open)] を選択します。
b ファイル システムで CUCILyncSetup.msi の場所を参照します。
c CUCILyncSetup.msi を選択して、[開く(Open)] を選択します。
3 [表示(View)] > [要約情報(Summary Information)] を選択します。
4 [言語(Language)] フィールドを見つけます。
5 インストール言語に対応するロケール ID を設定します。
たとえば、インストールの言語として英語を指定するには、ロケール ID に 1033 を設定しま
す。
6 [OK] を選択します。
7 インストール パッケージを保存します。
インストール パッケージを保存するために [ファイル(File)] > [名前を付けて保存(Save As)]
を選択した場合は、組み込みストリームを有効にする必要があります。
1 [ツール(Tools)] > [オプション(Options)] を選択して [データベース(Database)] タブ
を選択します。
2 [[名前を付けて保存(Save As)] の選択時に埋め込みストリームをコピーする(Copy embedded
streams during 'Save As')] を選択します。
3 [適用(Apply)] を選択し、[OK] を選択します。
手順
ステップ 1
導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、
分散ポイントのインストール パッケージにアクセスできる必要があります。
ステップ 2
[スタート(Start)] > [ファイル名を指定して実行(Run)] を選択し、次のコマンドを入力します。
GPMC.msc
[グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。
ステップ 3
新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
a) 左側のペインの適切なドメインを右クリックします。
b) [このドメインに GPO を作成してここにリンクする(Create a GPO in this Domain, and Link it
here)] を選択します。
[新しい GPO(New GPO)] ウィンドウが開きます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
95
クライアントのインストール
カスタム プレゼンス ステータス
c) [名前(Name)] フィールドにグループ ポリシー オブジェクトの名前を入力します。
d) デフォルト値をそのままにするか、[発信元の開始 GPO(Source Starter GPO)] ドロップダウン
リストから適切なオプションを選択し、次に [OK] を選択します。
新しいグループ ポリシーが、ドメインのグループ ポリシーのリストに表示されます。
ステップ 4
導入の範囲を設定します。
a) 左側のペインのドメインの下からグループ ポリシー オブジェクトを選択します。
グループ ポリシー オブジェクトが右側のペインに表示されます。
b) [スコープ(Scope)] タブの [セキュリティ フィルタリング(Security Filtering)] セクション
で、[追加(Add)] を選択します。
[ユーザ、コンピュータ、またはグループの選択(Select User, Computer, or Group)] ウィンドウ
が開きます。
c) Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入するコンピュータとユーザを指定します。
ステップ 5
インストール パッケージを指定します。
a) 左側のペインのグループ ポリシー オブジェクトを右クリックして、[編集(Edit)] を選択しま
す。
[グループ ポリシー管理エディタ(Group Policy Management Editor)] が開きます。
b) [コンピュータの設定(Computer Configuration)] を選択して、[ポリシー(Policies)] > [ソフト
ウェアの設定(Software Settings)] を選択します。
c) [ソフトウェアのインストール(Software Installation)] を右クリックして、[新規(New)] >
[パッケージ(Package)] を選択します。
d) [ファイル名(File Name)] の横にインストール パッケージの場所を入力します(例:
\\server\software_distribution)。
重要
インストール パッケージの場所として Uniform Naming Convention(UNC)パスを入力
する必要があります。 UNC パスを入力しない場合、グループ ポリシーは Cisco UC
Integration for Microsoft Lync を導入できません。
e) インストール パッケージを選択して、[開く(Open)] を選択します。
f) [ソフトウェアの導入(Deploy Software)] ダイアログボックスで、[割り当て済み(Assigned)]
を選択し、[OK] を選択します。
各コンピュータの次回起動時に、グループ ポリシーによって Cisco UC Integration for Microsoft Lync
がそれぞれのコンピュータにインストールされます。
カスタム プレゼンス ステータス
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には、[通話中(On the Phone)] のカスタム プレゼンス ス
テータスが含まれています。 この状態は custompresence.xml ファイルに保存されます。 このファ
イルはアプリケーションとともにインストールされます。 ファイルのデフォルトの場所は
C:\Program Files (x86)\Cisco Systems\CUCILync\custompresence.xml です。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
96
クライアントのインストール
Cisco Media Services Interface
カスタム プレゼンス ファイルの場所を定義するレジストリ キーは、ファイルの場所が https:// で
始まっていないと Microsoft Lync 2010 によって無視されるため、Microsoft Lync 2010 はデフォル
トではこのファイルを使用できません。 そのため、カスタム プレゼンス ファイルを導入するた
めに、管理者には以下の 2 つの選択肢があります。
1 custompresence.xml ファイルをセキュアな Web サーバ(Microsoft Lync サーバ上で実行する
Microsoft Internet Information Services のインスタンスなど)に導入し、すべての Lync ユーザ用
にその場所でレジストリ値
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator\CustomStateURL
(Microsoft Lync 2010 の場合)または
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync\CustomStateURL
(Microsoft Lync 2013 の場合)を更新します。 詳細については、以下の Microsoft サイトを参
照してください。
• http://www.microsoft.com/DOWNLOADS/details.aspx?familyid=5D6F4B90-6980-430B-9F97-FFADBC07B7A9
&displaylang=en [英語]
• http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=dd3cae08-3153-4c6a-a314-daa79d616248
&displaylang=en [英語]
2 現在 Lync SIP 高セキュリティ モードを使用していないか、または Lync SIP 高セキュリティ
モードの使用が必要でない場合、管理者はローカル マシンにインストールされた
custompresence.xml ファイルを使用できます。 Lync SIP 高セキュリティ モードは、Windows レ
ジストリで EnableSIPHighSecurityMode 値をゼロ(0)に設定することによって無効になりま
す。 この値は、 Microsoft Lync 2010 用が
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator に、Microsoft Lync 2013
用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync にあります。
Cisco Media Services Interface
Cisco Media Services Interface では、Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応
ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が
ネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオ メディアを送信でき
るようにします。 この項では、Cisco Media Services Interface およびこのインターフェイスのトラ
フィック マーキングとデスクトップ フォン ビデオのための使用について説明します。
トラフィック マーキング
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、メディア サービス インターフェイスを使用してフロー
情報を提供することができます。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声メディアまたは
ビデオ メディアを送信する前に、メディア サービス インターフェイスが使用可能かどうかを確
認します。
• メディア サービス インターフェイスがコンピュータに存在する場合、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync はメディア サービス インターフェイスにフロー情報を提供します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
97
クライアントのインストール
Cisco Media Services Interface
その後、サービスはネットワークに信号を送信し、ルータはフローを分類して Cisco UC
Integration for Microsoft Lync のトラフィックを優先させます。
• サービスが存在しない場合には、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではサービスを使用
せずに、通常どおりに音声メディアとビデオ メディアを送信します。
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声通話またはビデオ コールごとに Cisco メディア
サービス インターフェイスが使用可能かどうかを確認します。
デスクフォン ビデオ機能
デスクフォンのビデオ機能を有効にするには、Cisco メディア サービス インターフェイスをイン
ストールする必要があります。 Cisco メディア サービス インターフェイスでは Cisco UC Integration
for Microsoft Lync を有効にするドライバが提供されており、以下を行うことができます。
• デスクフォン デバイスを検出します。
• CAST プロトコルを使用してデスクフォン デバイスへの接続を確立して維持します。
はじめる前に
トラフィック マーキング用に Cisco Media Services Interface をインストールするには、次の作業を
行う必要があります。
• Cisco Prime Collaboration Manager をインストールします。
• 適切であれば、Cisco Medianet に対応したルータまたはスイッチを設置します。
• Cisco Media Services Interface によってアプリケーションに適用されるメタデータ属性を扱う
ようにネットワークを設定します。
ネットワークにあるすべてのデバイスが Cisco Medianet をサポートしている必要はありませ
ん。 最初の手順は、Cisco Media Services Interface のメタデータ属性に基づいてトラフィック
の優先順位を決めることです。 トラフィックがネットワークを通過するときに、他のすべて
のデバイスも、そのトラフィックの優先順位を決める必要があります。ただし、そのトラ
フィックに対する特定の扱いを指定したポリシーがこれらのデバイスに設定されている場合
はこの限りではありません。 ネットワークの設定の詳細については、『Medianet Knowledge
Base Portal』を参照してください。
重要
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、Cisco Media Services Interface バージョン 3.2.2
以降をサポートしています。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
98
クライアントのインストール
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール
手順
ステップ 1
Cisco.com にある Cisco UC Integration for Microsoft Lync のダウンロード サイトから Cisco Media
Services Interface のインストール プログラムをダウンロードします。
ステップ 2
Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールする各コンピュータに Cisco Media Services
Interface をインストールします。
Cisco Media Services Interface のインストールについては、該当の Cisco Medianet マニュアルを参照
してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール
コマンドラインまたは Microsoft Windows コントロール パネルを使用して、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync をアンインストールできます。 このトピックでは、コマンドラインを使用して Cisco
UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールする方法について説明します。
コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするには、
MSI または製品コードを使用します。 MSI がファイル システムで使用できる場合、MSI を使用し
ます。 ただし、MSI がファイル システムで使用できない場合には、製品コードを使用します。
手順
ステップ 1
コマンドライン ウィンドウを開きます。
ステップ 2
次のいずれかのコマンドを入力して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールし
ます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
99
クライアントのインストール
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール
オプション
コマンド(Command)
MSI を使用したア
ンインストール
msiexec.exe /x path_to_CUCILyncSetup.msi
製品コードを使用
したアンインス
トール
msiexec.exe /x product_code
次に、MSI を使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインス
トールするためのコマンドの例を示します。
msiexec.exe /x C:\Windows\Installer\CUCILyncSetup.msi /quiet
ここで、/quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。
次に、製品コードを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンイ
ンストールするためのコマンドの例を示します。
msiexec.exe /x 45992224-D2DE-49BB-B085-6524845321C7 /quiet
ここで、/quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync の製品コードを検索するには、次の手
順を実行します。
1 Microsoft Windows レジストリ エディタを開きます。
2 レジストリ キー HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Products を見つけます。
3 [編集(Edit)] > [検索(Find)] を選択します。
4 [検索(Find)] ウィンドウの [何を検索(Find what)] テキストボックス
に「Cisco UC Integration for Microsoft Lync」を入力して、[次を検索(Find
Next)] を選択します。
5 ProductIcon レジストリ キーを見つけます。
製品コードは、
C:\Windows\Installer\{product_code}\ARPPRODUCTICON.exe の
ように ProductIcon レジストリ キーの値データに示されます。
(注)
製品コードは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync の各バージョ
ンによって変わります。
コマンドによって、Cisco UC Integration for Microsoft Lync がコンピュータから削除されます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
100
第
8
章
設定(Configuration)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、TFTP サーバに常駐する XML ファイルから設定を取得
します。 この項では、どのような場合にカスタム設定を作成する必要があるか、また作成可能
な各種設定ファイルについて説明します。
• グローバル設定ファイル, 101 ページ
• グループ設定ファイル, 101 ページ
• 設定ファイルの要件, 103 ページ
グローバル設定ファイル
グローバル設定ファイルは、すべての Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザに適用されま
す。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグロー
バル設定ファイルをダウンロードします。
グローバル設定ファイル名
グローバル設定ファイルのデフォルト名は、jabber-config.xml です。 導入時に次のコマン
ドライン引数を使用すると、グローバル設定ファイルに一意の名前を指定することもできます。
TFTP_FILE_NAME
コマンドライン引数の詳細については、インストールの章を参照してください。
グループ設定ファイル
グループ設定ファイルは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザのサブセットに適用され
ます。 グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、ユーザが電話アカウントに初めてサインインした後に、
グループ設定ファイルを取得します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、その後、ユーザ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
101
設定(Configuration)
グループ設定ファイル
にサインアウトするよう指示します。 2 回目のログイン シーケンスの間、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync は TFTP サーバからグループ設定ファイルをダウンロードします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、グループ設定ファイルを次の手順で読み込みます。
ユーザがサインインしていない場合
1 ユーザがサインインします。
2 ユーザがサインアウトします。
3 ユーザがサインインすると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読
み込みます。
ユーザがサインインしており、ソフトフォン でコールしている場合
1 ユーザがサインインしており、ソフトフォン でコールしています。
2 ユーザがサインアウトします。
3 ユーザがサインインすると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読
み込みます。
ユーザがサインインしており、デスクフォン でコールしている場合
1 ユーザがサインインしており、デスクフォン でコールしています。
2 ユーザがサインアウトします。
3 ユーザがサインインすると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読
み込みます。
ユーザがサインアウトする前に、ソフトフォンを使用してコールするオプションを選択した
場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はユーザにサインアウトしてからサインインし
直すよう指示し、グループ設定を読み込みます。
グループ設定ファイル名
Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco
Support Field)] で、グループ設定ファイルの名前を指定します。
Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定のグループ設定ファイルの名前を削除
すると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が変更を検出し、ユーザにサインアウトするよう
指示し、グローバル設定ファイルを読み込みます。 CSF デバイス設定のグループ設定ファイル名
を削除するには、configurationFile=group_configuration_file_name.xml 文字列全
体を削除するか、文字列からグループ設定ファイル名を削除します。
ユーザがデスクフォン以外のデバイスを所有していない場合は、次のコマンドライン引数を使用
して、異なるグループに対して一意の名前の設定ファイルを指定してください。
TFTP_FILE_NAME
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
102
設定(Configuration)
設定ファイルの要件
コマンドライン引数の詳細については、インストールの章を参照してください。
設定ファイルの要件
• 設定ファイル名は、大文字と小文字を区別します。 エラーを回避し、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync が TFTP サーバからファイルを取得できるよう、ファイル名には小文字を使用
してください。
• 設定ファイルには、utf-8 エンコーディングを使用する必要があります。
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、有効な XML 構造のない設定ファイルは読み込めま
せん。 設定ファイルの構造で終了要素をチェックし、要素が正しく入れ子になっていること
を確認します。 詳細については、この章の設定ファイルの例をご覧ください。
• XML には、有効な XML 文字エンティティ参照しか含めることができません。 たとえば、&
ではなく &amp; を使用してください。 XML に無効な文字が含まれている場合は、Cisco UC
Integration for Microsoft Lync は設定ファイルを解析できません。
Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確
認します。 Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効
な文字やエンティティは含まれていません。 Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示さ
れない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性がありま
す。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
103
設定(Configuration)
設定ファイルの要件
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
104
第
9
章
導入の設定
• グループ設定の作成, 106 ページ
• グローバル設定の作成, 107 ページ
• TFTP サーバの再起動, 108 ページ
• 設定ファイルの構造, 109 ページ
• クライアント パラメータ, 110 ページ
• ディレクトリ属性マッピング パラメータ, 111 ページ
• ディレクトリ接続パラメータ, 112 ページ
• ディレクトリ クエリー パラメータ, 115 ページ
• 連絡先の写真の取得, 120 ページ
• 連絡先の解決, 123 ページ
• 電話パラメータ, 124 ページ
• ポリシー パラメータ, 126 ページ
• ボイスメール パラメータ, 129 ページ
• Internet Explorer ポップアップ パラメータ, 129 ページ
• 自動更新の設定, 132 ページ
• 問題レポートの設定, 133 ページ
• カスタム埋め込みタブ, 134 ページ
• 設定ファイルの例, 139 ページ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
105
導入の設定
グループ設定の作成
グループ設定の作成
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス
構成からグループ設定ファイルの名前を取得します。
制約事項
ユーザ用に CSF デバイスを設定しない場合、グループ設定をそれらのユーザに適用すること
はできません。
はじめる前に
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.x 以降で次の手順を実行する必要がありま
す。
1 Cisco.com から Cisco UC Integration for Microsoft Lync 管理パッケージをダウンロードします。
2 ciscocm.addcsfsupportfield.cop を管理パッケージからファイル システムにコピーし
ます。
3 Cisco Unified Communications Manager に ciscocm.addcsfsupportfield.cop を展開しま
す。
COP ファイルを展開する手順については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアル
を参照してください。
[シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドは、Cisco Unified Communications
Manager の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウにある [デスクトップ クライアントの
設定(Desktop Client Settings)] セクションの CSF デバイスに使用できます。
手順
ステップ 1
任意のテキスト エディタを使用して XML グループ設定ファイルを作成します。
グループ設定ファイルには、適切な名前を指定できます(例:
cucilync-groupa-config.xml)。
• ファイル名には小文字を使用してください。
• UTF-8 エンコードを使用してください。
ステップ 2
グループ設定ファイルで必須の設定パラメータを定義します。
重要
設定ファイルの構造が有効でない場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は定義した
設定を読み取ることができません。 設定ファイルで必要な構造の例については、この章
の XML の例を参照してください。
ステップ 3
TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。
a) [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
b) [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File
Management)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
106
導入の設定
グローバル設定の作成
c) [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
d) [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
e) ファイル システムにあるグループ設定ファイルを選択します。
f) [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト
ボックスに値を指定しないでください。
[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定する場合には、その値をメモしてお
きます。 Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス構成でグループ設定ファイルを
指定する際は、パスとファイル名を指定する必要があります。
g) [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
ステップ 4
[シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドにグループ設定ファイルの名前を
指定します。
ワンポイント アドバイス
複数のユーザに対して一括管理ツールを使用しま
す。
a) [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
b) [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
c) グループ設定ファイルを適用する適切な CSF デバイスを検索して選択します。
d) [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific
Configuration Layout)] セクションを見つけます。
e) [デスクトップ クライアントの設定(Desktop Client Settings)] セクションを見つけます。
f) [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドに
configurationfile=group_configuration_file_name.xml を入力します(例:
configurationfile=cucilync-groupa-config.xml)。
(注)
[シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドで複数のエントリを
区切るには、セミコロンを使用します。 ただし、複数のグループ設定ファイルを指
定しないでください。 複数のグループ設定ファイルを指定した場合、Cisco UC
Integration for Microsoft Lync では利用可能な最初のグループ設定を使用します。
TFTP サーバ上でデフォルト ディレクトリ以外の場所にあるグループ設定ファイルをホストす
る場合には、[シスコ サポート フィールド (Cisco Support Field)] フィールドにパスとファイル
名を指定する必要があります(例:
configurationfile=/customFolder/cucilync-groupa-config.xml)。
g) [保存(Save)] を選択します。
グローバル設定の作成
このトピックでは、グローバル設定ファイルを作成するための手順の概要と TFTP サーバ上でファ
イルをホストする方法について説明します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
107
導入の設定
TFTP サーバの再起動
手順
ステップ 1
任意のテキスト エディタを使用して jabber-config.xml という名前のファイルを作成します。
• ファイル名には小文字を使用してく
メモ
ださい。
• UTF-8 エンコードを使用してくださ
い。
ステップ 2
jabber-config.xml で必須の設定パラメータを定義します。
重要
設定ファイルの構造が有効でない場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は定義した
設定を読み取ることができません。 設定ファイルで必要な構造の例については、この章
の XML の例を参照してください。
ステップ 3
TFTP サーバ上で jabber-config.xml をホストします。
a) Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS
Administration)] インターフェイスを開きます。
b) [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File
Management)] を選択します。
c) [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
d) [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
e) ファイル システムにある jabber-config.xml を選択します。
f) [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト
ボックスに値を指定しないでください。
TFTP サーバのデフォルト ディレクトリにある jabber-config.xml をホストするには、[ディ
レクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値をそのままにします。
デフォルト ディレクトリ以外のディレクトリにある jabber-config.xml をホストする場合
は、展開時にパスとファイル名をコマンドラインの引数(TFTP_FILE_NAME)の値として指
定する必要があります。
g) [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
TFTP サーバの再起動
Cisco UC Integration for Microsoft Lync が設定ファイルにアクセスする前に、TFTP サーバを再起動
する必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
108
導入の設定
設定ファイルの構造
手順
ステップ 1
Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified
Serviceability)] インターフェイスを開きます。
ステップ 2
[ツール(Tools)] > [コントロール センターの機能サービス(Control Center - Feature Services)] を
選択します。
ステップ 3
[CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。
ステップ 4
[リスタート(Restart)] を選択します。
再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。
ステップ 5
[OK] を選択します。
「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was
Successful)」というステータスが表示されます。
ステップ 6
[更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。
次の作業
設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイル
を開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL に
あるグローバル設定ファイルにアクセスできます。
設定ファイルの構造
XML 構造
次の XML スニペットは、設定ファイルの基本構造を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<config version="1.0">
<Client>
<parameter_name>value</parameter_name>
</Client>
<Options>
<parameter_name>value</parameter_name>
</Options>
<Policies>
<parameter_name>value</parameter_name>
</Policies>
<Phone>
<parameter_name>value</parameter_name>
</Phone>
</config>
次の表では、設定ファイルの基本構造の要素について説明します。
要素
説明(Description)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
XML 宣言。 設定ファイルは、標準的な XML
形式に準拠する必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
109
導入の設定
クライアント パラメータ
要素
説明(Description)
config
使用可能な設定グループを含む、設定 XML の
ルート要素。 ルート要素には、バージョン属性
も含める必要があります。
クライアント(Client)
クライアント設定パラメータを含む親要素。
[ディレクトリ(Directory)]
ディレクトリ設定パラメータを含む親要素。
オプション
ユーザ オプションのユーザ オプション設定パ
ラメータを含む親要素。
Policies
ポリシー設定パラメータを含む親要素。
クライアント パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
PrtLogServerUrl
URL
問題レポートを送信するためのカスタム スクリプト
を指定します。
問題レポートの詳細については、「問題レポートの
設定」を参照してください。
jabber-plugin-config プラグイン定義
プラグイン設定要素が含まれます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync に HTML コン
テンツを表示するようにカスタム埋め込みタブを定
義できます。 詳細については、「カスタム埋め込み
タブ」を参照してください。
クライアント設定例
クライアント設定の例を次に示します。
<Client>
<PrtLogServerUrl>http://server_name.cisco.com/cucilync/prt/my_script.php</PrtLogServerUrl>
<jabber-plugin-config>
<browser-plugin>
<page refresh="true" preload="true">
<tooltip>Cisco</tooltip>
<icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon>
<url>www.cisco.com</url>
</page>
</browser-plugin>
</jabber-plugin-config>
</Client>
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
110
導入の設定
ディレクトリ属性マッピング パラメータ
ディレクトリ属性マッピング パラメータ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト属性マッピングを変更できます。 たとえば、
デフォルトでは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は BusinessPhone パラメータをディレクト
リの telephoneNumber 属性にマッピングします。 マッピングを行った結果、Cisco UC Integration
for Microsoft Lync は、特定ユーザの telephoneNumber 属性の値をディレクトリから取得します。そ
の後 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、ユーザ プロファイルの職場の電話番号として、こ
の値を表示します。 職場の電話番号に対し、telephoneNumber 以外の属性が使用されている組織で
は、設定ファイルのマッピングを変更する必要があります。
次の表に、ディレクトリ属性をマッピングするためのパラメータを説明します。
パラメータ
デフォルト値(Default Value)
CommonName
cn
DisplayName
displayName
名(Firstname)
givenName
Lastname
sn
EmailAddress
メール アドレス
PhotoSource
thumbnailPhoto
BusinessPhone
telephoneNumber
MobilePhone
mobile
HomePhone
homePhone
OtherPhone
otherTelephone
役職(Title)
タイトル
CompanyName
会社
UserAccountName
sAMAccountName
DomainName
userPrincipalName
参照先
co
Nickname
ニックネーム
PostalCode
postalCode
市区町村郡(City)
l
状態(State)
st
StreetAddress
StreetAddress
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
111
導入の設定
ディレクトリ接続パラメータ
ディレクトリ接続パラメータ
次の表に、ディレクトリ接続を設定するためのパラメータを示します。
パラメータ
値
説明(Description)
ConnectionType
0
Cisco UC Integration for Microsoft Lync がグ
ローバル カタログ サーバまたはドメイン
コントローラに接続するかどうかを指定し
ます。
1
0
グローバル カタログ サーバに接続し
ます。 これがデフォルト値です。
1
ドメイン コントローラ サーバに接続
します。
PrimaryServerName
完全修飾ドメイ ディレクトリ接続用にプライマリ サーバ接
ン名
続の完全修飾ドメイン名または IP アドレ
スを指定します。
IP アドレス
Cisco UC Integration for Microsoft Lync でプ
ライマリ サーバが自動的に検出されない場
合に、このパラメータを指定する必要があ
ります。
SecondaryServerName
完全修飾ドメイ ディレクトリ接続用にバックアップ サーバ
ン名
接続の完全修飾ドメイン名または IP アド
レスを指定します。
IP アドレス
Cisco UC Integration for Microsoft Lync でバッ
クアップ サーバが自動的に検出されない場
合に、このパラメータを指定する必要があ
ります。
ServerPort1
ポート番号
プライマリ サーバ ポートを指定します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync でプ
ライマリ サーバが自動的に検出されない場
合に、このパラメータを指定する必要があ
ります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
112
導入の設定
ディレクトリ接続パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
ServerPort2
ポート番号
バックアップサーバポートを指定します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync でバッ
クアップ サーバが自動的に検出されない場
合に、このパラメータを指定する必要があ
ります。
UseWindowsCredentials
Cisco UC Integration for Microsoft Lync で
Microsoft Windows のユーザ名とパスワード
を使用するかどうかを指定します。
0
1
0
指定した認証情報を
ConnectionUsername と
ConnectionPassword の各パラメータの
値として使用します。
1
Microsoft Windows 認証情報を使用し
ます。 これがデフォルト値です。
ConnectionUsername
[ユーザ名
(Username)]
ディレクトリ サーバに接続するユーザ名を
指定します。
クライアントは、このユーザ名を
プレーン テキストとして転送して
保存します。 このパラメータを使
用する方法は、ディレクトリ サー
バを使用したセキュアな認証方法
ではありません。
ほとんどの導入シナリオでは、ディレクト
リ サーバに接続するユーザ名を指定する必
要はありません。
重要
このパラメータを使用することにより、一
般によく知られたまたは公開されたクレデ
ンシャルを要求するディレクトリ サーバで
認証を受けることができます。 ユーザのク
レデンシャルを使ってディレクトリ サーバ
で認証することができない場合にのみ、ク
ライアント設定にこのパラメータを含める
ようにします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
113
導入の設定
ディレクトリ接続パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
ConnectionPassword
[パスワード
(Password)]
ディレクトリ サーバに接続するときに使用
するパスワードを指定します。
クライアントは、このパスワード
をプレーン テキストとして転送し
て保存します。 このパラメータを
使用する方法は、ディレクトリ
サーバを使用したセキュアな認証
方法ではありません。
ほとんどの導入シナリオでは、ディレクト
リ サーバに接続するときに使用するパス
ワードを指定する必要はありません。
重要
このパラメータを使用することにより、一
般によく知られたまたは公開されたクレデ
ンシャルを要求するディレクトリ サーバで
認証を受けることができます。 ユーザのク
レデンシャルを使ってディレクトリ サーバ
で認証することができない場合にのみ、ク
ライアント設定にこのパラメータを含める
ようにします。
UseSSL
0
1
Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディ
レクトリへのセキュア接続に SSL を使用す
るかどうかを指定します。
0
SSL をディセーブルにします。 これ
がデフォルト値です。
1
SSL をイネーブルにします。
UseSecureConnection
0
1
Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディ
レクトリ サービスへの接続に単純な認証を
使用するかどうかを指定します。
0
単純な認証を使用します。 これがデ
フォルト値です。
1
単純な認証を使用しません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
114
導入の設定
ディレクトリ クエリー パラメータ
ディレクトリ クエリー パラメータ
次の表に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でのディレクトリへのクエリー方法を設定する
ためのパラメータを示します。
パラメータ
値
説明(Description)
BaseFilter
基本フィルタ
Active Directory クエリーの基本フィルタを
指定します。
ディレクトリのサブキー名のみを指定し、
Active Directory へのクエリーの実行時に
ユーザ オブジェクト以外のオブジェクトを
取得します。
デフォルト値は
(&amp;(objectCategory=person) です。
設定ファイルには、有効な XML 文字実体
参照のみを含めることができます。 カスタ
ム基本フィルタを指定する場合には、& の
代わりに &amp; を使用します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定
ファイルで閉じカッコを指定した場合、基
本フィルタからクエリー結果が返されない
ことがあります。 たとえば、この問題は、
基本フィルタ
(&amp;(memberOf=CN=UCFilterGroup,OU=DN))
を指定した場合に発生することがありま
す。
この問題を解決するには、
(&amp;(memberOf=CN=UCFilterGroup,OU=DN)
のように閉じカッコを削除します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
115
導入の設定
ディレクトリ クエリー パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
PredictiveSearchFilter
サーチ フィルタ 予測検索クエリーに適用するフィルタを定
義します。
デフォルト値は anr= です。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、
予測検索が実行される際、Ambiguous Name
Resolution(ANR)を使用したクエリーが
発行されます。 このクエリーにより、検索
文字列が明確化され、ディレクトリ サーバ
上で ANR に対して設定された属性に合致
する結果が返されます。
Cisco UC Integration for Microsoft
重要
Lync で ANR に対して設定されて
いない属性を検索する場合は、ディ
レクトリ サーバ上でそれらの属性
を ANR に対して設定する必要があ
ります。
ANR の詳細は、以下の Microsoft の資料を
参照してください。
• 『Ambiguous Name Resolution for LDAP
in Windows 2000』
• 『LDAP Referrals』の「Ambiguous
Name Resolution」
• 『Common Default Attributes Set for
Active Directory and Global Catalog』
DisableSecondaryNumberLookups
0
1
携帯電話番号、自宅の電話番号、他の電話
番号などの仕事用の番号を使用できない場
合に、ユーザが代替連絡先番号を検索でき
るかどうかを指定します。
0
ユーザは代替連絡先番号を検索でき
ます。 これがデフォルト値です。
1
ユーザは代替連絡先番号を検索でき
ません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
116
導入の設定
ディレクトリ クエリー パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
PhoneNumberMasks
マスク文字列
ユーザが電話番号を検索するときに使用す
るマスクを指定します。
たとえば、ユーザが +14085550100 からの
コールを受信するとします。 ただし、
Active Directory では、この番号は +(1) 408
555 0100 です。 +14081+(#) ### ### #### の
マスクにより、連絡先が見つかるようにな
ります。
マスク文字列の長さは、レジストリ サブ
キー名のサイズ制限を超えることはできま
せん。
SearchTimeout
秒数
クエリのタイムアウト時間を秒数で指定し
ます。
デフォルト値は 5 です。
UseWildcards
0
1
ワイルドカード検索を有効にするかどうか
を指定します。
0
ワイルドカードを使用しません。 こ
れがデフォルト値です。
1
ワイルドカードを使用します。
値として 1 を設定した場合に、特に
ユーザが、インデックスが作成され
ていないディレクトリ属性を検索す
ると、LDAP での検索速度に影響が
出ることがあります。
ワイルドカードの代わりに、電話番号のマ
スクを使用できます。
MinimumCharacterQuery
数値
ディレクトリを照会するために必要な連絡
先名の最小文字数を指定します。
たとえば、このパラメータの値として 2 を
設定した場合、ユーザが検索フィールドに
少なくとも 2 文字を入力するとディレクト
リ検索が発生します。
デフォルト値は 3 です。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
117
導入の設定
ディレクトリ クエリー パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
SearchBase1 SearchBase2
SearchBase3 SearchBase4
SearchBase5
ディレクトリ ツ
リーで検索可能
な組織単位
(OU)
検索が開始されるディレクトリ サーバの場
所を指定します。 つまり、検索ベースは
Cisco UC Integration for Microsoft Lync で検
索を実行するルートです。
デフォルトの場合、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync ではディレクトリ ツリーの
ルートから検索が行われます。 デフォルト
の動作を上書きする場合は、最大 5 つの検
索ベースの値を OU に指定することができ
ます。
重
要
• Active Directory では通常、検
索ベースを指定する必要はあ
りません。 Active Directory を
使用しているときは、特定の
パフォーマンス要件がある場
合にのみ、検索ベースを指定
します。
• Active Directory 以外のディレ
クトリ サーバに対して検索
ベースを指定する必要があり
ます。 Active Directory 以外の
ディレクトリ サーバでは、
ディレクトリ内の特定の場所
へのバインディングを作成す
る際、検索ベースが必要です。
ヒン
ト
OU を指定すると、検索対象を特
定のユーザグループに制限するこ
とができます。たとえば、インス
タント メッセージを使用できる
ユーザのみを検索する場合であれ
ば、それらのユーザを OU に含
め、その OU を検索ベースの値と
して指定します。
電話番号マスク パラメータ
Cisco UC Integration for Microsoft Lync で PhoneNumberMasks パラメータを使用して電話番号のディ
レクトリを検索するときに使用するマスクを設定できます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
118
導入の設定
ディレクトリ クエリー パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
PhoneNumberMasks
マスク文字列
ユーザが電話番号を検索するときに使用す
るマスクを指定します。
たとえば、ユーザが +14085550100 からの
コールを受信するとします。 ディレクトリ
では、この番号は +(1) 408 555 0100 です。
+14081+(#) ### ### #### のマスクに
より、番号を解決します。
マスク文字列の長さは、レジストリ サブ
キー名のサイズ制限を超えることはできま
せん。
電話マスクは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリを検索する前に電話番号に
適用されます。 電話マスクを正しく設定すると、クエリーが完全に一致するため、ディレクトリ
検索が成功し、ディレクトリ サーバのパフォーマンスへの影響が回避されます。
次の表に、電話マスクに含めることができる要素を示します。
要素
説明(Description)
電話番号パ 番号パターンを設定してディレクトリから電話番号を取得します。
ターン
電話マスクを追加するには、マスクを適用する番号パターンを指定します。
たとえば、+1408 で始まる検索に対してマスクを指定するには、+1408|+(#) ### ###
#### のマスクを使用します。
桁数が同じでもパターンが異なる電話番号をマスクで処理できるようにするには、
桁数が同じ複数のマスクを使用します。
たとえば、会社にサイト A とサイト B があるとします。 各サイトでは、次のよう
に電話番号の形式が異なる個別のディレクトリを管理します。
+(1) 408 555 0100
+1-510-5550101
+1408|+(#) ### ### ####|+1510|+#-###-####### のマスクにより、両方の番号を正し
く使用できます。
パイプ記号 番号パターンとマスクを区切ります。
(|)
たとえば、+1408|+(#) ### ### ####|+34|+(##) ### #### です。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
119
導入の設定
連絡先の写真の取得
要素
説明(Description)
ワイルド
一致すると思われる文字のサブセットの代わりに 1 つ以上の文字を使用します。
カード文字 電話マスクで任意のワイルドカード文字を使用できます。
たとえば、アスタリスク(*)は、1 つ以上の文字を表し、+3498|+##*##*###*####
のようにマスクに適用できます。 ワイルドカードとともにこのマスクを使用する
と、電話番号検索で次のいずれかの形式と一致します。
+34(98)555 0199
+34 98 555-0199
+34-(98)-555.0199
逆マスク
番号パターンを右から左に適用します。
たとえば、+34985590199 に +3498|R+34 (98) 559 #### のマスクを適用すると、+34
(98) 559 0199 が取得されます。
順マスクと逆マスクの両方を使用できます。
連絡先の写真の取得
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、次の方法で連絡先の写真を取得します。
(注)
Active Directory で写真を変更すると、クライアント で写真が更新されるまで最大 24 時間かか
ることがあります。
URI 置換
クライアントによって、ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が
動的に作成されます。
この方法を使用するには、設定ファイルで次の値を設定します。
1 PhotoUriSubstitutionEnabled パラメータの値として true を指定します。
2 動的トークンとして使用するディレクトリ属性を PhotoUriSubstitutionToken パラメータの値と
して指定します。 次に例を示します。
<PhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</PhotoUriSubstitutionToken>
3 PhotoUriWithToken パラメータの値として URL および動的トークンを指定します。 次に例を示
します。
<PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg</PhotoUriWithToken>
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
120
導入の設定
連絡先の写真のパラメータ
前述の手順の例の値では、sAMAccountName 属性がディレクトリの msmith に解決されます。 次
いで、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はこの値を使用してトークンを置き換え、
http://staffphoto.example.com/msmith.jpg という URL を作成します。
バイナリ オブジェクト
Cisco UC Integration for Microsoft Lync はデータベースから写真のバイナリ データを取得します。
バイナリ オブジェクトを Active Directory から取得して使用している場合は、PhotoURiWithToken
を設定しないでください。
この方法を使用して連絡先の写真を取得するには、設定で PhotoSource パラメータの値としてバイ
ナリ データを含む属性を指定します。 次に例を示します。
<PhotoSource>jpegPhoto</PhotoSource>
PhotoURL 属性
Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリ属性から URL を取得します。
この方法を使用して連絡先の写真を取得するには、設定で PhotoSource パラメータの値として写真
の URL を含む属性を指定します。 次に例を示します。
<PhotoSource>photoUri</PhotoSource>
連絡先の写真のパラメータ
次の表で、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が連絡先の写真を取得する方法を設定するパラ
メータについて説明します。
パラメータ
値
説明(Description)
PhotoUriSubstitutionEnabled
true
写真 URI の代替が有効であるかどうかを指
定します。
false
true
写真 URI の代替が有効。
false
写真 URI の代替が無効であるかどう
かを指定します。 これがデフォルト
値です。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
121
導入の設定
連絡先の写真のパラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
PhotoUriSubstitutionToken
ディレクトリ属 写真 URI に挿入するディレクトリ属性を指
性
定します(sAMAccountName など)。
PhotoURISubstitutionToken パラメータとの
使用がサポートされているのは次の属性だ
けです。
• Common Name
• [表示名(Display Name)]
•名
•姓
• Nickname
• 電子メール アドレス(Email Address)
• フォト ソース(Photo Source)
• 会社電話(Business Phone)
• 携帯電話(Mobile Phone)
• 自宅電話(Home Phone)
• 連絡先電話番号
• 他の電話(Other Phone)
• 役職(Title)
• Company Name
• ユーザ アカウント名(User Account
Name)
• ドメイン名(Domain Name)
• 参照先
• 郵便番号(Post Code)
• 状態(State)
• 市区町村郡(City)
• Street
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
122
導入の設定
連絡先の解決
パラメータ
値
説明(Description)
PhotoUriWithToken
URI
変数値としてディレクトリ属性を使用す
る、写真 URI を指定します
(http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg
など)。
写真 URI の代替を設定するには、
PhotoUriSubstitutionToken の値としてディレ
クトリ属性を設定します。
クライアントはクレデンシャルなしで、
Web サーバから画像を取得できる必要があ
ります。
連絡先の解決
連絡先の解決のパラメータ
次の表に、ドメイン内フェデレーションを設定するためのパラメータを示します。
パラメータ
値
説明(Description)
UseSIPURIToResolveContacts
true
SipUri パラメータで指定した属性の値を使
用して、Cisco UC Integration for Microsoft
Lync で連絡先情報を取得するかどうかを指
定します。
false
• true:SipUri パラメータで指定した属
性の値を使用して、連絡先情報を取得
します。
ディレクトリ内の連絡先ユーザ名が
username@domain の形式に従っていな
い場合には、true を指定してくださ
い。
• false(デフォルト):Cisco UC
Integration for Microsoft Lync は SipUri
パラメータを使用しません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
123
導入の設定
電話パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
UriPrefix
テキスト文字列 SipUri パラメータで指定した属性の値に適
用されるプレフィックスを定義します。
プレフィックスとは、連絡先 ID のユーザ
名の前にあるテキストです。 たとえば、
msRTCSIP-PrimaryUserAddress を SipUri の
値として指定します。 ディレクトリにおけ
る msRTCSIP-PrimaryUserAddress 属性の値
は、sip:username@domain の形式にな
ります。
デフォルト値は空です。
テキスト文字列 ディレクトリ連絡先のインスタント メッ
セージ アドレスを作成するために使用する
ドメイン名を指定します。
username@domain
PresenceDomain
(注)
連絡先の解決が正しく実行されるためには、Active Directory 属性 msRTCSIP-PrimaryUserAddress
に sip:username@domain の形式の SIP が含まれている必要があり、コンフィギュレーション
ファイルの [ディレクトリ(Directory)] セクションに次のエントリが含まれている必要があり
ます。
<Directory>
<UseSIPURIToResolveContacts>true</UseSIPURIToResolveContacts>
<SipUri>msRTCSIP-PrimaryUserAddress</SipUri>
<UriPrefix>sip:</UriPrefix>
<PresenceDomain>example.com</PresenceDomain>
</Directory>
電話パラメータ
次の表に、Phone 要素内で指定できるパラメータを示します。
パラメータ
値
説明(Description)
TFTPServer1
IP アドレス
デバイス設定ファイルがあるプライマリの Cisco Unified
Communications Manager TFTP サービスのアドレスを指
定します。 値として次のいずれかを設定します。
ホストネーム
FQDN
• ホスト名(hostname)
• IP アドレス(123.45.254.1)
• FQDN(hostname.domain.com)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
124
導入の設定
電話パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
CtiServer1
IP アドレス
CTI サーバのアドレスを指定します。
ホストネーム
このパラメータは、CTI サーバのアドレスが TFTP サー
バのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ ア
ドレスが同じである場合、コンフィギュレーション
ファイル内のこのパラメータを指定する必要はありま
せん。
FQDN
CcmcipServer1
IP アドレス
CCMCIP サーバのアドレスを指定します。
ホストネーム
このパラメータは、CCMCIP サーバのアドレスが TFTP
サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サー
バ アドレスが同じである場合、コンフィギュレーショ
ン ファイル内のこのパラメータを指定する必要はあり
ません。
FQDN
電話設定の例
電話設定の例を次に示します。
<Phone>
<TftpServer1>tftpserver.domain.com</TftpServer1>
<CtiServer1>ctiserver.domain.com</CtiServer1>
</Phone>
レジストリ キーの設定
アプリケーションは、Microsoft Windows レジストリから TFTP および CCMCIP サーバの場所を取
得する処理をサポートします。 これらのサーバを指定するために次のレジストリ値が使用されま
す。
• CcmcipServer1
• CcmcipServer2
• TftpServer1
• TftpServer2
アプリケーションはまず HKEY_CURRENT_USER\Software\Cisco Systems, Inc.\Client Services
Framework\AdminData 内で上記の値を検索してから、HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Cisco
Systems, Inc.\Client Services Framework\AdminData を検索します。 コンフィギュレーション
ファイルで指定された情報は、レジストリキーで検出された値によって上書きされます。値がど
ちらのレジストリの場所にも見つからなかった場合は、コンフィギュレーション ファイルから読
み取られます。
(注)
上記 4 つの値では、レジストリによる設定のみがサポートされています。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
125
導入の設定
ポリシー パラメータ
ポリシー パラメータ
次の表に、設定ファイルのポリシー要素内で指定できるパラメータについて説明します。
パラメータ
値
ServiceDiscoveryExcludedServices WEBEX
CUCM
CUP
説明(Description)
サービス ディスカバリから特定のサービスを除外す
るかどうかを指定します。
• WEBEX:この値を設定すると、クライアント
は次のように動作します。
◦ CAS 検索を実行しません。
◦ _cisco-uds、_cuplogin、
_collab-edge を検索します。
• CUCM:この値を設定すると、クライアントは
次のように動作します。
◦ _cisco_uds を検索しません。
◦ _cuplogin、_collab-edge を検索しま
す。
• CUP:この値を設定すると、クライアントは次
のように動作します。
◦ _cuplogin を検索しません。
◦ _cisco-uds_collab-edge を検索しま
す。
カンマで区切った複数の値を指定して、複数のサー
ビスを除外できます。 次に例を示します。
<ServiceDiscoveryExcludedServices>
WEBEX,CUCM
</ServiceDiscoveryExcludedServices>
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
126
導入の設定
ポリシー パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
VoiceServicesDomain
FQDN
_collab-edge と _cisco-uds の DNS SRV レコードを設
定する DNS ドメインを表す完全修飾ドメイン名を
指定します。
例:DNS SRV レコードが次のようであったとしま
す。
• _collab-edge._tls.voice.example.com
• _cisco-uds._tcp.voice.example.com
VoiceServicesDomain の値は voice.example.com になり
ます。
EnableCallPickup
true
false
ユーザが自分のコール ピック アップ グループ内の
コールをピックアップできるかどうか指定します。
• true:コール ピックアップを有効にします。
• false(デフォルト):コール ピックアップを無
効にします。
EnableGroupCallPickup
true
false
コール ピック アップ グループ番号を入力して、ユー
ザが別のコール ピックアップ グループの着信コー
ルをピックアップできるかどうか指定します。
• true:グループ コール ピックアップを有効にし
ます。
• false(デフォルト):グループ コール ピック
アップを無効にします。
EnableOtherGroupPickup
true
false
ユーザが、自分のコール ピック アップ グループに
関連付けられたグループ内の着信コールをピック
アップできるかどうか指定します。
• true:他のグループ コール ピックアップを有効
にします。
• false(デフォルト):他のグループ コール ピッ
クアップを無効にします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
127
導入の設定
ポリシー パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
EnableHuntGroup
true
ユーザがハント グループにログインできるかどうか
指定します。
false
• true:ユーザはハント グループにログインでき
ます。
• false(デフォルト):ユーザはハント グループ
にログインできません。
PreventDeclineOnHuntCall
true
false
ハント グループに着信コールがあった場合に、[拒
否(Decline)] ボタンを表示するかどうかを指定し
ます。
• true:ハント グループの着信コールに [拒否
(Decline)] ボタンが表示されません。
• false(デフォルト):ハント グループの着信
コールに [拒否(Decline)] ボタンが表示され
ます。
TelemetryEnabled
true
false
分析データが収集されるかどうかを指定します。
• true(デフォルト):分析データが収集されま
す。
• false:分析データが収集されません。
TelemetryCustomerID
文字列
分析情報の送信元を指定します。 これは、個々のお
客様を明示的に識別する文字列またはお客様を識別
することなく共通送信元を識別するう文字列です。
Global Unique Identifier(GUID)生成ユーティリティ
を使用して、36 文字の一意の ID を生成するか、逆
ドメイン名を使用することをお勧めします。 次の
ユーティリティで GUID を生成できます。
• Mac OS X:uuidgen
• Linux:uuidgen
• Microsoft Windows:[guid]::NewGuid().ToString()
または(cmd.exe から)powershell -command
"[guid]::NewGuid().ToString()"
• オンライン:guid.us
GUID を作成する方法にかかわらず、この ID はグ
ローバルに一意である必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
128
導入の設定
ボイスメール パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
SSO_Enabled
TRUE
ユーザがシングルサインオン(SSO)を使用してサ
インインするかどうかを指定します。
FALSE
• TRUE(デフォルト):ユーザは SSO を使用し
てサインインします。
• FALSE:ユーザはサインインに SSO を使用し
ません。
ServicesDomainSsoEmailPrompt
オン
オフ
ホーム クラスタを確定する目的で、電子メールのプ
ロンプトをユーザに表示するかどうかを指定しま
す。
• ON:プロンプトが表示されます。
• OFF(デフォルト):プロンプトは表示されま
せん。
ボイスメール パラメータ
次の表に、Voicemail 要素内で指定できるボイスメール サービスの設定パラメータを示します。
キー(Key)
値
説明(Description)
VoicemailPrimaryServer
ホストネー ボイスメール サーバのアドレスを指定します。
ム
値として次のいずれかを設定します。
IP アドレ
ス
FQDN
• ホスト名(hostname)
• IP アドレス(123.45.254.1)
• FQDN(hostname.domain.com)
Internet Explorer ポップアップ パラメータ
新しい Internet Explorer ウィンドウまたはタブを開いて、着信コールに関する情報を表示すること
ができます。この情報は、着信コールを許可した後に表示されます。新しいウィンドウまたはタ
ブの動作と、そこに表示する情報は、コンフィギュレーション ファイルを使用して制御されま
す。 次の表に、新しいウィンドウまたはタブの表示に使用されるパラメータを示します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
129
導入の設定
Internet Explorer ポップアップ パラメータ
パラメータ
説明(Description)
BrowserContactURI
Internet Explorer を開くために使
用するベース URI。 %ID% キー
マーカーが必須です。
BrowserFallbackURI
BrowserIDType 情報を一定時間
内に受信しない場合に使用する
フォールバック URI。
BrowserBehavior
BrowserIDType
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
130
値
新しい URI を開いたときのブラウザの動作。
NewTab
新しいタブを使用可能なとき
に、タブにこの URI を開きま
す。 タブがサポートされてい
ないときは、新しいブラウザ
ウィンドウが開きます。
移動
すでに開かれているブラウザ
ウィンドウで新しい URI に移
動します。
NewWindow
常に新しいブラウザ ウィンド
ウで URI を開きます。
レジストリに定義された URI に指定する ID のタイプ。
CallNumber
参加者のメディア アドレス
CallDisplayName
参加者の表示名
ContactBusinessNumber
連絡先の勤務先電話番号
ContactMobileNumber
連絡先の携帯電話番号
ContactHomeNumber
連絡先の自宅電話番号
ContactOtherNumber
連絡先のその他の電話番号
ContactDisplayName
連絡先の表示名
ContactURI
連絡先の URI
([email protected] など)
ContactEmail
連絡先の電子メールアドレス
([email protected] など)
ContactUsername
連絡先のユーザ ログイン名。
導入の設定
Internet Explorer ポップアップ パラメータ
パラメータ
値
説明(Description)
BrowserIDFilter
正規表現
選択した BrowserIDType に適用
され、一致した場合に新しいブ
ラウザ ウィンドウまたはタブ
が表示されないようにするフィ
ルタ。 正規表現の例を示しま
す。
• 7 以外の数字で始まる 4 桁
の電話番号:(?!7)\d{4}
• 1、2、3、または 4 以外の
数字で始まる電話番号:
[5-90] \ d+
• 末尾が 49 ではない電話番
号:\d+(?!49)\d{2}
Microsoft std::tr1::regex ライブラ
リでサポートされる有効な正規
表現すべてを使用できます。
この機能を実装する場合は、次の項目を確認してください。
• 確立された着信コールから転送されたコールをユーザが受信すると、新しいブラウザ ウィン
ドウまたはタブが表示されます。
• 会議コールに一意のコール参加者が追加されるたびに、新しいブラウザ ウィンドウまたはタ
ブが表示されます。
• ブラウザ ウィンドウまたはタブを開くタイミングを制御するフィルタを作成できます。 こ
の方法で、内部および外部の連絡先を識別できます。 この機能は、主に外部連絡先の情報を
表示するために実装されています。 次の方法で実行できます。
1 内部および外部の連絡先を区別する正規表現を作成する。
2 正規表現を着信コール ID に(通常は電話番号)に適用する。
3 正規表現が外部連絡先に一致したときに新しいブラウザ ウィンドウまたはタブを開く。
重要
この機能は Microsoft Internet Explorer 7.0、8.0、または 9.0 でのみ実装できます。 他のブラウザ
はサポートされていません。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
131
導入の設定
自動更新の設定
例
コンフィギュレーション ファイルのエントリを使ったこの機能の実行例を示します。
<BrowserPop>
<BrowserContactURI>www.example.com/%ID%.html</BrowserContactURI>
<BrowserIDType>ContactUsername</BrowserIDType>
<BrowserFallbackURI>www.example.com</BrowserFallbackURI>
<BrowserBehavior>NewTab</BrowserBehavior>
</BrowserPop>
<BrowserPop>
<BrowserContactURI>www.example.com/%ID%.html</BrowserContactURI>
<BrowserIDType>ContactEmail</BrowserIDType>
<BrowserFallbackURI>www.example.com</BrowserFallbackURI>
<BrowserBehavior>NewWindow</BrowserBehavior>
</BrowserPop>
<BrowserPop>
<BrowserContactURI>www.example.com/%ID%.html</BrowserContactURI>
<BrowserIDType>CallNumber</BrowserIDType>
<BrowserIDFilter>[^7]\d{3}</BrowserIDFilter>
<BrowserFallbackURI>www.example.com</BrowserFallbackURI>
<BrowserBehavior>Navigate</BrowserBehavior>
</BrowserPop>
自動更新の設定
自動更新を有効にするには、最新バージョン(HTTP サーバのインストール パッケージの URL を
含む)の情報が含まれている XML ファイルを作成します。ユーザがサインインしたり、コン
ピュータをスリープ モードから再開したり、[ヘルプ(Help)] メニューから手動による更新要求
を実行したりすると、 Cisco UC Integration for Microsoft Lync によって XML ファイルが取得されま
す。
自動更新の XML ファイルでは、次の形式を使用します。
<JabberUpdate>
<LatestBuildNum>value</LatestBuildNum>
<LatestVersion>value</LatestVersion>
<Message><![CDATA[your_html]]></Message>
<DownloadURL>value</DownloadURL>
</JabberUpdate>
はじめる前に
Cisco UC Integration for Microsoft Lync の自動更新を設定するには、HTTP サーバをインストール
し、XML ファイルとインストール パッケージをホストするように設定しておく必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
132
導入の設定
問題レポートの設定
手順
ステップ 1
HTTP サーバ上で適切なインストール パッケージをホストします。
ステップ 2
任意のテキスト エディタを使用して更新の XML ファイルを作成します。
ステップ 3
LatestBuildNum 要素の値として更新のビルド番号を指定します。
ステップ 4
LatestVersion 要素の値として更新のバージョン番号を指定します。
ステップ 5
Message 要素の値として HTML を <![CDATA[your_html]]> の形式で指定します。
ステップ 6
DownloadURL 要素の値として HTTP サーバのインストール パッケージの URL を指定します。
ステップ 7
更新の XML ファイルを保存して閉じます。
ステップ 8
HTTP サーバ上で更新の XML ファイルをホストします。
ステップ 9
設定ファイルの UpdateUrl パラメータの値として更新の XML ファイルを指定します。
次に、自動更新を設定するための XML の例を示します。
<JabberUpdate>
<LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum>
<LatestVersion>9.2.1</LatestVersion>
<Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco UC Integration for Microsoft Lync lets you
do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For
more information click <a target="_blank"
href="http://cisco.com/go/cucilync">here</a>.]]></Message>
<DownloadURL>http://server_name/CUCILyncSetup.msi</DownloadURL>
</JabberUpdate>
問題レポートの設定
問題レポートをセットアップすると、ユーザは Cisco UC Integration for Microsoft Lync の使用中に
発生した問題の概要を送信できるようになります。 次のように、問題レポートを送信する方法は
2 つあります。
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync を介して問題レポートを直接送信する。
• 問題レポートをローカルに保存し、後でアップロードする。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信
します。 POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サー
バ 上のスクリプトの URL を指定します。 ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、
ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する
必要もあります。
はじめる前に
環境の準備を行うには、次の手順を実行します。
1 HTTP サーバ をインストールおよび設定します。
2 HTTP POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
133
導入の設定
カスタム埋め込みタブ
3 HTTP サーバ 上でホストする HTML ページを作成し、ユーザが、ローカルに保存されている
問題レポートをアップロードできるようにします。 HTML ページには、.ZIP アーカイブとし
て保存された問題レポートを受け入れ、カスタム スクリプトを使用して問題レポートを送信す
るアクションが含まれているフォームがあります。
次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。
<form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post"
enctype="multipart/form-data">
<input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br />
<input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" />
</form>
手順
ステップ 1
HTTP サーバ 上でカスタム スクリプトをホストします。
ステップ 2
設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。
カスタム埋め込みタブ
カスタム埋め込みタブは、クライアント インターフェイスで HTML コンテンツを表示します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のカスタム埋め込みタブ定義を作成する方法を説明します。
カスタム埋め込みタブの定義
次の XML のスニペットは、カスタム タブ定義の構造を示します。
<jabber-pluging-config>
<browser-plugin>
<page refresh="" preload="">
<tooltip></tooltip>
<icon></icon>
<url></url>
</page>
</browser-plugin>
<jabber-pluging-config>
次の表は、カスタム埋め込みタブ定義のパラメータについて説明します。
パラメータ
説明(Description)
browser-plugin
カスタム埋め込みタブのすべての定義が含まれます。
値にはすべてのカスタム タブ定義が含まれます。
ページ
カスタム埋め込みタブの 1 つの定義が含まれます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
134
導入の設定
カスタム埋め込みタブの定義
パラメータ
説明(Description)
refresh
コンテンツが更新されるタイミングを制御します。
• true:ユーザがタブを選択するたびに、コンテンツが更新されま
す。
• false(デフォルト):ユーザがクライアントを再起動するか、ま
たはサインインしたときに、コンテンツが更新されます。
このパラメータはオプションであり、ページ要素の属性です。
preload
コンテンツがロードされるタイミングを制御します。
• true:クライアントが開始したときにコンテンツがロードされま
す。
• false (デフォルト):ユーザがタブを選択したときにコンテンツ
がロードされます。
このパラメータはオプションであり、ページ要素の属性です。
tooltip
カスタム埋め込みタブのマウス オーバー テキストを定義します。
このパラメータはオプションです。 マウス オーバー テキストを指定
しない場合、クライアントは [カスタム タブ(Custom tab)] を使用し
ます。
値は Unicode 文字の文字列です。
icon
タブのアイコンを指定します。 次のように、ローカル アイコンまた
はホステッド アイコンを指定できます。
• ローカルのアイコン:次のように URL を指定します。
file://file_path/icon_name
• ホステッド アイコン:次のように URL を指定します。
http://path/icon_name
Microsoft Internet Explorer でレンダリング可能であれば、.JPG、.PNG、
および .GIF 形式を含むどのアイコンでも使用できます。
このパラメータはオプションです。 アイコンが指定されていない場
合、クライアントは HTML ページからお気に入りアイコンをロードし
ます。 お気に入りアイコンが使用できない場合、クライアントはデ
フォルトのアイコンをロードします。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
135
導入の設定
ユーザのカスタム タブ
パラメータ
説明(Description)
URL
埋め込みタブのコンテンツが格納される URL を指定します。
クライアントは Internet Explorer のレンダリング エンジンを使用して
埋め込みタブのコンテンツを表示します。 したがって、Internet Explorer
がサポートするコンテンツであれば、どのコンテンツでも指定できま
す。
(注)
クライアントは Internet Explorer バージョン 9 以前をサポー
トします。 ワークステーションに Internet Explorer バージョ
ン 9 より後のバージョンがインストールされている場合、
クライアントはバージョン 9 モードで Internet Explorer を使
用します。
このパラメータは必須です。
ユーザのカスタム タブ
ユーザはクライアントユーザインターフェイスを介して独自のカスタム埋め込みタブを作成でき
ます。
ユーザによるカスタム埋め込みタブの作成を有効にする必要があります。 次のようにして、設定
ファイルの AllowUserCustomTabs パラメータの値に true を設定します。
<Options>
<AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs>
</Options>
(注)
ユーザのカスタム組み込みタブは、デフォルトで true に設定されます。
カスタム アイコン
最適な結果を得るには、カスタム アイコンは次のガイドラインに準拠する必要があります。
• 寸法:20 x 20 ピクセル
• 透明な背景
• PNG ファイル形式
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
136
導入の設定
UserID トークン
UserID トークン
${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 ユーザがサインインする
と、クライアントにより、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられ
ます。
ヒント
また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:
www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。
次の例は、${UserID} トークンの使用方法を示しています。
1 カスタム埋め込みタブで次の内容を指定します。
<url>www.cisco.com/${UserID}/profile</url>
2 Mary Smith がサインインします。 Mary のユーザ名は msmith です。
3 クライアントにより、${UserID} トークンが次のように Mary のユーザ名に置き換えられま
す。
<url>www.cisco.com/msmith/profile</url>
JavaScript 通知
カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。 ここでは、JavaScript 通知用にクライア
ントが提供するメソッドについて説明します。 また、通知のテストに使用できる JavaScript フォー
ムの例についても説明します。 非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカ
スタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。 詳細については、該当する
JavaScript のマニュアルを参照してください。
通知メソッド
クライアントには、JavaScript 通知の次のメソッドを提供するインターフェイスが含まれていま
す。
• SetNotificationBadge:クライアントから JavaScript でこのメソッドを呼び出します。 このメ
ソッドの文字列の値は、次のいずれかになります。
• 空:空の値にすると、既存の通知バッジすべてが削除されます。
• 0 ~ 999 の数字
• 2 桁の英数字の組み合わせ(例:A1)
• onPageSelected():ユーザがカスタム組み込みタブを選択すると、クライアントはこのメソッ
ドを呼び出します。
• onPageDeselected():ユーザが別のタブを選択すると、クライアントはこのメソッドを呼び出
します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
137
導入の設定
カスタム タブでのコール イベントの表示
カスタム タブでのコール イベントの表示
カスタム タブでコール イベントを表示するために次の JavaScript 関数を使用できます。
OnTelephonyConversationStateChanged:テレフォニー サービスの API は、クライアントがカスタ
ム埋め込みタブでコール イベントを表示できるようにします。 カスタム タブに
OnTelephonyConversationStateChanged JavaScript 関数を実装できます。 クライアントは
テレフォニーのカンバセーションの状態が変化するたびに、この関数を呼び出します。 この関数
は、クライアントがコール イベントを取得するために解析する JSON 文字列を受け入れます。
次のスニペットは、コール イベントを保持する JSON を示します。
{
"conversationId": string,
"acceptanceState": "Pending" | "Accepted| | "Rejected",
"state": "Started" | "Ending" | "Ended",
"callType": "Missed" | "Placed" | "Received" | "Passive" | "Unknown",
"remoteParticipants": [{participant1}, {participant2}, …, {participantN}],
"localParticipant": {
}
}
JSON の各参加者オブジェクトには、次のプロパティを含めることができます。
{
"voiceMediaDisplayName": "<displayName>",
"voiceMediaNumber": "<phoneNumber>",
"translatedNumber": "<phoneNumber>",
"voiceMediaPhoneType": "Business" | "Home" | "Mobile" | "Other" | "Unknown",
"voiceMediaState": "Active" | "Inactive" | "Pending" | "Passive" | "Unknown",
}
次に、この関数のカスタム埋め込みタブでの実装例を示します。 この例では、state と
acceptanceState プロパティの値を取得し、これらの値をカスタム タブに表示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) {
console.log("OnTelephonyConversationStateChanged");
try {
var conversation = JSON.parse(json);
console.log("conversation id=" + conversation.conversationId);
console.log("conversation state=" + conversation.state);
console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState);
console.log("conversation callType=" + conversation.callType);
}
catch(e) {
console.log("cannot parse conversation:" + e.message);
}
}
次に、この関数の考えられるすべてのフィールドでの実装例を示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) {
console.log("OnTelephonyConversationStateChanged");
try {
var conversation = JSON.parse(json);
console.log("conversation state=" + conversation.state);
console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState);
console.log("conversation callType=" + conversation.callType);
for (var i=0; i<conversation.remoteParticipants.length; i++) {
console.log("conversation remoteParticipants[" + i + "]=");
console.log("voiceMediaDisplayName=" +
conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaDisplayName);
console.log("voiceMediaNumber=" +
conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaNumber);
console.log("translatedNumber=" +
conversation.remoteParticipants[i].translatedNumber);
console.log("voiceMediaPhoneType=" +
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
138
導入の設定
カスタム埋め込みタブの例
conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaPhoneType);
console.log("voiceMediaState=" +
conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaState);
}
console.log("conversation localParticipant=");
console.log(" voiceMediaDisplayName=" +
conversation.localParticipant.voiceMediaDisplayName);
console.log(" voiceMediaNumber=" + conversation.localParticipant.voiceMediaNumber);
console.log("
translatedNumber=" + conversation.localParticipant.translatedNumber);
console.log(" voiceMediaPhoneType=" +
conversation.localParticipant.voiceMediaPhoneType);
console.log(" voiceMediaState=" + conversation.localParticipant.voiceMediaState);
}
catch(e) {
console.log("cannot parse conversation:" + e.message);
}
}
カスタム埋め込みタブの例
次に、1 つの埋め込みタブを含む設定ファイルの例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<config version="1.0">
<Client>
<jabber-plugin-config>
<browser-plugin>
<page refresh ="true" preload="true">
<tooltip>Cisco</tooltip>
<icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon>
<url>www.cisco.com</url>
</page>
</browser-plugin>
</jabber-plugin-config>
</Client>
</config>
設定ファイルの例
コンフィギュレーション ファイルの例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<config version="1.0">
<Client>
<PrtLogServerUrl>http://server_name.domain.com/prt_script.php</PrtLogServerUrl>
<UpdateUrl>http://server_name.domain.com/update.xml</UpdateUrl>
<Forgot_Password_URL>http://server_name.domain.com/password.html</Forgot_Password_URL>
</Client>
<Directory>
<DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType>
<BusinessPhone>aNonDefaultTelephoneNumberAttribute</BusinessPhone>
<PhotoUriSubstitutionEnabled>true</PhotoUriSubstitutionEnabled>
<PhotoUriSubstitutionToken>cn</PhotoUriSubstitutionToken>
<PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/cn.jpg</PhotoUriWithToken>
</Directory>
</config>
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
139
導入の設定
設定ファイルの例
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
140
第
10
章
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラ
ブルシューティング
この項では、Cisco UC Integration for Microsoft Lync の一般的な問題を解決する方法について説明
します。
• 設定の問題, 141 ページ
• ディレクトリ統合の問題, 144 ページ
• 音声、ビデオ、およびデバイスの問題, 144 ページ
設定の問題
TFTP および CCMCIP サーバ設定が機能しない
問題の説明:コンフィギュレーション ファイルで指定された TFTP および CCMCIP サーバ値がア
プリケーションで使用されていません。
解決策: TFTP および CCMCIP サーバはコンフィギュレーション ファイルを使用するか、または
レジストリキー設定で設定できます。レジストリ設定に誤設定の値が指定されていないことを確
認します。 TFTP および CCMCIP サーバのレジストリ キー値は、キー単位でコンフィギュレー
ション ファイルよりも優先されます。 この機能の詳細については、電話パラメータ, (124 ペー
ジ) を参照してください。 現時点では、TFTP および CCMCIP サーバのレジストリ キー値のみが
サポートされています。
コンフィギュレーション ファイルが TFTP サーバからダウンロードされない
問題の内容:Cisco UC Integration for Microsoft Lync が、TFTP サーバから設定ファイルをダウン
ロードしません。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync を起動後、インストール ディレクトリに
設定ファイルがありません。
解決策:
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
141
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング
設定の問題
1 TFTP サーバを再起動します。
2 設定ファイルの名前を確認します。
メモ
• 設定ファイルの名前では、大文字と小文字が区別されます。
• グローバル設定ファイル名は、jabber-config.xml である必要があります。
3 企業内のファイアウォールが、Cisco UC Integration for Microsoft Lync による設定ファイルのダ
ウンロードをブロックしていないことを確認します。
4 次の手順に従い、TFTP サーバで設定ファイルをホストします。
a [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
b [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File
Management)] を選択します。
c [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
d [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
e ファイル システム上の設定ファイルを選択します。
f
[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値を空白にしておきます。これにより、
TFTP サーバのデフォルト ディレクトリの設定ファイルがホストされます。
g [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync が設定ファイルを読み込まない
問題の内容:TFTP サーバで、グローバルまたはグループ設定ファイルをホストします。 Cisco UC
Integration for Microsoft Lync は設定ファイルをダウンロードし、適切なインストール ディレクト
リに保存します。 ただし、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、設定ファイルで指定した設
定をどれも適用しません。
解決策:設定ファイルの XML が有効であることを確認します。 Cisco UC Integration for Microsoft
Lync 設定ファイルは、次の条件を満たす必要があります。
• UTF-8 エンコードを使用してください。
• 有効な XML 文字エンティティだけを含めます。 たとえば、& ではなく &amp; を使用してく
ださい。
Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確
認します。 Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効
な文字やエンティティは含まれていません。 Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示さ
れない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性がありま
す。
• 有効な構造を含むこと。 パラメータが正常な要素の下にネスト化されていることを確認して
ください。 次の XML スニペットは、設定ファイルの基本構造を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<config version="1.0">
<Client>
<parameter_name>value</parameter_name>
</Client>
<Directory>
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
142
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング
設定の問題
<parameter_name>value</parameter_name>
</Directory>
<Policies>
<parameter_name>value</parameter_name>
</Policies>
</config>
Cisco UC Integration for Microsoft Lync で古い設定が使用されている
問題の内容:Cisco UC Integration for Microsoft Lync が最新の設定を使用していません。 設定ファ
イルの設定を変更し、それを TFTP サーバでホストしています。 ただし、Cisco UC Integration for
Microsoft Lync では、旧バージョンの設定ファイルの設定を使用しています。
解決策:
1 TFTP サーバを再起動します。
2 ブラウザで設定ファイルを開き、設定を確認します。 通常は、次の URL で設定ファイルにア
クセスできます。http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml
TFTP サーバを再起動しても問題が解決しない場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が最
新のバージョンをダウンロードできないため、キャッシュされた設定ファイルを使用している可
能性があります。
Microsoft Outlook の連絡先が検索結果に表示されない
問題の説明:Microsoft Outlook の連絡先が検索結果に表示されません。
解決策:次の要件を確認して、ユーザが Microsoft Outlook の連絡先を検索して通信できることを
確かめてください。
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync を使用して Microsoft Outlook のローカル連絡先を検索
するには、ユーザがプロファイルを Microsoft Outlook に設定する必要があります。
• Microsoft Outlook のローカル連絡先を Cisco UC Integration for Microsoft Lync の連絡先リスト
に追加するには、ユーザ プロファイルに電子メールまたはインスタント メッセージのアド
レスが含まれている必要があります。
• Cisco UC Integration for Microsoft Lync を使用して Microsoft Outlook のローカル連絡先と通信
するには、関連する詳細情報がユーザ プロファイルに含まれている必要があります。 たと
えば、Microsoft Outlook の連絡先にインスタント メッセージを送信するには、ユーザ プロ
ファイルに電子メール アドレスまたはインスタント メッセージのアドレスが含まれている
必要があります。 同様に、Microsoft Outlook の連絡先に電話をかけるには、ユーザ プロファ
イルに電話番号が含まれている必要があります。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
143
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング
ディレクトリ統合の問題
ディレクトリ統合の問題
ディレクトリ接続が確立したかどうかを確認できない
問題の内容:Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルにディレクトリ設定を指定しま
す。 ただし、Cisco UC Integration for Microsoft Lync がディレクトリに正常に接続されたかどうか
がわかりません。
解決策:Cisco UC Integration for Microsoft Lync がディレクトリに正常に接続されたかどうかを確
認するには、次の手順を実行します。
1 クライアントを起動します。
2 検索フィールドに、少なくとも 3 文字を入力します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync に一致する連絡先の一覧が表示される場合は、検索が動作
しています。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリに正常に接続されています。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync が正常にディレクトリに接続されていない場合は、設定を
見直します。 デフォルトでは、クライアントは 拡張ディレクトリ統合 を使用し、グローバル カ
タログ サーバに接続します。
ADSI のエラー コード
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、Microsoft Active Directory Service Interfaces(ADSI)を
使用し、ディレクトリ統合を行います。 ディレクトリ統合の問題をトラブルシューティングする
には、ADSI エラー コードを参照してください。
ADSI エラー コードの詳細については、次の Microsoft ドキュメントを参照してください。
• ADSI Error Codes(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa772195(v=vs.85).aspx)
• Generic ADSI Error Codes(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/
aa705940(v=vs.85).aspx)
• ADSI 2.5 のエラー コード(http://support.microsoft.com/kb/242076)
音声、ビデオ、およびデバイスの問題
(注)
この項では、Cisco UC Integration for Microsoft Lync に関連する音声、ビデオおよびデバイスの
問題をトラブルシューティングする方法について説明します。 Microsoft Lync に関連する問題
のトラブルシューティングについては、Microsoft Lync のマニュアルを参照してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
144
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング
音声、ビデオ、およびデバイスの問題
Microsoft Lync デバイスが使用できない
Microsoft Lync で設定されたデバイスは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync で別個に設定する
必要があります。
音声およびビデオ通信を使用できない
問題の内容:オーディオおよびビデオ デバイスをプロビジョニングしましたが、デバイスに接続
できません。
解決策: CTI ゲートウェイがセットアップされており、Cisco Unified Communications Manager に
CCMCIP プロファイルが適切に作成されていることを確認します。
ボイスメール プロンプトが切り捨てられる
問題の内容:ボイスメール プロンプトの開始部分が切り捨てられます。
ユーザにボイスメール メッセージを残すように求める音声の開始部分が切り捨てられる場合があ
ります。 切り捨ての結果、ユーザはボイスメール プロンプトの最初の 1 ~ 2 秒を聞き取れませ
ん。
解像度
この問題を解決するには、Cisco Unity Connection のテレフォニー統合の詳細設定の [応答後の遅延
(Delay After Answer)] フィールドの値を設定します。 Cisco Unity Connection のテレフォニー統
合の詳細設定を確認します。 Cisco Unity Connection のマニュアル(http://www.cisco.com/en/US/docs/
voice_ip_comm/connection/8x/gui_reference/guide/8xcucgrg120.html#wp1056978 )を参照してくださ
い。
エンド ユーザが電話アカウントの詳細を取得できない
問題の内容:Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザがエクステンション モビリティ プロ
ファイルにログインしたときに、電話アカウントの詳細を取得できません。 そのため、[オプショ
ン(Options)] ダイアログ ボックスの [電話アカウント(Phone accounts)] タブの [電話サービス
(Phone services)] セクションにエラー メッセージが表示されます。
影響を受けるユーザは、Cisco Unified Communications Manager に複数のデバイスが設定されてい
ます。
次の例外が、%USER_PROFILE%\AppData\Local\Cisco\Unified
Communications\Jabber\CSF\Logs ディレクトリの csf-unified.log ファイルに書き込まれま
す。
<time_stamp> DEBUG [0x00001d80] [src\config\CCMCIPClient.cpp(230)] [csf.ecc]
[curlDebugCallback] <html>
<body>
org.apache.jasper.JasperException: java.lang.reflect.InvocationTargetException<br>
<!-org.apache.jasper.JasperException: java.lang.reflect.InvocationTargetException
at
org.apache.jasper.runtime.JspRuntimeLibrary.handleSetPropertyExpression(JspRuntimeLibrary.java:622)
at
org.apache.jsp.ControlledDevices_jsp._jspx_meth_c_005fforEach_005f0(ControlledDevices_jsp.java:834)
at org.apache.jsp.ControlledDevices_jsp._jspService(ControlledDevices_jsp.java:180)
at org.apache.jasper.runtime.HttpJspBase.service(HttpJspBase.java:70)
at javax.servlet.http.HttpServlet.service(HttpServlet.java:722)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
145
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング
音声、ビデオ、およびデバイスの問題
解決策:この問題を解決するには、次の作業を実行します。
1 影響を受けるユーザを、すべてのエクステンション モビリティ プロファイルから切断します。
2 シスコのサポート担当者に連絡し、Cisco Unified Communications Manager の問題を解決するよ
うエンジニアリング スペシャル(ES)を要求してください。
ES を Cisco Unified Communications Manager に適用後、影響を受けるユーザをエクステンション モ
ビリティ プロファイルに再度関連付けることができます。
ネットワーク プロファイルの変更によりコールが断続的にドロップする
問題の内容:ネットワーク プロファイルが変更されると、音声コールおよびビデオ通話が断続的
にドロップします。
Microsoft Windows 7 および Microsoft Windows Server 2008 R2 の既知のバグにより、ネットワーク
プロファイルが突然変更されます。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync がコールのために必要
とするネットワーク ポートが、このネットワーク プロファイルの変更によって閉じられます。
その結果、ネットワーク プロファイルが変更されたときにコール中だった場合、そのコールは自
動的に終了します。
解決策:次の Microsoft サポートのサイトで入手可能な修復を適用します。http://support.microsoft.com/
kb/2524478/en-us
Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
146