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Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
初版:2013 年 12 月 12 日
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目次
はじめに ix
対象読者 ix
表記法 ix
関連資料 x
マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート xi
マニュアルに関するフィードバック xi
MediaSense の機能とサービス 1
ネットワーク サービス 2
機能サービス 2
検索と再生 3
録音されたコールの検索、再生、またはダウンロード 4
アーキテクチャ 5
Unified Communications Manager の展開 6
Cisco Unified Border Element の展開 7
Unified CM と CUBE シナリオの相違 9
サポートされる展開 11
MediaSense クラスタの展開 12
単一サーバ展開 12
デュアルサーバ展開 13
3 サーバ展開 14
4 サーバおよび 5 サーバ展開 15
MediaSense のハイ アベイラビリティ配置 17
データ レプリケーションの考慮事項 17
プライマリまたはセカンダリ ノードでのデータ レプリケーションとリカバリ 18
ハイ アベイラビリティの展開の考慮事項 18
障害状態の考慮事項 19
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
iii
目次
MediaSense の要件 20
メディア ストレージの要件 20
ハードウェアの要件 20
ソフトウェア要件 21
ライセンス要件 21
その他の要件 21
ポートの使用方法 21
MediaSense のインストールまたはアップグレード 25
MediaSense のインストール 25
インストール前の作業とツール 25
インストールおよびコンフィギュレーション用ワークシート 25
ユーザ介入なしの新規インストール用のアンサー ファイル 27
インストール ウィザードの操作 28
インストール プロセス 28
MediaSense と Unified OS のインストール 29
インストール後の作業 33
プライマリ サーバの設定の完了 34
MediaSense サーバの設定 36
セカンダリ サーバと拡張サーバの詳細 37
後続サーバのセットアップの完了 37
システムの確認 39
MediaSense に対する Unified CM のプロビジョニング 39
コール制御サービス接続のセットアップ 40
録音デバイス用の iSAC と iLBC の無効化 42
MediaSense のアップグレード 42
アップグレードの考慮事項 43
リリース 10.0(1) へのクラスタのアップグレード 44
ノードのアップグレード手順 45
ローカル ソースからのノードのアップグレード 46
リモート ソース 46
Unified OS Administration を使用したノードのアップグレード 47
Unified OS CLI を使用したノードのアップグレード 48
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
iv
目次
クラスタのロールバック 50
COP ファイルのインストール 50
言語パック 51
MediaSense の管理と設定 53
MediaSense 管理へのアクセス 53
シングル サインイン 54
MediaSense 管理 55
Unified CM のコンフィギュレーション 56
Unified CM ユーザ情報と MediaSense のセットアップ 56
AXL サービス プロバイダーの選択 56
コール制御サービス プロバイダーの選択 57
Unified CM サービス プロバイダーの切り替え 58
Finesse による MediaSense のセットアップ 59
Cisco Finesse の設定 59
Cisco MediaSense 配置用のユーザのプロビジョニング 60
MediaSense API ユーザ 60
API ユーザ設定 60
ストレージ管理エージェント 61
プルーニング オプション 61
プルーニング ポリシー設定 63
ストレージのしきい値とプルーニングの回避 64
システムのしきい値 66
ディスク領域の使用率の表示 66
HTTP を使用して取得されるストレージの使用率情報 67
Unified RTMT を使用して取得されるストレージの使用率情報 68
着信コールの設定 68
着信コール ルールの追加 69
着信コール ルールの編集 70
システム デフォルトの着信コール ルールの編集 71
着信コール ルールの削除 71
メディア ファイルの管理 72
メディア ファイルの詳細 73
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
v
目次
メディア ファイルの追加 74
メディア ファイルの編集 74
メディア ファイルの再配置 75
メディア ファイルの削除 75
メディア ファイルの更新 76
MediaSense サーバの設定 76
メディアのパーティション管理 77
メディア パーティションの設定 78
イベント管理 79
イベント転送の有効化 79
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ 80
Unified CM ユーザの管理 80
CUBE に対応する Cisco MediaSense のプロビジョニング 81
CUBE と Cisco MediaSense のセットアップ 81
CUBE ゲートウェイのアクセシビリティ 82
CUBE ビュー コンフィギュレーション コマンド 82
グローバル レベルの相互運用性と MediaSense のセットアップ 82
グローバル レベルの設定 83
ダイヤルピア レベルの設定 84
MediaSense 配置に対応する CUBE ダイヤルピアの設定 85
CUBE 展開のログ コマンド 88
MediaSense Serviceability へのアクセス 89
MediaSense Serviceability 90
トレース設定 91
トレース ファイル 91
トレース ログ レベル 91
トレース フラグ 92
トレース ファイルの場所 93
トレース ファイルの設定情報 94
トレース ファイルの解釈 94
パフォーマンス ロギング 94
ダンプ トレース パラメータ 95
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
vi
目次
Serviceability ツール 96
コントロール センターのネットワーク サービス 96
ネットワーク サービスの管理 96
コントロール センターの機能サービス 97
機能サービスの管理 97
メディア サービス、コール制御サービス、またはデータベース サービスの
再アクティブ化 98
クラスタ内の他のサーバのサービスアビリティ ユーザ インターフェイスへのアクセ
ス 98
Unified RTMT の管理 99
Unified RTMT のインストールとセットアップ 99
Unified RTMT プラグインのダウンロード 100
Unified RTMT のアップグレード 100
Unified RTMT の複数コピーのインストール 100
サーバ ステータスのモニタリング 101
パフォーマンス モニタリング カウンタ 101
パフォーマンス モニタリング用の Unified RTMT 101
システム状態と Perfmon カウンタのアラート 101
AMC サービスと Unified CM のセットアップ 105
Trace and Log Central Unified RTMT のセットアップ 106
ファイルの収集 107
クラッシュ ダンプの収集 107
リモート ブラウズのフォルダ名とサービス 107
Perfmon エージェントとカウンタ 108
サーバの IP アドレスの変更 112
IP アドレス変更のためのシステムの準備 113
プライマリ サーバの IP アドレスの変更 114
セカンダリ サーバの IP アドレスの変更 117
拡張サーバの IP アドレスの変更 120
MediaSense クラスタ内の複数の IP アドレスの変更 122
MediaSense コマンドライン インターフェイス(CLI)コマンド 124
CLI アクセス 124
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
vii
目次
utils コマンド 125
utils media recording_sessions 125
utils service 125
utils system maintenance 126
run コマンド 127
run db_reset_replication 127
run db_synchronization 127
set network コマンド 128
set network cluster server ip 128
set network cluster primary ip 129
set network cluster secondary ip 129
set network ip eth0 130
show コマンド 131
show db_synchronization status 131
show network cluster 132
show tech call_control_service 132
MediaSense のトラブルシューティング 133
MediaSense の用語 135
再生 135
ブログの記録 136
メディア分岐 136
セッションおよび録音セッション 137
用語集 137
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
viii
はじめに
このマニュアルでは、メディアの録音、再生、ライブ ストリーミング、およびストレージをサ
ポートする Cisco MediaSense ネットワーク ベースのメディア サービス プラットフォームについ
て説明します。
• 対象読者, ix ページ
• 表記法, ix ページ
• 関連資料, x ページ
• マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート, xi ページ
• マニュアルに関するフィードバック, xi ページ
対象読者
このマニュアルは、MediaSense のインストール、セットアップ、設定、メンテナンス、およびト
ラブルシューティングに必要なドメイン固有の知識を持つシステム管理者を対象としています。
システム管理者は、MediaSense と Cisco Unified Communications 製品ファミリの機能を最大限に活
用するために、Java の使用経験を持つかまたはトレーニングを受けている必要があります。
表記法
このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
ix
はじめに
関連資料
表記法
説明
太字フォント
太字は、ユーザ入力などのコマンド、キー、ボタン、フォルダ
およびサブメニュー名を表すときに使用されます。 次に例を示
します。
• [Edit] > [Find] を選択します。
• [Finish] をクリックします。
イタリック体
イタリック体は、次の内容を表すときに使用されます。
• 新しい用語の紹介。 例:スキル グループとは、類似したス
キルを持つエージェントの集合です。
• 強調表現を使い、 例:数字の命名規則は使用しないでくだ
さい。
• ユーザが置き換える必要のある構文値。 例:IF(condition,
true-value, false-value)
• ドキュメントのタイトル。 例:『Cisco CRS Installation
Guide』を参照してください
ウィンドウ フォント
Courier などのウィンドウ フォントは、次の場合に使用されま
す。
• コード中のテキストや、ウィンドウに表示されるテキスト。
例:<html><title>Cisco
< >
Systems, Inc. </title></html>
山カッコは、次の場合に使用されます。
• コンテキストでイタリックが許可されない引数(ASCII 出
力など)。
• ユーザが入力する文字列で、ウィンドウには表示されない
もの(パスワードなど)。
関連資料
MediaSense のマニュアルは Cisco.com から入手できます。 MediaSense のマニュアル セットに含ま
れるその他のマニュアルの詳細については、『Cisco MediaSense Documentation Guide』を参照して
ください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_documentation_
roadmaps_list.html から入手できます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
x
はじめに
マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート
マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎
月更新される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。シスコの新規お
よび改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
『What's New in Cisco Product Documentation』は RSS フィードとして購読できます。また、リー
ダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定するこ
ともできます。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポー
トしています。 RSS フィードは無料のサービスです。 シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサ
ポートしています。
マニュアルに関するフィードバック
このマニュアルに関する技術的なフィードバック、または誤りや記載もれなどお気づきの点がご
ざいましたら、HTML ドキュメント内のフィードバック フォームよりご連絡ください。ご協力を
よろしくお願いいたします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
xi
はじめに
マニュアルに関するフィードバック
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
xii
第
1
章
MediaSense の機能とサービス
MediaSense は、Cisco Unified Communications のメディア キャプチャ プラットフォームです。 シ
スコおよびシスコ以外のコンタクト センターのコールを録音するために使用できます。ただし、
シスコ以外のコンタクト センターは、入力点として Cisco Unified Border Element(CUBE)を使
用する必要があります。
MediaSense は、すべてのセッションの録音と保管が要求される規制環境に準拠する録音会社で使
用できます。 これらの録音は、コンプライアンス担当オーディタまたはコンタクト センターの
スーパーバイザがお客様の問題の解決またはトレーニングのために後で使用することができま
す。 録音は、音声分析サーバまたはトランスクリプション エンジンでも使用できます。
MediaSense は、Unified Communications Manager(Unified CM)を使用して、ユーザ認証サービス
を提供します。 また、サードパーティのお客様がカスタム アプリケーションを作成できるよう
に、Web 2.0 アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)を使用して、お客様に
機能を公開します。 この製品は、Microsoft Windows 7 および Apple Mac OS でサポートされま
す。
• ネットワーク サービス, 2 ページ
• 機能サービス, 2 ページ
• 検索と再生, 3 ページ
• アーキテクチャ, 5 ページ
• Unified Communications Manager の展開, 6 ページ
• Cisco Unified Border Element の展開, 7 ページ
• サポートされる展開, 11 ページ
• MediaSense クラスタの展開, 12 ページ
• MediaSense のハイ アベイラビリティ配置, 17 ページ
• MediaSense の要件, 20 ページ
• ポートの使用方法, 21 ページ
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
1
MediaSense の機能とサービス
ネットワーク サービス
ネットワーク サービス
ネットワーク サービスには次のものがあります。
• Cisco MediaSense Administration:グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用して
MediaSense を設定できます。
• Cisco MediaSense Serviceability Administration:グラフィカル ユーザ インターフェイスを使
用して MediaSense Serviceability アプリケーションを設定できます。
• システム サービス:MediaSense クラスタ内のサービスの動作を制御できます。 このサービ
スは、セカンダリ サーバと拡張サーバのクラスタリングとセットアップ機能を管理します。
• Perfmon エージェント:MediaSense Serviceability Administration インターフェイス内のパフォー
マンス モニタリング インフラストラクチャを制御できます。 アプリケーションおよびその
他のシステム オブジェクトを管理およびモニタできる Java Management Extensions(JMX)テ
クノロジーは、Managed Beans(MBeans)と呼ばれるオブジェクトによって表されます。
Perfmon エージェントは JMX MBeans からカウンタ値を取得し、それらを Unified CM データ
ベースに書き込みます。
• 診断サービス:MediaSense をトラブルシューティングし、デバッグできます。 このサービス
は、すべての MediaSense サーバで使用できます。
MediaSense および Unified OS ユーザ インタフェースでは、各 MediaSense サービス名の前に製品
名が付きます。 このマニュアルでの重複を避けるため、前に製品名を付けずにサービス名が参照
される場合があります。
ネットワークサービスは、クラスタ内の各サーバのインストール後に自動的に起動します。シス
コのサポート担当者が推奨した場合、ネットワーク サービスを停止することができます。
機能サービス
MediaSense には、次の機能サービスが含まれています。
• コンフィギュレーション サービス:MediaSense コンフィギュレーション データベースに加
えられたすべての変更を保存し、更新します。 各サーバ クラスタには、コンフィギュレー
ション サービスの 2 つのインスタンスのみがあります。1 つのインスタンスはプライマリ
サーバにあり、他のインスタンスはセカンダリ サーバにあります。 クラスタ内に 2 台以上
のサーバがある場合、拡張サーバはサービス コンフィギュレーションを設定できません。
• API サービス:API 要求を処理し、ユーザ インターフェイスとサーバ間の通信をイネーブル
にします。 データベース サービスをイネーブルにした後で、API サービスをイネーブルにで
きます。 各複数サーバ クラスタには、API サービスの 2 つのインスタンスのみがあります。
1 つのインスタンスはプライマリ サーバにあり、他のインスタンスはセカンダリ サーバにあ
ります。 クラスタ内に 2 台以上のサーバがある場合、拡張サーバには API サービスは含まれ
ません。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
2
MediaSense の機能とサービス
検索と再生
• データベース サービス:メタ データベースとコンフィギュレーション データベースを含み、
制御します。 各複数サーバ クラスタには、データベース サービスの 2 つのインスタンスの
みがあります。1 つのインスタンスはプライマリ サーバにあり、他のインスタンスはセカン
ダリ サーバにあります。 各サーバは、ローカル データベースにのみデータを書き込みます。
プライマリ サーバとセカンダリ サーバは、データを同期するために対話します。
• ストレージ管理エージェント(SM エージェント):クラスタ内の各サーバのストレージ全
体をモニタし、ディスク使用率に基づくしきい値イベントを生成します。 このサービスは、
すべてのサーバで使用可能であり、メディア サービスおよびコール制御サービスの前にアク
ティブにする必要があります。
• メディア サービス:メディアを受信、保存、および再生します。 メディア サービスは、コー
ル制御サービスの前にイネーブルにする必要があります。 このサービスは、クラスタ内のす
べてのサーバで使用できます。
• コール制御サービス:コールの受信と録音を調整します。 コール制御サービスは、メディア
サービスがイネーブルになっている場合にのみイネーブルにできます。 このサービスは、ク
ラスタ内のすべてのサーバで使用できます。 コール制御サービスは、Unified CM ユーザ イ
ンタフェースおよび Unified CM マニュアルでは SIP トランクと呼ばれています。
すべての機能サービスがクラスタ内のプライマリおよびセカンダリ ノード(サーバ)にインス
トールされます。 拡張ノードには、メディア サービス、コール制御サービス、および SM エー
ジェントのみがあります。
検索と再生
MediaSense をインストールおよび設定したら、検索と再生アプリケーションを使用して、特定の
メディア ファイルを検索し、それらを再生し、またはデスクトップにダウンロードします。
(注)
検索と再生を起動する前に、JDK の 32 ビット バージョンを Windows OS にインストールし、
64 ビット バージョンを MAC にインストールする必要があります。 また、JDK7 Update 25 が
インストールされていることを確認します。
以下の方法で、検索と再生アプリケーションにアクセスします。
• Firefox または IE9 ブラウザで URL https://<hostname>:8440/mediasense からアクセスするか、
または
• URL http://<MediaSense hostname> のメイン MediaSense アクセス画面から Cisco MediaSense
Search and Play リンクをクリックします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
3
MediaSense の機能とサービス
録音されたコールの検索、再生、またはダウンロード
(注)
メディア プレーヤーは、Firefox で起動するよりも IE9 で起動する方が時間がかかります。 IE9
ユーザには、ダウンロードされた jnlp ファイルを開くためのオプションが表示されることがあ
ります。
ログイン クレデンシャルの入力が要求された場合は、管理アプリケーションの [MediaSense API
User Configuration] ページで定義された API ユーザのクレデンシャルを使用します。
次の表に、Windows と Mac オペレーティング システムの検索と再生メディア プレーヤーによっ
てサポートされるコーデックを示します。
コーデック
Windows
Mac
g.711 aLaw
サポート
サポート
g.711 µLaw
サポート
サポート
g.729
サポート
g.722
サポート
録音されたコールの検索、再生、またはダウンロード
[Search and Play] ウィンドウでは、録音したメディア ファイルを検索するいくつかの方法がありま
す。
手順
ステップ 1
まず検索と再生アプリケーションにアクセスすると、[Recent Calls] デフォルト検索の結果(直前
7 日以内のすべてのコール)ページが開きます。 これらのタブをいつでもクリックして、[Recent
Calls] または [Active Calls] 検索を選択できます。
ステップ 2
簡素検索の場合、検索ボックスに参加者の ID とタグの組み合わせを入力し、[Search] をクリック
します。
各エントリを区切るにはスペースを使用します。デリミタは OR 演算子と見なされます。 簡易検
索では、デフォルトで直前 7 日以内のコールが検索されます。
ステップ 3
詳細検索の場合、[Search Recordings] ドロップ ダウン メニューから任意の検索プロパティに値を
入力します。
検索プロパティは次のとおりです。
• SessionId:1 つ以上のトラックが関連付けられた録音セッション識別子。 テキスト ボックス
にセッション ID を入力します。 一度に 1 つの SessionId のみを検索できます。
• Participants:録音セッションの参加者の ID。 参加者は内線番号によって識別されます。 テ
キスト ボックスに参加者 ID を入力します。 カンマを使用して ID を区切ることで、複数の
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
4
MediaSense の機能とサービス
アーキテクチャ
参加者を検索できます。 複数の参加者が定義されている場合、検索は参加者全員が含まれる
コールのみ返します(デリミタは AND 演算子と見なされます)。
• Tags:テキストを入力します。 タグの検索は CONTAINS と見なされます。このため、1 つ
の文字を入力すると、その文字を含むすべてのタグの結果を出力します。 検索ボックスで使
用するスペースは、デリミタとしてではなく、検索対象の値の一部と見なされます。 した
がって、スペースで区切られた 2 つの語を検索すると、スペースで区切られた両方の語を含
むタグを持つコールのみが返されます。
• XRef CI:録音セッションの ID。 テキスト ボックスに録音セッション ID を入力します。 一
度に 1 つの XRefCI のみ検索できます。
• CCID:録音セッション内の個々のトラックの ID。 テキスト ボックスにトラック ID を入力
します。 一度に 1 つの CCID のみ検索できます。
• Range:録音セッションを開始した日付。 特定の時間枠または日付の範囲の間で検索するよ
うに選択します。 時間枠を選択しない場合、システムはデフォルトで直前 7 日以内に設定し
ます。
時間範囲を選択する場合は、短い期間を選択します。 大量の録音が出力される検索では、処
理に並外れた時間がかかる可能性があり、システム パフォーマンスに影響を与えます。
• Duration:時間単位を選択し、スライド バーを使用して、秒、分、または時間単位で、録音
されたセッションの間隔を選択します。
• Show:このチェックボックスを使用して、完了したコール、アクティブ コール、または録
音エラーを含むコールを検索するかどうかを指定します。
ステップ 4
[Search] をクリックします。
• [Sort by] ドロップ ダウン メニューをクリックして、経過時間または持続期間によってファイ
ルをソートをします。
• ダウンロード アイコンをクリックして、録音をダウンロードします。
• 再生アイコンをクリックして、録音を再生します。
• [Previous] ボタンと [Next] ボタンを使用して、結果ページを介して各ページとステップに表
示する検索結果の数を選択できます。
(注)
メディア プレーヤーを終了すると、「MediaSense player quit unexpectedly while using the
lib... plug-in」という警告が表示される場合があります。 この警告はエラーとして報告さ
れる場合がありますが、エラーではないので無視することができます。
アーキテクチャ
MediaSense は Unified Communications 向けソリューションの一部であり、Cisco Unified Operating
System(Unified OS)リリース 9.0 で動作します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
5
MediaSense の機能とサービス
Unified Communications Manager の展開
MediaSense アーキテクチャには、次のコンポーネントが含まれています。
• アプリケーション層:
◦ 検索と再生アプリケーションを使用して、録音を再生できます。
◦ API は、をサポートするサードパーティ製アプリケーションに対するリアルタイムの録
音制御(保留、一時停止と再開など)。
◦ プリケーションおよびメディア API は、さまざまな業界パートナーの要件を組み込み、
サードパーティ製アプリケーションで使用するために公開されています。
◦ API サービスは、録音および関連セッションの履歴とメタデータを検索および取得する
ためにアプリケーションをイネーブルにする Web サービス インターフェイスを備えて
います。 このメタデータ情報は、Meta データベースに保存されます。
• メディア処理層:
◦ メディア サービスは、アーカイブと再生のためにローカル ディスクに保存されたメディ
ア ストリームを終端します。
◦ 拡張されたすべてのサーバ上でメディア サービスを実行することにより、ロード バラ
ンシングが可能になります。
• ネットワーク層:
◦ ゲートウェイおよびセッション ボーダー コントローラ(SBC)のメディア分岐とエン
ドポイントでのメディア分岐。
◦ オーディオ レコーディング用の Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified
CM)との統合。
◦ オーディオおよびビデオ レコーディング用の Cisco Unified Border Element(CUBE)と
の統合。
Unified Communications Manager の展開
Unified Communications Manager(Unified CM)は、MediaSense 録音サーバに録音を指示するよう
に適切に設定される必要があります。 これは、録音プロファイルとさまざまな SIP パラメータの
設定を含み、さらに MediaSense はユーザの認証に Administrative XML Layer (AXL) を使用するた
め、サーバの少なくとも 1 つで Unified CM AXL サービスをイネーブルにする必要があります。
MediaSense の基本的な Unified CM 展開では、電話機の 1 台を録音用に設定する必要があります。
両方の電話機が録音用に設定されている場合、2 つの独立した録音セッションがキャプチャされ
ます。 電話機によって分岐されたメディアが録音デバイスに送信され、そこで分岐されたスト
リームがキャプチャされます。 詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network
Design』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/
products_implementation_design_guides_list.html から入手できます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
6
MediaSense の機能とサービス
Cisco Unified Border Element の展開
MediaSense がサポートするすべての Cisco IP Phone には、着信および発信メディア ストリームを
分岐できる組み込みブリッジ(BIB)が装備されています。 MediaSense は、この機能を利用して
分岐された着信および発信メディアを録音します。 メディア分岐の詳細については、Unified CM
のマニュアルを参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/
voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
Cisco Unified Border Element の展開
Cisco Unified Border Element(CUBE)は、ある IP ネットワークから別の IP ネットワークへの SIP、
H.323、VoIP、およびビデオ会議コールをイネーブルにすることにより、独立した VoIP ネットワー
ク間の接続を容易に行えるようにするシスコ セッション ボーダー コントローラ(SBC)ゲート
ウェイです。
MediaSense は、CUBE と連動してエンドポイントのタイプに関係なく録音をイネーブルにします。
この機能により、MediaSense は、CUBE を使用して着信メディアと発信メディアを録音できます。
CUBE に関する詳細については、CUBE のマニュアルを参照してください。
• 一般的な CUBE の設定については、http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/ios_xe/voice_cube_-_ent/
configuration/guide/cube_ent/vb_book_xe.html を参照してください。
• 特定の録音設定の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/voice/cube_proto/
configuration/15-2mt/cube-network-based.html を参照してください。
次の図は、CUBE を使用する MediaSense 展開を示しています。 CUBE を展開する場合でも、
MediaSense は Unified CM に依存して認証サービスを提供します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
7
MediaSense の機能とサービス
Cisco Unified Border Element の展開
上図で、リアルタイム プロトコル(RTP)は、エンドポイントと CUBE の間で音声データを伝送
します。 セッション開始プロトコル(SIP)は、エンドポイントと CUBE の間のコール シグナリ
ング情報を伝送します。 2 つの RTP 単方向ストリームは、CUBE から MediaSense 分岐される 2 つ
のオーディオ ストリームを表します。 CUBE のみが MediaSense にデータを送信し、MediaSense
は CUBE にメディアを送信しないため、CUBE から MediaSense へのストリームは単方向です。
CUBE には、着信、発信、および分岐の 3 つダイヤルピアがあります (詳細については、ダイヤ
ルピア レベルの設定, (84 ページ)を参照してください)。
通常、CUBE は SIP-to-SIP コールのみ分岐できます。 ただし、必要なライセンスと適切な IOS バー
ジョンをある場合、コール録音に TDM-to-IP ゲートウェイとメディア分岐デバイスの両方と同じ
Cisco ルータを使用できるので、着信 TDM またはアナログ コールを録音することもできます (詳
細については、http://www.cisco.com/go/cube から入手できる CUBE のマニュアルを参照してくださ
い)。
この機能を使用するには、デバイスのゲートウェイと border-element 機能の両方をイネーブルにす
る必要があります。 ゲートウェイが TDM またはアナログ コールを受信し、別の着信番号を使用
して SIP コールとしてそれ自体にコールバックするように設定できます。 このループを設定する
と、ルータは実際には各コールを 2 回処理することになります (これにより、ルータの容量が半
分に削減され、CUBE は同じ数のコールを半分で処理できるようになります)。詳細については、
『Cisco MediaSense Developer Guide』の「Media forking on a TDM gateway」セクション(http://
www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_programming_reference_guides_list.html から入手可
能)とhttp://docwiki.cisco.com/wiki/FAQs_for_Cisco_MediaSense#How_to_Configure_a_TDM_Gateway_
for_Media_Forkingに掲載された MediaSense FAQ の記事を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
8
MediaSense の機能とサービス
Unified CM と CUBE シナリオの相違
Unified CM と CUBE シナリオの相違
Unified CM は、MediaSense による録音プロファイルとコール制御サービス接続(SIP トランク)
を設定するために使用されます。 同様に、CUBE により、ダイヤルピアとメディア クラス設定が
MediaSense との通信を決定します。
(注)
CUBE のメディア分岐および UC エンドポイントのメディア分岐の詳細については、『Cisco
MediaSense Solution Reference Network Design』を参照してください。このマニュアルは、http://
www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_implementation_design_guides_list.html から入手
できます。
コール シグナリングに関連しないほとんどが、MediaSense を使用した Unified CM シナリオと
CUBE のシナリオで同じです。
MediaSense が、Unified CM と CUBE のどちらで展開されているかに関係なく、イベント、応答
コード、およびパラメータ定義はいずれの場合でも同じです。 すべてのイベント、応答コード、
およびパラメータは、『Cisco MediaSense Developer Guide』に記載されています。このマニュアル
は、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_programming_reference_guides_list.html か
ら入手できます。
表 1:Unified CM と CUBE シナリオの相違
MediaSense の機能
Unified CM を使用
CUBE を使用
録音の開始
クライアントが startRecording
API を呼び出したときに開始さ
れる direct outbound 録音シナリ
オは、Unified CM 展開によっ
てサポートされます。
クライアントが startRecording API を
呼び出したときに開始される direct
outbound 録音シナリオは、CUBE 展
開ではサポートされません。
記録
2 つのメディア ストリーム
(Track 0 およびトラック 1 と
呼ばれる)が MediaSense に送
信されます。 録音には、少な
くとも 1 台の電話機がメディ
ア分岐機能を備えた 2 台の電
話機が必要です(2 台が SIP 招
待)。
録音は SIP デバイス(CUBE の SIP
ユーザエージェントと呼ばれる)を
使用します。 コールが CUBE によっ
て SIP として処理されている限り、
あらゆるタイプのエンドポイントが
可能です。 2 つのメディア ストリー
ムが MediaSense に送信されます。
これら 2 つのストリームは、トラッ
ク 0 とトラック 1 を区別することな
く、最終的に 2 つのトラックに送信
されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
9
MediaSense の機能とサービス
Unified CM と CUBE シナリオの相違
MediaSense の機能
Unified CM を使用
CUBE を使用
発信側と着信側のトラック 小さい数値の xRefCi パラメー トラック 0 には、メディア録音プロ
の識別
タは、通常発信側のトラック ファイルが設定されダイヤルピアに
対応するメディアストリームが含ま
MediaSense の Web サイト を指します。
れます。
の FAQ(How do you
determine which track has the
calling and which has the
called party?)を参照してく
ださい。
録音セッション
コールが保留になっている場
録音セッションおよび保留/ 合、論理録音セッションは終
再開、一時停止/再開、転 了します。 参加者がコールを
送/会議コマンドに関する 再開すると、新しい録音セッ
詳細については、『Cisco ションが作成されます。
MediaSense Developer
Guide』を参照してくださ
い。このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/
products/ps11389/products_
programming_reference_
guides_list.html から入手で
きます。
SIP セッションは、対応するメディ
ア追跡イベントによって複数回更新
される場合があります。コールが複
数回保留および再開された場合で
も、録音セッションは 1 回だけ行わ
れます。
キャプチャされた録音デー 元の発信番号、着信番号、コー CUBE は、AAA - RADIUS と呼ばれ
タの相違
ルのタイプなどの詳細を確認 る外部データベースにコールを保存
できます。 コールは、MediaSense
『Cisco MediaSense Solution するには、『Unified
Communications Manager Call
セッション データの CCID に対応す
Reference Network Design』
Detail Records Administration
る Cisco GUID によって検索できま
を参照してください。この
Guide』の「Call Detail
す。
マニュアルは、http://
Records」の項を参照してくだ
www.cisco.com/en/US/
products/ps11389/products_ さい。このマニュアルは、http:/
/www.cisco.com/en/US/products/
implementation_design_
sw/voicesw/ps556/prod_
guides_list.html から入手で
maintenance_guides_list.html か
きます。
ら入手できます。
コール中のコーデック変更 コール中のコーデック変更を
生成しません。
新しいセッションを開始します。
エンドポイントの MAC ア キャプチャされます。
ドレス
キャプチャされません。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
10
MediaSense の機能とサービス
サポートされる展開
MediaSense の機能
Unified CM を使用
CUBE を使用
録音メディア ソース
エンドポイントには、分岐さ
れたメディアが含まれていま
す。
CUBE には、分岐されたメディアが
含まれています。
サポートされる展開
MediaSense は次の展開をサポートしています。
• 1 サーバ展開:1 台のアクティブ サーバ。
• 2 サーバ展開:ハイ アベイラビリティを実現する 2 台のアクティブ サーバ。
• 3 サーバ展開:追加の録音容量を提供するため、ハイ アベイラビリティを実現し 1 台の拡張
サーバを提供する 2 台のアクティブ サーバ。
• 4 サーバ展開:追加の録音容量を提供するため、ハイ アベイラビリティを実現し 2 台の拡張
サーバを提供する 2 台のアクティブ サーバ。
• 5 サーバ展開:追加の録音容量を提供するため、ハイ アベイラビリティを実現し 3 台の拡張
サーバを提供する 2 台のアクティブ サーバ。
(注)
UCS-E のインストールと 7 つ以下の vCPU を持つすべてのインストールは、1 サーバおよび 2
サーバの展開に限定されます。
すべての展開で、プライマリ サーバのインストールと設定は、同じ展開内の他のサーバのインス
トールと設定と異なります。 MediaSense 展開でサーバを設定する場合は、プラットフォーム管理
者が MediaSense アプリケーション管理者のユーザ名とパスワードを設定することに注意してくだ
さい(プラットフォームおよびセキュリティのパスワードに加えて)。詳細については、MediaSense
と Unified OS のインストールを参照してください。
(注)
アプリケーション管理者のユーザ名とパスワードは MediaSense 展開内のすべてのサーバで同
じにする必要があります。 次の CLI コマンドを使用してアプリケーション管理者のユーザ名
とパスワードをリセットできます。
• utils
reset_application_ui_administrator_name
• utils
reset_application_ui_administrator_password.
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
11
MediaSense の機能とサービス
MediaSense クラスタの展開
MediaSense クラスタの展開
MediaSense 展開では、サーバごとに一連のサービスが搭載されたサーバのセットがクラスタに含
まれています。 クラスタ アーキテクチャでは、ハイ アベイラビリティ(録音可能、ただし再生
不可)とフェイルオーバー(プライマリサーバに障害が発生した場合、セカンダリサーバに自動
的にフェイルオーバーされる)が提供されます。
MediaSense はローカル エリア ネットワーク(LAN)でのみ動作します。 ワイド エリア ネット
ワーク(WAN)はサポートされません。 MediaSense サーバと Unified CM サーバは、すべて同じ
LAN に設置する必要があります。 LAN 内では、任意の 2 つのサーバ間の最大ラウンドトリップ
遅延は 2 ms 未満である必要があります。
MediaSense 展開のプライマリ サーバとセカンダリ サーバは、いずれかのサーバで管理上の変更が
行われると同期されます。 データベース レプリケーションでは、プライマリ サーバからセカン
ダリ サーバにデータが自動的にコピーされ、その逆も同様です。
次のクラスタ展開のルールが、インストールおよび設定手順によって適用されます。
• 同じクラスタ内のすべてのサーバは、同じバージョンの MediaSense を実行する必要がありま
す。
• MediaSense 展開は、1 ~5 台の MediaSense サーバから構成できます。 クラスタ内の各サーバ
は、常にコール制御サービス、メディア サービス、SM エージェントを備えている必要があ
ります。
• MediaSense は、次のどのサーバの組み合わせもサポートします。
• 1 台のプライマリ サーバ。
• 1 台のプライマリ サーバと 1 台の拡張サーバ。
• 1 台のプライマリ サーバ、1 台のセカンダリ サーバ、および 1 ~ 3 台の拡張サーバ。
• UCS-E のインストールと 7 つ以下の vCPU を持つすべてのインストールは、1 サーバおよび
2 サーバの展開に限定されます。
単一サーバ展開
単一サーバ展開には、Unified Communications OS プラットフォーム上に 1 つの MediaSense サーバ
があります。 すべてのネットワーク サービスがデフォルトでイネーブルになります。
単一サーバ展開では、プライマリ サーバに次の機能サービスがあります。
• API サービス
• コンフィギュレーション サービス
• コール制御サービス
• メディア サービス
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
12
MediaSense の機能とサービス
デュアルサーバ展開
• データベース サービス
• SM エージェント
図 1:Cisco MediaSense の単一サーバ展開
各単一サーバ展開では、最大 300 の同時セッションおよび 1 時間あたり 9000 セッションの Busy
Hour Call Completions (BHCC)レート(平均接続時間 2 分のコールごと)がサポートされます。 単
一サービス展開では、冗長性の問題への対応、ハイ アベイラビリティの提供、ストレージ容量の
拡大、同時録音容量の増加のために、後でさらにサーバを追加することができます。
デュアルサーバ展開
デュアルサーバ展開には、Unified Communications OS(Unified OS)プラットフォームに 2 つの
MediaSense サーバがあります。 最初のサーバをプライマリ サーバと呼びます。 2 つ目のサーバを
セカンダリ サーバと呼びます。 すべてのネットワーク サービスは、両方のサーバでイネーブル
になります。
プライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方が次の機能サービスを備えています。
• API サービス
• コンフィギュレーション サービス
• コール制御サービス
• メディア サービス
• データベース サービス
• SM エージェント
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
13
MediaSense の機能とサービス
3 サーバ展開
デュアル サーバ展開では、ハイ アベイラビリティが提供されます。 録音の負荷は、すべてのサー
ビスが両方のサーバで常にアクティブであるため、プライマリサーバとセカンダリサーバで自動
的に均等化されます。
図 2:デュアルサーバ展開
(注)
MediaSense には、API サービスまたはコンフィギュレーション サービスでの自動ロード バラ
ンシング機能はありません。 これらのサービスの両方がプライマリ サーバとセカンダリ サー
バでイネーブルになっている場合、これらのサービスのいずれかにブラウザまたはサーバベー
スの API をポイントする必要があります。
サポートされる同時録音、再生、モニタリング セッションの最大数については、『Cisco MediaSense
Solution Reference Network Design Guide』ガイドを参照してください。
3 サーバ展開
3 サーバ展開には、プライマリ サーバ、セカンダリ サーバ、および 1 台の拡張サーバが含まれま
す。すべてのネットワークサービスは、デフォルトでクラスタ内のすべてのサーバでイネーブル
になります。
プライマリ サーバとセカンダリ サーバは、次の機能サービスを備えています。
• API サービス
• コンフィギュレーション サービス
• コール制御サービス
• メディア サービス
• データベース サービス
• SM エージェント
拡張サーバは、次の機能サービスを備えています。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
14
MediaSense の機能とサービス
4 サーバおよび 5 サーバ展開
• コール制御サービス
• メディア サービス
• SM エージェント
3 サーバ モデルは、冗長性を提供し、ストレージ容量、同時録音および再生容量を増加します。
録音の負荷は、それぞれのサーバでサービスが常にアクティブであるため、サーバ間で自動的に
均等化されます。
図 3:3 サーバ展開
(注)
MediaSense は、プライマリ サーバとセカンダリ サーバでの API サービスとコンフィギュレー
ション サービスの自動ロード バランシング機能を備えていません。 これらのサービスがイ
ネーブルになっている場合、これらのサービスの 1 つにのみブラウザまたはサーバベースの
API をポイントする必要があります。
サポートされる同時録音セッション、再生セッション、モニタリング セッションの最大数に関す
る詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参照してくだ
さい。
4 サーバおよび 5 サーバ展開
4 サーバおよび 5 サーバ展開には、1 台のプライマリ サーバ、1 台のセカンダリ サーバ、および
2 ~ 3 台の拡張サーバが含まれます。 すべてのネットワーク サービスは、デフォルトでクラスタ
内のすべてのサーバでイネーブルになります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
15
MediaSense の機能とサービス
4 サーバおよび 5 サーバ展開
プライマリ サーバとセカンダリ サーバは、次の機能サービスを備えています。
• API サービス
• コンフィギュレーション サービス
• コール制御サービス
• メディア サービス
• データベース サービス
• SM エージェント
拡張サーバと呼ばれる残りのサーバには、次の機能サービスだけが用意されています。
• コール制御サービス
• メディア サービス
• SM エージェント
この展開モデルは、冗長性を提供し、ストレージ容量を拡大し、同時録音および再生セッション
用に容量を増やすことができます。 録音の負荷は、それぞれのサーバでサービスが常にアクティ
ブであるため、サーバ間で自動的に均等化されます。
図 4:5 サーバ展開
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
16
MediaSense の機能とサービス
MediaSense のハイ アベイラビリティ配置
(注)
MediaSense は、プライマリ サーバとセカンダリ サーバでの API サービスとコンフィギュレー
ション サービスの自動ロード バランシング機能を備えていません。 これらのサービスがイ
ネーブルになっている場合、これらのサービスの 1 つにのみブラウザまたはサーバベースの
API をポイントする必要があります。
サポートされる同時録音セッション、再生セッション、モニタリング セッションの最大数に関す
る詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参照してくだ
さい。
MediaSense のハイ アベイラビリティ配置
一部のある配置では、使用可能なすべてのメディアを記録する必要があります。配置がハイアベ
イラビリティをサポートしていない場合、コール制御サービスの障害によって録音が行われない
場合があります。 Unified CM がいずれかの MediaSense サーバに接続できない場合、必要な接続
を行うために、代替サーバとして Unified CM または CUBE が使用できることを確認する必要があ
ります。
詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参照してくださ
い。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_implementation_design_
guides_list.html から入手できます。
データ レプリケーションの考慮事項
MediaSense 配置のデータベースのハイ アベイラビリティ サポートは、メタ データベースとコン
フィギュレーション データベースの両方に対して Informix Enterprise Replication(ER)を使用して
提供されます。 MediaSense クラスタは、最大 5 台のサーバを持つことができますが、データ レプ
リケーションはプライマリ サーバとセカンダリ サーバの間でのみイネーブルになります。
インストール時に、インストールするサーバがセカンダリ サーバとして識別される場合、次の考
慮事項が適用されます。
• このサーバは、プライマリ サーバのデータ サイズの制約なしにプライマリ サーバから自動
的にオンテープ バックアップが適用されます。
• データ レプリケーションはプライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で行われます。 した
がって、プライマリ サーバに書き込まれるデータはセカンダリ サーバに複製され、その逆
も同様です。
プライマリおよびセカンダリ MediaSense サーバ間のレプリケーション動作は、レプリケーション
を行う時点で異なります。
• アクティベーション時:サービス アクティベーション プロセス時、Informix ER はプライマ
リ サーバとセカンダリ サーバ間のレプリケーションを自動的に開始します。 両方のサーバ
間の差分データは、プライマリ サーバからセカンダリ サーバに複製されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
17
MediaSense の機能とサービス
プライマリまたはセカンダリ ノードでのデータ レプリケーションとリカバリ
• 実行時:実行時のデータ レプリケーションは双方向です。 何らかの理由で、いずれかの
MediaSense サーバがシャット ダウンするか、障害状態になった場合、データは引き続き生き
残ったサーバに書き込まれます。 シャット ダウンしたり、障害が発生したサーバが回復す
ると、Informix ER は 2 台のサーバ間で自動的に再起動し、データを同期します。 データ サ
イズに応じて、同期時間が変動する場合があります。 保持期間は、データが生き残ったサー
バにレプリケーションの分割なしで保存できる日数を指します。 データベースの保持期間の
推奨事項に関する詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design
Guide』を参照してください。
プライマリまたはセカンダリ ノードでのデータ レプリケーションと
リカバリ
プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバのいずれかがアウト オブ サービスになった場合、デー
タベース レプリケーション プロセスは、次のように行われます。
• MediaSense は、記録データベースへのデータの書き込みを続行します。 データはアウト オ
ブ サービス状態のノードにレプリケートできないため、Informix は引き続き動作している
ノードの ora_ersb レプリケーション バッファにデータを保存します。 ora_ersb が一杯になる
前にアウト オブ サービスになっているノードが復旧した場合、レプリケーションが自動的
に復元され、ora_ersb 内のデータは両方のノード間で同期されます。
• あるノードが長期間にわたりアウト オブ サービスになると、稼働中のノードの ora_ersb バッ
ファが一杯になる場合があります。 ora_ersb がその容量の 90% に到達すると、システムは稼
働中のノードのレプリケーションを自動的に停止します(その結果、単一ノードのように動
作します)。 これは、ora_ersb が一杯になりすぎてシステムが機能不全になるのを防止する
ためです。
• レプリケーションが稼働中のノードで停止した場合、アウト オブ サービス状態のノードの
サービスが復旧すると、レプリケーションは自動的に復元されます。 ユーザの介入は不要で
す。 レプリケーションの復元後、データ同期ジョブが起動し、両方のノードでメタ データ
と設定データの両方を比較し、このデータを同期します。
いずれか一方のノードで、次の CLI コマンドを実行して、データ同期ジョブのステータスを確認
できます。
show db_synchronization status [db_ora_meta|db_ora_config]
ハイ アベイラビリティの展開の考慮事項
ハイアベイラビリティの展開を実現し、データレプリケーションを提供するには、次のガイドラ
インに従ってください。
• API サービスがイネーブルになり、実行されていることを確認します。 API サービスは、内
部パフォーマンスをモニタし、過負荷防止機能を提供します。 過負荷状態が検出された場
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
18
MediaSense の機能とサービス
障害状態の考慮事項
合、API サービスは、自動的にサードパーティ要求の拒否を開始します。 クライアント アプ
リケーションは、拒否を受信すると代替 API サービス上で要求を再試行できます。
• 展開には、クラスタ内に最大の 5 つの可能なコール制御サービスを含めることができます。
次の表は、考えられる MediaSense のハイ アベイラビリティ シナリオを示します。
MediaSense のシナリオ
Unified CM を使用
CUBE を使用
通常のシナリオ
Unified CM は、ラウンドロビン CUBE は、メディア録音リスト
方式を使用して使用可能なコー の最初の MediaSense サーバに
ル制御サービスに到達して、ア 常にコールを送信します。
ウトバウンドコールを発信し、
直前のコール制御サービスへの
アクセスを試行した後でも失敗
した場合はタイムアウトしま
す。
障害が発生したサーバのシナリ Unified CM は、リスト内の次に CUBE は、メディア録音リスト
オ
使用可能な MediaSense サーバ 内の次に使用可能な MediaSense
を使用します。
サーバを使用します。
障害状態の考慮事項
何らかの理由で MediaSense プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバに障害が発生した場合、
生き残ったサーバはメタ データベースと MediaSense Enterprise Replication Smart Binary Large Object
を引き続きメタデータに書き込みます。 この大きなオブジェクトは ora_ersb と呼ばれます。
ora_ersb が容量の 90% に達すると、生き残ったサーバのレプリケーションは、生き残ったサーバ
がデータの書き込みを続行できるように停止します。 ora-ersb が容量を超えた場合、システムは
機能を停止します。
リカバリ時間とは、障害が発生した MediaSense サーバがサービス状態に復旧した後に生き残った
サーバとデータを同期するのにかかる時間です。 障害が発生したサーバのリカバリ時間の長さ
は、次の要因によって異なります。
• 1 つのサーバがダウンしているときに生き残ったサーバに書き込まれるデータの量。
• 2 つのサーバ間のデュプレックス ネットワーク接続の速度。
• リカバリが進行中に実行されるコール負荷のレベル。
• 生き残ったサーバでレプリケーションが停止したかどうか。
障害が発生した MediaSense システムは、次の 2 つのレベルで機能が低下する可能性があります。
• ora_ersb が 90% 未満の場合。 障害が発生したサーバが、生き残ったサーバ上で ora_ersb が
90% に達する前の状態に復帰する場合、メタデータは失われません。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
19
MediaSense の機能とサービス
MediaSense の要件
• ora_ersb が 90% を超えている場合。 障害が発生したサーバが復元される前に ora_ersb が生き
残ったサーバの 90% に達した場合、生き残ったサーバ上のレプリケーションが停止します。
これにより、生き残ったサーバは、メタデータを失わずにデータの書き込みを続行すること
ができます。 障害が発生したサーバがサービス状態に復帰したときに、レプリケーションを
再確立する必要があり、サービスの準備が整うまでに時間がかかる場合があります。 また、
障害が発生したサーバがサービス状態に復帰した後に、データを同期するためにかなり長い
時間がかかる場合があります。
いずれの場合も、障害が発生したサーバが復帰し、使用可能な状態になると、レプリケーション
は自動的に再開します。 手動による作業は必要ありません。
障害復旧期間の詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参
照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_
implementation_design_guides_list.html から入手できます。
MediaSense の要件
ここでは、MediaSense の要件を確認します。
メディア ストレージの要件
シスコは、プライマリおよびセカンダリ サーバ、拡張サーバ、および小規模設定用のオプション
を備える Virtualization Archive(OVA)仮想マシン(VM)テンプレートを提供します。 これらの
テンプレート オプションは、MediaSense サーバに対してサポートされる VM の設定を指定しま
す。 これらのテンプレート オプションは、わけても特定のサーバで使用可能な CPU のメモリ フッ
トプリントと要件を指定します。 すべての MediaSense サーバで、このシスコ提供のテンプレート
を使用する必要があります。
複数の MediaSense サーバを持つ環境でハイ アベイラビリティを確保するには、異なる物理ホスト
上にプライマリ サーバとセカンダリ サーバをインストールする必要があります。
詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参照してくださ
い。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_implementation_design_
guides_list.html から入手できます。
ハードウェアの要件
MediaSense には、シスコが開発したアプライアンス モデルである Linux ベースの Unified
Communications Operating System(OS)が同梱されています。
MediaSense 用に認定されたサーバは、次のハードウェア要件を満たす必要があります。
• 認定 Unified Computing System(Unified CS)サーバ。 認定 UCS サーバの一覧については、
『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参照してください。このマニュ
アルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_implementation_design_guides_
list.html から入手できます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
20
MediaSense の機能とサービス
ソフトウェア要件
• 認定サーバに加えて、ルータ内の UCS-E モジュールに MediaSense をインストールできます。
UCS-E モジュールは、独自のプロセッサ、ストレージ、ネットワーク インターフェイス、お
よびメモリを備えるルータ ブレードです。 認定 UCS-E モジュールの詳細については、『Cisco
MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参照してください。このマニュアル
は、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_implementation_design_guides_list.html
から入手できます。 UCS-E モジュールの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/
ps12629/index.html を参照してください。
• MediaSense 固有の仮想マシン(VM)の要件は、http://docwiki.cisco.com/wiki/Virtualization_for_
Cisco_MediaSense から入手できます。
VM テンプレート、ESXi、サイジング情報、およびその他 VM 固有のプロセスの詳細につい
ては、http://cisco.com/go/uc-virtualized を参照。
• ハードウェアの制限に関する詳細については、 Cisco.com(CDC)(http://www.cisco.com/en/
US/products/ps11389/prod_release_notes_list.html)から入手できる『Cisco MediaSense Release
Notes』を参照してください。
ソフトウェア要件
MediaSense は、次のソフトウェア要件を満たしている必要があります。
• MediaSense をセットアップする前に、必要な Unified CM クラスタが設定および配置されて
いる必要があります。
• MediaSense 管理 Web インターフェイスは、認定 Web ブラウザを使用します。 認定 Web ブ
ラウザの一覧については、『Cisco MediaSense Solution Reference Network Design Guide』を参
照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_
implementation_design_guides_list.html から入手できます。
ライセンス要件
MediaSense のプライマリ ライセンシングと機能アクティベーション方式は、信頼ベースのライセ
ンシングであるため、MediaSense のライセンスをインストールする必要はありません。
その他の要件
MediaSense は、電源障害による予測できない動作を防ぐために、常に無停電電源を装備している
必要があります。
ポートの使用方法
このセクションでは、MediaSense で使用される TCP ポートと UDP ポートについて説明します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
21
MediaSense の機能とサービス
ポートの使用方法
(注)
ユーザは、これらのポートを設定できません。 次の表に、MediaSense をインストールする際
に、それを設定する方法を示します。
次の表の列は、以下の情報を提供します。
• サーバまたはアプリケーション プロトコル:オープンまたはプライベート アプリケーショ
ン プロトコルの名前。
• サーバ プロトコルおよびポート:サーバとして機能する際の着信接続要求用の IP アドレス
とともに、サーバまたはアプリケーションがリッスンする TCP または UDP ポート。
• リモート プロトコルおよびポート:サーバとして機能する際の着信接続要求用の IP アドレ
スとともに、リモート サービスまたはアプリケーションがリッスンする TCP または UDP
ポート。
• リモート デバイス:サーバまたはサービスに接続するリモート アプリケーションまたはデ
バイス。
• 使用元:各ポート(複数可)を使用するサービス(複数可)またはエージェント。
サーバまたは
サーバ
リモート
リモートデバイス 使用されるアプリ
アプリケーション プロトコルとポー プロトコルとポー
ケーション
プロトコル
ト
ト
HTTPS
TCP 443、8443
Any
Web ブラウザ
HTTPS
TCP 8440
Any
クライアントアプ API アクセス
リケーション
HTTPS
TCP 9443
Any
クライアントアプ 認証された要求を
リケーション
リダイレクトする
ためにメディアデ
バイスによって使
用される。
HTTP
TCP 80、8080
Any
Web ブラウザ
HTTP
TCP 8081
Any
Web ブラウザ、
コール制御サービ
API クライアント ス
HTTP
TCP 8085
Any
別の CMS のノー
ド
コール制御サービ
ス
HTTP
TCP 8087
Any
CMS クラスタ
ノードのみ
システムサービス
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
22
管理、サービスア
ビリティ
管理、サービスア
ビリティ
MediaSense の機能とサービス
ポートの使用方法
サーバまたは
サーバ
リモート
リモートデバイス 使用されるアプリ
アプリケーション プロトコルとポー プロトコルとポー
ケーション
プロトコル
ト
ト
HTTP
TCP 8088
Any
CMS クラスタ
ノードのみ
RTSP
TCP 554、8554
Any
RTSP メディア プ SM エージェント
レーヤー
RTSP
TCP 9554
Any
クライアントアプ
リケーションまた
はメディアプレー
ヤー
SIP
TCP/5060
TCP/5060
UDP 5060
UDP 5060
Unified CM または コール制御サービ
CUBE
ス
TCP 1543
Any
TCP/IP
CMS クラスタ
ノードのみ
コンフィギュレー
ション サービス
認証された要求を
リダイレクトする
ためにメディアデ
バイスによって使
用される。
プライマリサーバ
とセカンダリサー
バ間の接続を確立
するために
Informix ER に
よって使用され
る。
JDBC を Informix
と接続するために
API サービスまた
はコンフィギュ
レーションサービ
スによって使用さ
れる。
キープアライブ
ハートビート
UDP 8091
UDP 8091
CMS クラスタ
ノードのみ
他のコール制御
サービスのアベイ
ラビリティを検出
するためにコール
制御サービスに
よって使用され
る。
JMS
TCP 61610
Any
CMS クラスタ
ノードのみ
API サービス
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
23
MediaSense の機能とサービス
ポートの使用方法
サーバまたは
サーバ
リモート
リモートデバイス 使用されるアプリ
アプリケーション プロトコルとポー プロトコルとポー
ケーション
プロトコル
ト
ト
JMS
TCP 61612
Any
CMS クラスタ
ノードのみ
コール制御サービ
ス
JMS
TCP 61616
Any
CMS クラスタ
ノードのみ
SM エージェント
Any
RTP メディア ス
トリームを送信す
る電話機または
ゲートウェイ。
RTP メディア ス
トリームを受信す
るためにメディア
サービスによって
使用されるポート
範囲。
エフェメラルポー UDP 32768 ~
61000
ト範囲
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
24
第
2
章
MediaSense のインストールまたはアップグ
レード
この章では、MediaSense のインストールおよびアップグレードについて説明します。
• MediaSense のインストール, 25 ページ
• MediaSense のアップグレード, 42 ページ
• クラスタのロールバック, 50 ページ
• COP ファイルのインストール, 50 ページ
• 言語パック, 51 ページ
MediaSense のインストール
この項では、MediaSense と Cisco Unified Communications Operating System(Unified OS)をインス
トールする方法について説明します。 1 つのプログラムによって両方をインストールします。
インストール前の作業とツール
開始する前に、シスコがサポートするハードウェアとソフトウェアを使用していることを確認し
ます。 サポートされるハードウェアとソフトウェアの一覧については、『Cisco MediaSense Solution
Reference Network Design Guide』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/
US/products/ps11389/products_implementation_design_guides_list.html から入手できます。
インストールおよびコンフィギュレーション用ワークシート
クラスタ内のすべてのノードまたはサーバ用に、このワークシートのコピーを 1 つ作成します。
インストールおよびセットアップ ウィザードによって各サーバに入力が求められるネットワー
ク、パスワード、およびその他の情報を記録します。 すべての情報を記録する必要はありませ
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
25
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール前の作業とツール
ん。システムおよびネットワーク コンフィギュレーションに関連する情報のみ記録してくださ
い。
後で参照できるように、完成したワークシートを安全な場所に保存してください。
インストール データ
入力する値
注記
プラットフォーム管理者情報
ユーザ名:
Unified Communications Operating System
Administration および Cisco Unified
Serviceability へのサインインに使用する
情報。
パスワード:
MediaSense アプリケーション
管理者情報
ユーザ名:
パスワード:
MediaSense 管理およびサービスアビリ
ティへのサインインに使用する情報。
次の CLI コマンドを使用して、インス
トール後にエントリを変更できます。
utils
reset_application_ui_administrator_name
utils
reset_application_ui_administrator_password
MediaSense クラスタの配置に
関する情報
プライマリ サーバの IP
アドレス:
セカンダリ サーバの IP
アドレス:
拡張サーバの IP アドレ
ス:
ネットワークの MTU サイズ
(バイト単位)。
MTU サイズ:
この設定は、クラスタ内のすべ
てのサーバで同じにする必要が
あります。
スタティック ネットワーク コ IP アドレス:
ンフィギュレーション
IP マスク:
ゲートウェイ:
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
26
ネットワークの MTU 設定が不明の場合
は、デフォルト値(1500 バイト)を使
用してください。
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール前の作業とツール
インストール データ
入力する値
注記
DNS クライアント コンフィ
ギュレーション
プライマリ DNS
クラスタ コンフィギュレーションに対
してホスト名を使用する場合は、この
情報を入力します。
セカンダリ DNS(任
意):
ドメイン:
インストール後、サーバのホスト名は
変更できません。
DNS をイネーブルにする場合、順方向
および逆方向の両方のルックアップ情
報を設定する必要があります。
ネットワーク タイム プロトコ NTP サーバのホスト名 少なくとも 1 台の有効かつ到達可能な
ル(NTP)または最初のサーバ または IP アドレス: NTPサーバを指定する必要があります。
のハードウェアクロック設定。
最初のサーバの時間への
MediaSense 配置内の他のサー
バに対して NTP を設定しま
す。
MediaSense 配置内のすべての セキュリティ パスワー このパスワードは、6 文字以上の英数字
サーバに対して同じセキュリ ド:
にする必要があります。 ハイフンおよ
ティパスワードを入力します。
び下線を使用できますが、先頭は英数
字にする必要があります。
インストール後、CLI コマンド set
password security を使用してエントリ
を変更できます。
ユーザ介入なしの新規インストール用のアンサー ファイル
アンサー ファイルと呼ばれるプラットフォーム コンフィギュレーション ファイルを使用して、
MediaSense のユーザ介入なしの新規インストールを実行できます。 アンサー ファイルは、Cisco
Unified Communications Answer File Generator と呼ばれる Web ベースのアプリケーションを使用し
て作成されます。
Answer File Generator は、データ エントリの構文を同時に検証し、データを保存し、プラットフォー
ム コンフィギュレーション ファイルを生成します。
アンサー ファイルを使用して、メモリ スティックまたはディスク上に MediaSense の仮想イメー
ジを作成し、マウントします。このイメージを使用して、クラスタ内のプライマリノード、セカ
ンダリノード、または拡張ノードでのユーザ介入なしのインストールを実行します。インストー
ルのアップグレードに使用することはできません。
アンサー ファイルを作成するには、アンサー ファイル生成 Web サイトにアクセスします。
詳細については、「How to Use the AFG with the Virtual Floppy Drive」を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
27
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール プロセス
インストール ウィザードの操作
(注)
インストールを無人のままにした場合、モニタ画面の表示が消える場合があります。 画面が
消えた場合は次の手順を実行します。
• Escape キーを押して、現在の画面を再表示し、インストールを続行します。
• Space キーを押さないでください。このアクションは、現在の画面からデフォルト オプ
ションを選択し、次の画面に移動します。
次の表に、インストール中に特定のキーを押した場合、システムが実行するアクションを示しま
す。
作業
使用するキー
次のフィールドへ移動する
タブ
前のフィールドへ移動する
Alt+Tab
オプションを選択する
Space バーまたは Enter
リストを上下にスクロールす 上下矢印キー
る
前のウィンドウに戻る
Space バーまたは Enter を押し、[Back] を選択(使用可能な場合)
ウィンドウのヘルプを表示す Space バーまたは Enter
る
インストール プロセス
インストール プロセスは、DVD ディスクの指定されたメディアから MediaSense アプリケーショ
ンと Unified Communications Operating System(Unified OS)を導入します。
MediaSense をインストールする前に、仮想マシン(VM)のすべての要件に対応する必要があり
ます。
シスコは、ユーザが VMware ツール セットを理解し、以下のタスクが完了していることを想定し
ています。
• DVD ドライブが VM ホストの DVD デバイス(DVD ディスクが挿入された物理 DVD ドライ
ブ)にマウントされ、マッピングされているか、または DVD ドライブがデータストアの ISO
ファイルにマップされていること。
• このインストールの準備として VM サーバに電源が供給されていること。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
28
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール プロセス
• Unified Communications Virtualization Web サイト(http://cisco.com/go/uc-virtualized)にリス
トされた VM 要件をすべて満たしていること。
インストール ディスクから MediaSense をインストールし、1 枚の DVD を挿入して設定できます。
ディスクには Unified OS と MediaSense インストーラが含まれています。 このインストーラを実
行すると、Unified OS と MediaSense が同時にインストールされます。
MediaSense のインストールは、次の 2 つのプロセスで構成されます。
1 MediaSense と Unified OS をインストールします。
2 プライマリ サーバをセットアップします。
(注)
セカンダリ サーバまたは拡張サーバをインストールする前に、プライマリ サーバを実行し、
セカンダリ サーバと拡張サーバに関する情報を使用して設定する必要があります。
MediaSense と Unified OS のインストール
• サポートされる VM テンプレート オプションのいずれかを使用して完全な設定を計画しま
す。 計画がサポートされた VM テンプレート オプションのいずれかに一致しない場合、
MediaSense はデフォルトでサポートされていないモードになり、使用可能な録音リソースの
数が制限されます。 シスコは、サポートされていないモードで動作するシステムに対してテ
クニカル サポートを提供しません。 すべての仮想マシンの要件を確認するには、Unified
Communications Virtualization Web サイト(http://cisco.com/go/uc-virtualized)を参照してくだ
さい。
• プライマリ サーバとセカンダリ サーバを割り当てます。 プライマリ サーバのインストール
プロセスは、他のすべてのサーバのプロセスと異なります。 プライマリ サーバとセカンダ
リ サーバを割り当てた後で、その割り当ては変更できません。
• BIOS のブート順序の先頭に CD/DVD デバイスを配置します。
• 無人インストールを実行する場合は、仮想イメージ上でコンフィギュレーション ファイルを
提供します。
注意
MediaSense ノードを Unified CM クラスタに追加したときに、無効または不正な IP アドレスを
入力した場合、インストールは失敗する可能性があります。 インストールを再開する前に IP
アドレス修正する方法の詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Troubleshooting_Tips_for_
Cisco_MediaSense を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
29
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール プロセス
注意
インストール中に重大なエラーが発生した場合、インストーラによってログ ファイルの収集
が求められます。 このノードのインストールを再起動する必要がある場合があります。 詳細
については、「How to Dump Install Logs to the Serial Port of the Virtual Machine」を参照してくだ
さい。
手順
ステップ 1
無人インストール用のコンフィギュレーション ファイルを使用する場合は、仮想イメージ上に存
在し、イメージがデータストア上に存在し、マウントされていることを確認します。 詳細につい
ては、http://docwiki.cisco.com/wiki/How_to_Use_the_AFG_with_the_Virtual_Floppy_Driveを参照して
ください。
ステップ 2
MediaSense インストール ディスクを使用する場合は、ホスト上で物理 DVD デバイスが見えるよ
うに仮想マシンを設定します。 [DVD Found] ウィンドウが表示されるまで待機します。
ステップ 3
メディア チェックを実行するように求めるプロンプトが表示されます。 メディア チェックは、
インストール ディスクの整合性を確認します。 ディスクが以前にメディア チェックに合格して
いる場合、このステップを省略します。
メディア チェックを実行するには、[Yes] を選択します。 メディア チェックを省略するには、[No]
を選択してステップ 4 に進みます。
メディア チェック中、[Media Check Result] ウィンドウに経過表示バーが表示されます。
サーバの設定によっては、メディア チェックを完了するのに最大 1 時間かかる場合が
あります。
a) [Media Check Result] ウィンドウに [PASS] と表示されたら、[OK] をクリックして続行します。
b) メディア チェックに失敗すると、DVD が排出され、インストールが終了します。 この時点で
(注)
の次のステップは、サービス レベル契約によって異なります。 次の作業を実行できます。
• 直接シスコから別のインストール ディスクを入手します。
• サービス プロバイダにお問い合わせて、サポートを受けます。
[Cisco Unified Communications Product Deployment Selection] 画面が表示されます。
ステップ 4
[Cisco Unified Communications Product Deployment Selection] 画面で [OK] をクリックして続行しま
す。
インストールが開始されます。
ステップ 5
[Proceed with Install] 画面に表示される情報に同意する場合は [Yes] を選択します。 [No] を選択す
ると、インストールがキャンセルされます。
ハード ドライブ上の MediaSense の既存バージョンとディスクで使用可能なバージョンが画面に表
示されます。 MediaSense の初回のインストレーションでは、ハード ドライブ上のバージョンは
NONE と表示されます。
無人インストールを実行する場合で、この手順のステップ 1 に指定された設定情報が用意されて
いる場合は、[Proceed with install] 画面で [Yes] を選択します。 設定情報に不一致がない場合、イ
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
30
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール プロセス
ンストーラからこれ以上質問が行われることはありません。 インストール プロセスが完了した
ら、インストール後の作業, (33 ページ)に記載されたタスクを実行します。
ステップ 1 の設定情報が用意されていない場合に [Proceed with Install] 画面で [Yes] を選択する場
合は、次のステップに進み、インストールを続行します。
ステップ 6
[Platform Installation Wizard] 画面で [Proceed] を選択します。
ソフトウェアのインストールが開始されます。
(注)
インストール プロセス中、キーを押すように求めるいくつかのシステム メッセージが
表示されます。 キーを押さないでください。
ステップ 7
VM によって DVD を排出するよう求められたら、DVD を取り出し、トレイを閉じます。
ステップ 8
[Basic Install] 画面で、[Continue] をクリックします。
[Setup Configuration] ウィザードが起動し、MediaSense の配置に関連するオプションを含む一連の
画面が表示されます。
ステップ 9
[Time Zone Configuration] 画面で、上下矢印を使用してサーバのロケーションに対応するタイム
ゾーンを選択します。 [OK] をクリックします。
注意
不正にタイム ゾーンを設定すると、システムの動作に悪影響を及ぼす場合がありま
す。
ステップ 10
[Auto Negotiation Configuration] 画面で [Continue] を選択します。
ステップ 11
[MTU Configuration] 画面で、[No] を選択し、デフォルト設定(1500)を保持します。
MTU は、このホストがネットワーク上で転送する最大パケット(バイト単位)です。 ネットワー
クの MTU 設定が不明の場合は、デフォルト設定を使用してください。 デフォルト設定を使用し
ない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせ、配置に必要な設定を確認してください。
注意
MTU サイズを正しく設定しないと、ネットワークのパフォーマンスが低下する可能性が
あります。
ステップ 12
[Static Network Configuration] 画面で、IP アドレス、IP マスク、ゲートウェイ(GW)アドレスの
値を入力します。 [OK] をクリックします。
ステップ 13
[DNS Client Configuration] 画面で、[Yes] を選択します。
• DNS をイネーブルにする場合、ホスト名を使用してノードを設定できます。 イン
(注)
ストールの完了後、ホスト名は変更できません。
• DNS をディセーブルにする場合、ノードを設定するには IP アドレスを使用する必
要があります。
DNS をイネーブルにする場合、プライマリ DNS とドメインの値を入力する必要があります。 オ
プション値には、セカンダリ DNS が含まれます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
31
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール プロセス
(注)
DNS をイネーブルにする場合、DNS サーバの順方向および逆方向のルックアップ情報
の両方を設定する必要があります。 この情報を設定しないと、ネットワーク チェック
でインストールに失敗します。
ステップ 14
[Administrator Login Configuration] 画面で、この配置の Unified OS(プラットフォーム)管理者の
管理者 ID を入力します。 この管理者のパスワードを入力して確認します。 [OK] を選択します。
ステップ 15
[Certificate Information] 画面で、組織、単位、場所、都道府県、国の値を入力します。 [OK] をク
リックします。
ステップ 16
次のステップは、最初の(プライマリ)サーバを設定するか、セカンダリまたは拡張サーバを設
定するかによって異なります。
この MediaSense 配置の最初の(プライマリ)サーバを設定する場合は、[First Node Configuration]
画面で [Yes] を選択します。
プライマリ サーバをインストール後、この配置に対するプライマリ サーバの割り当ては
変更できません。
a) [Complete the Network Time Protocol Client Configuration] 画面で、NTP サーバを入力し、[OK] を
クリックします。
MediaSense 配置の最初の(プライマリ)サーバは、ユーザが定義する外部 Network Time Protocol
(NTP)サーバから時刻を取得できます。 NTP またはハードウェア クロック設定は、最初の
ノードにのみ設定されます。 クラスタ内の他のサーバの時刻は、最初のサーバの時刻に自動的
に同期します。
注意
少なくとも 1 台の有効かつ到達可能な NTP サーバを指定する必要がありま
す。
b) [Security Configuration] 画面で、セキュリティ パスワードを入力します。
セキュリティ パスワードは、以下の要件を満たす必要があります。
(注)
• 少なくとも 6 文字の長さの英数字で開始する。 英数字、ハイフン、および下線を含める
ことができます。
• サーバはサーバ間の通信の認証にパスワードを使用しるため、すべてのサーバで同じパス
ワードにする。
• セカンダリ サーバまたは拡張サーバを追加する際に、再使用できるように記録し、保持
する。
• 後で、CLI コマンド set
password security
を使用して変更できる。
[OK] を選択します。
c) [Application User Configuration] 画面で、アプリケーション ユーザのユーザ ID を入力します。
パスワードを入力して確認します。 [OK] をクリックします。
最初の(プライマリ)サーバのインストールを完了するには、ステップ 21 に進みます。
セカンダリ サーバまたは拡張サーバを設定する場合は、[No] を選択して次のステップに進みま
す。
ステップ 17
セカンダリまたは拡張サーバを設定する場合は、まずプライマリ サーバ上でサーバを設定し、設
定するサーバがプライマリ サーバにアクセスできるようにする必要があることを示す警告が表示
されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
32
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール後の作業
[OK] を選択して、次のステップに進みます。
[Network Connectivity Test Configuration] 画面が表示されます。
ステップ 18
次に [Yes] 選択してインストールを一時停止し、プライマリ サーバに後続サーバの情報を追加し
ます。 手順については、MediaSense サーバの設定, (36 ページ)を参照してください。
設定を完了後、インストールを再開します。
ステップ 19
[First Node Access Configuration] 画面で、最初の(プライマリ)サーバのホスト名と IP アドレスを
追加します。 セキュリティ パスワードは、最初のサーバに入力したセキュリティ パスワードと
同じです。 [OK] をクリックして、インストールを続行します。
[Platform Configuration Confirmation] 画面が表示されます。
ステップ 20
[Platform Configuration Confirmation] 画面で、[OK] を選択して、インストールを続行します。
インストールプロセスが続行されます。プロセスが完了するのに数時間かかる場合があります。
完了時間は、構成セットアップ、ハードウェアセットアップ、ディスクサイズ、その他の要因に
よって異なります。
MediaSense は、インストール完了後に自動的に再起動します。 インストールが正常に完了したこ
とを示すメッセージとログイン プロンプトがログイン画面に表示されます。
次の作業
VM ホストの DVD デバイス(DVD が挿入された物理 DVD ドライブ)にマップされた DVD ドラ
イブ、またはデータ ストア ISO ファイルにマウントされた DVD ドライブをアンマウントします。
インストール後の作業を続行して、クラスタ内のすべてのノードのセットアップを完了します。
インストール後の作業
プライマリ サーバに MediaSense をインストールしたら、システムを使用する前に、いくつかの設
定パラメータを設定し、その他のインストール後の作業を実行します。
手順
ステップ 1
VM ツールをアップグレードします。
VM ツールのアップグレードの詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/VMware_Tools を参照
してください。
ステップ 2
プライマリ サーバの設定を完了します。
プライマリ サーバの設定の完了, (34 ページ)を参照してください。
ステップ 3
後続サーバを追加します。
MediaSense サーバの設定, (36 ページ)を参照してください。
ステップ 4
各後続サーバのセットアップを完了します。
後続サーバのセットアップの完了, (37 ページ)を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
33
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール後の作業
プライマリ サーバの設定の完了
インストール後の設定手順を実行するには、Administrative XML Layer(AXL)管理者のユーザ名
とパスワードが必要です。 Unified CM へのアクセスには、MediaSense のセットアップを続行する
必要があります。
(注)
Unified CM のエンド ユーザのみが AXL ユーザになることができます。
Unified CM 10.0 では、AXL ユーザは次のロールを持つように設定されます。
• Standard AXL API Access
• Standard CCM Admin Users
Unified CM 9.1 では、AXL ユーザは次のロールを持つように設定されます。
• Standard AXL API Access
• Standard CCM Admin Users
• Standard CCMADMIN Administration
• Standard SERVICEABILITY Administration
Unified CM ユーザとロールの詳細については、『Cisco Unified Communications System
Documentation』を参照してください。
意図した配置の考慮事項を確認するには、次のセクションを参照してください。
• 単一サーバ展開, (12 ページ)
• デュアルサーバ展開, (13 ページ)
• 3 サーバ展開, (14 ページ)
• 4 サーバおよび 5 サーバ展開, (15 ページ)
注意
プライマリ サーバをインストール後、この配置に対するプライマリ サーバの割り当ては変更
できません。
MediaSense 配置におけるプライマリ サーバの設定を完了するには、次の手順に従ってください。
手順
ステップ 1
インストール手順が完了すると、システムは自動的に再起動します。 プライマリ サーバの
MediaSense 管理にサイン インします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
34
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール後の作業
[MediaSense First Server Setup] ウィザードの [Welcome] 画面が表示されます。
ステップ 2
続行する準備ができたら、[Next] をクリックします。
[Service Activation] 画面が表示されます。
ステップ 3
このサーバの IP アドレスがシステム内部で検証され、このサーバの MediaSense 機能サービスの
イネーブル化が自動的に開始されます。 [Service Activation] ウィンドウで、すべての機能サービス
がイネーブルとして表示されるまで待ちます。 すべてのサービスが正常にイネーブルになった
ら、[Next] をクリックします。
機能サービスをイネーブルにできない場合、[Status] セクションにエラー メッセージが表示されま
す。
表 2:機能サービス ステータスの説明
ステータス
説明
アクション
Enabling
このサービスはイネーブル 状態がイネーブルに移行するまで待ちま
化の処理中です。
す。
Enabled
このサービスが完全に起動 このサーバのすべての機能サービスがイ
し、動作する準備が完了し ネーブル状態になるまで待ちます。プラ
ています。
イマリサーバでは、すべての機能サービ
スがイネーブルになっている必要があり
ます。
Error
エラーのため、システムは 警告
このサービスをイネーブル
にできません。
データベース サービスまたは
サービス機能がイネーブルに
なっていない場合、セットアッ
プ手順を続行できません。
応答は、イネーブル化に失敗したサービ
スによって異なります。
• データベース サービスまたはコン
フィギュレーション サービスのイ
ネーブル化に失敗した場合は、まず
エラーを修正し、初期設定を再起動
する必要があります。
• その他のサービスのイネーブル化に
失敗した場合は、セットアップを続
行し、セットアップが完了してから
エラーを修正することができます。
これらの問題を修正するまで、シス
テムは完全に稼働していないことに
注意してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
35
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール後の作業
[Next] をクリックすると、[AXL Service Provider] 画面が表示されます。
ステップ 4
MediaSense と通信する Unified CM の各フィールドに AXL サービス プロバイダー(IP アドレス)
と AXL 管理者のユーザ名とパスワードを入力します。
(注)
MediaSense アプリケーションの AXL ユーザのパスワードは変更できません。 MediaSense
アプリケーションは、Unified CM で設定されたパスワードのみ認証します。 ただし、
AXL サーバの IP アドレスは変更できます。 AXL サービス プロバイダーの選択, (56
ページ)を参照してください。
選択した AXL サービスをイネーブルにできない場合、AXL サービス プロバイダーを選択するよ
うに指示するエラー メッセージが表示されます。
システムが AXL サーバとユーザ情報を受け入れると、[Call Control Service Provider] 画面が表示さ
れます。
ステップ 5
MediaSense を使用するクライアント アプリケーションが発信録音コールを行う必要がある場合
は、[Call ControlService Provider] 画面でコール制御サービス用の Unified CM サーバの IP アドレス
を入力します。
(注)
MediaSense を使用するアプリケーションがわかっている場合にのみ、この情報を入力し
ます。 AXL サービス プロバイダーとして設定された Unified CM サーバに AXL 要求を
送信することにより、この情報を入手できます。
ステップ 6
[Finish] をクリックして、プライマリ サーバの初期設定を完了します。
初期設定の結果が [MediaSense Setup Summary] ウィンドウに表示されます。
これで、MediaSense のプライマリ サーバの初期設定が完了しました。
ステップ 7
Unified CM Administration で、SIP トランク、ルート グループ、ルート リスト、および録音プロ
ファイルを設定します。
任意の MediaSense サーバのポストインストール プロセスが完了したら、(インストール、ポスト
インストール プロセス中に提供された情報に基づいて)配置用の Unified CM サーバにアクセスす
る必要があります。 詳細については、コール制御サービス接続のセットアップ, (40 ページ)を
参照してください。
ステップ 8
セカンダリ サーバまたは拡張サーバ上に MediaSense をインストールする前に、これらのサーバの
詳細をプライマリ サーバに設定する必要があります。 MediaSense 管理ユーザ インターフェイス
を使用して、これらのサーバの詳細を設定します。 詳細については、MediaSense サーバの設定,
(36 ページ)を参照してください。
MediaSense サーバの設定
手順
ステップ 1
[Cisco MediaSense Administration] メニューから、[System] > [MediaSense Server Configuration] を選
択します。
ステップ 2
[MediaSense Server Configuration] 画面で、[Add MediaSense Server] をクリックします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
36
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール後の作業
プライマリ ノードで、[Add MediaSense Server] 画面が開きます。
ステップ 3
インストールで DNS を使用する場合は、追加するサーバのホスト名を入力します。 インストー
ルで DNS を使用していない場合は、追加するサーバの IP アドレスを入力します。
ステップ 4
(任意)追加するサーバの説明を入力します。
ステップ 5
(任意)追加するサーバの MAC アドレスを入力します。
ステップ 6
[Save] をクリックします。
ステップ 7
MediaSense の画面の上部に確認メッセージが表示されます。
[MediaSense Server List] に追加したサーバの設定の詳細が表示されます。 インストールのこの段
階では、サーバ タイプが「UNKNOWN」であることに注意してください。
セカンダリ サーバと拡張サーバの詳細
プライマリ サーバでセカンダリ サーバまたは拡張サーバの詳細を設定したら、インストール プ
ロセス, (28 ページ)の手順に従ってカンダリ サーバまたは拡張サーバをインストールし、クラ
スタ処理を完了します。
(注)
システム上の /uploadedMedia パーティションのサイズを拡大したことがある場合は、新しい
ノードをインストール後、新しいノード上のパーティションのサイズも同様に拡大する必要が
あります。そうしないと、アップロードしたファイルを新しいノードに伝播したときにエラー
が発生することがあります。 詳細については、「メディアのパーティション管理」を参照し
てください。
後続サーバのセットアップの完了
インストール後の設定手順を実行するには、Administrative XML Layer(AXL)管理者のユーザ名
とパスワードが必要です。 Unified CM へのアクセスには、MediaSense のセットアップを続行する
必要があります。
意図した配置の考慮事項を確認するには、次のセクションを参照してください。
• 単一サーバ展開, (12 ページ)
• デュアルサーバ展開, (13 ページ)
• 3 サーバ展開, (14 ページ)
• 4 サーバおよび 5 サーバ展開, (15 ページ)
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
37
MediaSense のインストールまたはアップグレード
インストール後の作業
注意
セカンダリ サーバに対して次の手順が完了した後で、この配置へのセカンダリ サーバの割り
当ては変更できません。
MediaSense 管理インターフェイスを使用して、セットアップ手順中に指定した情報を変更します。
詳細については、MediaSense の管理と設定, (53 ページ)を参照してください。
手順
ステップ 1
MediaSense と Unified OS のインストールで指定されたインストール手順を完了し、システムが自
動的に再起動したら、MediaSense 管理にログインして後続サーバをインストールする必要があり
ます。
ログインすると、[MediaSense Subsequent Server Setup] ウィザードの [Welcome] 画面が表示されま
す。
ステップ 2
続行する準備ができたら、[Next] をクリックします。
この [Welcome] 画面でサーバのタイプを特定します。 この後続サーバをセカンダリ サーバとする
か、拡張サーバとするかを決定する必要があります。 選択に基づいて、有効になるサービスのリ
ストがサービス アクティベーション ページに表示されます。
• セカンダリ サーバ:このサーバをセカンダリ サーバにするには、[Service Activation] ウィン
ドウですべてのサービスをイネーブルにします。 すべてのサービスをイネーブルにし、初期
設定が完了すると、セカンダリ サーバの割り当ては変更できません。
セカンダリ サーバが選択されると、追加のサーバは自動的に拡張サーバに割り当てられま
す。
• 拡張サーバ:拡張サーバでは、メディア サービス、コール制御サービス、および SM エー
ジェントのみがイネーブルになります。 拡張サーバでは、API サービスとメディア サービス
は使用できません。
次の表に、サーバの各タイプでイネーブルにできる機能を示します。
機能
プライマリ サーバで セカンダリ サーバで 拡張サーバでイネーブル ?
イネーブル ?
イネーブル ?
データベース サービ Yes
ス
Yes
No
コンフィギュレー
ション サービス
Yes
Yes
No
API サービス
Yes
Yes
No
メディア サービス
Yes
Yes
Yes
コール制御サービス Yes
Yes
Yes
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
38
MediaSense のインストールまたはアップグレード
MediaSense に対する Unified CM のプロビジョニング
機能
プライマリ サーバで セカンダリ サーバで 拡張サーバでイネーブル ?
イネーブル ?
イネーブル ?
SM エージェント
Yes
Yes
Yes
サーバ タイプを選択し、[Next] をクリックします。 [Service Activation] 画面が表示されます。
ステップ 3
サービスイネーブルになったら、[Finish] をクリックして、後続サーバの初期設定を完了します。
機能サービスをイネーブルにできない場合、[Status] セクションにエラー メッセージが表示されま
す。
初期設定および MediaSense 再起動の結果が、[MediaSense Setup Summary] ウィンドウに表示され
ます。
これで、後続サーバの初期設定が完了しました。 この後続サーバは録音する準備が整っていま
す。
クラスタ内の各拡張サーバに対して、この設定手順を繰り返します。
システムの確認
MediaSense をインストール後、次のインジケータを使用して配置の健全性を確認します。
• 各サーバの MediaSense Administration にログインします。 MediaSense 管理へのアクセス, (
53 ページ)を参照してください。
• 各サーバの MediaSense Serviceability Administration にログインします。 MediaSense Serviceability
へのアクセス, (89 ページ)を参照してください。
• [Setup Summary] で指定されたサービスが各サーバでイネーブルになります。 ステータスの
説明については、プライマリ サーバの設定の完了, (34 ページ)を参照してください。
MediaSense に対する Unified CM のプロビジョニング
任意の MediaSense サーバのポストインストール プロセスが完了したら、(インストール、ポスト
インストール プロセス中に提供された情報に基づいて)配置用の Unified CM サーバにアクセスす
る必要があります。
クラスタ セットアップの完了後、MediaSense サーバの使用を開始する前に、次のタスクを実行し
ます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
39
MediaSense のインストールまたはアップグレード
MediaSense に対する Unified CM のプロビジョニング
コール制御サービス接続のセットアップ
MediaSense のコール制御サービスは、Unified CM インタフェースおよびマニュアルでは SIP トラ
ンクと呼ばれています。 Unified CM Administration で、SIP トランク、ルート グループ、ルート
リスト、および録音プロファイルを設定し、Unified CM と通信するために MediaSense 管理のコー
ル制御サービスをイネーブルにする必要があります。
(注)
すべての Call Manager ノードでアクティブになっている MediaSense への SIP トランク接続に
TCP トランスポートを使用するために、Unified CM を確実に設定してください。
Unified CM で SIP トランク情報を設定したら、MediaSense 管理の [Unified CM Configuration] 画面
の [Call Control Service Provider Configuration] パネルでこの IP アドレスを入力する必要がありま
す。
すでにイネーブルになっている場合でも、コール制御サービス プロバイダーを設定するまでコー
ル制御サービスは [In service] になりません。
インストールでビルトイン ブリッジ(BiB)録音が必要な場合は、次の手順を使用して、Unified
CM で SIP トランク情報を設定します。
手順
ステップ 1
有効な Unified CM のユーザ名とパスワードを使用して、Unified CM Administration Web インター
フェイスを起動し、接続します。
ステップ 2
MediaSense がシングル ノード クラスタの場合、次のステップにスキップしてください。 MediaSense
がマルチノード クラスタの場合、> Unified CM Administration で [Device] > [Device Settings] > [SIP
Profile] を選択します。
Unified CM Administration のマニュアルに記載されている手順に従って、「OPTIONS Ping」をイ
ネーブルにし、この設定を保存します。
a) 新しい SIP プロファイルを追加します。
b) [Enable OPTIONS Ping] チェックボックスをオンにし、サービス タイプ [None](デフォルト)
を使用して SIP トランクの宛先の状態をモニタします。
ステップ 3
Unified CM Administration で [Device] > [Trunk] を選択します。
Unified CM Administration のマニュアルに記載されている手順に従って、新しい SIP トランクを追
加します。 デバイスを設定するには、次の処理を行います。
• デバイス名の編集
• デバイス プールの選択
• SIP 情報の割り当て
• MediaSense の宛先 IP アドレスとポート(5060)の入力
• SIP トランク セキュリティ プロファイルと SIP プロファイル(ステップ 2 で作成した)の選
択
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
40
MediaSense のインストールまたはアップグレード
MediaSense に対する Unified CM のプロビジョニング
• [Media Termination Point Required] チェックボックスがオフになっていることを確認
• 画面下部にある [Run on all Active Unified CM Nodes] チェックボックスをオン
この設定を保存します。
MediaSense 配置内のサーバごとに 1 つの SIP トランクを作成する必要があります。
ステップ 4
Unified CM Administration で、[Call Routing] > [Route/Hunt] > [Route Group] を選択し、新しいルー
ト グループを追加します。 配信アルゴリズムを循環に設定します。
Unified CM Administration のマニュアルに記載されている手順に従って、循環配信アルゴリズムを
選択します。
ステップ 3 で作成した MediaSense SIP トランクをすべて選択します。
ステップ 5
Unified CM Administration で [Call Routing] > [Route/Hunt] > [Route List] を選択して、ルート リスト
を作成します。 Unified CM Administration ドキュメントに記載されている手順に従って、ルート
リストをステップ 4 で作成したルート グループと関連付けます。
ステップ 6
Unified CM Administration で [Call Routing] > [Route/Hunt] > [Route Pattern] を選択して、ルート パ
ターンを作成します。 新しく作成されたルート パターンのページで [Gateway/Route List] ドロップ
ダウン リストから、手順 5 で設定したルート リストの名前を選択します。
注意
録音プロファイルのルート パターンを作成する場合、ワイルドカード文字を使用しない
でください。
Unified CM Administration で [Device] > [Device Settings] > [Recording Profile] を選択します。
Unified CM Administration のマニュアルに記載されている手順に従って、新しい録音プロファイル
を追加します。 録音プロファイル名と録音宛先アドレスを設定(ステップ 6 で設定したルート パ
ターンの番号を入力)、[Save] をクリックします。
ステップ 7
ステップ 8
Cisco Unified CM Administration で、[Device] > [Phone] を選択します。
Unified CM Administration ドキュメントに記載されている手順に従って、次のタスクを実行しま
す。
a) オーディオ分岐電話を検索します。
b) このデバイスのビルトイン ブリッジ設定を検索し、設定を [ON] に変更します。
c) 録音される回線の [Directory Number Configuration] ページにアクセスします。
d) 録音パートナーを使用する場合は、録音パートナーの推奨事項に従って、[Recording Option] ド
ロップダウン リストで [Automatic Call Recording Enabled] または [Application Invoked Call Recording
Enabled] のいずれかを選択します。 録音パートナーを使用しない場合は、[Automatic Call
Recording Enabled] を選択します。
e) この手順の早い段階で作成された録音プロファイルを選択します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
41
MediaSense のインストールまたはアップグレード
MediaSense のアップグレード
録音デバイス用の iSAC と iLBC の無効化
注意
MediaSense は、Internet Low Bit Rate Codec(iLBC)または Internet Speech Audio Codec(iSAC)
をサポートしません。 このため、MediaSense の設定を続行する前に、Unified CM でこれらの
機能をディセーブルにする必要があります。
手順
ステップ 1
有効な Unified CM のユーザ名とパスワードを使用して、Unified CM Administration Web インター
フェイスを起動し、接続します。
ステップ 2
Unified CM Administration で [System] > [Service parameters] を選択します。
ステップ 3
[Service Parameter Configuration] Web ページで、必要なサーバを選択し、[Select Server and Service]
ドロップダウン リストから必要なサーバとサービス(Cisco CallManager)を選択します。
ステップ 4
[Cluster-wide Parameters (Location and Region)] セクションに移動し、[iLBC Codec Enabled] パラメー
タと [iSAC Codec Enabled] パラメータを検索します。
ステップ 5
これらのパラメータの両方の値を、[Enable for All Devices Except Recording-Enabled Devices] として
設定し、この設定を保存します。
MediaSense のアップグレード
この項では、MediaSense をアップグレードする方法について説明します。 MediaSense は、あるリ
リースから次のサポートされるリリースへのみアップグレードできます。 以前のリリースを実行
している場合、システムを現在のバージョンにするまでに複数回アップグレードする必要がある
場合があります。
後続のリリースごとに、次に示す 1 つの例外を除き、MediaSense API には、常に上位互換性を維
持するために小さな変更が含まれています。 この例外は、リリース 8.5(4) とセキュリティ拡張が
導入されたリリース 9.0(1) の間に存在します。 これらの拡張では、HTTP-BASIC クレデンシャル
を提供し、302 リダイレクトを処理するためにクライアント ソフトウェアを変更する必要があり
ます。 このため、すべての RTSP および HTTP ダウンロード要求で HTTP-BASIC クレデンシャル
の入力が必要になりました。
アップグレードが完了しない場合、以前のリリースにロールバックして、アップグレードを再開
することができます。
(注)
保持する録音の数とサイズに応じて、ノードをアップグレードするのに数時間かかる場合があ
ります。 アップグレードの完了までに数時間待機する準備ができていることを確認してくだ
さい。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
42
MediaSense のインストールまたはアップグレード
アップグレードの考慮事項
アップグレードの考慮事項
MediaSense のアップグレードを検討する場合、次の点に注意してください。
• 完全負荷:クラスタ内のすべてのサーバのアップグレードが完了するまで、完全なコール負
荷を実行できません。
• アップグレードの順序:クラスタをアップグレードする場合、最初にプライマリ サーバを
アップグレードする必要があります。 その他のノードを 1 つずつアップグレードするか、す
べてを一度にアップグレードできます。
• VM スナップショット:アップグレードを開始する前に、各ノードの VM スナップショット
を作成する必要があります。 エラーによってアップグレード プロセスが停止した場合、こ
れらの VM のスナップショットを復元して、ノードを以前の状態にロールバックすることが
できます。
◦ VM スナップショットを作成するために、各ノードを停止する必要はありません。
◦ アップグレード後、各ノードから VM スナップショットを削除する必要があります。
MediaSense は、数日以上にわたって VM スナップショットを持つノードで実行すること
はできません。
• 一時的な停止:ソフトウェアのアップグレード中、サーバの一時的停止が発生します。 この
停止が継続する期間は、構成とデータベースに格納されているデータのサイズによって異な
ります。
• コールの中断:アップグレード プロセスを開始すると、MediaSense クラスタ内のノードは新
しいコールと API 要求の受信を停止します。 アップグレードを開始したときにコールが進行
中の場合、これらのコールの録音は CLOSED_ERROR 状態で終了します。 アップグレード
後、オンラインに戻ったときに、クラスタ内の各ノードはコールの受信を再開します。
• 不完全なアップグレード:完了する前にアップグレードを取り消す場合は、クラスタ内のす
べてのノードの VM スナップショットを以前のバージョンに復元する必要があります。
• データ消失の可能性:アップグレード プロセス中、どのサーバの設定も変更しないでくださ
い。 すべてのノードがアップグレードされ、サービスに復帰した後に、設定の変更を再開で
きます。 ただし、その場合でも、アップグレードをロールバックする必要がある場合はこれ
らの変更内容が失われます。
(注)
設定の変更または録音データが消失する可能性を回避するために、クラスタ
がアイドル状態のときにのみアップグレードを行ってください。
• 後続サーバのアップグレードの再起動:後続サーバのアップグレードに失敗した場合は、
アップグレードの失敗の原因となったエラーを修正します。 クラスタ内のサーバのネット
ワーク接続を確認します。 後続サーバのスナップショットを復元し、メモリおよび CPU 使
用率が高すぎないことを確認します。 後続サーバを再度アップグレードします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
43
MediaSense のインストールまたはアップグレード
リリース 10.0(1) へのクラスタのアップグレード
以前のリリースからのアップグレードにおける重要なポイント
新しい VMware VM テンプレートは、リリース 9.0(1) 以前で要求された 8 GB よりも 16 GB のメモ
リをプロビジョニングするリリース 9.1(1) で提供されました。 リリース 9.1(1) にアップグレード
されたか、またはリリース 9.1(1) を使用してアップグレードされたサーバの場合、VM の設定は、
この増加したメモリ量を予約するために手動で調整する必要があります。
リリース 9.1(1) では、新しい機能が追加され、インストール後録音済みメディア ストレージのサ
イズを拡大できるようになりました。 ただし、この機能は、以前のリリースからアップグレード
されたシステムでは利用できません。リリース 9.1(1) または 10.0(1) を使用して新規にインストー
ルされたシステムか、リリース 9.1(1) から 10.0(1) にアップグレードされたシステムでのみ動作し
ます。 新規にアップロードされたメディアのパーティションは、アップグレード時に自動的に作
成され、インストール後に拡大する機能がサポートされます。
MediaSense クラスタを 9.0(1) から 9.1(1) または 10.0(1) にアップグレードしてから、クラスタに
ノードを追加する場合、新しいノードは拡張可能な録音済みメディア ストレージを使用してイン
ストールされますが、シスコはその柔軟性をサポートしていないことに注意してください。 新規
の各ノードには、アップグレードされた各ノードで使用できる容量とほぼ同じ容量の録音領域が
プロビジョニングされます。 クラスタ内のノード全体のストレージ容量の不均衡は MediaSense の
問題を提起しませんが、小さいノードでは設定された保存期間よりも前にプリーニングが発生す
る可能性があります。 管理者は、この動作を予測不可能なもの見なす場合があります。
リリース 10.0(1) へのクラスタのアップグレード
ここでは、1 つまたは複数の個々のノード(サーバ)がアップグレードされるクラスタについて
説明します。 個々のノードをアップグレードするには、ノードのアップグレード手順, (45 ペー
ジ)を参照してください。
(注)
リリース 10.0(1) では、MediaSense は VMware ESXi 4.0 および 4.1 をサポートできなくなりま
した。 お客様は、MediaSense リリース 10.0(1) にアップグレードする前に、ご使用のホストを
ESXi 5.0 または 5.1 アップグレードする必要があります。
以前のリリースの MediaSense を実行している場合、リリース 10.0(1) にアップグレードするに
は、まずリリース 9.1(1) にアップグレードする必要があります。 このマニュアルの手順を使用
してリリース 10.0(1) にアップグレードする前に、リリース 9.1(1) にアップグレードするには、
『Cisco MediaSense User Guide』を参照してください。このガイドは、http://www.cisco.com/en/
US/products/ps11389/products_user_guide_list.html から入手できます。
クラスタをアップグレードする前に、次の情報ソースのいくつかを確認する必要がある場合があ
ります。
• サポートされるアップグレードの詳細については、『Cisco MediaSense Solution Reference
Network Design Guide』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/
products/ps11389/products_implementation_design_guides_list.html から入手できます。
• VM スナップショットの詳細については、VMware のマニュアルを参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
44
MediaSense のインストールまたはアップグレード
ノードのアップグレード手順
クラスタをアップグレードする場合、
• VM スナップショットを作成するために、各ノードを停止する必要はありません。
• 拡張ノードを 1 つずつアップグレードするか、すべてを一度にアップグレードできます。
(注)
特定のノードでアップグレード プロセスを開始すると、一部の画面に表示される [Cancel] ボタ
ンを使用してアップグレードをキャンセルすることはできません。 特定のノードでのアップ
グレードをキャンセルする適切な方法は、VM スナップショットを復元することです。
手順
ステップ 1
各ノードの VM スナップショットを作成してください。
ステップ 2
プライマリ ノードをアップグレードし、再起動するまで待ちます (ノードのアップグレード手
順, (45 ページ) を参照)。
ステップ 3
セカンダリ ノード(該当する場合)をアップグレードし、再起動するまで待ちします。
ステップ 4
すべての拡張ノード(該当する場合)をアップグレードし、再起動するまで待ちします。
ステップ 5
vSphere クライアントの [Upgrade virtual hardware] を選択して、各ノードの仮想ハードウェアをアッ
プグレードします。
ステップ 6
すべてのノードが正常にアップグレードされたら、各ノードの VM のスナップショットを削除し
ます。
ノードのアップグレード手順
このセクションでは、以下のソースからソフトウェアを使用してノードをアップグレードする手
順について説明します。
• ローカル ソース
• 次のいずれかを使用するリモート ソース
◦ コマンドライン インターフェイス(CLI)
◦ または Unified OS Administration。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
45
MediaSense のインストールまたはアップグレード
ノードのアップグレード手順
ローカル ソースからのノードのアップグレード
(注)
この手順を開始する前に、最初の手順で DVD に .iso ファイルをコピーしただけでは動作しな
いことに注意してください。 商用ディスク書き込みアプリケーションの多くで、ISO イメージ
ディスクを作成できます。
手順
ステップ 1
シスコから提供されるアップグレード ディスクが手元にない場合は、ISO イメージ形式でダウン
ロードしたアップグレード ファイルを DVD に書き込んで、アップグレード ディスクを作成しま
す。
ステップ 2
新しい DVD をホストの物理 DVD デバイスに挿入し、このデバイスを使用するように仮想マシン
を設定します。
ステップ 3
Unified OS Administration の Web インターフェイスにログインします。
ステップ 4
[Software Upgrades] > [Install/Upgrade] の順に移動します。
[Software Installation/Upgrade] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5
リストから [DVD] を選択します。
ステップ 6
[Directory] フィールドにスラッシュ(/)を入力します。
ステップ 7
[Next] をクリックします。
ステップ 8
インストールするアップグレード バージョンを選択して、[Next] をクリックします。
ステップ 9
次のウィンドウでダウンロードの進行状況をモニタします。
MediaSense は、次の処理を自動的に実行します。
• 指定されたリリースへのアップグレード
• バージョンとリブートの切り替え
• コールの取得の開始
リモート ソース
(注)
シスコは Cisco Developer Network(CDN)を介して特定の SFTP 製品を認定しています。
CDN パートナーは、Cisco Unified Communications Manager の特定のバージョンについて同社の製
品を認定しています。 詳細については、GlobalSCAPE(http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx)
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
46
MediaSense のインストールまたはアップグレード
ノードのアップグレード手順
を参照してください。 CDN プロセスでまだ認定されていないサードパーティ製品で問題が発生し
た場合、サポートについては対応するサードパーティ ベンダーに問い合わせてください。
シスコは、この製品のファイル サイズが 1 GB に制限されているため、無料の FTDP SFTP 製品の
使用をサポートしません。
シスコでは社内テストに次のサーバを使用しています。 次のサーバのいずれかを使用できます
が、サポートについては直接ベンダーにお問い合わせください。
• Open SSH:(http://sshwindows.sourceforge.net)
• Cygwin:(http://www.cygwin.com)
• Titan:(http://www.titanftp.com)
次の 2 つの方法のいずれかを使用して、リモート ソースからノードをアップグレードできます。
• Unified OS Administration を使用したノードのアップグレード, (47 ページ)
• Unified OS CLI を使用したノードのアップグレード, (48 ページ)
Unified OS Administration を使用したノードのアップグレード
(注)
Unified OS コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、ネットワーク ロケーション
からノードをアップグレードしたり、リモート サーバからノードをアップグレードしたりす
ることもできます。 手順については、Unified OS CLI を使用したノードのアップグレード, (
48 ページ)を参照してください。
手順
ステップ 1
アップグレードするノードがアクセスできる FTP または SFTP サーバにアップグレード ファイル
を置きます。
ステップ 2
Unified OS Administration の Web インターフェイスにログインします。
ステップ 3
[Software Upgrades] > [Install/Upgrade] の順に移動します。 [Software Installation/Upgrade] ウィンド
ウが表示されます。
ステップ 4
リストから、[Remote Filesystem] を選択します。
ステップ 5
パッチファイルを格納したリモートシステム上のディレクトリパスを、[ディレクトリ(Directory)]
フィールドに入力します。 アップグレード ファイルが Linux サーバまたは UNIX サーバ上にある
場合は、ディレクトリ パスの先頭にスラッシュを入力する必要があります。
たとえば、アップグレード ファイルが patches ディレクトリに存在する場合は、/patches と入力
します。
アップグレード ファイルが Windows サーバ上に配置されている場合は、FTP サーバまたは SFTP
サーバに接続することになるため、次のような適切な構文を使用するよう注意してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
47
MediaSense のインストールまたはアップグレード
ノードのアップグレード手順
• パスの先頭はフォワード スラッシュ(/)で始め、パス全体でフォワード スラッシュを使用
します。
• パスは、サーバの FTP または SFTP ルート ディレクトリで始まる必要があります。C: などの
Windows 絶対パスは入力できません。
ステップ 6
[Server] フィールドにサーバ名または IP アドレスを入力します。
ステップ 7
[User Name] フィールドに、リモート サーバのユーザ名を入力します。
ステップ 8
[User Password] フィールドにリモート サーバのパスワードを入力します。
ステップ 9
[Transfer Protocol] フィールドで、転送プロトコルを選択します。
ステップ 10
[Next] をクリックしてアップグレード プロセスを続行します。
「アップグレード後に新バージョンに切り替える」(Switch to new version after upgrade)ためのオ
プションは、無視しても問題ありません。
ステップ 11
インストールするアップグレード バージョンを選択して、[Next] をクリックします。
(注)
アップグレード プロセスの進行中にサーバとの接続を失った場合、またはブラウザを
閉じた場合は、[Software Upgrades] メニューに再度アクセスしようとすると、次のメッ
セージが表示されることがあります。
警告
Another session is installing software, click Assume Control to take over the installation. セッショ
ンを引き継ぐ場合は、[Assume Control] を選択します。 [Assume Control] が表示されない場
合は、Real Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 12
次のウィンドウでダウンロードの進行状況をモニタします。
MediaSense は、次の処理を自動的に実行します。
• 指定されたリリースへのアップグレード
• バージョンとリブートの切り替え
• コールの取得の開始
Unified OS CLI を使用したノードのアップグレード
(注)
Unified OS Administration の Web インターフェイスを使用して、ネットワーク ロケーションか
らノードをアップグレードしたり、リモート サーバからノードをアップグレードしたりする
こともできます。 手順については、Unified OS Administration を使用したノードのアップグレー
ド, (47 ページ)を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
48
MediaSense のインストールまたはアップグレード
ノードのアップグレード手順
手順
ステップ 1
アップグレードするサーバがアクセスできる FTP または SFTP サーバにアップグレード ファイル
を置きます。
ステップ 2
Unified OS コンソールにログインします。 詳細については、「CLI アクセス, (124 ページ)」を
参照してください。
ステップ 3
CLI プロンプトで utils system upgrade initiate と入力します。
次のオプションがコンソールに表示されます。
• 1) SFTP 経由のリモート ファイルシステム
• 2) FTP 経由のリモート ファイルシステム
• 3) DVD/CD
• q) quit
ステップ 4
1 または 2 を入力して、アップグレード ファイルを含むリモート ファイルを選択します。
ステップ 5
リモート システムのアップグレード ファイルを含むディレクトリへのパスを入力します。 アッ
プグレード ファイルが Linux サーバまたは UNIX サーバ上にある場合は、ディレクトリ パスの先
頭にスラッシュを入力する必要があります。
たとえば、アップグレード ファイルが patches ディレクトリに存在する場合は、/patches と入力
します。
アップグレード ファイルが Windows サーバ上に配置されている場合は、FTP サーバまたは SFTP
サーバに接続することになるため、次のような適切な構文を使用するよう注意してください。
• パスの先頭はフォワード スラッシュ(/)で始め、パス全体でフォワード スラッシュを使用
します。
• パスは、サーバの FTP または SFTP ルート ディレクトリで始まる必要があります。C: などの
Windows 絶対パスは入力できません。
ステップ 6
サーバ名または IP アドレスを入力します。
ステップ 7
リモート サーバのユーザ名を入力します。
ステップ 8
リモート サーバのパスワードを入力します。
ステップ 9
SMTP ホスト サーバを入力するか、Enter キーを押して続行します。
ステップ 10
転送プロトコルを選択します。
ステップ 11
インストールするアップグレード バージョンを選択して、Enter キーを押します。
ステップ 12
インストールを開始するプロンプトで [Yes] を選択します。
ステップ 13
ダウンロードの経過表示をモニタします。
MediaSense は、次の処理を自動的に実行します。
• 指定されたリリースへのアップグレード
• バージョンとリブートの切り替え
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
49
MediaSense のインストールまたはアップグレード
クラスタのロールバック
• コールの取得の開始
クラスタのロールバック
MediaSense クラスタ内のすべてのノードは、同じソフトウェア バージョンを実行する必要があり
ます。 アップグレードに失敗した場合、ノード上の VM のスナップショットを復元し、ソフト
ウェアを以前のバージョンにロールバックします。 クラスタ内のノード上でソフトウェアをロー
ルバックすると、アップグレード後に行ったすべての録音、すべての設定変更、すべてのメタデー
タの変更が失われます。 アップグレード後に削除されたすべての録音を回復します。
MediaSense クラスタは、このロール バック手順の最後のステップが完了するまで、完全なコール
負荷を実行できません。
(注)
必ず MediaSense Serviceability Administration を使用してこの手順を実行してください。 Unified
Serviceability Administration を使用しないでください。 [Navigation] ドロップダウン メニューか
ら MediaSense Serviceability Administration を入手できます。
手順
ステップ 1
クラスタ内のすべてのノードを停止します。
ステップ 2
クラスタ内のすべてのノードから VM スナップショットを復元および削除します。
ステップ 3
Web ブラウザを使用して、MediaSense Serviceability Administration にログインします。
ステップ 4
プライマリ ノードを再起動し、サービスが復旧するまで待ちます。
ステップ 5
1 つずつまたはすべて同時に残りのノードを再起動します。
各ノードがサービス状態に復旧すると、コールの取得が再開されます。
COP ファイルのインストール
Cisco Options Package(COP)ファイルは、通常のアップグレード プロセス以外の方法でシスコ製
ソフトウェアを導入するための一般的な方法を提供します。 COP ファイルを使用して、新しい言
語パック、修正プログラム、仮想化ツールをインストールできます。 MediaSense クラスタにノー
ドにインストールする前に、COP ファイルをダウンロードし、保存する必要があります。
COP ファイルをノードにインストールする手順は、ノード上で MediaSense をアップグレードする
手順と同じですが、アップグレード(ISO)ファイルをダウンロードする代わりに COP ファイル
をダウンロードします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
50
MediaSense のインストールまたはアップグレード
言語パック
通常、COP ファイルは、アップグレード ファイルよりも短時間にアクティブな実行中のシステム
にインストールできます。 ただし、アップグレードとは異なり、COP ファイルは削除またはロー
ルバックできません。
次のガイドラインは COP ファイルのインストールに適用されます。
• MediaSense クラスタ内のすべてのノード(サーバ)に COP ファイルをインストールします。
• COP ファイルをインストールした後に、各ノードを再起動します。
(注)
この手順では、COP ファイルをインストールする際の一般的なガイドラインを示します。 こ
の手順を実行する前に、お客様がインストールする特定の COP ファイルの ReadMe ファイル
を確認します。 Readme ファイルに示す手順が以下の一般的なガイドラインと異なる場合は、
Readme ファイルの指示に従ってください。
手順
ステップ 1
MediaSense ソフトウェア ダウンロード Web サイト(http://www.cisco.com/cisco/software/
type.html?mdfid=283613140&catid=null)にアクセスします。
ステップ 2
MediaSense COP ファイルをローカル ソースまたは MediaSense サーバがアクセスできる SFTP サー
バにダウンロードし、保存します。
ステップ 3
COP ファイルをローカル ソースにダウンロードし、保存した場合は、ローカル ソースからのノー
ドのアップグレード, (46 ページ)の手順に従ってください (アップグレードするファイル名を
COP ファイル名に置き換える必要があります)。
ステップ 4
SFTP サーバにファイルをダウンロードし、保存した場合は、リモート ソース, (46 ページ)の
手順に従ってください (アップグレードするファイル名を COP ファイル名に置き換える必要があ
ります)。
ステップ 5
クラスタ内のすべてのノードに COP ファイルをインストールしたら、Cisco Unified OS Administration
の Web インターフェイスにアクセスします。 COP ファイルのインストールを確認するには、
[Show] > [Software] の順に移動します。
[Software Packages] ウィンドウに、インストールされたパーティションのバージョンとそれに対応
するステータスの追加インストールされたソフトウェア オプションが表示されます。
言語パック
英語以外の言語で MediaSense インターフェイスを表示する場合にのみ、言語パックをダウンロー
ドおよびインストールします。
MediaSense の言語パックは、MediaSense がパッチ用に COP ファイルを配布する同じ方法で単一
の COP ファイルとして配布されます。 ファイルは、Cisco.com からダウンロードして入手するこ
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
51
MediaSense のインストールまたはアップグレード
言語パック
とができ、すべての言語バリエーションに対して 1 つのインストーラが含まれています。 ファイ
ル名の形式は次のとおりです。
ora-language-pack_18-10.0.1.10000-x.cop.sgn
ここで、10.0.1 がリリース ID です。
COP ファイルのインストール, (50 ページ)の手順に従って、インターフェイスで使用する言語
をインストールします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
52
第
3
章
MediaSense の管理と設定
MediaSense 管理インターフェイスでは、MediaSense システムを管理および設定することができ
ます。 Unified Communications ネットワーク上の任意のコンピュータの Web ブラウザを使用し
て、MediaSense 管理 Web インターフェイス ページでアプリケーションを設定および管理するこ
とができます。
• MediaSense 管理へのアクセス, 53 ページ
• シングル サインイン, 54 ページ
• MediaSense 管理 , 55 ページ
• MediaSense Serviceability へのアクセス, 89 ページ
• MediaSense Serviceability, 90 ページ
• サーバの IP アドレスの変更, 112 ページ
• MediaSense コマンドライン インターフェイス(CLI)コマンド, 124 ページ
• utils コマンド, 125 ページ
• run コマンド, 127 ページ
• set network コマンド, 128 ページ
• show コマンド, 131 ページ
MediaSense 管理へのアクセス
MediaSense 管理にアクセスするには、MediaSense のインストール時に定義したアプリケーション
管理者のユーザ ID と大文字と小文字が区別されるパスワードが必要です (不明な場合は、インス
トールおよびコンフィギュレーション用ワークシートを確認してください)。これらの資格情報
は、クラスタ内のすべてのサーバで同じである必要があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
53
MediaSense の管理と設定
シングル サインイン
手順
ステップ 1
Unified Communications ネットワーク上の任意のコンピュータの Web ブラウザで、http://Server
IP/oraadmin に移動します。
Server IP は、MediaSense がインストールされているサーバの IP アドレスです。
ステップ 2
自己署名セキュリティ証明書を承認するように求めるセキュリティアラートメッセージが表示さ
れます。この証明書は、サーバにセキュア接続するために必要です。必要なボタンをクリックし
ます。
すでにセキュリティ証明書がインストールされている場合、このセキュリティ メッセージは表示
されない場合があります。
[Unified MediaSense Administration Authentication] ページが表示されます。
ステップ 3
サーバのアプリケーション管理者のユーザ ID とパスワードを入力します。 [Log in] をクリックし
ます。
[Welcome] ページには、MediaSense のバージョン番号、商標、著作権、および暗号化に関する情
報が表示されます。
シングル サインイン
各管理インターフェイスの右上隅の [Navigation] ドロップダウン ボックスは、シングル サインイ
ンによってアクセスできるページまたはアプリケーションの一覧を提供します。 MediaSense 管理
にログイン後、次のアプリケーションにアクセスできます。
• Cisco MediaSense Administration Unified CM、MediaSense ユーザ、プルーニング ポリシーの
設定、およびこのセクションで説明するその他のタスクの実行に使用されます。
• Cisco MediaSense Serviceability トレース ファイルを設定し、MediaSense サービスをイネーブ
ルまたはディセーブルにするために使用されます。
• Cisco Unified Serviceability トレース ファイルとアラームを設定し、Cisco Unified Communications
サービスをイネーブルまたはディセーブルにするために使用されます。 このアプリケーショ
ンにログインするには、MediaSense の管理者権限を持つ設定済み Unified CM のエンド ユー
ザである必要があります。
• Cisco Unified OS Administration MediaSense 向け Cisco Unified Communications プラットフォー
ムを設定し、管理するために使用されます。
注意
Cisco Unified OS Administration では、別個の(Unified CM)認証手順が必要で
す。 このアプリケーションにログインするには、MediaSense の管理者権限を
持つ設定済み Unified CM のエンド ユーザである必要があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
54
MediaSense の管理と設定
MediaSense 管理
MediaSense 管理からこれらのページにアクセスするには、[Navigation] ドロップダウン リストか
ら必要なアプリケーションを選択し、[Go] をクリックします。
すべての MediaSense 管理のページには、各パラメータとフィールドに関するわかりやすいツール
ヒントが用意されています。 必要なパラメータやフィールド上にマウスを合わせると、各要素に
関する簡単なヒントが表示されます。
このマニュアルでは、[Cisco MediaSense Administration] および [Cisco MediaSense Serviceability] ペー
ジからアクセスできる機能とサービスに重点を置いて説明します。 [Cisco Unified Serviceability]
および [Cisco Unified OS Administration] ページで操作が必要な場合、これらの操作を実行する場
所が明確に示されます。
サポートされている最低限の画面解像度は 1024x768 です。 これより低い画面解像度のデバイス
では、アプリケーションが正しく表示されない場合があります。
MediaSense 管理
画面の左側の [MediaSense Administration] メニュー バーには、次のメニュー オプションがありま
す。
• [Administration]:クラスタ内の新しいサーバ、Unified CM 情報の設定、システム パラメー
タの変更ためのオプションが含まれています。
• [System]:新しいサーバの追加、または MediaSense 配置の各サーバのディスク使用率の表示
が可能です。
• [Help]:MediaSense のオンライン ヘルプへのアクセスを可能にします。
◦ アクティブな管理インターフェイス ウィンドウのマニュアルを表示するには、[Help] >
[This Page] をクリックします。
◦ サーバで実行されている管理のバージョンを確認するには、[Help] > [About] をクリック
するか、ウィンドウの右上隅にある [About] リンクをクリックします。
◦ このリリースのすべてのマニュアルの最新バージョンを確認するには、[Help]>[Cisco.com]
をクリックします。
外部ネットワークに接続されている場合、このリンクによって、Cisco MediaSense のホー
ム ページに接続されます。
◦ このリリースのトラブルシューティングのヒントの最新バージョンを確認するには、
[Help] > [Troubleshooting Tips] をクリックします。
外部ネットワークに接続されている場合、このリンクによって、Cisco MediaSense の
[Trouble Shooting] ページに接続されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
55
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
Unified CM のコンフィギュレーション
このセクションのトピックは、Unified CM クラスタに関係し、ユーザは Unified CM と MediaSense
両方の管理者権限があることを前提としています。
Unified CM ユーザ情報と MediaSense のセットアップ
特定のクラスタで、初めて MediaSense Administration にアクセスする場合、システムはインストー
ル後の作業の項で説明されているクラスタのセットアップ手順を自動的に開始します。
AXL サービス プロバイダーの選択
MediaSense インストール後のセットアップ プロセスの間に、プライマリ サーバに AXL 情報を提
供している場合があります。 インストール後のプロセスの間にこの情報を提供しなかった場合、
または AXL 情報を変更する必要がある場合は、このセクションに示す以下の手順に従って実行で
きます。
プライマリ サーバの情報に基づいて、MediaSense 管理はクラスタ内の他の Unified Communications
Manager サーバのリストを取得し、使用可能な Unified Communications Manager サーバのリストに
表示します。 必要なサーバ(複数可)を選択し、Administrative XML Layer(AXL)ユーザ情報を
変更できます。
(注)
AXL ユーザ情報を更新するために、MediaSense 管理がこのサーバにアクセスできるようにす
るには、AXL サービスが必要な Unified Communications Manager サーバ(複数可)をイネーブ
ルにする必要があります。
MediaSense の AXL 情報を変更するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[Administration] > [Unified CM Configuration] を選択します。
[Unified CM Configuration] Web ページが表示されます。
ステップ 2
[Unified CM Configuration] Web ページで、[AXL Service Provider Configuration] セクションに移動
し、AXL 情報変更します。
Unified CM ユーザ名とパスワード情報は必須フィールドです。 このページでは、パスワードは更
新できません。 パスワードは、Unified CM 管理で変更する必要があります。
ステップ 3
各サーバを選択し、右矢印を使用して、[Available Unified CM Servers] リストから [Selected Unified
CM Servers] リスト ボックスに移動します。 または、左矢印を使用して、選択したサーバを元に
戻します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
56
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
Unified CM サーバを選択する場合は、選択するサーバが有効な Unified CM コール制御
サーバであることを確認します。 「Available」リストにあるサーバには、Cisco Unified
Presence サーバと Unified CM サーバが含まれる場合があります。 この目的のために、
Unified Presence サーバを選択することはできません。
[Unified CM Configuration] Web ページの上部にある [Save] アイコンをクリックして、変更を保存
します。
MediaSense サーバは、接続の詳細を確認し、[Unified CM Configuration] Web ページを更新して、
新しい設定を表示します。
(注)
ステップ 4
コール制御サービス プロバイダーの選択
MediaSense インストール プロセスの間に、最初の Unified Communications Manager サーバの情報
を提供しました。 プライマリ サーバの情報に基づいて、MediaSense はクラスタ内の他の Unified
Communications Manager サーバのリストを取得し、使用可能な Unified Communications Manager
サーバのリストに表示します。 MediaSense コール制御サービスが、発信コールが送信する必要の
ある Unified Communications Manager サーバを特定できるように、必要なサーバを選択できます。
複数の Unified Communications Manager サーバを選択すると、サーバの 1 つが機能していない場合
でも発信コールが行われるようになります。
MediaSense のコール制御サービス情報を変更するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[Administration] > [Unified CM Configuration] を選択します。
[Cisco Unified CM Configuration] Web ページが表示されます。
ステップ 2
[Unified CM Configuration] Web ページで、[Call Control Service Provider Configuration] セクションに
移動し、コール制御サービス プロバイダー情報を変更します。
(注)
[Selected] リスト ボックスから Unified CM サーバの選択を解除すると、サーバが選択解
除されたことを通知するブラウザ ウィンドウがポップ アップされます。
注意
ステップ 3
Unified CM を変更し、新しい Unified CM サーバに対して必要なコール制御サービス プロ
バイダーを選択しない場合、MediaSense コール制御サービスはアウト オブ サービス
(OOS)になり、発信コールの録音はディセーブルになります。
[Cisco Unified CM Configuration] Web ページの上部にある [Save] アイコンをクリックして、変更を
保存します。
[Unified CM Configuration] Web ページが更新され、新しい設定が表示されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
57
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
Unified CM サービス プロバイダーの切り替え
[Unified CM Configuration] Web ページで、使用可能なリストから Unified CM サーバを選択できま
す。 ただし、選択したサービス プロバイダーの IP アドレスは変更できません。
使用可能なリストに表示される IP アドレスを変更するには、まず新しい AXL サービス プロバイ
ダーを追加します。
注意
Unified CM クラスタの設定を変更する場合、MediaSense API ユーザを再設定する必要もありま
す。 対応するユーザを再設定しないと、MediaSense API を使用するためにログインできませ
ん。
Unified CM サービス プロバイダーを切り替えるには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[Administration] > [Unified CM Configuration] を選択します。
[Unified CM Configuration] Web ページが表示されます。
ステップ 2
[Unified CM Configuration] Web ページで、[Modify Unified CM Cluster] をクリックし、既存のサー
ビス プロバイダーのリストを置き換えます。
[Modifying Unified CM Cluster] Web ページが開きます。
ステップ 3
必要な Unified CM クラスタで、新しいサービス プロバイダーの IP アドレス、ユーザ名、および
パスワードを入力します。
この新しいサーバへの切り替えを行いたくなくなった場合は、[Reset] をクリックして、変更を加
えずに [Unified CM Configuration] Web ページに戻ります。
ステップ 4
[Add New AXL Service Provider] Web ページの上部にある [Save] アイコンをクリックして、変更を
保存します。
[Unified CM Configuration] Web ページで選択した AXL サービス プロバイダーの最初のリストが、
選択された Unified CM サービス プロバイダーに置き換えられます。
MediaSense サーバは、接続の詳細を確認し、[Modifying Unified CM Cluster] Web ページを終了し、
[Unified CM Configuration] Web ページを更新して、選択したサービス プロバイダー リストに新し
いサービス プロバイダーを表示します。 選択したサービス プロバイダーも MediaSense データベー
スで更新されます。
このページに 1 つの Unified CM IP アドレスのみ入力した場合でも、この Unified CM クラスタ内
の他のサービス プロバイダーの IP アドレスは、使用可能なサービス プロバイダー(AXL および
コール制御サービス プロバイダーの両方)のリストに自動的に表示されます。
ステップ 5
使用可能なコール制御サービス プロバイダーのリストも、新しく選択されたサービス プロバイ
ダーに自動的に更新されます。 右矢印を使用して、必要な Unified CM サーバを選択し、使用可能
なコール制御サービス プロバイダー リストから選択したコール制御サービス プロバイダー リス
トに移動します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
58
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
新しい Unified CM サーバに対して必要なコール制御サービス プロバイダーを選択しない場合、
MediaSense コール制御サービスはアウト オブ サービス(OOS)になり、発信コールの録音はディ
セーブルになります。
注意
(注)
ステップ 6
Unified CM を変更し、新しい Unified CM サーバに対して必要なコール制御サービス プロ
バイダーを選択しない場合、MediaSense コール制御サービスはアウト オブ サービス
(OOS)になり、発信コールの録音はディセーブルになります。
Unified CM サービス プロバイダーの設定を変更する場合、MediaSense API ユーザを再
設定する必要もあります。 対応するユーザを再設定しないと、MediaSense API を使用す
るためにログインできません。
[Cisco Unified CM Configuration] Web ページの上部にある [Save] アイコンをクリックして、変更を
保存します。
MediaSense サーバは、選択したコール制御サービス プロバイダーを確認し、この情報をデータ
ベースに保存します。
Finesse による MediaSense のセットアップ
このセクションでは、すべての Finesse スーパーバイザが(追加認証なしに)検索と再生アプリ
ケーションを使用できるように MediaSense をセットアップするのに必要な情報を提供します。 こ
れはオプションの機能です。
Cisco Finesse の設定
Finesse 設定画面を使用して、Finesse と MediaSense が 2 つのシステム間でユーザ認証情報を通信
できる 2 つの IP アドレスを識別します。
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[Administration] > [Cisco Finesse Configuration] を選択します。
ステップ 2
[Primary Cisco Finesse IP or hostname] フィールドに、MediaSense がプライマリ サーバとして通信す
る Finesse サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 3
(任意)[Secondary Cisco Finesse IP or hostname] フィールドに、MediaSense がセカンダリ サーバと
して通信する Finesse サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
セカンダリサーバを定義するには、まずプライマリサーバを定義する必要があることに注意して
ください。
ステップ 4
変更を保存するには、ページの上部にある [Save] アイコンをクリックします。
サーバをリセットするには、[Reset] をクリックして、これらのステップを繰り返します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
59
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
Cisco MediaSense 配置用のユーザのプロビジョニング
Unified CM エンド ユーザを、MediaSense 配置のアプリケーション プログラミング インターフェ
イス(API)ユーザとしてプロビジョニングできます。 MediaSense アプリケーション管理者のみ
が Unified CM エンド ユーザに API アクセスを提供できます。
MediaSense API ユーザ
MediaSense オープン アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)のリストは、
サードパーティのユーザが次の機能を安全に実行するために使用できます。
• 進行中の録音の一時停止と再開、再開と保留、または会議と転送。
• 録音されたセッションの制御。
• 既存の録音の検索と管理。
• ライブ セッションのモニタ。
MediaSense API は、MediaSense Web インターフェイスを介して使用できる機能の代替を提供しま
す。 ユーザは、これらの API を使用してカスタマイズされたクライアント アプリケーションを作
成できます。 MediaSense を使用して他の Unified Communications ソフトウェアまたはサード パー
ティ製ソフトウェア アプリケーションと統合する開発者とシステム インテグレータは、MediaSense
API へのアクセス権が必要です。 Unified CM ユーザ情報と MediaSense のセットアップ, (56 ペー
ジ)を参照してください。
API ユーザ設定
MediaSense API ユーザは、さまざまな MediaSense API を使用して、キャプチャされた録音を含む
さまざまな機能を実行できます。
API の使用方法の詳細を確認するには、まず、Unified CM エンド ユーザを MediaSense 管理 API
ユーザとしてプロビジョニングする必要があります。
注意
Unified CM クラスタの設定を変更する場合、MediaSense API ユーザを再設定する必要がありま
す。 対応するユーザを再設定しないと、MediaSense API を使用するためにログインできませ
ん。
手順
ステップ 1
MediaSense 管理から、[Administration] > [MediaSense API User Configuration] を選択します。
[MediaSense API User Configuration] 画面に、最初の 75 人の設定済み MediaSense API ユーザを掲載
する [MediaSense User List] が表示されます。 昇順/降順の両方により、任意のカラムでリストを
ソートできます。
ステップ 2
リストを変更するには、[Manage MediaSense Users] をクリックします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
60
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
[MediaSense API User Configuration] 画面に、[Available Unified CM Users] リストに使用可能な Unified
CM ユーザ、[MediaSense API Users] に設定済み API ユーザが表示されます。
ステップ 3
Unified CM リストからユーザを検索するには、[Search for Available Unified CM Users] フィールド
に該当するユーザ ID(または ID の一部)を入力し、[Search] をクリックします。
検索結果には、指定された検索テキストがユーザの ID に含まれるすべてのユーザが表示されま
す。 検索結果は、ランダムな順序で表示されます。 検索で 75 人以上のユーザが見つかった場合、
最初の 75 人のみ表示されます。
(注)
ステップ 4
返されたリストには、使用可能な(まだ MediaSense にプロビジョニングされていない)
ユーザのみ表示されます。 その結果、検索条件に一致する多数のエンド ユーザが Unified
CM に存在する場合でも、リストには 75 人未満のユーザしか含まれない場合がありま
す。
左右矢印を使用して MediaSense ユーザ リストに必要な変更を加え、[Save] をクリックします。
[MediaSense API User Configuration] 画面が更新され、保存した変更が表示されます。
[Reset] をクリックして、以前に設定された済みユーザ リストに復帰します。
[Back to User List] をクリックして、[MediaSense User List] に戻ります。
ストレージ管理エージェント
MediaSense 配置には、ストレージ管理エージェント(SM エージェント)と呼ばれる中央ストレー
ジ管理サービスが用意されています。 SM エージェントは、メディアをプロビジョニングし、ス
トレージ容量をモニタし、各種メディアおよびストレージ関連のしきい値に到達するとシステム
管理者にアラートを送信します。
プルーニング オプション
MediaSense の配置では、さまざまな配置シナリオに対応するためにプルーニング オプションが提
供されます。 プルーニング オプションは、[Administration] > [Prune Policy Configuration] ページで
指定します。
これらのプルーニング オプションを使用して、次のモードに入ることができます。
• 新規録音プライオリティ モード:このモードでは、古い録音を自動的にプルーニングするこ
とにより、新しい録音に空き容量を提供するようにプライオリティが指定されます。 これは
デフォルトの動作です。 録音がプルーニングされるデフォルトの経過時間は 60 日です。 新
しい録音用にディスク領域が必要になると、古い録音がプルーニングされます。
• 古い録音保存モード:このモードでは、古い録音を保存るようにプライオリティが指定され
ます。 古い録音は自動的にプルーニングされません。
新規録音プライオリティモードで新しい録音の作成にプライオリティを置くためには、[Automatically
prune recordings after they are more than __days old, and when disk space is needed for new recordings]
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
61
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
チェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、次のいずれかの条件
が満たされたときに録音がプルーニングされます。
• 録音の経過時間が、このオプションのフィールドで指定した保存期間と同等かそれより長い
場合(有効範囲は 1 ~ 3650 日です)。
たとえば、ディスク使用率が 100% 以内のときに、90 日以上経過した録音を自動的にプルー
ニングする場合は、[Automatically prune recordings after they are more than __days old, and when
disk space is needed for new recordings] フィールドに 90 と入力する必要があります。 この場
合、90 日以上経過したすべての録音は自動的にプルーニングされます。 デフォルト値は 60
日です。
(注)
1 日は、この設定を変更した正確な時刻から 24 時間として識別されます。暦
日としては識別されません。 たとえば、2010 年 4 月 2 日の 23.15.01 に保存期
間を変更すると、指定した録音は 2010 年 4 月 3 日の 23.15.01 にプルーニング
されます。 録音は、2010 年 4 月 3 日の 00:00:01 にはプルーニングされませ
ん。
• ディスク使用率が 90% の限度を超えました。 ディスク使用率が 90% の限度を超えると、一
部のセッションは経過時間基準に基づいてプルーニングされます。 ディスク使用率が許容範
囲になるまでプルーニングが続行されます。
(注)
• このオプションを使用して録音を自動的にプルーニンする場合、MediaSense
は内容に関係なく古い録音データをプルーニングします。プライオリティ
は新規に録音したメディアに指定され、新しい録音に対応するためにディ
スク領域が上書きされます。
• 上記のオプション(新規録音プライオリティ モード)を使用し、同時に
特定のセッションが自動的にプルーニングされないように保護する場合
には、該当するセッションを MP4 形式で保存し、その MP4 ファイルを
ダウンロードして、ネットワーク内の適切な場所に保存してください。
セッション クエリー API で downloadUrl パラメータを使用し、未処理の
録音を任意の場所にダウンロードすることもできます。
セッションがプルーニングされたときに、対応するメタデータがデータベースから削除されず、
そのデータがデータベースで消プルーニング済みとしてマークされることはありません。MediaSense
には、この関連セッション データを自動的にプルーニングするように選択(または拒否)するこ
とができるオプション(オプション ボタン)も用意されています。
次のオプションでは、プルーニングされたセッションに関連付けられたデータを処理する方法を
選択できます。
• MediaSense が関連するデータを自動的にプルーニングするには、[Automatically remove associated
data and mp4 files radio button] オプション ボタンを選択します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
62
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
• [Do not automatically remove associated data and mp4 files] オプション ボタンを選択すると、関
連するデータは自動的にプルーニングされません。 代わりに、クライアント アプリケーショ
ンは、getAllPrunedSessions API および the deleteSessions API を使用して自動的にプルーニ
ングされた録音を明示的に削除する必要があります。 deleteSessions API が実行されると、
メタデータが削除済みとしてマークされ、mp4 ファイルが削除されます。
古い録音の保存にプライオリティを指定するには、[Automatically prune recordings after they are more
than __days old, and when disk space is needed for new recordings] チェックボックスをオフにします。
このチェックボックスをオフにしない場合、Cisco MediaSense はデータを自動的にプルーニングし
ません。代わりに、クライアントアプリケーションを使用して、不要なデータを削除し、ディス
ク領域を解放する必要があります。 詳細については、『Developer Guide for Cisco MediaSense』を
参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_
programming_reference_guides_list.html から入手できます。
注意
不要なデータのクリーンアップを定期的に実施していない場合、コール制御サービスは新しい
コールを拒否し、緊急しきい値レベル(ENTER_EMERGENCY_STORAGE_SPACE)で既存の
録音をドロップします。 詳細については、ストレージのしきい値とプルーニングの回避, (
64 ページ)を参照してください。
プルーニング ポリシー設定
次の情報を使用して、自動プルーニング(新規録音プライオリティ モード)をセットアップしま
す。
MediaSense が経過時間とディスク領域に基づいて録音を自動的にプルーニングするように指定す
るには(新規録音プライオリティ モード)、[Automatically prune recordings after they are more than
__days old, and when disk space is needed for new recordings] チェックボックスを使用します。 指定
されたフィールドに録音の経過時間(プルーニングされる経過時間)を指定する必要があります。
警告
古い録音を削除する日数を変更するか、(チェックボックスをオンまたはオフにして)プルー
ニング ポリシーを変更するときは、サービスが中断され、クラスタ内のすべてのノードで
MediaSense メディア サービスを再起動する必要があります。 サービスの中断を避けるために、
定期的にスケジュールされたダウンタイム中にこの変更を行ってください。
警告
MediaSense が録音を自動的にプルーニングするように設定されていない場合に、[Automatically
prune recordings after they are more than__days old, and when disk space is needed for new recordings]
オプションを使用してこの動作を変更すると、大量のプルーニング アクティビティが開始さ
れる場合があります。 このプルーニング アクティビティの増加は、一時的にシステム パフォー
マンスに影響を与える可能性があります。
古い録音を自動削除する経過時間しきい値(日数)を設定するには、次の手順を実行します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
63
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[Administration] > [Prune Policy Configuration] を選択します。
[MediaSense Prune Policy Configuration] Web ページが開き、[Automatically prune recordings after they
are more than __days old, and when disk space is needed for new recordings] フィールドに設定された日
数が表示されます。 有効な範囲は 1 ~ 3650 日で、デフォルト値は 60 日です。
ステップ 2
必要に応じて、このフィールドの値を変更し、対応するチェックボックスがオンになっているこ
とを確認してください。
ステップ 3
MediaSense が関連付けられたセッション データと mp4 ファイルを自動的に削除するように設定す
る場合は、[Automatically remove associated data and mp4 files] オプション ボタンを選択します。 ク
ライアント アプリケーションが関連付けられたデータと mp4 ファイルの削除を処理するように設
定する場合は、[Do not automatically remove associated data and mp4 files radio button] オプション ボ
タンを選択します。 オプションを指定したら、[Save] をクリックして変更を適用します。
ページが更新され、新しい設定が表示されます。
ストレージのしきい値とプルーニングの回避
API イベントは、メディアのディスク領域(録音済みメディアを格納する)が各種しきい値に到
達するたびに発行されます。 [Automatically prune recordings after they are more than __days old, and
when disk space is needed for new recordings] オプションをオフにして、不要な録音を削除すること
により、すべてのしきい値のアラートに慎重に対応できます。 これにより、必要な録音用の領域
を節約することができます。
データの損失を回避するその他のオプションとして、[Automatically prune recordings after they are
more than __days old, and when disk space is needed for new recordings] オプションをオンにして、必
要な録音をネットワークの安全な場所に MP4 として保存する方法があります。
これらのオプションの詳細については、プルーニング オプション, (61 ページ)を参照してくだ
さい。
しきい値の比率と対応する影響を次の表に示します。
表 3:ストレージのしきい値
しきい値のストレージ
パーセンテージ
説明
ENTER_LOW_
STORAGE_SPACE
録音済みメディアのストレージ ディスク ストレージがスペー
使用率が 75% の限度を超えまし ス不足状態になっていること
た。
を示す最初の警告です。
EXIT_LOW_ STORAGE_SPACE 録音メディアの使用率が 70% の ディスク ストレージはスペー
限度以下に低下しました。
ス不足状態から脱出していま
す。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
64
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
しきい値のストレージ
パーセンテージ
説明
ENTER_CRITICAL_
STORAGE_SPACE
録音済みメディアのストレージ 2 度目の警告です。 この状態
使用率が 90% の限度を超えまし に入ったときは、このサーバ
た。
の将来の録音リソースを保証
する処置を講じる必要があり
ます。
古い録音保存モード(自動プ
ルーニングなし)で稼働して
いる場合、このしきい値に達
すると新しい録音セッション
は許容されません。
新規録音プライオリティ モー
ドで稼働している場合、古い
録音は自動的に削除されます
(新しい録音用のスペースを
確保するため)。
EXIT_CRITICAL_
STORAGE_SPACE
録音メディアの使用率が 85% の ディスク ストレージは危機的
限度以下に低下しました。
なスペース状態から脱出して
います。 この時点では、ロー
カル サーバはリソース不足状
態と見なされます。
新規録音プライオリティ モー
ドでは、デフォルトのプリー
ニングが停止し、保存ベース
のプリーニングが有効になり
ます。
ENTER_EMERGENCY_
STORAGE_SPACE
録音済みメディアのストレージ 最後の警告です。 ディスク ス
使用率が 99% の限度を超えまし トレージがこの状態に入った
た。
ときは、このサーバの将来の
録音リソースを保証する処置
を講じる必要があります。
CRITICAL 状態で講じる処置に
加えて、処理中のすべての録
音がドロップされ、ノードは
録音用に使用不能であると見
なされます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
65
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
しきい値のストレージ
パーセンテージ
説明
EXIT_EMERGENCY_
STORAGE_SPACE -
録音メディアの使用率が 97% の ディスク ストレージは緊急ス
限度以下に低下しました。
ペース状態から脱出していま
す。 この時点では、ローカル
サーバはリソース不足状態と
見なされ、新しい録音セッショ
ンは保存プライオリティ モー
ドでは許容されません。
新規録音プライオリティ モー
ドでは、サーバは新しい録音
要求を処理します。
対応する API、イベント、およびエラー コードの説明については、『MediaSense Developer Guide』
を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_
programming_reference_guides_list.html から入手できます。
次の API とイベントは、このタスクに対応します。
• イベント サブスクリプション API
◦ subscribeRecordingEvent
◦ unsubscribeRecordingEvent
◦ verifyRecordingSubscription
• storageThresholdEvent 録音イベント
システムのしきい値
ストレージのしきい値は、サーバごとにストレージ管理エージェント(SM エージェント)によっ
てモニタされます。しきい値は、各サーバで使用される合計容量のため、保存されるメディアタ
イプ間で区別されません。
システムおよび録音の健全性を維持するため、定期的なストレージ容量の確認が行われます。
ディスク領域の使用率の表示
MediaSense クラスタ内の各サーバで使用されるディスク領域をモニタするには、この項で説明す
る手順に従ってください。
注意
サーバが起動していないか、不明な状態であるか、または応答しない場合、ディスクの使用率
に関する情報は表示されません。 サーバが到達可能かどうかを確認して(ping コマンドを使
用)、サーバの状態を確認する必要があります。
しきい値の比率に関する詳細については、ストレージのしきい値とプルーニングの回避, (64
ページ)を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
66
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[System] > [Disk Usage] を選択します。
[MediaSense Server Disk Space Usage] Web ページが表示されます。
ステップ 2
[Server Disk Space Usage] Web ページで、[Select Server] ドロップダウン リストから必要なサーバを
選択し、[Go] をクリックします。
[Server Disk Space Usage] Web ページが更新され、ディスク ドライブのサイズに応じて、選択した
サーバに使用されるディスク領域がギガバイト(GB)またはテラバイト(TB)で表示されます。
このページは読み取り専用です。
この Web ページに選択したサーバの情報が表示されない場合、このサーバではディスク使用率の
情報が使用できないことを示すアラートが表示される場合があります。 このメッセージが表示さ
れたら、サーバの状態を調べてサーバがセットアップされ、動作しているかどうかを確認してく
ださい。
HTTP を使用して取得されるストレージの使用率情報
HTTP GET 要求を使用して現在のストレージの使用率情報を取得することもできます。 この情報
にアクセスするための URL は次のとおりです。
http://<server-ip-address>/storagemanageragent/usage.xml
ストレージの使用率情報は、XML 形式で提供されます。
• 例 1:メディア ディスクを使用しない場合
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
- <storageUsageInfo date="Oct 26 2010" time="13:24:22"
gmt="1288124662599">
- <partitions>
<partition name="/common" size="655G" usage="29%" />
</partitions>
</storageUsageInfo>
• 例 2:2 つのメディアのパーティションを使用する場合
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<storageUsageInfo date="Oct 26 2010" time="13:10:53" gmt="1288123853753">
<partitions>
<partition name="/media1" size="200G" usage="5%" />
<partition name="/media2" size="200G" usage="50%" />
</partitions>
</storageUsageInfo>
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
67
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
(注)
メディア パーティションの数は、設定されたメディア ディスクに直接対応します。 2 つのメ
ディア ディスクを設定すると、/media1 と /media2 の 2 つのメディア パーティションが表示さ
れます。
Unified RTMT を使用して取得されるストレージの使用率情報
ディスク使用モニタリングカテゴリは、共通パーティションとメディアパーティションのディス
ク使用率をグラフに表示します。 また、各ホストの各パーティション(アクティブ、ブート、共
有、非アクティブ、スワップ、共有メモリ、スペア)のディスク使用率も表示します。 Log Partition
Monitoring Tool はシステムによって自動的にインストールされ、システムのインストール プロセ
スが完了すると自動的に起動します。
(注)
複数の論理ディスク ドライブがシステムで使用可能の場合、Cisco Unified Real Time Monitoring
Tool(Unified RTMT)は、[Disk Usage] ウィンドウで追加パーティションのディスク使用状況
をモニタできます。
Unified RTMT は MediaSense と Unified Communications OS のすべてのパーティションを表示しま
す。 インストールされているディスクの数に応じて、対応するメディアのパーティションの数が
[Disk Usage] ウィンドウに表示されます。 メディアのパーティションをインストールしない場合、
パーティションの使用状況(共通メディア)のみが表示されます。
注意
Unified RTMT の [Disk Usage] ウィンドウと [Performance] ウィンドウの両方でメディア ディス
クの使用率情報を表示するには、MediaSense SM エージェントが実行されている必要がありま
す。
リアル タイム メディアのパーティションの使用状況が [Disk Usage] ウィンドウで表示されている
間、履歴パーティションの使用方法の詳細が [Performance] ウィンドウのパフォーマンス カウンタ
として表示されます。
着信コールの設定
MediaSense では、コンタクト センターのエンドポイントごとに 1 つの着信コール ルールを割り当
てることができます。着信コールルールに従って、各エンドポイントでは以下を行うことができ
ます。
• 着信コールを記録する
• 発信メディア ファイルを 1 回再生する
• 発信メディア ファイルを連続再生する
• 着信コールを拒否する
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
68
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
MediaSense には、編集可能なシステムのデフォルト ルールが用意されています。 システムのデ
フォルト ルールとして別のアクションを割り当てるまで、MediaSense はデフォルトでコールを録
音します。 このシステムのデフォルト ルールは、リストをソートする方法に関係なく、[Incoming
Call Configuration] 画面の着信コール ルールのリストの最初の行に表示されます。
着信コール ルールがエンドポイントに割り当てられていない場合、MediaSense は、そのエンドポ
イントに着信コールが到達したときに、システムのデフォルト ルールにフォールバックします。
着信コール ルールのリスト
[Incoming Call Configuration] 画面には、コンタクト センターのエンドポイントごとに、着信コー
ルルールのリストが読み取り専用で表示されます。行に表示されている場合、エンドポイントの
アドレスとそのエンドポイントの着信コール ルールのアクションを確認できます。 コール ルー
ルが [Play Once] または [Play Continuously] に設定されている場合、リストにはそのエンドポイン
トに割り当てられたメディア ファイルのタイトルも表示されます。
システムによって割り当てられたロックアイコンは、編集または削除できない着信コールルール
を識別します。
アドレス要件
有効なアドレスは、次の条件を満たす必要があります。
• SIP URL の有効なユーザ部分で構成されている。 たとえば、SIP URL [email protected]
の有効なユーザ部分はユーザ名 john123 です。
• 一度に 1 つの着信コール ルールが割り当てられる。 このルールを割り当てるか、または何
もせずにエンドポイントで編集可能なシステムのデフォルト ルールを使用することができま
す。
着信コール ルールの追加
エンドポイント アドレスは 1 つの着信コール ルールにのみ割り当てることができます。 エンド
ポイントに着信コールルールを割り当てない場合、エンドポイントはシステムのデフォルトコー
ル ルールを使用します。
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Incoming Call Rule Configuration] を選択します。
ステップ 2
[Incoming Call Rule Configuration] ツールバーで、[Add] をクリックします。
ステップ 3
[Add Incoming Call Rule] 画面で、[Address] フィールドに移動して、SIP URL の有効なユーザ部分
を入力します。
例:
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
69
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
たとえば、SIP URL が [email protected] の場合、有効なユーザ部分は john123 です。 多
くの場合、キューにあるビデオの SIP URL の有効なユーザ部分はすべての数字です。 したがって
[email protected] のような SIP URL では、有効なユーザ部分は単に 5551212 です。
ステップ 4
[Action] ドロップダウン リストから、着信コール ルールを選択します。 取りうる値には、[Play
Continuously]、[Play Once]、[Record]、または [Reject] があります。
ステップ 5
[Save] をクリックします。
MediaSense が [Incoming Call Rule Configuration] 画面に戻ります。 この画面の上部に [Rule saved]
というメッセージが表示されます。 新しい着信コール ルールが、[Incoming Call Rules] リストに表
示されます。
着信コール ルールの編集
アドレスの変更、処理の変更、アドレスおよび処理の両方の変更によって、着信コール ルールを
編集できます。 アドレスは、SIP URL の有効なユーザ部分である必要があります。
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Incoming Call Rule Configuration] を選択します。
ステップ 2
[Incoming Call Rule Configuration] 画面の下部にある [Incoming Call Rules] リストに移動し、編集す
るコール ルールのオプション ボタンを選択します。
ステップ 3
[Incoming Call Rule Configuration] ツールバーで、[Edit] をクリックします。
ステップ 4
(任意)[Edit Incoming Call Rule] 画面で、[Address] フィールドに移動して、別の SIP URL の有効
なユーザ部分を入力します。
例:
SIP URL が [email protected] の場合、有効なユーザ部分は 5551212 です。
ステップ 5
(任意)[Edit Incoming Call Rule] 画面で、[Action] ドロップダウン リストに移動し、エンドポイン
トに対して別の着信コール ルールを選択します。
ステップ 6
[Play Once] または [Play Continuously] を処理として選択した場合、[Media File] ドロップダウン リ
ストに移動し、メディア ファイルを選択します。
ステップ 7
[Save] をクリックします。
MediaSense が [Incoming Call Rule Configuration] 画面に戻ります。 この画面の上部に [Ruled saved]
というメッセージが表示されます。 編集した着信コール ルールが、[Incoming Call Rules] リストに
表示されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
70
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
システム デフォルトの着信コール ルールの編集
システム デフォルの着信コール ルールは、常に [Incoming Call Configuration] 画面の [Incoming Call
Rules] リストの最初の行に表示されます。 システム デフォルトのコール ルールは、別の着信コー
ル ルールを割り当てていない任意のエンドポイントに適用されます。
MediaSense をインストールすると、システム デフォルトの着信コール ルールは [Record] に定義さ
れます。 このコールのルールを、[Play Once]、[Play Continuously]、または [Reject] に変更できま
す。 後で再度変更する場合、[Record] に戻したり、別の着信コール ルールに変更したりできま
す。
システム デフォルトのコール ルールを編集しない場合、[Record] のままになります。
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Incoming Call Rule Configuration] を選択します。
ステップ 2
[Incoming Call Rule Configuration] 画面の下部にある [Incoming Call Rules] リストに移動し、システ
ム デフォルトのコール ルールのオプション ボタンを選択します。
ステップ 3
[Incoming Call Rule Configuration] ツールバーで、[Edit] をクリックします。
ステップ 4
[Edit Incoming Call Rule] 画面で、[Action] ドロップダウン リストに移動し、別の着信コール ルー
ルを選択します。
ステップ 5
[Play Once] または [Play Continuously] を選択した場合、[Media File] ドロップダウン リストに移動
し、メディア ファイルを選択します。
ステップ 6
[Save] をクリックします。
MediaSense が [Incoming Call Rule Configuration] 画面に戻ります。 この画面の上部に [Ruled saved]
というメッセージが表示されます。 編集されたシステム デフォルトのコール ルールが、[Incoming
Call Rules] リストの上部に表示されます。 [Action] またはメディア ファイルの選択に加えられた
変更は、最初の行のそれぞれのカラムに表示されます。
着信コール ルールの削除
ほとんどの着信コール ルールは 1 つずつ削除できます。 システムのデフォルト コール ルールま
たはシステムによって割り当てられたロックアイコンの付いた着信コールルールは削除できませ
ん。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
71
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Incoming Call Rule Configuration] を選択します。
ステップ 2
[Incoming Call Rules] リストから、削除する [Incoming Call Rule] のオプション ボタンを選択しま
す。
ステップ 3
[Delete] をクリックします。
ステップ 4
確認ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。
[Incoming Call Rule Configuration] 画面の上部に [Rule deleted] というメッセージが表示されます。
[Incoming Call Rule List] リストに削除されたルールが表示されなくなります。
メディア ファイルの管理
エージェントが着信コールに応答するのを発信者が待機しているときに、MediaSense が発信メッ
セージを再生するように設定できます。 エージェントが発信者を保留にしているときに、発信
メッセージを再生するように MediaSense を設定することもできます。 いずれのシナリオの場合
も、メッセージは連続的に再生するか、または一度だけ再生するように設定できます。
すべてのコールに対して(待機中か保留中かにかかわらず)単純にシステムデフォルトメッセー
ジ再生するように MediaSense を設定したり、さまざまな目的で異なるメッセージを再生するよう
に MediaSense を設定したりできます。
たとえば、発信者が営業部門の電話番号にダイヤルする場合、エージェントを待機している間に
アドバタイジング ビデオを再生する場合があります。 あるいは、発信者が CEO の電話番号にダ
イヤルする場合、アニメ化された正式な企業ロゴに再生する場合があります。 この例では、次の
2 つのメディア ファイルをアップロードし、1 つのファイルを営業部門の発信メッセージの SIP ア
ドレスに、他のファイルを CEO の発信メッセージの SIP アドレスに関連付けます(これらの SIP
アドレスの両方が MediaSense で設定されています)。
MediaSense クラスタのプライマリ ノードには、一度に 1 つのメディア ファイルをアップロードで
きます。 プライマリ ノードがファイルを受け入れ、そのコピーをセカンダリ ノードとクラスタ
内の任意の拡張ノードに送信します。 各ノードは MediaSense が発信メッセージとして再生できる
形式にファイルを変換します。 MediaSense は、これらの変換されたファイルを [Media File
Management] 画面の [Media File List] と [Media Files Detail] 画面の上部テーブルに表示します。
メディア ファイルの状態
個々のアップロードされたメディアファイルは、いくつかの状態のいずれかになります。これら
の状態は、[Media File Management] 画面の [Media File List] と [Media Files Detail] 画面のテーブルに
表示されます。
可能なメディア ファイルの状態は次のとおりです。
• Processing:アップロードされたメディア ファイルが Processing 状態の場合、プライマリ ノー
ドはクラスタ内のすべてのノードにファイルを配布します。 各ノードがファイルを処理し、
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
72
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
処理が完了すると、アップロードされたファイルは Ready 状態になります。 クラスタに新し
いノードを追加するプロセスを開始すると、既存のアップロードされたメディア ファイルが
すべて Processing 状態になり、新しいノードがこれらのメディア ファイルの処理手順を完了
するまでそのままの状態になります (ノードでファイルが Ready 状態になっている限り、
ファイルは通常どおり再生できることに注意してください)。
• Ready:アップロードされたファイルがすべてのノードで処理を完了しました。 1 つまたは
複数の割り当てられた SIP アドレスから発信メッセージとして再生する準備ができました。
• Deleting:ファイルの削除には、少し時間がかかる場合があります。 すべてのノードからファ
イルが削除されると、MediaSense ユーザ インターフェイスから消えて、回復できません。
必要な場合、同じメディア ファイルを再度アップロードすることもできます。 ただし、も
う一度処理段階全体を実行する必要があります。
• Error:正常に処理されなかったファイルは、Error 状態で表示されます。 この状態のファイ
ルは、Error 状態を解決するために削除または再配置できます。
メディア ファイルの再生
ユーザは、[Media File Management] の概要または詳細ページから、Ready 状態のメディア ファイ
ルを直接再生するか、またはダウンロードできます。メディアファイルを再生するには、画面の
右側にある緑色の矢印をクリックします。この場合、mp4 ファイルを再生するための適切なプロ
グラムがコンピュータにインストールされている必要があります (ブラウザおよび設定によって
は、ファイルを再生するプログラムを選択するプロンプトが表示されるか、ファイルを再生でき
ない場合はあります)。
ブラウザによっては、緑色の矢印をクリックして、ファイルを任意の場所にダウンロードするオ
プションを選択することもできます。
メディア ファイルの詳細
[MediaSense File Details] 画面には、2 つのテーブルに個々のメディア ファイルに関する情報が表示
されます。 上のテーブルはクラスタ レベルで詳細を表示します。 下のテーブルはノード レベル
で詳細を表示します。
両方のテーブルの状態値は同じように表示されます。 両方のテーブルの可能な状態には、
Processing、Ready、Deleting、および Error があります。 ただし、これらの状態値は、テーブルご
とに異なる内容を意味します。 上のテーブルでは、状態はクラスタ内のすべてのノードを反映し
た集計値としてレポートされます。 たとえば、少なくとも 1 つのノードがメディア ファイルを処
理している限り、クラスタの状態値は Processing としてレポートされます。 クラスタ内のすべて
のノードでメディア ファイルの準備が整うまで、クラスタの状態は Ready に変更されません。
下のテーブルでは、状態ステータス値はノードレベルでレポートされます。それぞれがクラスタ
内の別個のノードであるため、Processing、Ready、Deleting、および Error の状態はアップロード
されたメディア ファイル レポートに表示されます。 メディア ファイルは、さまざまなノードの
さまざまな状態を同時に反映できます。 たとえば、メディア ファイルは、セカンダリ ノード
Processing として表示されると同時に、拡張ノードで Ready として表示されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
73
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
メディア ファイルの追加
メディア ファイルは 1 つずつ追加できます。 メディア ファイルをアップロードするときは、シ
ステムの他のメディア ファイルがすべて準備状態になっている必要があります。 別のメディア
ファイルをアップロード中、処理中、またはエラー状態のときにファイルをアップロードしよう
とすると、追加エラーが発生する危険性があります。
(注)
システムの別のユーザと同時にファイルのアップロードを開始した場合、エラーが発生する場
合があります。 予期しないエラーがブラウザに返された場合は、[Media File Management] ペー
ジを更新し、他のアップロードが完了するまで待ってから、アップロードを再起動します。
追加するファイルは、次の仕様を満たす MP4 形式である必要があります。
• 1 つのビデオ トラックと 1 つのオーディオ トラックが搭載されている必要がある。
• ビデオは H.264 符号化である必要がある。
• オーディオは AAC-LC 符号化である必要がある。
• オーディオはモノラルである必要がある。
• MP4 ファイル サイズは全体で 2GB を超えてはならない。
手順
ステップ 1
[Cisco MediaSense Administration] メニューから、[Cisco MediaSense Administration] を選択します。
ステップ 2
[Media File Management] ツールバーで、[Add] をクリックします。
ステップ 3
[Add Media File] 画面で、メディア ファイルの一意のタイトルを入力します。
ステップ 4
(任意)ファイルの説明を入力します。
ステップ 5
[File] フィールドで、メディア ファイルを参照し、選択します。
ステップ 6
[Save] をクリックします。
注:一部のブラウザでは、MediaSense が、アップロードされているファイルのサイズを検出し、
それを処理する十分な領域がディスク上にないことがわかると、ただちにエラーを表示します。
MediaSense がファイル サイズをすぐに検出できない場合、アップロード プロセスを開始し、十分
な領域がない場合は失敗します(ファイルはエラー状態になります)。
MediaSense はファイルをアップロードし、[Media File Management] 画面に戻ります。 アップロー
ドされたファイルが [Media File List] に表示されます。
メディア ファイルの編集
MediaSense にアップロードしたメディア ファイルのタイトルと説明を編集できます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
74
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Media File Management] を選択します。
ステップ 2
[Media File Management] 画面の下部にある [Media File List] に移動します。 編集するタイトルまた
は説明を含むメディア ファイルのオプション ボタンを選択します。
ステップ 3
[Edit] をクリックします。
ステップ 4
(任意)[Edit Media File] 画面で、タイトルを編集します。
ステップ 5
(任意)[Edit Media File] 画面で、説明を編集します。
ステップ 6
[Save] をクリックします。
[Media File Management] 画面の上部にメッセージ [File Saved] が表示されます。 メディア ファイル
のタイトルを編集した場合、編集したタイトルが [Media File List] に表示されます。 タイトルを編
集せず、説明のみ編集した場合は、[Media File List] のメディア タイトルに変更はありません。
[File Saved] メッセージによって変更が行われたことを確認します。
メディア ファイルの再配置
エラー ステータスが表示されている場合、MediaSense にすでにアップロードされているメディア
ファイルを再配置できます。
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Media File Management] を選択します。
ステップ 2
エラー ステータス(赤い X アイコン)を示すファイルを識別します。
ステップ 3
エラー状態にあるファイルのオプション ボタンを選択します。
ステップ 4
[Redeploy] をクリックします。
ファイル ステータスが Error から Processing に変更されていることに注意してください。
ステップ 5
または、ファイル名をクリックして詳細ページを開き、詳細ページで [Redeploy] ボタンをクリッ
クできます。
メディア ファイルの削除
メディア ファイルは 1 つずつ削除できます。 メディア ファイルが削除されると、リカバリでき
ません。 メディア ファイルを削除するときは、システムの他のメディア ファイルがすべて準備
状態になっている必要があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
75
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Media File Management] を選択します。
ステップ 2
[Media File List] リストに移動し、リスト内の他のメディア ファイルがすべて準備状態になってい
ることを確認します。
ステップ 3
[Media File List] から、削除するメディア ファイルのオプション ボタンを選択します。
ステップ 4
[Delete] をクリックします。
MediaSense は、ファイルを恒久的に削除します。 状態値は、Deleting(また、そのファイルの
[Redeploy] ボタンがディセーブル)と表示されます。 ファイルが削除されると、MediaSense ユー
ザ インターフェイスから消去されます。
メディア ファイルの更新
[Media File Management Summary] ページまたは [Media File Detail] ページの [Refresh] ボタンを使用
して、新しいビデオのアップロード時にファイルの更新情報を表示します。 ファイルが [Add Media
File] ページを通じてアップロードされると、ユーザは [Media File Management] ページに戻ります。
ファイルはしばらくの間処理段階になりますが、処理が完了した時点で自動更新は行われません。
手順
ステップ 1
[Administration] メニューから、[Media File Management] を選択します。
ステップ 2
すべてのファイルの状態を更新するには、[Refresh] をクリックします。
ステップ 3
または、個々のメディア ファイルを選択し、そのファイルの [Media File Detail] ページを開き、
[Refresh] をクリックします。
MediaSense サーバの設定
手順
ステップ 1
[Cisco MediaSense Administration] メニューから、[System] > [MediaSense Server Configuration] を選
択します。
ステップ 2
[MediaSense Server Configuration] 画面で、[Add MediaSense Server] をクリックします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
76
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
プライマリ ノードで、[Add MediaSense Server] 画面が開きます。
ステップ 3
インストールで DNS を使用する場合は、追加するサーバのホスト名を入力します。 インストー
ルで DNS を使用していない場合は、追加するサーバの IP アドレスを入力します。
ステップ 4
(任意)追加するサーバの説明を入力します。
ステップ 5
(任意)追加するサーバの MAC アドレスを入力します。
ステップ 6
[Save] をクリックします。
ステップ 7
MediaSense の画面の上部に確認メッセージが表示されます。
[MediaSense Server List] に追加したサーバの設定の詳細が表示されます。 インストールのこの段
階では、サーバ タイプが「UNKNOWN」であることに注意してください。
メディアのパーティション管理
[Media Partition Management] ページを使用して、現在のログインしている MediaSense ノードで使
用されるメディアのパーティションを管理します。 このページは、各メディアのパーティション
用にフォーマットされたディスク領域の容量とディスク領域の使用率を示します。 メディアの
パーティションのサイズを拡大するには、[Configure Media Partitions] ページにアクセスします。
MediaSense の新規インストールでは、/recordedMedia と /uploadedMedia というラベルが付いたメ
ディアのパーティションが作成されます。 初期インストール後、メディアのパーティションのサ
イズを拡大するには、追加のディスク ドライブをホストに追加する必要があります(VMware を
使用)。 システムが新しいディスクを認識すると、それぞれ最大 15 TB に達するまでこれらの
パーティションの両方のサイズを拡大します。 サイズの拡大は恒久的です(サイズを拡大後、縮
小することはできません)。
• /recordedMedia パーティションは、ライブおよび完了した最大 15 TB の着信コールの録音を
保存します。
• /uploadedMedia パーティションは、発信者が保留中、または発信者がキューで待機している
ときに、MediaSense が再生する最大 15 TB の発信メディア クリップを保存します。
MediaSense のアップグレードしたインストールでは、/recordedMedia というラベルの付いたメディ
アのパーティションは作成されません。 代わりに、media1 など、1 ~ 6 番まで番号が付いたメディ
アのパーティションが作成されます。 番号が付いた各メディアのパーティションは、サイズが固
定され、200 GB ~ 2 TB の着信コールの録音を保存します。 これらの番号が付いたパーティショ
ンに録音を保存できるのは、これらの固定サイズのパーティションが満杯になるまでに限られま
す。 これらの番号が付いたメディアのパーティションを再設定して、サイズを拡大することはで
きません。 メディアのパーティションの数に応じて、各アップグレードしたインストールは 200
GB ~ 12 TB の着信コールの録音を保存できます。
アップグレードしたインストールでは、/uploadedMedia という 1 つのメディアのパーティション
が作成されます。 新規インストールと同様に、このパーティションは、発信者が保留中、または
発信者がキューで待機しているときに、MediaSense が再生する最大 15 TB の発信メディア クリッ
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
77
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
プを保存します。 新規インストールと同様に、アップロードしたインストールの /uploadedMedia
パーティションのサイズを 15 TB に拡大できます。このサイズの拡大は恒久的です。
(注)
/uploadedMedia パーティションのサイズを拡大したときは、MediaSense システム内のすべての
ノードのメディアのパーティションのサイズを必ず拡大してください。
メディア パーティションの設定
次の手順を使用して、現在ログインしている MediaSense ノードのメディア パーティションの物理
サイズを拡大します。
• 新規インストールでは、/recordedMedia パーティションと /uploadedMedia パーティションを
設定できます。
• アップグレードしたインストールでは、/uploadedMedia パーティションを設定できます。
アップグレードしたインストールでは、番号が付いたメディア パーティションを設定できま
せん。
(注)
メンテナンス期間中にのみ、メディア パーティションを設定します。 Media Service は、メディ
ア パーティションの設定時に一切コールを録音しません。 終了後に再度コールを録音します。
手順
ステップ 1
メンテナンス期間が開始したこと、および着信コールが録音されていないことを確認します。
ステップ 2
VMware vSphere を使用して、MediaSense 仮想マシンに 1 つまたは複数の仮想ディスクを追加しま
す。
ステップ 3
[Cisco MediaSense Administration] メニューから、[System] > [Manage Media Partitions] を選択しま
す。
ステップ 4
[Manage Media Partitions] ページで、[Configure Media Partitions] をクリックします。
新しく追加されたディスクが、リストに「割り当て解除」として表示されるはずです。 このよう
に表示されない場合は、数分待ってからページを更新します。
ステップ 5
[Configure Media Partitions] ページで、[Available Disk List] テーブルに移動します。 割り当てるディ
スクの [Media Partition] ドロップダウン リストを開きます。 ディスクを割り当てるメディア パー
ティションを選択します。
ステップ 6
必要に応じて、上記の手順を繰り返します。
ステップ 7
[Save] をクリックします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
78
MediaSense の管理と設定
Unified CM のコンフィギュレーション
ディスクの割り当てを元に戻すことができないことを示すアラート メッセージが表示されます。
拡大後、メディア パーティションのサイズを縮小することはできません。
ステップ 8
アラート メッセージ ボックスで [OK] をクリックします。
ステップ 9
MediaSense がメディア パーティションを設定する間しばらく待ちます。 ボタンをクリックした
り、ウィンドウを閉じたりしないでください。
MediaSense が確認メッセージを表示します。 [Media Partitions List] テーブルの [New Unformatted
Size] カラムに、ディスク(複数可)を追加したメディア パーティション(複数可)の拡大された
サイズが表示されます。 メディア サービスが着信コール録音を再開します。
ステップ 10
[Back to Media Partition Management] をクリックします。
[Media Partition Management] ページが再度開きます。 [Media Partitions List] テーブルの [Total
Formatted Partition Size] カラムに、変更された値が表示されます。
イベント管理
MediaSense API サービスは、MediaSense クラスタで発生するイベントに関する通知を発行します。
たとえば、ストレージのディスク容量が各種しきい値に到達したとき、新しい録音セッションが
開始されたとき、既存の録音セッションがアップデートまたは終了したとき、またはタグがセッ
ションに追加されたり、削除されたときイベントが生成されます。
イベント転送の有効化
イベント サブスクリプション API では、アプリケーションをサブスクライブし、サブスクリプ
ションを確認し、すべてのイベントをアンサブスクライブできます。詳細については、『MediaSende
Developer Guide』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/
ps11389/products_programming_reference_guides_list.html から入手できます。 MediaSense 配置で 2
つのサーバ(プライマリおよびセカンダリ)を使用する場合は、各サーバで生成されるイベント
を受信するために、サードパーティ製のクライアント アプリケーションを各サーバに個別にサブ
スクライブする必要があります。
MediaSense 管理には、MediaSense クラスタ内のプライマリ サーバとセカンダリ サーバ間のイベ
ントの転送をイネーブルまたはディセーブルにするクラスタワイドのプロパティが用意されてい
ます。 デフォルトでは、転送はディセーブルになっているため、すべてのイベント通知を受信す
るためにこの機能を明示的にイネーブルにする必要があります。 この機能をイネーブルにする
と、両方のサーバで生成されたイベントが受信されます。2 つのサーバのそれぞれを明示的にサ
ブスクライブする必要はありません。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
79
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
(注)
サードパーティ製クライアントは、いずれかのサーバまたは両方のサーバでイベント通知の受
信を開始するためにプライマリ サーバとセカンダリ サーバのいずれかにサブスクライブする
必要があります。 イベント転送をイネーブルにすると、サードパーティ製クライアントは、
すべてのイベントを取得するために1つのサーバ(プライマリまたはセカンダリのいずれか)
にのみサブスクライブできます。
MediaSense クラスタのプライマリ サーバとセカンダリ サーバ間のイベント転送をイネーブルにす
るには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
MediaSense 管理で、[System] > [Event Management] を選択します。
[MediaSense Event Management] Web ページが表示されます。
ステップ 2
[Event Management] Web ページで、[Enabled Event Forwarding] チェックボックスをオンにして、こ
のクラスタ内のプライマリサーバとセカンダリサーバ間のイベント転送をイネーブルにします。
[Save] をクリックします。
サードパーティ製クライアントは、両方のサーバのすべてのイベントの通知を受信します(この
機能をイネーブルにサーバに関係ありません)。
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
Cisco Unified Border Element(CUBE)の展開モデルによって、MediaSense はすべての MediaSense
ユーザに対して Unified CM 認証が必要です。 すべての Unified CM ユーザ ID の制限が適用されま
す。
Unified CM ユーザの管理
Administrative XML Layer(AXL)認証を使用して、Unified CM クラスタを入力し、クラスタ内の
Unified CM サーバのリストを取得できます。 AXL 認証中に、Unified CM パブリッシャがオフラ
インまたは使用不能の場合、AXL 認証の次に使用可能な Unified CM サブスクライバを提供できま
す。 AXL 管理者のユーザ名は、そのクラスタの Unified CM 管理者のユーザ名と同じではない場
合があります。 Unified CM の標準 Unified CM 管理者グループおよび「標準 AXL API アクセス」
ロールに AXL 管理者のユーザ名が追加してください。
CUBE 展開に MediaSense サーバを使用する前に、次のタスクを実行します。
• MediaSense を設定する前に、必要な Unified CM クラスタとユーザを設定し、配置します。
Unified CM のマニュアル(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_
maintenance_guides_list.html)を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
80
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
• Unified CM 認証に関する詳細については、[Supported Deployments] セクションを確認してく
ださい。
• Unified CM の IP アドレス、AXL 管理者のユーザ名、および AXL 管理者パスワードを確認
し、MediaSense インストール後のタスクを完了します。
CUBE に対応する Cisco MediaSense のプロビジョニング
Unified CM で AXL ユーザを作成したら、Unified CM AXL ユーザを MediaSense API ユーザとして
選択し、割り当てることにより、MediaSense UI を使用して Unified CM ユーザ(複数可)を割り
当てる必要があります。
注意
サードパーティ製 SIP デバイスとの相互運用性を向上させるために、CUBE ダイヤルピアは発
信音声およびビデオ コールのアーリー オファーをイネーブルにします(デフォルト)。
MediaSense 配置で、このデフォルトのアーリー オファーを変更しないでください。
MediaSense が CUBE 展開用にプロビジョニングされていることを確認するには、次のタスクを実
行します。
• AXL サービス プロバイダーの選択, (56 ページ)
• Unified CM サービス プロバイダーの切り替え, (58 ページ)
• Cisco MediaSense 配置用のユーザのプロビジョニング , (60 ページ)
(注)
任意の CUBE 展開に対して、MediaSense のコール制御サービス プロバイダーを設定する必要
はありません。
CUBE と Cisco MediaSense のセットアップ
CUBE アプリケーションは、CLI を使用して CUBE にアクセスし、設定して、MediaSense でのメ
ディア録音をイネーブルにします。
MediaSense 対応 CUBE にアクセスし、設定するには、この項で説明する作業を実行します。
• CUBE ゲートウェイのアクセシビリティ, (82 ページ)
• CUBE ビュー コンフィギュレーション コマンド, (82 ページ)
• グローバル レベルの相互運用性と MediaSense のセットアップ, (82 ページ)
• ダイヤルピア レベルの設定, (84 ページ)
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
81
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
CUBE ゲートウェイのアクセシビリティ
CUBE にアクセスするには、SSH または Telnet を使用してセキュアな通信をイネーブルにします。
SSH または Telnet セッションでは、認証に IP アドレス、ユーザ名、およびパスワードが必要で
す。 これらの詳細情報は、CUBE 管理者から取得できます。 詳細については、次の表と http://
www.cisco.com/go/cube から入手できるで CUBE のマニュアルを参照してください。
表 4:CUBE アクセス情報
フィールド
説明
IP address
CUBE ゲートウェイの IP アドレス。
Username
ゲートウェイ デバイスに設定されているユーザ名。
Password
このユーザ名に対して設定されているパスワード。
CUBE ビュー コンフィギュレーション コマンド
CUBE 設定タスクを開始する前に、既存の CUBE の設定を表示し、確認してください。
次の表に、既存の CUBE の設定を表示し、確認するために関連する IOS ベースの(CLI)コマン
ドを示します。
表 5: CUBE の設定を表示する IOS コマンド
コマンド
説明
show running-config
この CUBE ゲートウェイの既存の設定を表示し
ます。
show startup-config
この CUBE ゲートウェイの起動設定を表示しま
す。
show version
この CUBE ゲートウェイで使用される IOS バー
ジョンを表示します。
show call active voice summary
アクティブな SIP コールの数を表示します。
グローバル レベルの相互運用性と MediaSense のセットアップ
MediaSense との相互運用性を許可するには、ダイヤルピア レベルまたはグローバル コンフィギュ
レーション レベルで、CUBE コンフィギュレーションを追加する必要があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
82
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
グローバル レベルの設定
手順
ステップ 1
SSH または Telnet を使用して CUBE ゲートウェイに接続します。
ステップ 2
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
cube# configure terminal
Enter configuration commands, one per line.
cube(config)#
ステップ 3
End with CNTL/Z.
VoIP 音声サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
cube(config)# voice service voip
cube(config-voi-serv)#
ステップ 4
通話料金詐欺セキュリティが正しく設定されていない場合、コールは 403 Forbidden 応答によって
拒否される可能性があります。 ソリューションは、信頼できるエンドポイントとして IP アドレス
を追加されるはずです。そうでない場合、次のコンフィギュレーション エントリを使用して IP ア
ドレスによる信頼できるリストの認証をすべてディセーブルにします。
cube(config-voi-serv)# no ip address trusted authenticate
ステップ 5
CUBE と CUBE 冗長性を有効にします。
cube(config-voi-serv)#
cube(config-voi-serv)#
cube(config-voi-serv)#
cube(config-voi-serv)#
cube(config-voi-serv)#
mode border-element
allow-connections sip to sip
sip
asymetric payload full
video screening
上記の例では、最後の 3 行は、ビデオ コールが CUBE を通過する場合にのみ必要です。
ステップ 6
この時点で、CUBE の設定を保存し、CUBE をリブートする必要があります。
注意
CUBE のリブートは、オフピーク時間中に行ってくださ
い。
a) CUBE の設定を保存します。
cube# copy run start
b) CUBE をリブートします。
cube# reload
ステップ 7
CUBE をリブート後、メディア クラスを設定して録音するコールを指定します。
cube(config-voi-serv)# media class 3
cube(config-voi-serv)# recorder parameter
cube(config-voi-serv)# media-recording 3000
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
83
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
ステップ 8
VoIP 音声サービス コンフィギュレーション モードを終了します。
cube(config-voi-serv)# exit
ステップ 9
1 つの音声コーデック クラスを作成し、5 つのコーデックを取り込みます(ビデオ用の 1 つを含
む)。 これらのコーデックは、着信/発信ダイヤルピアによって、音声クラスを指定するために使
用されます。
cube(config)#
cube(config)#
cube(config)#
cube(config)#
cube(config)#
cube(config)#
voice
codec
codec
codec
codec
video
class codec 3
preference 1 mp4a-latm
preference 2 g711ulaw
preference 3 g722-64
preference 4 g729br8
codec h264
上記の例では、最初のコーデックの優先設定とビデオ コーデックの定義は、AAC-LD/LATM メ
ディアが顧客コール フローの一部の場合にのみ必要になります。
ステップ 10
デバッグを簡素化するため、CUBE の現地時間を MediaSense サーバの現地時間と同期させる必要
があります。
たとえば、NTP サーバを 10.10.10.5 に指定した場合、CUBE では次のコマンドを使用します。
cube(config)#
cube(config)#
ntp update-calendar
sntp server 10.10.10.5
ダイヤルピア レベルの設定
(注)
ここでは、設定例について説明します。 CUBE は、さまざまな方法で展開できます。
CUBE の各 MediaSense 展開には、以下の 3 つのダイヤルピアが含まれています。
• 着信ダイヤルピア:この例では、一意の名前は 1000 です
• 発信ダイヤルピア:この例では、一意の名前は 2000 です
• 分岐ダイヤルピア:この例では、一意の名前は 3000 です
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
84
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
この手順を開始する前に、これらの 3 つのダイヤルピアの詳細を CUBE 管理者から入手してくだ
さい。
(注)
これらの 3 つのダイヤルピアを設定する順序は重要ではありません。
MediaSense 配置に対応する CUBE ダイヤルピアの設定
この手順は、3 つのダイヤル ピアの設定方法の例を示します。 使用される特定の名前および値
は、説明のみを目的として使用されています。
注意
この手順は、実際の CUBE にマニュアルに置き換わるものではありません。 MediaSense 用の
CUBE の設定に関する詳細情報を説明するチュートリアルです。 最新情報については、http://
www.cisco.com/go/cube から入手できる CUBE のマニュアルを参照してください。
手順
ステップ 1
着信ダイヤルピアでメディア分岐を設定します。
a) 着信ダイヤルピアに固有の名前を割り当てます。 この例では、名前は「1000」に設定されま
す。
cube(config)# dial-peer voice 1000 voip
このコマンドによってダイヤルピア コンフィギュレーション モードに移行し、「1000」とい
う名前の VoIP ダイヤルピアに設定します。
b) この着信ダイヤルピアのセッション プロトコルを「sipv2」に指定します(この値は任意では
ありません)。
cube(config-dial-peer)# session protocol sipv2
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
85
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
このコマンドは、エンドポイントの SIP セッション プロトコルが動作し、コールの処理に使用
できるかどうかを判定します。 セッション プロトコルと VoIP レイヤは、IP レイヤに応じて最
適なローカル アドレスを設定し、複数のインターフェイスが宛先アドレスへのルートをサポー
トできる場合でも、このアドレスをシグナリング、メディア、または両方の送信元アドレスと
して使用します。
c) 着信コールの SIP Invite URL を指定します。 この例では、着信、録音可能コールは 6 桁である
とします。 ここでは、最初の 3 桁に「123」を割り当て、最後の 3 桁は発信者が(ダイヤルす
る宛先 DN の一部として)任意に選択できるようにします。 このコマンドは、着信コールをダ
イヤルピアと関連付けます。
cube(config-dial-peer)# incoming called-number 123...$
d) 複数のコーデックを使用する場合は、コーデックの選択順序を定義する音声クラスを作成する
必要があります。これにより、各ダイヤルピアにクラスを適用するために音声クラスを適用で
きます。 この例では、使用されているタグは「1」です。
cube(config-dial-peer)# voice-class codec 1
このタグは、このコーデックを一意に識別します。 範囲は 1 ~ 10000 です。
e) コールを転送する場合、MediaSense にメタデータを伝播する必要があります。これを実行する
には、このダイヤルピアの出力ヘッダー内の PAI ヘッダーへの転送をイネーブルにします。
cube(config-dial-peer)# voice-class sip asserted-id pai
f) 着信ダイヤルピアを通過するすべてのコールが分岐できるように指定します。 グローバル分岐
をセットアップするために使用する番号と同じ番号を使用します(「グローバル レベルの設
定」を参照)。 この例では、メディア クラスの番号は「3」です。
cube(config-dial-peer)# media-class 3
g) この着信ダイヤルピアの設定を終了します。
cube(config-dial-peer)# exit
cube(config)#
ステップ 2
発信ダイヤルピアを設定します。
a) 発信ダイヤルピアに固有の名前を割り当てます。 この例では、名前は「2000」に設定されま
す。
cube(config)# dial-peer voice 2000 voip
このコマンドによってダイヤルピア コンフィギュレーション モードに移行し、「2000」とい
う名前の VoIP ダイヤルピアに設定します。
b) この発信ダイヤルピアのセッション プロトコルを「sipv2」に指定します(この値は任意では
ありません)。
cube(config-dial-peer)# session protocol sipv2
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
86
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
c) 着信側番号に対応する宛先を指定します。 この例では、「123...」です。
cube(config-dial-peer)# destination-pattern 123...$
d) 複数のコーデックを使用する場合は、コーデックの選択順序を定義する音声クラスを作成する
必要があります。これにより、各ダイヤルピアにクラスを適用するために音声クラスを適用で
きます。着信ダイヤルピアと同じタグを使用します。この例では、使用されているタグは「1」
です。
cube(config-dial-peer)# voice-class codec 1
e) このコールに対してプライマリ宛先を指定します。 この例では、宛先を「ipv4:10.1.1.10:5060」
に設定します。
cube(config-dial-peer)# session target ipv4:10.1.1.10:5060
f) この発信ダイヤルピアの設定を終了します。
cube(config-dial-peer)# exit
cube(config)#
ステップ 3
分岐ダイヤルピアを設定します。
a) 分岐ダイヤルピアに固有の名前を割り当てます。 この例では、名前は「3000」に設定されま
す。
cube(config)# dial-peer voice 3000 voip
このコマンドによってダイヤルピア コンフィギュレーション モードに移行し、「3000」とい
う名前の VoIP ダイヤルピアに設定します。
(任意)任意の英語フレーズを使用して、このダイヤルピアが実行する内容の説明を入力しま
す。
cube(config-dial-peer)# description This is the forking dial-peer
b) この分岐ダイヤルピアのセッション プロトコルを「sipv2」に指定します(この値は任意では
ありません)。
cube(config-dial-peer)# session protocol sipv2
c) 任意の宛先パターンを指定します(ワイルドカードは使用できません)。 この CUBE から録
音されるコールが、この内線番号から発信されたように表示されます (MediaSense 着信コー
ル構成テーブルでは、この番号はアドレス フィールドに対応します)。この例では、「3000」
に設定します。
cube(config-dial-peer)# destination-pattern 3000
d) 複数のコーデックを使用する場合は、コーデックの選択順序を定義する音声クラスを作成する
必要があります。これにより、各ダイヤルピアにクラスを適用するために音声クラスを適用で
きます。 着信ダイヤルピアと同じタグを使用します。 この例では、「1」です。
cube(config-dial-peer)# voice-class codec 1
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
87
MediaSense の管理と設定
Cisco Unified Border Element による MediaSense のセットアップ
e) MediaSense 拡張サーバの 1 つの IP アドレスを、CUBE トラフィックの宛先として指定します
(該当する場合)。 この例では、IP アドレス 10.2.2.20 の MediaSense サーバを使用します。
(注)
これらのサーバは CUBE の負荷を伝送するため、このステップではプライマリまた
はセカンダリ MediaSense サーバを使用することを避けてください。データベース
サーバへの負荷の追加を回避することをお勧めします。
cube(config-dial-peer)# session target ipv4:10.2.2.20:5060
f) MediaSense と通信するセッション転送タイプ(UDP または TCP)を設定します。 デフォルト
は UDP です。 session transport コマンドで指定するトランスポート プロトコルと transport コマ
ンドで指定するプロトコルは同一である必要があります。
cube(config-dial-peer)# session transport tcp
g) エンドポイント間の接続をモニタするハートビート メカニズムを設定します。
汎用ハートビート メカニズムでは、Cisco Unified Border Element が MediaSense サーバまたはエ
ンドポイントの状態をモニタし、ハートビート障害が発生した場合にダイヤルピアをタイムア
ウトするオプションを提供できます。
(注)
同じ宛先パターンに代替ダイヤルピアを設定した場合、コールは次の優先ダイヤル
ピアにフェールオーバーします。 それ以外の場合、コールは拒否されます。 フェー
ルオーバー ダイヤルピアを設定していない場合、キープアライブ オプションを設定
しないでください。
cube(config-dial-peer)# voice-class sip options-keepalive
h) CUBE が INVITE のマルチパート ボディを MediaSense に送信しないようにしてください。
cube(config-dial-peer)# signaling forward none
i) この分岐ダイヤルピアの設定を終了します。
cube(config-dial-peer)# exit
cube(config)#
j) コンフィギュレーション モードを終了します。
cube(config)# exit
cube#
k) CUBE の設定を保存します。
cube# copy run start
CUBE 展開のログ コマンド
Cisco Unified Border Element(CUBE)は、コールが失敗するエラーを記録し、デバッグ メッセー
ジとログ メッセージにタイムスタンプも適用します。 次の表に、便利なログ コマンドの一部を
示します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
88
MediaSense の管理と設定
MediaSense Serviceability へのアクセス
(注)
ミリ秒単位のタイムスタンプによって、相互に関連するさまざまなデバッグ イベントのタイ
ミングを詳細に示すことができます。 ミリ秒単位のタイムスタンプは、パフォーマンスの問
題を実証するために使用しないでください。代わりに、イベントが発生したときに相対的な情
報を入手するために使用してください。
表 6: CUBE 展開用の便利なログ コマンド
コマンド
説明
service timestamp debug datetime msec
さまざまなデバッグ イベントに対して、ミリ秒
(msec)単位のタイムスタンプを指定します。
localtime show-timezone
service timestamps log datetime msec
localtime show-timezone
さまざまなログ イベントに対して、ミリ秒
(msec)単位のタイムスタンプを指定します。
localtime logging buffered 1000000
CUBE ログイン用のメモリ割り当てを指定しま
す。
no logging rate-limit
すべてのログ メッセージが記録されるように指
定します。
no logging console
ログ メッセージがコンソールに表示されないよ
うに指定します。
MediaSense Serviceability へのアクセス
MediaSense 管理のインストール後の設定が完了すると、MediaSense Serviceability にログインでき
ます。
手順
ステップ 1
MediaSense Serviceability にアクセスします。
次のいずれかの方法で、MediaSense Serviceability にアクセスできます。
• MediaSense がサポートする Web ブラウザ セッションで、次の URL を入力します:
http://servername/oraservice。ここで、servername は MediaSense をインストールしたサーバの
IP アドレスです。
• [Administration] ウィンドウの右上隅にある [Navigation] ドロップダウン メニューから、[Cisco
MediaSense Serviceability] を選択し、[GO] をクリックします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
89
MediaSense の管理と設定
MediaSense Serviceability
ステップ 2
自己署名セキュリティ証明書を承認するように求めるセキュリティアラートメッセージが表示さ
れます。このセキュリティ証明書は、サーバにセキュア接続するために必要です。必要なボタン
をクリックします。
すでにセキュリティ証明書がインストールされている場合、このセキュリティ メッセージは表示
されない場合があります。
[Authentication] ページが表示されます。
ステップ 3
シングル サインインのユーザ名とパスワードを入力し、[Log in] をクリックします。
(注)
すでに MediaSense にログインしている場合、再度ログインせずに MediaSense Serviceability
にアクセスできます。
正常にログインすると、[Welcome] ページが表示されます。 [Welcome] ページには、製品のバー
ジョン番号、商標、著作権、および暗号化に関する情報が表示されます。
MediaSense Serviceability
[MediaSense Serviceability] メニュー バーには、次のオプションが用意されています。
• [Trace]:MediaSense コンポーネントのログとトレースの設定を行います。 イネーブルにする
と、Unified Unified Real-Time Monitoring Tool(Unified RTMT)を使用してトレース情報を収
集および表示することができます。
• [Tools]:Unified RTMT プラグインなどのシステム ツールへのアクセス、ネットワーク サー
ビスの管理、および機能サービスの制御を可能にするオプションが含まれています。
• [Help]:MediaSense のオンライン ヘルプへのアクセスを可能にします。
必要な管理インターフェイスに移動後、次のいずれかのオプションを選択します。
◦ 単一ウィンドウ用のドキュメントを表示するには、[Help] > [This Page] を選択します。
◦ サーバで実行されている管理のバージョンを確認するには、[Help] > [About] をクリック
するか、ウィンドウの右上隅にある [About] リンクをクリックします。
◦ このリリースのすべてのマニュアルの最新バージョンを確認するには、[Help]>[Cisco.com]
をクリックします。
外部ネットワークに接続されている場合、このリンクは MediaSense のホーム ページ
(http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/tsd_products_support_series_home.html)に
接続します。
◦ このリリースのトラブルシューティングのヒントの最新バージョンを確認するには、
[Help] > [Troubleshooting Tips] をクリックします。
外部ネットワークに接続されている場合、このリンクは MediaSense の [Troubleshooting]
ページ(http://docwiki.cisco.com/wiki/Troubleshooting_Cisco_MediaSense)に接続します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
90
MediaSense の管理と設定
トレース設定
トレース設定
このセクションでは、MediaSense Serviceability Administration でのトレースの使用について説明し
ます。
トレース ファイル
トレース ファイルは、MediaSense コンポーネントからのアクティビティを記録するログ ファイル
です。トレースファイルでは、システムに関する特定の詳細情報を取得できるため、問題をトラ
ブルシューティングできます。 MediaSense システムは、さまざまなサービスのトレース情報を生
成できます。 生成された情報はトレース ファイルに保存されます。 トレース ファイルのサイズ
を制御するために、情報を収集するサービスと収集する情報のレベルを指定できます。
トレース情報は、問題をデバッグするために、主に開発者によって使用されます。 各 MediaSense
サービスは、複数のコンポーネントで構成できます。各コンポーネントは、複数のトレースフラ
グで構成できます。 各コンポーネントまたは必須フラグのトレースをイネーブルまたはディセー
ブルにできます。 ログとは異なり、トレース ファイルは 1 レベルにのみ書き込まれます。 この
セクションでは、MediaSense Serviceability Administration のトレース設定要件について説明しま
す。
注意
MediaSense 管理が MediaSense コンフィギュレーション サービスに接続できない場合、デフォ
ルトのトレース設定を使用します。 MediaSense コンフィギュレーション サービスがディセー
ブルまたは停止した場合、トレースの構成情報は対応するユーザ インターフェイスのページ
に表示されません。 同様に、トレース設定が任意のサービスで使用できない場合、ユーザ イ
ンターフェイスのページに、そのサービスの情報は表示されません。
トレースとロギングの違いは次のとおりです。
• トレース:デフォルトで、トレース フラグはログに出力されない詳細な、開発者指向情報を
含みませんが、ロギングが増加した場合にのみ問題をデバッグすることができます。
• ロギング:ログ メッセージは、常にログに出力され、重大なエラー状態に対して正常なシス
テム動作のすべてを示す、定義済みかつより高いレベルのメッセージです。
トレース ログ レベル
トレース フラグ情報は、コンフィギュレーション データベースに保存されます。
ログ レベルは、各サービスに対して生成される MediaSense メッセージ レベル(info および debug)
を識別します。 各サービス コンポーネントの現在有効なログ レベルは、[Trace Configuration] 画
面のオプション ボタン([Log Level] カラム)で識別されます。 現在有効なトレース フラグは
[Trace Configuration] 画面のチェック マーク([Enabled] カラム)で識別されます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
91
MediaSense の管理と設定
トレース設定
(注)
Perfmon エージェント ネットワーク サービスのログ レベルまたはトレース マスクはありませ
ん。
注意
メディア サービスは動的なトレース レベルの変更をサポートしていないため、このサービス
のトレース ファイルを作成したり、表示したりすることはできません。 メディア サービスの
トレース フラグは TAC のみが使用し、エンド ユーザは使用できません。
MediaSense のログ情報は、次の出力ファイルで提供されます。
• ORASERVICE-oraservice.<yyyy-MM-dd>T<HH-mm-ss.SSS>.startup.log:debug および info メッ
セージが含まれます(debug および info メッセージ レベルの詳細については、上記の
MediaSense ログ レベルのテーブルを参照してください)。
• Error-oraservice.<yyyy-MM-dd>T<HH-mm-ss.SSS>.startup.log:システム状態のみが含まれます。
これらの各ファイルは、デフォルトで 50 メガバイト(MB)の最大ファイル サイズがあります。
ログ ファイルのサイズとファイル数は設定できません。
トレース フラグ
各サービスコンポーネントには、対応するトレースフラグを持つさまざまな論理ディビジョンが
あります。 問題が発生するたびに最低レベルのロギング情報を確実にキャプチャするために、
MediaSense のインストール時に特定のトレース フラグのセットがデフォルトでイネーブルになり
ます。 トレース フラグを有効にするには、対応するコンポーネントのログ レベルを DEBUG に設
定する必要があります。 したがって、ほとんどのコンポーネントのログ レベルは、MediaSense シ
ステムのインストール時にデフォルトで DEBUG に設定されます。
各コンポーネント内のコンポーネント全体または特定のトレース フラグをイネーブルにできま
す。 同じクラスタ内のさまざまな MediaSense サービスにさまざまなログ レベル値(info または
debug)を設定することもできます。
MediaSense Serviceability Administration は MediaSense サービス コンポーネント内の各トレース フ
ラグのリストを示します。
注意
このサービスは動的なトレース レベルの変更をサポートしていないため、メディア サービス
のトレース ファイルを作成することはできません。
以下のリストは、デフォルトでイネーブルになる必須トレース フラグを持つコンポーネントを示
します。
• MediaSense API サービス:
◦ AMS システム
◦ メソッドの開始と終了
◦ SIP アダプタ
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
92
MediaSense の管理と設定
トレース設定
• MediaSense コール制御サービス:
◦ DEBUG
• MediaSense コンフィギュレーション サービス:
◦ コンフィギュレーション サービスのデータ アダプタ
◦ コンフィギュレーション サービスのコア
◦ コンフィギュレーション サービス AXL インターフェイス
◦ システム
◦ コンフィギュレーション通知
• MediaSense サービスアビリティの管理:
◦ システム アクティビティ
◦ コンフィギュレーション サービスの相互作用
◦ システム サービスの相互作用
◦ 監査情報
◦ クラスタリング アクティビティ
◦ コントローラ クラスのアクティビティ
• MediaSense 管理:
◦ 管理サービス コア
◦ DB アクセス
◦ 一般的な ORA 管理ユーザ インターフェイス
◦ 管理コンフィギュレーションの更新
◦ 管理ユーティリティ
• MediaSense ストレージ管理エージェント:
◦ DEBUG
トレース ファイルの場所
トレース ファイルには、各サービスに関する情報が含まれています。
各サービスのトレース ファイルに含める情報を設定後、Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)
の [Unified Communications Trace and Log Central] オプションを使用して、トレース ファイルを収
集および表示できます。 Trace and Log Central は、トレース ファイルへのアクセスを管理および
提供する Unified Communications コンポーネントです。 サービスが起動すると(ポストインストー
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
93
MediaSense の管理と設定
トレース設定
ル プロセス中)、トレースおよびログ ファイルは、Unified RTMT を起動後、RTMT の [Trace and
Log Central] セクションに表示されます。
詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』(http://
www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html)を参照してくだ
さい。
トレース ファイルの設定情報
注意
デフォルトでは、トレース フラグは、問題が発生した場合に最小限の情報を収集するように
各コンポーネントを設定します。 これらのフラグは、システムのパフォーマンスに影響を与
えることなしに最も多くの情報をキャプチャする値に基づいて選択されます。 場合によって
は、追加のトレース フラグをイネーブルにする必要があります(通常は、Cisco Support の指導
の下で、問題のログの詳細情報を収集してください)。 これらの追加トレース フラグは、シ
ステムのパフォーマンスを低下させる場合があります。 この場合は、情報を収集後、追加ト
レース フラグをディセーブルにします。
トレースファイル情報を設定し、トレースフラグ設定をイネーブルまたはディセーブルにするに
は、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
MediaSense Serviceability Administration から [Trace] > [Configuration] を選択します。
[Trace Configuration] Web ページが開き、設定されたトレース フラグとともに各サービスに対応す
る適用可能なトレース フラグが表示されます。
ステップ 2
サービスごとに、必要なトレース ログ レベルおよびトレース フラグを選択します。
ステップ 3
[Save] をクリックして、設定した内容ごとにトレース ファイルを生成します。
または、[Reset] をクリックして、選択したサービスのデフォルト設定に戻るか、[Cancel] をクリッ
クして、以前の設定に戻ります。
ステップ 4
対応するトレース ファイルの場所から、保存されたファイルを取得します。
トレース ファイルの解釈
MediaSense サーバは、MediaSense コンポーネントをインストールしたフォルダ内のログ フォルダ
にトレース ファイルを保存します。 Unified RTMT を使用してトレース情報を収集し、表示でき
ます。
パフォーマンス ロギング
パフォーマンス ロギング Web ページを使用して、スレッド トレースとメモリ トレースを設定し、
MediaSense クラスタのパフォーマンスをモニタできるようにします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
94
MediaSense の管理と設定
トレース設定
パフォーマンス ロギング Web ページから、次の MediaSense サービス用のスレッド トレースとメ
モリ トレースをダンプできます。
• API サービス
• コンフィギュレーション サービス
• コール制御サービス
• ストレージ管理エージェント
• 管理機能
• 診断
• サービスアビリティの管理
• システム サービス
• Perfmon エージェント
各トレースのダンプは、異なるログ ファイルのさまざまなログ情報を提供します。
• スレッド トレース ダンプ機能は、次の 4 パート(.txt)ファイル名形式で、各サービス(名
前、状態、およびスタック)のすべてのスレッドに関するログ情報を提供します。
diagnostic-threads.<process-id>.<service-id>.<time stamp>.txt
• メモリ トレース ダンプ機能は、次の 4 パート(.hprof)ファイル名形式で、各サービスのメ
モリ情報を提供します。
diagnostic-memory.<process-id>.<service-id>.<time stamp>.hprof
• メモリ トレース ダンプ機能は、次の 4 パート(.txt)ファイル名形式で、各サービスのヒー
プ情報も提供します。
diagnostic-memory.<process-id>.<service-id>.<time stamp>.txt
トレース情報をダンプすると、選択されたサービス(スレッドまたはメモリ)の情報は、そのサー
ビスのログ フォルダに収集されます。 その後、Unified Real-Time Monitoring Tool(Unified RTMT)
を使用して、ログ ファイルをダウンロードできます。
ダンプ トレース パラメータ
手順
ステップ 1
MediaSense Serviceability Administration で、[Trace] > [Performance Logging] を選択します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
95
MediaSense の管理と設定
Serviceability ツール
パフォーマンス ロギング Web ページが開き、設定されたトレース フラグが該当するサービスの
リストとともに表示されます。
ステップ 2
トレース パラメータを収集するのに必要なサービスを選択します。
ステップ 3
[Dump Thread Trace] をクリックして、選択したサービスのスレッド トレース ファイルを生成しま
す。このダンプオプションにより、デッドロックを検出し、スレッドが過剰にリソースを使用す
るか、メモリ不足エラーが発生するかを分析できます。
または、[Dump Memory Trace] をクリックして、選択したサービスのメモリ トレース ファイルを
生成します。 このダンプ オプションにより、Java ヒープで大量のメモリを使用するオブジェクト
を見つけることができます。
これは、選択したサービスのフォルダに対応するログ ファイルを作成します。
ステップ 4
Unified RTMT を使用して、対応するトレース ファイルの場所から保存したファイルを取得しま
す。
Serviceability ツール
問題をトラブルシューティングするには、MediaSense Serviceability と Unified Serviceability でサー
ビスを管理する必要があります。
『Cisco Unified Serviceability Guide』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/
en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
コントロール センターのネットワーク サービス
コントロール センターのネットワーク サービスは自動的にインストールされます。
インストール後、コントロールセンターのネットワークサービスは、クラスタ内の各サーバで自
動的に起動します。 必要に応じて、これらのネットワーク サービスを停止できます。
(注)
• ローカル サーバの時刻は管理インターフェイスに表示されます。 この時間は設定できま
せん。
• SNMP がサポートされていないため、MediaSense リリース 9.0(1) でのみ、Unified
Serviceability Administration の SNMP コミュニティ ストリングを設定できません。 これら
のストリングを設定すると、ホスト リソース エージェントがハングします。
ネットワーク サービスの管理
この情報を使用して、ネットワーク サービスを開始、停止、および再起動します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
96
MediaSense の管理と設定
Serviceability ツール
手順
ステップ 1
[MediaSense Serviceability] メニュー バーから [Tools] をクリックし、[Control Center - Network Services]
を選択します。
[Control Center - Network Services] ウィンドウに表示されるサービスは、各サービスを起動するま
で開始されません。
[Control Center - Network Services] Web ページには、設定可能な MediaSense サービスがデフォルト
サーバ(クラスタ内のプライマリ サーバ)のサービス ステータスとともに表示されます。
注意
他のネットワーク サービスと同様、システム サービスとサービスアビリティの管理は起
動時に動作可能です。 この Web ページから、システム サービスまたは MediaSense サー
ビスアビリティの管理を停止できません。 システム サービスまたはサービスアビリティ
の管理がダウンすると、サービス制御操作は実行できません。 システム サービスまたは
サービスアビリティの管理で問題が発生した場合、utils service, (125 ページ)コマンドを
使用して、これらのサービスを起動または再起動できます。
ステップ 2
サービスを開始、停止、または再起動するには、必要なサービスの名前の前にあるチェックボッ
クスをオンにします。
選択したことを示すチェック マークがチェックボックスに表示されます。
ステップ 3
必要な操作を実行するには、[Start]、[Stop]、または [Restart] ボタンをクリックします。
ステータスセクション(ツールバーの下)に、タスクの完了または対応するエラーメッセージを
示す進捗メッセージが表示されます。
(注)
いつでも、[Refresh] をクリックして、画面をサービスの最新の状態に更新できま
す。
コントロール センターの機能サービス
MediaSense サービスアビリティには、機能サービスを制御する複数のオプションが用意されてい
ます。
機能サービスの管理
この情報を使用して、MediaSense 機能サービスを起動、停止、または再起動します。
手順
ステップ 1
[MediaSense Serviceability] メニュー バーから [Tools] をクリックし、[Control Center - Feature Services]
を選択します。
[Control Center - Feature Services] ウィンドウに表示されるサービスは、各サービスを起動するまで
開始されません。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
97
MediaSense の管理と設定
クラスタ内の他のサーバのサービスアビリティ ユーザ インターフェイスへのアクセス
[Control Center - Feature Services] Web ページには、設定可能な MediaSense サービスがデフォルト
サーバ(クラスタ内のプライマリ サーバ)のサービス ステータスとともに表示されます。
ステップ 2
サービスを開始、停止、または再起動するには、必要なサービスの名前の前にあるチェックボッ
クスをオンにします。
選択したことを示すチェック マークがチェックボックスに表示されます。
ステップ 3
必要な操作を実行するには、[Start]、[Stop]、または [Restart] ボタンをクリックします。
ステータスセクション(ツールバーの下)に、タスクの完了または対応するエラーメッセージを
示す進捗メッセージが表示されます。
(注)
いつでも、[Refresh] をクリックして、画面を最新の状態に更新できま
す。
メディア サービス、コール制御サービス、またはデータベース サービスの再アクティブ化
メディアサービス、コール制御サービス、またはデータベースサービスの再アクティブ化によっ
て、次の結果がもたらされます。
• 再アクティブ化後、再起動する前に既存の録音は利用できません。
• サービスを再アクティブ化してからのみ、新しいコールを録音できます。
(注)
オフピーク時間中にコール制御、データベース、メディア サービスを再アクティブ化するこ
とにより、進行中の録音の中断を最小限に抑えることができます。
クラスタ内の他のサーバのサービスアビリティ ユーザ インターフェ
イスへのアクセス
はじめる前に
MediaSense コンフィギュレーション サービスは、クラスタの詳細が [Cluster Access] Web ページに
表示できるように、プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバのいずれかで [In service] 状態に
なっている必要があります。
手順
ステップ 1
[MediaSense Serviceability] メニューバーから、[Tools] をクリックし、[MediaSense Cluster Access]
を選択します。
[Cisco MediaSense Cluster Access] Web ページに、このクラスタの各サーバで使用可能なリンクが表
示されます。 各サーバは、プライマリ サーバ、セカンダリ サーバ、または拡張サーバとして識
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
98
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
別されます。 対応するリンクを使用して、このサーバの MediaSense Serviceability Administration
に移動します。 これらのサーバのいずれかにログインする必要があります。
ステップ 2
[MediaSense Serviceability Administration の [Authentication] ウィンドウで、ユーザ ID とパスワード
を入力します。 [Sign In] を選択します。
Unified RTMT の管理
このセクションでは、Real-Time Monitoring Tool(Unified RTMT)対応の MediaSense に固有の詳細
について説明します。 クライアント側アプリケーションとして実行される Unified RTMT ツール
は、HTTPS と TCP を使用して MediaSense のシステム パフォーマンスとデバイス ステータスをモ
ニタします。 Unified RTMT は、HTTPS を使用してデバイスに直接接続し、システムの問題をト
ラブルシューティングできます。
Unified RTMT がデスクトップ上のアプリケーションとして動作していない場合でも、パフォーマ
ンス モニタリングなどのタスクの更新はサーバ上でバックグラウンドで続行されます。
注意
VLT プラグインは MediaSense で使用できません。 プラグインは、Cisco VLT が Session Initiation
Protocol(SIP)コールを含むメッセージ ファイルをサポートしていないため使用できません。
警告
MediaSense システム内の最大 3000 のプロセスとスレッドをモニタできます。 [Maximum Number
of Processes and Threads] フィールドは Unified OS の Unified CM で必要になります。 このフィー
ルドは、サーバで実行されるプロセスとスレッドの最大数を指定します。 プロセスとスレッ
ドの合計数が 3000 を超えると、アラームと対応するアラートが生成されます。 詳細について
は、Unified CM のマニュアル(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_
maintenance_guides_list.html)を参照してください。
Unified RTMT のインストールとセットアップ
MediaSense ソフトウェアと互換性のあるコンピュータに Unified RTMT をインストールできます。
MediaSense 管理から Unified RTMT プラグインをインストールするには、Unified RTMT プラグイ
ンのダウンロード, (100 ページ)を参照してください。
(注)
MediaSense でサポートされるハードウェアとソフトウェアの完全なリストを入手するには、
『Hardware & System Software Specification (Bill of Materials) for Cisco Unified Contact Center
Enterprise』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/
custcosw/ps1844/products_user_guide_list.html から入手できます。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
99
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
Unified RTMT プラグインのダウンロード
Unified RTMT プラグインをダウンロードするには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
[Cisco MediaSense Serviceability] メニュー バーで、[Tools] をクリックし、[RTMT Plugin Download]
を選択します。
[Unified RTMT Plugin Download] Web ページが表示されます。
ステップ 2
クライアント マシンの目的の場所に Unified RTMT Plugin の実行可能ファイルをダウンロードする
には、[Download] をクリックします。
ダウンロード手順に従って、Unified RTMT をクライアントにインストールします。
ステップ 3
Unified RTMT の [Welcom] ウィンドウが表示されたら、[Next] をクリックします。
ステップ 4
ライセンス契約に同意するには、[I accept the terms of the license agreement] の横にあるボックスを
オンにして、[Next] をクリックします。
ステップ 5
Unified RTMT をインストールする場所を選択します。 デフォルトの場所を使用しない場合は、
[Browse] をクリックして別の場所に移動します。 [Next] をクリックします。
ステップ 6
インストールを開始するには、[Next] をクリックします。
[Setup Status] ウィンドウが表示されます。 [Cancel] をクリックしないでください。
ステップ 7
インストールを完了するには、[Finish] をクリックします。
Unified RTMT のアップグレード
Unified RTMT は、ユーザ プリファレンスとローカルにダウンロードされたモジュール jar ファイ
ルをクライアントサーバに保存します。また、ユーザが作成したプロファイルをデータベースに
保存します。 このツールのアップグレード後も、Unified RTMT 内のこれらの項目にアクセスでき
ます。
(注)
互換性を確保するため、クラスタ内のすべてのサーバの MediaSense 管理のアップグレードを
完了後、Unified RTMT をアップグレードする必要があります。
Unified RTMT の複数コピーのインストール
1 つのサーバに Unified RTMT の複数のコピーをインストールすることはできません。 このコピー
は、任意の Unified Communications 製品および任意の数の MediaSense クラスタをモニタできます。
別のクラスタ内のサーバをモニタするには、まずサーバからログオフしてから、別のサーバにロ
グインする必要があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
100
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
サーバ ステータスのモニタリング
[Systems] タブを使用して、システムに関連するすべての重要なサービスの一覧を表示し、
[MediaSense] タブを使用して、MediaSense に関連するすべての重要なサービスを定義します。 VOS
を起動すると、これらの重要なサービスがイネーブルになります。
パフォーマンス モニタリング カウンタ
Unified Communications は、リアル タイムで MediaSense をモニタできるパフォーマンス モニタリ
ング(perfmon)カウンタを備えています。 MediaSense は、perfmon カウンタの値を保持します。
Unified RTMT を使用して、カウンタ値を表示できます。
Unified RTMT ユーザ インターフェイスとログの詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring
Tool Administration Guide』を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/
products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
パフォーマンス モニタリング用の Unified RTMT
Unified RTMT は、MediaSense の現在のパフォーマンス情報とアラートをトレースし、表示しま
す。 Unified RTMT は、MediaSense 管理およびサービスアビリティ ソフトウェアと統合されます。
Unified RTMT では、MediaSense クラスタ内のすべてのサーバのパフォーマンスをモニタできま
す。 一連の事前設定されたオブジェクトを継続的にモニタすることもできます。
さらに、Cisco Unified RTMT は、
• パフォーマンス カウンタ値が定義済みしきい値を超えた場合、ポップアップまたは電子メー
ルによるアラートをシステム管理者に送信します。
• ユーザがトラブルシューティング タスクをカスタマイズできるように、モニタするカウン
タ、しきい値設定、アラート通知などの設定を保存および復元します。
• これらを比較できるように、最大 6 つの Perfmon カウンタ値をグラフに表示します。
システム状態と Perfmon カウンタのアラート
Unified RTMT は、事前設定されたアラートとカスタム アラートの両方を Alert Central に表示しま
す。 Unified RTMT は、[System]、[Custom]、および [MediaSense] の複数のタブでアラートを整理
します。 [System] タブと [Custom] タブは Unified CM で使用可能なこれらのタブと同じですが、
[MediaSense] タブは MediaSense に固有です。
MediaSense では、システムの稼働状態を解釈するためにシステム状態が使用されます。 エラーま
たは重大な状況が発生し、システムが最大容量で動作できなくなった場合、その問題を示すシス
テム状態が生成されます。 問題が解決されると、システム状態はクリアされ、システムは通常の
状態に復帰します。 システム状態には、問題に関する情報と問題に対処するための考えられる是
正措置が含まれます。 さまざまな MediaSense ログ メッセージには、ログ メッセージに基づいて
生成およびクリアできるシステム状態があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
101
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
MediaSense のシステム状態のアラートと perfmon カウンタのアラートは、Unified RTMT の Alert
Central ツールの [MediaSense] タブに個別のアラートとして表示されます。 各アラートの説明で
は、システム状態とそれを解決するために指定できるアクションについて説明します。
赤色で示される項目は、アラートが生成されたことを示します。 アラートがクリアされると、ア
ラートによってタイムスタンプが更新されます。 タイムスタンプは、管理者がログインするとき
に目に付くように赤色のままになります。 [Safe] 領域で、[Yes] は正常な状態でアラートが発生し
たことを示し、[NA] は [Safe Range] フィールドがシステム状態に該当しないことを示します。
次の表に、システム状態のアラート(先頭に SC_ を付加)、perfmon カウンタのアラート(先頭
に PC_ を付加)、および各 MediaSense サービス クラス内の対応する説明を示します。
表 7:システム状態と Perfmon カウンタのアラート
サービス
Alert
SC_ = システム状態のアラー
ト
PC_ = perfmon カウンタのア
ラート
説明
推奨処置
Tomcat(config
サービス)
SC_ConfigLostContactWithDB
コンフィギュレー
ション サービスが
データベース サー
ビスとの接続を失
いました。
MediaSense データベース
サービスを確認します。
必要に応じて、再起動し
ます。
SC_ConfigurationOOS
コンフィギュレー
ション サービスが
アウト オブ サービ
スです。
MediaSense データベース
サービスを確認します。
必要に応じて、再起動し
ます。
SC_ConfigurationLostContact
WithAXL
コンフィギュレー
ション サービスが
Unified CM AXL
サーバとの接続を
失いました。
Unified CM AXL の設定を
確認してください。 必要
に応じて変更または再起
動します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
102
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
サービス
Alert
SC_ = システム状態のアラー
ト
PC_ = perfmon カウンタのア
ラート
説明
推奨処置
MediaSense コー
ル制御サービス
SC_RecordingLatencyWarning
録音開始の遅延が
警告しきい値を超
えています。
メディア サーバを確認し
ます。 必要に応じて、再
起動します。
SC_CallControlOOS
コール制御サービ
スがアウト オブ
サービスです。
コール制御サーバを確認
します。 必要に応じて、
再起動します。
SC_CallControlLostContact
WithAPI
コール制御サービ
スが API サービス
との接続を失いま
した。
API サーバを確認しま
す。 必要に応じて、再起
動します。
SC_CallControlLostContact
WithMedia
コール制御サービ メディア サーバを確認し
スがメディア サー ます。 必要に応じて、再
ビスとの接続を失 起動します。
いました。
SC_CallControlLoadCritical
コール負荷が重大
しきい値を超過し
ています。
特定のクラスタ上で録音
用に設定された電話機の
数を減らすか、または
MediaSense サーバを追加
インストールします。
PC_CallControlMaximumHeap
Memory ThresholdReached
MediaSense システ
ムをメモリ不足か
ら保護します。 こ
のカウンタが 128
MB のメモリしきい
値を超えた場合、
システムはアラー
トをトリガーしま
す。
特定のクラスタ上で録音
用に設定された電話機の
数を減らすか、または
MediaSense サーバを追加
インストールします。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
103
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
サービス
Alert
SC_ = システム状態のアラー
ト
PC_ = perfmon カウンタのア
ラート
説明
推奨処置
Tomcat API サー
ビス
SC_APILostContactWith
Database
API サービスがデー
タベース サービス
との接続を失いま
した。
MediaSense データベース
サービスを確認します。
必要に応じて、再起動し
ます。
SC_APIServiceOOS
API サービスがアウ SC_ORA_API_LOST_
ト オブ サービスで CONTACT_WITH_
DATABASE も発生してい
す。
るかどうかを確認しま
す。 発生している場合、
MediaSense データベース
サービスを確認します。
必要に応じて、再起動し
ます。
再起動が行われない場
合、Tomcat(API サービ
ス)を再起動します。
SC_ORA_API_LOST_
CONTACT_WITH_
DATABASE が発生してい
ない場合、Tomcat(API
サービス)を再起動しま
す。
MediaSense シス
テム サービス
SC_SystemServiceOOS
MediaSense デー SC_DatabaseServiceOOS
タベース サービ
ス
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
104
システム サービス システム サービスを確認
がアウト オブ サー します。 必要に応じて、
ビスです。
再起動します。
データベース サー データベース サービスを
ビスがアウト オブ 確認します。 必要に応じ
サービスです。
て、再起動します。
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
サービス
Alert
SC_ = システム状態のアラー
ト
PC_ = perfmon カウンタのア
ラート
説明
MediaSense スト
レージ管理エー
ジェント
SC_DiskSpaceWarning
使用可能なメディ 古い録音の削除を検討し
ア ストレージ レベ てください。
ルが低下していま
す。
SC_DiskSpaceCritical
使用可能なメディ 古い録音を削除して、ス
ア ストレージ レベ トレージ領域を解放しま
ルが非常に低く
す。
なっています。 シ
ステムが新しい要
求の処理に失敗す
る場合がありま
す。
SC_DiskSpaceEmergency
メディア ストレー 古い録音を削除して、ス
ジ領域が使用不能 トレージ領域を解放しま
可能です。 この
す。
サーバは動作しま
せん。
推奨処置
AMC サービスと Unified CM のセットアップ
Unified RTMT クライアントをサポートするには、MediaSense サーバ上で多数のサービスがアク
ティブになり、実行されている必要があります。 AMC サービスは、このようなサービスの 1 つ
です。 このサービスは Unified RTMT をインストール後に自動的に起動し、Unified RTMT クライ
アントが MediaSense サーバからリアルタイムで情報を取得できるようにします。 AMC サービス、
Alert Manager、およびコレクタ サービスによって、Unified RTMT は MediaSense 内のすべてのサー
バからリアルタイムで情報を取得できるようになります。
AMC サービスの状態を表示するには、MediaSense サーバ上で Unified CM Administration に移動
し、[System] > [Service Parameters] を選択します。 その後、必要なサーバを選択し、[Cisco AMC
Service] を選択します。 AMC サービスの詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring
Tool Administration Guide』(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_
guides_list.html)を参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
105
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
注意
(注)
プライマリ MediaSense サーバが何らかの理由でシャット ダウンするか、障害が発生した場合、
セカンダリ MediaSense サーバが正常な状態で引き続き機能します。 この時点で Unified RTMT
クライアントを起動すると、[Alert Central] ウィンドウの [MediaSense] タブが空白のままにな
り、Error polling alert \ status AMC service is down. というメッセージがステータス ペイ
ンに表示される場合があります。 同様に、[System Summary] ペインに、同じ問題に対して、
HTTP request failed. Web Server unreachable. というメッセージが表示される場合がありま
す。 この問題を回避するには、プライマリ Cisco MediaSense サーバのセカンダリ Cisco AMC
Service を設定します。
まず、プライマリ Cisco MediaSense サーバで以下の変更を行います。
Unified CM Administration(プライマリ Cisco MediaSense サーバ内)に移動します。 [System] >
[Service Parameters] を選択します。 次に、ドロップダウン リストからセカンダリ MediaSense サー
バを選択し、最後に [Cisco AMC Service] を選択します。 表示された [Service Parameter Configuration]
Web ページで、[Failover Collector] フィールドの横にあるドロップダウン リストからセカンダリ
MediaSense サーバを選択します。 セカンダリ MediaSense サーバの AMC Service を設定すると、
プライマリ MediaSense サーバがダウンしたときに、セカンダリ サーバがそのサービスを引き継
ぎ、Unified RTMT が Alert Central にアラートの名称を表示します。
(注)
ブラウザ ウィンドウで、次の URL 形式を指定して MediaSense サーバ上で Unified CM
Administration にアクセスできます。http://
<MediaSenseServer-ip-address>/ccmadmin。
Trace and Log Central Unified RTMT のセットアップ
Unified RTMT の Trace and Log Central 機能は、特定の日付範囲または絶対時間でのオンデマンド
トレース収集を設定することができます。ユーザが指定した検索条件を含むトレースファイルを
収集できます。 後で使用できるようにトレース収集条件を保存し、一度繰り返すトレース収集を
スケジュール、ネットワーク上の SFTP または FTP サーバにトレース ファイルをダウンロード
し、クラッシュ ダンプ ファイルを収集できます。 ファイルを収集した後、それらのファイルは、
Unified RTMT 内の対応するビューアで表示できます。 また、リモート ブラウズ機能を使用する
と、トレース ファイルをダウンロードしなくても、サーバ上のトレースを表示できます。 Unified
RTMT に付属する内部ビューアを選択するか、または別の適切なアプリケーションを外部ビュー
アとして選択することで、トレース ファイルを開くことができます。
(注)
Unified RTMT で Trace and Log Central を使用するには、Unified RTMT がネットワーク アドレ
ス変換(NAT)を使用せずに、クラスタ内のすべてのサーバに直接アクセスできることを確認
します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
106
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
ファイルの収集
ファイル収集ツールでは、ファイル収集ウィザードの一部である [Select MediaSense
Services/Application] タブで、必要な MediaSense サービスやアプリケーションを指定できます。 必
要な MediaSense サービスを指定したら、システム サービス/アプリケーションの手順を続行しま
す。指定した検索条件が含まれるトレースファイルを収集し、後で使用するためにトレース収集
条件を保存できます。
クラッシュ ダンプの収集
Unified Serviceability は、ユーザがログイン中のアプリケーションのバージョンに対するログをア
クティブ パーティションに保存し、その他のバージョン(インストールされている場合)に対す
るログは非アクティブ ディレクトリに保存します。
リモート ブラウズのフォルダ名とサービス
.log または .out ファイルを表示するには、次のアプリケーションのいずれかを使用します。
• 必要なファイルを右クリックし、[Open] を選択して、デフォルト ビューアに表示します。
• 必要なファイルを右クリックし、[Open with] を選択して、これらのファイルを表示するため
に使用可能なすべてのアプリケーションを表示します。
注意
MediaSense は QRT Viewer をサポートしていません。
各 MediaSense サービスのリモート ブラウズのフォルダ名(ログおよびトレース ファイルのフォ
ルダ名)は、次の表の 2 番目のカラムに示します。
MediaSense サービスまたはエー
ジェント名
リモート ブラウズのフォルダ名
コール制御サービス
callcontrol
メディア サービス
media
API サービス
ora
コンフィギュレーション サービス oraconfiguration
データベース サービス
oradb
SM エージェント
storagemanagementagent
MediaSense 管理
oraadmin
サービスアビリティの管理
oraservice
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
107
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
注意
MediaSense サービスまたはエー
ジェント名
リモート ブラウズのフォルダ名
システム サービス
systemservice
Perfmon エージェント
perfmonagent
診断
diagnostics
MediaSense は、一部のログ ファイルを GZIP 形式で提供します。 ただし、Unified RTMT では、
トレースおよびログの中央リモート ブラウズ機能はデフォルトでこれらのファイルを表示し
ません。 適切なアプリケーションを追加するか、または .gzip ファイルをダウンロードおよび
保存して、ダウンロードした場所から直接表示することができます。
Perfmon エージェントとカウンタ
perfmon エージェントは MediaSense のパフォーマンスをモニタします。 別のユーザ インタフェー
スは用意されていません。 これは MediaSense Serviceability Administration 内でシームレスに動作
します。 他のネットワーク サービスと同様に、perfmon エージェントは、起動時に使用可能になっ
ています。
perfmon エージェントは、JMX MBeans からパフォーマンス モニタリング カウンタ値を取得し、
これらの値を Unified Communications Manager データベースに書き込みます。
perfmon エージェントは、Unified RTMT の perfmon カウンタ値も記録します。 Unified RTMT を使
用して、最新のカウンタ値と説明を確認し、システム モニタリングで使用できるオブジェクトを
識別できます。
次の表に、perfmon カウンタの分類、名前、および説明を示します。 最初の行には、perfmon カウ
ンタのクラスと名前を示します。 次の行には、カウンタの説明が記載されています。 クラス オ
ブジェクトには、プロセスまたは時間の使用状況がパーセントで表示されることに注意してくだ
さい。
カウンタのクラスと名前
カウンタの説明
クラス:MediaSense コール制御サービス
録音セッション カウンタ
ヒープ メモリ使用率
値が 128 MB のメモリを超えた場合は、アラートを
送信します(MediaSense がメモリ不足にならないよ
うに)。
アクティブなセッションの数
アクティブな録音セッションの数。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
108
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
カウンタのクラスと名前
カウンタの説明
エラーなしで録音されたセッションの数
エラーなしで録音が完了したセッション数。
録音されたが、エラーが発生したセッショ 録音が完了したが、エラーが発生したセッションの
ンの数。
数。
録音セットアップ時間
平均セットアップ遅延
Unified CM からの SIP Invite の最初の受信と、Unified
CM ローリング ウィンドウ時間への SIP 応答との間
の平均遅延(ミリ秒単位)。
最大セットアップ遅延
Unified CM からの SIP Invite の最初の受信と、Unified
CM ローリング ウィンドウ時間への SIP 応答との間
の最大遅延(ミリ秒単位)。
ストリーム ダイアログ API(Unity Connection のビデオ グリーティングで使用される)
開始されたダイアログ
開始されたストリーム ダイアログの総数。
録音開始 API 要求
正常に開始された録音開始要求ストリーム ダイアロ
グの総数。
再生開始 API 要求
正常に開始された再生開始要求ストリーム ダイアロ
グの総数。
通話中のために拒否されたダイアログ
BUSY を返した開始要求ストリーム ダイアログの総
数。
平均録音開始時間
正常に録音操作を開始するまでにかかった平均時間
(ミリ秒単位)。
平均再生開始時間
正常に再生操作を開始するまでにかかった平均時間
(ミリ秒単位)。
平均ダイアログ時間
ストリーム ダイアログがアクティブだった平均時間
(ミリ秒単位)。
最大録音開始時間
正常に録音操作を開始するまでにかかった最大時間
(ミリ秒単位)。
最大再生開始時間
正常に再生操作を開始するまでにかかった最大時間
(ミリ秒単位)。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
109
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
カウンタのクラスと名前
カウンタの説明
最大ダイアログ時間
ストリーム ダイアログがアクティブだった最大時間
(ミリ秒単位)。
完了したダイアログ
完了したストリーム ダイアログの総数。
通話中の平均アクティブ ダイアログ
開始要求ストリーム ダイアログが BUSY を返された
ときにアクティブであったストリーム ダイアログの
(最も近い整数に丸められた)平均数。
クラス:MediaSense メディア サービス
アクティブな再生の数
発信 RTSP セッションの数。
ライブ モニタリング対象コールの数
ライブ モニタリング対象コールに使用されるポート
の数。 ほとんどの場合、1 つのライブ モニタリング
コールが 2 つのポートを使用します。
クラス:MediaSense コンフィギュレーション サービス
認証要求の処理:平均遅延
認証要求を処理するための平均遅延。
認証要求の処理:最大遅延
認証要求を処理するための最大遅延。
要求の合計
シスコでのみ使用。
失敗の合計
MediaSense コンフィギュレーション サービスで発生
した要求の失敗の総数。
クラス:MediaSense API サービス
平均クエリー応答時間
直前の 1 時間の平均クエリー応答時間。
最大クエリー応答時間
直前の 1 時間の最大クエリー応答時間。
応答の総数
成功および失敗した応答の総数。
要求の総数
API サービスによって受信され、保守される要求の
総数。
要求ごとの平均時間
直前の 1 時間にコール制御サービスによって受信さ
れ、保守される要求ごとの平均時間。
要求ごとの最大時間
直前の 1 時間にコール制御サービスによって受信さ
れ、保守される要求ごとの最大時間。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
110
MediaSense の管理と設定
Unified RTMT の管理
カウンタのクラスと名前
カウンタの説明
同時要求の最大数
直前の 1 時間にコール制御サービスによって受信さ
れ、保守される同時要求の最大時間。
進行中の同時要求の総数
直前の 1 時間に進行中の同時要求の総数。
クラス:MediaSense SM エージェント
共通パーティションの使用率
共通パーティションのディスク使用率(%)。
メディア # のパーティションの使用率
各メディアパーティションのディスク使用率(%)。
使用中のオーディオ レコーディング ポー 現在レコーディングで使用されているオーディオ
ト
ポートの数。
使用中のビデオ レコーディング ポート
現在レコーディングで使用されているビデオ ポート
の数。
使用可能なオーディオ ポート
使用可能なオーディオ ポートの数。
使用可能なビデオ ポート
使用可能なビデオ ポートの数。
使用中のオーディオ ポート
現在使用されているオーディオ ポートの数。
使用中のビデオ ポート
現在使用されているビデオ ポートの数。
総 RTSP 再生要求
RTSP 再生要求の数。
直前の 5 分間の総 RTSP 再生要求
直前の 5 分間の RTSP 再生要求の数。
拒否された RTSP 再生要求
拒否された RTSP 再生要求の数。
直前の 5 分間の拒否された RTSP 再生要求 直前の 5 分間の拒否された RTSP 再生要求の数。
総 RTSP モニタリング要求
RTSP モニタリング要求の数。
直前の 5 分間の総 RTSP モニタリング要求 直前の 5 分間の RTSP モニタリング要求の数。
拒否された RTSP モニタリング要求
拒否された RTSP モニタリング要求の数。
直前の 5 分間の拒否された RTSP モニタリ 直前の 5 分間の拒否された RTSP モニタリング要求
ング要求
の数。
総未処理ダウンロード要求
未処理ダウンロード要求の数。
直前の 5 分間の総未処理ダウンロード要求 直前の 5 分間の未処理ダウンロード要求の数。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
111
MediaSense の管理と設定
サーバの IP アドレスの変更
カウンタのクラスと名前
カウンタの説明
拒否された未処理ダウンロード要求
拒否された未処理ダウンロード要求の数。
直前の 5 分間の拒否された総未処理ダウン 直前の 5 分間の拒否された未処理ダウンロード要求
ロード要求
の数。
総変換要求
番号変換の数。
直前の 5 分間の総変換要求
直前の 5 分間の変換要求の数。
拒否された変換要求
拒否された変換要求の数。
直前の 5 分間の拒否された変換要求
直前の 5 分間の拒否された変換要求の数。
クラス:MediaSense データベース サービス
このクラスには、perfmon カウンタはありません。
クラス:MediaSense システム サービス
このクラスには、perfmon カウンタはありません。
クラス:MediaSense 診断
このクラスには、perfmon カウンタはありません。
クラス:MediaSense 管理
このクラスには、perfmon カウンタはありません。
クラス:MediaSense サービスアビリティの管理
このクラスには、perfmon カウンタはありません。
サーバの IP アドレスの変更
MediaSense クラスタ内の完全にインストールされたサーバの IP アドレスを変更するには次の手順
を使用します(この場合、IP アドレスを変更するサーバ上で、セットアップ ウィザードの実行が
完了している必要があります)。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
112
MediaSense の管理と設定
IP アドレス変更のためのシステムの準備
(注)
別のサーバをインストールしている間に、任意のサーバの IP アドレスを変更しないでくださ
い。 完全にインストールされたサーバでのみ、これらの手順を使用してください(インストー
ルに失敗した場合、またはクラスタ内の任意のサーバでインストールが進行中にこれらの手順
を使用しないでください)。
IP アドレス変更のためのシステムの準備
次の作業を実行して、ご使用のシステムで IP アドレスの変更が可能であることを確認します。
手順
ステップ 1
クラスタ内のすべてのサーバをリストし、IP アドレスの使用またはホスト名によってサーバが定
義されているかどうかを確認します。
• プライマリ サーバの MediaSense 管理インターフェイスからリストを確認する場合は、[System]
> [MediaSense Server Configuration] の順に移動します。 クラスタ内のすべてのサーバのリス
トが表示されます。
• プライマリ サーバのコマンドライン インターフェイス(CLI)からリストを確認する場合
は、Show Network Cluster コマンドを発行します。
a) 後で参照するために、このリストの詳細をキャプチャします。
ステップ 2
クラスタ内の各サーバのホスト名と IP アドレスのリストを保存します。
ステップ 3
アクティブな ServerDown アラートをチェックして、クラスタ内のすべてのサーバが稼働し、利用
可能であることを確認します。
Unified RTMT インターフェイスまたはプライマリ サーバの CLI から確認できます。
• Unified RTMT インターフェイスから確認するには、Alert Central にアクセスし、ServerDown
アラートをチェックします。
• プライマリ サーバの CLI から確認するには、file
ServerDown
ステップ 4
search activelog syslog/CiscoSyslog
コマンドを発行し、アプリケーション イベント ログを調べます。
クラスタ内のすべての MediaSense サーバのデータベースの複製ステータスをチェックして、すべ
てのサーバがデータベースの変更を正常に複製していることを確認します。
Unified RTMT インターフェイスまたは CLI コマンドを使用して確認できます。
• Unified RTMT インターフェイス:[Database Summary] にアクセスし、複製ステータスを確認
します。
• CLI:次の例に示すコマンドを入力します。
show perf query class "Number of Replicates Created and State of Replication"
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
113
MediaSense の管理と設定
プライマリ サーバの IP アドレスの変更
==>query class:
- Perf class (Number of Replicates Created and State of Replication)
has instances and values:
ReplicateCount -> Number of Replicates Created
= 344
ReplicateCount -> Replicate_State
= 2
この場合、Replicate_State オブジェクトが値 2 を示すことに注意してください。
以下のリストに、Replicate_State の取りうる値を示します。
• 0 = レプリケーションが開始しない。 サブスクライバが存在していないか、またはサブスク
ライバがインストールされてから Database Layer Monitor サービスが実行されていない。
• 1 = 複製は作成されたが、数が間違っている。
• 2 = レプリケーションは良好である。
• 3 = クラスタ内のレプリケーションは不良である。
• 4 = レプリケーション セットアップが失敗した。
ステップ 5
ネットワーク接続と DNS サーバの設定を確認するには、utils
コマンドを入力します。
diagnose module validate_network
例:
utils diagnose module validate_network
Log file: /var/log/active/platform/log/diag1.log
Starting diagnostic test(s)
===========================
test - validate_network: Passed
Diagnostics Completed
プライマリ サーバの IP アドレスの変更
警告
この手順を実行すると、すべてのサービスが中断されます。 スケジュールされたダウンタイ
ムの間にのみこの手順を実行してください。
クラスタ サーバがホスト名を使用して定義されている場合、この手順を使用して MediaSense プラ
イマリ サーバの IP アドレスを変更します。 IP アドレスを正しく変更するには、この手順のすべ
てのステップを完了する必要があります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
114
MediaSense の管理と設定
プライマリ サーバの IP アドレスの変更
手順
ステップ 1
MediaSense サーバの IP アドレスを変更する前に、IP アドレス変更のためのシステムの準備, (113
ページ)に記載されている説明を確認し、対応してください。
ステップ 2
クラスタ内のすべてのサーバで、utils network host CLI コマンドと show
コマンドを使用して、DNS の変更を他のサーバに伝播します。
tech network hosts CLI
例:
utils network host mcs-sec
Hostname mcs-sec resolves to 10.10.10.136
show tech network hosts
-------------------- show platform network -------------------/etc/hosts File:
#This file was generated by the /etc/hosts cluster manager.
#It is automatically updated as nodes are added, changed, removed
from the cluster.
127.0.0.1 localhost
1 10.10.10.92 mcs-pri.cisco.com mcs-pri
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1
ステップ 3
プライマリ サーバで、set network cluster server ip コマンドを発行し、プライマリ サーバの新
しい IP アドレスを使用して MediaSense クラスタ構成を更新します。
例:
set network cluster server ip 10.10.10.92 10.10.10.135
Setting server ip 10.10.10.92 10.10.10.135
Successful
ステップ 4
show network cluster
コマンドを発行して、暫定クラスタ構成を確認します。
例:
show network cluster
1 10.10.10.135 mcs-pri Primary not authenticated or updated on server
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec Secondary authenticated using TCP since Mon Sep 12
12:33:16 2011
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1 Expansion authenticated using TCP since Mon Sep
12 12:33:06 2011
- 10.194.118.92 mcs-pri.cisco.com mcs-pri Primary authenticated
ステップ 5
プライマリ サーバを含む MediaSense クラスタの各サーバから set network cluster primary ip コ
マンドを発行して、新しいプライマリ IP アドレスをクラスタ内のすべてのサーバに指定します。
例:
set network cluster primary ip 10.10.10.135
Setting primary ip to 10.10.10.135
Successful
ステップ 6
クラスタのすべてのサーバで run sql select name,nodeid from ProcessNode コマンドを入力し、
IP アドレスの変更がセカンダリ サーバと拡張サーバのデータベースに複製されていることを確認
します。 次の例は、このコマンドの出力結果を示しています。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
115
MediaSense の管理と設定
プライマリ サーバの IP アドレスの変更
例:
run sql select name,nodeid from ProcessNode
name
nodeid
================== ======
EnterpriseWideData 1
mcs-pri
2
mcs-sec
3
mcs-exp1
4
ステップ 7
プライマリ サーバを新しいデフォルト ゲートウェイ アドレスを必要とする別のサブネットに移
動する場合は、プライマリ サーバから set network gateway コマンドを発行してデフォルト ゲー
トウェイを変更します。
例:
set network gateway 10.3.90.2
***
W A R N I N G
***
This will cause the system to temporarily lose network connectivity
Do you want to continue ?
Enter "yes" to continue or any other key to abort
yes
executing...
(注)
ステップ 8
デフォルト ゲートウェイを変更する場合は、サブネット マスクも変更する必要があり
ます。 詳細については Unified OS のマニュアルを参照してください。
プライマリ サーバで、set network
い IP アドレスにリセットします。
ip eth0
コマンドを発行して、ネットワーク アダプタを新し
例:
set network ip eth0 <server new ip> <address mask> <gw>
set network ip eth0 10.194.118.137.92 255.255.255.0 10.194.118.1
***
W A R N I N G
***
You must first change the IP Address using the
<set network cluster server> CLI command BEFORE
changing it here or call recording will fail.
This will cause the system to restart.
=======================================================
Note: To recognize the new IP address all nodes within
the cluster must be manually rebooted.
=======================================================
Continue (y/n)? y
このコマンドは、IP アドレスを変更し、プライマリ サーバをリブートします。
ステップ 9
Yes と入力し、Enter キーを押します。
ステップ 10
ローカル名解決ファイルを更新するには、クラスタ内の他のすべてのサーバをリブートします。
hosts、rhosts、sqlhosts、および services を含みます。
(注)
サーバを再起動することで、更新とサービス再起動のシーケンスを適切に実行して、IP
アドレスの変更を有効にすることができます。
このクラスタ内のすべてのサーバで、utils network host コマンドと show tech network hosts コ
マンドを使用して、DNS の変更が他のサーバに伝播されていることを確認します。
ステップ 11
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
116
MediaSense の管理と設定
セカンダリ サーバの IP アドレスの変更
例:
utils network host mcs-pri
Hostname mcs-pri resolves to 10.10.10.135
show tech network hosts
-------------------- show platform network -------------------/etc/hosts File:
#This file was generated by the /etc/hosts cluster manager.
#It is automatically updated as nodes are added, changed, removed from the cluster.
127.0.0.1 localhost
1 10.10.10.135 mcs-pri.cisco.com mcs-pri
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1
ステップ 12
show network cluster
コマンドを発行して、クラスタ構成を確認します。
例:
show network cluster
1 10.10.10.135 mcs-pri.cisco.com mcs-pri Primary
authenticated using TCP since Mon Sep 12 14:43:59 2011
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec Secondary authenticated
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1 Expansion
authenticated using TCP since Mon Sep 12 14:44:05 2011
注意
クラスタが新しい IP アドレス情報を同期するのに少し時間がかかる場合があります。 こ
の間に、このコマンドの出力が部分的情報または不完全な情報を表示する場合がありま
す。
セカンダリ サーバの IP アドレスの変更
警告
この手順では、すべてのサービスが中断されます。 必ずスケジュールされたダウンタイムの
間に変更を行ってください。
クラスタ サーバがホスト名を使用して定義されている場合、この手順を使用して MediaSense セカ
ンダリ サーバの IP アドレスを変更します。 IP アドレスを正しく変更するには、この手順のすべ
てのステップを完了する必要があります。
手順
ステップ 1
MediaSense サーバの IP アドレスを変更する前に、IP アドレス変更のためのシステムの準備, (113
ページ)に記載されている説明を確認し、対応してください。
ステップ 2
プライマリ サーバで、set network cluster server コマンドを発行し、セカンダリ サーバの新しい
IP アドレスを使用して MediaSense クラスタ構成を更新します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
117
MediaSense の管理と設定
セカンダリ サーバの IP アドレスの変更
例:
set network cluster server ip 10.10.10.93 10.10.10.136
Setting server ip 10.10.10.93 10.10.10.136
Successful l
ステップ 3
show network cluster コマンドを発行して、暫定クラスタ構成を確認します。
例:
show network cluster
1 10.10.10.135 mcs-pri.cisco.com mcs-pri Primary
authenticated using TCP since Mon Sep 12 12:53:16 2011
2 10.10.10.136 mcs-sec Secondary not authenticated or updated on server
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1 Expansion
authenticated using TCP since Mon Sep 12 12:53:06 2011
- 10.194.118.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec Secondary authenticated
ステップ 4
set network cluster secondary ip コマンドを発行して、クラスタ内のすべてのサーバを新しいセカン
ダリ サーバの IP アドレスにポイントします。
例:
set network cluster secondary ip 10.10.10.136
Setting secondary ip to 10.10.10.136
Successful
ステップ 5
セカンダリ サーバを新しいデフォルト ゲートウェイ アドレスを必要とする別のサブネットに移
動する場合は、セカンダリ サーバから set network gateway コマンドを発行してデフォルト ゲー
トウェイを変更します。
例:
set network gateway 10.3.90.2
***
W A R N I N G
***
This will cause the system to temporarily lose network connectivity
Do you want to continue ?
Enter "yes" to continue or any other key to abort
yes
executing...
ステップ 6
Yes と入力し、Enter キーを押します。
ステップ 7
クラスタのすべてのサーバで run sql select name,nodeid from ProcessNode コマンドを入力し、IP
アドレスの変更がセカンダリ サーバと拡張サーバのデータベースに複製されていることを確認し
ます。 次の例は、このコマンドの出力結果を示しています。
例:
run sql select name,nodeid from ProcessNode
name
nodeid
================== ======
EnterpriseWideData 1
mcs-pri
2
mcs-sec
3
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
118
MediaSense の管理と設定
セカンダリ サーバの IP アドレスの変更
mcs-exp1
ステップ 8
4
セカンダリ サーバで、set network ip eth0 <server new ip> <address mask> <gw> コマンドを発行し
て、ネットワーク アダプタを新しい IP アドレスに設定します。
例:
set network ip eth0 10.194.118.137 255.255.255.0 10.194.118.1
***
W A R N I N G
***
You must first change the IP Address using the
<set network cluster server> CLI command BEFORE
changing it here or call recording will fail.
This will cause the system to restart
=======================================================
Note: To recognize the new IP address all nodes within
the cluster will have to be manually rebooted.
=======================================================
Continue (y/n)? y
ステップ 9
ステップ 10
MediaSense クラスタ内のすべてのサーバをリブートして、ローカル名解決ファイルを更新します。
hosts、rhosts、sqlhosts、および services を含みます。
(注)
サーバを再起動し、IP アドレスの更新およびサービス再起動シーケンスに対して正しい
順序で変更が行われていることを確認します。
このクラスタ内のすべてのサーバで、utils network host コマンドと show tech network hosts コマ
ンドを使用して、DNS の変更が他のサーバに伝播されていることを確認します。
例:
utils network host mcs-sec
Hostname mcs-sec resolves to 10.10.10.136
show tech network hosts
-------------------- show platform network -------------------/etc/hosts File:
#This file was generated by the /etc/hosts cluster manager.
#It is automatically updated as nodes are added, changed, removed from the cluster.
127.0.0.1 localhost
1 10.10.10.135 mcs-pri.cisco.com mcs-pri
2 10.10.10.136 mcs-sec.cisco.com mcs-sec
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1
ステップ 11
show network cluster コマンドを発行して、暫定クラスタ構成を確認します。
例:
1 10.10.10.135 mcs-pri.cisco.com mcs-pri Primary authenticated using TCP
since Mon Sep 12 14:43:59 2011
2 10.10.10.136 mcs-sec.cisco.com mcs-sec Secondary authenticated
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1 Expansion
authenticated using TCP since Mon Sep 12 14:44:05 2011
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
119
MediaSense の管理と設定
拡張サーバの IP アドレスの変更
拡張サーバの IP アドレスの変更
警告
この手順では、すべてのサービスが中断されます。 スケジュールされたダウンタイムの間に
のみ変更を行います。
クラスタ サーバがホスト名を使用して定義されている場合、この手順を使用して拡張サーバの IP
アドレスを変更します。 IP アドレスを正しく変更するには、この手順のすべてのステップを完了
する必要があります。
手順
ステップ 1
サーバの IP アドレスを変更する前に、IP アドレス変更のためのシステムの準備, (113 ページ)
に記載されている説明を確認し、対応してください。
ステップ 2
プライマリ サーバの CLI から、set network cluster server ip コマンドを発行して、拡張サーバ
の新しい IP アドレスを使用してクラスタ構成を更新します。
例:
set network cluster server ip 10.10.10.100 10.10.10.137
Setting server ip 10.10.10.100 10.10.10.137
Successful
ステップ 3
show network cluster コマンドを発行して、暫定クラスタ構成を確認します。
例:
show network cluster
1 10.10.10.92 mcs-pri.cisco.com mcs-pri Primary authenticated
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec Secondary
authenticated using TCP since Fri Sep 9 08:52:50 2011
3 10.10.10.137 mcs-exp1 Expansion not authenticated or updated on server
- 10.10.10.100 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1 Expansion
authenticated using TCP since Fri Sep 9 11:40:34 2011
ステップ 4
クラスタのすべてのサーバで run sql select name,nodeid from ProcessNode コマンドを発行し、
IP アドレスの変更がセカンダリ サーバと拡張サーバのデータベースに複製されていることを確認
します。 次の例は、このコマンドの出力結果を示しています。
例:
run sql select name, nodeid from ProcessNode
name
nodeid
================== ======
EnterpriseWideData 1
mcs-pri
2
mcs-sec
3
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
120
MediaSense の管理と設定
拡張サーバの IP アドレスの変更
mcs-exp1
ステップ 5
4
拡張サーバを新しいデフォルトゲートウェイアドレスを必要とする別のサブネットに移動する場
合は、拡張サーバから set network gateway コマンドを発行してデフォルト ゲートウェイを変更
します。
例:
set network gateway 10.3.90.2
***
W A R N I N G
***
This will cause the system to temporarily lose network connectivity
Do you want to continue ?
Enter "yes" to continue or any other key to abort
yes
executing...
ステップ 6
拡張サーバから、set network ip eth0 <server
て、拡張サーバの IP アドレスを変更します。
new ip> <address mask> <gw>
コマンドを発行し
例:
set network ip eth0 10.194.118.137 255.255.255.0 10.194.118.1
***
W A R N I N G
***
You must first change the IP Address using the
<set network cluster server> CLI command BEFORE
changing it here or call recording will fail.
This will cause the system to restart
=======================================================
Note: To recognize the new IP address all nodes within
the cluster will have to be manually rebooted.
=======================================================
Continue (y/n)? y
このコマンドは、IP アドレスを変更し、拡張サーバをリブートします。
ステップ 7
Yes と入力し、Enter キーを押します。
ステップ 8
ローカル名解決ファイルを更新するには、クラスタ内の他のすべてのサーバをリブートします。
すべての、hosts、rhosts、sqlhosts、および services を含みます。
(注)
サーバを再起動することで、更新およびサービス再起動シーケンスを適切に実行して、
IP アドレスの変更を有効にすることができます。
このクラスタ内のすべてのサーバで、utils network host コマンドと show tech network hosts コ
マンドを使用して、DNS の変更が他のサーバに伝播されていることを確認します。
ステップ 9
例:
utils network host mcs-exp1
Hostname mcs-exp1 resolves to 10.10.10.137
show tech network hosts
-------------------- show platform network -------------------/etc/hosts File:
#This file was generated by the /etc/hosts cluster manager.
#It is automatically updated as nodes are added, changed, removed from the cluster.
127.0.0.1 localhost
1 10.10.10.92 mcs-pri.cisco.com mcs-pri
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
121
MediaSense の管理と設定
MediaSense クラスタ内の複数の IP アドレスの変更
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1
ステップ 10
show network cluster
コマンドを発行して、クラスタ構成を確認します。
例:
show network cluster
1 10.10.10.92 mcs-pri.cisco.com mcs-pri Primary authenticated
2 10.10.10.93 mcs-sec.cisco.com mcs-sec
Secondary authenticated using TCP since Mon Sep 12 12:33:16 2011
3 10.10.10.137 mcs-exp1.cisco.com mcs-exp1 Expansion
authenticated using TCP since Mon Sep 12 12:33:06 2011
MediaSense クラスタ内の複数の IP アドレスの変更
この手順を使用して、複数の MediaSense サーバの IP アドレスを順番に変更します。 この手順を
使用する場合、一連のコマンドを順番に発行し、一度だけ再起動する必要があります。 クラスタ
内のすべてのサーバの IP アドレスを正しく変更するには、この手順のすべてのステップを完了す
る必要があります。
(注)
この手順の例では、3 サーバ クラスタに書き込まれます。 一度に 1 つのサーバの IP アドレス
を変更する限り、4 サーバまたは 5 サーバのクラスタに対して、この手順を変更できます。
注意
一度に 1 つのサーバでのみ IP アドレスを変更してください。 複数のサーバの IP アドレスを同
時に変更すると、.hosts ファイルと .sqlhosts ファイルの同期が解消される可能性があります。
警告
スケジュールされたダウンタイムの間にのみ変更を行います。 IP アドレスを変更すると、す
べての MediaSense サービスが中断されます。
手順
ステップ 1
MediaSense サーバの IP アドレスを変更する前に、「IP アドレス変更のためのシステムの準備」に
記載された手順を確認してください。
ステップ 2
プライマリ サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
set network cluster server ip <primary current ip> <primary new ip>
set network cluster server ip <secondary current ip> <secondary new ip>
set network cluster server ip <expansion current ip> <expansion new ip>
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
122
MediaSense の管理と設定
MediaSense クラスタ内の複数の IP アドレスの変更
set network cluster primary ip <primary new ip>
set network cluster secondary ip <secondary new ip>
ステップ 3
セカンダリ サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
set network cluster primary ip <primary new ip>
set network cluster secondary ip <secondary new ip>
ステップ 4
拡張サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
set network cluster primary ip <primary new ip>
set network cluster secondary ip <secondary new ip>
ステップ 5
プライマリ サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
run sql select name,nodeid from ProcessNode
ステップ 6
セカンダリ サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
run sql select name,nodeid from ProcessNode
ステップ 7
拡張サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
run sql select name,nodeid from ProcessNode
ステップ 8
プライマリ サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
set network gateway (if required)
set network ip eth0 <primary new ip> <address mask> <gw>
ステップ 9
セカンダリ サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
set network gateway (if required)
set network ip eth0 <secondary new ip> <address mask> <gw>
ステップ 10
拡張サーバで、次のコマンドを発行します。
例:
set network gateway (if required)
set network ip eth0 <expansion new ip> <address mask> <gw>
ステップ 11
MediaSense クラスタの各サーバで、次のコマンドを発行し、クラスタ構成を確認します。
例:
utils network host
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
123
MediaSense の管理と設定
MediaSense コマンドライン インターフェイス(CLI)コマンド
show tech network hosts
show network cluster
MediaSense コマンドライン インターフェイス(CLI)コ
マンド
MediaSense 管理は、インストール完了時にログインすることでイネーブルなる、MediaSense の管
理、設定、および保守を行うプライマリ インターフェイスです。 何らかの理由で MediaSense 管
理にアクセスできない場合、この章で説明する CLI コマンドを使用して特定のタスクを実行でき
ます。
コマンド構文を説明する場合、
• 太字は、基本コマンドに使用されます。
• イタリック体は、構文に含まれる必須パラメータに使用されます(該当する場合)。
• [](ブラケット)は、構文に含まれるオプションに使用されます(該当する場合)。
MediaSense は、このマニュアルに明示的にリストされていないプラットフォーム CLI コマンドを
サポートしません。
CLI アクセス
次のいずれかの方法で、CLI にアクセスできます。
• 直接、VM コンソールのモニタとキーボードを使用する。
• SSH を使用する。
手順
ステップ 1
サインイン プロンプトまたは SSH クライアントのいずれかで、MediaSense 管理者 ID を入力しま
す(プライマリ サーバのインストール時に作成されます)。
ステップ 2
プロンプトが表示されたら、MediaSense 管理者パスワードを入力します。
次のプロンプトで、コマンドを入力して開始します。
『Command Line Interface Reference Guides』およびこの章に記載されている CLI コマンドに加え
て、次のコマンドも入力できます。
• help:サポートされているすべてのコマンドのリストを表示します。 たとえば、特定のコマ
ンドのヘルプを表示するには、help
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
124
utils service list
を入力し、Enter キーを押します。
MediaSense の管理と設定
utils コマンド
• quit:CLI を終了します。
utils コマンド
このセクションでは、MediaSense 固有の utils コマンドについて詳しく説明します。
utils media recording_sessions
utils media recording_sessions file fileName コマンドは、この MediaSense サーバによって処理され
た直前の 100 の録音セッションの詳細リストを含む HTML ファイルを生成します。 このコマンド
を実行する前に、MediaSense コール制御サービスが実行されていることを確認します。 ファイル
は、platform/cli/ フォルダに保存され、file get activelog platform/cli/fileName コマンドを使用
してダウンロードできます。
コマンド:utils media recording_sessions file fileName
詳細:
• file は、情報をファイルに出力する必須パラメータです。
• fileName は、.html ファイルの名前を定義する必須パラメータです。
• このコマンドを発行すると、次の応答が返されます。
MediaSense Call Control Service Recording sessions saved to platform/cli/<filename>.html
You can now download it using: file get activelog platform/cli/<filename>.html
その後、そのディレクトリからファイルを取得し、任意の場所に保存できます。
例:
• utils
media recording_sessions file sessions.html
MediaSense Call Control Service Recording sessions saved to platform/cli/sessions.html
You can now download it using: file get activelog platform/cli/sessions.html
utils service
目的:個々の MediaSense サービスをリスト、起動、停止、または再起動します。
コマンド:utils service operation service_name
詳細:
• operation は、このコマンドで実行される動作のタイプを指定します。
有効な動作は次のとおりです。
◦ start
◦ stop
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
125
MediaSense の管理と設定
utils system maintenance
◦ restart
◦ リスト
• service_name は、指定した動作に必要な MediaSense サービスの名前を指定します。
有効なサービスは次のとおりです。
◦ MediaSense 管理
◦ MediaSense コンフィギュレーション サービス
◦ MediaSense データベース サービス
◦ MediaSense Perfmon エージェント
◦ MediaSense システム サービス
◦ MediaSense 診断
◦ MediaSense API サービス
◦ MediaSense コール制御サービス
◦ MediaSense メディア サービス
◦ MediaSense ストレージ管理エージェント
次に、例を示します。
• utils
service list
• utils
service start MediaSense Configuration Service
utils system maintenance
コマンド utils system maintenance operation は、MediaSense でメンテナンス モードをイネーブルま
たはディセーブルにするか、または MediaSense のメンテナンス モードのステータスを表示しま
す。 メンテナンス モードの間、MediaSense は録音または API 要求を処理することはできません。
メンテナンス モードに入るときに、MediaSense はリブートされます。 ストリーミング アクティ
ビティは突然終了します。 アクティブな録音は CLOSED_ERROR 状態で終了します。 メンテナ
ンス モードがディセーブルになり、その後通常モードに入ると、MediaSense はリブートされま
す。
コマンド:utils system maintenance operation
詳細:operation は、コマンドを実行する動作を指定します。
有効な動作は次のとおりです。
• enable
• disable
• status
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
126
MediaSense の管理と設定
run コマンド
次に、例を示します。
• utils
system maintenance enable
• utils
system maintenance disable
• utils
system maintenance status
run コマンド
このセクションでは、MediaSense 固有の run コマンドについて詳しく説明します。
run db_reset_replication
MediaSense データベース全体のレプリケーションを手動でリセットするプロセスを開始するには、
このコマンドを使用します。リセットプロセスが完了すると、このコマンドはリセットのステー
タスを含むメッセージを返します。 複数ノード クラスタ内でプライマリ サーバに障害が発生し
た場合、このコマンドを使用する必要がある場合があります。
(注)
複数サーバ展開では、セカンダリ サーバでのみこのコマンドを実行できます。
コマンド:run db_reset_replication
詳細:このコマンドには、オプションはありません。
例:
run db_reset_replication
run db_synchronization
このコマンド使用してプライマリ サーバとセカンダリ サーバのデータベースを比較し、データ
ベースが同期していることを確認します。
(注)
複数サーバ展開では、セカンダリ サーバでのみこのコマンドを実行できます。
コマンド:run db_synchronization database_name
詳細:
• database_name は、このコマンドが実行する動作のタイプを指定します。
有効なデータベース名は、次のとおりです。
◦ db_ora_config
◦ db_ora_meta
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
127
MediaSense の管理と設定
set network コマンド
次に、例を示します。
• run
db_synchronization db_ora_config
• run
db_synchronization db_ora_meta
set network コマンド
このセクションでは、MediaSense 固有の set network コマンドについて詳しく説明します。
set network cluster server ip
このコマンドは、特定のサーバの新しい IP アドレスで MediaSense クラスタ コンフィギュレーショ
ンを更新します。 サーバ自体の IP アドレスは変更されません。 プライマリ MediaSense サーバで
のみこのコマンドを発行します。 他のサーバでこのコマンドを発行するとエラーが発生します。
注意
このコマンドは、MediaSense サービスの同期に影響する場合があります。 IP アドレスの変更
手順の一部としてのみこのコマンドを発行してください。 MediaSense サービスは IP アドレス
の変更手順が完了するまで動作しない場合があります。
(注)
このコマンドは、コンフィギュレーション サービスに到達可能であり、プライマリ サーバで
実行される必要があります。
このコマンドを発行する場合、次の 3 つのオプションがあります。 いずれの場合も、必要に応じ
て CLI が成功またはエラーをレポートします。
• 引数なし:このコマンドを引数なしで実行すると、CLI はサーバのリストを表示します。 リ
スト インデックスから必要な番号を入力して、変更するサーバを選択します (この時点で、
q を入力して終了することもできます)。サーバの新しい IP アドレスの入力を求めるプロン
プトが表示されます。
• 1 つの引数を使用:変更するサーバの現在の IP アドレスまたはホスト名を入力します。 CLI
に、サーバの新しい IP アドレスの入力を求めるプロンプトが表示されます。
• 両方の引数を使用:変更するサーバの現在の IP アドレスまたはホスト名を入力し、サーバの
新しい IP アドレスを入力します。
• コマンド特権レベル:1
• アップグレード時の使用:可能
コマンド:set network cluster server ip current_host new_ip
詳細:
• current_host は変更するサーバの IP アドレスまたはホスト名です
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
128
MediaSense の管理と設定
set network cluster primary ip
• new_ip は、サーバの新しい IP アドレスです
次に、例を示します。
• set
network cluster server ip
1) mcs-vm92 (1.1.1.92)
2) 1.1.1.93
3) mcs-vm100 (1.1.1.100)
Enter server to change (1-3, 'q' to quit): 3
Enter new IP address for mcs-vm100 (1.1.1.100): 1.1.1.137
Setting server ip mcs-vm100 (1.1.1.100) to 1.1.1.137
Successful
• set
network cluster server ip mcs-vm100
Enter new IP address for mcs-vm100 (1.1.1.100): 9.9.9.9
Setting server ip mcs-vm100 (1.1.1.100) to 9.9.9.9
Successful
• set
network cluster server ip 1.1.1.100 9.9.9.9
Setting server ip mcs-vm100 (1.1.1.100) to 9.9.9.9
Successful
set network cluster primary ip
このコマンドは、特定のサーバ上のプライマリ サーバの IP アドレス マッピングを設定します。
注意
このコマンドは、MediaSense サービスの同期に影響する場合があります。 IP アドレスの変更
手順の一部としてのみこのコマンドを発行してください。 MediaSense サービスは IP アドレス
の変更手順が完了するまで動作しない場合があります。
• コマンド特権レベル:1
• アップグレード時の使用:可能
コマンド:set network cluster primary ip new_ip
詳細:new_ip はプライマリ サーバの新しい IP アドレスです
例:
set network cluster primary ip 9.9.9.9
Setting primary ip to 9.9.9.9
Successful
set network cluster secondary ip
このコマンドは、特定のサーバ上のセカンダリ サーバの IP アドレス マッピングを設定します。
注意
このコマンドは、MediaSense サービスの同期に影響する場合があります。 IP アドレスの変更
手順の一部としてのみこのコマンドを発行してください。 MediaSense サービスは IP アドレス
の変更手順が完了するまで動作しない場合があります。
• コマンド特権レベル:1
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
129
MediaSense の管理と設定
set network ip eth0
• アップグレード時の使用:可能
コマンド:set network cluster secondary ip new_ip
詳細:new_ip はセカンダリ サーバの新しい IP アドレスです
例:
set network cluster secondary ip 9.9.9.9
Setting secondary ip to 9.9.9.9
Successful
set network ip eth0
イーサネット インターフェイス 0 の IP アドレスを設定します。 イーサネット インターフェイス
1 は設定できません。
このコマンドの実行を続けるかどうかが尋ねられます。
注意
続行すると、システムが再起動されます。
• コマンド特権レベル:1
• アップグレード時の使用:不可
注意
このコマンドは、MediaSense サービスの同期に影響する場合があります。 IP アドレスの変更
手順の一部としてのみこのコマンドを発行してください。 MediaSense サービスは IP アドレス
の変更手順が完了するまで動作しない場合があります。
コマンド:set network ip eth0 server new ip address mask gw
詳細:
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• iserver new ip は、割り当てる新しい IP アドレスを指定します。
• address mask は、割り当てる IP マスクを指定します。
• gw はゲートウェイを指定します。
例:
set network ip eth0 10.194.118.137 255.255.255.0 10.194.118.1
***
W A R N I N G
***
You must first change the IP Address using the
<set network cluster server> CLI command BEFORE
changing it here or call recording will fail.
This will cause the system to restart.
=======================================================
Note: To recognize the new IP address all nodes within
the cluster will have to be manually rebooted.
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
130
MediaSense の管理と設定
show コマンド
=======================================================
Continue (y/n)? y
show コマンド
このセクションでは、MediaSense 固有の show コマンドについて詳しく説明します。
show db_synchronization status
このコマンドは、run db_synchronization コマンドのステータスをモニタします。 データベース
テーブルごとに 1 行とそのテーブルの対応するステータスを表示します。
(注)
複数サーバ展開では、セカンダリ サーバでのみこのコマンドを実行できます。
コマンド:show db_synchronization status database_name
詳細:
• database_name は、コマンドが実行する操作のタイプを指定します。
有効なデータベース名は、次のとおりです。
◦ db_ora_config
◦ db_ora_meta
• この出力には、データベース テーブルごとに、同期チェックの開始および終了時刻、チェッ
クされる行の数、すでに処理された行の数、レプリケーション チェックのステータスが示さ
れます。
レプリケーション チェック カラムには、レプリケーションのステータスが次のように表示
されます。
◦ D = 定義済み
◦ R = 実行中
◦ C = 完了済み
◦ F = 完了済み、ただし不整合
◦ W = 完了待ち
次に、例を示します。
• show
db_synchronization status db_ora_config
• show
db_synchronization status db_ora_meta
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
131
MediaSense の管理と設定
show network cluster
show network cluster
このコマンドは、MediaSense クラスタ内のすべてのサーバのネットワーク情報を表示します。 こ
のコマンドは、各サーバのノード ID、IP アドレス、ホスト名、サーバ タイプ(プライマリ、セカ
ンダリ、または拡張)、サーバ エイリアス(割り当てられている場合)、および認証情報に関す
る詳細情報を表示します。
(注)
すべての詳細情報を表示するには、このコマンドがコンフィギュレーション サービスに到達
可能であり、プライマリまたはセカンダリ サーバが実行されている必要があります。
コマンド:show network cluster
詳細:このコマンドには、オプションはありません。
例:
show network cluster
1 10.10.10.92 mcs_vm92 Primary authenticated
2 10.10.10.93 mcs_vm93.cisco.com mcs_vm93 Secondary authenticated using TCP since Tue Aug
30 14:05:34 2011
3 10.10.10.100 mcs_vm100.cisco.com mcs_vm100 Expansion authenticated using TCP since Tue
Aug 30 14:05:24 2011
show tech call_control_service
このコマンドは、システムで実行される MediaSense コール制御サービスに関する情報を表示しま
す。 MediaSense コール制御サービスは、このコマンドを正常に実行する動作状態にする必要があ
ります。
コマンド:show tech call_control_service detailed
詳細:
• このコマンドを発行すると、このサーバに対する MediaSense コール制御サービスの詳細が
[CLI] ウィンドウに表示されます。
• detailed オプションでは、ダウンロードする情報のタイプを指定します。
このオプションを指定しない場合、システムの起動時間、システム情報、録音セッション情
報、各アダプタの状態、各アダプタの設定情報、および各アダプタの統計情報に関する情報
のみ表示されます。
このオプションを指定すると、上記に指定しシステムの状態の詳細に加えて、すべてのス
レッドの詳細が表示されます。
次に、例を示します。
• show
tech call_control_service
• show
tech call_control_service detailed
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
132
第
4
章
MediaSense のトラブルシューティング
「MediaSense のトラブルシューティングのヒント」wiki では、他のユーザによってすでに報告さ
れた問題の解決に役立つ情報を提供します。
MediaSense API のトラブルシューティングのヘルプについては、『Cisco MediaSense Developer
Guide』の「Before you start working with MediaSense APIs」と「Troubleshooting」のセクションを
参照してください。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
133
MediaSense のトラブルシューティング
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
134
第
5
章
MediaSense の用語
ここでは、一般的に使用される MediaSense の用語を識別し、お客様の参考と理解に役立つよう
に概念コンテキストを提供します。
• 再生, 135 ページ
• ブログの記録, 136 ページ
• メディア分岐, 136 ページ
• セッションおよび録音セッション, 137 ページ
• 共通用語の用語集, 137 ページ
再生
セッションを検索し、内蔵された検索と再生アプリケーションを使用し、または MediaSense API
を使用することによって、各セッションのオーディオ データやビデオ データを再生できます。
API の使用に関する詳細については、『Cisco MediaSense Developer Guide』を参照してください。
このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_programming_reference_
guides_list.html から入手できます。
Real Time Streaming Protocol(RTSP)を使用し、またはレコーディングを .mp4 または .wav ファイ
ルとしてダウンロードすることによって、MediaSense レコーディングを再生できます。
• 再生:内蔵された検索と再生アプリケーションを使用するか、RTSP、.mp4、または .wav 形
式をサポートする任意のプレーヤー(VLC:VideoLAN クライアントなど)で MediaSense レ
コーディングを再生できます。 VLC を使用して分岐されたメディア レコーディングを聞く
場合、一度に 1 つのトラックのみを聞くことができ、同時に両方を聞くことはできません。
• ダウンロード:両方のオーディオ チャネルを聞き、同時にビデオを表示したい場合は、
convertSession API を使用して MediaSense レコーディングを .mp4 または .wav 形式にエクス
ポートします。 この API は、変換されたファイルにアクセスできる URL を返します。 その
後、標準 HTTP アクセス方法を使用して、そのファイルをダウンロードできます。 ダウン
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
135
MediaSense の用語
ブログの記録
ロードされた .mp4 または .wav ファイルを使用して、両方のオーディオ チャネルを聞き、同
時にビデオを表示できます。
.mp4 または .wav 形式への変換によって、ファイルが移植可能になり、任意の場所にコピー
できるようになります。
• クライアント アプリケーションは、セッション クエリー API で downloadUrl パラメータを使
用することにより、MediaSense メディア サービスと直接通信できます。 各 API には、AUDIO
トラックにのみ downloadUrl が用意されています。 MediaSense ビデオ トラックを RAW 形式
でダウンロードすることはできません。 ダウンロードされたレコーディングは、RAW 形式
でのみ使用可能です。
この URL は、sessionState が CLOSED_NORMAL の場合にのみセッション クエリー応答に、
または eventAction が ENDED の場合にのみ sessionEvent に条件付きで存在します。 他の状
態(ACTIVE、DELETED、または CLOSED_ERROR)の他のセッションでは、downloadUrl
は使用できません。 詳細については、『Cisco MediaSense Developer Guide』(http://
www.cisco.com/en/US/products/ps11389/products_programming_reference_guides_list.html)の
「Playing Back Recordings」セクションを参照してください。
ブログの記録
MediaSense では、サポートされる Cisco IP Phone を使用してブログの記録(オーディオおよびビ
デオ)を作成することができます。 記録を作成後、サードパーティ製アプリケーションを使用し
て公開できます。
ブログの記録は、次のいずれかの方法で開始できます。
• ユーザが MediaSense サーバにダイヤルする。
• API 要求に応じて、MediaSense サーバがユーザの電話を呼び出す。
(注)
CUBE 展開は、direct outbound 録音をサポートしていません。
メディア分岐
MediaSense がサポートするすべての Cisco IP Phone には、着信および発信メディア ストリームを
分岐できる組み込みブリッジ(BIB)が装備されています。 MediaSense は、この機能を利用して
分岐された着信および発信メディアを録音します。 メディア分岐の詳細については、Unified CM
のマニュアルを参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/
voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
コール分岐は、電話からではなく CUBE アプリケーション内で実行されるので、CUBE に BIB は
装備されていません。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
136
MediaSense の用語
セッションおよび録音セッション
セッションおよび録音セッション
MediaSense では、セッションは 1 人以上の参加者が関与する録音されたモノローグ、会話、また
は会議です。 MediaSense セッションは Unified CM の録音セッションと同じです。 録音セッショ
ンに関する詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』
を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/partner/products/sw/voicesw/
ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
セッションの参加者は、MediaSense セッションに参加するためにデバイスを使用します。
デバイスは、エンドポイントまたはパーソナル コンピュータなどの物理エンティティであり、記
録可能な任意をアイテムを指します。 デバイスは、各デバイスの電話番号または内線番号である
deviceRef によって識別されます。 deviceId は各デバイスの一意な識別子であり、デバイスの名前
に直接対応します(MAC アドレスまたは Universal Device Identifier(UDI)と同じです)。
セッションは、ライブ(アクティブ)または記録済み(完了済み)を使用できます。ライブセッ
ションは、モニタと記録を同時に行うことができます。 記録されたセッションは、いつでも再生
できます。
用語集
アクティブ サーバ
アクティブ サーバは、API サービス、コンフィギュレーション サービス、コール制御サー
ビス、メディア サービス、データベース サービス、および SM エージェントの 1 つのイン
スタンスを持つプライマリ サーバまたはセカンダリ サーバです。 MediaSense クラスタに
は、1 つまたは 2 つのアクティブ サーバが含まれている必要があります。 レプリケーショ
ンは、両方のアクティブ サーバで使用できます。 ハイ アベイラビリティを確保するため
に、1 つのアクティブ サーバがダウンした場合、他のアクティブ サーバが両方のサーバの
すべての負荷を処理することができます。
API サービス
アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)サービスは機能サービスです。
各 MediaSense クラスタは、API サービスの 2 つのインスタンスのみ持つことができます。
1 つのインスタンスがプライマリ サーバに含まれ、他のインスタンスがセカンダリ サーバ
に含まれます。 各 API サービスには、対応するコンフィギュレーション サービスが含まれ
ている必要があります。 MediaSense クラスタに 2 つ以上のサーバがある場合、追加のサー
バには API サービスまたはコンフィギュレーション サービスは含まれません。 API サービ
スの各インスタンスは、メタ データベースの 1 つのインスタンスに対応します。
コール制御
MediaSense は、セッション開始プロトコル(SIP)を使用して、新しいコール、転送された
コール、および保留にされたコールを制御します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
137
MediaSense の用語
共通用語の用語集
コール制御サービス
コール制御サービスは、ネットワーク層、メディア サービス、および API サービスと通信
して、MediaSense の主要な録音機能を提供します。 クラスタ内の各サーバに、コール制御
サービスの 1 つのインスタンスが存在します。
クラスタ
MediaSense サーバは、1 つのクラスタに配置されます。 1 つのクラスタには、1 ~ 5 つの
サーバを含めることができます。 各クラスタは、基本的なメディア録音、データベース ス
トレージ、およびスケーラブルな録音容量を提供できます。
コンフィギュレーション データベース
コンフィギュレーション データベースは、通常「config」データベースと呼ばれます。 ログ
レベルおよびトレース マスク情報を保存します。 コンフィギュレーション データベースの
各インスタンスは、コンフィギュレーション サービスの 1 つのインスタンスに直接対応し
ます。 コンフィギュレーション データベースは直接エンド ユーザに直接公開されません
が、MediaSense Serviceability Web ポータルでサービス アクティブ化などの機能を間接的に
設定できます。
コンフィギュレーション サービス
コンフィギュレーション サービスは機能サービスです。 各インスタンスは、コンフィギュ
レーション データベースの 1 つのインスタンスに対応します。 各 MediaSense クラスタは、
コンフィギュレーション サービスの 2 つのインスタンスのみ持つことができます。 1 つの
インスタンスはプライマリ サーバに存在し、他のインスタンスはセカンダリ サーバに存在
します。 MediaSense はピアツーピア データベース モデルを使用するため、1 つのコンフィ
ギュレーション サービスが動作しない場合、データは引き続き他のコンフィギュレーショ
ン サービスに書き込むことができます。
プライマリ サーバおよびセカンダリ サーバの各コンフィギュレーション サービスには、API
サービスの対応するインスタンスが含まれている必要があります。 MediaSense クラスタに
2 つ以上のサーバがある場合、追加のサーバにはコンフィギュレーション サービスまたは
API サービスは含まれません。
データベース
MediaSense には、コンフィギュレーション データベースとメタ データベースの 2 つのデー
タベースがあります。 一般用語である「データベース」は、これらの両方を指すために使
用されます。
データベース サービス
データベース サービスは、コンフィギュレーション データベースとメタ データベースを制
御します。 各 MediaSense クラスタは、データベース サービスの 2 つのインスタンスのみ持
つことができます。 1 つのインスタンスはプライマリ サーバに存在し、他のインスタンス
はセカンダリ サーバに存在します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
138
MediaSense の用語
共通用語の用語集
デバイス
デバイスは、録音を行うために使用できるエンドポイントまたはパーソナル コンピュータ
などの物理エンティティです。 各デバイスは、一意の deviceRef または Device Ref によって
識別されます。
デバイス参照
デバイス参照は、API サービスで deviceRef、管理サービスで Device Ref と呼び出ます。 各
デバイスの電話番号、IP アドレス、または URI/URL を参照します。 1 人または複数の参加
者を複数のデバイス参照に関連付けることができます。
診断
MediaSense 診断はネットワーク サービスです。 このサービスは、デバッグおよびトラブル
シューティングのために、すべての MediaSense サーバに存在します。
拡張サーバ
MediaSense 配置には、最大 3 つの拡張サーバを含めることができます。 各拡張サーバには、
コール制御サービスの 1 つのインスタンスおよびメディア サービスの 1 インスタンスがあ
ります。 拡張サーバには、API サービスまたはデータベース サービスのインスタンスはあ
りません。
機能サービス
機能サービスを使用して、MediaSense クラスタ内のすべてのサーバを設定し、モニタする
ことができます。
ハイ アベイラビリティ
ハイ アベイラビリティとは、1 つのサーバに障害が発生した場合、他のサーバが MediaSense
クラスタ内の両方のサーバのすべての負荷を処理できることを意味します。 データが両方
のサーバ間でロード バランスされ、データ レプリケーションが両方のサーバで使用できま
す。
ライブ(アクティブ)セッション
ライブ セッションは進行中のコールであり、同時にモニタし、録音することができます。
このセッションを終了すると、いつでも再生可能な録音セッションになります。
メディア サービス
メディア サービスは機能サービスです。 このサービスは、ローカル ディスク上のストレー
ジのメディア ストリームを終了します。 MediaSense クラスタ内のすべてのサーバに、メ
ディア サービスの 1 つのインスタンスが存在します。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
139
MediaSense の用語
共通用語の用語集
メディア ストリーム
メディア ストリームとは、ライブまたは録音セッションのオーディオ チャネルまたはビデ
オ チャネルを通じて送信されるパケットを指します。 これはライブ セッションのみを指し
ます。 これは録音されたセッションを指しません。 録音されたメディア ストリームはト
ラックと呼びます。
メタ データベース
メタ データベースは、各録音に関連付けられたコール履歴とメタデータ情報を保存します。
API サービスの各インスタンスは、メタ データベースの 1 つのインスタンスに対応します。
ネットワーク サービス
ネットワーク サービスは、システム全体の機能を設定およびモニタすることができます。
MediaSense をインストールし、サーバをリブートすると、ネットワーク サービスは、デフォ
ルトでクラスタ内のすべてのサーバでイネーブルになります。
参加者
参加者は、セッションに関連する人またはエンドポイントを指します。 参加者は、セッショ
ンを実行するためにデバイスを使用します。 参加者は、電話番号、IP アドレス、または
URL である一意のデバイス参照によって識別されます。 同じセッション時に、各プログラ
ムは、そのトラックのメディアを生成する 1 人の参加者にのみ関連付けられます。 異なる
セッション時に、各トラックは、1 人または複数の参加者が存在する可能性があります。
Perfmon エージェント
このネットワーク サービスは、パフォーマンス モニタリング インフラストラクチャを制御
します。 別個のユーザ インターフェイスは存在せず、MediaSense Serviceability Administration
内でシームレスに動作します。
プライマリ データベース
配置での最初のメイン サーバのコンフィギュレーション サービスは、プライマリ データ
ベースと呼ばれます。 配置での 2 番目のメイン サーバのコンフィギュレーション サービス
は、セカンダリ データベースと呼ばれます。
MediaSense クラスタでは、設定要求はプライマリ データベースとセカンダリ データベース
に送信されます。 プライマリ データベースが動作している場合、データはプライマリ デー
タベースに書き込まれ、セカンダリ データベースに複製されます。 プライマリ データベー
スが動作していない場合、データは書き込まれず、データの整合性が確保されます。 プラ
イマリ データベースがかなりの期間動作しない場合、データを書き込むことができるよう
に、セカンダリ データベースを新しいプライマリ データベースに手動で切り替えることが
できます。 元のプライマリ データベースが再び動作を開始したときは、新しいセカンダリ
データベースになります。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
140
MediaSense の用語
共通用語の用語集
プライマリ サーバ
プライマリ サーバは、クラスタ内の最初のサーバです。 MediaSense をインストールし、プ
ライマリ サーバをリブートした後で、すべての MediaSense 機能サービスはデフォルトでイ
ネーブルになります。
パブリッシャ
MediaSense クラスタでは、プライマリ サーバとセカンダリ サーバはパブリッシャ(ピア
ツーピア)です。
録音された(完了した)セッション
録音されたセッションが完了し、いつでも再生できます。
録音タイプ
MediaSense には、2 つのタイプの録音があります。
- 分岐されたメディアの録音は IP 電話から発信されます。 これらの録音には 2 つのオーディ
オ チャネルがあります。
- ダイレクト コールの録音は、MediaSense から任意の電話機に行われます。 これらの録音
には、1 つのオーディオ チャネルと 1 つのオプションのビデオ チャネルがあります (この
マニュアルでは、通常ブログ録音と呼びます)。
セカンダリ データベース
クラスタ内のセカンダリ サーバのコンフィギュレーション データベースは、セカンダリ
データベースと呼びます。
セカンダリ サーバ
各クラスタには、1 つのセカンダリ サーバのみを含めることができます。 管理サービスに
アクセスして、すべての機能サービスをイネーブルにすると、このサーバをセカンダリ サー
バとして割り当てることができます。 ハイ アベイラビリティを確保するには、プライマリ
サーバとペアにします。
セッション
セッションは、録音されたモノローグ コール、会話コール、または電話会議です。 セッショ
ンは sessionID(またはセッション ID)によって識別され、1 つ以上のトラックが含まれま
す。
MediaSense セッションは、Unified CM の録音セッションと同じ意味を持ちます。 録音セッ
ションの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』
を参照してください。このマニュアルは、http://www.cisco.com/en/US/partner/products/sw/
voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
セッション ID
セッションの一意の識別子。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
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MediaSense の用語
共通用語の用語集
SM エージェント
ストレージ管理エージェント(SM エージェント)は、クラスタ内の各サーバのストレージ
全体をモニタし、ディスク使用率に基づくしきい値イベントを生成します。 クラスタ内の
すべてのサーバで使用できます。
システム サービス
このネットワーク サービスは、サービスの動作を制御します。 別のユーザ インターフェイ
スは存在せず、MediaSense 管理サービスおよび MediaSense Serviceability Administration 内で
シームレスに動作します。
タグ
システム定義のタグは、Web 2.0 API を使用して個々のセッションに関連付ける短い、任意
のテキスト文字列です。 MediaSense は、各セッションで使用するタグを格納します。
MediaSense は、セッション(一時停止や再開など)中に発生した特定の処理をマーキング
したり、メディアの非アクティブ状態(SIP シグナリングによって報告される)が変更され
たときにマーキングするためにタグを使用します。 ほとんどのタグはセッションにのみ関
連付けられるのに対して、メディアの非アクティビティ状態の変更タグは、セッションと
セッションの特定のトラックに関連付けられます。
トラック
トラックは、各メディア ストリームを識別し、参加者、持続期間、startDate、および
trackNumber などの追加データによってそれを定量化します。 各トラックは、1 つのオーディ
オ ストリームまたは 1 つのビデオ ストリームに固有です。 各トラックは、複数のデバイス
参照に関連付けることができます。 各セッションには、1 つ以上のトラックが含まれます。
トラック ID
トラックの一意の識別子。
Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.0(1)
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