Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティングシステム管理ガイド、リリー ス 10.5(1) 初版:2014 年 05 月 08 日 シスコシステムズ合同会社 〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255 (フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間:平日 10:00~12:00、13:00~17:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/ 【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ ) をご確認ください。本書は、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきま しては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更され ている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容 については米国サイトのドキュメントを参照ください。また、契約等の記述については、弊社販 売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。 このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。 このマニュアルに記載されている表現、情報、および推奨 事項は、すべて正確であると考えていますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。 このマニュアルに記載されている製品の使用 は、すべてユーザ側の責任になります。 対象製品のソフトウェア ライセンスおよび限定保証は、製品に添付された『Information Packet』に記載されています。 添付されていない場合には、代理店にご連絡く ださい。 The Cisco implementation of TCP header compression is an adaptation of a program developed by the University of California, Berkeley (UCB) as part of UCB's public domain version of the UNIX operating system. All rights reserved. Copyright © 1981, Regents of the University of California. ここに記載されている他のいかなる保証にもよらず、各社のすべてのマニュアルおよびソフトウェアは、障害も含めて「現状のまま」として提供されます。 シスコお よびこれら各社は、商品性の保証、特定目的への準拠の保証、および権利を侵害しないことに関する保証、あるいは取引過程、使用、取引慣行によって発生する保証 をはじめとする、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。 いかなる場合においても、シスコおよびその供給者は、このマニュアルの使用または使用できないことによって発生する利益の損失やデータの損傷をはじめとする、 間接的、派生的、偶発的、あるいは特殊な損害について、あらゆる可能性がシスコまたはその供給者に知らされていても、それらに対する責任を一切負わないものと します。 このマニュアルで使用している IP アドレスおよび電話番号は、実際のアドレスおよび電話番号を示すものではありません。 マニュアル内の例、コマンド出力、ネット ワーク トポロジ図、およびその他の図は、説明のみを目的として使用されています。 説明の中に実際のアドレスおよび電話番号が使用されていたとしても、それは意 図的なものではなく、偶然の一致によるものです。 Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries. To view a list of Cisco trademarks, go to this URL: http:// www.cisco.com/go/trademarks. Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company. (1110R) © 2016 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 目次 はじめに vii 目的 vii 対象読者 vii マニュアルの構成 viii 関連資料 viii 表記法 ix マニュアルとテクニカル サポート x 用語集 x はじめに 1 概要 1 ブラウザ要件 2 オペレーティング システム コンポーネントのステータス 2 オペレーティング システムの設定 3 オペレーティング システムのセキュリティ オプション 3 アプリケーション ソフトウェアのアップグレード 4 サービス 4 コマンドライン インターフェイス 4 Cisco Unified Communications Operating System Administration 5 Cisco Unified Communications オペレーティング システムへのログイン 5 管理者またはセキュリティ パスワードのリセット 6 ステータスと設定 9 クラスタ ノード情報の表示 9 ハードウェア ステータスの表示 10 ネットワーク ステータスの表示 11 インストールされているソフトウェアの確認 13 システム ステータスの表示 13 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) iii 目次 登録済みポートの表示 15 設定 19 IP とポートの設定 19 IP 設定の変更 19 IPv6 設定 20 パブリッシャ IP 設定の表示 21 NTP サーバの設定 21 SMTP 設定の設定 22 時刻の設定 22 システム再起動 25 バージョンの切り替えと再起動 25 現在のバージョンの再起動 26 システムのシャットダウン 26 27 セキュリティ 29 Internet Explorer のセキュリティ設定の設定 29 [証明書の管理(Certificate Management)] メニュー 30 証明書の表示 30 証明書のダウンロード 30 証明書の削除 31 証明書の再作成 31 サーバへの証明書のアップロード 32 証明書または証明書チェーンのアップロード 32 ディレクトリ信頼証明書 33 サードパーティ製の CA 証明書の取得 33 証明書署名要求の生成 34 証明書署名要求のダウンロード 34 アプリケーション証明書 35 証明書の有効期限日のモニタ 35 IPSec 管理 36 新しい IPSec ポリシーの設定 36 IPSec ポリシーの管理 39 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) iv 目次 証明書の一括管理 40 シングル サインオン 40 ユーティリティ関数 41 ping 41 リモート アカウントのサポート 42 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) v 目次 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) vi はじめに • 目的, vii ページ • 対象読者, vii ページ • マニュアルの構成, viii ページ • 関連資料, viii ページ • 表記法, ix ページ • マニュアルとテクニカル サポート, x ページ • 用語集, x ページ 目的 このマニュアルでは、[Cisco Unified CCX の管理(Cisco Unified CCX Administration)] メニュー バーから [Cisco Unified Communications オペレーティング システム(Cisco Unified Communications Operating System)] グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)の使用に関する情報を提供し ます。 多くの一般的なシステムおよびネットワーク関連タスクを実行するために使用できるコマンドラ イン インターフェイス(CLI)の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ ps1846/prod_maintenance_guides_list.html にある『Cisco Unified Contact Center Express Operations Guide』の「Command line interface」の項、および http://www.cisco.com/en/us/products/sw/voicesw/ ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。 対象読者 このマニュアルでは、Cisco Unified CCX(Unified CCX)の Cisco Unified Communications オペレー ティング システムの管理とサポートを担当するネットワーク管理者向けの情報を提供します。 ネットワークエンジニア、システム管理者、またはテレコムエンジニアはこのマニュアルを使用 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) vii はじめに マニュアルの構成 して、オペレーティングシステムの機能を学習し管理します。このマニュアルを使用するには、 テレフォニーおよび IP ネットワーキング テクノロジーに関する知識が必要です。 マニュアルの構成 次の表にこのマニュアルの構成を示します。 章 説明 はじめに, (1 ページ) この章では、Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム で使用できる機能の概要について説明します。 Cisco Unified この章では、Cisco Unified Communications オペレーティング システ Communications Operating ムにログインする手順と紛失した管理者パスワードを回復する手順を System Administration, ( 提供します。 5 ページ) ステータスと設定, (9 ページ) この章では、オペレーティング システムのステータスおよび設定を 表示する手順について説明します。 設定 この章では、イーサネット設定、IP 設定、および NTP 設定の表示お よび変更手順について説明します。 システム再起動, (25 ページ) この章では、システムの再起動およびシャットダウンの手順について 説明します。 セキュリティ, (29 ペー この章では、証明書の管理および IPSec の管理の手順について説明し ジ) ます。 アプリケーション ソフト この項では、ソフトウェア アップグレードについて説明します。 ウェアのアップグレード ユーティリティ関数, ( 41 ページ) この章では、ping およびリモート サポートを含むオペレーティング システムが提供するユーティリティの使用手順について説明します。 関連資料 関連する Cisco IP テレフォニー アプリケーションおよび製品の詳細については、次の URL でお使 いのリリースの『Cisco Unified Communications Manager Documentation Guide』を参照してくださ い。 http://cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/products_documentation_roadmaps_list.html Unified CCX 上で Cisco CAD をインストールするには、次の URL で入手できる『Cisco CAD Installation Guide』を参照してください。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) viii はじめに 表記法 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cust_contact/contact_center/crs/express_9_0/installation/ guide/cad90ccxig.pdf 表記法 このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。 表記法 説明 太字体 コマンドおよびキーワードは太字で示しています。 イタリック体 ユーザが値を指定する引数は、イタリック体で表記されています。 [] 角カッコの中の要素は、省略可能です。 {x|y|z} 必ずどれか 1 つを選択しなければならない必須キーワードは、波カッコで 囲み、縦棒で区切って示しています。 [x|y|z] どれか 1 つを選択できる省略可能なキーワードは、角カッコで囲み、縦棒 で区切って示しています。 string 引用符を付けない一組の文字。 string の前後には引用符を使用しないでく ださい。引用符を使用すると、その引用符も含めて string と見なされま す。 screen フォント システムが表示する端末セッションおよび情報は、screen フォントで示 しています。 太字の screen フォ ユーザが入力しなければならない情報は、太字の screen フォントで示 ント しています。 イタリック体の screen フォント ユーザが入力しなければならない情報は、イタリック体の screen フォ ントで示しています。 このポインタは、例の中の重要な行を強調しています。 ^ ^ 記号は、Ctrl キーを表します。たとえば、画面に表示される ^D という キーの組み合わせは、Ctrl キーを押しながら D キーを押すことを意味しま す。 <> パスワードのように出力されない文字は、山カッコ(< >)で囲んで示し ています。 (注)は、次のように表しています。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) ix はじめに マニュアルとテクニカル サポート (注) 「注釈」です。 役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。 ワンポイント アドバイスは、次のように表しています。 [other] ワンポイント アドバイス 「時間の節約に役立つ操作」です。 ここに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮で きます。 ヒントは、次のように表しています。 ヒント 役立つ「ヒント」の意味です。 注意は、次のように表しています。 注意 「要注意」の意味です。 機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述され ています。 警告は、次のように表しています。 警告 「危険」の意味です。 人身事故を予防するための注意事項が記述されています。 機器の取り 扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してくださ い。 マニュアルとテクニカル サポート マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、マニュアルに関するフィードバックの提供、セ キュリティ ガイドライン、および推奨エイリアスや一般的なシスコのマニュアルについては、次 の URL で、毎月更新される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。シ スコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧が示されています。 http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html 用語集 Unified CCX および Unified IP IVR で使用される用語の完全なリストについては、http:// www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/prod_technical_reference_list.html を参照してくだ さい。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) x 第 1 章 はじめに Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)は、Cisco Unified Communications ファミリ製 品のメンバーで、エントリー レベルまたは中間市場のコンタクト センター ソリューションの導 入を計画している部署、支社または小中規模企業の音声を使ったカスタマー コンタクト センター を管理します。 Unified CCX の [Cisco Unified オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Operating System Administration)] Web インターフェイスでは、Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステムを設定および管理することができます。 • 概要, 1 ページ • ブラウザ要件, 2 ページ • オペレーティング システム コンポーネントのステータス, 2 ページ • オペレーティング システムの設定, 3 ページ • オペレーティング システムのセキュリティ オプション, 3 ページ • アプリケーション ソフトウェアのアップグレード, 4 ページ • サービス, 4 ページ • コマンドライン インターフェイス, 4 ページ 概要 Unified CCX の場合、Cisco Unified Communications オペレーティング システムを介して多くの一 般的なシステム管理機能を実行できます。 管理タスクの例として、次のようなものがあげられま す。 • ソフトウェアとハードウェアのステータスを確認する。 • IP アドレスの確認と更新を行う。 • 他のネットワーク デバイスに ping を送信する。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 1 はじめに ブラウザ要件 • NTP サーバを管理する。 • システム ソフトウェアおよびオプションをアップグレードする。 • サーバをセキュリティ管理する(IPSec や証明書なども含む)。 • リモート サポート アカウントを管理する。 • システムを再起動する。 次の各項では、オペレーティング システムの各機能の詳細について説明します。 ブラウザ要件 次のブラウザを使用して、Cisco Unified Communications オペレーティング システムにアクセスで きます。 • Microsoft Internet Explorer バージョン 7.0 または 8.0 • Mozilla Firefox バージョン 2.0、3.0、または 3.5 (注) Microsoft Internet Explorer バージョン 7.0 以上、または Mozilla Firefox バージョン 2.0、3.0、ま たは 3.5 ブラウザを使用している場合は、ポップアップ ブロッカーがディセーブルであること を確認します。 すべての製品機能が正常に機能するように、Cisco Unified Communications オペレーティング シス テム サーバの URL(https://servername)がブラウザの「“信頼済みサイト ゾーン”」または 「“ローカル イントラネット サイト ゾーン”」に含まれていることを確認してください。 オペレーティングシステムコンポーネントのステータス [表示(Show)] メニューから、オペレーティング システムの次のような各種のコンポーネントの ステータスを確認できます。 • クラスタおよびノード • ハードウェア • ネットワーク • システム • インストールされているソフトウェアとオプション • IP プリファレンス Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 2 はじめに オペレーティング システムの設定 オペレーティング システムの設定 [設定(Settings)] メニューから、オペレーティング システムに関する次の設定の表示と更新がで きます。 • [IP]:アプリケーションのインストール時に入力された IP アドレスを更新します。 • [NTP サーバ(NTP Server)] 設定:外部 NTP サーバの IP アドレスの設定、および NTP サー バの追加と削除ができます。 • [SMTP] 設定:オペレーティング システムが電子メール通知の送信に使用する SMTP ホスト を設定します。 [設定(Settings)] > [バージョン(Version)] ウィンドウでは、システムの再起動やシャットダウ ンに関する次のオプションを選択できます。 • [バージョンの切り替え(Switch Versions)]:アクティブなディスク パーティションと非ア クティブなディスク パーティションを切り替えて、システムを再起動します。 通常、この オプションを選択するのは、非アクティブなパーティションを更新し、新しいバージョンの ソフトウェアを実行する場合です。 • [現在のバージョン(Current Version)]:パーティションを切り替えずにシステムを再起動し ます。 • [システムのシャットダウン(Shutdown System)]:実行中のソフトウェアをすべて停止し、 サーバをシャットダウンします。 (注) このコマンドではサーバの電源は切断されません。 サーバの電源を切断する には、電源ボタンを押します。 オペレーティング システムのセキュリティ オプション オペレーティング システムのセキュリティ オプションを使用して、セキュリティ証明書と Secure Internet Protocol(IPSec)を管理します。 [セキュリティ(Security)] メニューでは、次のセキュリ ティ オプションを選択できます。 証明書の管理(Certificate Management) 証明書および証明書署名要求(CSR)を管理します。 証明書の表 示、アップロード、ダウンロード、削除、および再作成を行うこ とができます。 [証明書の管理(Certificate Management)] を使用す ると、サーバ上の証明書の有効期限をモニタすることもできます。 IPSEC の管理(IPSEC Management) 既存の IPSEC ポリシーを表示または更新します。新しい IPSEC ポ リシーと関連付けをセットアップします。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 3 はじめに アプリケーション ソフトウェアのアップグレード アプリケーション ソフトウェアのアップグレード アプリケーションソフトウェアをアップグレードしたり、パッチファイルを適用するには、ソフ トウェア アップグレード オプションを使用します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] メニュー オプションで、ローカル ディスクま たはリモート サーバからシステム ソフトウェアをアップグレードできます。 アップグレードし たソフトウェアは非アクティブなパーティションにインストールされ、その後でシステムの再起 動とパーティションの切り替えができます。これにより、システムで新しいソフトウェア バー ジョンが実行されます。 (注) Cisco Unified Communications オペレーティング システムの GUI およびコマンドライン インター フェイスに含まれるソフトウェア アップグレード機能を使用して、すべてのソフトウェアの インストールとアップグレードを実行する必要があります。 このシステムでアップロードお よび処理できるソフトウェアは、シスコによって承認されたものだけです。 Unified CCX の以 前のバージョンで使用していたサードパーティ製もしくは Windows ベースのソフトウェア ア プリケーションは、インストールしたり使用したりできません。 サービス このアプリケーションでは、次のオペレーティング システム ユーティリティを使用できます。 • ping:他のネットワーク デバイスとの接続を確認します。 • リモート サポート:シスコのサポート担当者がシステムへのアクセスに使用できるアカウン トを設定します。 このアカウントは、指定した日数が経過すると自動的に失効します。 コマンドライン インターフェイス コマンドライン インターフェイスにアクセスするには、コンソールを使用するか、サーバにセ キュア シェル接続します。 詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/prod_maintenance_guides_ list.html にある『Cisco Unified Contact Center Express Operations Guide』の「Command line interface」 の項、および http://www.cisco.com/en/us/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してくだ さい。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 4 第 2 章 Cisco Unified Communications Operating System Administration この章では、[Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] にアクセスするための手順について説明しま す。 この章では、失われたパスワードをリセットする手順も提供します。 • Cisco Unified Communications オペレーティング システムへのログイン, 5 ページ • 管理者またはセキュリティ パスワードのリセット, 6 ページ Cisco Unified Communications オペレーティング システム へのログイン Unified CCX から Cisco Unified Communications オペレーティング システムへアクセスしログイン するには、次の手順を実行します。 (注) [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] を使用している間は、ブラウザのコントロール([戻る (Back)] ボタンなど)を使用しないでください。 手順 ステップ 1 [Unified CCX アプリケーション管理(Unified CCX Application Administration)] Web インターフェ イスにログインします。 ステップ 2 [Unified CCX アプリケーション管理(Unified CCX Application Administration)] Web インターフェ イスの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから、[Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 5 Cisco Unified Communications Operating System Administration 管理者またはセキュリティ パスワードのリセット [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ログオン(Cisco Unified Communications Operating System Administration Logon)] Web ページが表示されます。 (注) 次の URL を入力して、[Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理 (Cisco Unified Communications Operating System Administration)] に直接アクセスするこ ともできます。 https://<servername>/cmplatform ステップ 3 Unified CCX のインストール中に設定されるようにプラットフォームのユーザ資格情報を入力しま す。 (注) プラットフォームのユーザ名とパスワードは、インストール時に決めるか、コマンドラ イン インターフェイスを使用して作成します。 ステップ 4 [送信(Submit)] をクリックします。 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウが表示されます。 管理者またはセキュリティ パスワードのリセット 管理者パスワードやセキュリティ パスワードがわからなくなった場合、次の手順に従ってパス ワードをリセットします。 注意 セキュリティ パスワードは、クラスタ内のすべてのノードで一致している必要があります。 セキュリティ パスワードは、すべてのマシン上で変更してください。変更していない場合、 クラスタ ノードが通信不能になります。 注意 セキュリティ パスワードを変更した後に、クラスタ内の各サーバをリセットする必要があり ます。 サーバ(ノード)をリブートしないと、システム サービスの問題が発生するほか、サ ブスクライバ サーバ上の [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウで問題が発生します。 (注) この手順中、物理的にシステムにアクセスできることを確認するために、有効な CD または DVD をディスク ドライブから取り出し、再挿入する必要があります。 はじめる前に パスワードをリセットするには、システム コンソール経由でシステムに接続している必要があり ます。つまり、キーボードとモニタをサーバに接続している必要があります。 システムにセキュ ア シェル接続している状態ではパスワードをリセットできません。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 6 Cisco Unified Communications Operating System Administration 管理者またはセキュリティ パスワードのリセット 手順 ステップ 1 次のユーザ名とパスワードを使用してシステムにログインします。 a) ユーザ名:pwrecovery b) パスワード:pwreset [プラットフォーム パスワードのリセットへようこそ(Welcome to platform password reset)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 Press any key to continue. ステップ 3 ディスク ドライブに CD または DVD が入っている場合は、ここで取り出します。 Press any key to continue. CD または DVD をディスク ドライブから取り出してあるかが確認されます。 ステップ 4 ステップ 5 有効な CD または DVD をディスク ドライブに挿入します。 このテストでは、音楽 CD ではなく データ CD を使用する必要があります。 ディスクを挿入したかが確認されます。 ステップ 6 ディスクが挿入されていることが確認されると、次のいずれかのオプションを入力して続行する ように指示されます。 • 管理者パスワードをリセットする場合は、a を入力します。 • セキュリティ パスワードをリセットする場合は、s を入力します。 • 終了する場合は、q を入力します。 ステップ 7 選択したタイプの新しいパスワードを入力します。 ステップ 8 新しいパスワードを再入力します。 パスワードは 6 文字以上で指定する必要があります。 新しいパスワードの強度がチェックされま す。 パスワードが強度テストにパスしない場合、新しいパスワードを入力するように指示されま す。 ステップ 9 新しいパスワードの強度が検証された後、パスワードがリセットされ、任意のキーを押してパス ワード リセット ユーティリティを終了するように指示されます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 7 Cisco Unified Communications Operating System Administration 管理者またはセキュリティ パスワードのリセット Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 8 第 3 章 ステータスと設定 • クラスタ ノード情報の表示, 9 ページ • ハードウェア ステータスの表示, 10 ページ • ネットワーク ステータスの表示, 11 ページ • インストールされているソフトウェアの確認, 13 ページ • システム ステータスの表示, 13 ページ • 登録済みポートの表示, 15 ページ クラスタ ノード情報の表示 クラスタ内の各ノードの情報を表示するには、次の手順に従います。 手順 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[表示(Show)] > [クラスタ(Cluster)] を選択 します。 次の表に、[クラスタ(Cluster)] ウィンドウの各フィールドの説明を示します。 表 1:[クラスタ ノード(Cluster Nodes)] フィールドの説明 フィールド 説明 ホストネーム サーバの完全なホスト名が表示されます。 (Hostname) IP アドレス (IP Address) サーバの IP アドレスが表示されます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 9 ステータスと設定 ハードウェア ステータスの表示 フィールド 説明 エイリアス (Alias) サーバのエイリアス名が設定されている場合は、そのエイリアス名が表示されま す。 ノードのタイ サーバがパブリッシャ ノードであるかサブスクライバ ノードであるかを表しま プ(Type of す。 Node) ハードウェア ステータスの表示 ハードウェアのステータスを表示するには、次の手順を実行します。 手順 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[表示(Show)] > [ハードウェア(Hardware)] を選択します。 次の表に、[ハードウェアステータス(Hardware status)] ウィンドウの各フィールドの説明を示し ます。 表 2:[ハードウェア ステータス(Hardware Status)] のフィールドの説明 フィールド 説明 プラット フォーム タ イプ (Platform Type) プラットフォーム サーバのモデル ID が表示されます。 シリアル番号 プラットフォーム サーバのシリアル番号が表示されます。 (Serial Number) プロセッサ速 プロセッサの速度が表示されます。 度(Processor Speed) CPU タイプ (CPU Type) プラットフォーム サーバのプロセッサのタイプが表示されます。 メモリ メモリの合計量が MB 単位で表示されます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 10 ステータスと設定 ネットワーク ステータスの表示 フィールド 説明 オブジェクト オブジェクト ID が表示されます。 ID(Object ID) OS のバー ジョン オペレーティング システムのバージョンが表示されます。 RAIDの詳細 (RAID Details) RAID ドライブの詳細(コントローラの情報、論理ドライブの情報、物理デバイ スの情報など)が表示されます。 ネットワーク ステータスの表示 表示されるネットワーク ステータス情報は、ネットワークの耐障害性がイネーブルになっている かどうかによって異なります。ネットワーク耐障害性が有効になっていると、イーサネットポー ト 0 に障害が発生した場合、イーサネット ポート 1 が自動的にネットワーク通信を継承します。 ネットワークの耐障害性がイネーブルになっている場合、ネットワーク ポートのイーサネット 0、イーサネット 1、および Bond 0 のネットワーク ステータス情報が表示されます。 ネットワー ク耐障害性が有効になっていない場合、イーサネット 0 のステータス情報のみが表示されます。 ネットワークのステータスを表示するには、次の手順を実行します。 手順 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[表示(Show)] > [ネットワーク(Network)] を 選択します。 次の表に、[ネットワーク設定(Network Settings)] ウィンドウの各フィールドの説明を示します。 表 3:[ネットワーク設定(Network Settings)] フィールドの説明 フィールド 説明 イーサネットの詳細(Ethernet Details) DHCP Unified CCX の場合は無効です。 ステータス (Status) イーサネット ポート 0 および 1 のポートがアップしているか、またはダウン しているかを示します。 IP アドレス(IP イーサネット ポート 0 の IP アドレスが表示されます(ネットワーク耐障害性 Address) (NFT)が有効な場合はイーサネット ポート 1 の IP アドレスも表示)。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 11 ステータスと設定 ネットワーク ステータスの表示 フィールド 説明 IP マスク(IP Mask) イーサネット ポート 0 の IP マスクが表示されます(NFT が有効の場合はイー サネット ポート 1 の IP マスクも表示)。 リンク検出済み アクティブ リンクが存在するかどうかを示します。 (Link Detected) キューの長さ (Queue Length) キューの長さが表示されます。 MTU 最大伝送単位が表示されます。 MAC アドレス (MAC Address) ポートのハードウェア アドレスが表示されます。 ライセンス MAC ライセンス MAC が表示されます。 受信済み統計 受信したバイト数、パケット数、エラー数に加えて、廃棄、およびオーバーラ (RX) ンの統計情報が表示されます。 (Receive Statistics (RX)) 送信済み統計 送信したバイト数、パケット数、エラー数に加えて、廃棄、キャリア、および (TX) コリジョンの統計情報が表示されます。 (Transmit Statistics (TX)) DNSの詳細(DNS Details) プライマリ (Primary) プライマリ ドメイン ネーム サーバの IP アドレスが表示されます。 セカンダリ (Secondary) セカンダリ ドメイン ネーム サーバの IP アドレスが表示されます。 オプション 設定されている DNS オプションが表示されます。 ドメイン (Domain) サーバのドメインが表示されます。 ゲートウェイ (Gateway) イーサネット ポート 0 のネットワーク ゲートウェイの IP アドレスが表示され ます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 12 ステータスと設定 インストールされているソフトウェアの確認 インストールされているソフトウェアの確認 ソフトウェアバージョンとインストールされているソフトウェアオプションを表示するには、次 の手順を実行します。 手順 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[表示(Show)] > [ソフトウェア(Software)] を 選択します。 次の表に、[ソフトウェアパッケージ(Software Packages)] ウィンドウの各フィールドの説明を示 します。 表 4:[ソフトウェア パッケージ(Software Packages)] のフィールドの説明 フィールド 説明 パーティションのバージョン アクティブ パーティションと非アクティブ パーティションで実 (Partition Versions) 行中のソフトウェアのバージョンが表示されます。 インストールされているソフトウェア オプション インストールされているアク インストールされているソフトウェア オプションのバージョンが ティブなソフトウェア オプ 表示されます。アクティブなバージョンにインストールされてい ションのバージョン(Active る Cisco Options Package(COP)のパッチ ファイルも含まれます。 Version Installed Software Options) インストールされているアク インストールされているソフトウェア オプションのバージョンが ティブでないソフトウェア オ 表示されます。アクティブでないバージョンにインストールされ プションのバージョン ている COP のパッチ ファイルも含まれます。 (Inactive Version Installed Software Options) システム ステータスの表示 システムのステータスを表示するには、次の手順を実行します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 13 ステータスと設定 システム ステータスの表示 手順 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[表示(Show)] > [システム(System)] を選択 します。 [システム ステータス(System Status)] ウィンドウの各フィールドの説明については、次の表を 参照してください。 表 5:[システム ステータス(System Status)] のフィールドの説明 フィールド 説明 ホスト名(Host Name) Cisco Unified Communications オペレーティング システムがインストールされ ている Cisco MCS ホストの名前が表示されます。 日付(Date) オペレーティング システムのインストール時に指定された大陸と地域に基づ いた日時が表示されます。 タイムゾーン インストール時に選択されたタイムゾーンが表示されます。 ロケール (Locale) オペレーティング システムのインストール時に選択された言語が表示されま す。 製品バージョン (Product Version) オペレーティング システムのバージョンが表示されます。 プラットフォーム プラットフォームのバージョンが表示されます。 バージョン (Platform Version) ライセンス MAC ライセンス MAC が表示されます。 稼動時間 システムのアップタイム情報が表示されます。 CPU CPU のキャパシティのうち、アイドル状態である割合、システム プロセス を実行している割合、ユーザ プロセスを実行している割合が表示されます。 メモリ メモリの使用状況に関する情報(メモリの合計量、メモリの空き容量、メモ リの使用量)がそれぞれ KB 単位で表示されます。 ディスク/アクティ アクティブなディスクの容量の合計、空き容量、使用量が表示されます。 ブ(Disk/active) Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 14 ステータスと設定 登録済みポートの表示 フィールド 説明 ディスク/非アク ティブ (Disk/inactive) 非アクティブなディスクの容量の合計、空き容量、使用量が表示されます。 ディスク/ロギング ディスク ロギング用のディスクの容量の合計、空き容量、使用量が表示され (Disk/logging) ます。 登録済みポートの表示 [IP 設定(IP Preferences)] ウィンドウを使用すると、システムが使用可能な登録済みポートのリ ストを表示できます。 [IP 設定(IP Preferences)] ウィンドウには、次の情報が含まれています。 • アプリケーション(Application) • プロトコル(Protocol) • 部品番号 • タイプ(Type) • 変換済みポート(Translated Port) • ステータス(Status) • 説明(Description) [IP 設定(IP Preferences)] ウィンドウにアクセスするには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[表示(Show)] > [IP 設定(IP Preferences)] を 選択します。 [IP 設定(IP Preferences)] ウィンドウが表示されます。 このウィンドウには、アクティブな(以 前の)クエリーのレコードも表示されることがあります。 ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認し て、ステップ 4 に進みます。 ステップ 3 レコードをフィルタおよび検索するには、次の手順を実行します。 a) 最初のドロップダウン リスト ボックスで、検索パラメータを選択します。 b) 2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、検索パターンを選択します。 c) 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 15 ステータスと設定 登録済みポートの表示 (注) ステップ 4 検索条件をさらに追加するには、[+] ボタンをクリックします。 条件を追加すると、指 定した条件をすべて満たしているレコードが検索されます。 条件を削除する場合、最 後に追加した条件を削除するには、[-] ボタンをクリックします。追加した検索条件を すべて削除するには、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックします。 [検索(Find)] をクリックします。 すべての一致するレコードが表示されます。 1 ページあたりの項目の表示件数を変更するには、 [ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスで別の値を選択します。 次の表に、[IP 設定(IP Preferences)] フィールドの説明を示します。 表 6:[IP 設定(IP Preferences)] フィールドの説明 フィールド 説明 アプリケーション(Application) ポートを使用(リッスン)しているアプリケー ションの名前。 プロトコル(Protocol) このポート(TCP、UDP)で使用されるプロト コル。 部品番号 数字のポート番号。 タイプ(Type) このポートで許可されるトラフィックのタイ プ。 • [パブリック(Public)]:すべてのトラ フィックが許可される • [変換済み(Translated)]:すべてのトラ フィックが許可されるが、別のポートに転 送される • [非通知(Private)]:定義済みの一連のリ モート サーバ(クラスタ内の他のノード など)からのトラフィックのみ許可される 変換済みポート(Translated Port) このポートを宛先とするトラフィックは、[ポー ト番号(Port Number)] 列に表示されているポー トに転送されます。 このフィールドが適用され るのは、変換済みタイプのポートのみです。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 16 ステータスと設定 登録済みポートの表示 フィールド 説明 ステータス(Status) ポートの使用状況。 • [有効(Enabled)]:アプリケーションで使 用されており、ファイアウォールで開かれ ている • [無効(Disabled)]:ファイアウォールで ブロックされていて、未使用状態 説明(Description) ポートの使用状況に関する簡単な説明。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 17 ステータスと設定 登録済みポートの表示 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 18 第 4 章 設定 • IP とポートの設定, 19 ページ • NTP サーバの設定, 21 ページ • SMTP 設定の設定, 22 ページ • 時刻の設定, 22 ページ IP とポートの設定 後続のノードでイーサネット接続のために IP とポートの設定を表示および変更したり、パブリッ シャの IP アドレスを設定するには、[IP 設定(IP Settings)] オプションを使用します。 ここでは、次の項目について説明します。 • IP 設定の変更, (19 ページ) • パブリッシャ IP 設定の表示, (21 ページ) (注) IP アドレスを変更した場合にのみ、このフィールドの値を更新します。 ホスト名の変更は、 Unified CCX 9.0(x) でサポートされません。 クラスタ内のサーバの IP アドレスを変更する方法 の詳細については、『Cisco Unified CCX Administration Guide』を参照してください。 IP 設定の変更 関連するイーサネット IP アドレス、およびネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを変更また は表示するには、[IP設定(IP Settings)] ウィンドウを使用します。 すべてのイーサネット設定がイーサネット インターフェイス Eth0 または Eth1 に適用されます。 Eth1 を対象とした設定はできません。 Eth0 の最大伝送単位(MTU)のデフォルトは 1500 です。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 19 設定 IPv6 設定 クラスタ内のサーバの IP アドレスを変更する方法の詳細については、次の URL で入手できる 『Cisco Unified CCX Administration Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/products_installation_and_configuration_guides_ list.html IPv6 設定 IPv6 アドレスをイネーブルまたはディセーブルにするには、[イーサネットIPv6の設定(Ethernet Ipv6 Configuration)] ページを使用します。 IPv6 アドレスをイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順を実行します。 手順 コマンドまたはアクション ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ページで、 [設定(Settings)] > [IP] > [イーサネットIPv6(Ethernet Ipv6)] に移動 します。 ステップ 2 IPv6 アドレスをイネーブルまたはディセーブルにするには、[IPv6を有 効化(Enable IPv6)] チェックボックスをオンまたはオフにします。 ステップ 3 [IPv6アドレス(IPv6 Address)]、[サブネットマスク(Subnet Mask)]、 および [デフォルトゲートウェイ(Default Gateway)] フィールドに値 を入力します。 ステップ 4 変更を保存した後で再起動するには、[リブートを使用した更新(Update with Reboot)] チェックボックスをオンにします。 ステップ 5 [保存(Save)] ボタンをクリックして変更を保存します。 目 的 次の作業 IPv6 アドレスを有効化している場合は、サーバの再起動直後に、[Unified CCX の管理(Unified CCX Administration)] ページで IPv6 アドレスを追加します。 IPv6 アドレスを無効化している場 合は、サーバの再起動直後に、[Unified CCX の管理(Unified CCX Administration)] ページで IPv6 アドレスを削除します。 詳細については、次の URL で入手できる『Cisco Unified CCX Administration Guide』内の「Access Server Menu」の章を参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-contact-center-express/ products-installation-and-configuration-guides-list.html Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 20 設定 パブリッシャ IP 設定の表示 パブリッシャ IP 設定の表示 最初のノードの IP アドレス、または後続のノード上のノードに対するパブリッシャを表示できま す。 (注) IP アドレスを変更した場合にのみ、このフィールドの値を更新します。 クラスタ内のサーバ の IP アドレスを変更する方法の詳細については、『Cisco Unified CCX Administration Guide』を 参照してください。 パブリッシャ IP 設定を表示するには、次の手順を実行します。 手順 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [IP] > [パブリッシャ (Publisher)] を選択します。 [パブリッシャ設定(Publisher Settings)] ウィンドウが表示されます。 (注) クラスタの後続ノードでのみ(パブリッシャ自体でではなく)、パブリッシャ IP アド レスを表示できます。 NTP サーバの設定 外部 NTP サーバが Stratum 9 以上(1 ~ 9)であることを確認してください。 外部 NTP サーバの 追加、削除、または変更を行うには、次の手順に従います。 (注) 最初のノードまたはパブリッシャの NTP サーバ設定のみを設定できます。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [NTP サーバ(NTP Servers)] を選択します。 [NTPサーバの設定(NTP Server Settings)] ウィンドウが表示されます ステップ 2 NTP サーバを追加、削除、または変更するには、次の手順に従います。 (注) 発生する可能性のある互換性の問題、精度の問題、およびネットワーク ジッターの問 題を回避するには、プライマリ ノードに指定する外部 NTP サーバが NTP v4(バージョ ン 4)である必要があります。 IPv6 アドレッシングを使用している場合は、外部 NTP サーバが NTP v4 である必要があります。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 21 設定 SMTP 設定の設定 • NTP サーバを削除するには、該当サーバの前にあるチェックボックスをオンにしてから [削 除(Delete)] をクリックします。 • NTP サーバを追加するには、[追加(Add)] をクリックし、ホスト名または IP アドレスを入 力してから、[保存(Save)] をクリックします。 • NTP サーバを変更するには、IP アドレスをクリックし、ホスト名または IP アドレスを変更 してから、[保存(Save)] をクリックします。 (注) ステップ 3 NTP サーバに対する変更は、完了するまで最大で 5 分かかる場合があります。 NTP サー バに変更を加える場合は、ウィンドウを更新して正しいステータスを表示する必要があ ります。 [NTP サーバの設定(NTP Server Settings)] ウィンドウを更新して正しいステータスを表示するに は、[設定(Settings)] > [NTP] を選択します。 NTP サーバの削除、変更、または追加後は、変更 を有効にするためにクラスタ内の他のノードを再起動する必要があります。 SMTP 設定の設定 SMTP ホスト名を表示または設定したり、SMTP ホストがアクティブであるかどうかを判断する には、[SMTP設定(SMTP Settings)] ウィンドウを使用します。 ヒント システムからの電子メール受信する場合は、SMTP ホストを設定する必要があります。 SMTP 設定にアクセスするには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [SMTP] を選択します。 [SMTP設定(SMTP Settings)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 SMTP ホスト名または IP アドレスを入力するか、または変更します。 ステップ 3 [保存(Save)] をクリックします。 時刻の設定 時刻を手動で設定するには、次の手順を実行します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 22 設定 時刻の設定 (注) 注意 NTP が現在有効である場合は時刻を設定することはできません。 サーバ時刻を手動で設定す るには、設定済みの NTP サーバをすべて削除する必要があります。 Unified CCX がサーバにインストールされた時刻よりも前の時刻を入力すると、サーバがセキュ リティに使用するデジタル証明書が無効になり、Web サーバ(Tomcat)が動作しなくなりま す。 この場合は、証明書を再生成する必要があります。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [時間(Time)] を選択しま す。 ステップ 2 システムの日付と時刻を入力します。 ステップ 3 [保存(Save)] をクリックします。 ステップ 4 Unified CCX サーバで、日付を変更した場合、または時刻を 2 分以上変更した場合、CLI コマンド utils system restart でサーバを再起動します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 23 設定 時刻の設定 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 24 第 5 章 システム再起動 • バージョンの切り替えと再起動, 25 ページ • 現在のバージョンの再起動, 26 ページ • システムのシャットダウン, 26 ページ バージョンの切り替えと再起動 このオプションは、新しいソフトウェアにアップグレードする場合と、以前のソフトウェアのバー ジョンにフォール バックする場合の両方で使用します。 アクティブ ディスク パーティションで 実行中のシステムをシャットダウンし、その後非アクティブパーティションのソフトウェアバー ジョンを使用してシステムを自動的に再起動するには、次の手順に従います。 注意 この手順を実行すると、システムが再起動し、一時的に使用できない状態になります。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を 選択します。 [バージョン設定(Version Settings)] ウィンドウが開き、アクティブ パーティションと非アクティ ブ パーティションの両方のソフトウェア バージョンが表示されます。 ステップ 2 バージョンを切り替えて再起動するには [バージョンの切り替え(Switch Versions)] をクリック します。 操作を中止する場合は [キャンセル(Cancel)] をクリックします。 [バージョンの切り替え(Switch Versions)] をクリックするとシステムが再起動し、非アクティブ のパーティションがアクティブになります。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 25 システム再起動 現在のバージョンの再起動 現在のバージョンの再起動 現在のパーティションでバージョンを切り替えずにシステムを再起動するには、次の手順に従い ます。 注意 この手順を実行すると、システムが再起動し、一時的に使用できない状態になります。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を 選択します。 [バージョン設定(Version Settings)] ウィンドウが開き、アクティブ パーティションと非アクティ ブ パーティションの両方のソフトウェア バージョンが表示されます。 ステップ 2 システムを再起動するには、[再起動(Restart)] を、操作を停止するには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。 [再起動(Restart)] をクリックすると、現在のパーティションのシステムが、バージョンを切り 替えずに再起動します。 システムのシャットダウン 注意 サーバをシャットダウンおよびリブートする場合、サーバの電源ボタンを押さないでくださ い。 電源ボタンを押すと、誤ってファイル システムを破損し、次回のサーバの再起動ができ なくなる場合があります 注意 この手順を実行すると、システムがシャットダウンします。 手順 ステップ 1 コマンドライン インターフェイスからシステムをシャット ダウンする場合は、ステップ 4 に進み ます。 それ以外の場合は、ステップ 2 に進みます。 ステップ 2 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を 選択します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 26 システム再起動 [バージョン設定(Version Settings)] ウィンドウが開き、アクティブ パーティションと非アクティ ブ パーティションの両方のソフトウェア バージョンが表示されます。 ステップ 3 システムをシャット ダウンするには、[シャットダウン(Shutdown)] を、操作を停止するには、 [キャンセル(Cancel)] をクリックします。 [シャットダウン(Shutdown)] をクリックすると、すべてのプロセスが中断され、システムが シャット ダウンします。 ハードウェアが停止するまで数分かかる場合がありま す。 コマンド utils system shutdown または utils system restart コマンドを入力します。 CLI コマンドの詳細については、次の URL にある『Cisco Unified Contact Center Express Operations Guide』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/prod_ maintenance_guides_list.html (注) ステップ 4 ユーザが [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] Web インターフェイスから バージョンの切り替え、システムの再起動、またはシステムのシャットダウンを開始するとき、 その操作は次のシナリオで失敗します。 • バージョンの切り替えが進行中であることをシステムが検出した場合 • 以前のバージョンの切り替えが突然終了したことをシステムが検出した場合 (注) バージョンの切り替えが進行中に電源のリセットまたは強制再起動が Unified CCX システム上 で実行されると、その操作は突然終了します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 27 システム再起動 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 28 第 6 章 セキュリティ この章では、証明書の管理と IPSec の管理について説明し、システム セキュリティを管理するた めの手順を提供します。 • Internet Explorer のセキュリティ設定の設定, 29 ページ • [証明書の管理(Certificate Management)] メニュー, 30 ページ • IPSec 管理, 36 ページ • 証明書の一括管理, 40 ページ • シングル サインオン, 40 ページ Internet Explorer のセキュリティ設定の設定 サーバから証明書をダウンロードするには、Internet Explorer のセキュリティ設定が次のように設 定されていることを確認します。 手順 ステップ 1 Internet Explorer を起動します。 ステップ 2 [ツール(Tools)] > [インターネット オプション(Internet Option)] に移動します。 ステップ 3 [Advanced] タブをクリックします。 ステップ 4 [詳細設定(Advanced)] タブの [セキュリティ(Security)] セクションまでスクロールします。 ステップ 5 必要に応じて、[暗号化されたページをディスクに保存しない(Do not save encrypted pages to disk)] チェックボックスをオフにします。 ステップ 6 [OK] をクリックします。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 29 セキュリティ [証明書の管理(Certificate Management)] メニュー [証明書の管理(Certificate Management)] メニュー (注) [セキュリティ(Security)] メニューの項目にアクセスするには、管理者パスワードを使用し て [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] にログインする必要があります。 証明書の表示 既存の証明書を表示するには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [検索(Find)] コントロールを使用して、証明書のリストをフィルタリングできます。 ステップ 3 証明書または信頼ストアの詳細を表示するには、そのファイル名をクリックします。 [証明書の設定(Certificate Configuration)] ウィンドウに該当の証明書の情報が表示されます。 ステップ 4 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウに戻るには、[関連リンク(Related Links)] リストの [検索/リストに戻る(Back To Find/List)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 証明書のダウンロード Cisco Unified Communications オペレーティング システムから PC に証明書をダウンロードするに は、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [検索(Find)] コントロールを使用して、証明書のリストをフィルタリングできます。 ステップ 3 証明書のファイル名をクリックします。 [証明書の設定(Certificate Configuration)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 4 [ダウンロード(Download)] をクリックします。 ステップ 5 [ファイルのダウンロード(File Download)] ダイアログボックスで、[保存(Save)] をクリック します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 30 セキュリティ 証明書の削除 証明書の削除 信頼できる証明書を削除するには、次の手順を実行します。 注意 証明書を削除すると、システムの動作に影響する場合があります。 証明書リストから選択し た証明書の既存の CSR がシステムから削除されます。 新しい CSR を生成する必要がありま す。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [検索(Find)] コントロールを使用して、証明書のリストをフィルタリングできます。 ステップ 3 証明書のファイル名をクリックします。 [証明書の設定(Certificate Configuration)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 4 [削除(Delete)] をクリックします。 証明書の再作成, (31 ページ) 証明書の再作成 証明書を再作成するには、次の手順を実行します。 注意 証明書を再作成すると、システムの動作に影響する場合があります。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [新規作成(Generate New)] をクリックします。 [証明書の作成(Generate Certificate)] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 3 [証明書の名前(Certificate Name)] リストから、証明書の名前を選択します。 次の表に、表示される証明書の説明を示します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 31 セキュリティ サーバへの証明書のアップロード ステップ 4 名前 説明 tomcat この自己署名ルート証明書は、HTTPS サーバのインストール中に作成され ます。 ipsec この自己署名ルート証明書は、MGCP ゲートウェイおよび H.323 ゲートウェ イとの IPSec 接続のインストール中に生成されます。 [新規作成(Generate New)] をクリックします。 次の作業 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの証明書を再作成したら、バックアップ を実行して、最新のバックアップに再作成した証明書を含める必要があります。 バックアップの 実行の詳細については、『Disaster Recovery System Administration Guide』を参照してください。 サーバへの証明書のアップロード 注意 新しい証明書をアップロードすると、システムの動作に影響する場合があります。 新しい証 明書をアップロードした後、Unified CCX サーバを再起動する必要があります(ハイ アベイラ ビリティ構成の場合は、両方のノードを再起動します)。 (注) システムが信頼証明書を他のクラスタ ノードに自動的に配信することはありません。 複数の ノードで同じ証明書が必要な場合は、証明書を各ノードに個別にアップロードする必要があり ます。 証明書または証明書チェーンのアップロード 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [証明書/証明書チェーンのアップロード(Upload Certificate/Certificate chain)] をクリックします。 [証明書/証明書チェーンのアップロード(Upload Certificate/Certificate Chain)] ダイアログボック スが表示されます。 ステップ 3 [証明書の名前(Certificate Name)] リストから、証明書の名前を選択します。 ステップ 4 次のいずれかの手順を実行して、アップロードするファイルを選択します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 32 セキュリティ サードパーティ製の CA 証明書の取得 • [ファイルのアップロード(Upload File)] テキストボックスに、ファイルのパスを入力しま す。または、 • [参照(Browse)] ボタンをクリックしてファイルを選択し、[開く(Open)] をクリックしま す。 Cisco Unified CCX は、プライバシー強化メール(PEM)Base64 エンコード形式の X.509 証明 書(ファイル内に 1 つの PEM 証明書のみ)、識別符号化規則(DER)形式の X509 証明書、 および DER 形式の PKCS#7(Public-Key Cryptography Standards)証明書チェーンをサポート しています。 PEM 形式の PKCS#7 証明書チェーンはサポートしていません。 ステップ 5 [ファイルのアップロード(Upload File)] ボタンをクリックして、サーバにファイルをアップロー ドします。 ディレクトリ信頼証明書 (注) ディレクトリ信頼証明書のアップロードは、Unified CCX 9.0(x) には適用されません。 サードパーティ製の CA 証明書の取得 Cisco Unified Communications オペレーティング システムは、サード パーティ製の認証局(CA) が PKCS # 10 証明書署名要求(CSR)によって発行した証明書をサポートしています。 次の表に、 このプロセスの概要および参考となる文書を示します。 手順 ステップ 1 サーバに CSR を作成します。 「証明書署名要求の生成, (34 ページ)」を参照してください。 ステップ 2 CSR を PC にダウンロードします。 「証明書署名要求のダウンロード, (34 ページ)」を参照してください。 ステップ 3 CSR を使用して、CA からアプリケーション証明書を取得します。 アプリケーション証明書の取得に関する情報は、CA から入手してください。 その他の注意事項 については、「アプリケーション証明書, (35 ページ)」を参照してください。 ステップ 4 CA ルート証明書を取得します。 ルート証明書の取得に関する情報は、CA から入手してください。 その他の注意事項については、 「アプリケーション証明書, (35 ページ)」を参照してください。 ステップ 5 CA ルート証明書をサーバにアップロードします。 「証明書または証明書チェーンのアップロード, (32 ページ)」を参照してください。 ステップ 6 アプリケーション証明書をサーバにアップロードします。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 33 セキュリティ サードパーティ製の CA 証明書の取得 「証明書または証明書チェーンのアップロード, (32 ページ)」を参照してください。 ステップ 7 新しい証明書の影響を受けるサービスを再起動します。 すべての証明書タイプで、対応するサービスを再起動します(たとえば、Tomcat の証明書を更新 した場合は Tomcat サービスを再起動します)。 サービスの再起動の詳細については、『Cisco Unified CCX Serviceability Administration Guide』を参照してください。 証明書署名要求の生成 証明書署名要求(CSR)を作成するには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [CSR の作成(Generate CSR)] をクリックします。 [証明書署名要求の作成(Generate Certificate Signing Request)] ダイアログボックスが表示されま す。 ステップ 3 [証明書の名前(Certificate Name)] リストから、証明書の名前を選択します。 (注) Cisco Unified オペレーティング システムの現行リリースでは、[証明書の名前(Certificate Name)] リストの [ディレクトリ(Directory)] オプションは使用できなくなりました。 ステップ 4 [CSR の作成(Generate CSR)] をクリックします。 証明書署名要求のダウンロード 証明書署名要求をダウンロードするには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。 [証明書の一覧(Certificate List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [CSR のダウンロード(Download CSR)] をクリックします。 [証明書署名要求のダウンロード(Download Certificate Signing Request)] ダイアログボックスが表 示されます。 ステップ 3 [証明書の名前(Certificate Name)] リストから、証明書の名前を選択します。 ステップ 4 [CSR のダウンロード(Download CSR)] をクリックします。 ステップ 5 [ファイルのダウンロード(File Download)] ダイアログボックスで、[保存(Save)] をクリック します。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 34 セキュリティ 証明書の有効期限日のモニタ アプリケーション証明書 サード パーティの CA が発行するアプリケーション証明書を使用するには、署名付きのアプリケー ション証明書と CA ルート証明書の両方を CA から取得する必要があります。 これらの証明書の 取得に関する情報は、CA から入手してください。 入手の手順は、CA によって異なります。 Cisco Unified Communications オペレーティング システムでは、証明書は DER および PEM エン コード形式で、CSR は PEM エンコード形式で生成されます。 また、PEM および DER エンコー ド形式の証明書を受け入れます。 すべての証明書タイプについて、それぞれのノードで CA ルート証明書およびアプリケーション 証明書を取得およびアップロードしてください。 Tomcat、および IPSec の CSR では、次の拡張情報を使用します。 X509v3 Key Usage: Digital Signature, Key Encipherment, Data Encipherment, Key Agreement X509v3 Extended Key Usage: TLS Web Server Authentication, TLS Web Client Authentication, IPSec End System 1 アプリケーション証明書を署名した CA の CA ルート証明書をアップロードします。 下位 CA がアプリケーション証明書を署名した場合、ルート CA ではなく、下位 CA の CA ルート証明 書をアップロードします。 2 CA ルート証明書およびアプリケーション証明書をアップロードするには、同じ [証明書のアッ プロード(Upload Certificate)] ダイアログボックスを使用します。 CA ルート証明書をアップ ロードする場合、certificate type-trust 形式の証明書名を選択します。 3 アプリケーション証明書をアップロードする場合、証明書タイプのみが含まれる証明書の名前 を選択します。 たとえば、Tomcat CA ルート証明書をアップロードする場合、[Tomcat の信頼 性(tomcat-trust)] を選択し、Tomcat アプリケーション証明書をアップロードする場合、[Tomcat (tomcat)] を選択します。 証明書の有効期限日のモニタ 証明書の有効期限日が近づいたときに、システムから自動的に電子メールを送信できます。 証明 書有効期限モニタの表示と設定をするには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [証明書モニタ(Certificate Monitor)] を選択します。 [証明書モニタ(Certificate Monitor)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 必要な設定情報を入力します。 [証明書の有効期限日の監視(Certificate Monitor Expiration)] フィールドの説明については、次の 表を参照してください。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 35 セキュリティ IPSec 管理 ステップ 3 変更を保存するには、[保存(Save)] をクリックします。 表 7:[証明書モニタ(Certificate Monitor)] フィールドの説明 フィールド 説明 通知開始時期 (Notification Start Time) 証明書が無効になる何日前に通知を送信してもらうかを入力します。 通知の頻度 (Notification Frequency) 通知の頻度を時間または日単位で入力します。 電子メール通知の有 効化(Enable Email Notification) E メール通知を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。 電子メール ID(Email 通知の送信先電子メール アドレスを入力します。 IDs) (注) システムから通知を送信するには、SMTP ホストを設定する必 要があります。 IPSec 管理 次の各項では、[IPSec] メニューで実行できる機能を説明します。 • 新しい IPSec ポリシーの設定, (36 ページ) • IPSec ポリシーの管理, (39 ページ) (注) IPSec は、インストール時にクラスタ内のノード間で自動的に設定されません。 新しい IPSec ポリシーの設定 システムのアップグレード中、IPSec ポリシーに何らかの変更を行ってもその変更は無効になりま すので、アップグレード中は IPSec ポリシーを変更または作成しないでください。 注意 IPSec はシステムのパフォーマンスに影響します(特に暗号化した場合)。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 36 セキュリティ 新しい IPSec ポリシーの設定 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [IPSec の設定(IPSEC Configuration)] を選択します。 [IPSEC ポリシーの一覧(IPSEC Policy List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [新規追加(Add New)] をクリックします。 [IPSECポリシーの設定(IPSEC Policy Configuration)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 3 [IPSEC ポリシーの設定(IPSEC Policy Configuration)] ウィンドウに適切な情報を入力します。 こ のウィンドウのフィールドの説明については、次の表を参照してください。 ステップ 4 新しい IPSec ポリシーを設定するには、[保存(Save)] をクリックします。 表 8:[IPSEC ポリシーとアソシエーション(IPSec Policy and Association)] フィールドの説明 フィールド 説明 ポリシー グルー IPSec ポリシー グループの名前を指定します。 名前には、文字、数字、ハイ プ名(Policy フンのみを使用できます。 Group Name) ポリシー名 IPSec ポリシーの名前を指定します。 名前には、文字、数字、ハイフンのみを 使用できます。 認証方式 認証方式を指定します。 事前共有キー (Preshared Key) [認証方式(Authentication Method)] フィールドで [事前共有キー(Pre-Shared Key)] を選択した場合は、事前共有キーを指定します。 ピア タイプ (Peer Type) ピアのタイプが同じか異なるかを指定します。 証明書の名前 (Certificate Name) [ピア タイプ(Peer Type)] で [異なる(Different)] を選択した場合、新しい 証明書の名前を入力します。 宛先アドレス 接続先の IP アドレスまたは FQDN を指定します。 送信先ポート 接続先のポート番号を指定します。 送信元アドレス ソースの IP アドレスまたは FQDN を指定します。 送信元ポート ソースのポート番号を指定します。 (注) 事前共有 IPSec キーには、英字およびハイフンのみ使用できます。 空白文字またはその他の文字は使用できません。 Windows ベース バージョンの Unified CCX から移行する場合、現行バージョンの Unified CCX と互換性があるように事前共有 IPSec キーの名前を変更 する必要があります。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 37 セキュリティ 新しい IPSec ポリシーの設定 フィールド 説明 Mode 転送モードを指定します。 リモート ポート 接続先で使用されるポート番号を指定します。 (Remote Port) プロトコル (Protocol) プロトコルを指定します。 • TCP • UDP • 任意(Any) 暗号化アルゴリ ズム ドロップダウン リストから、暗号化アルゴリズムを選択します。 選択肢は次 のとおりです。 • DES • 3DES ハッシュ アルゴ ハッシュ アルゴリズムを指定します。 リズム(Hash • SHA1:フェーズ 1 IKE ネゴシエーションで使用されるハッシュ アルゴリ Algorithm) ズム • MD5:フェーズ 1 IKE ネゴシエーションで使用されるハッシュ アルゴリ ズム ESP アルゴリズ ム(ESP Algorithm) ドロップダウン リストから、ESP アルゴリズムを選択します。 選択肢は次の とおりです。 • NULL_ENC • DES • 3DES • BLOWFISH • RIJNDAEL フェーズ 1 のラ フェーズ 1 の IKE ネゴシエーションのライフタイムを秒単位で指定します。 イフタイム (Phase One Life Time) フェーズ 1 の DH(Phase One DH) ドロップダウン リストから、フェーズ 1 の DH 値を選択します。 2、1 および 5 から選択できます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 38 セキュリティ IPSec ポリシーの管理 フィールド 説明 フェーズ 2 のラ フェーズ 2 の IKE ネゴシエーションのライフタイムを秒単位で指定します。 イフタイム (Phase Two Life Time) フェーズ 2 の DH(Phase Two DH) ドロップダウン リストから、フェーズ 2 の DH 値を選択します。 2、1 および 5 から選択できます。 ポリシーを有効 ポリシーを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。 IPSec ポリシーの管理 既存の IPSec ポリシーを表示、イネーブル/ディセーブル、または削除するには、次の手順を実行 します。 (注) システムのアップグレード中、IPSec ポリシーに何らかの変更を行ってもその変更は無効にな ります。アップグレード中は IPSec ポリシーを変更または作成しないでください。 注意 IPSec はシステムのパフォーマンスに影響します(特に暗号化した場合)。 注意 既存の IPSec ポリシーを変更すると、システムの正常な動作に影響する場合があります。 手順 ステップ 1 [セキュリティ(Security)] > [IPSECの設定(IPSEC Configuration)] を選択します。 (注) [セキュリティ(Security)] メニューの項目にアクセスするには、管理者パスワードを使 用して [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] に再ログインする必要があります。 [IPSEC ポリシーの一覧(IPSEC Policy List)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 ポリシーを表示、有効、または無効にするには、次の手順を実行します。 a) ポリシー名をクリックします。 [IPSECポリシーの設定(IPSEC Policy Configuration)] ウィンドウが表示されます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 39 セキュリティ 証明書の一括管理 b) ポリシーをイネーブルまたはディセーブルにするには、[ポリシーの有効化(Enable Policy)] チェックボックスをクリックします。 c) [保存(Save)] をクリックします。 ステップ 3 1 つまたは複数のポリシーを削除するには、次の手順を実行します。 a) 削除するポリシーの横にあるチェックボックスをオンにします。 [すべてを選択(Select All)] をクリックするとすべてのポリシーを選択でき、[すべてをクリア (Clear All)] を選択するとすべてのチェックボックスをクリアできます。 b) [Delete Selected(選択したユーザを削除)] をクリックします。 証明書の一括管理 (注) [セキュリティ(Security)] > [証明書の一括管理(Bulk Certificate Management)] メニュー オプ ションは、Unified CCX 9.0(x) には適用されません。 シングル サインオン (注) [セキュリティ(Security)] > [シングルサインオン(Single Sign On)] メニュー オプションは、 Unified CCX 9.0(x) には適用されません。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 40 第 7 章 ユーティリティ関数 この章では、他のシステムに対する ping やリモート サポートの設定など、このオペレーティン グ システムで使用可能なユーティリティ機能について説明します。 • ping, 41 ページ • リモート アカウントのサポート, 42 ページ ping [ping ユーティリティ(Ping Utility)] ウィンドウを使用して、ネットワーク内の別のサーバに ping を送信します。 別のシステムに ping を送信するには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[サービス(Services)] > [Ping] を選択します。 [リモートの ping(Ping Remote)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 ping の送信先となるシステムの IP アドレスまたはネットワーク名を入力します。 ステップ 3 ping 間隔を秒単位で入力します。 ステップ 4 パケット サイズを入力します。 ステップ 5 ping 回数(システムに ping を送信する回数)を入力します。 (注) 複数回の ping を指定した場合は、ping コマンドを入力しても ping の日時が瞬時に表示 されません。 ping コマンドでデータが表示されるのは、指定した回数の ping を送信し た後です。 ステップ 6 IPSec を検証するかどうかを選択します。 ステップ 7 [Ping] をクリックします。 [リモートの ping(Ping Remote)] ウィンドウに ping の統計情報が表示されます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 41 ユーティリティ関数 リモート アカウントのサポート リモート アカウントのサポート [リモート アクセスの設定(Remote Access Configuration)] ウィンドウで、シスコのサポート担当 者が指定日時にシステムにアクセスするために使用できるリモート アカウントを設定できます。 リモート サポートは次の手順で行われます。 1 ユーザがリモート サポート アカウントを設定します。 このアカウントには、シスコの担当者 がアクセスできる制限時間があります。 この制限時間は、さまざまな値に設定できます。 2 リモート サポート アカウントを設定すると、パス フレーズが生成されます。 3 ユーザはシスコのサポートに電話し、リモート サポート アカウント名とパス フレーズを伝え ます。 4 シスコのサポート担当者はパスフレーズをデコーダ プログラムに入力し、パス フレーズから パスワードを生成します。 5 シスコのサポート担当者はデコードしたパスワードを使用して、お客様のシステムにリモート サポート アカウントでログインします。 6 アカウントの制限時間が経過すると、シスコのサポート担当者はリモート サポート アカウン トにアクセスできなくなります。 リモート サポートを設定するには、次の手順を実行します。 手順 ステップ 1 [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[サービス(Services)] > [リモート サポート (Remote Support)] を選択します。 [リモート アクセスの設定(Remote Access Configuration)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [アカウント名(Account Name)] フィールドにリモート アカウントのアカウント名を入力します。 アカウント名は 6 文字以上にする必要があり、すべてアルファベットの小文字を使用します。 注意 “uccx” または “UCCX” から始まるリモート アカウント名を作成することは避けてくださ い。そのようなユーザ名は Unified CCX サーバ内で内部的に使用されるシステム アカウン ト名と競合する場合があるためです。 ステップ 3 [アカウントの有効期限(Account Duration)] フィールドにアカウントの有効期間を日数で入力し ます。 デフォルトのアカウントの有効期限は 30 日です。 ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。 次の表のフィールドは、[リモートアクセスアカウント情報(Remote Access Account Information)] 領域に表示されます。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 42 ユーティリティ関数 リモート アカウントのサポート 表 9:[リモートアクセスアカウント情報(Remote Access Account Information)] フィールドと説明 フィールド 説明 アカウント名(Account name) リモート サポート アカウントの名前が表示さ れます。 有効期限 リモート アカウントへのアクセスが期限切れに なる日時が表示されます。 パス フレーズ(Passphrase) 生成されたパス フレーズが表示されます。 デコード バージョン(Decode version) 使用中のデコーダのバージョンが示されます。 ステップ 5 生成されたパス フレーズを使用してシステムにアクセスする方法については、シスコの担当者に お問い合わせください。 ステップ 6 リモート アクセス サポート アカウントを削除するには、[削除(Delete)] をクリックします。 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) 43 ユーティリティ関数 リモート アカウントのサポート Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) 44 索引 記号 い リモート サポート 42 セットアップ 42 イーサネット設定 19 インストール/アップグレード、メニュー 4 インストールされているソフトウェア 13 手順 13 C CLI 4 お I Internet Explorer 29 セキュリティ オプションの設定 29 IPSec 36, 39 新しいポリシーのセットアップ 36 管理 36 ポリシーの表示 39 ポリシーの変更 39 N オペレーティング システム 1, 2, 3, 4, 5, 6, 10, 26 概要 1 管理者パスワード 6 サービス 4 再起動 26 ステータス 2 セキュリティ 3 設定 2, 3 ソフトウェア アップグレード 4 ハードウェア ステータス 10 手順 10 ブラウザ要件 2 ログイン 5 NTP サーバ設定 21 か P 管理者パスワード 6 ping 41 S SMTP 設定 22 く クラスタ ノード 9 手順 9 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) IN-1 索引 こ コマンドライン インターフェイス 4 さ サービス 4, 41, 42 ping 4, 41 概要 41 リモート サポート 4, 42 概要 42 セットアップ 42 再起動 26 現在のバージョン 26 し 時刻設定 22 システム 13, 26 シャットダウン 26 ステータス 13 手順 13 シャットダウン、オペレーティング システム 26 証明書 30, 31, 34, 35 再作成 31 署名要求のダウンロード 34 表示 30 有効期限日のモニタ 35 す ステータス 2, 10, 13 オペレーティング システム 2 システム 13 手順 13 ハードウェア 10 手順 10 セキュリティ (続き) メニュー 3 設定 2, 3, 19, 21, 22 IP 19 NTP サーバ 21 SMTP 22 Ethernet 19 手順 19 オペレーティング システム 2 時刻 22 パブリッシャ 21 メニュー 3 そ ソフトウェア 4, 13 アップグレード 4 インストール済み 13 手順 13 の ノード、クラスタ 9 手順 9 は バージョン、再起動 26 ハードウェア ステータス 10 手順 10 パスワード、回復 6 パブリッシャ設定 21 ひ 表示、メニュー 2 せ ふ セキュリティ 3, 29 IE のオプションの設定 29 概要 29 設定 3 ブラウザ要件 2 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) IN-2 索引 め ろ メニュー 2, 3, 4 show 2 インストール/アップグレード 4 セキュリティ 3 設定 3 ログイン 5 概要 5 手順 5 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング システ ム管理ガイド、リリース 10.5(1) IN-3 索引 Cisco Unified CCX および Cisco Unified IP IVR 向け Cisco Unified Communications オペレーティング シ ステム管理ガイド、リリース 10.5(1) IN-4
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