Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop:オンデマンド サービスとしてのデスクトップ およびアプリケーションの提供 ソリューションの概要 目次 課題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 ソリューション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 従業員のモビリティ、柔軟性、生産性の向上 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 妥協のないユーザ エクスペリエンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 スケーラブルで俊敏性の高い高性能インフラストラクチャ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 セキュアな IT 運用とコンプライアンスの強化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 Citrix XenDesktop. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 いつでもどこでもどのデバイスでも . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 Citrix HDX ユーザ エクスペリエンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 Citrix FlexCast デリバリ テクノロジー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 Citrix XenApp によるオンデマンド アプリケーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 オープン アーキテクチャ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 Cisco Unified Computing System. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 組み込み型の統合管理とシスコ サービス プロファイル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 ユニファイド ファブリックとユニファイド エクステンダ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 仮想化に最適なコンピューティング リソース . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 Cisco UCS B250 M2 拡張メモリ ブレード サーバ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 Cisco UCS B200 M2 ブレード サーバ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 シスコのネットワーク アダプタ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 仮想化 I/O と Cisco VN-Link テクノロジー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 ソリューション アーキテクチャ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .14 リファレンス アーキテクチャの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 まとめ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17 関連情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 2 of 18 ソリューションの概要 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop: オンデマンド サービスとしてのデスクトップおよびアプリケーションの提供 今日の企業にはさまざまな葛藤があります。ユーザは仕事の方法に関して際限なく柔軟 性を求め、また IT 部門は世界各地の支社に分散しているデスクトップやミッションクリ ティカルなデータの管理法を再確立する必要に迫られています。Cisco® Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop を導入すれば、こうした葛藤を解決 し、職場のモビリティ、柔軟性、生産性を高めることができます。ユーザは、サポート されている任意のデバイスでいつでもどこでも自分のアプリケーションやデータにアクセ スできるようになり、求めていた優れたユーザ エクスペリエンスが得られます。IT 部門は、 運用方法を大きく改善できます。デスクトップ インフラストラクチャのセキュリティ強化 と集中管理が可能になり、スケーラブルで俊敏かつ高性能なインフラストラクチャに仮 想デスクトップ ソリューションを導入できます。 課題 どのような組織も、エンドユーザ コンピューティング戦略の再評価を行えば、IT 部門とユーザの間の矛盾す る要求にバランスよく対応する必要性に気付きます。ユーザは常に柔軟性やモビリティの向上と選択の幅の拡 大を求めており、IT 部門はコストの削減、複雑さの軽減、セキュリティとコンプライアンスの強化、スケーラ ブルな高性能インフラストラクチャの構築、ビジネス ニーズに合せてすぐに機能する俊敏なアプローチの選択 を必要としています。 IT 部門は、従来のデスクトップ インフラストラクチャを維持するのはコスト面でもリスク面でも限界に来ている ことを認識しつつあります。現在のようにアプリケーションが搭載されたデスクトップ PC やノート PC が世界 中に分散している状態では、管理が困難で手間もかかります。時の経過とともに、組織内の各 PC のオペレー ティング システムおよびアプリケーション イメージはそれぞれ異なったものになっていくため、一度に 1 つのシ ステムの問題にしか対処できなくなります。また、ミッションクリティカルなデータが世界中のリソース プール に分散していて適切に管理できないと、法規や業界の規制の順守に問題が生じます。ユーザが仕事に自分専 用のデスクトップ マシンのみを使用している場合は、職場へのアクセスが制限されるような予想外の出来事が 生じたときに業務が滞ってしまいます。IT 部門は合併、買収、拡張などの事業上の出来事に対応しなければ なりませんが、そのためには新しいデスクトップを PC ごとに 1 つずつ統合したり導入したりする作業が必要 になります。近い将来 Microsoft Windows 7 への移行が予想される中、IT 部門はできるだけ迅速でコスト 効率のよい移行方法を模索しています。 一方、グローバル経済の中でビジネスを遂行するには最大限の生産性を保っている必要があります。ユーザ は仕事の効率を高めるために、いつでもどこでも任意のデバイスでアプリケーションにアクセスできることを求 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 3 of 18 ソリューションの概要 めます。このようなユーザの期待にはオフィスのデスクトップ PC の更新では対処できません。事実上どこから でもワイヤレス ネットワークにアクセスできるスマート フォン、タブレット、ノート PC などの新しいコンシュー マ デバイスへの対応が必要です。個人のデバイスでオンライン ストアにアクセスし、ワンタッチで新しいアプリ ケーションを追加することに慣れたユーザは、IT 部門にも当然のこととして同レベルの選択の幅や機能性を期 待し、生産性を向上できると考えます。 デスクトップ仮想化アプローチを採用すればこれらの問題を解決できますが、その前に、まず適切なソリュー ションを選択するという難題が待ち受けています。ソリューションは、 できるだけコスト効率が高く、 シンプルで、 容易に導入できるものでなければなりません。新ソリューションに移行するユーザの増加に合わせて徐々に拡 張していける必要もあります。そして何よりも重要なのは、ユーザのニーズと IT 部門のニーズにバランスよく 対応できるという点です。 ER E AN Y D E E AN IC Y H V W ソリューション Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、デスクトッ AN Y TIM E このソリューションは、仮想デスクトッ プおよびアプリケーションをオンデマン ド サービスとしてユーザに提供します。 ユーザはいつでもどこでも、どのデバイ スからでもサービスを利用できます。 プとアプリケーションをオンデマンド サービスとして提供するソリューションです。 ユーザはいつでもどこでも、どんなデバイスからでもサービスを利用できます。この ソリューションによって、モビリティと柔軟性が強化され、世界各地で働く従業員 の生産性が向上します。このソリューションは最初から仮想化環境向けに設計されたプラットフォームに導入 され、妥協のないユーザ エクスペリエンスを実現します。IT 部門は、デスクトップの運用を一元化し、ミッショ ンクリティカルなデータのセキュリティに効果的に対応し、あらゆるビジネスの基盤である従業員のサポート を強化できます。 ユーザのニーズ(モビリティ、柔軟性、選択の幅)と IT 部門のニーズ(デ このソリューションを使用することで、 スクトップ インフラストラクチャの集中管理、ミッションクリティカルなデータのセキュリティ確保、ビジネス 要件の変化への即座の対応) に最適なバランスで対応できます。しかもこれらすべてを、多くの競合ソリューショ ンよりも単純で導入しやすくスケーラブルでコスト効率の高い方法で実現できるのです。 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、Cisco Unified Computing System ™ と Citrix XenDesktop を組み合わせたソリューションであり、デスクトップとアプリケーションを オンデマンドのサービスとして提供します。このソリューションは、高性能 Intel® Xeon® プロセッサの能力を活 用するとともに、シスコのエンドツーエンド ネットワーキング テクノロジーのパフォーマンスとセキュリティを通 じて利用範囲を拡大することができます。その結果として、企業のあらゆるユーザに高度なユーザ エクスペリ エンスを提供することが可能になりました。 このソリューションは、スケーラブルなモジュラ アーキテクチャを採用しており、シスコ サービス プロファイル に実装されている自動設定インストラクションに従って 1 つ以上のパッケージでアセンブルされます。この方式 を採用することで、初期導入やその後の拡張にかかる時間が短縮され、ダウンタイムの原因になりかねないエ ラーが減少します。プライマリ パッケージとして Cisco UCS Base Pack for Desktop Virtualization を導入し、2 つのオプション パッケージで簡単に拡張できます。Cisco UCS Expansion Pack for VDI-Based Desktops は仮想デスクトップ インフラストラク チャ(VDI)ベースのデスクトップをサポートし、Cisco UCS Expansion Pack for Hosted Shared Desktops はセッションベースのデスクトップをサポートします。 シスコは、ハードウェアと Citrix XenDesktop の設定方法を示したリファレンス アーキテクチャを提供してい ます。このソリューションにはオープン アーキテクチャが採用されているので、 ニーズに合わせて最適なハイパー バイザを利用できます。ハイパーバイザは Citrix XenServer、Microsoft Windows 2008 Release 2(R2) Hyper-V、VMware vSphere から選択できます。また、このソリューションで採用されているサポート モデ ルでは、1 つの番号であらゆる種類のリクエストに対応する電話サポート窓口が用意されています。 従業員のモビリティ、柔軟性、生産性の向上 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、Microsoft Windows デスクトップ およびアプリケーションを、従来の Windows PC、Mac、シン クライアント、スマート フォン、タブレットか らアクセス可能なオンデマンド サービスとして提供します。このソリューションを使用することで、職場の柔軟 性、ビジネスの継続性、ユーザのモビリティ、生産性が向上します。 このソリューションは、デスクトップとアプリケーションをオンデマンドのサービスとして提供します。Cisco Unified Computing System の能力と、シスコのネットワーキングによるエンドツーエンド機能を組み合わせ ることで、 Citrix FlexCast デリバリ テクノロジーのオプションが広がり、特定のユーザやユーザ グループのニー All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 4 of 18 ソリューションの概要 ズに対応するカスタマイズが可能です。社内にはさまざまな職種のユーザがいて、求めるパフォーマンスやパー ソナライゼーションもそれぞれに異なります。標準に沿ったシンプルなデスクトップを望むユーザもいれば、高 性能や細部までパーソナライズされたデスクトップを望むユーザもいます。Citrix FlexCast テクノロジーを利 用することで、IT 部門は、ホスト型であろうとローカルであろうと、物理であろうと仮想であろうと、あらゆる タイプの仮想デスクトップおよびアプリケーションを、パフォーマンス、セキュリティ、柔軟性に対する各ユー ザの要求に合わせて提供できます。 このオンデマンド アプリケーション デリバリは Cisco Unified Computing System のステートレス アーキテ クチャによってサポートされているので、数日から数週間程度を要していた従来のインフラストラクチャの導入 とは異なり、数分で新しいデスクトップおよびアプリケーション仮想化インフラストラクチャを導入できます。 つまり、このソリューションのデスクトップおよびアプリケーション デリバリ メカニズムはユーザの生産性を向 上させ、このソリューションの基盤は IT 部門の生産性を向上させます。 妥協のないユーザ エクスペリエンス Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、カスタマイズされたユーザ エクスペ リエンスをローカル PC に匹敵するレベルで提供します。Citrix HDX テクノロジーは、ユーザがどこでマルチ メディア、リアルタイム コラボレーション、USB 周辺機器、3D グラフィックスなどを使用しても、従来の PC よりも高い信頼性と可用性で高解像度のユーザ エクスペリエンスを実現します。ユーザは、必要なアプリケー ションを選択して導入できます。また、従来の PC 環境でよく生じる問題から解放されます。さらに、 デスクトッ プとアプリケーションの集中管理によって、ウイルスの脅威やダイナミックリンク ライブラリ間の競合が軽減さ れ、可用性とユーザの生産性が向上します。 このソリューションは、Intel Xeon プロセッサベースのサーバを基盤としています。他のソリューションよりも 仮想マシンの密度を高め、導入コストを削減しつつ、VDI およびセッションベースのデスクトップの処理を加 速化することで、仮想化アプリケーションおよびデスクトップに対応できる高パフォーマンスを実現しています。 このソリューションの強みの 1 つは、10 Gbps のユニファイド ファブリックが使用されている点です。低遅延 のネットワーク インフラストラクチャであるため、アプリケーションの応答性とパフォーマンスが大きく向上し ます。このユニファイド ファブリックにより、ユーザへのデスクトップおよびアプリケーションを高速にストリー ミングできます。このインフラストラクチャによるストレージのスループットの向上と毎秒 I/O 処理数(IOPS) の増大が、仮想デスクトップのパフォーマンスに効果をもたらします。LAN と SAN を統合するためのインテ リジェントかつスケーラブルな基盤になるだけでなく、2 種類のネットワークを導入せずに 1 つのネットワーク で済むため、コストの節約にもなります。シスコと Citrix の WAN 最適化テクノロジーは、データセンターだ けでなく、WAN を通じた仮想デスクトップ デリバリも最適化するので、世界各地に分散するモバイル業務環 境で優れたユーザ エクスペリエンスを維持することができます。 スケーラブルで俊敏性の高い高性能インフラストラクチャ 仮想デスクトップ環境には、パフォーマンス、柔軟性、信頼性の高いインフラストラクチャが必要です。 Cisco Unified Computing System は、さまざまな独自の新技術を組み合わせることで、デスクトップ仮想 化の理想的なプラットフォームになっています。 仮想デスクトップ環境では、迅速に導入できること、そしてユーザを従来の PC から移行しながら徐々に拡張 できることが重要です。Cisco Unified Computing System は緊密に統合されたステートレスなシステムな ので、サーバとネットワーキング インフラストラクチャ全体で一度ハードウェアの配線を行えば、後はソフトウェ アを使用して設定できます。このソリューションには、ダウンロード可能な定義済みシスコ サービス プロファ イルが含まれています。このプロファイルを使用することで、Citrix XenDesktop の導入と拡張をエラーなく 迅速に実行できます。 Microsoft Windows 7 や新世代のアプリケーションを利用するには、サーバのメモリ容量と処理能力のバラ ンスを新たなレベルに変更する必要があります。Cisco Unified Computing System は、シスコ拡張メモリ テクノロジーにより 2 ソケット サーバで 192 GB のメモリ フットプリントという高いコスト効率を実現します。 このプラットフォームは、すべての Intel Xeon プロセッサに組み込まれているインテルの仮想化テクノロジーと の組み合わせによって、同等の他のシステムよりも低コストで高いパフォーマンス、スケーラビリティ、俊敏性 を提供します。 ネットワーク帯域幅が大きく、低遅延であれば、データセンターでホストされている仮想デスクトップでもロー カル デスクトップと同 等の応 答 性が 実 現し、ユーザ エクスペリエンスが 向 上します。Cisco Unified Computing System の 10 Gbps ユニファイド ファブリックは、このソリューションが提供する高パフォーマ All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 5 of 18 ソリューションの概要 ンスのデスクトップおよびデータ アクセスに大きく貢献しています。ユーザへのデスクトップとアプリケーション のストリーミングが高速化し、遅延が軽減されるとともに、サーバ ストレージ アクセスに使用できる帯域幅が 増大するからです。また、このシステムは、10 ギガビット イーサネットと Fibre Channel over Ethernet (FCoE)をベースとしており、ネットワーク トラフィックをストレージ アクセスと分離するためにアダプタ、ケー ブル、スイッチ ポートを冗長構成にする必要がないので、ラックレベルの配線が非常にシンプルになります。 シンプルであるということは、コストの削減、複雑さの軽減、スケーラビリティの向上、消費電力の減少にも つながります。 仮想デスクトップ環境では、多数の仮想マシンが使用されます。従来の仮想化環境では、多くの場合、仮想 マシンのモビリティを高めるため、仮想化プールをサポートするネットワークに最大公約数的なセキュリティが 採用されます。Cisco Unified Computing System の仮想化対応ネットワーキングでは、仮想リンクを物理 リンクとまったく同じセキュリティや管理方法で仮想マシンに接続できるので、仮想化をサポートするためにセ キュリティや管理機能を犠牲にする必要はありません。このソリューションに組み込まれているシスコの仮想イ ンターフェイス カード(VIC)は、あらゆるハイパーバイザと仮想マシンのネットワーキング要件を 1 つの PCI インターフェイスでサポートできます。また、このソリューションに含まれる Cisco Nexus® 1000V は、 シスコの最新機能が結集されたスイッチであり、仮想化対応ネットワーキングを導入してもセキュリティや管 理機能を強化できます。 セキュアな IT 運用とコンプライアンスの強化 世界中に散在している多数の不統一かつ脆弱なデスクトップ イメージをどのように管理するかは、IT 部門が 取 り 組 ま な け れ ば な ら な い 大 き な 課 題 で す。Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop では、データセンターからデータが出ることをまったく許可しないという選択も可能です。 Citrix XenDesktop では、ミッションクリティカルなデータをセキュアな接続と多元的な認証で保護するので、 許可されたユーザだけが特定のアプリケーションやデータに接続するようにできます。そのため、IT 部門は、 組織のポリシーに従って知的財産を保護するとともに、必要なツールを使用して政府や業界の規制に対応で きます。 このソリューションでは、シングル インスタンス管理によって、デバイス、オペレーティング システム、アプリケー ション、ユーザによるパーソナライゼーションを分離し、それぞれのマスター イメージを 1 つずつ維持できます。 IT 部門は、多数のスタティックで重複のない脆弱なデスクトップ イメージを扱うのではなく、すべてを 1 箇所 で集中管理できます。ユーザが実行するアプリケーションおよびオペレーティング システム イメージは中央で 許可されたものであり、そのパッチやセキュリティ設定も許可済みのものなので、継続的なパッチやメンテナ ンスの作業が劇的に軽減されます。 ホスト型仮想デスクトップ環境では、Cisco VN-Link テクノロジーがもたらすネットワーク可視化と、各仮想 マシンのすべて制御機能を通じて、物理リンクと同等に仮想リンク(VLAN、Quality Of Service(QoS)、 セキュリティを含む)を管理できます。このような高度なセキュリティ機能があるからこそ、ネットワーク セキュ リティ ポリシーを集中管理し、仮想マシンからの通信経路を厳格に制御および分離し、仮想マシンがどこにあっ てもネットワーク プロファイルを維持することで仮想マシンのモビリティを強化できるのです。 Citrix XenDesktop Citrix XenDesktop は、Microsoft Windows デスクトップをオンデマンド サービスとしてあらゆる場所のあ らゆるユーザに提供するデスクトップ仮想化ソリューションです。Citrix XenDesktop は、Citrix FlexCast デリバリ テクノロジーを活用することで、タスク ワーカー、ナレッジ ワーカー、モバイル ワーカーなど全社の ユーザに個別のアプリケーションまたはデスクトップ全体を迅速かつセキュアに適用できます。ユーザは、使 用するデバイスを問わずいつでも自分のデスクトップにアクセスできる柔軟性と、高解像度の画面による優れ たユーザ エクスペリエンスを手に入れることができます。IT 部門は、 Citrix XenDesktop を通じて、各オペレー ティング システム、アプリケーション、ユーザ プロファイルのシングル インスタンスを管理し、それらを動的 にアセンブルすることで、ビジ ネスの 俊 敏 性 を 高 め、 デ スクトップ 管 理 を 簡 素 化 できます。Citrix XenDesktop にはオープン アーキテクチャが採用されているので、任意のハイパーバイザ、ストレージ、また は管理インフラストラクチャを使用して簡単にデスクトップ仮想化を導入できます。 いつでもどこでもどのデバイスでも デジタル化された今日の職場では、任意のデバイスを使用していつでもどこでも仕事ができる柔軟性が求めら れます。軽量のユニバーサル クライアントである Citrix Receiver を使用すれば、XenDesktop ユーザは、 任意の PC、Mac、シン クライアント、スマート フォンから自分のデスクトップや会社のアプリケーションにア All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 6 of 18 ソリューションの概要 クセスできます。このソリューションは、職場の柔軟性、ビジネスの継続性、ユーザのモビリティの向上に大 きく貢献します。 Citrix HDX ユーザ エクスペリエンス Citrix XenDesktop 4 は、あらゆるネットワークを通じてあらゆるデバイスに HDX ユーザ エクスペリエンスを 提供し、従来の PC よりも高い信頼性と可用性を実現します。Citrix HDX テクノロジーによって、 ユーザはロー カル PC と同じレベルでマルチメディア、リアルタイム コラボレーション、USB 周辺機器、3D グラフィックス などを使用できます。新しい Web カメラや Voice-over-IP(VoIP)のサポート、オーディオの強化、3D グ ラフィックスのサポート、WAAS(Wide Area Application Service)にも対応しています。これらすべてが、 あらゆる場所のユーザに高解像度のユーザ エクスペリエンスを提供するために役立っています。 Citrix FlexCast デリバリ テクノロジー 社内にはさまざまな職種のユーザがいて、求めるパフォーマンスやパーソナライゼーションもそれぞれに異なり ます。標準に沿ったシンプルなデスクトップを望むユーザもいれば、高性能や細部までパーソナライズされた デスクトップを望むユーザもいます。Citrix XenDesktop では、独自の Citrix FlexCast デリバリ テクノロジー を通じて、これらすべての要求に 1 つのソリューションで対応できます。FlexCast を利用することで、IT 部門 は、ホスト型であろうとローカルであろうと、物理であろうと仮想であろうと、あらゆるタイプの仮想デスクトッ プを、パフォーマンス、セキュリティ、柔軟性に対する各ユーザの要求に合わせて提供できます。 Citrix XenApp によるオンデマンド アプリケーション デスクトップ管理のコストや複雑さを軽減するために、XenDesktop は、Citrix XenApp によるオンデマンド アプリケーションを使用した広範な Citrix アプリケーション仮想化テクノロジーを提供し、Microsoft App-V による統合もサポートしています。Citrix XenApp のアプリケーション仮想化テクノロジーは、データ アクセ スの制御を可能にするとともに、管理が必要なデスクトップ イメージ数の削減、システム競合の回避、アプリ ケーション回帰テストの減少に役立ちます。XenApp は、 デスクトップ仮想化に欠かせない要素です。また、 ユー ザはセルフサービスのアプリケーション ストアを利用してどこからでも即座にアプリケーションにアクセスでき るので、アプリケーションの追加、更新、削除の作業も簡単になります。 オープン アーキテクチャ Citrix XenDesktop は、既存のハイパーバイザ、ストレージ、および Microsoft のインフラストラクチャで機 能するので、IT 部門は、現在のインフラストラクチャへの投資を活用しながら、将来はハイパーバイザの追加 や変更を柔軟に行うことができます。Citrix XenDesktop は、Citrix XenServer、Microsoft Hyper-V、 VMware vSphere のいずれにも対応し、ネットワーク接続されたストレージの管理を Citrix StorageLink テ クノロジーによって簡素化します。また、Citrix XenDesktop は Microsoft App-V および System Center のアプリケーション管理機能とも緊密に統合されています。 Cisco Unified Computing System Cisco Unified Computing System は、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ アクセス、および 仮想化リソースを 1 つの緊密なシステムに統合します。このシステムは、Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop の基盤であり、総所有コスト(TCO)の削減、パフォーマンスの向上、 スケーラビリティやビジネス俊敏性の強化に貢献しています。シスコの特長とも言える投資保護も、このシス テムによってもたらされる利点です。 一般には最新のシステムでもソリューションを構築する際は各コンポーネントの設定、プロビジョニング、アセ ンブルを必要とします。しかし、Cisco Unified Computing System は一歩先を進み、ステートレスな設計 になっています。設置も配線も 1 回で済み、RAID コントローラの設定からファームウェア リビジョン、ネット ワークの設定に至るまで、すべての設定をソフトウェアに組み込まれた統合管理機能によって実行できます。 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop の 導 入 手 順 が 簡 単 な の は、Cisco Unified Computing System の設計のおかげと言えます。このシステムは、Intel Xeon プロセッサベースの サーバ リソースを 10 Gbps ユニファイド ファブリックにもたらし、このファブリックで IP ネットワーキングと ストレージのすべてのトラフィックを処理するので、ラック レベルで IP とストレージのネットワークを別々に設 定する必要がありません。このソリューションは他の実装に比べてコンポーネント数が非常に少ないため、 TCO の削減、導入の簡素化とスピードアップ、複雑さの軽減によるエラーの減少、ひいてはダウンタイムの 短縮にも役立ちます。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 7 of 18 ソリューションの概要 後述のアーキテクチャの説明でも触れますが、このシステムでは、ブレード サーバ シャーシ内のスイッチング が排除され、ブレード サーバ シャーシのスイッチングおよび管理デバイスの数が 3 分の 1 に減っています。こ れによって、ケーブルやアップストリーム スイッチング デバイスも半減し、ラック内でのファイバ接続のコスト や手間がなくなります。また、組み込まれている統合管理機能によって管理を一元化できます。各シャーシ内 にイーサネット スイッチ、ファイバ チャネル スイッチ、管理モジュール各 2 基が接続されている従来のブレー ド サーバ アプローチと比較してみてください(図 1)。 図 1 . 従来のアーキテクチャと比較して、ラックレベルの配線が大幅に減り、整然としている Traditional Rack-In-A-Box Blade Server Cisco Unified Computing System Cisco Unified Computing System は、フォームファクタを選ばない設計になっています。システムのコア にあたる 1 組のファブリック インターコネクトですべてのコンピューティング リソースがリンクされているので、 すべてのシステム コンポーネントを一元的に管理できます。現在、ブレード サーバ シャーシはファブリック エ クステンダを通じてシステムに統合され、これにより各シャーシはシステムの 10 Gbps ユニファイド ファブリッ クを利用しています(図 2)。近い将来、 システムは Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバと統合され、 ラックマウント サーバを使用する組織は今よりも柔軟に段階的な導入を実行できるようになります。 図 2 . Cisco Unified Computing System は一元的な管理でサーバ リソースを 10 Gbps ユニファイド ファ ブリックに統合 Cisco Unified Computing System 10 Gigabit Ethernet and Fibre Channel Uplinks Cisco UCS Manager (Embedded) Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnect Cisco UCS 2100 Series Fabric Extender Cisco UCS B-Series Blade Servers Future Capability Cisco UCS C-Series Rack-Mount Servers Cisco UCS 5000 Series Blade Server Chassis Cisco UCS C-Series Rack-Mount Servers Cisco Unified Computing System は、機器の大幅なアップグレードなしで将来のテクノロジーに対応でき ることを念頭にゼロから設計されたシステムです。ブレード サーバ シャーシに組み込まれている電源および冷 却機能は、将来のプロセッサの消費電力や発熱にも十分対応できます。ミッドプレーンはシャーシの 8 つのハー フ幅スロットそれぞれに最大 40 Gbps のネットワーキング容量を提供できるので、将来的には、ブレード サー バ シャーシを変更することなく I/O 能力を 4 倍に高めることも可能です。シスコはすでに、8 Gbps ファイバ All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 8 of 18 ソリューションの概要 チャネル拡張モジュールのリリースにより、システムのファブリック インターコネクトを変更するだけでシステム の I/O 容量を増大できるという投資保護を実証しています。 組み込み型の統合管理とシスコ サービス プロファイル 従来のソリューション アーキテクチャでは、コンポーネントを手動でアセンブルし、管理機能を後から追加し ます。管理サーバおよびネットワークをアセンブルし、設定し、 メンテナンスする必要があります。ブレード シャー シ内の複数の管理システムの配線と設定に加えて、ファームウェアを最新に維持することも必要です。RAID コントローラの設定とファームウェア、BIOS の設定とファームウェア、ネットワーク インターフェイス カード (NIC)やホストバス アダプタ(HBA)やブレード サーバ内蔵スイッチなどのネットワーク コンポーネントの 設定とファームウェアのように、システム コンポーネントの設定に個別のエレメント マネージャを使用しなけれ ばなりません。一部のベンダーはこのタイプのソリューションに統合管理機能があると主張していますが、管 理サーバと手動設定を必要とするのであれば統合されたソリューションとは言えません。 Cisco Unified Computing System は、完全に統合され一元化された組み込み型の管理機能を提供します。 Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトに組み込まれている Cisco UCS Manager は、2 つのファブリック インターコネクトを Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop 内 にあるかのように使用して、高い可用性で稼動します。論理的には、すべてのシステム コンポーネントがシス テムに集約され、ファブリック インターコネクトの一部のように管理されます。物理的には、コンポーネントは データセンターのラックとブレード サーバ シャーシに分散しています。Cisco UCS Manager がエレメント マ ネージャとして機能するので、すべてのコンポーネントを 1 つのペインから設定できます。Cisco Unified Computing System と高度な管理ツールを統合する場合は、Cisco UCS Manager を利用して、ITIL プロ セスで使用する設定情報(設定管理データベースを含む)をエクスポートできます。また、堅牢な XML API が提供されているため、さまざまなシステム管理ツールと緊密に統合することが可能です。 Cisco UCS Manager によるロールベースの柔軟な管理によって、管理者はコンピューティング インフラスト ラクチャとネットワーク接続のプロビジョニング用のポリシーを定義することに集中し、実際のプロビジョニン グは自動で行えるので、限りある管理の人材を効率的に活用できます。Cisco UCS Manager は、シスコの サービス プロファイルを使用してサーバや I/O のプロパティをプロビジョニングします。 このシステムおよびそのリソースはステートレスであり、シスコのサービス プロファイルには、RAID レベル、 BIOS 設定、ファームウェアのリビジョンと設定、アダプタの ID と設定、VLAN と VSAN のネットワーク設定、 ネットワーク QoS、データセンター接続など、サーバの定義とプロビジョニングを完全に実行するために必 要なすべての情報が含まれています(図 3)。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 9 of 18 ソリューションの概要 図 3 . シスコのサービス プロファイルによってハードウェア スタック全体のエンドツーエンドな自動設定が可能 End-to-End Element Management Service Profile Uplink port configuration, VLAN, VSAN, QoS, and EtherChannels Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnects VN-Link virtual ports connect virtual Ethernet and Fibre Channel links to interconnect Server port configuration including LAN and SAN settings Cisco UCS 2100 Series Fabric Extenders Cisco UCS Network Adapters • Cisco UCS B-Series Blade Servers Fabric extender configuration Is implicitly configured based on the server slot chosen during service profile association and the physical connectivity between the fabric extender and the fabric interconnect NIC configuration: MAC address, VLAN, and QoS settings; host bus adapter HBA configuration: worldwide names (WWNs), VSANs, and bandwidth constraints; and firmware revisions Unique user ID (UUID), firmware revisions, and RAID controller settings Service profile assigned to server, chassis slot, or pool Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop では、ダウンロード可能な定義済みサー ビス プロファイルをソリューションの各サーバ コンポーネントのプロビジョニングに使用するので、 ソリューショ ンを数分ですばやく正確に導入できます。各データセンターの担当技術者が個別にエレメント マネージャを使 用して自分のドメインの各コンポーネントを設定する方法では、導入に数日から数週間かかってしまいます。 シスコのサービス プロファイルは、このソリューションに大きな利点をもたらしています。時間がかかりエラー の発生しやすい手動アセンブリを、マウス操作のポリシーベース処理で置き換えることができます。リソースを 段階的に追加して即座に正確に機能させることができるので、インフラストラクチャの拡張がスピードアップし ます。サーバのプール化や、特定スロットへのサービス プロファイルの割り当てが可能なので、スロットにど のようなサーバを搭載しても、 自動的にプロビジョニングを実行し機能させることができます。 サービス プロファ イルを使用することで、真の意味での作業負荷ポータビリティが可能になります。サーバのアップグレードが 必要になった場合も、アップグレード後のサーバに既存のサービス プロファイルを適用して数分でサービスを 開始できます。また、サービス プロファイルによって、組織が維持しなければならないスペアの数も減ります。 適用可能なサービス プロファイルを呼び出すことで 1 つのスペアを迅速かつ簡単に任意の用途に使用できる からです。 ユニファイド ファブリックとユニファイド エクステンダ このシステムのバックボーンは 2 つの 10 Gbps ユニファイド ファブリックです。このファブリックは、IP とスト レージの両方のトラフィックを加速し、ソリューションの能力を強化して、高解像度のユーザ エクスペリエンス を提供し、サーバのパフォーマンスを高速化し、ネットワークのパフォーマンスを損なうことなくインフラスト ラクチャを拡張できるようにします。このユニファイド ファブリックは、機能別(ハイパーバイザのストレージ アクセス、コンソール、仮想マシンの移動など)のネットワーク分離など、今日のハイパーバイザのすべての I/ O 要件に対応できます。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 10 of 18 ソリューションの概要 このファブリックは、10 ギガビット イーサネットをベースとしており、FCoE や IEEE Data Center Bridging (DCB; データセンター ブリッジング)など標準ベースの拡張機能にも対応しています。これらの拡張機能は システムの単純化に貢献しています。単一のネットワーク ファブリックですべてのサーバ I/O ニーズを満たし、 インフラストラクチャの導入や拡張に必要なアダプタ、ケーブル、スイッチは 1 セットで済むからです。 Priority Flow Control(PFC; 優先度フロー制御)などのイーサネット拡張機能では、FCoE トラフィックを 別のロスレス トラフィック クラスとして管理できるので、FCoE の実装とファイバ チャネル ネットワーキングの 一貫性を維持できます。PFC では、ストレージ トラフィックを IP トラフィックとは別にシェーピングし管理す ることも可能です。全体的には、ユニファイド ファブリックは、 このソリューションのリファレンス アーキテクチャ に含まれる IP ベースのストレージ(ネットワーク ファイル システム(NFS)や Small Computer System Interface over IP(iSCSI)など)、ネイティブ ファイバ チャネル SAN、FCoE 対応デバイス(NetApp 3140 および 3170 ストレージ システムなど)へのアクセスを提供しています。 Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnects このファブリックは、20 の固定ポートと 1 つの拡張モジュール スロットを備えた Cisco UCS 6120XP 20 ポート ファブリック インターコネクトのペアとして実装されます。この低遅延のラインレート インターコネクト は、ソリューションのブレード サーバ シャーシに必要なすべてのダウンストリーム帯域幅を提供します。また、 アップストリームには標準のイーサネット スイッチやストレージ システムを接続できます。このファブリック イ ンターコネクトは、カットスルー アーキテクチャとジャンボフレーム機能で遅延を短縮するとともに、NetApp 3140 および 3120 システムのような 10 ギガビット イーサネット対応ストレージ システムへの帯域幅を増大し ます。このインターコネクトの容量は、拡張モジュール スロットにモジュールを搭載することで拡張できます。 拡張モジュール スロットには、10 ギガビット イーサネット接続の増加用、最大 8 Gbps でのネイティブ ファ イバ チャネル ネットワークへの接続用、またはその両方に使用できる 4 種類のモジュールのいずれかを搭載 できます。 従来のラックマウント型ブレード サーバの実装では、接続のためにシャーシ内にイーサネット スイッチが必要 なため、 ネットワーク アクセス レイヤが分断され、 シャーシごとに管理ポイントが 2 つ増えます。 シスコでは、 ファ ブリック エクステンダを使用して各ブレード サーバ シャーシにユニファイド ファブリックと管理機能を持たせ る方法を採用しています。これらのデバイスは論理的にはファブリック インターコネクトの一部であり、その設 定やファームウェアは親インターコネクトによって暗黙的に管理されます。これらのデバイスは物理的にはブ レード サーバ シャーシの一部なので、管理が必要な別のデバイスを追加することなく、 システムのネットワーク、 ストレージ、管理接続のニーズを分散できます。デスクトップ仮想化のオンデマンド インフラストラクチャ要件 を満たすために不可欠な特長である複雑化しない拡張を可能にしているのは、シスコのファブリック エクステ ンダです。 仮想化に最適なコンピューティング リソース 仮想デスクトップ環境のコスト パフォーマンスを最大限に高めるには、仮想環境独特の作業負荷要件に合わ せて最適化された効率的でスケーラブルなインフラストラクチャが必要です。Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシに搭載された Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバを使用して実装されます。このソリューションに使用されているブレード サー バの一部にはシスコの拡張メモリ テクノロジーが採用されており、2 ソケット サーバで最大 384 GB のメモリ を提供します。このサーバに使用される Cisco VIC は、仮想化環境で I/O を高速化するとともに、仮想マシ ンのネットワーク トラフィックの可視性と制御能力を高めます。 ブレード シャーシは、取り外し可能なパーティションに区分された 6 ラック ユニット(6RU)のデバイスです。 パーティションにはハーフ幅のブレード サーバを最大 8 台またはフル幅のブレード サーバを最大 4 台搭載で きます。ミッドプレーン以外のコンポーネントは導入後にお客様自身で交換可能です。また、効率的な電源が 備わっており、非冗長、N+1 冗長、またはグリッド冗長に構成できます。シャーシの 8 つのファンはホットスワッ プ可能です。ケーブルはすべてシャーシの背面から接続します。ブレード サーバはすべて前面パネルからアク セスできます。 Cisco UCS 5100 Series Blade Chassis Cisco UCS B250 M2 拡張メモリ ブレード サーバ Cisco UCS B250 M2 拡張メモリ ブレード サーバは、ソリューションの仮想デスクトップ サーバ ファームに 使用されます。このフル幅の 2 ソケット サーバは、要求の厳しい仮想化アプリケーション向けにパフォーマンス、 エネルギー効率、柔軟性を強化した設計になっています。Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサをベースとし て、アプリケーションの要求にプロセッサのパフォーマンスを適応させ、利用状況に応じて消費エネルギーを インテリジェントに調節します。このサーバにはシスコ拡張メモリ テクノロジーが採用されており、Intel Xeon プロセッサをベースとする他のどの 2 ソケット サーバよりも DIMM スロットの数が多くなっています。このテク ノロジ ー は 最 大 48 の DIMM をサポートします。Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 11 of 18 ソリューションの概要 XenDesktop では、サーバに業界最先端の低コスト 1333 MHz Samsung 40 nm DDR3 メモリがフル搭載 され、総容量は 192 GB です(サーバに 8 GB DIMM を使用して最大 384 GB のメモリ構成にすることも可 能です)。 Cisco UCS B250 M2 拡張メモリ ブ レード サーバ このサーバのメモリ容量と 12 の強力なプロセッサ コアを組み合わせることで、Microsoft Windows 7 など の環境が求める大容量メモリと、多数の仮想デスクトップのサポートに必要な処理能力との新たなバランスが 確立されます。このバランスは、このソリューションの優れたコスト効率を実現するために非常に重要な要素 です。シスコの測定では、このサーバはナレッジ ワーカー プロファイルでサーバあたり 110 ∼ 120 の仮想デ スクトップをサポートできることが明らかになっています。このソリューションにはオープン アーキテクチャが採 用されており、IT 部門は Citrix XenServer、Microsoft Windows 2008 R2 Hyper-V、VMware vSphere などのハイパーバイザを選択できます。これら 3 つのハイパーバイザのいずれを使用しても、Cisco UCS B250 M2 サーバは最大 384 GB のメモリをサポートするので、仮想マシンの密度を高め、仮想デスクトップ あたりの導入コストを軽減することができます。 Cisco UCS B200 M2 ブレード サーバ Cisco UCS B200 M2 ブレード サーバは、Citrix Desktop Delivery Controller や Citrix Provisioning Server などの Citrix 管理機能のサポートに使用されます。このタイプのサーバは、ネイティブの Microsoft Windows 2008 R2 Server またはその仮想インスタンスで稼動しているセッションベースのデスクトップのサ ポートにも使用されます。ハーフ幅の 2 ソケット サーバである Cisco UCS B200 M2 は、実稼動レベルおよ Cisco UCS B200 M2 ブレード サーバ びその他の主流なデータセンター作業負荷に対応するために、簡易性、パフォーマンス、密度をバランスよく 提供できるように設計されています。このサーバには最大 2 つの Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサを搭載 可能で、アプリケーションのニーズに応じてサーバのパフォーマンスがインテリジェントに自動調整されるため、 必要なときにはパフォーマンスを高め、必要のないときにはエネルギーを大幅に節約できます。Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop に使用される Cisco UCS B200 M2 サーバに はそれぞれ 48 GB のメモリが搭載されています。 シスコのネットワーク アダプタ Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、ユニファイド ファブリックへの統合アクセスにシスコのネットワー ク アダプタを使用します。メザニン カード アダプタを Cisco UCS B250 M2 には最大 2 つ、Cisco UCS B200 M2 には 1 つ搭載可能です。Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop では、 任意のハイパーバイザに合わせて最適なネットワーク アダプタを使用できます。このソリューションに使用でき るアダプタは次の 2 つです。 • Cisco UCS M81KR VIC:仮想化用に最適化されており、NIC と HBA の任意の組み合わせを含めて最 大 128 の仮想デバイスを提供します。 • Cisco UCS M71KR-Q QLogic および Cisco UCS M71KR-E Emulex Converged Network :デュアル 10 ギガビット イーサネット NIC とデュアル ファ Adapter(CNA; 統合型ネットワーク アダプタ) イバ チャネル HBA を 1 つのカードに組み合わせたもので、ハイパーバイザに対して完全に透過的な方法 でユニファイド ファブリックの IP および FCoE 機能へのアクセスを提供します。 Citrix XenServer を使用するデスクトップ仮想化では、CNA のみ使用します。VMware vSphere を使用す るデスクトップ仮想化では、VIC と CNA の両方を使用します。 仮想化 I/O と Cisco VN-Link テクノロジー 仮想化環境は大量の I/O 処理を必要とします。また、VMware vSphere ハイパーバイザのようなソフトウェ アのベスト プラクティスを実行するには、vmconsole、vmkernel、vMotion、仮想マシン トラフィック、ス トレージ アクセスなどの機能に別々の NIC と HBA を冗長構成で使用する必要があります。従来のサーバ環 境では、この要件を満たすために、サーバごとに適切な数のインターフェイスを搭載し、それぞれをアップス トリームのイーサネット スイッチおよびファイバ チャネル スイッチに配線する必要があります。この段階では、 サーバはそのライフサイクル全体にわたって 1 つの機能だけに使用されます。異なるアプリケーションが稼動 するように設定するには時間がかかり作業も複雑であるためです。 Cisco Unified Computing System では、サーバに搭載されている I/O デバイスのタイプと数に至るまです べてがステートレスであり、I/O インターフェイスのような基本的な特性はジャストインタイムのプロビジョニン グが可能です。これによって、仮想インフラストラクチャの導入がスピードアップし、本当の意味で作業負荷の ポータビリティに対応できます。別のシスコ サービス プロファイルを適用するだけで簡単に別の用途に利用で きるので、これまでよりも長くサーバを使い続けることができます。このような仮想化 I/O 機能を可能にしてい All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 12 of 18 ソリューションの概要 るのは、Cisco UCS M81KR VIC です。このアダプタは、サーバあたり最大 128 の仮想デバイスを提供する 設定が可能です。これらは、サーバの PCI バス上の標準 PCI デバイスです。実際に使用できるインターフェ イスの数は、アップストリームのスイッチのリソースによって異なります。このソリューションでは、このカード でサポート可能な仮想デバイスは最大 58 です。このように、単一インターフェイスのハイパーバイザのすべて の I/O 要求に 1 つの Cisco VIC で対応できます。また、各デバイスに別々の I/O キューを設けることができ るので、非常に高いネットワーク スループットが実現します(図 4)。 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、Cisco VN-Link テクノロジーを通 じて、ハイパーバイザと仮想マシンへのネットワーク リンクに高度な可視化と制御機能をもたらします。Cisco VN-Link テクノロジーによって、仮想リンクは可視化され、物理リンクと同じように管理できるようになります。 これで、ネットワーク セキュリティ、QoS、およびネットワーク設定を仮想マシン単位で適用できます。これら の設定は、仮想マシンのロケーションに関係なく一定に保たれます。この機能があることで、仮想マシンの移 動性を得るためにセキュリティを犠牲にするという仮想環境にありがちな制約を排除できます。 図 4 . Cisco VIC はハイパーバイザのすべての I/O ニーズを 1 つのカードで満たすことが可能 Virtual Ports Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnects Physical Port Physical 10-Gbps Unified Fabric Link Virtual Links Supported by Cisco VN-Link in Hardware Cisco UCS M81KR Virtual Interface Card VMNIC VMNIC Storage Access VMotion vmconsole vmkernel Cisco Nexus 1000V Switch vNIC vNIC VM 1 vNIC Hypervisor Cisco UCS B-Series Blade Servers vNIC VM 2 Cisco VN-Link テクノロジーは、ハードウェアとソフトウェアの両方に実装されます。VN-Link は Cisco UCS M81KR VIC によってハードウェアに実装され、図 4 に示すように、ハイパーバイザと仮想マシンの接続 を提供する NIC と HBA はそれぞれ親ファブリック インターコネクトで終端する仮想リンクに接続されます。 仮想デスクトップ サーバ ファームをサポートするために、VN-Link は Cisco Nexus 1000V スイッチによって ソフトウェアにも実装されます。この多機能シスコ スイッチは VMware vSphere ハイパーバイザに組み込ま れ、デフォルトの VMware vSwitch の代わりに使用されます。Cisco Nexus 1000V は、各仮想デスクトッ プへの仮想リンクを確立します。また、仮想デスクトップがサーバ間を移動した場合に作業負荷のバランスを とるために、仮想リンクが自動的に移動できるようになっています。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 13 of 18 ソリューションの概要 ソリューション アーキテクチャ シスコは、Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop を、モジュール構成の基本要 素を組み合わせたパッケージとして提供しています。Cisco Validated Design には、これらの基本要素から 構成されるリファレンス アーキテクチャが定義されています。基本要素を組み合わせたソリューション パッケー ジであるため、ソリューションの導入に時間がかからず、組織の規模の拡大に応じて簡単に拡張できます。こ のソリューションのパッケージは、組織が概念の実証を行ったり、実稼動用の初期デスクトップ仮想化インフ ラストラクチャを構築したりすることができるように設計されています。このソリューションには、 3 つのパッケー ジがあります(図 5)。Base Pack は、必須のパッケージです。1 つ以上の Expansion Pack を設定すると、 ソリューションの容量を増やして、万単位の仮想デスクトップをサポートできるようになります。定義済みの Base Pack に最大 18 の Expansion Pack を追加することで、ソリューションのシャーシ総数を最大 20 に 拡大できます。 • Cisco UCS Base Pack for Desktop Virtualization:このパッケージでは、Citrix 管理ソフトウェア をサポートするように最適化されたサーバを使用して VDI ベースのデスクトップを確立します。初期仮想化 ファームでは 300 ∼ 700 のデスクトップをサポートできます。このパッケージには、2 台の Cisco UCS 6120XP ファブリック インターコネクトとダウンロード可能なシスコ サービス プロファイルが含まれていま す。サービス プロファイルはサーバ設定用に定義されているので、ユーザによる設定が必要なパラメータ はごくわずかです。このパッケージには、2 つの Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシがあり、そ れぞれに I/O 接続用の 2 台の Cisco UCS 2104XP ファブリック エクステンダが搭載されます。一方の シャーシにはサーバが搭載され、もう一方のシャーシはお客様がデスクトップ仮想化インフラストラクチャ を拡張していく際に 1 台ずつサーバを追加できるようになっています。このパッケージには、Citrix 管理機 能をサポートするために 2 台の Cisco UCS B200 M2 サーバが含まれています。各 Cisco UCS B200 M2 には 48 GB のメモリが搭載されます。発注時に特定の Intel Xeon プロセッサとメザニン カードを指 定することも可能です。このパッケージに含まれる 3 台の Cisco UCS B250 M2 サーバには、それぞれ 192 MB のメモリと構成可能なプロセッサおよびメザニン カードが搭載されています。3 台の Cisco UCS B250 M2 サーバは初期の状態では 300 のデスクトップをサポートしますが、2 つ目のシャーシに 4 台の サーバを追加すれば最大 700 のデスクトップをサポートできます。シスコのテストでは、サーバに 3.33 GHz の Intel Xeon X5680 プロセッサが搭載されていれば、1.5 GB のメモリと 1 つの仮想 CPU を使用 する Microsoft Windows 7 デスクトップを 110 ∼ 120 サポートできることが実証されています。 • Cisco UCS Expansion Pack for VDI-Based Desktops:このパッケージを使用すると、デスクトッ プ仮想化をサポートするためにソリューションの容量を増やすことができます。クロック速度 1333 MHz のメモリ 192 GB を搭載した Cisco UCS B250 M2 サーバを 4 台追加することで仮想化ファームを拡張 できます。これらの追加サーバは、2 台の Cisco UCS 2104XP ファブリック エクステンダを備えた Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシに装着されます。この Expansion Pack を Base Pack に追 加すると、ソリューションの容量が仮想デスクトップ 400 台分増えます。複数の Expansion Pack を発注 して容量をさらに増やすことも可能です。 • Cisco UCS Expansion Pack for Hosted Shared Desktops:このパッケージを使用すると、最大 で数万のセッションベース デスクトップをホストするために容量を増やすことができます。ホスト型共有モ デルで稼動するデスクトップをサポートするように最適化されており、48 GB メモリの Cisco UCS B200 M2 サーバ 8 台、Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシ 1 つ、Cisco UCS 2104XP ファブリック エクステンダ 2 台が含まれています。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 14 of 18 ソリューションの概要 図 5 . このソリューションの 3 つのパッケージ:1 つの Base Pack と 2 つの Expansion Pack 2 Cisco UCS 6120XP Fabric Interconnects Cisco UCS Base Pack for Desktop Virtualization 2 Cisco UCS 5108 Blade Server Chassis 2 Cisco UCS B200 M2 3 Cisco UCS B250 M2 1 Cisco UCS 5108 Blade Server Chassis Cisco UCS Expansion Pack for VDI-Based Desktops 4 Cisco UCS B250 M2 1 Cisco UCS 5108 Blade Server Chassis Cisco UCS Expansion Unit for Hosted Shared Desktops 8 Cisco UCS B200 M2 リファレンス アーキテクチャの概要 リファレンス アーキテクチャは、ソリューションの実装用にシスコが開発した、テストおよび実証済みの設計を 表したもので、組織が Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop をデータセンター に組み入れる方法が示されています。ここでは、このソリューションのリファレンス アーキテクチャについて簡 単に説明します。アーキテクチャの詳細な説明は、Cisco Validated Design を参照してください。 Cisco Unified Computing System は、Citrix 管理ソフトウェアと、サーバおよびアプリケーション仮想化 ファームをサポートします。図 6 の 4 つのブレード サーバ シャーシは、1 つの Cisco UCS Base Pack for Desktop Virtualization と 2 つの Expansion Pack を導入してシャーシの総数が 4 つになっていることを示 しています。 ネットワーク アクセス レイヤは、10 Gbps、低遅延、ラインレート、カットスルー スイッチである Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチ 2 台で構成されています。このスイッチによって、スケーラブルで柔軟なアクセ ス レイヤが確立され、複数の Cisco Unified Computing System インスタンスと、ギガビット イーサネット、 10 ギガビット イーサネット、および CNA が搭載されたデータセンター サーバをサポートできます。Cisco Nexus 5000 シリーズで確立されたアクセス レイヤは、このソリューションだけでなく、データセンター全体で、 スタンドアロンの Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを通じて 100 Mbps やギガビット イーサネットなどのすべてのイーサネット速度に対応できます。そのため、複雑さを増すことなく拡張が可能で す。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 15 of 18 ソリューションの概要 図 6 . データセンター アーキテクチャ全体に組み込まれた Base Pack と Expansion Pack NetApp FAS 3140/3170 Storage LAN Cisco MDS Multiservice Modular Switches Cisco Nexus 5000 Series Switches 10 Gigabit Ethernet 8-Gbps Fibre Channel Cisco Unified Computing System: Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnects Cisco UCS 5100 Series Blade Server Chassis Cisco B-Series Blade Servers: Cisco UCS B200 M2 Blade Server Cisco UCS B250 M2 Blade Server 10-Gbps Unified Fabric このスイッチには Virtual PortChannel(vPC)が設定されるので、 外部デバイスには 2 つのスイッチが 1 つのスイッチとして認識されます。 従来の PortChannel では、複数のリンクをアクティブ / スタンバイ構 成で使用して、1 つのスイッチやリンクに障害が発生しても高可用性接 続を維持します。この方式では、スイッチ ポートが無駄になり、利用可 能な帯域幅が制限されます。リファレンス アーキテクチャに設定されて いる vPC では、すべてのポートが vPC に参加するアクティブ / アクティ ブ リンクが可能です。この方式では、高可用性接続を提供しつつ、帯 域幅を増やすことができます。たとえば、図 6 の NetApp ストレージ シ ステムでは、vPC を使用しているため、アクセス レイヤに接続する 4 つ の 10 ギガビット イーサネット リンクを通じて 40 Gbps の帯域幅を利 用できます。 Cisco MDS 9000 シリーズ マルチサービス スイッチは、ファイバ チャ ネルのアクセス レイヤを構成します。2 つのスイッチが使用され、2 つ の 異 なる SAN の一 方をそれぞれサポートします。Cisco Unified Computing System と NetApp ストレージ システムは、8 Gbps の ファイバ チャネル接続を通じてファイバ チャネル アクセス レイヤに接続 されます。 NetApp FAS3140 および 3170 ストレージ システムは、IP プロトコル 経由の Network Attached Storage(NAS; ネットワーク接続ストレー ジ)、従来のファイバ チャネル経由のブロックベース ストレージ、および FCoE 経由のブロックベース ストレージへの直接接続をサポートする初 めてのシステムです。リファレンス アーキテクチャでは、ハイパーバイザ をブートする論理ユニットは NetApp システム上に保存され、ファイバ チャネルを通じてアクセスされます。NFS ストレージは、各仮想デスク トップのブート用仮想ディスクの保存に使用されます。NAS は共有スト レージの要件を満たすので、VMware ESX Server のようなハイパーバ イザは仮想マシンを動的に移動して(VMware vMotion)、仮想デスク トップの作業負荷のバランスを調整できます。 All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 16 of 18 ソリューションの概要 まとめ Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop を使用すると、ユーザのニーズ(モビリ ティ、柔軟性、選択の幅)と IT 部門のニーズ(デスクトップ インフラストラクチャの集中管理、ミッションク リティカルなデータのセキュリティ確保、ビジネス要件の変化への即座の対応)に最適なバランスで対応でき ます。企業は、エンドユーザ コンピューティング戦略の再評価を通じて、新しいアプローチを進める一方でで きるだけコスト効率が高くリスクが低いソリューションを選択する必要性を認識しています。 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、最小限のリスクで簡単かつ即座に 導入できるように設計されています。このソリューションは、テストおよび検証済みの包括的な Cisco Unified Computing System 導入パッケージと、ダウンロード可能なサービス プロファイルによってサポー トされています。これらを通じて、このソリューションのオンデマンド仮想デスクトップおよびアプリケーション に適したオンデマンド インフラストラクチャを提供します。このソリューションは、Cisco Validated Design によって実証およびテストされており、シスコ、Citrix、NetApp の 3 社のコンポーネントで構成されています。 シスコは、このソリューションをテストして、データセンターで Citrix XenDesktop を使用して VDI ベースと セッションベースの両方の仮想デスクトップをホストできることを確認しました。テストに使用されたハイパーバ イザは、Citrix XenServer と VMware vSphere です。Microsoft Windows 2008 R2 Hyper-V でのテス トも計画されています。ソリューションの導入をより簡単にするために、シスコは 1 つの電話番号で利用でき る組織的なサポートも提供しています。 Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop は、業界初の画期的なソリューションで す。シスコと Citrix は、職場を変革するという共通のビジョンを実現するためにこのソリューションを設計しま した。両社は、企業の IT 部門が今日のビジネス環境の急速な変化に対応するために求めているソフトウェア、 エンドツーエンドのネットワーキング、および堅牢な仮想化プラットフォームの提供に取り組んでいます。エン タープライズ ネットワーキングのリーダーで業界最先端の Cisco Unified Computing System を開発した シスコと、デスクトップ仮想化のリーダーである Citrix が手を結び、共同設計のソリューションを通じて、組 織が必要とする集中管理型仮想デスクトップ環境を提供します。今こそ、この環境に移行する好機です。 関連情報 • Cisco Unified Computing System: http://www.cisco.com/jp/go/ucs • Cisco Desktop Virtualization Solution with Citrix XenDesktop: http://www.cisco.com/jp/go/citrix All contents are Copyright © 1992–2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 17 of 18 ソリューションの概要 ©2010 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco䇮Cisco Systems䇮䈍䉋䈶Cisco Systems䊨䉯䈲䇮Cisco Systems, Inc.䉁䈢䈲䈠䈱㑐ㅪળ␠䈱☨࿖䈍䉋䈶䈠䈱ઁ䈱৻ቯ䈱࿖䈮䈍䈔䉎⊓㍳ᮡ䉁䈢䈲ᮡ䈪䈜䇯 ᧄᦠ㘃䉁䈢䈲䉡䉢䊑䉰䉟䊃䈮ឝタ䈘䉏䈩䈇䉎䈠䈱ઁ䈱ᮡ䈲䈠䉏䈡䉏䈱ᮭ⠪䈱⽷↥䈪䈜䇯 䇸䊌䊷䊃䊅䊷䇹䉁䈢䈲䇸partner䇹䈫䈇䈉↪⺆䈱↪䈲Cisco䈫ઁ␠䈫䈱㑆䈱䊌䊷䊃䊅䊷䉲䉾䊒㑐ଥ䉕ᗧ䈜䉎䉅䈱䈪䈲䈅䉍䉁䈞䉖䇯䋨0809R䋩 䈖䈱⾗ᢱ䈮⸥タ䈘䉏䈢᭽䈲੍๔䈭䈒ᄌᦝ䈜䉎႐ว䈏䈅䉍䉁䈜䇯 䈍䈇ว䉒䈞వ 䉲䉴䉮䉲䉴䊁䊛䉵วหળ␠ 10.09 䇾107-6227 ᧲੩ㇺ᷼⿒ဈ9-7-1 䊚䉾䊄䉺䉡䊮䊶䉺䊪䊷 http://www.cisco.com/jp 䈍䈇ว䉒䈞వ䋺䉲䉴䉮 䉮䊮䉺䉪䊃䉶䊮䉺䊷 0120-092-255䋨䊐䊥䊷䉮䊷䊦䇮៤Ꮺ䊶PHS䉃䋩 㔚ฃઃᤨ㑆 : ᐔᣣ10:00䌾12:00䇮13:00䌾17:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/
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