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シスコ ユニファイド コンピューティング システム導入事例
グリー株式会社
会社の成長スピードに対応できる高効率なコミュニケーション基盤を
Cisco UCS ベースのシステムとして構築
今後のサーバ ソリューションとしての活用にも期待を寄せる
導入ソリューション
Cisco Unified Computing System
(Cisco UCS)C シリーズ
Cisco Unified Communication
導入前の課題、検討事案
ソーシャル コンテンツの開発などを手がけるグリーは、短期間に社員数が大幅
に増加し、今後も成長を続けていくことを踏まえ、将来の拡張を無駄なく柔軟
に行えるコミュニケーション基盤を求めていた。シスコ ユニファイド コミュニ
ケーションの呼制御サーバ機能を Cisco Unified Computing System 上で
実現する UC on UCS 構成を採用することで、抱えていた課題を解決し、今
後のさらなる活用にも期待を寄せている。
・ 急速な会社の成長スピードに対応でき
る、
拡張性に優れたコミュニケーション
基盤(システム基盤)を求めていた
導入の経緯
・ サーバ システムの効率化、ケーブル削
減など、
よりシンプルで扱いやすいシス
テム基盤を実現したかった
会社の急速な成長スピードに対応できる基盤整備が課題
システム拡張という観点から Cisco UCS を選択する流れに
モバイル端末向けのソーシャルゲームをはじめとする各種コンテンツの開発、
運営を手掛けているグリーは、社員数の急激な増加やオフィスの増床といった企業規模の変化
に対応すべく、社内システムの見直しを進めていた。円滑なコミュニケーションの基盤として、
導入効果
同社はすでにシスコ ユニファイド コミュニケーションを導入していたが、その呼制御サーバ
・UC on UCS 構成により、
数千人規模
までのキャパシティを備えるコミュニ
ケーション基盤を短期間に整備できた
・ より多くの仮想サーバの集約と運用を
可能とし、
シンプルな接続も相まってシ
ステム全体の効率を向上している
も見直しの対象となり、今後の拡張も踏まえた結果、シスコのサーバ ソリューション Cisco
Unified Computing System(以下 Cisco UCS)上で呼制御機能を実現する UC on UCS 構
成の導入を決定。2012 年 7 月にリプレースを行い、順調に稼働している。
今回の経緯を、IT-Infrastructure の福島真樹氏は次のように話す。
「社内のサーバ全般に当てはまるのですが、会社の成長スピードが速いので、一度導入した機器
を短期間でまた入れ直すのは避けたいと考えていました。また、開発者向けに仮想サーバを構
築していますが、その基盤となる物理サーバの増加に伴って接続ケーブルもどんどん増えてい
シスコ ユニファイド コミュニケーション
on UCS の構成(B シリーズの場合)
たため、システムとしてすっきりさせたいという考えもありました。IP フォンを収容する呼制
御サーバも社員や端末の増加に応じて増えていくことが懸念されたため、そこを回避すること
が課題でした。
。
1 ブレードにサーバ 4 台分の UC を搭載(最大値)
ひととおり要件を洗い出して、構築や運用を担当しているベンダーと検討しているときに、
シャーシあたり最大 32 サーバ相当を収容
Cisco UCS の話を聞いて、興味を持ったのが始まりでしたね。」
Cisco Unified
Communication 8.5
UCS B200 M2
PSTN
IT-Infrastructure の山崎信明氏は、UC on UCS の選択は自然なものだったと話す。
「昨年の約 600 人の社員が、現在は倍の 1,200 人ほどになっていまして、増加の度合いがか
ルータ
UCS 6100
Fabric Interconnect Switch
なり急なカーブを描く状況でした。今後 IP フォンの台数も同じように増えていくのはほぼ間違
いないので、それに堪えられる良いものを入れようと、シスコや構築ベンダーと相談しました。
スイッチ
シスコの呼制御サーバとして Cisco Unified Communications Manager Express なども候補
に挙がりましたが、今回はシステムの拡張という観点から自然と Cisco UCS をベースにした
FC
IP Phone
SAN
ストレージアレイ
ものになったところがあります。」
IP フォンの入れ替えを含めシステムのリプレースは滞りなく完了
導入プロセス
優れたシステム基盤を省スペースで構築
シスコと構築ベンダーの協力で、システムのリプレースは順調に進んだとのこ
と。福島氏は、Cisco UCS がサーバ スペースの抑制にも貢献していると話す。
「オフィスの中でシステム機器に割けるスペースは限られていますから、機器の増設や拡張と、
物理的な容積がリンクしないようにしたいという要件もありました。Cisco UCS で、多数の仮
想サーバを集約して運用できる環境が省スペースで整えられたのは、すごく大事なことですね。」
グリー株式会社
IT-Infrastructure
マネージャー
山崎 信明 様
導入効果
ユニファイド コミュニケーションの使い勝手も良好
自動化をはじめ Cisco UCS ならではのメリットも実感
今回のシステム更新によって、将来の拡張に対応できる基盤が整ったことはも
ちろん、ユニファイド コミュニケーションとしての扱いやすさでも評価は高いと福島氏は話す。
「内線番号の割り振りやデータの流し込みなど各種設定は外部に委託していますが、GUI でひ
ととおりの作業ができ、手順書などもまとめやすいので、非常に効率が良いです。オペレーショ
ンは同じ作業の繰り返しが多いので、手離れが良いというのは大事なポイントです。」
また、Cisco UCS のサーバとしてのメリットも大いに実感しているという。
「今回はラック型(C シリーズ)を採用しましたが、それでも裏側の配線はかなりシンプルです。
今後ブレード型(B シリーズ)を追加する場合でも、シャーシあたりの接続ケーブルは数本な
グリー株式会社
ので、相当すっきりするでしょう。これまでのシステムは背面がケーブルで埋まってしまって
IT-Infrastructure
熱がこもりがちなので、機器の寿命という点でも効果があると思っています。
福島 真樹 様
Cisco UCS は、ハードウェア情報のサービス プロファイル化をはじめ自動化の面でもいろい
グリー株式会社
ろな工夫が伺えます。ハードウェアだけでなく、ソフトウェア的な部分でも長期的な発展性が
考慮されているのは良いですね。これまでのサーバ ベンダーの製品とは違う発想で作られてい
てシスコらしいと思いますし、すごく気に入っています。」
今後の展開
本社所在地
東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
今後、社内システムにおける物理サーバと仮想サーバの使い分けが進む中で、
設立
2004 年 12 月 7 日
開発環境の基盤としても活用を検討中
成長に応じてさらなるシステム拡張を見込む
Cisco UCS を仮想化環境の基盤としても活用していくことを考えていると山崎氏は話す。
資本金
2,172 百万円( 2012 年 3 月末時点)
「社内では自分たちが使うためのマイクロ サービスの開発や立ち上げが頻繁に行われています。
それぞれのサーバを仮想化して収容しようという流れは当然ありますので、その一環として
従業員数
正社員 1,203 人
(連結ベース 2012 年 3 月末時点)
事業内容
ソーシャルメディア事業
ソーシャルアプリケーション事業
Cisco UCS の活用も検討中です。」
最後に福島氏は、シスコへの期待も交えて、次のように話してくれた。
「これまでは会社の成長スピードに対応すべく、急いでやってきた面がありますが、これからは
プラットフォーム事業
少し全体を俯瞰して対応できるようになるでしょう。今後も社員数の増加に伴いシステム基盤
広告・アドネットワーク事業
のさらなる拡張を見込んでいますが、Cisco UCS はそれに応えてくれるだけのパフォーマンス
ベンチャーキャピタル事業
を備えていると実感しています。シスコには、ハードウェア面はもちろん、サポートやサービ
スの面でも、もっと積極的なアプローチを期待したいですね。
」
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(0809R)
この資料の記載内容は 2012 年 7 月現在のものです。
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