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シスコ ユニファイド コンピューティング システム 導入事例
立教大学
対象ユーザ総数 10 万人超の 仮想キャンパス の基盤システムを刷新
仮想化の推進とコスト パフォーマンス、
運用管理の効率性を重視して Cisco UCS を選択
導入ソリューション
Cisco Unified Computing System
(Cisco UCS)
B シリーズ ブレード サーバ
C シリーズ ラックマウント サーバ
仮想キャンパス「Rikkyo V-Campus」をはじめ ICT を積極的に活用してい
る立教大学は、基盤システムの更改にあたり、学生のスマートフォン利用拡大な
どを踏まえた対応と、管理コストの削減を考えていた。仮想化環境のメリットを
継承し、よりよい基盤を求めた同校は、シスコのコンピューティング アーキテク
チャ Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)を採用した。
Cisco IronPort
セキュリティ アプライアンス
Cisco Application Control Engine
(ACE)
Cisco Nexus シリーズ スイッチ
導入の経緯∼
導入プロセス
ユーザの利用状況の変化に対応したシステムの更改を実施
コスト パフォーマンスを重視して Cisco UCS を採用
立 教 大 学 は、学 生 や 教 員 な ど が 自 由 に 利 用 で き る 仮 想 キ ャ ン パ ス と し
Cisco Aironet
て「V-Campus」を 1999 年からスタート。2008 年の V-Campus 4th ではいち早く仮想
無線 LAN アクセス ポイント
化環境を採用して、システム効率とユーザへのサービスを向上させてきた。 5 世代目となる
Cisco Catalyst シリーズ スイッチ
VMware vSphere
EMC VNX ストレージ
導入前の課題、検討事案
・ 仮想キャンパス サービスの基盤更
改にあたり、自由度を高めつつ、運 用
管理を含むトータルコストの削減を目
指していた。
・ 今後 4 年間の運用を念頭に、仮想化
対応のさらなる促進、拡張性の点でよ
り優れたシステムを求めていた。
V-Campus 5th の構築では、さらなる仮想化環境への集約、スマートフォン対応などを念頭に、
今後 4 年間の基盤を改めて選定している。そこで Cisco UCS が採用されることとなった。
メディアセンターの宮内文隆氏は、コスト パフォーマンスに重点を置いて選定したと話す。
「シスコはストレージ ベンダーの EMC や仮想化ソフトウェア ベンダーの VMware と協業し、
優れた仮想化プラットフォームを提供していることに関心を持ちました。管理コストを抑えつ
つ自由度の高い運用が可能なシステムなら、運用にかかるコストも含めて削減できるだろうと
考えたのです。そこで、詳細なベンチマーク テストをはじめ、運用を含めたコストを徹底的に
比較した結果、Cisco UCS の採用が決まりました。」
同校は 2009 年度から 3 カ年計画でセキュリティ強化を目的としたネットワーク インフラ構築
を進めており、Cisco Aironet シリーズ アクセス ポイントや Cisco Catalyst シリーズ スイッチ
などを数百台の規模で導入している。そこでシスコとの信頼関係を築けたことも Cisco UCS 導
入の後押しとなった。米国での実績や新しいアーキテクチャも好材料だったと宮内氏は話す。
導入効果
・導入後のトラブルがなく、
学生、
教員な
どが快適に利用できる環境を実現。
・ スマートフォンをはじめとするアクセス
端末の急増にも堪える、高効率のシス
テムを構築。
「米国での導入実績が非常によく、仮想化環境のプラットフォームとして普通に選ばれているな
ら、心配ないと思いました。新しいアーキテクチャによって今までなかったメリットが得られ
るのならば、大学としてもチャレンジすべきと考えました。」
メディアセンターの根本勇氏は、V-Campus 4th の時よりも仮想化へ移行するシステム数は格
段に増えたものの、システムの導入はトラブルなく進行したと話す。
「以前は仮想化基盤がデータセンターに 2 つ、キャンパス内に 1 つあり、さらに物理サーバも
あるという状況でした。今回、それらもできるだけ 1 つにまとめる方向で進めたので、移行の
工数は増えましたが、システム全体として仮想化をさらに推し進めることができ、今後の運用
の工数は大幅に削減できるようになりました。
導入効果∼
今後の展開
快適に利用できる学内サービスの基盤を確立
今後もさらに効率的な運用とサービス拡充を目指す
2012 年 4 月に V-Campus 5th として運用を始めてから現在まで不具合は起
きておらず、サーバに関する心配事はまったくないという。対象ユーザ総数が 10 万人ほどおり、
ポータル、グループ ウェア、授業支援システム、Web、メール・メーリング リスト、ホスティ
ングまでトータルに提供する環境だけに、こうした安心感の向上はさりげないながらも、イン
フラとして大きなポイントであると宮内氏は話す。
「ユーザに対してサービスとしてホスティングを明確に打ち出したのは今回からです。教員や部
立教大学
局からサーバ リソースの要求があると、即座に提供できています。学生、教員とも快適に利用
メディアセンター
宮内 文隆 様
できており、運用管理チームからのトラブル報告もありません。これだけのユーザ規模、そし
てスマートフォンによって大幅に増えたアクセス端末数に堪えるプラットフォームを実現でき
たことを評価しています。
」
現在、
同学では ITIL に基づいた運用体制づくりを進めている。また、
各種デバイスへの対応やサー
ビスの拡充を安定的に続けていくことが今後の課題だと宮内氏はまとめる。
「今後もさらに増えていくスマートフォンやタブレットを有効活用できる環境の整備や、授業支
援システム、パンデミックや災害時にも自宅学習環境が提供できる仮想 PC 教室といった、ユー
ザが直接触れるアプリケーションやサービスを充実させていくことを考えています。システム
への依存度が高まり、ユーザの裾野も広がっていく中で、それに堪えられる環境を今後 4 年間
提供し続けていく必要があります。Cisco UCS はメモリなど各コンポーネントの拡張がしやす
立教大学
メディアセンター
いことがアドバンテージなので、うまく活かしていきたいですね。
今回のシステムを 4 年間利用して、実際の業務やコストのみならず教育効果や研究成果で確かな
根本 勇 様
メリットを実感できるようになれば、大学としてもチャレンジした甲斐があると思っています。
」
Rikkyo V-Campus 5 th イメージ
データセンター基盤システム
立教大学
Cisco Nexus 5548
データセンター スイッチ
Cisco UCS B シリーズ(14 ブレード)
Cisco UCS 6120XP ファブリック インターコネクト
Rikkyo
V-Campus
ストレージ
Cisco UCS を基盤とした
仮想マシン上で
各種サービスを実装
池袋キャンパス
所在地
EMC VNX
新座キャンパス
池袋キャンパス:東京都豊島区西池袋 3-34-1
新座キャンパス:埼玉県新座市北野 1-2-26
Cisco Aironet
無線 LAN
アクセス ポイント
設立
1922 年(大正 11 年)
有線 LAN
学生数
21,217 人(2012 年 5 月 1 日時点)
URL
http://www.rikkyo.ac.jp/
同校では、空間共有型のビデオ会議システ
ム Cisco TelePresence も導入しており、
キャンパス間の会議などで活用している。
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(0809R)
この資料の記載内容は 2012 年 11 月現在のものです。
この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。
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